企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』
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企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』

田村陽太 488 Episodes
企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という堅いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。

経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。

テーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。

パーソナリティー:田村陽太
東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。

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カバーアート制作:小野寺玲奈

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第68回 【対談】走ることについて語るときに僕の語ること⑧

第68回 【対談】走ることについて語るときに僕の語ること⑧

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「自分の調子を確かめるルーティン」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。目を閉じて走る!? 相田さんが語る“走る理由”と習慣化の意味朝一番に走る。しかも、人の少ない時間帯を選んで、目を閉じながら考えごとをしている――そんな驚きのランニングスタイルを語る高木さん。日課にしている朝の1時間ランニングは、「体を温める」「頭を整える」ことが目的で、結果的に良い発想が湧く時間にもなっているといいます。走ることを通じて自分の“今日の調子”を確かめることができる。まさに身体のパフォーマンスを整える、セルフチェックのルーティン。日々の思考の整理と体調確認を一度にこなせる時間として、運動を位置づけている姿勢が印象的でした。“旅するように走る”──感覚を取り戻すための薄底シューズと未知の道さらに相田さんは「ランニング=旅」と表現します。知らない土地で走ることで、普段と異なる景色や刺激を受けることができるという、感覚的な価値を語りました。そしてその“旅”を支えるのが、クッション性のない薄底のシューズ。現代人が慣れきってしまった厚底靴の感覚から離れ、足裏のセンサーを研ぎ澄ませる試みです。江戸時代の人々にはクッションなどなかったのに、現代人はそれに頼り過ぎていないか?という視点は、現代の運動と身体感覚に対する鋭い問いかけにもなっています。実は“走ってない”? ランニングという名の呼吸トレーニング相田さんがランニングを通じて実践しているもう一つのテーマは「呼吸の練習」。走る動作の裏で意識しているのは、いかに深く・正確に呼吸ができるかという点。どれだけ吸えて、どれだけ吐けるか。どこで詰まるか。自分の身体の内側を知る作業として、呼吸が一つのバロメーターになっているのです。つまり走るというよりも、「自分のコンディションを感じる」ことこそが目的。タイムや距離ではなく、あくまで“自分の状態を知ること”が目的というスタンスは、多くの運動初心者にとっても参考になる視点でした。他人の指標に縛られない。“健康”を自分で定義するということ一方で、「1日1万歩を平均で達成する」「週3回筋トレを行う」など、他メンバーも各々の運動習慣を持っています。ただし共通していたのは、他人の基準に縛られないという姿勢。誰かと比べて「何キロ走った」「タイムが速かった」ではなく、自分が「この生活を送るために必要な水準」を見極め、それを日々クリアする。相田さんは「運動はもはや義務」「食べるのと同じレベル」と語り、コンディションを保つことを徹底しています。「健康」って何だ?──“いっぱい食べて出せること”が僕の健康の定義トーク終盤では、「健康とは何か?」という問いが投げかけられました。相田さんは「いっぱい食べて、いっぱい出せることが健康」と語り、それを“身体のアウトプットがしっかり機能している”と表現。情報摂取や食事と同様に、「ちゃんと出す=行動や排出」ができている状態が健康という定義です。一方で、最新のサプリや流行の健康法に右往左往してしまう傾向については、冷静な目で「それはそれぞれの“神様”がいる」と達観。人と比較するのではなく、自分自身が納得できる状態に向かうことの大切さが語られました。「走ること」は、身体と思考を整える時間である走ることの目的は、記録でもなく他人との比較でもない。自分の調子を知り、気分を上げ、日中を快適に過ごすための準備時間。だからこそ、それがヨガでも、散歩でも、筋トレでも良い。重要なのは、自分のコンディションに向き合う習慣を持つことです。“健康”の定義も、目標も、やり方も、全てが人それぞれ。ただ、自分なりの「これが自分にとっての整った状態だ」と言えるものがあることが、現代の不確かな日常の中での大きな武器になるのではないでしょうか。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第67回 【対談】このままで良いんだろうかと考える機会を作る事が重要だ⑦

第67回 【対談】このままで良いんだろうかと考える機会を作る事が重要だ⑦

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「常に自分自身を磨き続けるためには?」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。情報はザルのようにこぼれる、それでも注ぎ続ける理由冒頭では、「新聞や本を読んでも、結局覚えていない」という共通の実感から話が始まります。高木さんの話を受けて、情報の摂取はまるで「ザルに水を注ぐようなものだ」という例えが登場。すべてを記憶することは不可能でも、自分の中に“関心の網”を張っておけば、時折そこに引っかかる情報が現れ、それが思考や行動に結びつくという発見が共有されます。「情報の受け皿(ザル)を大きくするには、自分の興味やテーマを明確にすること」という高木さんの視点から、情報収集の質と方向性の大切さが語られました。20代は“読んで学ぶ”季節、30代は“振り返って整える”季節高木さんは20代の頃、週1~2冊のペースでビジネス書を読み漁っていたと振り返ります。理由は「経験も知識もない自分が、経験者に勝つには勉強しかなかったから」。若い時期の劣等感がインプットの原動力だったことを素直に語り、それが現在の糧になっていると感じさせます。また30代に入り、一時期読書量が減ったものの、「このままでいいのか?」という疑問をきっかけに再び本を手に取るように。年に1~2度は自分を見つめ直す機会を設けることで、“今の自分の武器”や“通用する感覚”を更新していくことの重要性が語られました。目標設定とコミットメント、それは追い込まれる力にもなる話は「目標設定」の話題に移ります。ブログを毎週更新する、ポッドキャストを毎週配信するなど、個人としての小さな目標に対して「言ったからにはやる」という意志が共有されます。一方で、毎週締切に追い込まれることで「なぜ自分はこれほど苦しむのか?」と見つめ直すこともあると笑い合いながら、本気で取り組むがゆえの悩みも垣間見えます。「目標は増やせばいい」「達成率が高いと自信になる」といった前向きな意見と、「言葉だけで終わらせないことが大事」という覚悟が同時に語られました。走る理由──それは競争か、自己理解か終盤では「走る」という共通の趣味についての話題に。あるメンバーは社労士会の駅伝大会をきっかけに本格的にランニングを開始し、タイムを縮めることをモチベーションに継続していると語ります。「年齢を重ねても速い人がいて、その人に追いつきたいと思う」といった“外部への挑戦”が彼の走る理由です。一方で高木さんは、「走る目的は“昼の自分を心地よくするため”」と語ります。無理せず、目覚ましをかけず、6時台に自然に起きられたら走る。7時以降なら「今日は疲れている」と判断して走らない――この“ゆるいルール”が、長く続けるための秘訣であり、自己理解の現れでもあります。こぼれる情報、追い込まれる日々、それでも“やる”を選びたい最後に、「やらないと何も変わらない」「追い込まれたって続けるしかない」という覚悟がにじみ出ます。どれだけ情報が抜け落ちても、それでも読み続ける。どれだけ走る意味がブレても、それでも朝に靴を履く。自分の中で答えが見つからないままでも、「何かが残ることを信じてやる」ことが、個人の成長をつくっていく。ブログも、ラジオも、ランニングも――すべては自分の“ザル”を少しでも精度の高いものにするための行為なのかもしれません。記憶に残らなくても、考えて、動けば、何かが変わる今回の対話では、情報のインプットとアウトプット、そして生活の中の小さな継続(読書・ブログ・走る)について率直に語り合いました。共通していたのは、「完璧じゃなくても、抜け落ちても、それでも続ける価値がある」という前向きな姿勢でした。ザルのように情報がこぼれ落ちても、自分の中に引っかかる何かを信じて、今日もインプットを続ける。そんな素直で力強い、社会人の学びと試行錯誤の記録でした。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第66回 【対談】日経毎日読んでる俺に酔いしれてるやつはダメだ⑥

