企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』
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企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』

田村陽太 487 Episodes
企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という堅いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。

経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。

テーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。

パーソナリティー:田村陽太
東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。

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カバーアート制作:小野寺玲奈

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第187回【対談】世にないものを生み出すアイデア創造法(前編 ゲスト:HOX ゲームデザイナー 山下ダニエル弘之さん)

第187回【対談】世にないものを生み出すアイデア創造法(前編 ゲスト:HOX ゲームデザイナー 山下ダニエル弘之さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは、HOXゲームデザイナーの山下ダニエル弘之さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。  【ハイライト】 ・新入社員の思い出  ・人の懐に入るためには?  ・日本と海外の生活習慣の違い  ・日本のシステム化社会について  ・HOX様の事業概要  ・世にないものを生み出すアイデアについて  ・コロナ禍での事業方針について本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000505340054HOX様Twitterアカウント(@info_hox) です。HOX様のマーダーミステリー公演詳細です。西日本でも出来るのでHOX様に是非お問合わせください。SUNDOG→https://t.co/H8PRbHTsWw眼窩→https://t.co/4YwySx7mEbVtuber→https://t.co/QtmvwgTxrN偽ロミ→https://t.co/bm9YkBnOK5双極星スクランブル→https://t.co/mH6pPep7Wd◆ 海外営業時代に感じた違和感──「早く帰る自分」を貫いた日々新卒で産業機械メーカーに入社し、南米・北米・アメリカ市場を担当していた山下ダニエルさん。当時の田村さんはインドやパキスタンなどアジア地域担当。同期として同じフロアで働きつつも、二人の交流は限られていた。しかし、ダニエルさんの「スーツが嫌いで重ね着をして防寒する」など、一風変わった働き方は当時から目を引いていたという。ある朝には「スーツが冷たすぎてお腹を壊した」エピソードまで飛び出し、働き方への強烈な違和感と、それを貫く芯の強さが印象的だった。◆「意外なこと」をあえてやる──ダニー流“懐に飛び込む”コミュニケーション術ダニエルさんの人間関係構築術は非常にユニーク。「あえて危険なことをすることで、相手の懐に飛び込む」「髪を先輩に切らせて、信頼関係を築く」など、型破りなエピソードが次々と語られる。「相手が持つステレオタイプや偏見を裏切りたい」「人から“意外”と思われたい」――こうした価値観が、後のゲームデザインにもつながっている。相手の“先入観”を利用し、それを超えることで印象を深く刻む。これは、人との距離を縮める一つの戦術でもあるのだ。◆ 海外での経験がくれた“戦って生きる”感覚ブラジルやペルーでの営業経験を通じ、ダニエルさんは「サービスの不備が当たり前の世界」「自分の権利は自分で主張する文化」に触れる。料理が爆発しても笑って済まされる、タクシーが途中で引き返しても運賃を請求される――そんな日常の中で、「納得いかないことには戦う」姿勢が自然と身についていったという。日本社会の“行儀の良さ”に物足りなさを感じ、むしろ海外での“喧嘩する元気”が長寿や活力につながっているのでは?と語る姿が印象的だった。◆ ゲームを通して体験を届ける──マーダーミステリーの可能性現在のダニエルさんは、ボードゲーム制作会社HOXのゲームデザイナーとして活動中。特に注力しているのが「マーダーミステリー」というジャンルだ。プレイヤーが物語の登場人物となり、台本を元に犯人を探す――まるで“推理小説の中に入る”ような体験型ゲームである。一人ひとりのミッションや背景が異なるため、展開は毎回異なり、唯一無二の「物語体験」となる。コロナ禍以降はオンライン対応のストーリーも多数開発。Zoomでの密談やチャット機能を活かし、場所に縛られない“没入型エンタメ”へと進化を遂げている。◆ 「面白さ」と「説得力」の交差点を探してマーダーミステリー制作において最も重要なのは、「説得力」と「没入感」だとダニエルさんは語る。「これはあり得る」「だけど予想できない」――この絶妙なラインを狙うことで、プレイヤーの集中が途切れず、物語への没入が深まるという。特にマーダーミステリーでは、ネタバレを避けるため、テストプレイが難しい。だからこそ「最初から完成度の高い設計が求められる」とのこと。緻密な設計とプレイヤーとの共感の“重なり”を常に探りながら、完成度を高めていくという。◆ “ないもの”を作り出すという生き方会社員時代、10年後のキャリアを想像して辞めたダニエルさん。ボードゲームというフィジカルな手段から、オンライン・デジタルな展開へ。変化の中でも一貫しているのは「自分の面白さを信じて、社会にないものを作り出す」姿勢だ。「体験を共有したくなる物語」「他人とぶつかりながら自分の目的を達成していく緊張感」――それらを遊びの中に組み込むことが、ダニエルさんの仕事であり、生き方でもある。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第186回 【対談】社労士×ポッドキャストを語る!(② ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

第186回 【対談】社労士×ポッドキャストを語る!(② ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

前回の続きで、社労士業を中心に活動し、毎週木曜日配信のポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティで、社会保険労務士事務所コルトス代表の鈴木啓介さんと対談し、ポッドキャスト配信の極意や裏話等をお聞きします。【ハイライト】  ・今の働き方で大事にしている事  ・現在の働き方に至った経緯ときっかけ   ・ポッドキャストの配信を始めたきっかけ  ・社労士とは経験値が直結する商売 ・『キャリアと学びと成長と』のアートワークの由来や意味  社会保険労務士事務所コルトス様のホームページはこちらです。  https://www.sr-koulutus.com/  ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』のリンクはこちらです。  https://apple.co/3a7nxL5本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000504405694ゲストプロフィール:鈴木啓介さん民間企業時代に販売促進や経理・財務をご担当され、子どもが生まれたことを機に社会保険労務士を目指されました。毎日の保育園の送り迎えをしつつ、子育て期に社会保険労務士となり、2015年に独立されました。「ワーク・ライフ・バランスの実現」をモットーに、社員一人ひとりの能力を最大限に活かす組織・環境づくりを心掛け、「イキイキと働きながら充実した人生を歩める社会」を実現するために日々事業活動を行っていらっしゃいます。趣味はギターです。■ 自分の心を壊してまで働かない——「会社なんてなくなってもいい」の真意「自分を犠牲にして働く人を見ていると、いつか心に穴が開いてしまうと思う」。そう語るのは、社労士でありながら“社労士らしくない”働き方を実践する鈴木啓介さん。自分を押し殺して組織に合わせる日本の働き方に疑問を抱き、「僕は自分が好きだし、自分の気持ちを大切にしている」ときっぱり言う。クライアントの心を守るためのアドバイスは、まず自分自身にも向けられているからこそ説得力がある。■ 「我慢が美徳」の呪縛を超えるには——“ゼロから1”の一歩の踏み出し方なぜ多くの人は、自分を抑え、無理をしてまで働き続けてしまうのか?それは「迷惑をかけてはいけない」「親や周囲を裏切れない」といった空気の中で育ったからだと鈴木さんは言う。では、そこからどう脱却するか。「まずは自分の内側に向き合うこと。小さくても好きなことを思い出すこと」——。やりたくないことは無理にやらず、「誰もあなたのことをそこまで気にしていない」と、もっと軽やかに生きていいと語る。■ 誰とも共有できなかった“趣味”が、自己肯定感の源になった高校時代働き方の価値観の原点には、ロック音楽に夢中だった高校時代があったという。「誰も聞いていない音楽を一人で楽しんでいたけど、それが自己肯定感になった」と振り返る鈴木さん。人と違うことに寂しさを感じるどころか、「俺はすごいものを知っている」と思えたその感覚が、“自分を信じる力”の土台になった。人と違っても良い、それが自信につながる——そんな気づきを若い世代にも届けたいと話す。■ ポッドキャストは“日常をネタに変える装置”——情報発信は実験と発見の場そんな鈴木さんが配信しているポッドキャスト『キャリアと学びと成長』では、経営者や労働者のリアルな悩みを取り上げ、軽やかに語っている。ネタの元はすべて現場。「事務所の設計から給与体系まで、全部観察して使い回す」と笑いながら話す鈴木さんの目は、まさに“生活の中の発見”を楽しんでいるようだ。難しい話はしない、でもどこか学びになる。それが番組の魅力だ。■ 専門家だって完璧じゃない——“頼りない社労士”でいい理由番組のもう一人のパーソナリティであるキャリアコンサルタント・梶原ゆかりさんとのやり取りでは、あえて“頼りない社労士”を演じることもある。「知らないことの方が多い」「カジハラさんにバッサリ切られるのも全然OK」と語る鈴木さんは、弱さを隠さない。完璧ではなくてもいい、自分らしく振る舞う姿勢が、むしろ聞き手に安心感を与えるのだ。■ アートワークの動物たちに込めた“ズートピア的”多様性のメッセージ番組のアートワークでは、ウサギやライオン、キツネといった動物がヘッドホンをつけているが、これは映画『ズートピア』からの着想。「見た目や性別、肩書きで人を判断しない」「いろんな人がいていい」という多様性のメッセージを込めている。リスナーが経営者でも主婦でも学生でも関係ない。学びたい、気づきを得たいという気持ちがあれば誰でもこの番組の“仲間”になれる。■ 「違っていい」と思えた瞬間から、人生は変わり始める鈴木さんの話の根底にあるのは、「違っていてもいい」「型にはまらなくていい」という信念。それは働き方だけでなく、生き方そのものへのメッセージでもある。自分を信じ、自由に表現し、声を発信すること。それが誰かの勇気になり、やがて社会全体の“生きづらさ”をほぐしていく。そんな力を、鈴木啓介さんの言葉と行動は静かに持っている。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第185回 【対談】教えて、あなたの働き方!(① ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

