2020-07-03 15:48

第67回 【対談】このままで良いんだろうかと考える機会を作る事が重要だ⑦

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今日はデザイナーと中小企業診断士のゲストと一緒に「常に自分自身を磨き続けるためには?」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。

(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。


情報はザルのようにこぼれる、それでも注ぎ続ける理由


冒頭では、「新聞や本を読んでも、結局覚えていない」という共通の実感から話が始まります。高木さんの話を受けて、情報の摂取はまるで「ザルに水を注ぐようなものだ」という例えが登場。すべてを記憶することは不可能でも、自分の中に“関心の網”を張っておけば、時折そこに引っかかる情報が現れ、それが思考や行動に結びつくという発見が共有されます。


「情報の受け皿(ザル)を大きくするには、自分の興味やテーマを明確にすること」という高木さんの視点から、情報収集の質と方向性の大切さが語られました。


20代は“読んで学ぶ”季節、30代は“振り返って整える”季節


高木さんは20代の頃、週1~2冊のペースでビジネス書を読み漁っていたと振り返ります。理由は「経験も知識もない自分が、経験者に勝つには勉強しかなかったから」。若い時期の劣等感がインプットの原動力だったことを素直に語り、それが現在の糧になっていると感じさせます。


また30代に入り、一時期読書量が減ったものの、「このままでいいのか?」という疑問をきっかけに再び本を手に取るように。年に1~2度は自分を見つめ直す機会を設けることで、“今の自分の武器”や“通用する感覚”を更新していくことの重要性が語られました。


目標設定とコミットメント、それは追い込まれる力にもなる


話は「目標設定」の話題に移ります。ブログを毎週更新する、ポッドキャストを毎週配信するなど、個人としての小さな目標に対して「言ったからにはやる」という意志が共有されます。一方で、毎週締切に追い込まれることで「なぜ自分はこれほど苦しむのか?」と見つめ直すこともあると笑い合いながら、本気で取り組むがゆえの悩みも垣間見えます。


「目標は増やせばいい」「達成率が高いと自信になる」といった前向きな意見と、「言葉だけで終わらせないことが大事」という覚悟が同時に語られました。


走る理由──それは競争か、自己理解か


終盤では「走る」という共通の趣味についての話題に。あるメンバーは社労士会の駅伝大会をきっかけに本格的にランニングを開始し、タイムを縮めることをモチベーションに継続していると語ります。「年齢を重ねても速い人がいて、その人に追いつきたいと思う」といった“外部への挑戦”が彼の走る理由です。


一方で高木さんは、「走る目的は“昼の自分を心地よくするため”」と語ります。無理せず、目覚ましをかけず、6時台に自然に起きられたら走る。7時以降なら「今日は疲れている」と判断して走らない――この“ゆるいルール”が、長く続けるための秘訣であり、自己理解の現れでもあります。


こぼれる情報、追い込まれる日々、それでも“やる”を選びたい


最後に、「やらないと何も変わらない」「追い込まれたって続けるしかない」という覚悟がにじみ出ます。どれだけ情報が抜け落ちても、それでも読み続ける。どれだけ走る意味がブレても、それでも朝に靴を履く。自分の中で答えが見つからないままでも、「何かが残ることを信じてやる」ことが、個人の成長をつくっていく。


ブログも、ラジオも、ランニングも――すべては自分の“ザル”を少しでも精度の高いものにするための行為なのかもしれません。


記憶に残らなくても、考えて、動けば、何かが変わる


今回の対話では、情報のインプットとアウトプット、そして生活の中の小さな継続(読書・ブログ・走る)について率直に語り合いました。共通していたのは、「完璧じゃなくても、抜け落ちても、それでも続ける価値がある」という前向きな姿勢でした。