第66回 【対談】日経毎日読んでる俺に酔いしれてるやつはダメだ⑥

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「効率的な情報収集の仕方」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。高木さんは最初から“今の高木さん”だったのか?冒頭では、ふと投げかけた「高木さんって昔からそんな感じだったんですか?」という質問から対話が始まります。若い頃から大きくは変わっていないように見える高木さんですが、実際には「コンセプトは何度も行き来してきた」とのこと。試行錯誤を繰り返し、農業学園という軸が定まったことでようやく現在のスタイルにたどり着いたという経緯が共有されます。30代で先輩に教えてもらえる環境があることのありがたさや、誰かとぶつかることで成長してきた実感も語られ、自分の“かたち”がすぐに決まるわけではないことが印象づけられました。考える前にやる。やりながら考える。「やらないと始まらない」「10%の完成度でもまず動くことが大事」──そんな言葉が連発された今回の対話では、“完璧主義より実行力”の大切さが何度も確認されました。実行しないと何も始まらず、考えてばかりいても成果は出ない。もちろん、考えずに行動するのも無駄になりかねませんが、「考えて、やらない」のが一番もったいない。メンバーは口々に「下手でもやった方が勝ち」「顔に“やってない”って書いてある」と語り、行動によって自分のスタンスや思考が整理されていく実感を共有します。「社会を変えたい」と言いながら、今日の献立を考えるあるメンバーは「散歩しながら社会を変える方法を考えている」と語りつつも、実際には「何食べようかな」といった雑念が浮かぶのが現実だと笑います。興味があることには深く思考できるが、自分が「必要」と思っていないことにはなかなか向き合えない――この悩みに共感する声も多数ありました。読書についても、「本は読んだほうがいい」と頭では分かっていても、行動に移せていない現状が多くの人にありました。「時間がない」はもはや常套句で、実際に読んでいる人がどれだけいるのか?という本音トークが展開されます。情報は“何で仕入れるか”より“何のために仕入れるか”「情報はどうやって仕入れているか?」という話題では、新聞派、ラジオ派、YouTube派と、それぞれのスタイルが明かされました。図書館で日経新聞を読む人もいれば、「内容は覚えてないけど読んでる自分が好き」と半ば自虐的に語る姿も。中でも印象的だったのは、「情報のインプット手段に正解はない」という共通認識。大切なのは“何を見ようと思ってその情報を仕入れているのか”という視点でした。高木さんは「ラジオも曲を聴いて“いいな”と思う感覚を大事にしている」と語り、情報そのものよりも、感性を磨く手段として使っている様子がうかがえます。月10冊読む人、月1冊読む人、それでも“考える”のは自分最後に、読書量や情報収集の差はあれど、「その情報をどう咀嚼して、自分の言葉にできるか」が重要であるという話に落ち着きます。月に10冊読む人もいれば、月1冊が限界の人もいます。それでも、自分の頭で考えることをやめてしまえば意味がない。誰かの言葉で感化されても、それを内省し、自分の行動にどう落とし込むかは本人次第。情報社会の中で、自分なりの「問い」を持っていることの大切さが浮き彫りになった対話でした。やることも、考えることも、どちらも「正解がない」今回の対話を通して、「やってから考えるべきか」「考えてからやるべきか」という永遠の問いに、明確な答えは出ませんでした。それでも、「やらなければ始まらない」「考える癖を持つことが後から意味を持つ」という両方の視点を持つことで、自分の行動にも深みが出てくる――そんな気づきに満ちた回となりました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第65回 【対談】フランチャイズ業界の将来を語る⑤

第65回 【対談】フランチャイズ業界の将来を語る⑤

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「FC業界、多店舗展開の今後」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。30代は人生の“方向”を定める10年30代をどう過ごすかで、その後の10年の「方向」が定まる――そんな共通認識から対話が始まりました。30代はまだ体力もあり、挑戦するには適した時期。一方で「このままでいいのか」と自問する声も出てくる時期でもあります。人生においての「方向性」が見え始めるタイミングとして、30代の時間の大切さが語られました。また、高木さんからは「45歳が人間のピーク」説も登場。体力と経験のバランスが最も取れる年齢として、自身の今後のビジネス戦略をどう切り替えるかも話題となります。肩書きの呪縛と、“引退”の模索「40代でデザイナーを引退しようと思っていた」という発言には一同驚きがありました。単なる職業からの引退ではなく、「自分をどんな肩書きで名乗るか」についての葛藤が背景にあります。技術や知識はあるものの、自分のなかで“現役”であることと“引退”の境界をどう定義するのか。社会や他人ではなく、自分の内側で肩書きを変える決断をする勇気が語られました。小規模経営者・生骨院市場への可能性と違和感次に話題となったのは、生活密着型業界、特に小規模事業者や生骨院業界のマーケット可能性について。高額商品ではなく「1万円なら払える」という層に向けて、サブスク型ビジネスや低単価・継続課金のモデルが通用するのではないかと模索が続きます。一方で、「自分の現状ではこの業界に対して十分な価値を提供できないかもしれない」と冷静な自己評価も加わりました。ホームページ制作や集客支援に特化した既存プレイヤーの存在も認識しつつ、そこに続くか、差別化するかという課題感も共有されました。建設業界のFC化構想とその難しさ対話後半では、建設業界のフランチャイズ化という斬新なアイデアが提案されます。高齢化が進む職人不足、人材確保の難しさを踏まえ、ノウハウを持った企業が若手を育て独立させるFCモデルの可能性が議論されました。しかし、フランチャイズと下請けの違いや、ブランドの活用方法、契約上の制限などの理解が曖昧であることが発覚。「のれん分け」の方が現実的では?という意見も飛び出し、ビジネスモデルの構築にはまだまだ深掘りが必要であることが明らかになります。「軽はずみ」から生まれるアイデアの価値最後に、「ちょっと軽はずみでしたが…」という発言が象徴するように、完璧な理論ではなく、未整理な状態であっても「まず話してみる」「共有してみる」ことの重要性が改めて確認されました。アイデアは初めから完成している必要はなく、その場での対話を通じて磨かれていくのです。人生戦略もビジネス構想も「問い」から始まる今回の対談では、30代・40代という節目で「自分はどう生きたいか」「どう働きたいか」を問い直す姿勢が印象的でした。肩書き、ビジネスモデル、ターゲット層、戦略の転換点――それらはすべて、自分自身との対話と、仲間との言葉のキャッチボールから生まれていきます。未完成であってもいい。軽はずみでもいい。まずは考えを外に出してみる。そんな誠実な試みが、未来をつくっていくのかもしれません。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第64回 【対談】沈黙は商談の武器じゃない、相手へのホスピタリティだ!④

第64回 【対談】沈黙は商談の武器じゃない、相手へのホスピタリティだ!④

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「セミナーや商談での駆け引き」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。優しさの裏にある“丸め癖”――言い切れないコンサルタントの葛藤「自分の意見をはっきり言い切れない」ことへの悩みから始まった今回のトーク。中小企業診断士などの専門家に対してよく挙がるクレームの第2位が「はっきりしないこと」だという話題を皮切りに、「選択肢は提示するけれど、自分の見解を最後まで示せない」という傾向について語り合いました。話を“丸めてしまう”癖は、性格の優しさや調和を重んじる思考の表れでもあり、悪いことではありません。しかし「クライアントが求めているのは最終判断のヒントや背中を押す一言では?」という問いが浮かび、田村氏をはじめメンバーたちは「言い切る練習」を日々意識していると話します。「沈黙」が怖い自分と向き合う――クロージングにおける“待つ力”話題は“沈黙”へと移行します。クロージングや相談場面での「沈黙」は、相手に思考の時間を与える大事な要素であり、焦って言葉を重ねることは相手の判断を妨げる行為だと高木氏が語ります。一方で、沈黙が苦手なメンバーも多く、「耐えられずにしゃべってしまう」「沈黙に意味を持たせたくない」という本音も噴出。それは結局、自分が耐えられないからという“自己防衛”なのではないか――この言葉には多くの共感が集まりました。沈黙とは、時にもっとも高度な“対話”なのかもしれません。イライラの裏にある“自己満足”――感情は誰のためのもの?後半では「最近イラっとした出来事」をめぐって、あるエピソードが披露されます。バスで他人に傘のしずくがかかってしまい、謝ったにも関わらず舌打ちされて無視された、という出来事。しかしこの経験に対し、他メンバーは「怒りたくなるのは分かるけど、求めすぎなのでは?」「自分の思い通りに人が反応しないのは当然」と冷静に分析します。怒りの根本には、「相手にこうあってほしい」という願望があり、それが裏切られた時にイラつく。けれど他人には他人のペースがあり、反応があるかないかに一喜一憂しても意味がない――そうやって“自分本位”から抜け出す思考の切り替えが必要なのだと気づかされます。「感情」は邪魔か?武器か?――感情的であることの意味を考える感情を排除することは、本当に正解なのか――そんな問いが浮かびます。怒りや苛立ちは一見“生産性がない”とされがちですが、それもまた自分という人間を構成する大事な要素です。相田氏は「感情的になることで、その瞬間の自分の価値観や大事にしたいことが見えてくる」と語り、それが冷静なだけの対話では得られない“生のやりとり”になると示唆します。田村氏も「ゲーム感覚でやっつけたくなる感情もあった」と反省を込めて話し、そこからどう学ぶかが重要だと結びました。沈黙・葛藤・感情――“はっきりしない僕たち”のリアルな成長記録今回の対談では、「はっきり言い切れないこと」や「沈黙が怖いこと」、そして「イラついてしまうこと」など、いわば“弱さ”や“不完全さ”が率直に語られました。だからこそ、そこからどう成長していこうとするか――その姿勢にこそ、コンサルタントやビジネスパーソンとしての誠実さが滲んでいたように思います。「言い切る勇気」と「沈黙に耐える強さ」、そして「怒りから距離を取る冷静さ」。これらを武器に、より深く他者とつながれる人間になるための対話でした。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第63回 【対談】あなたは何してくれるんですか?に答えられますか?③