第185回 【対談】教えて、あなたの働き方!(① ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは、ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティで、社会保険労務士事務所コルトス代表の鈴木啓介さんです。  【ハイライト】 ・社会保険労務士を目指したきっかけ  ・今後目指す社労士像  ・経営者にとって最適なコンサルタントとは? ・今後のお仕事の野望や目標  社会保険労務士事務所コルトス様のホームページはこちらです。  https://www.sr-koulutus.com/  ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』のリンクはこちらです。  https://apple.co/3a7nxL5本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000504623703ゲストプロフィール:鈴木啓介さん民間企業時代に販売促進や経理・財務をご担当され、子どもが生まれたことを機に社会保険労務士を目指されました。毎日の保育園の送り迎えをしつつ、子育て期に社会保険労務士となり、2015年に独立されました。「ワーク・ライフ・バランスの実現」をモットーに、社員一人ひとりの能力を最大限に活かす組織・環境づくりを心掛け、「イキイキと働きながら充実した人生を歩める社会」を実現するために日々事業活動を行っていらっしゃいます。趣味はギターです。■ 子育てとの両立を目指し、自由な働き方へ——社労士を選んだ理由サラリーマン生活の中で感じた「看護休暇の取りにくさ」「有給の使いづらさ」。これらの経験から、鈴木啓介さんは“自宅で働ける仕事”として士業に注目するようになったという。とくに在庫も資本金も不要で、身ひとつで始められる社労士という職業に魅力を感じ、子育てとの両立を可能にするため資格取得に踏み切った。試験の難易度や実務のイメージからも、「現実的な選択肢」としての社労士だったと語る。■ 税理士法人で実務を積み、独立へ——“想像以上の自由”な開業後の日々合格と同時にサラリーマンを辞め、税理士法人の労務チームで実務経験を積んだ鈴木さん。その後、開業すると「スーツを着る必要もない」「自分らしくいられる」と、想像以上に自由な働き方を実感するようになる。特に「スーツやバッジが当たり前」とされる士業業界に対し、「自分は見た目で勝負しない」と割り切ったスタンスが特徴的だ。Tシャツ姿で経営者と向き合う姿勢には、“本質で勝負する”という信念がある。■ その社労士像、誰のため?——紹介されても契約しないという判断軸「手続きができて、安くて、スーツを着ている」。そうした“世間が期待する社労士像”と自分とのズレに悩むこともあったという鈴木さん。しかし今では、「紹介者がいても合わなければ契約しない」「契約後でも合わなければ1ヶ月で解約OK」と明言している。経営者にも「私はあなたに合わないかもしれません」とはっきり伝え、ミスマッチを避ける。そのぶれない姿勢こそが、むしろ信頼を生むことも多い。■ 北風のようなコンサルタント——耳が痛いことを“あえて”言う理由「人が来ないのは事務所が汚いから」「採用辞退されるのは面接のやり方が悪いから」。初対面でもズバズバ指摘する鈴木さんに、驚く経営者も多い。しかし、その厳しいフィードバックこそが「本音で語れる関係」を生むと信じている。「専門家として報酬を受け取るなら、甘い言葉ではなく本質を伝えるべき」。だからこそ、指摘を恐れず、必要なことをきちんと伝える。それが鈴木さんの“専門家としての矜持”だ。■ 社会構造を変えたい——教育と一人親支援への強い関心近年、鈴木さんは、今後は、学生や子ども向けの教育支援、一人親家庭への支援など、社会構造を根本から変えるような取り組みに挑戦したいという。「詰め込み型の受験教育ではなく、価値観や社会観を育てることに力を入れたい」。そのためにも、「もう一つの収益事業で黒字を出しつつ、教育や支援事業は赤字でもいい」と話し、ビジネスと社会貢献のバランスを模索している。■ 「資本主義に引っ張られすぎない人」と働きたい新たな取り組みを共にする相手として、鈴木さんが求めるのは「損得勘定に縛られすぎない人」。とくに教育分野では「事業としての黒字化」にこだわりすぎると、本質的な支援が難しくなると感じている。「利益が出る事業と、社会を支える事業を分けて考える」という価値観に共感し、チャレンジを面白がれる人と組みたいと語る姿には、既存の社労士像を超えた未来志向がにじむ。■ まとめ:自由で本質的な働き方から、社会に希望を届ける今回の対談では、「社労士の枠を超える」「相手に合わせるのではなく、自分の軸で仕事を選ぶ」という姿勢が一貫していた。子育てをきっかけに働き方を変え、厳しくも真摯な助言を通じて経営者と向き合い、今は次なる社会課題に挑もうとしている——。その姿勢は、社労士に限らず、すべての働く人へのヒントになるはずだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第184回 【対談】整理解雇・雇い止め、退職勧奨について語る(後編)

第184回 【対談】整理解雇・雇い止め、退職勧奨について語る(後編)

あけましておめでとうございます。今年一年もサニーデーフライデーをどうぞよろしくお願いいたします。前回のお話の続きで、企業が解雇に踏み切る際の実務的なお話や従業員の解雇を事前に防ぐために企業が取り組むべき事に関して若手実務家社労士と語りました。【ハイライト】・有期契約社員の雇い止めについて・企業が整理解雇をする際の4要件・退職勧奨について・解雇案件になるのを防ぐために企業がすべき事・ロサダの法則有期契約社員を途中で辞めさせることはできるのか?有期契約社員については、雇い止めという言葉で整理されるが、原則として契約期間満了まで雇用継続が前提。企業と従業員があらかじめ期間を合意して契約しているため、途中で一方的に打ち切ることには非常に高いハードルがある。仮に更新の基準を「能力不足」などとしていた場合でも、それが契約時に明確に説明されていなければ、後になってそれを理由に更新拒否(雇止め)することは裁判で認められにくい。契約更新基準の明文化と、契約時の説明が不可欠である。整理解雇の4要件——会社都合の解雇はこう判断される業績悪化などで従業員を減らす必要がある場合、「整理解雇」としての対応が取られるが、そのハードルは非常に高い。過去の裁判例をもとに整理されている「整理解雇の4要件」とは以下の通り:人員削減の必要性(経営悪化の客観的証拠)解雇回避努力(役員報酬カットや一時帰休など)人選の合理性(選定基準の公正さ)手続の妥当性(労働組合や従業員への説明・同意)どれが欠けても、裁判で解雇が無効とされる可能性が高く、実務的には非常に慎重な対応が求められる。解雇よりも現実的な「退職勧奨」とは?企業が従業員に対して辞職をお願いする「退職勧奨」は、本人の同意が前提で、法的なリスクが比較的少ない。しかし、実際には「辞めさせられた」という受け止め方をされがちであり、その対応の仕方が非常に重要である。退職条件の提示(例:特別退職金、転職支援等)を含めた“オルタナティブ”の提案が効果的。また、退職勧奨は社長自身が伝えるのが誠実だが、現場との関係性や従業員の心理を考えると、信頼関係のある管理職を通じた伝達も有効である。コミュニケーションが「解雇」を防ぐ——信頼関係のつくり方問題がこじれる前に、日頃からのコミュニケーションが重要。入社時には労働条件を明確に提示し、期待される役割を理解してもらうこと。そして、従業員が不調を見せたときは早めに声をかけ、孤立させない職場風土が重要だ。人材育成においても「父性(叱る)」と「母性(信じて待つ)」のバランスが不可欠。例えば、事務員がミスをした場合でも「次はできる」と信じる姿勢が、従業員の自己肯定感と成長を促す。指導者側が諦めない限り、従業員も踏ん張ることができる。解雇を避けるために、企業ができる2つのこと最後に、解雇を避けるために企業が取り組むべき2つのことをまとめている。明確な雇用条件の提示と説明: 入社時に業務内容・契約条件・評価基準を丁寧に説明し、後々のトラブルの原因を未然に防ぐ。日常的な対話・信頼形成: 退職勧奨や解雇が必要になる前に、現場との距離感を縮め、従業員の変化に気づける関係性を作ること。法律論や制度以上に、現場の対話が労務トラブルの“真の予防策”になるという視点が、この回の重要なメッセージとなっている。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第183回 【対談】社労士が解雇のあれこれを語る(前編)

第183回 【対談】社労士が解雇のあれこれを語る(前編)

あけましておめでとうございます。今年一年もサニーデーフライデーをどうぞよろしくお願いいたします。新型コロナの影響による整理解雇や社員の能力不足による普通解雇や契約社員の雇い止めに関して、企業はどのように対応していけば良いか、社労士×社労士で対談しました。リスナーさん、大変お待たせしました、ゲストの○○さんカムバック!! 【ハイライト】 ・年末年始にかけての社労士業のホットな話題 ・解雇とは? ・解雇する際の企業側の条件、流れ ・解雇予告手当のあれこれ年末の風物詩、賞与支払届と年末調整の複雑さ12月といえばボーナス、そして年末調整。社労士にとっては怒涛の手続きラッシュが訪れる時期です。オオタワ社労士との冒頭の対話では、賞与支払届の意外な計算のややこしさや、税理士と社労士の業務境界線についても触れました。給与ソフトが自動でやってくれるとはいえ、背景を知っておくことは実務をより深く理解するうえで大切です。SNSで話題の“育休で保険料免除”は本当に使って大丈夫?年末年始の育休取得による社会保険料免除が「裏技」として話題に。しかし実際は、会社が休業期間として定めている年末年始に育休を申請するのは形式上難しい場合が多く、悪用とも取られかねないリスクがあります。制度を表面的に活用するのではなく、取得者本人にとっての本質的な価値を考える必要がある――社労士としての真っ当な見解が示されました。改めて確認したい、「解雇」とは何かトークの後半は「解雇」についての実務的な整理に移ります。解雇とは一方的な雇用契約の終了であり、必ず合理的な理由と、就業規則等に根拠規定があり、かつ従業員に周知されていることが必要です。「鬼滅の刃を見ていないから解雇」は冗談半分の例でしたが、「社会通念上の相当性」の概念をわかりやすく伝えるユニークな切り口でした。解雇の判断は誰が下すのか?労働契約法と裁判所の役割「労基法ではなく労働契約法で定められているため、解雇の有効性を判断するのは最終的に裁判所である」――この知識は、経営者や実務担当者が混同しやすいポイントです。労働局や監督署は指導にとどまり、あくまで最終判断は司法の場に委ねられるという事実が強調されました。法律で“解雇してはいけない”と定められているケースも業務中のケガや産前産後・育児休業の期間中など、明確に法律で解雇が禁止されているケースもあります。さらに、労働組合活動や妊娠・出産などに対する不利益取扱いも、関連法で厳しく制限されています。「この時期の解雇はダメ」という視点を、制度と条文ベースで整理しておくことの重要性が語られました。解雇予告とその手当の実務ポイント解雇をする際は原則30日前の予告が必要で、即日解雇する場合には「解雇予告手当」が必要になります。この手当は非課税であり、労働保険や社会保険の算定対象外。意外と知られていないこの情報も、実務で明細作成や相談対応をするうえでは重要な知識です。法令順守と実務感覚のバランスを年末の社労士業務は、ただの手続き処理ではなく、制度の本質をどう捉えるかが問われる時期でもあります。法的要件を正しく理解しながらも、現場の空気や従業員の納得感を意識した運用が求められます。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第182回 【対談】コロナ禍で理想的なキャリアを築くための秘訣(後編 ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

第182回 【対談】コロナ禍で理想的なキャリアを築くための秘訣(後編 ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

