2020-06-12 14:58

第52回【対談】マネジメント層が従業員の本音を聞き出す方法

良い組織マネジメントを行うには従業員の本音の部分を聞き出し人事に繋げる事が重要である等、組織マネジメント専門の社労士と熱く語りました。前回からの続編の最終回となります。 


【ハイライト】

・マネジメント職が悩む後輩社員との関係構築について

・濃淡のある人間関係こそ人生だ

・部下の育成は『見捨てられてない安心感』こそ大事

・働き甲斐がある評価制度について考える

・思いつきこそ人生を豊かにする

・コロナの働き方を今ハーズバーグはどう見るか?


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
この番組は、国内、海外問わず、放浪が大好きな国際派社労士DJのポッドキャットです。
明日から週末だ!とウキウキするような、そんな昼下がりの金曜日の気持ちになれるトーク番組を作っていきます。
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会社の人間関係でもさ、それは動機づけ要因というかさ、
その従業員さんが望む姿になれるように会社は仕事を振っていけたりとか、育成していきたいというのは一番大事だと思うんだけど、
従業員さんが会社での従業員さんの姿と、プライベートでの姿と、
本当になりたい姿、自分が本当に思っていることの姿っていうのが、多分みんな違うと思うんだよ。
例えば家の中の、例えばランナーとか息子とか娘さんがいる時の自分の姿と、会社にいる時の自分の姿と、
例えばその人が誰とも関係なく自分が本当に思っていること。
みんな多分思いが違うと思う。思いというか見えている姿が違うと思うよ。
そういう、この人は本当はどうなりたいんだっていうのを汲み取るっていうのは、
多分結構限界、会社で汲み取っていくっていうのは結構限界があると思うんだよね。
だけど、それは会社の従業員だから、会社のために働いてよ、会社のために働く、売り上げ上げるために、
あとモチベーション高く働いてもらうのが会社にとって利益。だからそうしてもらいたいんだけど、
その本音と立て前だよね。のところをどう汲み上げていくのかっていうのは、
僕すごい今まで考えて、僕もサラリーマンしたからすごい思うんだけど、
どうしたらいいのかなっていうのは日々考えますね。
そうだね。これ難しい話だよね、それは。
俺あんまり本音さらけ出したいって思わないもん。
でしょ?でしょ?
俺もそんな思わないもん。思わないって感じ。
出せる人と出せない人っているじゃん。
そうだね。会社は結局評価されるからね。なかなか言えるかっていうと言えない話もあるしさ。
そこって一つ、さっき言った安心感。自分が言ったことを相手が悪く捉えないっていう安心感があるかないかっていうのが大きいよね。
自分の悪い面を話して、それを悪く評価するかしないかっていうのは結構大きいなと思う。
大きいね。何言っても許されるっていうか、この人はこういう人だからこれ言っても許容範囲だろうとか、それが見える化されてるっていうか。
03:08
会社の評価と本音の話は一応別だよねっていうことをやってくれるかどうかだよね。
そうだね。
それはね、非常に難しいよね。
マネジメントする側の立場に立つとさ、本音を引き出すことって多分すごく重要だなって思うのよ。
仕事に全然関係ない家族とか友人とかとの関係性っていうのもすごく重要なキーポイントになってくるところだと思うのよ。
でもさ、そうなってくればなってくるほどさ、話したくないよね。
いろんな自分の姿が見えてきちゃうと、そこに言わなくてもいいのかなって思っちゃったりとかね。
別にその人に会社に言わなくたって別にプライベートがしっかりしてれば。
そこはいろんな特色のある人間関係の濃淡というかさ。
人間関係に濃淡がないとやっぱり人生つまらないと思うのよ。
濃い関係を築いてる人と濃くない関係を築いてる人と両方いないとさ、人間関係って多分絶対面白くないと思うの。
それちょっと深いね。