第63回 【対談】あなたは何してくれるんですか?に答えられますか?③

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「事業のコンセプトのまとめ方」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。1. 営業スタイルの選択:高木メソッド vs 相田メソッド営業活動において、高木メソッドと相田メソッドという異なるアプローチが紹介されました。高木メソッドは積極的なアプローチを特徴とし、相田メソッドは顧客の反応を待つスタイルです。田村はどちらも選ばず、自身のスタイルを模索しています。営業活動は単なる売り込みではなく、顧客との信頼関係を築くことが重要であると強調されました。2. ブログと対話で築く信頼関係営業活動において、ブログや対話を通じて顧客との信頼関係を築くことの重要性が語られました。ブログは自己の専門性を示す手段であり、対話は顧客のニーズを理解する手段です。これらを通じて、顧客との信頼関係を深めることが可能となります。3. 独立後の営業活動と人とのつながり独立後の営業活動では、積極的に人と会うことの重要性が強調されました。1日3人と会うことを目標にすることで、孤独感を防ぎ、モチベーションを維持することができます。また、顧客との関係を築くためには、頻繁なコミュニケーションが不可欠であると述べられました。4. 海外駐在員支援のビジョンと課題田村は、海外駐在員の支援を目指しています。しかし、文化の違いや現地の制度など、多くの課題が存在します。これらの課題を克服するためには、現地の事情に精通し、適切なサポートを提供することが求められます。5. コンセプトの明確化と「一皿目」の提案営業活動において、自身のコンセプトを明確にし、顧客に対して最初に提供する「一皿目」の提案を考えることの重要性が語られました。「一皿目」は顧客に興味を持ってもらうための入り口であり、その後の提案につなげるための鍵となります。6. 営業活動の実践と自己成長営業活動を通じて、自己の成長を促すことが可能です。顧客との対話や提案を通じて、自身のスキルや知識を深めることができます。また、営業活動は単なる売り込みではなく、顧客との信頼関係を築くプロセスであると再認識されました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第62回 【対談】パキスタン人の嫁をもらうの巻②

第62回 【対談】パキスタン人の嫁をもらうの巻②

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「営業活動が楽しくなるコツは?」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。営業は“資料ゼロ”で始まる——「相田メソッド」の極意本エピソードでは、営業活動における“入り方”の重要性が語られた。名刺やチラシを配る従来型の営業とは異なり、相田さんの営業手法は「相手に聞かれるまで何も言わない」という独自のアプローチ。信頼関係の土台を築いた上で、「何やってるの?」と聞かれた瞬間に軽妙に自己開示し、興味を引く。資料ではなく「人柄」と「ネタ」で勝負するスタイルが、営業活動を自然なコミュニケーションに変えていた。1日3人と会い続ける――孤独を打破する“足で稼ぐ”戦略独立直後の不安や焦りから脱出するため、相田さんは「1日3人と会う」というルールを自らに課した。起きてパソコンの前で悶々とするよりも、人と会って話すことで自己肯定感が保たれ、チャンスが広がる。人と会えば会うほど仕事は舞い込む。これを繰り返した結果、2年半で100社とのつながりを確立したという“リアル営業”の迫力が伝わった。海外駐在員を支える社労士としてのビジョン田村は「海外に一人で派遣されて孤独に働く中小企業の駐在員を支援したい」という強い志を語った。東南アジアや南アジアなど生活環境が厳しい国でも、現地で働く駐在員に寄り添いたいという思いを原動力に活動している。しかし、駐在員個人ではなく、あくまでその社員を送り出す企業の経営者に“駐在管理の重要性”を伝えなければならないという難しさも指摘された。「思想」を伝え、「行動」を促す情報発信のあり方情報発信についての議論では、「ブログや音声配信はあくまで“ライトな教育”のツール」であり、「問い合わせや個別相談などへの導線作り」がカギであると語られた。セミナーの開催やメルマガ登録といった中間ステップの必要性や、ブランディングと専門性、人柄の伝え方など、サービス提供者が届けたい“思想”をどう伝えるかの重要性が共有された。無作為な出会いを「戦略的な出会い」へ――100社構想の背景相田さんは「リスク分散」と「人生の豊かさ」を両立するために、業種・立場を問わず100社とつながることを目指してきたという。建築、飲食、自動車など、多様な業界と関係を築くことで、経済変動にも対応可能なビジネス基盤を形成。それは同時に、生活面でも“何かあった時に頼れるプロが身近にいる”という豊かさにもつながると語られた。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第61回 【対談】顧問契約は突然に。から抜け出すために①

第61回 【対談】顧問契約は突然に。から抜け出すために①

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「営業活動で大事な心得」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。“発信して終わり”では意味がない──届け方こそがすべて番組の冒頭では、「ラジオやブログで発信している内容は、実際にどう役立っているのか?」という根本的な問いが提示されました。ただの自己満足では終わらせたくない。大事なのは、「誰にどう届き、どう行動してもらうか」という導線設計。たとえば、単にコンテンツを作るのではなく、そこから“次のアクション”へつなげる流れ(問い合わせ、資料請求、セミナー参加など)を設計しなければ意味がないという考えが共有されます。「問い合わせ」はハードルが高い? “教育コンテンツ”という考え方「問い合わせフォーム」は営業される不安があり、心理的ハードルが高い。それに対し、「セミナー参加」は比較的ハードルが低く、ユーザーが“自分のペースで学べる”ため参加しやすい。ここで登場したのが「教育ライト版 vs 教育ハード版」という概念。音声配信やブログは“ライトな教育コンテンツ”であり、それによって人柄や思想に共感したユーザーを次の段階へと進ませる──この設計が必要だという整理がされていきます。“紹介される自分”をどう設計するか──ブランディングの実践例田村は、実際に紹介からクライアント獲得につながった事例を共有します。ポイントは、「なぜ紹介されたか」を振り返ること。紹介者にとって紹介しやすい人物とは、“レスが早い”“話が通じる”“ITに強そう”といった印象を持たれる人物。これらは実力以上に、“相手にそう思わせる発信や対応”によって生まれる。つまり、専門性だけでなく「紹介される設計」を意識することが、営業しない営業として有効だと語られました。出会いは偶然ではなく、設計できる──1日3人、1000人と会った話番組後半では、ゲストの相田さんが「独立後3年で100件の顧客をつくる」という目標を立て、1日3人・年間1000人と会い続けた経験を語ります。重要なのは、偶然の出会いを“必然の出会い”に変えるために、自ら動いて設計すること。そして「最初は小さな取引から信頼を築き、いずれは違う仕事に発展する」ことを狙って、仕事の幅を広げたことが語られます。出会いは受け身ではなく、目的を持って動くことで結果に変わる──まさに営業戦略の核心です。100人の中の10人に刺さればいい──多業種との関係がリスク分散に相田さんは、「30歳になった時に、自分の身の回りにプロフェッショナルな友人がいたら心強い」と考え、多業種の人とつながりを持つことを意識してきたといいます。建築、車、医療、飲食…一見バラバラな業界でも、自分の仕事と何らかの接点ができることで、長期的なリスク分散につながる。この考え方は、独立して仕事を続けていく上での“生存戦略”であり、単なる人脈づくりではなく「持続可能な関係構築」にも通じる考え方です。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第60回 【対談】サニフラトーーク!(社労士×デザイナー×WEBデザイナー×診断士 続編)

第60回 【対談】サニフラトーーク!(社労士×デザイナー×WEBデザイナー×診断士 続編)

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーとWEBデザイナー、中小企業診断士のゲストと一緒に「個性と変人の違い」等日本社会を変革するために何をすれば良いのかを中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。その人に伝わらなくても、“言うこと”に意味があるのか?番組冒頭では、田村が日常の中で「他人の間違いを正したい」という強い想いを語ります。たとえ相手が無関心であっても、どこかで誰かの記憶に残り、いつか考え方が変わるかもしれない──そんな“希望ある是正欲”が動機にあります。しかしそれに対して他のメンバーは、「変えたいと思うのは、相手と信頼関係があるときだけにすべきでは」と冷静な視点を投げかけます。関係性のない赤の他人に何かを伝えることは、相手にとっては「おせっかい」であり、自己満足に終わる可能性もある──そのジレンマが語られました。“他人は変えられない”という冷静な現実と、なお湧き上がる感情「人は簡単には変わらない」「相手の事情もわからず何かを求めるのは酷だ」という意見が交わされる中、田村は「自分の言葉で誰かが変わる可能性を捨てきれない」と語ります。特に、日本社会の“察する文化”や“我慢が美徳”という空気に対して、もっと素直に感情を出せる社会にしたいという理想を持っており、それを実現する一歩が“たとえ伝わらなくても言葉を発すること”だと信じているのです。一方で、他のメンバーは「無視されたという事実にずっと引きずられてしまうより、自分の感情を整理して距離を取ることも優しさの一つ」と助言します。“仲の良い人ほど変えてあげたい”は優しさ?それとも支配?対話の中盤では、“どんな人に変わってほしいと思うか”というテーマにシフトします。そこで浮かび上がったのが、「他人よりも、親しい人に対してこそ“良くなってほしい”という気持ちが湧く」という共通の心理。これは相手を信頼しているがゆえの感情であり、逆に赤の他人には「変わらなくていい」と割り切れる場合も多い。ただ、それが一方的な期待や理想の押し付けになっていないかどうか──“個性の尊重”との境界線も、各々が模索している様子が伝わります。「日常をドラマチックに生きたい」田村の理想と現実の葛藤田村は、日常の中の些細なできごと──たとえば通勤中の傘の雫をめぐるやりとり──さえも「ドラマ」として受け止めたいという感性を持っています。この“ドラマチックに生きる”姿勢は魅力的である一方、他者に過剰な期待を抱き、裏切られることで深く傷ついてしまう危うさもあります。メンバーは「その価値観は否定しないけれど、自分の選んだ道だからこそ、イライラや怒りも“自己責任”として受け入れる必要がある」と優しく諭します。社会は「正しさ」よりも「対話」で変わる──理想の未来へ向けて田村が語ったのは、「正しい・正しくない」の二項対立ではなく、“誰とでも言葉を交わせる社会”をつくりたいというビジョン。買い物の時に交わす「ありがとうございました」や、ちょっとした会話から生まれる相互理解。そんな当たり前のコミュニケーションが、硬直化した社会の空気を和らげ、知らない誰かの人生すら少しずつ変えていくのではないか。ラストには、「その未来のために、まずは自分から声をかけてみたい」という田村の決意が語られ、対話は静かに幕を閉じました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第59回 【対談】サニフラトーーク!(社労士×デザイナー×WEBデザイナー×診断士 続編)