日本の将来を担う若い方達が自分自身で決断して納得したキャリアを築くためには何が重要か?高校生等の若者のキャリア育成に携わり、未来を担う次世代の子供たちの「働くとは何か?」「将来の夢」などについてのキャリア指導も副事業として行う、食品工場向け再生可能エネルギー事業や生産性向上コンサルティング事業を手掛ける株式会社キレイ21代表取締役の津村雅志さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社キレイ21様のHPはこちらです。 https://tmt-universal.com/jp/  津村さんのTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/odenkun8557?s=09 本放送で取り上げられておりました、株式会社キレイ21様で手掛ける、ゴミを滅菌・再資源化することにより、価値ある資源に生まれ変わらせる等地球環境問題の解決へ導く「地球まるごとキレイプロジェクト」の紹介ホームページはこちらです。   https://kirei21.com/  【ハイライト】 ・視野が広い人間になるためには? ・良いキャリアを築く上で戻るべき原点とは? ・コロナ禍でのカメレオン戦術 ・採用活動での学生側と企業側の本音 ・仕事が「辛い」から「楽しい」に変わるきっかけ ・自動化社会での技術と技能の使い分け■ 離れていった人と、信じて残った人の違い──“失敗”をどう定義するかで見える未来が変わる過去に事業に失敗し、周囲の人が離れていった経験を持つ津村さん。多くの人が「地獄に落ちた」と見なすその状況を、本人は「学びの機会」と捉えていた。失敗を断絶と見るか、再起の一歩と見るか。その視点の違いが、周囲との関係性やその後の道のりに大きな差を生む。大切なのは、落ちている最中に無理に語るのではなく、話せるタイミングと相手を見極める力だ。■ 「全てがなくなっても食っていける力」を持て──原点に戻れる人は強い「またコンビニからやり直せばいい」。これは津村さんの地に足のついた信念だ。どんなに事業が成功しても、万が一すべてを失ったとしても、自分一人で食っていけるスキルを持っておく。その土台があることで、経営判断も挑戦も柔軟にできる。「何かに依存しない仕事の核」は、すべてのビジネスパーソンにとっての保険であり、挑戦の土台になる。■ 変化できる会社は潰れない──“振り出しに戻るマインド”が企業の生存力を高めるコロナ禍で明暗を分けたのは、「柔軟性」だった。いきなりマスク製造に乗り出す企業、事業転換を即決できる経営者。津村さんは「また振り出しに戻ればいい」という個人のマインドが、企業経営にも直結すると語る。過去の成功体験やこだわりを捨て、変化を恐れない。そのしなやかさが、企業を生かし続ける。■ 自信は「実践」で生まれる──やらされ仕事が“やりがい”に変わるまで津村さん自身、最初は「やらされ仕事」だった工場勤務も、5年後には「楽しい仕事」へと変わっていた。そのきっかけは“課題解決”と“承認体験”。問題に向き合い、解決し、周囲から評価される。その積み重ねが自信となり、やりがいへと変化していく。やりたいことが最初にあるのではなく、やりながら見つかるというキャリアの在り方もリアルだ。■ 学歴ではなく“経験値”──現場が教えてくれる感覚と再現性のバランス高卒からキャリアを積み、学歴のある部下たちを束ねてきた津村さん。彼が語るのは「勉強と現場の違い」。同じ答えに辿り着くにしても、理論と感覚という違うアプローチがある。最終的には、技能を技術化する必要もあるが、感覚にしかない“現場力”があることも事実だ。その両方を尊重できるバランス感覚が、これからの組織に求められる。■ 若者に伝えたい「型にハマらない強さ」──ありのままを語れる場づくりを高校生の進路指導にも携わる中で、津村さんが大切にしているのは「型にはまらない発想」と「本音を語れる場づくり」。志望動機をテンプレートで語るのではなく、等身大で未来をどう描くかを話せること。その自由な発想こそが、会社とのマッチングにもつながる。日本の教育や社会が押し付ける“型”から外れる勇気が、次世代の突破力になる。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第181回 【対談】将来の若者が満足のいくキャリアを築くための秘訣(前編 ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

第181回 【対談】将来の若者が満足のいくキャリアを築くための秘訣(前編 ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

日本の将来を担う若い方達が自分自身で決断して納得したキャリアを築くためには何が重要か?高校生等の若者のキャリア育成に携わり、未来を担う次世代の子供たちの「働くとは何か?」「将来の夢」などについてのキャリア指導も副事業として行う、食品工場向け再生可能エネルギー事業や生産性向上コンサルティング事業を手掛ける株式会社キレイ21代表取締役の津村雅志さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社キレイ21様のHPはこちらです。 https://tmt-universal.com/jp/  津村さんのTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/odenkun8557?s=09  本放送で取り上げられておりました、株式会社キレイ21様で手掛ける、ゴミを滅菌・再資源化することにより、価値ある資源に生まれ変わらせる等地球環境問題の解決へ導く「地球まるごとキレイプロジェクト」の紹介ホームページはこちらです。   https://kirei21.com/   【ハイライト】 ・就職する為に資格取得は重要? ・就職活動を成功させるためには? ・ポジティブに生きるために重要な事 ・この世の社会は幻 ・挫折や失敗から得られる経験■ 資格を取ることが目的になっていないか?──“目的意識のない努力”は見抜かれる就職や転職の場で、「資格」は武器になり得るが、取得することが目的化してしまうと意味を失う。津村さんは「資格が趣味なんですか?」と聞かれた経験から、「目的なく取っても意味がない」と断言。面接官の目も現場の仲間の目も、「資格欄の充実」ではなく、「その人が何をしたいのか」「どんな目線で働くか」に敏感だという。就活のためだけに資格を取るのではなく、「何のために働くか」を自分の言葉で語れるようになることの方が、よほど大事なのだ。■ 採用基準は「資格」より「運がいい人」?──ポジティブさが職場を変えるCSR監査の現場で津村さんが出会ったある食品工場は、「運がいい人しか採用しない」と言い切っていた。「自分は運がいい」と言える前向きさを持つ人だけを採用した結果、現場の雰囲気が驚くほど明るく、助け合いが自然に起こる職場になっていたという。前向きな人材は、トラブルや課題をチームで解決できるエネルギーを持っており、失敗を「経験」として糧にできる。この「失敗に対する解釈」の違いが、職場の文化そのものを形作っていく。■ 失敗は恐れるものではなく、“経験値”である──日本社会のセーフティネットと「死ぬこと以外はかすり傷」論「失敗が怖い」と言う若者に対し、津村さんは「失敗したからといって人生終わるわけではない」と語る。むしろ日本は生活保護や自己破産制度などセーフティネットが充実しており、「飢え死にするほうが難しい国」である。彼の信念は「死ぬこと以外はかすり傷」。たとえ失敗しても、命があればやり直せる。お金も所詮「幻」であり、信用こそが本質だという価値観が、再起の土台となる。■ 騙されて会社が潰れても、再起できた理由──“信用持ち”としてゼロ円起業へ過去に詐欺に遭い、会社が倒産した経験を持つ津村さん。だがその失敗を糧に、本当の技術者と出会い、信頼を築くことで、今の事業をゼロからスタートさせることができた。出資金はすべて「信頼」による寄付のような形で集まり、信用される人物になっていたことが、最大の資産になっていたのだ。「信用が集まる人」こそが真のお金持ちだという津村さんの話には、現代の資本主義の本質がにじむ。■ 「最後に決めるのは自分」──他人のアドバイスは“理解のない善意”かもしれない騙された経験から学んだことの一つが、「最終判断を人任せにしない」という信条。他人から「絶対こっちだ」と強く言われて選んだ道で、成功した試しがないという。相手の人生背景や信念を知らずに、軽々しくアドバイスをする人間は、無責任になりがちだ。津村さんは「求められたときだけアドバイスする」「その人の歴史を知らずに判断しない」ことを心がけるようになったと語る。これは、経営者としてだけでなく、人としての深い学びでもある。■ 若者へのメッセージ:自信を持って、自分で選んで生きてほしい最後に、若者や就活生に向けた津村さんのメッセージは、「どんな経験も、後から意味づけできる。だからまず動け」ということ。たとえ詐欺に遭っても、倒産しても、失敗の中には次に繋がる“再起の種”がある。自分で決めて、自分で歩む。それが信頼される人をつくり、信用はやがてお金や仲間として戻ってくる。キャリアや人生に迷っている若い世代にこそ、聞いてほしい“リアルな言葉”がそこにはあった。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第180回 【対談】海外の食品工場の実態と循環型社会に向けて大事な事③(ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

第180回 【対談】海外の食品工場の実態と循環型社会に向けて大事な事③(ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

コロナ禍における工場の安全衛生管理や日本企業が海外工場をマネジメントする際に意識すべき事、今後のSDGsや循環型社会に向けてやるべき事に関して、環境機器メーカーと提携し、食品工場向け再生可能エネルギー事業や生産性向上コンサルティング事業を手掛ける株式会社キレイ21代表取締役の津村雅志さんと対談します。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。株式会社キレイ21様のHPはこちらです。https://tmt-universal.com/jp/ 津村さんのTwitterアカウントはこちらです。https://twitter.com/odenkun8557?s=09 本放送で取り上げられておりました、株式会社キレイ21様で手掛ける、ゴミを滅菌・再資源化することにより、価値ある資源に生まれ変わらせる等地球環境問題の解決へ導く「地球まるごとキレイプロジェクト」の紹介ホームページはこちらです。  https://kirei21.com/  【ハイライト】・コロナ禍において食品工場で生産性を高めるために重要な事・海外の食品工場の実態・海外工場をマネジメントする上で重要な事・株式会社キレイ21様の事業展望や野望・循環型社会に向けてやるべき事■ コロナ禍で「売れる食品業界」と「止まる現場」──矛盾を抱える密閉空間の課題新型コロナウイルスによる生活様式の変化は、家庭内食中心の消費傾向を加速させ、食品工場におけるスーパー向け商品の売上は逆に伸びている。一方で、工場の現場は“密閉・密集・換気困難”という構造的課題を抱え、衛生空間であるがゆえにウイルスのリスクに弱い。窓がない、換気が限定的といった衛生構造が感染拡大リスクを高め、生産の安定供給が脅かされることも。衛生管理は日常でありつつも、「いかに止めないか」という観点でのリスクマネジメントが今後さらに重要となる。■ 海外食品工場に見る“ズレた正しさ”──目的なき対策が招く現場の非効率津村氏が訪れた海外食品工場では、異物混入防止のために“ネズミ避けの壁”を跨いで入場するという場面も。目的は正しくても、安全や効率が二の次になっている例が多い。日本の衛生・労働安全基準とのギャップが大きく、制度の有無だけでなく「なぜそれをやるのか」という目的意識の欠如が原因だという。その改善には、技術指導だけでなく、文化的・心理的なアプローチが必要で、信頼構築や現地のプライドを刺激する“巻き込み型マネジメント”がカギとなる。■ 飲みニケーションも戦略──海外工場を動かす“信頼構築”の裏側海外、特に中国では「仲間意識」「信頼関係」が仕事の前提となることが多い。商工酒を飲む“乾杯文化”や、相手のプライドを尊重し「世界一を目指せる工場」と伝えるような持ち上げ方が、スムーズな改善提案の受け入れに直結する。単なる制度導入ではなく、「あなたたちはすごいが、ここを直せばもっとすごくなる」というストーリーが心を動かす。改善には時間と心の投資が必要であり、それを厭わずに動く“人間くさいコンサルティング”こそが異文化対応の核心である。■ ゴミは資源、海水は飲料に──循環型社会を実現するキレイ21の技術とはキレイ21が注力するのは、廃棄物を燃料に変え、資源として循環させる革新的技術。その一つが、海洋プラスチックなどのゴミから油を抽出する装置。この装置は分別不要で、生ゴミ・砂利・金属など混在していても処理でき、分離後に油や重油を生成できる。さらに、独自開発の“自然界の水循環を模した浄水装置”では、海水からフィルターなしで飲料水を作ることも可能に。この二つの技術を組み合わせた“ゼロプラスチックアイランド”構想が、リゾート島を舞台に実現へと動き出している。■ “ゴミを宝に”する仕組みで変わる世界──目指すは地球規模のキレイ化プロジェクトゴミの山を燃料資源へ、水不足地域に飲料水を──これが津村氏の掲げる「キレイ化プロジェクト」。SDGsにも連動するこの構想は、自治体や海外支援機関とも連携して動き出しており、実現すればゴミ問題・水問題・エネルギー問題の三つを一気に解決しうる。企業名「キレイ21」は「地球をキレイにする21世紀の挑戦」を意味し、創業の理念そのものだ。未来に向けた社会インフラを“工場改善”の延長線で築こうとする津村氏の姿勢は、まさに現場発・地球規模の挑戦である。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第179回 【対談】生産性向上が企業や働く人材に与える影響を語る②(ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

