サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という堅いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。
経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
テーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
サンキャリアのHP
https://www.srcc-suncareer.com/
カバーアート制作:小野寺玲奈
サニフラは毎週金曜日に定期更新!
番組へのメッセージはnoteまで!
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Xはこちら(@sunnydayfriday)
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第227回 【対談】教えて、あなたの働き方!(後編、ゲスト:株式会社Replow 小野寺玲奈さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』 今回のゲストは前回の続きで、農業分野を基軸とした事業企画・運営・デザインなどを中心に事業活動を行い、キャリアコンサルタントとしても活躍されている株式会社Replowの小野寺玲奈さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・農業界における人材確保と定着の課題 ・農業人材の確保や定着において重要な事・新規就農する上でのアドバイスやポイント・フリーランスという働き方だからこそ叶えられるものとは?・小野寺さんの働き方で大事にしている事・株式会社Replow様の今後の事業の展望について本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000523806886株式会社Replow様のリンクはこちらです。 https://www.replow.net/ゲストプロフィール:小野寺玲奈さん秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科を卒業後、株式会社マイファームに入社され、農業生産管理、農業教育サービス、農業関連企画や営業運営等に携わってこられました。また、在職中に千葉大学園芸学部社会人向け課程でも勉強に励み、物凄いスピードで変化する農業界での「キャリア支援」と「農業技術」という二つの軸で活躍すべき、日々仕事に取り組まれています。また今年の4月からはフリーランスとして農業分野を基軸とした事業企画・運営・デザインなどを中心に、活動をされています。1. 農業界の“最大のイシュー”は人材——高い離職率の背景とは?農業法人の約6割が「人手不足が深刻」と答える中、離職率の高さも顕著。現場リーダーにのしかかる多様な負荷、新人がベテランへ指示を出さねばならない構造など、精神的なプレッシャーが定着を阻んでいる。2. 理想の上司よりも“ちょうどいい距離感”の関係性部長や社長が現場に顔を出し、気軽に声をかけてくれるような、ちょうどよい距離感の上司の存在が、新人の安心感と定着に寄与。失敗を正直に言える環境が、職場への信頼を高めていた。3. リーダー止まりのキャリア構造がモチベーション低下の要因に小さな農業法人では、キャリアステップが曖昧。部下が辞めた場合、リーダーが再び下の業務を担うなど、“前に進めない構造”にジレンマを抱えるケースも。理想と現実のギャップにより離職する人も多い。4. 人材定着のカギは“キャリアプランの見える化”作業者の枠を超えた役割(教育、会議参加等)を用意することで、従業員が自分の将来像を描けるように。経営側が“どのタイミングで何を任せるか”の設計をしておくことが、定着と成長の鍵になる。5. 農業者も“学び続ける時代”——仲間と共に考える文化へ農業者も、社会人として学び続ける文化を持つことが重要。個人で悩まず、仲間と共に最適解を探す。業界全体で“仕組みづくり”を進める必要性が高まっている。6. 農業を始めたい人へ——情報収集と体験から始めるのが第一歩「農業を始める.jp」などのサイトで情報収集を行い、収納フェアや自治体の相談窓口で肌感を得るのが◎。最初から学びの場に飛び込むことが、失敗を避ける近道。7. キャリアも農業も“やってみなければわからない”きゅうりが好きだから育てたい…と思っても、実際やってみると上手くいかないこともある。農業は「軽い気持ちでは続かない」、まずは実践的な学びが重要というリアルな助言。8. フリーランスの働き方——“やりすぎない”が信念過去のハードワーク経験から「働きすぎないこと」を意識。学ぶ時間が奪われるほど働くことは、結果的に成長も機会も奪う。現在は学びと余白を大事にする働き方を選択。9. 理想を手放し、“今の評価”を受け入れるキャリア観「こうありたい理想像」に縛られ続けると疲弊する。今ある自分の評価に目を向け、他者からの評価をキャリア形成の一部に取り込むことで、肩の力を抜いて前に進めるように。