第59回 【対談】サニフラトーーク!(社労士×デザイナー×WEBデザイナー×診断士 続編)

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーとWEBデザイナー、中小企業診断士のゲストと一緒に「自分は変えられるが、相手を変えるのは難しいのか」という意識変革論を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。傘を閉じても謝っても無視された…モヤモヤの原因は“期待”だった?田村が通勤中、傘の雫が他人にかかったことで舌打ちをされ、謝っても無視された体験を語る。最大限配慮した上での謝罪だったにもかかわらず、相手の態度に怒りと困惑が残る。「なぜそこまでされなければならないのか」という問いは、「他人も自分と同じように配慮してくれるはず」という期待が裏切られたことに起因している。栗原さんは「公の場で他人に期待しすぎないこと」が心の安定につながるとし、感情の起点は“期待の過剰”だと指摘する。“無視されたこと”への怒りと、“言えなかった自分”への後悔が重なる瞬間田村が本当に悔しかったのは、無視されたことそのものより、「なんで無視するんですか」と言えなかったことにあった。その場で反論せず飲み込んだことで、ダブルのモヤモヤを抱える結果に。中島さんは、「その場で衝突を避けたのは、周囲への配慮という点でむしろ大人の対応」とフォロー。田村は、自分の怒りを社会正義として昇華させようとするが、対話の中で「他人をその場で変えようとするのは無理がある」と気づき始める。「他人を変えたい」という是正欲と、変えられない現実の狭間で田村は「無視するような大人を変えたい」と語るが、メンバーからは「人は簡単には変わらない」「変えるには時間と関係性が必要」という現実的な指摘が入る。そのやり取りを経て、「その人を変える」ことよりも、「自分がどう振る舞うか」「社会にどう連鎖するか」が大切ではないかという視点に転換が起きる。「チッという態度」に対し、自分がどう反応するかが社会に対する一つの“ストッパー”になるという、静かなヒーロー論も展開される。ドラマチックに生きるか、無感情で通り過ぎるか──人生観の違い田村は日常の通勤すらも「ドラマチックに生きたい」と語る。出会い・衝突・感情の揺れ動きを一つの物語として受け止めたいという感性に対し、メンバーは「それを選んでいるなら、怒りも含めて自己責任」と諭す。つまり「ドラマ性を求めるなら、傷つく覚悟もセットで必要」なのだ。一方で、「何も見ず誰とも目を合わせず生きるスタイル」も紹介され、「無関心は自衛であり、それもまた一つの生き方」と締めくくられる。変わるのは他人より、まず自分の“捉え方”──怒りもドラマの一部に最終的に、田村は「言わなかった後悔」と「伝えられなかったジレンマ」を抱えながらも、「自分の反応こそが社会貢献だったのかもしれない」と受け止め直す。他人に腹が立つこともある、でもそれも“自分が求めたドラマ性”の一部。無視された出来事にどう意味づけをするかは自分次第。最後には、「怒りをストーリーに変えて、自分の中で昇華させようとする姿勢」こそが、次なる成長のきっかけになるのかもしれない──そんな余韻で締めくくられた。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第58回 【対談】サニフラトーーク!(社労士×デザイナー×WEBデザイナー×診断士)

第58回 【対談】サニフラトーーク!(社労士×デザイナー×WEBデザイナー×診断士)

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーとWEBデザイナー、中小企業診断士のゲストと一緒に「相手に伝わる話し方」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。「深い話がしたい」けど、キャラが軽い問題番組冒頭で交わされたのは、「深い話をしたいけれど、自分のキャラが軽くてうまくいかない」という悩み。“軽さ”は愛嬌でもある一方で、「考えていないように見える」「軽率に見られる」ことへの葛藤もある。では、どうすれば言葉に「深み」を出せるのか。その問いに対して、ゲストが語ったのは「話す前に相手の反応を想定して、言い方を調整している」という技術。“落ち”よりも“伝わり方”を重視し、話しながら修正を加えていく柔軟性が深さにつながるという視点が提示された。伝えるには、相手の「世界」を知ることが不可欠話し方の深さは、話す“内容”以前に、相手への理解があるかどうかで決まる。その人の過去の経験や価値観をくみ取ることで、例え話や言い回しをその人に合わせることができる。たとえば同じ飲食業出身者でも、「何を大切にしてきたか」で響く言葉が変わる。ヒアリング力=言葉の解像度を高めるための基礎であり、幅広い業界や現場の背景知識を持っておくことも重要だという話に。しかしそれ以上に、「知っていること」を上から目線で語らない“謙虚さ”が、対話の質を決める。“言い切る”ことで伝わるもの、“ぼかす”ことで残る余白「かもしれない」「多分」など曖昧な言い回しが多い話し方は、リスナーにとって“刺さらない”弱さにつながる。しかし、「言い切る力」を身につけるには、時間と意識的な訓練が必要。番組内でも「3ヶ月練習している」「少しずつ言い切れるようになってきた」といった個人的な努力が語られた。一方で、「断言すること」だけが良いとも限らず、自分のスタイルを壊しすぎるのも逆効果。“キャラとしての自分”をどう設計するか、それが音声メディアの醍醐味でもある。「自分で言い切れない」なら、役割分担に頼ってもいい「はっきり言い切る」ことに苦手意識を持つ人は、周囲との掛け合いの中で補えばいいという提案もあった。たとえば、相手の話を引き出す側に徹し、自分は少し“丸腰”で臨むスタイル。受け手としての役割を活かし、リスナーの代弁者として相手の話を掘り下げていくことで、無理に“言い切るキャラ”にならなくても番組は成立する。「サニフラの田村くんは、周りが気を遣ってくれるタイプだよね」という共感も印象的だった。“キャラ”を自覚して使い分けることが、伝わる力につながる番組の最後には、「普段の自分」と「パーソナリティとしての自分」は少し違ってもいい、という話に。本音をストレートに語る場と、周囲を回してもらう場、その場に応じた“切り替え”が自然にできるようになることが大切。人前で話すことに対して「深さ」「伝わり方」「キャラクター性」など様々な視点が語られたが、最終的には“自分をどうデザインするか”という問いが浮かび上がった。軽さの裏にある誠実さ、聞き手としての繊細さ──それらを意識することが、実は最も深い“伝え方”なのかもしれない。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第57回 【対談】「評価されるべき人=『空気読む』人vs『空気読まない』人」論について語る