第179回 【対談】生産性向上が企業や働く人材に与える影響を語る②(ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

原材料費の削減等のコスト管理や作業改善・現場改善等の人材マネジメントも工場の生産性を向上させるためには重要です。生産性向上が企業や働く人材に与える影響について、環境機器メーカーと提携し、食品工場向け再生可能エネルギー事業や生産性向上コンサルティング事業を手掛ける株式会社キレイ21代表取締役の津村雅志さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社キレイ21様のHPはこちらです。 https://tmt-universal.com/jp/  津村さんのTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/odenkun8557?s=09  本放送で取り上げられておりました、株式会社キレイ21様で手掛ける、ゴミを滅菌・再資源化することにより、価値ある資源に生まれ変わらせる等地球環境問題の解決へ導く「地球まるごとキレイプロジェクト」の紹介ホームページはこちらです。 https://kirei21.com/ 【ハイライト】 ・食品工場のコスト管理の難しさと現状 ・中小企業の工場での生産性向上の現状について ・工場での人材定着の課題 ・工場の生産性向上を行うことで企業に与える良い影響■ 値上げ時代の現場努力──見えない「薄さ」でコストを下げる食品業界では原材料費が高騰するなかで、商品価格の据え置きや実質的な値上げ(容量減少)などの工夫が続く。大手では技術スタッフが容器や段ボールの“わずかな薄さ”を調整し、流通・耐久テストを繰り返してコストダウンを図っている。一方、中小企業では同様のノウハウが不足しており、現場改善やコスト管理のサポートが求められている。■ 型にハマらない支援──「理論」と「現場」の橋渡し役とは中小企業診断士や理論型コンサルは手法や型を持ち込む傾向があるが、現場の実態は十社十様。津村氏は「理論が三角でも、現場が丸なら楕円でつなぐ」柔軟性が必要だと語る。現場経験から得た“目利き”と職人感覚が、マニュアル化できない改善を可能にする。その姿は「誰でも食いついてくれる存在」として、社内外の連携を自然と生み出していく。■ 人が集まらない時代──外国人とロボットが支える製造現場工場は慢性的な人手不足に悩んでおり、特に夜勤や単調な作業に敬遠傾向が強い。大手・中小問わず外国人労働者の割合は増加しており、ある弁当工場では6割が外国籍という例も。言語や文化を活かし、外国人同士で教育・伝承が進む好例もあるが、今後は人に頼らず“ロボットとの共存”が鍵となる。人手確保ではなく、人の役割変化に対応する視点が求められている。■ 自動化の落とし穴──「機械化」と「業務改革」は別物単に機械装置を導入しても、工程全体を俯瞰せずに設置すれば人員削減にも効率向上にもつながらない。入口と出口に人が必要なままでは、単なるコスト増に終わる。津村氏は「全体のライン設計を見て“どこを自動化すれば効果的か”を見抜くことが必要」と語る。機械は部分最適であり、全体最適は現場を知る人間の戦略によってしか実現できないのだ。■ 作業から仕事へ──“考える力”が人を育て、現場を変える津村氏が大切にしているのは、単なる生産性向上支援ではなく、“働く人の意識改革”。言われたことを正確にこなす「作業者」から、改善提案を行う「仕事人」への成長を促す。「どう思う?」「何が目的?」という問いを重ねることで、その人自身が答えを導き、自信を得る――。そうした積み重ねが、やがて現場全体の改革へとつながっていく。■ なぜ日本には“自分で考える人”が少ないのか?日本人に「やりたいことがない人」が多いのは、子どもの頃に“やりたい”という感情が押し潰され続けたからではないか、と津村氏は考える。学校や家庭での抑圧が、発言や改善提案をしない大人を育てているのではないかという指摘だ。だからこそ、子どもの「〇〇がしたい!」という衝動を肯定することが、長期的な労働観の育成にもつながると語る。■ “非常口サイン”に見る、本質を問うコンサルの眼CSR監査などの仕事でも、津村氏は「目的」を強調する。例えばある被災地の工場では、法令ではなく“逃げるために必要なサイズ”として非常口表示をA3〜A1サイズに拡大。機械の死角にも誘導表示を追加し、本質的な安全を追求していた。法令順守は手段であり、目的を果たせなければ意味がない――この視点が、彼のコンサルスタイルの核をなしている。■ 働き方改革の本質は「目的を問い、問いを返すこと」“仕事をする人”を育てるには、制度ではなく「問いかけ」が必要だ。津村氏の姿勢は、現場に寄り添いながらも「自分で気づかせる」ことで変化を促すというもの。「脱線しながらでも話しやすい雰囲気を作る」「目的を引き出す質問をする」ことが、やがて大きな行動変容を生む――これは現場改善の現代的かつ人間的なアプローチだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第178回 【対談】工場の生産性向上に必要な対策について語る①(ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

第178回 【対談】工場の生産性向上に必要な対策について語る①(ゲスト:株式会社キレイ21 津村雅志さん)

製造業において工場の稼働の生産性を高めることは今後の日本企業にとって非常に重要かつ注目されている分野です。食品工場の生産性を向上させるためにどうすれば良いか、環境機器メーカーと提携し、食品工場向け再生可能エネルギー事業や生産性向上コンサルティング事業を手掛ける株式会社キレイ21代表取締役の津村雅志さんと対談します。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社キレイ21様のHPはこちらです。 https://tmt-universal.com/jp/ 津村さんのTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/odenkun8557?s=09 本放送で取り上げられておりました、株式会社キレイ21様で手掛ける、ゴミを滅菌・再資源化することにより、価値ある資源に生まれ変わらせる等地球環境問題の解決へ導く「地球まるごとキレイプロジェクト」の紹介ホームページはこちらです。 https://kirei21.com/ 【ハイライト】 ・食品工場で生産性向上する難しさ ・株式会社キレイ21様の事業概要 ・リサイクルの現状と今後企業がやるべきこと■ 工場の「ムダ」と向き合い続けた17年が生んだ独自の視点今回のゲストは、株式会社キレイ21代表の津村雅志さん。大手食品メーカーで生産技術を中心に約17年間のキャリアを積み、製造現場における“ロス削減”に一貫して取り組んできた人物だ。「原材料を100入れたら100商品にしたい」という工場の理想に対して、現実は常に不良品との戦いだった。果物など自然由来の原料のばらつきや、機械の立ち上げ時の不安定さなど、複雑な要因を現場感覚と技術力でひとつずつ改善してきた。■ 直感と技術の融合。異音と焦げ臭から不良を見抜く現場感覚津村氏の強みは、いわゆる“五感のチューニング”だという。工場に入ると「音」「匂い」「温度感覚」などから問題箇所を察知できるというのだ。さらに彼は一般的なコンサルタントと異なり、自ら機械を修理・改造し、必要であれば溶接も行う。「金属部品を加工し、センサーをつけて、制御プログラムまで組みますよ」と語る姿は、まさに“動ける現場技術者”。ワンストップでの改善提案ができるのは、長年の現場経験と探究心の賜物だ。■ 環境事業へ転身:工場ゴミの“再資源化”が次のステージ独立後、彼が力を入れているのが「廃棄物の再資源化」。これまで燃やされるだけだった食品廃棄物やプラゴミを、加熱水蒸気の力で“石油”や“炭”に再生成する技術に着目。これにより、ペットボトルや生ゴミ、金属混じりの砂までが「使える資源」として再活用可能になるという。しかも分別不要で、完全にクリーンに処理できる。行政や海外からの引き合いも増え、社会課題としての“ごみ問題”にテクノロジーで挑む姿勢が評価されている。■ 「日本のリサイクルは“燃やしてるだけ”」という衝撃津村氏は日本の“リサイクル幻想”にも切り込む。「実際、分別したプラゴミも焼却炉で燃やされ、熱として使われる“サーマルリサイクル”が主流。元の素材に戻す“真のリサイクル”はほとんど行われていない」と明かす。しかも、その多くは輸出依存であり、東南アジア諸国の輸入規制が進む中、日本のごみ処理体制は今や崩壊寸前。そんな危機感も、彼が新技術に取り組む大きな原動力となっている。■ ゴミ処理の「自社内完結」が新しいスタンダードになる特に食品工場においては、これまで外部委託していた排水処理やゴミ処理を「自社で完結」させる方向が求められつつある。「水の処理ができるなら、ゴミもできるはず」と語る津村氏は、廃棄物再資源化装置を工場に導入することで、安定的で低コストな循環システムの確立を支援している。供給体制も万全で、機械の品質管理から納期調整、生産ラインの指導までをワンストップで手がける体制を築いている。■ 社会のしくみを“変えていく”立場として「今はまだ、工場の担当者レベルでの課題意識に留まっているが、いずれ社会全体が直面する問題になる」と津村氏は語る。ゴミ処理費の高騰や処理不能リスクが現実となる前に、各企業が“自ら処理する時代”へ備えるべきだと警鐘を鳴らす。そのための現場支援と技術提供こそが、今の彼のミッションであり、キレイ21の存在意義である。■ モノづくりの現場から社会を変える津村氏の話には一貫して“実行者の哲学”がある。評論ではなく、自ら手を動かし、溶接し、配線を組み、現場の困りごとを解決する。そして今、その延長線上で、日本と世界の環境課題と向き合っている。食品業界だけでなく、モノづくりと環境に関心のあるすべての人にとって、今回の対談は大きなヒントになるはずだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第177回 【対談】グローバル人材になるために重要な事(後編、ゲスト:ユナイテッドワールド株式会社 朝日将さん)

第177回 【対談】グローバル人材になるために重要な事(後編、ゲスト:ユナイテッドワールド株式会社 朝日将さん)