ザルのように情報がこぼれ落ちても、自分の中に引っかかる何かを信じて、今日もインプットを続ける。そんな素直で力強い、社会人の学びと試行錯誤の記録でした。


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サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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今の相田さんの質問を聞いてて、結局流れていくじゃないですか。
新しいものが更新されちゃうんですね。
どんどん流されていって、残ってない。
だいたい読んだ、今日の新聞なんだっけってなったって、ほとんど覚えてない。
僕の中で覚えてるのって、自分が一回、例えば考えて記事にしたとか、
そのプロセスが減ってないと、人に語れるレベルにはなってないじゃないですか。
それか、本とか読んでて、よっぽど気になったとか思ったことは、
今まで考えた一緒なんですけど、だいたい流し読んじゃってます。
ほんと、ダダ漏れ。
読んでる時間はあるのに、それが頭に入ってこない。
高木さんの話を、なんとなく目に見える形にすると、
バケツがありますね、ザルがありますね、そこにまた水を入れて、
下にザルっていうのがあるんですよ。
高木さんが気になるものをすくい取るためのザルです。
そこに情報とか流すわけですよ。
そう、残ってますね。
欲しい情報っていうのも、入ってこない。
一定量は確実に必要。
でもその中にもしかすると、「これは!?」っていうのが入ってくる。
その可能性を、毎日あるかな、あるかな、明日はあるかもな、みたいな。
ある程度、摂取するものっていうのはよくして、
03:04
そのザル自体大きくするんですか?
ザル自体大きくするには、あれですよね。
縫い目が粗いものまでは細かいもの、ザル自体が大きいものまでは小さいもの。
自分がやりたいと思っていることが明確なほど、ザルは的確になるザルになる。
細かく。
これはこの情報が欲しいが、きめ細かくてすごいコンパクト。
すると、サイフドッツ、ドーン!みたいな。
はい、はい、情報見ました!みたいな。
でも、ザルが早くて、なんとなく広いだけだと、
なんとなくこれも使えるかな、あれも使えるかな、
あれって本当は何したかったんだっけな、みたいな。
一番分かりやすいですね。
一定の分量になるんだっけ、これ。
そこから何を築き出すのか。
それぞれ今、何を一番気にしているかというところがザルになる。
田中さんが言っていたブログとか、自分で構成させることによって習得するというところの、
ザルを築くところはブログとか、いろいろ何かをすることのところってことですね。
ブログは、僕はこれをザルで作ったものを利用している。
自分の関心の面というのを細かくするというか、細かくする。
重要性で言ったら、やっぱり僕はこう思うよ。
情報も必要か、両方ともやらなければならない。
少なくとも、僕と相田さんよりはやらなければならないと思うんですよ。
若い分が。
決して賭けていただいてはありません。
頑張ります。
俺も20代の時から50冊ぐらいの年階で読んでたよ。
すごいっすね。
読んだと思う。
無駄に。
何系読んでたんですか?
それはあんまり意識していなかったですけど、
とりあえず一番最初はヒットしているビジネス書から入りましたよ。
やっぱり24、25歳ぐらいの時から。
たぶん週1冊、2冊ぐらい読んでましたよ。
それは自分を向上させたいんですよね。
どういうモチベーションなんですか?
何か読まないと気が済まないんですか?
いや、経験者を相手にしていたから、
その24、25歳で。
勝てないじゃないですか。
知識も経験も。
06:01
自分が勉強して得た知識は生かせるわけですよ。
それしかないと思って読んでた。
30歳過ぎて読まなくなって、
また何年か前から読み出しちゃってます。
読み出したきっかけは?
やっぱりこのままじゃ、
一年に1回とかこのままでいいんだろうかって考えたりします。
あるんですね。
そういう機会を作ったほうがいいと思ってて。
その時にやっぱり、さっきの話じゃないですけど、
インプットとかアウトプットとか大事だよね。
インプットが足りてないじゃんとか。
なって目標を決めるみたいな。
諸行は無常なので、移り変わってしまうんです。
だから5年前よかったものも、
今年ダメになっちゃったりするわけですよ。
そうするとこのままでいいのかなっていうのは、
年1回か2回はあった方がいいんじゃないですかって。
これはまだ通用するのだろうかな。
そもそもあれですよ。
一番最初にタムラさんとのインについてお話したのは、