第57回 【対談】「評価されるべき人=『空気読む』人vs『空気読まない』人」論について語る

評価制度は企業の人事システムとして必要かどうかの続編で、評価制度を入れることによる将来の企業の人材育成にどれだけ影響するか等組織マネジメント専門の社労士と熱く語りました。【ハイライト】・正しくない事をしてるのに昇進している会社について物申す・人間としてしっかりとしている方が評価される社会にしたい・社長の真の想いvs社会から求められている事vs従業員が出来る事・評価制度を導入する事は「塞翁が馬」論・色んな視点や角度からお客様を見れる社労士になりたい・社労士の仕事の魅力は「モノを売らない」「フリートークでOK」である事正しさだけでは人は動かない──“言うべき人が報われる”組織にできるか?会社組織の中で、理不尽や非合理に対して声を上げる人が「浮く」ことがある。正しいことをはっきり言える人ほど、組織の中で評価されにくくなってしまう傾向は根深い。だが、本来そういう人こそが評価されるべきであり、「空気を読んで沈黙する」ことが評価される仕組みでは、健全な組織にはなり得ない。評価制度に人間性のすべてを落とし込むことは難しいが、“物申す人”を受け止める懐の深さは制度以上に重要である。理想と現実の間で揺れる評価──それでも「基準」は必要だ理想を語るだけでは経営は成り立たない。社長の本音・事業の現実・従業員のスキル・地域社会のニーズ──これらが完全に重なることは稀であり、“矛盾”の中でバランスを取るのが組織運営のリアルだ。誰もが「会社はこうあるべき」と思いを抱く一方で、その声すべてを汲み取ることは不可能でもある。だからこそ、最低限の価値観を“共通言語”として示す評価制度は、混乱を防ぐ道具として機能する。点数化では測れない“人間らしさ”もある──制度にこぼれ落ちる価値をすくうために「はっきり物を言えるか」「チームに良い影響を与えているか」といった人間的な側面は、評価項目に落とし込みづらい。だがそれでも、そうした人間性の“にじみ出る行動”を見過ごさずに認める文化は必要だ。点数や項目の外側にある「人としての姿勢」や「組織への貢献」をすくい上げるには、制度外のフィードバックや対話、日々の観察と信頼が大切になってくる。評価制度は“切り取り”でしかない──長期的視点を忘れずに中国の古典「塞翁が馬」にあるように、何が幸運で何が不幸かは時間が経たなければ分からない。同様に、評価制度はどうしても短期的な行動や結果を切り取って点数化する仕組みであり、その評価が本当に正しかったかは、数年後になってみないと分からないことが多い。それでも制度が必要なのは、“誰にどう報いるか”の指針がなければ人は納得しづらいからだ。評価制度は正解ではないが、組織が混乱しないためのひとつの“仮の正解”である。評価より「育成」──失敗を経験させる設計が組織を変える自己成長のために最も大切なのは「挫折」や「恥をかく体験」だという考え方が紹介された。年齢を重ねるごとに、人は失敗を避け、聞くべきことも聞かずに“知っているふり”をしてしまいがちだ。だからこそ、評価制度にはあえて恥ずかしさや悔しさを経験させる機会を設計に組み込む視点も必要である。ある研修では「自分の欠点を大声で叫ぶ」「マラソンで限界に挑む」などの方法が取られ、学生的なプライドを捨てて社会人に変わるきっかけとなった。本当の成長は、失敗や羞恥の先にしかない。評価制度は“万能の解”ではない──だからこそ対話が必要になる評価制度はあくまで“ツール”であり、これを導入しただけで組織が変わるわけではない。制度は「人を見るための補助線」であり、本質的にはその人を“どのように理解し、信頼していくか”という関係構築の問題である。士業やコンサルの役割は、制度を売ることではなく、経営者の思想や文化を支えながら制度の意義をカスタマイズしていくことにある。評価制度というフレームを用いながら、従業員と経営者が“本音で語れる環境”をつくることが最終目的なのだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第56回 【対談】評価されるべき人材は挫折を経験した者だ論

第56回 【対談】評価されるべき人材は挫折を経験した者だ論

評価制度は必要か否か、の続編をお送りします。評価項目に入れ込む内容と入れ込みにくい内容のバランスを考えた評価制度を作るためには?というテーマで若手実務家社労士と語りました。【ハイライト】・なんでもかんでも企業は評価制度を作るべきではない論・A41枚でも作れる目標管理制度について・評価制度のよくある失敗例「中だるみ」を防ぐ方法・評価制度の本来あるべき姿について語る・自分で自分を奮い起こして働ける従業員を増やすために?・学生時代に作り上げたプライドをぶっ壊す入社時研修を受けてみて評価制度は“成長を促す地図”──一定基準がなければ迷子になる従業員が20〜30人規模になると、社長の“感覚”で評価やボーナスを決めることが難しくなる。「会社として、これくらいやっていれば評価に値する」という共通認識(一定の業務基準)がないと、評価の公平性に疑問が生じ、社員のやる気も削がれかねない。特に中間管理職が増えてくると、評価者ごとに判断がバラつくリスクも大きくなるため、評価制度による“基準の明文化”は、社員の質と納得度を保つために重要となる。万能な評価制度は存在しない──“ガチガチ”すぎる制度の落とし穴評価制度の導入支援を行うコンサル会社は多いが、必ずしもすべての会社に「立派な評価制度」が必要なわけではない。例えば、大手のコンサルが提供するテンプレートは、通信簿のような詳細なフォーマットで、規模の小さな企業や日常業務が多忙な現場には“重すぎる”仕組みになることもある。むしろ、1枚のExcelに収まるシンプルな自己評価シートの方が、運用しやすく、従業員にも浸透しやすいケースがある。評価制度は「運用できるレベル感」こそが命なのだ。評価制度の中だるみを防ぐ、“日々の小さな振り返り”の習慣化多くの企業で評価面談は半年に1回。しかし、実際には評価期間の終盤に“駆け込み自己評価”になることが多く、最初に立てた目標が形骸化しがちである。この“評価制度の中だるみ”を防ぐには、日々の簡単な自己点検や日誌の活用が効果的。「今日一日、この目標にどれだけ近づけたか?」を終業時に一瞬でも振り返る仕掛けがあると、社員の主体性や成長実感が生まれやすくなる。制度よりも“習慣”が人を動かす好例だ。評価制度が要らない人たち──“自分に火をつけられる人”の存在一方で、「評価制度なんていらない」というタイプの人も存在する。彼らは自分で目標を立て、自分を律し、自己実現のために行動できる人だ。こうした人材にとっては、評価制度はむしろ“邪魔”になる可能性すらある。だが、現実にはそんな人ばかりではなく、「自分の行動に納得したい」人が圧倒的多数である。評価制度とは、自己実現レベルに届かない人が“自己納得”に近づくための補助線でもある。人が本気になるのは、失敗したとき──評価制度に必要なのは“意図的な挫折”かもしれない「人は失敗によって成長する」。これは人材育成の鉄則である。しかし実際には、多くの人が恥をかきたくない、失敗したくないという“守りの姿勢”で日々の業務に取り組んでいる。この壁を越えるには、あえて「挫折体験」を促すような仕掛けが必要だ。例えば、研修で自己開示を促すワークをしたり、山籠もりで自分の弱みと向き合うなど、過去には「自分の殻を破る」ための仕掛けが企業内でも行われてきた。評価制度もまた、本質的には“自分の未熟さ”と向き合わせる装置であるべきだ。“正善説”と“評価制度”は両立するのか?──人事制度が信じるべき人間像とは理想を言えば、社員一人ひとりが“正しく”“誠実に”働いてくれると信じられる組織が望ましい。しかし現実は、人は弱さもあるし、妥協もする。だからこそ、評価制度は人の性善性を信じつつも、人の弱さに構造的に寄り添うものでなければならない。“正善説”を掲げるだけでは足りず、仕組みとして「人が頑張り続けられる設計」が必要なのだ。評価制度とは、人間への信頼と現実のギャップを埋める、一つの“人間理解”でもある。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第55回 【対談】「会社にとって評価制度は必要なのか否か?」を語る

第55回 【対談】「会社にとって評価制度は必要なのか否か?」を語る

今いる従業員がモチベーション高く働いてもらうために企業が人事制度として導入する『評価制度』について、あるべき評価制度や存在意義に関して組織マネジメントを専門とする社労士と語りました。【ハイライト】・中小企業の評価制度導入あるあるについて・評価制度の項目設定のチェック方法を語る・評価目標のルール設定の難しさ・従業員の頑張りを適正に評価する為に企業がするべき事・会社が評価制度を入れるべき3つの理由感覚で分配から、仕組みで納得へ──評価制度導入の背景創業間もない企業では、業績が上がり始めた頃にボーナスを支給し始めるケースが多く、最初は「感覚」で従業員に金額を振り分けることが一般的だ。しかし、従業員が増え、「なんとなく」で配分するには限界が来る。特に人数が10人、30人と増えた時点では、経営者と従業員の関係性だけに頼った分配は、不満や誤解の温床になる可能性が高い。そこで注目されるのが、評価制度という「仕組み」による公正な運用である。評価制度の目的は、報酬査定と人材育成の“二本柱”評価制度の導入には2つの明確な目的がある。一つは賞与や昇給を決定するための「査定機能」であり、もう一つは従業員が成長するための「目標設定機能」である。目標を立てて仕事に取り組むこと自体が、従業員の能力開発につながる。加えて、制度があることで「何を頑張れば評価されるか」が可視化され、組織として一定の質を保つ仕組みにもなる。この「人材の質を保つ道標」としての役割は、組織が大きくなるほど重要になる。評価制度のリスク──“目標”が逆に足かせになる場面も一方で評価制度にはリスクもある。それは、「評価項目」に縛られて、本当の活躍や貢献が見えにくくなってしまうことだ。例えば、設定された目標とは別の重要業務で大きく貢献していた場合、その価値を評価に反映しにくくなる。また、目標を達成するために「評価される仕事ばかり選ぶ」といった歪みも起こりうる。つまり、制度が“成長”を目的とするあまり、実態に合わない型にはめてしまう恐れもある。社長の“目”だけで見る評価の限界と、制度の必要性従業員数が5人ほどの小規模組織では、社長が直接すべてを見て評価できるため、評価制度は不要と感じることも多い。だが、人数が増えるにつれて、「社長の主観」だけでは組織としての公正性・透明性が担保できなくなる。そこで、制度によって「評価したことの根拠」「評価しなかった理由」を文書で明示できるようにすることは、退職トラブルや労使紛争のリスクを回避する重要な防波堤になる。「人を見て評価した」という“気持ち”ではなく、“記録”に残る形にすることが制度化の価値だといえる。評価制度は企業理念の“伝達装置”でもある評価制度が目指すべきは、「点数付け」ではなく、「会社が目指す方向性を全社員に共有すること」でもある。会社として「こういう行動を評価します」「こういう成果を認めます」と明文化することで、社員の方向性が揃ってくる。その結果、組織全体のカルチャーが統一され、人材のバラツキも一定水準に保たれるようになる。つまり、評価制度は会社の価値観や文化を定着させる“インナーブランディング”の一環でもあるのだ。今は制度化しないという選択肢もアリ──“温度”に合わせて導入を最後に、評価制度の導入は“絶対”ではない。従業員数や組織文化、経営者のマネジメントスタイルによって、あえて導入しないという選択肢も合理的である。たとえば少人数で、社長が日常的に従業員の仕事ぶりを把握できているなら、制度化よりも「日々の対話」のほうが効果的なこともある。重要なのは、評価制度を“目的化”しないこと。目的は常に「人を育てること」「納得感をつくること」であるべきだと、オオタワさんと田村は締めくくった。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第54回 【対談】「社会は誰かの仕事で出来ている理論」について