本日のゲストは前回に引き続きユナイテッドワールド株式会社の朝日将さんです。国際感覚に優れたグローバル人材になるための秘訣や今後行うべき重要な事について教えて頂きました。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・海外留学帰国後の就職活動について ・起業する上で大事な考え ・起業するまでの職務経験について ・留学経験が起業に生かされた事 ・出る杭を叩かれないための秘訣 ユナイテッドワールド株式会社様のHP https://www.unitedworld.jp/  朝日社長のブログ https://ameblo.jp/masaruasahi/■ パンチングマシーンから始まった、異色のキャリア海外大学を卒業後、朝日さんは「普通に就職すること」に違和感を持ち始める。学生時代にはアメリカでたこ焼きを焼いたり、パンチングマシーンを飲み屋に売り込んだりという“なんでも屋”的なチャレンジも。「みんなが言う『まず3年働け』に、そもそも疑問があった」と振り返る彼の視点は常に逆張り。起業したいなら、まず起業しろ。それが彼の哲学だった。■ 就活で「スーツ姿で隅田川に寝泊まり」して気づいたこと日本に帰国後、東京での就職活動を開始。しかし泊まる場所もなく、隅田川の河川敷でスーツを着たまま寝泊まりしながら就活する日々。「面接で『御社で一生働きたい』とか言ってる人を見て、無理だなと思った」と語る朝日さん。就活そのものへの違和感から、彼は起業への道を決意する。■ 起業のリアル:最短ルートで挑む、最初の敗北最初の起業は、視界医療機器の販売。しかし順風満帆とはいかず、結果的に失敗。それでも朝日さんは「やってから足りないことに気づいた。足りなければその都度補えばいい」と語る。この合理的でストレートな思考が、後のキャリアの原動力となる。■ 大使館・NGO・コンサルへ:“世界”で得た経験値その後、彼はメキシコ大使館でのインターンを皮切りに、NGO、国際機関、そしてコンサルティングファームへ。「異なる国の価値観を知ることが財産になった」と語るように、フランス、台湾、ルーマニアなど多様な文化の中で仕事を経験。各国ごとの人の傾向を知ることも、グローバル人材育成に活きている。■ 英語習得の本質:完璧主義を捨てて“使う場所”に飛び込め「英会話教室は意味がない。3年通うより3ヶ月留学した方が絶対いい」と断言する朝日さん。TOEIC点数主義を批判し、「使う場にアサインすれば自然と覚える」と主張。インド人のブロークン英語がビジネスで通じている現実を見よ、と喝破する姿勢には、現場主義ならではの説得力がある。■ 海外留学でやらなかったこと:現地インターンへの後悔自身の留学時代で唯一「やっておけばよかった」と語るのが、現地企業でのインターンシップ経験。企業文化や実務を知らずに帰国したことで、就職やビジネスへの理解に苦労したという。「現地インターン込みの留学が、最強の自己投資」との教訓が語られた。■ 染まらないこと、それが突き抜ける鍵社会人経験を経て気づいたのは「常識が無意識に染みついてしまった」という事実。飲み会での立ち居振る舞いや空気を読む文化に対して、「それが本当に必要なのか?」と問い直す。今は“常識を削ぎ落とす”作業を継続中だという。■ 若者に伝えたいメッセージ:「突き抜けていい」10歳で起業を志す少女に出会い、「もっと突き抜けていい」と感銘を受けた朝日さん。「自分の長所を見つけ、伸ばして、一番をとれ」とエールを送る。日本の“出る杭は打たれる”文化の中で、いかに個性を守り育てるか。それが、次世代への課題であり、希望でもある。■ 最後に:常識を疑い、自分を信じて動け番組の最後には、「就職しないといけない」「英語は完璧じゃないとダメ」「まずは3年我慢」——そんな“常識”に縛られず、自分のやりたいことを今すぐ始めようと呼びかけた朝日さん。突き抜けたい若者にとって、大きなヒントと勇気を与える回となった。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第176回 【対談】グローバル人材になるために重要な事(前編、ゲスト:ユナイテッドワールド株式会社 朝日将さん)

第176回 【対談】グローバル人材になるために重要な事(前編、ゲスト:ユナイテッドワールド株式会社 朝日将さん)

本日のゲストは前回外国人雇用について対談したユナイテッドワールド株式会社の朝日将さんです。国際感覚に優れたグローバル人材になるための秘訣や今後行うべき重要な事について教えて頂きました。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・海外留学での勉強の大変さ ・英語を習得するコツ ・海外留学での生活 ユナイテッドワールド株式会社様のHP https://www.unitedworld.jp/  朝日社長のブログ https://ameblo.jp/masaruasahi/■ グローバル人材の正体とは?朝日さんが語る自らの原体験今回のゲストは、ユナイテッドワールド株式会社CEO・朝日氏。外国人材の支援や国際交流を実践する彼が、自身の“グローバル人材”としての歩みを語る。「世界に出るべき人間だと、昔から思っていた」と語る朝日さん。高校まではサッカーに打ち込み、大学から本格的に勉強を始める決意を固めたという。■ なぜ日本の大学を中退し、アメリカへ?——海外移籍の裏側日本の大学での学びに違和感を覚えた朝日さん。「周囲が勉強しない環境に危機感を覚えた。自分のレベルは海外に合っていると直感した」と語る。学費を抑えるため、まずはカリフォルニアの短大へ進学し、その後成績トップでミネソタ大学へ編入。このルートは、実力次第で一流大学に安く進める“戦略的留学”として、今でも彼は推奨している。■ 文法を制す者が英語を制す——語学力の鍛え方英語力を伸ばすうえで彼がまず徹底したのは“文法”。日本語の文法参考書を1日13時間、3周以上繰り返し、「文法だけは誰にも負けない」と言い切るほどまで鍛えた。英語の基礎は“発音とイントネーション”だとも強調し、ネイティブとの発音練習も日課に。聞こえない単語は発音できない——この原理に基づき、聞く・話す・読む・書くを“理論から”積み上げていく姿勢が印象的だ。■ 友達作りも“真剣勝負”。勉強と社交の両立戦略英語力を伸ばすためには「勉強だけでなく、現地の友達を作ることが必須」と語る朝日さん。金・土の夜はパーティーに参加し、アメリカ人の友人との交流を通じてスラングや日常表現も自然と習得。現地では日本語教師のアルバイトもこなしつつ、「かわいい生徒を中心に教える」というちゃっかりした一面も。語学力・学業・社交、すべてに“手を抜かない”スタイルで成果を積み重ねた。■ UC系大学の厳しさと、それでも折れなかった理由短大を経て進学したミネソタ大学では、「地獄のような日々だった」と回顧する。1学期で18冊の専門書、毎週20ページのレポート。周囲の学生が次々と脱落するなかでも、「孫正義を超える」というモチベーションだけは揺らがなかった。時には集中力を高める薬に頼ることもあったというが、「帰らないと決めていたからこそ乗り越えられた」と語る。■ 専門領域で現地学生に勝つために必要なこと政治学や経済学はまだしも、文学の授業では「言葉の奥深さに圧倒された」と振り返る朝日さん。文法が破壊された詩的な言語表現、歴史的背景に裏打ちされた比喩——こうした文化的コンテクストの理解が難関だったという。それでも「バカだと思い込むぐらいでちょうどいい」という強気なメンタリティで、劣等感を力に変えた。■ 最後に——“世界に出たい”人へ贈るメッセージ朝日さんが繰り返し語ったのは、「英語付けになるより、まず基礎を固めよ」「遊ぶことにも手を抜くな」というメッセージ。語学を手段に、世界で戦える力を身につけたいなら、地道な努力・強い動機・そして諦めない粘りが欠かせない。夢は見るものではなく、勉強と実行で手にするものだという、リアルなグローバル人材論がここにある。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第175回 【雑談】サニフラ戦略会議(完)

第175回 【雑談】サニフラ戦略会議(完)

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!本日も前回の続きで中小企業診断士の尾崎佳貴さんとデザイナーの相田悟さんと一緒にサニーデーフライデーの戦略会議をしました。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。【ハイライト】・経営者はSかMか論・会社という教育システムを抜け出す事・うんちく語りたい方は是非サニフラへ・伝説を作り、減価償却する重要性・先輩後輩キャラを演じる能力について経営者はSかMか?──タイプ別に見る相談行動の違い今回のテーマはズバリ「経営者はSかMか?」。社労士やコンサルタントが関わる現場では、「経営者のタイプを見極める力」が非常に重要です。話し手たちは、創業者(初代)にはS気質が強く、2代目・3代目にはM気質が多いという仮説を展開。初代は自己肯定感が高く、迷いなく突き進む傾向がある一方、後継者には「自信のなさ」が色濃く、相談を求めることが多いという現場感覚が共有されました。興味深いのは、Mとして相談に来た経営者が、成果を上げて自信を得ると、S的に変貌していくという点。つまりSとMは生まれ持った固定属性ではなく、状況と経験に応じて「可変」するものだという発見です。まずは“初球ど真ん中”を投げろ──観察と関係構築の極意どんな経営者に対しても、まずは「初球ど真ん中ストレートを投げてみる」。これが尾崎さんの提唱する“観察眼”の磨き方です。遠回しな会話よりも、「今日の相談テーマってなんですか?」という直球質問を最初に投げることで、相手の反応から性格や思考パターンを読み解いていく。これによって、ズバズバ行くべきか、傾聴を中心に寄り添うべきかが見えてくるのです。会話は“配球”であるという比喩も登場し、右バッターか左バッターか、アウトローが好きなのか真ん中が好きなのか、探りながら試合を組み立てることの重要性が説かれました。聞く力・教える力・さらけ出す力──信頼を生む技術対談では「独立後の成長とは何か?」というテーマにも発展。会社に所属していれば、先輩から教わる機会や後輩を育てる場が自然とあります。しかし独立するとそれが消えるため、教え合う環境を自ら作る必要があると語られました。田村も、自らのポッドキャスト番組を通じて「教えてください」という立場に回ることの難しさと意義を実感しています。そして、「ゲストに本音を語ってもらうには、自分もさらけ出さなければならない」と、パーソナリティとしての成長課題に気づき始めます。90万円のリボ払いは“伝説”になる──雑談の力とアイスブレイクの重要性話題はやがて、「雑談・ネタ・アイスブレイク」の価値へと移行。3年連続で年末に“90万円のリボ払い”を叩き出した伝説の接待話。これは単なる自虐ネタではなく、「一発で名前を覚えてもらう」「相手の警戒心を解く」ための最強の武器でもあります。こうした経験談は、自己開示の第一歩として極めて有効です。ネタがない、演じたくない、と思っている若手こそ「自分で経験を作りにいくべきだ」というメッセージが込められています。「聞いてほしいM」の心を救う──サニーデーフライデーの新たな使命番組の終盤では、このポッドキャストが「聞いてほしいM社長たちの救済ラジオ」として機能していることが明言されます。話したい人、語りたい人、うんちくを披露したい人が、安心して語れる場をつくる──これが「サニー・デイ・フライデー」が果たす役割です。聞き手側のパーソナリティにもまた、聞きながら学ぶ姿勢、自分をさらけ出す勇気、そして“いい質問”を用意する技術が求められています。SかMか、ストレートかカーブか──観察と挑戦が信頼を生む経営者に寄り添うというのは、ただ話を聞くことではありません。タイプを見極め、時にズバリと切り込む観察眼と覚悟が求められます。SかMかを判断し、ストレートを投げるかカーブにするかの選球眼を磨く。そして、自分自身もさらけ出しながら、相手の懐に飛び込む勇気。今回の対談は、社労士・コンサルタント・経営支援に関わるすべての人にとって、現場で使える知恵が満載の“実践ガイド”でした。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第174回 【雑談】サニフラ戦略会議③