それは僕が思ってることと合ってるか分かんないんだけど。
例えば本当に仲いい親友と喋ってる時の時間と、本当に慣れ合いで喋ってるような人との時間っていうのがあって、
慣れ合いの喋ってる時間がいっぱいあればあるほど、親友と喋ってる時間っていうのが濃く見えるみたいな。
両方とも必要だよね。
しょうもない本音喋れないような建前のような仕事の喋ってるだけじゃなくて、
繰り返しじゃなくて、たまには本音で喋ってる時間がある喋れるから、バランスが取れて楽しいみたいな。
いろいろとこうあってほしいよねっていう。
人事労務管理の面でこうあってほしいよねとかこうあるといいよねっていういろんな理論があるけれど、
理想通りにいくことはないというか、
今の話で絶対に理想通りにいかないし、そもそも従業員側の気持ちになると理想通りにいかせたくない、
全てをさらけ出して話したくないっていう気持ちの方がむしろ強いかなという。
そりゃみんなそう思うだろうし、だからうまくいかないわけですよと。
じゃあみんなが会社に対して本音で話すべきかっていうと、そう思わないし。
なんで本音をさらけ出さないと思うんだろうね。なんか日本人特有なのかな。
06:00
さっき言った通り、自分の悪い面を話した時に会社の人事評価としてそれを悪く捉えられるのが嫌じゃん。
そうされないっていう心理的な安心感があれば話すと思うのね。
自分の親とか信頼してる人に対してそういう話ができるのっていうのは、自分の悪い面を話したからといって、
その人が自分のことを見捨てないっていう安心感があるからじゃん。
会社の上司って必ずしもそうかって言うとそうじゃないじゃん。
じゃあ本音話したくないよねっていう。それもうしょうがないじゃん。そういうもんだから。
そうだよな。うるさいね。
自分の悪い面を話しても自分のことを見捨てない人には話せるけれども、上司とかっていうのは必ずしもそうじゃないから話せないっていう。
その話の延長で言うと、例えば先輩と後輩の関係で言うと、先輩は後輩の悪い面を見つけてもそれを悪く評価しないっていうものの積み重ねが必要だと思うの。
それを良いものを良く評価する、悪いものを悪く評価する、それは当たり前なんだけれども、ロボットじゃないんだからさ。
その人の悪い面を目をつぶったっていうとなんか違うけれども、一定期間その人の成長のために時間を置いたっていう。
こんなに自分いろんな失敗を繰り返してきてるのに、この人は僕のことを見捨てないっていう安心感を構築するっていうことは、本音を聞き出す上ですごく重要だよね。
そうだね。大事だね。すぐ上げ足取られて評価が下がるっていうふうに思われちゃうよね。
言ってしまったらダメだ。本当は先輩に言うべきなんだけど、やっぱちょっと秘めておこうみたいなことに繋がってしまったりするしね。
結局ね、今現代社会で働いてるサラリーマンの動きづけ要因、やりがいとかもすごい大事だと思うんだけど、最初評価を何でするのって言ったらお給料に反映するじゃん。
評価制度を入れるじゃん。お給料の昇給じゃなくてさ、その従業員さんの働きがいにつながる仕事を与えますみたいな。
昇給制度じゃなくて働きがいを高める仕事を与えますみたいな。制度を入れたら面白いんじゃないかなと思う。
例えばこの働きがいがある社員、評価すべき社員だったらこのレベルに、次じゃあなた海外の仕事任せますとか、次好きな事業1000万円の予算上げるからこれできますよとか、
その人は別に働きがいを高めてたらお給料だったらお給料の昇給のシステムを選んでもいいし、昇給じゃなくても権限を与える制度みたいな。
09:03
難しいところは大分だけどね。
全部大分だけど、みんな評価してる基準って結局お金につながるから、お金じゃなくて権限くれっていう人もいるんじゃないかなと思った。
それとそれは別枠でやればいいのかなと思うけどね。頑張ってる人に昇給させてあげたりとかお給料、役職つけてあげたりとかっていうのは、それはそれでそういう人事評価システムの中でやればいいと思うの。
で、人事評価システムとは別のところで、その人の一部か三部があってもいいけれども、別の分野でその人に与える仕事っていうのを考えていく、計画を立てていくっていうのは別にやってもいいかなと思うけどね。