第54回 【対談】「社会は誰かの仕事で出来ている理論」について

大学生就職意識調査から見た若手社員が何を今考えてるか、重視しているかを組織マネジメントを専門とする社労士と一緒に読みときます。 【ハイライト】・「会社に求める事」の男女差について・現代のこんな会社は行きたくないランキング発表!・ 今の若者に営業ノルマや暗い会社が嫌われる理由について・『社会の歯車で何が悪い』について語る・働き方のリアルを伝える事も社労士の役目・中小企業の効率的な『大学生就職意識調査』利用法アンケート結果に隠れた“男女差”という重要なヒント2021年卒の就活生を対象としたマイナビの調査データでは、企業選びのポイントにおいて男女間での顕著な意識差が浮き彫りになった。たとえば「勤務制度・福利厚生の良い会社」は女性の約20%が重視するのに対し、男性は10%程度。「社風が良い会社」も女性が約16%、男性はわずか8%。これに対しオオタワ氏は、「人間関係を重視する傾向が女性に強いのは、離職理由の調査でも表れている」と補足する。つまり、働く環境の“雰囲気”や人間関係への配慮こそが、採用・定着における女性向け施策のカギとなるという指摘だ。「行きたくない会社」は?──ノルマ・雰囲気・休暇がキーワード「どんな会社には行きたくないか」という設問への回答トップ3は、1位:ノルマのきつそうな会社(35%)2位:暗い雰囲気の会社(30%)3位:休日休暇が取りにくい会社(23%)特に“ノルマ”については、営業的な職種に対する漠然とした不安やプレッシャーの印象が強く、学生時代にそのような経験がなければ抵抗感は根強い。加えて、ドラマやSNSでの“過酷な営業職”の描写が、ネガティブな印象を助長している可能性もある。一方、2013年卒世代の1位は「暗い雰囲気の会社」(44%)。ここからも、環境・人間関係に対する意識は今も昔も共通のテーマであることが読み取れる。「楽しく働きたい」の中身は人それぞれ──採用メッセージの限界と可能性アンケートで最も多かった回答「楽しく働きたい」。しかし、この“楽しい”の意味は人によってまったく異なる。ある人にとっては穏やかな人間関係、ある人にとってはチャレンジングな仕事かもしれない。田村は、「楽しく働きたいという曖昧なキーワードを、会社側がどのように具体化して伝えるかが重要だ」と語る。このため、「楽しい職場」と言うだけではなく、“何が楽しいのか”“なぜそれが実現できるのか”をストーリーで語る採用広報が求められている。中小企業が意識すべきは「誰に来てほしいか」の明確化マイナビ調査の対象は基本的に大企業中心。中小企業がこの結果に過度に引きずられるのは危険だと、オオタワさんは警鐘を鳴らす。「中小企業こそ、“うちの会社はこういう人に向いています”という軸を業務レベルで言語化し、明確に採用像を打ち出す必要がある」。不特定多数への受け狙いではなく、「フィットする人」に届く採用メッセージを丁寧に設計することが、中小企業採用の突破口になる。“社会の歯車”は悪くない──ポジティブな共感の仕掛けを「社会の歯車にはなりたくない」という声も就活生からは多いが、それは一面的な捉え方だ。オオタワさんは缶コーヒーのCMを例に挙げ、「“社会は誰かの仕事でできている”という視点が広がれば、歯車としての仕事も誇りになる」と語る。また、番組では“お笑い番組のプロの笑い屋”の存在を紹介し、表舞台に立たない職業こそ社会に不可欠な役割を果たしているという考え方に共感が広がった。若者が「この仕事で誰かの役に立っている」と実感できる職場は、きっと長く続けられる環境になりうる。変化する就職観に企業はどう対応すべきか?SNS、OB訪問、就職エージェントなど、若者が得られる情報量は圧倒的に増えた。その反面、「本当に自分に合う会社とは何か?」を判断しづらくなっている。だからこそ、企業が発信する情報は“自社の価値観や働き方の本質”に迫る内容であるべきだと、田村は強調する。また、大企業は「数を確保して教育する」戦略が可能でも、中小企業は「人を見極めて採用する」設計が求められる。どんな人が合うのか、どんな働き方をしているのかを明確にしたうえで発信しないと、ミスマッチは避けられない。採用成功の鍵は、「若者の価値観を知る」と同時に、「自社が誰に来てほしいのかを定義する」ことにある。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!

第53回 【対談】大学生就職意識調査から見る若手社員との付き合い方を考える

第53回 【対談】大学生就職意識調査から見る若手社員との付き合い方を考える

『今の若者は・・・』これは時代が巡り巡っても誰もが愚痴る言葉No.1です。嘆く前にまずは相手を知ろう。今の就活生が考える就職感から見える若手社員との付き合い方について若手実務家社労士と熱く語りました。 番組内で紹介しましたマイナビ 2021年卒大学生就職意識調査のリンクはこちらです。 https://www.mynavi.jp/news/2020/04/post_23097.html 【ハイライト】・『最近の若手は・・・』と人生の先輩から言われたときの対処法・就職活動中の葛藤と今を振り返って思う事・誇りを持って働く事と出世観の世代差について・今の時代に大企業志向が高まっている理由・時代でこんなにも違う職業倫理観「今どきの若者は…」はいつの時代も使われる定番ワード「今の若手は○○だ」と語られるのは、実は古今東西どの時代でも同じ。番組冒頭では、就活シーズンを迎えるにあたり、若者と企業との“すれ違い”をなくすためには、まず「若者が今どんな価値観を持っているのか」を知ることが重要だと田村が語る。今回は、毎年マイナビが発表している「大学生の就職意識調査」の2021年度版と、2013年度、2000年度のデータを比較しながら、価値観の変遷を掘り下げる内容となった。1位は「楽しく働きたい」──“出世欲”は1%未満の時代へ2021年度卒の大学生が最も重視したのは「楽しく働きたい」(35.8%)。次いで「ワークライフバランス」(24.3%)、「人のためになる仕事がしたい」(13.7%)と続く。一方で「出世したい」は1.1%、「収入さえあればよい」は4.5%と、金銭的な見返りや肩書きに対する関心は極めて低い。これに対し、2000年卒(40代)では「プライドのもてる仕事」が20%を超えており、“社会的立場”や“誇り”を重視していた世代との違いが鮮明に現れている。同じ「若者」でも、時代背景でこんなにも意識は変わるのだ。「大企業志向」は回帰傾向?──就職先の選び方に見える“安全志向”2013年卒では「中小企業で働きたい」が6割と多数派だったが、2021年卒では「大企業に入りたい」が55%と逆転。その背景には、ブラック企業報道や働き方改革、メガバンクの人員削減など、社会全体に漂う“将来不安”の影響があるとオオタワさんは語る。学生たちは「やりたい仕事ができる」よりも、「安定した会社」に魅力を感じる傾向が強くなっている。やりがいや夢よりも、“生き残ること”を第一に考える時代なのだ。僕らは「夢」、今は「生存」──価値観のズレが生む採用ギャップ2013年卒の多くが「やりたい仕事ができる会社」を重視(45%)していたのに対し、2021年卒では「安定」がトップ。この違いについて田村は、「僕らの時代は東日本大震災後で、人の役に立ちたいという感情が高まっていた背景があるのでは」と指摘。一方で今の学生たちは、AIやITによる職業の変化、リストラや倒産リスクを敏感に察知しており、まずは“安定”を確保したいという思いが強い。夢を語る前に、安全の土台を固めたい——それが今の若者の本音だ。「若者を知る」は“採用戦略”の第一歩──対話とデータを重ねよう就活生の志向や価値観が変わる中で、企業が取り組むべきは「若者が何を求めているか」をきちんと把握すること。田村は「対話」と「定点観測(データ)」の両輪が大切だと語る。「出世=インセンティブ」ではなく、「楽しく働ける環境」や「仕事の裁量権」を整えることが、これからの採用・定着には不可欠。求められるのは、給与や役職だけでなく、“価値観とのマッチング”なのだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!