10. 人に恵まれる秘訣は“助けを引き寄せる素直さ”小野寺さんの周囲には“おせっかいな良い人たち”が自然と集まる。完璧であろうとせず、弱さも見せる姿勢が人を惹きつける力になっている。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナーとしてPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第226回 【対談】農業界の人材確保と今後の展望について語る(前編、ゲスト:株式会社Replow 小野寺玲奈さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』 今回のゲストは農業分野を基軸とした事業企画・運営・デザインなどを中心に事業活動を行い、キャリアコンサルタントとしても活躍されている株式会社Replowの小野寺玲奈さんと対談します。サニーデーフライデーの番組カバーアートを制作したコンセプトや裏話も今回お話頂いております。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・小野寺さんのお仕事のご経歴 ・サニフラカバーアート制作秘話 ・小野寺さんが仕事をする上での軸と工夫している事・エネルギッシュな方と一緒に働く理由 ・農業界でキャリアコンサルタントを目指した理由 ・農業界の現状や最近のトレンド 本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000524103950株式会社Replow様のリンクはこちらです。 https://www.replow.net/ゲストプロフィール:小野寺玲奈さん秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科を卒業後、株式会社マイファームに入社され、農業生産管理、農業教育サービス、農業関連企画や営業運営等に携わってこられました。また、在職中に千葉大学園芸学部社会人向け課程でも勉強に励み、物凄いスピードで変化する農業界での「キャリア支援」と「農業技術」という二つの軸で活躍すべき、日々仕事に取り組まれています。また今年の4月からはフリーランスとして農業分野を基軸とした事業企画・運営・デザインなどを中心に、活動をされています。はじめに ― 異色な経歴から生まれた農業キャリアコンサルタント今回のゲストは、農業分野を軸に、事業計画やデザインなどを経験しつつ、キャリア支援も手がける小野寺さん。小野寺玲奈さんのカバーする業務範囲は広く、自身のデザイン技術や人脈を活かして、地域と都市を繋ぐ事業を手がける方に発展しています。学生時代から覚醒した「農の革命性」学生のころに、家庭での育成環境から「農業は革命的で革新性のある分野では」と感じ、学問に進んだ小野寺玲奈さん。大学ではユリの球根研究など「育てる」ことに向き合う日々を過ごしました。事業体のプロセスを身を持って知る ― 種苗会社での経験新卒で入社したのは種苗会社。ここでは生産の原点から洗練され、現場の効率性や商標としての問題を直接体感。 やがて、合理性と仕組みを考えるなかで「農業をやりたい人を支える側に回ろう」との思いが強まっていきます。農業ベンチャーのカオスとデザインスキル結婚を機に上京。ひょんなことから農業ベンチャーの会社へ移り、新規事業開発やWebサイト、デザインも含めたマルチスキルの実践に挑戦。自分自身のやりたい事を実践できる環境を一歩ずつ手に入れていきました。農業人材とキャリアコンサルタントの交差点マイファーム時代の仕事の中で、さまざまな能力を持った中高年層の参入者に向き合ってきたことが、小野寺さんをキャリアコンサルタント試験に向かわせます。そこでは、「何を聞くか」による話の広がりや、相手の未来を想像しながら導く力が、いかに重要かを実感しました。地域に根ざす「自分プロデュース」の継続現在は自身で事業を経営しながら、デザイン事業や一般事務支援の活動等を行う。「自分自身が色を持ってみんなの役に立てる」ことを主語としない、しかし、しっかりと価値を持って描き出す、そんな「役立つ次世代」の働き方を体現しています。人を起点に、地域と未来をつなぐ小野寺さんの一話は、農業という「現場」に触れ、人の成長に向き合うことの重要性を教えてくれました。地域に根ざし、計画の展開も満足なものではないと語りつつ、どこまでも「人」を起点にした仕事をしていくことの大切さを感じさせられました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナーとしてPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第225回【対談】教えて、あなたの働き方!