第174回 【雑談】サニフラ戦略会議③

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!本日も前回の続きで中小企業診断士の尾崎佳貴さんとデザイナーの相田悟さんと一緒にサニーデーフライデーの戦略会議をしました。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。 【ハイライト】 ・独立時のリスクを減らす方法 ・若いうちにする苦労の真の意味 ・やったことない案件への対処方法 ・○○論リターンズ ・馴染みの店を作ること ・田村vsカンゾー先生 ・三角飛び戦略と修学旅行の思い出やっと一人前になった──「寝ずに働く」フェーズの終わり対談の冒頭では、参加メンバーが過去を振り返り、「寝ずに働く」フェーズを経て、ようやく“主体的に仕事を選べる段階”に来たという実感が語られました。かつては、土日関係なく仕事を受け、朝6時から電話を取るなど、“他人がやらないことをやる”ことが強烈な差別化につながっていた。この「誰もやっていないことをやるポジション」を若手時代に確保することは、キャリアの土台として非常に大切であり、今の30代にこそ重要なメッセージです。30代は体力と時間のラストチャンス──“今やるしかない”の根拠「今しかない」──この言葉の重みは、実際に38歳になったメンバーの実感から語られました。20代・30代前半は「神モード」。1日24時間を3日分働けるような体力があった。しかし、それが確実に衰えてくる。だからこそ、挑戦と限界突破は30代前半にやっておくべきであり、「できるかどうか迷う仕事は引き受けてしまえ」という実践的なアドバイスが飛び出します。やって初めて「できる」か「無理」かがわかる。その積み重ねが、40代以降の“武器”となっていくのです。若手の武器は“素直さ”と“なんでなんですか?”の一点突破ここで話題は、「若手が何で勝負するか」に移ります。30代が60代の社長から信頼を得るには、“若さ”ではなく“素直な問い”でぶつかること。いわゆる「なんでなんすか?」と食らいつく姿勢が最大の武器であり、その姿勢を“本気でやる人”だけが知識や人脈を回収できると語られました。「いいっすね」は便利だけど、思考停止の入り口でもある。そこに逃げずに、「どうしたらいいですか?」と一歩深く入っていけるかが、30代コンサルとしての“信頼を勝ち取る技術”なのです。信頼とは“蓄積”である──なじみの店・なじみの人間関係話は思わぬ方向へ──「上野のミセス系キャバクラ」に学ぶ、信頼と商売の本質。若さやルックスではなく、20年30年接客の現場に立ち続けた「マダム」たちが持つ凄み、会話力、気配り力に、社会人としての学びがあるという深い洞察が飛び出します。「若ければいい」という消費される価値ではなく、「積み重ねて残るスキル」こそが長く生き残る力。この感覚は、仕事のスタンスにも通じます。瞬間的な成果より、なじみをつくる戦略性の方がよほど強い。戦略としての“いいっすね”──そしてその先へ対談の終盤では、田村さんの代名詞でもあった「いいっすね」について、本質的な問い直しがされます。「いいっすね」だけでは飽きられる。聞こえはいいが、実は“思考停止”でもある。だからこそ、「ズバッと言う勇気」や「肩を持つ技法」を身につけていく必要がある。コンサルタントとして、「何ができるか」だけでなく、「何を見せるか」「どこを尖らせるか」が問われているのです。「この指とまれ」が言えるか──尖った自分を発信する覚悟ラストでは、専門性の尖らせ方と、それをどう外に向けて発信するかが語られました。「何でもできます」は何も伝わらない。だからこそ、“この指とまれ”が言えるポジション取りと発信力が必要だといいます。社労士なら社労士で、「海外駐在制度の構築に強い」「労務DDが得意」「飲食FCに特化」など、尖った切り口でまずは認知されること。そこから他の業務へ広げていけばいいという実践的なアドバイスで締めくくられました。今この瞬間を、思い切り使い切れ今回の対談は、30代の葛藤・可能性・現実──すべてを真正面から語った、熱量の高い回でした。“やりたいこと”より、“やるべきこと”。“うまくやること”より、“やりきること”。どこかで「今しかない」瞬間に、本気で踏み出せるか。それが、10年後に「食える自分」「信頼される自分」をつくるのだと、確かに感じさせてくれる内容でした。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第173回 【雑談】サニフラ戦略会議②

第173回 【雑談】サニフラ戦略会議②

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!本日も前回の続きで中小企業診断士の尾崎佳貴さんとデザイナーの相田悟さんと一緒にサニーデーフライデーの戦略会議をしました。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。【ハイライト】・分からないことは分からないと言う事・例え力の真の大事さ・真のコンサルは傾聴と質問力を備え持つ人・万人受けするコンサルは存在しない・頷き力の重要性・年齢の壁の克服方法「なんでなんですか」と聞けない自分への葛藤今回のトークテーマは“質問力”と“コミュニケーションスタイルの模索”。「なんでなんですか?」と本当に聞きたいのに聞けない。そんな自分の弱さや遠慮に、田村はもどかしさを感じています。相手の話に共感を示すつもりで「難しいっすね」と言ってしまうけれど、それが対話の思考停止になってしまうことも。相田さんと尾崎さんからの指摘は、「共感して距離を縮めたつもりでも、むしろ思考を止めている」「難しいなら、どうしたらいいですか?と聞き返すべき」というものでした。質問は、共感のためではなく、問題を前進させるためにある。その覚悟が必要なのだと強調されました。「うなずき力」こそ最強のファシリテーションスキル話は“究極の聞き手”の話題に発展。札幌在住のファシリテーターの話を例に、「喋らないファシリテーション」というスタイルが紹介されます。その人は、幹部クラスの経営者たちを相手に、1回90分のセッションを“15種類のうなずき”だけで成立させてしまうのだとか。これはただ黙っているのではなく、“相手の思考を言語化させるために、空気を作る”という高次の技術。うなずきだけで場の主導権を握るこのスキルに、田村は大きな影響を受けます。自分にはまだ“いいっすね田村”しかない、という自己評価の田村。けれど今こそ、自分のうなずきのパターンを増やしていくフェーズに入っていると気づくのです。聞き手に徹するか、ぶつかり合うか──スタンスの選択「傾聴して整理するスタイル」と「対話でぶつかって深掘るスタイル」。どちらが自分に合うのか。田村は葛藤しています。相田さんは、「万人に合わせるより、切り口を決めて“合わない人はごめんなさい”と割り切るのもアリ」と提案。対話相手の3割と深くつながれば、それが自分の武器になるという視点です。「全員とフラットに話す」よりも、「ぶつかって、削られて、本質が見えるやり取り」ができる人こそが、長く信頼される聞き手になると語られました。30代の壁、年齢差を超えるにはどうすればいいのか?30代という年齢で、60代の経営者に納得してもらえるにはどうしたらいいのか。田村さんが直面している「若さゆえの説得力の壁」についても語られました。尾崎さんは、自分が20代後半~30代前半の頃、「年齢の壁を越えるにはまず“死ぬ気で働いてみること”だった」と話します。とにかく寝ないで、稼げる限界までやってみる。そうすれば、自分の限界や“食いっぱぐれないための基準”がわかる。その上で、「質を重視した仕事」にシフトすることで、焦らず、説得力ある対応ができるようになるといいます。相田さんも、「年齢差は時間とともに自然と埋まる。だから今は、若さを武器に“なんでなんですか?”と素直に聞ける側でいるべき」と補足。無理に取り繕わず、今の自分を素直にぶつけていくことが、結局は一番信頼される姿だと語られました。喋るだけじゃなく“喋らせる力”を持つ聞き手へ最後に田村が語ったのは、「自分は喋る側ではなく、ぶつけられる側でいたい」という想い。ジャブを打たれる役を買って出ることで、対話を深め、トークを活性化させたい。それが若手としての自分にできる最大の貢献だという決意です。また、「なんでなんですか?」と聞くことを“自分の型”にして、そこにフォークやカーブ(=深みある問い)を加えていく。そのイメージが今後の成長の鍵になるとも語られました。「いいっすね田村」から「うなずき15パターン田村」へ。若さゆえの悩みや未熟さを正面から語り、学び、変化していくその姿が、何よりもリアルで説得力のある“聞く力”の成長記録になっていました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第172回【雑談】サニフラ戦略会議①

第172回【雑談】サニフラ戦略会議①

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!本日は中小企業診断士の尾崎佳貴さんとデザイナーの相田悟さんと一緒にサニーデーフライデーの戦略会議をしました。(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。 【ハイライト】・インタビュー力の無さの言い訳・ラジオパーソナリティーの素質について・ソクラテス方式の対談と話の盛り上がりについて・質問力を高めるためには?・経営相談=初球ど真ん中論ゲストとの“キャッチボール”が足りていない?今回は、ラジオパーソナリティとしての自分を振り返る田村と、ゲストの相田さん・尾崎さんが“聞く力”や“番組の型”について本音で語り合いました。対話のなかで浮き彫りになったのは、「質問力」の問題。球は投げても拾われない、もしくは拾うチャンスを逃してしまう──そんなすれ違いが少なくないというのです。型通りの進行では60点止まり。100点を超える回にするためには、“人間味”や“本音”のぶつかり合いが欠かせないと3人は語ります。「質問する勇気」と「脱線を恐れない自由さ」面白いトークを生むのに必要なのは、“用意された質問”ではなく、“疑問に思ったことをその場でぶつける勇気”。田村自身も、「聞きたいのに遠慮してしまう」と語り、そこを変えたいという課題意識を明かしました。ゲストからの提案は明快でした。「まずはストレートを投げてみること」「違和感には“なんでなんですか?”とぶつかってみること」。そこから脱線しながら深まる会話にこそ、ラジオの醍醐味がある──その考えは、トーク番組における本質的な姿勢と言えるでしょう。トークに必要なのは「対話」より「対決」?後半では、より刺激的な構成案が飛び出します。たとえば「次回は全発言を否定から入る」「“是正します”という回を作る」など、ゲストとの“喧嘩上等”の構えで挑む案が続々と挙がりました。これは単なる逆張りではなく、“生き様と生き様のぶつかり合い”を表現したいという想いの裏返し。一方的な聞き手ではなく、価値観をぶつけ合いながら、その中で何が残るのかを試すような「討論型ラジオ」への進化が模索されていました。聞き方は変えられる。「まずど真ん中を投げてみよう」終盤では、ゲストに対してどう質問するかという“技術論”にも議論が及びます。尾崎さんは「まずはど真ん中の質問を投げてみて、反応次第でアウトローに切り替える」という“ストライクゾーン理論”を展開。一方で、相手がスロースターターだった場合のために、「ボール半個分ずつずらしていく」ような配慮も必要だといいます。この部分は、単なるラジオ収録のテクニックにとどまらず、あらゆる対話やインタビュー、さらにはコンサルティングにも通じる“質問の構え方”として非常に実践的な示唆を含んでいます。100点を超えるトークの鍵は“本気のぶつかり合い”今回の対談で繰り返し語られたのは、「型に収まらず、本音でぶつかれ」というメッセージでした。聞きたいのに聞かない、深掘りしたいのに流してしまう──そんなラジオには“深み”が出ないという痛烈な指摘。そしてその背景には「ぶつかって相手を嫌な気分にさせたらどうしよう」という遠慮がある。しかしゲストを呼んで話すという時点で、ある種の“覚悟”は共有されているはず。だったら、一歩踏み込み、ぶつかる勇気を持つべき──そう背中を押された田村は「次回はリベンジしたい」と明言し、構成・ルールすら大胆に変える覚悟をにじませていました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第171回 【対談】東京外国語大学と海外駐在での経験について語る(ゲスト:合同会社MONDAY 原川萌佳さん)