第52回【対談】マネジメント層が従業員の本音を聞き出す方法

第52回【対談】マネジメント層が従業員の本音を聞き出す方法

良い組織マネジメントを行うには従業員の本音の部分を聞き出し人事に繋げる事が重要である等、組織マネジメント専門の社労士と熱く語りました。前回からの続編の最終回となります。 【ハイライト】・マネジメント職が悩む後輩社員との関係構築について・濃淡のある人間関係こそ人生だ・部下の育成は『見捨てられてない安心感』こそ大事・働き甲斐がある評価制度について考える・思いつきこそ人生を豊かにする・コロナの働き方を今ハーズバーグはどう見るか?職場の顔・家庭の顔・本当の顔──“3つの自分”が存在する理由今回のトークテーマは「従業員の本音をどう理解し、育成に活かすか」。田村は、「人には3つの姿がある」と語る。会社にいる自分、家庭での自分、そして誰にも見せない本当の自分。これらは重なっていないことが多く、会社でその「本当に望む姿」を掴むのは非常に難しいという前提がある。一方で企業としては、従業員が自発的に働いてくれるように、やりがいや目的意識を持たせたい。ただし、従業員が本音を語るには“評価される不安”を乗り越える必要があり、その障壁を取り除けるかどうかはマネジメントの力量にかかっている。「本音が言える上司」と「本音が言いたくない会社」──心理的安全性の再定義対話は「本音を言いたくない理由」にも踏み込む。本音を出すには「話しても否定されない」という信頼が不可欠。親や親友には悪い面も見せられるのに、会社の上司には見せにくいのは、「評価に直結するから」だ。こうした中で、先輩が後輩の“未熟さ”を一時的に許容しながら見守る関係性が重要だという視点が示される。短期的にミスを叱るのではなく、長期的な成長を信じて寄り添う——その“信頼の積み重ね”が、本音を引き出すための土壌になるのだ。評価制度は「昇給」だけじゃない。やりがい・権限も報酬になるやる気やモチベーションは「給料」だけで測れない。オオタワさんはここで、「昇給以外の評価制度」について提案する。たとえば、「働きがいを上げる仕事」を与えることを評価にする。その従業員にしかできない挑戦的な業務を任せる、あるいは「1000万円の予算と裁量を委ねる」といった方法だ。これは“権限型の評価制度”ともいえるもので、自律的に動く人材を支える制度設計のヒントとなる。会社が求める「昇給してもらいたい」ではなく、従業員が選べる「給料 or 権限」という選択制も面白いという議論が展開された。育成とは“設計”ではなく“対話”──個人カルテと感情の見える化本音を聞き、育成に反映するにはどうすればいいか?田村は「個人カルテ」の活用を紹介する。社員ごとに「得意・不得意」「やりがいを感じる瞬間」「家族構成」などを継続的に記録し、成長の方向性を可視化する手法だ。また、サンキューカードの導入や、社員の“最近の一言”を書き込めるスペースを設けることで、日常に埋もれた気持ちや変化を共有できるようになる。「感情の見える化」が、人を人として扱うマネジメントの第一歩になる。“お金”ではなく“話す時間”が、やる気を育てることもある終盤、二人は「お酒の場」に話題を移す。オオタワさんは「ビールが好きなんじゃなくて、飲み会がしたい」と語る。事務所では話せないこと、アイデアを出し合えること、人の話を聞くことで思考が広がること。飲み会のような場でこそ、人は肩書きや役割を超えて対話ができる。やる気を生むのは、制度でも給料でもなく、“人と人が自然に言葉を交わす場”かもしれない——そんな本質的な気づきが共有された。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!

第51回【対談】従業員の育成は会社がすべき一番の仕事です

第51回【対談】従業員の育成は会社がすべき一番の仕事です

企業と従業員同士の思いと熱意はよくよくすれ違うもの。従業員と企業が同じベクトルかつ目標に向かって進んでいくためにはどうしたら良いかについて、組織マネジメント専門の社労士と熱く語りました。番組内でご紹介しました小室淑恵さんの著書「プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術」のリンクはこちらです。 https://www.amazon.co.jp/dp/4478102929 【ハイライト】・キングコング西野さんの良好な労使関係論で考えた事・従業員の就業意欲が高まる社内教育方法・『会社の仕事は売上向上と人材教育』論について・社員の成長に繋がる会社の仕組み①(個人カルテ)・社員の成長に繋がる会社の仕組み②(サンキューカード) やりがいと報酬の“ズレ”が辞めたくなる原因?番組冒頭では、田村が最近考えているという「中小企業の人材マネジメント」について話し始める。経営者としては、従業員に権限を与えたいという気持ちはあっても、権限に見合った給与を払う体力がないという現実がある。そのため、最初から“そこそこの給料で、そこそこの裁量を与える”という割り切り型の経営も見られる。しかし、コロナ禍のような有事には「経営者と従業員がともに考える文化」が不可欠だと痛感する。信頼と安心感がなければ、従業員は自発的に動こうとはしない——田村は西野亮廣氏の発信から着想を得て、そう語る。ハーズバーグ理論が示す“やる気”の正体とは?ゲストのオオタワ氏は、話題の中心としてフレデリック・ハーズバーグの「動機づけ・衛生理論」を取り上げる。この理論によると、人のモチベーションには2つの異なる要因がある。1つは“動機づけ要因”——やりがいや達成感、自己成長といった前向きな理由。もう1つは“衛生要因”——給料、人間関係、労働環境など。重要なのは、動機づけ要因は“あってもやる気が出る”が、なくても特段不満ではない、一方で衛生要因は“ないとやる気が下がる”が、あってもモチベーションが上がるとは限らないという点だ。「やりがいはあるが、給料はまあまあ」で人は動く?トークはさらに具体的な場面に展開する。今より難易度の高いレベル8の仕事を任されたとしても、それがやりがいのある内容であり、環境(給料・人間関係)が“まあまあ”であれば、人は自発的に動くというのが二人の共通見解だ。逆に、どれだけ給料が高くても、「給与計算だけをずっとやってください」と言われたらやる気が出ない。つまり、“楽しく成長できる仕事”と、“最低限満足できる環境”の両輪が揃って初めて、人は積極的に動けるということだ。会社の“勝手な育成カリキュラム”が人を潰す?オオタワ氏は、会社が用意した育成カリキュラムと、従業員本人が望む成長方向にズレがあることも問題視する。たとえば、上司が「この人にはまだこのレベルでいい」と思っていても、本人にとってはそれが退屈でやりがいを感じないケースがある。これを防ぐには、経営者側が従業員の“成長したい意志”や“目標”をしっかり知ることが不可欠であり、売上や数値と同じくらい「人の育成」に目を向けるマインドが重要だと語る。一人ひとりの“見える化”が職場を変える——個人カルテとサンキューカード対話の終盤では、「個人カルテ」や「サンキューカード」といった具体的な施策に話題が移る。個人カルテとは、社員一人ひとりの得意・不得意、最近の成功体験、悩み、目標、性格、プライベート状況などを経営者が継続的にメモしておくツール。一方、サンキューカードは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、「その人が何にやりがいを感じるか」「どんな言動をとる人か」といったことを知るきっかけにもなる。こうした仕組みが、人間関係や仕事の“意味づけ”を可視化し、モチベーションを支える土台になると二人は語る。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!

第50回【対談】動機付け・衛生理論を使って組織設計について考えよう!

第50回【対談】動機付け・衛生理論を使って組織設計について考えよう!

アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが唱えた動機付け要因・衛生要因の視点から見た人事制度に関して、組織マネジメント専門の社労士と語りました。【ハイライト】・コロナ禍明けたら何がしたい?・日頃のアイデアは日常の生活に宿る・ハーズバーグが唱えた二要因理論について・社労士が関わる衛生要因の達成と生産性向上のジレンマ・社員の就業意欲が上がる時、下がる時とは? 緊急事態宣言が明けたら、何がしたい?コロナ禍での外出自粛が続いた日々。番組冒頭では、田村とゲストの社労士・オオタワさんが「宣言明けにしたいこと」を語り合う。オオタワさんは「大衆酒場での飲み会」、田村は「18きっぷでの旅」と、それぞれの“人間らしい欲望”をのびのびと語る。特に田村は、「電車の中で飛び交う会話から、人々の考えを知りたい」という独自のリサーチ欲を明かし、他人の言葉をヒントに自身の思考をチューニングしていくスタイルが垣間見えた。旅も飲み会も、単なるレジャーではなく、“人と人の距離を再確認する行為”として二人は語る。「給料が高くても、辞めたいのはなぜか?」――ハーズバーグの動機づけ理論とは番組後半のトピックは、心理学者フレデリック・ハーズバーグの「動機づけ・衛生理論」。オオタワさんが紹介したこの理論は、「人が仕事に満足する要因」と「不満を感じる要因」はまったく別であると説く。たとえば、給料や労働条件(衛生要因)は「ないと不満になる」が、「あるからやる気になる」とは限らない。一方で、達成感・責任・成長(動機づけ要因)は、「あるとやる気が出る」が、「ないと即辞めるわけではない」――そんな違いが、1865人への大規模調査から明らかになったという。モチベーションを高めるカギは、“裁量”と“納得感”田村も、自身の経験から“やる気が出る瞬間”について語る。「自分の裁量で任され、他部署を巻き込んで進める仕事」にはやる気が出るが、「周囲から評価されない」「責任だけが重くなる」と逆に萎えるという。この話を聞いてオオタワさんは、「まさにハーズバーグ理論通りだね」と納得。人は“自分の仕事が認められ、意義を感じられること”に最も強く動かされる。それは金銭的報酬では代替できない。年収が半減しても、「こっちの方が楽しい」と思えた理由オオタワさんは前職を辞め、今の職場に「転職して良かった」と語る。その理由は、「やりたい仕事を任せてもらえる環境」と、「小さな組織だからこそ得られる責任感と自由度」。小中規模の事務所では、自然と裁量が大きくなる。それが結果的に“自分が価値を生んでいる”という実感につながっているのだという。社労士の役割とは? 衛生要因だけでなく“やる気の源泉”へも目を向ける時代に労働条件や人事制度に詳しい社労士の仕事は、従来“衛生要因”に偏りがちだった。だが、これからの時代は“動機づけ要因”――つまり、従業員がやりがいを感じる環境をどうつくるかにも関与していくべきだと二人は語る。「会社がやる気を引き出すにはどうすればいいか」「従業員が仕事に意味を見出すには何が必要か」その視点を持つことが、社労士の“本当の価値”を引き出す鍵になると、話は締めくくられた。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!

第49回 【対談】なぜ君はバックパッカーに行くのか?⑦

第49回 【対談】なぜ君はバックパッカーに行くのか?⑦

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!前回の続きで大学時代の同期と一緒に「バックパッカー論、海外一人旅の楽しさとは?」に関して熱く語ります。 (注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。【ハイライト】・イキってた若い時を振り返って・バックパッカーとはあなたにとって何ですか?・「旅行する事」について考えてみよう・バックパックでしか得られない事は?・「好奇心」こそが何事にも繋がる“イキっていた”あの頃を振り返る——若さゆえの独善と、今だから聞ける他人の話大学時代の自分たちは「とにかく自分の話がしたかった」。パプアニューギニア、中東、インド、それぞれ異なる旅をしていたにもかかわらず、当時は他人の経験を「聞いているようで聞いていなかった」と語る二人。今思えば、自分の視野を広げるチャンスが目の前にあったのに、余裕も理解力も足りなかった。大人になり、あの時の会話を振り返ると、それぞれの旅に込めた思いや背景をやっと受け取れるようになった。旅の話は、話し手と聞き手の“温度”が噛み合わないと成立しないものなのかもしれない。バックパッカーとは?——「冒険」と「哲学」のあいだにあるもの「バックパッカーとは何か?」という問いに、最初に出た答えは「アドベンチャー(冒険)」。でもそれだけではない。なぜ冒険をするのか?という問いがその奥にある。お金がないから?自由に旅がしたいから?現地のリアルな空気を感じたいから?バックパッカーは「旅の手段」のひとつに過ぎないが、それを選ぶ人たちには共通して“日常の外側に出たい”という強い願望がある。バックパックを背負って歩くその行為には、「自分の足で世界を確かめたい」という欲望が込められている。バックパックでしか得られない体験——“好奇心の密度”が旅を決めるツアー旅行でも世界は見られる。けれど、バックパックでしか得られない出会いや学びがある。たとえば、地元の市場での偶然の会話、知らない村のバス停での長い待ち時間、そして、その土地の人とのフィーリングの中でしか生まれない信頼。お金がなかったからバックパッカーになった。だけど、その不自由さが逆に、自分の感覚を研ぎ澄まし、世界の“違い”や“共通点”を強烈に浮かび上がらせてくれた。旅とは好奇心の濃度であり、その深さが体験の意味を決める。変わったのは“日本人との距離感”——若さの壁を越えたとき大学時代は、日本人宿に行くのも抵抗があった。同じ日本人とつるむなんてダサい、年上の旅人と敬語で話すのは面倒、そんな「イキり」もあった。だが、30代を迎えた今なら、むしろ“なぜその人が旅をしているのか”を聞いてみたくなる。バックパッカーは他者との偶然の出会いが旅を豊かにする。そして、同じ日本人でも価値観や背景が違えば、それは他国の人との出会いと同じくらい刺激的だ。「バックパッカーとは何か」に答えはない——ただ、それは“生き方の一瞬”かもしれないバックパッカーとは何か?——答えは人によって違う。ある人にとっては、お金がないから選んだ手段。ある人にとっては、自分を試す冒険。誰かにとっては、ただの一人旅。けれどそのすべてに共通していたのは、「自分の目で世界を見たい」「自分の意志で移動したい」という気持ちだった。スーツケースでもバックパックでも構わない。ただ、動き出す好奇心さえあれば、それがもう旅のはじまりだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!

翻訳者たちの万歌

翻訳者たちの万歌

聞き伝てではありますが、翻訳者が体験した「翻訳」の喜び、怒り、楽しみ、嘆きを、時には赤裸々に、時には柔らかいオブラートに包んでお届けします。たぶん英語学習の役に立つでよ~

おれたち LIVES MATTER

おれたち LIVES MATTER

#おれまた は、全世界77億人のマイノリティたちに捧ぐ「人生をムリヤリ楽しむための人間讃歌キュレーション番組」です。 黄金の精神なんぞ持たない3人のオトナが、毎回プリズンブレイクしたりパラダイスロストしたりしながら生きる歓びをディグります。 ◆出演◆ しょーじ(都落ちの元シナリオライター)https://twitter.com/kankan28 いわ(末端漫画家) よしだ(アニメ業界上がりのWEBディレクター)https://twitter.com/yoshida0202 ▶Podcast配信一覧 http://linktr.ee/oremata2020 ▶YouTube版 https://www.youtube.com/@oremata2020 ▶LISTEN https://listen.style/p/oqw8dd6q?LvfYJlTI 【ご意見・ご感想・ごツッコミはこちらまで!お待ちしています!】 ▶Twitterハッシュタグ #おれまた ▶メールフォーム https://form.run/@oremata--1608102499

家電ライターが語る家電最前線

家電ライターが語る家電最前線

雑誌やWeb等で活躍している家電ライターが、その時々に合わせた最新家電の見どころやニュース、今何を買うべきかなどについて語っていきます。MCはタレントでフリーランスのエンジニアの池澤あやか(#53~) 毎回トピックを設けてますので、タイトルから興味のあるジャンルをお聞きください。番組でご紹介する商品は、公式HPでチェックできます。#1~#52は公式HPでのみ配信中https://kaden.pitpa.jp/show/kaden/Twitter:https://twitter.com/kadensaizensen制作:PitPa(http://pitpa.jp)

国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう

国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう

『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。 将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信するポッドキャストです。 田村ディレクターと時より掛け合いながら番組を配信していきます!毎週金曜日朝に配信です! メインパーソナリティー: 田中大一(イッポラボ合同会社代表) 鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。 日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、世界の国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。 番組プロデュース:サンキャリア 番組へのメッセージはnoteまで! https://note.com/work_world_ippo イッポラボ合同会社のHP https://ippolab.co.jp/ https://listen.style/p/work_world_ippo?E7rIipcZ

元学長の 体験的大学論

元学長の 体験的大学論

“Where raw voice becomes shape — Podcast 2.0.” 【元学長の体験的大学論】 A former university president discusses Japanese universities. Based on my 12 years of experience as president of two private universities, I will frankly and boldly discuss the difficulties and issues faced by private universities in Japan, including the internal circumstances. A must-read for those involved in private schools. 有料エピソードは試し聴き(プレビュー)ができます。LISTENで購入・フォローすると音声とともに文字起こしされたテキストを読むことができます。 YouTube https://www.youtube.com/@Camp_us_6214 note https://note.com/takahashihajime LISTEN Profile https://listen.style/u/campus Camp@Us Map https://listen.style/pl/10/Camp@Us+Map Membership Patreon https://www.patreon.com/campus6214/chats note https://note.com/takahashihajime/membership

FM76.9&FM77.3共同制作ラジオ番組

FM76.9&FM77.3共同制作ラジオ番組

いせさきFM&ラヂオななみ共同制作ラジオ番組(FM76.9&FM77.3) ・「いせたまボイス」佐波伊勢崎地域のヒトの声をお届け!(ゲストコーナー) ・中村泉の三味線・民謡ラジオ(毎週火曜日18:30) LISTENポッドキャスト: https://listen.style/p/radio773?bNmSyWn4 ※文字でもご覧いただけます。