毎月やることで決めて、それをお互い振り返るんだと。
超一言!
前月やることで決めたの覚えてる?
ブログ毎週かくポスキャスト金曜日に出てあげる。
コンセプトをしっかり決める。
出像なの?
え?
達成状況は?
その3つの中の2つは終わりました
コンセプトを決めるは僕自身としてはできたと思うんですけど
できていないということで
まだ28まで
でもある種100%の達成率
すごいじゃん
5倍
すごい
ありがとうございます
コミットしました?
でもそれを増やせばいいじゃん
そうですね
今だってビジネスしかないでしょ
個人につけて
個人の目標みたいな
運動とかしてるんですよね
走ってます
運動と
インプットと
増やしていったり
やりがいあるじゃないですか
09:00
ブログはすごい良い目標だと思います
頑張ります
やらないで筋力変えるのはやばいと思うんで
そうでしょ
有限不実行でしょ
それだめだと思うから
それは絶対やりたい
何とかして行かなきゃいけない
言葉では何とでも言える
酔わせてくださいよ
大丈夫?
俺3年やってるから
やばいよね
毎週追い込まれてます
その時にどうやったらこれを
追い込まれないようにするかを考える
なんで自分はこれを追い込まれてしまうのか
確かに
やだなこんな追い込まれるの
毎週毎週
なんでこうなるのって
覚えればいい話
追い込まれてもないですか
どうやって逃げるか
やってるけどどうやって逃げてるか
質問
共通の趣味の話です
走ってる話
自分も走ってる
どういうことで
目標というか
どういうことでモチベーションに続けていらっしゃる
僕は1年に1回
共通の激伝大会があって
僕が独立することして
独立したのは2014年
その時の年明け1月に
シャローシ会の激伝大会があったんです
そこで呼ばれたメンバーが入った
独立室で
そこで走って
それで走るきっかけになって
その時の年の激伝大会は
全然タイムが良くなかった
次の年は2020年
今年の1月の激伝大会では
せめてでも高校の時のラファミ大会では
結構8キロで28キロぐらい走る
それを行きたいなと思って
それを越えたいって頑張って
それでモチベーションで走った
5キロは20分弱ぐらい走って
でもやっぱり速い人がすごい元気でいて
僕らよりも年上の人が走って
その人たちが早く走りたいなみたいなのがあって
それで今も続けています
そういうモチベーションでやっています
それを聞いたら
12:00
僕からのアドバイスは
怪我だけはしないでくれって
なんで怪我するのっていうところの理屈を話すと
それは距離とかタイムとかに縛られてるから
だから自分の限界値とかを
ちゃんと超えようとか
無理してでもこうしたいとかってなっちゃうから
怪我するのかなって俺は思っていて
自分の走るコンセプトは
昼間のデイタイムに
どれだけ自分が心地よくいられるかのために走ってる
今日は何か走り出したきっかけっていうのは
会社辞めました
20歳くらい
会社にいた時期はめちゃくちゃだったんですよ
生活習慣
360日会社にいた
で止まってたでしょ
ダンボール引いてその上まで
独立しようって思ってたので
会社に言わなかったけどやめます
どうするのってまだ決めてないです
腹の中ではもうすぐ独立するんだよって思ってたんだけど
独立して何がまず必要かって言ったら
まずは30で独立して
40、50って続けられる
まず体力が必要だって
だから体力作りのために走り出した
で走り出したらやっぱり基礎体力もないし
知識もないし
何か走ろうってモチベーション投げて
走ってたからむちゃくちゃになった
ただ一個だけ怪我だけは絶対
ダメだ
こんなことならやるな
ということで怪我しないで
どうしたらこれがうまくいくのかなと考えたら
あんまり目標を作らない
俺は基本的に朝に
朝起きてすぐ走るの
それもルールがあって
基本的に俺目覚ましかけないです
寝るとき
6時台に起きれたら走るの
7時1分でも超えたら走らない
それって何かっていうと
寝て起きて6時台に起きてたら
それ今いいコンディションですよ
7時台に起きたらそれ疲れてるからやめろ
すごいシンプルな話
15:02
体の調子に合わせて走るっていうのは
それは自分の体のパロメーターをチェックする
それを睡眠の起きた時間で測ってる
いかがでしたでしょうか
サニーフラートーク
次回もこのお話の続編をお送りします
魅力的なお話たっぷりです
お楽しみに
シャローシラキオサニーレイフライデー
DJの田村洋太でした
それでは次回もリスナーの皆様の
お耳にかかれることを楽しみにしております
いってらっしゃい
15:48

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