第171回 【対談】東京外国語大学と海外駐在での経験について語る(ゲスト:合同会社MONDAY 原川萌佳さん)

東京外国語大学で得た経験や今の仕事に生かされていること、パキスタン駐在で習得した技術は今のキャリアについてどう生かされているか。パキスタン家具の販売、インテリアコーディネート、沼津での民泊事業を手掛ける合同会社MONDAY 代表の原川萌佳さんと対談します。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。合同会社MONDAY様のHPはこちらです。https://bit.ly/2IFiPsR 原川萌佳さんのインスタグラムはこちらです。https://www.instagram.com/moeka.harakawa/ウルドゥー語を選んだのは“直感”。その出会いが未来をつくった東京外国語大学でウルドゥー語を専攻した原川萌佳さん。パキスタンに強い思いがあったわけではなく、「なんとなく面白そう」「海外に行けそう」という直感で言語を選んだと語ります。入学前に偶然読んだ新聞記事──外語大の学生がウルドゥー語で劇を上演するという内容に強く惹かれ、そこから自分の進路が決まったと言います。結果的にその選択は、パキスタン駐在や家具輸入ビジネスの起業といった、人生の大きな分岐点につながるものでした。「直感で選んだものが線になった」という経験は、受験生にも大きな勇気を与えるエピソードです。勉強は“好き”を軸にカスタマイズせよ高校時代の受験勉強も、原川さんは“好き”を軸に組み立てたと言います。暗記が苦手な世界史は絵で覚える、英語は自分の興味のある話題にこじつけて英作文に挑戦するなど、「どうしたら自分が楽しく続けられるか」を徹底的に意識したスタイル。予備校には行かず、自分のペースで進める独学型だったそうです。これは、東京外国語大学の自由な校風や“個性の尊重”という文化とも強くリンクしています。大学生活ではサンバの演奏サークル「ブラジル研究会」での活動、バックパッカー旅、複数のアルバイト経験など、自分のやりたいことを遠慮なくやり尽くした4年間を送ったといいます。外語大で得たのは「なんとかなる精神」と「伝える力」社会に出てから痛感したのは、「外語大での経験が“やってみる力”や“伝える力”として生きている」ということでした。とにかく一歩踏み出すことに躊躇しない、「とりあえずやってみる」精神。そして言語学習で培った“完璧でなくても伝える”コミュニケーション能力。これはビジネスでも大きな武器に。英語や日本語の文法が多少崩れても、「何を言いたいかが伝わればいい」という姿勢が、相手との距離を縮めるのだと語ります。外語大時代に培った「自分を大事にして生きる」「画を出していいんだ」という価値観が、今の起業スタイルの土台になっています。パキスタン駐在──言葉を知っているからこそ見える現地のリアル原川さんはパキスタンのカラチにて約2年間、商社の駐在員として勤務しました。現地スタッフとの間に信頼関係を築くまでに約1年かかったそうですが、鍵となったのは「とにかく話しかける」「現地の言葉を使う」こと。ビリヤニの店を一緒に探しに行ったり、些細な相談をウルドゥー語でしていくうちに、ようやく本音で話してくれるようになったといいます。その一方で、ウルドゥー語が話せることで「スパイ扱いされる」など、言語が裏目に出ることも。待遇格差や金銭相談など、信頼されるからこそ抱える葛藤にも直面しました。言語を学ぶことは、現地の“酸いも甘いも”を引き受ける覚悟でもある──そんな実感がにじみ出ていました。与えられた駐在の場を、自らの学びの場へ変えるパキスタン駐在中は、起業を見据えて独自に家具店を回ったり、職人との対話を重ねたりと、積極的にリサーチを重ねていたという原川さん。駐在は守られた環境であるがゆえに、惰性で終わらせることもできた。でも「せっかく来たからには、自分の将来に活かしたい」という強い思いが行動を駆り立てたと語ります。「住んでみなければ見えない世界がある」と語る原川さん。旅では見えない“生活”のリアルが、パキスタンという国の本当の姿を教えてくれた。その積み重ねが、いまの合同会社MONDAYというビジネスへとつながっています。人生の主役は「やってみたい」と思った自分自身インタビューの最後、原川さんはこう語ります。「仕事は全然うまくいってない。でも今、一番人生が楽しい」。やりたいことをやり、会いたい人に会い、誰に遠慮するでもなく自分の感情に素直に生きている。そんなスタンスが、周囲に人を呼び込み、新しい機会を引き寄せるのだと感じさせられました。「とりあえず、やってみる」「楽しさが勝ち」。外語大の価値観を体現し、世界と地域の境界を越えて挑戦する原川さんの姿は、「学びの先にある自由な人生」の好例そのものです。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第170回 【対談】教えて、あなたの働き方!(ゲスト:合同会社MONDAY 原川萌佳さん)

第170回 【対談】教えて、あなたの働き方!(ゲスト:合同会社MONDAY 原川萌佳さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』本日のゲストは前回出演頂いた、パキスタン家具の販売、インテリアコーディネート、沼津での民泊事業を手掛ける合同会社MONDAY 代表の原川萌佳さんのお話を聞きます。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。合同会社MONDAY様のHPはこちらです。https://bit.ly/2IFiPsR 原川萌佳さんのインスタグラムはこちらです。https://www.instagram.com/moeka.harakawa/一緒に働きたいと思われる人になる原川萌佳さんの働き方の原点には、「一緒に働きたいと思われる人でありたい」という強い思いがあります。学生時代に友人から言われた「仕事は何をするかより誰とするかが大事」という言葉。その意味を社会人になってから実感し、どんな仕事にも“誰とやるか”がモチベーションに直結することに気づいたといいます。実際に企画提案の場面でも、企業ホームページを丁寧に読み込んだ上で独自の視点から提案を行い、相手企業から「ここまで調べてくれる人はいなかった」と感動された経験も。こうした「相手に関心を持ち、丁寧に関わる姿勢」こそが、原川さんのビジネススタイルの核になっています。やりがいは“誰かの喜び”が生まれる瞬間にあるパキスタン家具やチャイの輸入販売を目指して起業した原川さん。現在は物流の課題や販売準備などに直面しながらも、現地の人々から「日本で販売してくれるの?ぜひ一緒にやりたい」と言われることが大きな原動力になっていると語ります。過去には、ビリヤニ専門店を経営する知人の依頼で、パキスタンから大鍋を輸入するプロジェクトに奮闘。現地の郵便局で「鍋に麻薬が仕込まれているのでは」と疑われ、交渉に一日を費やしたエピソードも。最終的に鍋は無事日本に到着し、先方からの「これが一番ビリヤニに合う鍋だった!」という喜びの声が、大きなやりがいになったそうです。旅の現場で学んだ「相手の期待に応える力」原川さんの“人に寄り添う力”は、旅行会社での添乗員時代に培われました。お客様の旅の目的や背景を会話の中から汲み取り、写真を撮ってあげたり、特別な体験を提案したりと、一人ひとりの想いに応える工夫を積み重ねてきた経験が、今のスタイルの原点。「アンケートにびっしりと感謝の言葉を書いてもらったときの喜びは、ボーナス以上のやりがいだった」と語る原川さん。相手のちょっとした発言や表情の変化を敏感にキャッチし、喜びに変える工夫を惜しまない姿勢は、今も変わりません。家具から始まる、“パキスタンを誇れる未来”を目指して今の目標は、まずは第一便のパキスタン家具を日本で売り切ること。そして将来的には、日本でインテリアショップを持ち、さらにはヨーロッパなど海外でもパキスタン製品を販売する“ブランド”を築いていきたいといいます。パキスタンは世界的にはまだ“危険な国”という印象が根強く残っています。だからこそ、現地の魅力あるプロダクトを世界に広め、誤解を少しでも解きたいという原川さんの想いは強いのです。「いつか“パキスタン”という名前を堂々とブランドとして掲げられるように」。その夢の先に見据えているのは、まだ見ぬ国々と日本をつなぐ“次の一歩”でもあります。沼津でつなぐ、ローカルとグローバルの交差点現在の拠点は静岡県沼津市。原川さんは、祖母の家をリノベーションし、そこを地域住民に開かれたシェアスペースにするプロジェクトを進めています。家具展示に加えて、チャイの提供や交流イベントも構想中。「沼津にはパキスタンの繋がりは全くなかったけど、だからこそみんな面白がってくれる」。地元の人々のリアクションや好奇心に背中を押され、今では“パキスタンの子”として認識されるほどに。ローカルの場からグローバルへの架け橋を生み出そうとする姿が、原川さんのもうひとつの挑戦です。原川萌佳という“ブランド”をつくるために最後に語ってくれたのは、未来への野望。パキスタンに限らず、タジキスタンなど未知の国々の魅力を見つけてブランド化すること、そして世界へ発信していくこと。それは単なる商売ではなく、文化と人と想いをつなぐ“交差点”を創る営みです。「できるかなとは思うけれど、やってみたい」。その一歩一歩の挑戦が、いずれ原川萌佳という“生き方のブランド”になる日も、きっと遠くはないでしょう。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第169回 【対談】海外経験×バックパッカー×起業家のキャリアについて語る(ゲスト:合同会社MONDAY 原川萌佳さん)

第169回 【対談】海外経験×バックパッカー×起業家のキャリアについて語る(ゲスト:合同会社MONDAY 原川萌佳さん)