(後編、ゲスト:SO Technologies株式会社 中村智さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』 今回のゲストは前回の続きで、高校・大学の同期で中小企業でも安価に手軽に活用できるサービスを開発・提供しているSO Technologies株式会社でプロダクトマネージャーを務める中村智さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・大学院で培った経験 ・WEB業界ベンチャーを志した理由 ・人生を後悔しない為に重要な事 ・WEB業界を歩んできた自身の軸 ・(人生相談)やりたいことや自分の強みを見つけるコツ ・(人生相談)上司とうまく働く為のマインドセット 本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000523055752SO Technologies株式会社様のHPはこちらです。 https://www.so-tech.co.jp/ 自分を見つめ直し、実力を仕上げるための大学院進学学部時代に官公庁の研究所でインターンとして働き、「自分は活躍できる」と感じていた中村さん。しかし就職活動は難航。性格の“トゲ”や面接での率直さが仇となり、企業との相性が合わなかったと語ります。「自分は勉強が足りていない」「経済学も英語も中途半端」と感じたことで、自ら大学院への進学を決意。学費は奨学金とアルバイトで賄い、「本気で学ぶ」時間にコミットします。大学院での勉学とその後のキャリアの関連性大学院では「新貿易理論」を研究。これは「生産性の高い企業ほど、国際取引が活発である」という実証的な経済学理論で、統計分析の技術も身に付けました。この研究はすぐには実務に直結しませんでしたが、「最初の投資コストをいかに下げるか」という視点は、後のプロダクト設計に深く関わっていくことになります。コンサルタントからプロダクト開発の道へ社会人としての第一歩はコンサルタント。個別の企業支援を通じて売上を伸ばす仕事でしたが、「もっと仕組みで多くの人を助けたい」という気持ちが芽生えます。その想いを胸に、自らプロダクト開発の現場に飛び込みました。コンサル時代の「個の対話」から、「チームでの創造」へと大きくシフトした挑戦が始まります。異なる専門性を持つメンバーたちとどうやって一つになるか現在はSO Technologiesでプロダクトマネージャーとして活躍。「自分が企画したプロダクトが誰かの役に立つ」という目標に向けて、多職種のチームと連携しています。異なる専門性を持つメンバーたちと「どうやってチームで一つを作るか」を日々考え、「画の強さ」よりも「配慮」と「信頼」の積み重ねこそが成果を生むと実感しているそうです。世界に名を残す問題解決に挑む現在は新機能や新規事業の企画を担い、「社会の不幸な人を減らすプロダクトを生み出したい」と語る中村さん。そのためにも、自分の視野だけでなく「助けを求められる素直さ」も大切にしていると言います。「やりたいことなんてない」は幸せなこと若者へのメッセージとして中村さんは語ります。「やりたいことがないなら、それはむしろ幸せなこと。なぜなら、生きていける余裕がある証拠だから」「何をやるか」に理由は必要なく、「まずは散歩して、面白そうな人を真似する」くらいの軽さでいい。続けることで道は見えてくる、という言葉は、悩める若者にとって大きなヒントとなるでしょう。上司と“うまくやる”必要はない「上司とうまくやるにはどうしたら?」という問いにも、中村さんの答えは明快。「転職すれば?」ただし、それは逃げではなく、「自分を守る手段としての転職」ということ。「必要とされる自分になる」「攻撃されないポジションを作る」ことが、現代の職場を生き抜くための実践的な処世術だと話していました。SO Technologiesでは仲間募集中「遠慮するな、配慮はしろ。」というカルチャーの中、ベンチャーとしてスピードと挑戦を重視するSO Technologies。新しい価値を一緒に生み出したい人は、ぜひ応募してみてください。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第224回 【対談】東京外大→WEB業界のキャリアを学ぶ(前編、ゲスト:SO Technologies株式会社 中村智さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』 今回のゲストは高校・大学の同期で、中小企業でも安価に手軽に活用できるサービスを開発・提供しているSO Technologies株式会社でプロダクトマネージャーを務める中村智さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・自分の性格を変えるための秘訣 ・職場の社員をマネジメントをする上で重要な事 ・東京外国語大学に入学した決め手 ・東京外大に合格するための勉強方法 ・外大で培った事(精神面、ビジネス面) 本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000523297192SO Technologies株式会社様のHPはこちらです。 https://www.so-tech.co.jp/高校~大学の同級生から社会人へSO Technologiesのプロダクトマネジャーを務める中村さんは、田村の高校、大学の同級生。