昇給するか権限を増やすかどちらかが選べますって言われてさ、会社はこっちを選んでほしかったけどこっちを選ばれたみたいなパターンがあってさ、コントロールが効かなくなるじゃん。
部下だと思っていただく係長がいきなり部長になって、俺の話聞けみたいな。権限社長からもらってるんだよみたいな。
それは面白いと思うけどね。この日本社会に必要だと思うんだけどね。やっぱり後輩とか部長課とかできるやつが上に行くみたいな。大田和の話もあったじゃん。
ローム管理だけの話じゃなくてさ、労働法とか言ってるんじゃなくて、とりあえず時間管理とかじゃなくて、とりあえずアウトプットを出せるように僕ら社長としては関わっていくべきだよ。
アウトプットが出せるような仕組みってどういう仕組みなんだろうって考えたら、そういう仕組みって言えば頭おかしいかと思うかもしれないけど、そういう仕組みがいいのかなって。
そういう思いつきがないと人生が豊かにならないよね。コロナの自粛の中で、自分の殻に閉じこもって同じことを繰り返すことが多くなっちゃったなと思って。
今既に決まってる仕事の範囲内でそれをリモート化するとか家出るとか多くなったけど、新しい出会いがあんまり生まれにくくなっちゃったなっていうのはあって。
いろんなアイディアが思いつくっていうことがあんまりなかったなと思います。
確かにそうだよね。人と喋ってなんぼっていうか。
さっきの冒頭の話に戻るけれど、旅をして人の話を聞くっていう機会も減っちゃったなと思います。
大田は何でお酒飲む?
それは飲み会があるから飲むだけだよ。
酒が飲みたいというか、飲み会がしたいだけかな。ただ触りたいだけです。
12:05
何で飲み会したい?
ワイワイと事務所の中では話せないことを話したりとか、最近のお互いのプライベートな話を情報交換したりとか、そういう話がしたいだけ。
別にビールが好きとか日本酒が好きとかそういうわけでは全然ない。
その雰囲気としてさっきの話したような安っぽい魚が好きっていう雰囲気として必要っていうだけ。
アイディア出しとかって人と喋る時間とか人の話聞く時間で思い出すこともあるなって僕は思ってて。
大田はお酒飲むのが好きって言ったから。
何で好きなんだろうなとかちょっと気になった。
20世紀の人なんだよね。今のこのコロナウイルスの中で働いてる人たちを見てどう思ってるんだろうね。
こういう発見ってまだまだ調べていくとさ、やっぱりアメリカの心理学者みたいなの結構多くて、
日本であまり研究が進んでない分野だっていうのは思いますね。
アメリカの人はもしかしたら結構身近な内容かもしれないけれど、
それが世界的に広まっていくといいなと思ってるかもしれないね。
人間のやる気とかモチベーションとかっていうのが本来科学的に説明がつくものだっていうことに
気づかずに根性論でスポーツや仕事をやってしまっている人が世界的には多いのかなと思うので、
そういうことって実は科学的に解明されてるんだよっていうのをもっといろんな人が気づけばいいのになって思います。
ありがとうございます。今日はいろいろと理論の話を紹介していただきまして。
62分話してますよ。
ちょっと脱線の脱線を繰り返してしまいまして。
そんな感じでちょっとお話しさせていただきました。
またね、組織関係論とかいろいろ詳しいことをさらにまたいろいろとトピックを持ってきていただきたいと思いますので、
また来週お会いしましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
シャローシュラジオサニーデイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回も、リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
またお会いしましょう。
いってらっしゃい。
14:58

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