今回は海外駐在や海外インターンシップ、バックパッカーの経験等を生かして事業活動を行う国際派起業家のキャリアを学びます。田村の母校である東京外国語大学の先輩で、パキスタン家具の販売、インテリアコーディネート、沼津での民泊事業を手掛ける合同会社MONDAY 代表の原川萌佳さんと対談します。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。合同会社MONDAY様のHPはこちらです。https://bit.ly/2IFiPsR 原川萌佳さんのインスタグラムはこちらです。https://www.instagram.com/moeka.harakawa/多彩な職歴が紡ぐ“線”としてのキャリア一見バラバラに見える職歴も、すべては「将来自分の会社を持ちたい」という一点に向かって進んできた道だった。旅行業では現地アテンドのノウハウ、小売ではモノづくりと流通、営業職ではコミュニケーションスキルと顧客理解を学び、パキスタン駐在では言葉にならない現地感覚を体得した。起業後、「すべてが活きている」と実感できる今、原川さんにとっての“点と点がつながる瞬間”が訪れている。なぜパキスタン?異文化への想いと家具ビジネスの挑戦パキスタンにはネガティブな印象がつきまとうことが多いが、実際に暮らし、働く中で原川さんはその温かな人間味や美しい手仕事に心惹かれた。とりわけ、現地の家具職人が下書きもせず迷いなく彫り・塗り・仕上げるその豪快さと繊細さに感動。「同じものは二度と生まれない」家具たちが持つぬくもりを、日本でも伝えたい。その強い想いが、家具輸入という形で花開いた。チャイとともに伝える“人と人”のぬくもり原川さんのビジネスのもう一つの柱が“チャイ”の提供。単なるドリンクではなく、現地ではおもてなしの象徴であり、会話や交流の場を生むきっかけでもある。日本でのチャイ販売は家具展示とセットで行われ、異文化を五感で味わう「空間」を演出する。その中で人と人がつながっていくことこそ、原川さんが目指すビジネスの真価でもある。沼津という土地との“再会”から始まったまちづくり祖母の家をきっかけに沼津へ移住した原川さんは、知人ゼロの土地で街づくり活動へ飛び込んだ。空き家活用のイベントやローカルワークショップへの参加を経て、パキスタン家具を並べたシェアスペースを開設。地元住民との接点を築きながら、パキスタンという異文化と沼津という地元を同時に活性化するユニークな試みが進行中だ。起業の原点と、覚悟を決めたその瞬間学生時代からの夢だった「起業」だが、コロナ禍で一時は就職も検討した原川さん。だが、これまで応援してくれた人たちの顔が浮かび、「このままではいけない」と思い直す。結果、すべての選考を辞退し、登記へと踏み切る。そこには、自らの信念を形にするだけでなく、「応援してくれた人への恩返し」でもあった。覚悟を決めた起業──その第一歩を、彼女は確かに踏み出した。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第168回【対談】教えて、あなたの働き方!(ゲスト:株式会社FJT 藤戸善啓さん)

第168回【対談】教えて、あなたの働き方!(ゲスト:株式会社FJT 藤戸善啓さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』本日のゲストは前回海外駐在員の人事労務管理の重要性等について対談した一般社団法人海外人事交流会代表理事、株式会社FJTの藤戸善啓さんにお話を聞きます。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。人生を変えた一言──「会社はいつまでもあると思うな」会社員時代、藤戸さんのキャリアに大きな転機をもたらしたのは、ある外資出身の上司の存在でした。「会社はいつまでもあると思うな。どこでも通用する自分をつくれ」。その一言は、藤戸さんの価値観を根底から揺さぶりました。その後、社長室へ異動し、多様な社会の構造や人材育成の本質を学ぶなかで、“自分で判断し、決める人生”へと進む決意を固めていきます。起業後の座右の銘は「Anyway, Try(とりあえず、やってみよう)」。挑戦しなければ出会いもチャンスもない。成功も失敗も人生の財産という生き方が、今の藤戸さんの原点になっています。「失敗も前提に」──海外展開は半分が撤退している現実成功事例ばかりがメディアに取り上げられるなか、藤戸さんは「海外進出の約半数は撤退または撤退検討中」という帝国データバンクの調査に言及します。だからこそ重要なのは、“失敗してもOK”というマインドセットと挑戦を続ける姿勢です。藤戸さんは、自身が支援するクライアント企業や駐在員にも、常に「挑戦すること」の価値を説きます。誰もが成功できるわけではないが、挑戦しなければ何も始まらない。その言葉には、長年の経験と誠実な支援の積み重ねがにじんでいます。海外人事の現場で求められる“泥臭い相談相手”藤戸さんのもとに寄せられる相談の多くは、マニュアルにない“点の悩み”。たとえば、香港籍の社員が日本で永住権を申請する際の社内調整や、出入国スケジュールと法的リスクの兼ね合いなど、大手ファームでは扱わない“生の問題”です。「本当に困っている企業や駐在員の“隙間”を埋める存在でありたい」。だからこそ、日常の中で何気なく交わされる問いにも真剣に向き合い、納得いくまで調べて、応えることを信条としています。「無理はしない」──信頼はオープンな姿勢から生まれる長時間労働で入院を経験した過去を持つ藤戸さん。今では「無理はしない。自分が責任を持てる範囲で、全力で応える」という働き方を大切にしています。仕事の受注から報告、途中でのリスク共有、さらには「今やめた方がいい」という助言も厭わない。それが本当のプロの姿勢だと語ります。働く上で大切にしていることは、スピードと誠実さ、そして健全な自己管理。毎朝のランニングや睡眠管理を欠かさず、60代を迎えてもなお、若々しく前向きなスタイルを貫いています。「仕事は楽しい」──年齢を重ねても、挑戦を続ける「仕事は楽しい」。何度も繰り返されるその言葉に、藤戸さんの本音がにじみます。75歳まで現役を貫くという目標を掲げつつも、“年寄りくさくならない”ために常に変化を恐れず、新しい風を取り入れることを忘れない。それは藤戸さん自身のためでもあり、「働くことの楽しさ」を若い世代に伝えるためでもあると語ります。会社員時代に得た知見や人との出会い、それらすべてをエネルギーに変えながら、今なお“自分をつくる”旅を続けています。「世界を支える駐在員をつなぐ」FJTのこれから株式会社FJTでは、「海外人事」「危機管理」「ダイバーシティ推進」の3つを事業の柱とし、企業と個人の“現場”に徹底的に寄り添う支援を行っています。今後は個人主義の限界を超え、他分野のプロとコラボレーションして、チームで支援体制を拡充していく方針です。加えて、海外駐在員同士をつなぐ“人のネットワーク”にも力を入れ、現地で孤独に悩む駐在員や、その家族を含めた支援にも注力。藤戸さんがファシリテートを務める「神戸リアルトークセッション」では、女性活躍やジェンダーギャップの解消にも取り組み、企業と社会の未来に貢献しています。出会いが人生を変え、挑戦が道をひらく本インタビューを通じて浮かび上がるのは、「出会いを大切にし、挑戦を続けることで道がひらける」という藤戸善啓さんの人生哲学です。海外駐在員の支援というニッチでありながら社会的意義の大きな分野で、誠実に、そして情熱を持って挑戦し続ける藤戸さん。その姿は、これから海外で挑戦する人や、新たなキャリアを模索する人にとって、大きな励ましと指針になるはずです。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

翻訳者たちの万歌

翻訳者たちの万歌

聞き伝てではありますが、翻訳者が体験した「翻訳」の喜び、怒り、楽しみ、嘆きを、時には赤裸々に、時には柔らかいオブラートに包んでお届けします。たぶん英語学習の役に立つでよ~

耳ヨリな音の話-音マーケティング情報-

耳ヨリな音の話-音マーケティング情報-

様々なゲストと共に、音を使ったマーケティング情報を発信していきます。リスナーとのエンゲージメントを高め、ブランドの理解や共感をつくりやすい「音を使ったマーケティング」について、楽しくそしてわかりやすく、皆様にお届けします。<Twitterハッシュタグ>#ミミヨリ<音マーケティング (note)>https://note.com/d2cradmimi/

おれたち LIVES MATTER

おれたち LIVES MATTER

#おれまた は、全世界77億人のマイノリティたちに捧ぐ「人生をムリヤリ楽しむための人間讃歌キュレーション番組」です。 黄金の精神なんぞ持たない3人のオトナが、毎回プリズンブレイクしたりパラダイスロストしたりしながら生きる歓びをディグります。 ◆出演◆ しょーじ(都落ちの元シナリオライター)https://twitter.com/kankan28 いわ(末端漫画家) よしだ(アニメ業界上がりのWEBディレクター)https://twitter.com/yoshida0202 ▶Podcast配信一覧 http://linktr.ee/oremata2020 ▶YouTube版 https://www.youtube.com/@oremata2020 ▶LISTEN https://listen.style/p/oqw8dd6q?LvfYJlTI 【ご意見・ご感想・ごツッコミはこちらまで!お待ちしています!】 ▶Twitterハッシュタグ #おれまた ▶メールフォーム https://form.run/@oremata--1608102499

FM76.9&FM77.3共同制作ラジオ番組

FM76.9&FM77.3共同制作ラジオ番組

いせさきFM&ラヂオななみ共同制作ラジオ番組(FM76.9&FM77.3) ・「いせたまボイス」佐波伊勢崎地域のヒトの声をお届け!(ゲストコーナー) ・中村泉の三味線・民謡ラジオ(毎週火曜日18:30) LISTENポッドキャスト: https://listen.style/p/radio773?bNmSyWn4 ※文字でもご覧いただけます。

元学長の 体験的大学論

元学長の 体験的大学論

“Where raw voice becomes shape — Podcast 2.0.” 【元学長の体験的大学論】 A former university president discusses Japanese universities. Based on my 12 years of experience as president of two private universities, I will frankly and boldly discuss the difficulties and issues faced by private universities in Japan, including the internal circumstances. A must-read for those involved in private schools. 有料エピソードは試し聴き(プレビュー)ができます。LISTENで購入・フォローすると音声とともに文字起こしされたテキストを読むことができます。 YouTube https://www.youtube.com/@Camp_us_6214 note https://note.com/takahashihajime LISTEN Profile https://listen.style/u/campus Camp@Us Map https://listen.style/pl/10/Camp@Us+Map Membership Patreon https://www.patreon.com/campus6214/chats note https://note.com/takahashihajime/membership

レイニー先生の今日から役立つ英会話

レイニー先生の今日から役立つ英会話

レイニー先生が送るポッドキャスト英会話。毎回色々なシチュエーションを元に、レイニー先生が実際に留学中や海外で体験した出来事などを交えてその時に必要な英会話フレーズをご紹介していきます。番組内のフレーズや単語はnoteでチェックできます。https://bit.ly/3s46eB4~レイニー先生の英語コンテンツ~■イングリッシュ∙パートナーズの無料体験レッスンhttps://bit.ly/2MrOaxt■英会話学習アプリ 動画で簡単英会話https://apple.co/3eLXAQm■あれこれイングリッシュ 絶対!役立つ英語の1分動画https://bit.ly/2UaVh1l