学生時代の思い出や一緒に過ごしたクラスでの話題から当時の素顔が見える。高校日、大学での歩みは、現在の職業選択にも大きく影響している。職種の特性を理解し、尊重する事の重要性「中村さんは、マネージャーとして、オラオラ系で仕事を行っていた以前の自分を振り返りながら、実際の不調な開発の経験を通じて「職種の特性を理解し、大切なのは『尊重』である」と語る。チームの為に働き、職能を認め同じ目標に向かって進めるようになるまでは、自分のセルフマネジメントやプライドを無くすことが必要だった。プロダクトマネジャーの仕事の実態サービス開発の先頭に立つプロダクトマネジャー。大企業のマーケティングを、システム化して中小企業でも手込みやすくする。やりがいは「何を作れば、最も使われ、喜ばれるか」を心から考え、それをチームで実現すること。魅力を生み出すための不可欠な事項は、技術、言語力、マーケティング理解、そして大量の勉強。心の成長を積み重ねた大学時代「フランス語」を選んだのは、国際公務員という夢に向かったため。しかし、大学で見た社会格差や経済的格差、留学のシーン。それでも「自分なりに努力すれば、追い越せる」と思えたのは、無敵の経験と、ゼミでの教えだ。勝ち残るのは、まず一歩努力し続ける者「仕事でしか結果を返す事はできない」。それは、仕事を心実に愛し、尊重している人の言葉だ。多種多様なメンバーを紹介し、尊重し、勝手にならず、個性を止めず、一緒に仕事をすること。 お金も時間もないけれど、自分なりに努力して成果を出せば、その先には道が広がる。~お知らせ~ サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。 人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。 話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。 パーソナリティー:田村陽太 産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。 カバーアート制作:小野寺玲奈 サニーデーフライデーはTwitterをやっております。 アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください! またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください! ↓↓↓↓↓ bit.ly/3gbygo1 公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい! また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第223回 【対談】世界の駐在員から(ヨルダン 後編)
日本を飛び出して世界各国で働く方に現地レポーターとして出演いただき、 海外での生活やホットな話題、耳よりな情報、はたまた海外で働く上でのアドバイスをお聞きし、海外での働き方や暮らし方のリアルについて知って頂くコーナー『世界の駐在員から』 今回のゲストは、前回の続きで、ヨルダンの駐在員をお呼びし、海外駐在のリアル、現状について語ります。 【ハイライト】 ・最近あったヨルダンでのびっくりニュース ・ヨルダンでのコロナにおける生活の様子 ・駐在員の一日の流れと休日の過ごし方 ・ヨルダン駐在であったら便利!日本で買っておくべきだった物 ・ヨルダンに来てびっくり!日本で買えないこんな商品 ・最近あった面白い話 ・最近あったびっくりした話本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000522196202大事件にみる「即時対応」の凄さヨルダンでは、大手病院での突然のアクシデントにより、重症病患者への粉末な積粘源中止事故が発生。多数の死者を出したことで国内ではデモも発生しました。しかし、王様自身がすぐに道徳的なリーダーシップを示し、遺族への往訪、保健大臣の責任問証など、素早い対応は、衆民に信頼を与えました。コロナ情勢とロックダウンの現実ヨルダンのロックダウン制度は悪化方向に対し、とても固い対応。休養日の労働を禁止し、夜間の外出も禁止。しかしそれに対してもUberやデリバリーサービスは使用可能という平衡の取れた制度になっていました。駐在員一日の活動ルーチン日常はバックオフィス業務が主。たまにフィールドワークとして、難民へのATMカード配布なども実施。大変なことは現地スタッフのマネジメント。適切なコミュニケーションでの対応は、実践による経験が結局は役立つと言います。二度の朝食、ブレックファスト文化朝9時出勤の後、10時半頃に正式に朝食が始まります。ひよこ豆のコロッケやナスの輪菓子、スパイスを入れたパンなどが高い頼りのローカル食文化。かつさんも二回食べるとのこと。エンターテインメントの楽器とピクニック文化ピクニックには歌うしりとりや大合唱、バズーカのような太鼓まで持ち込むのがデフォルト。楽器を持参しておけば人間関係もスムーズです。ヨルダンの音楽が大好きな文化は、人と人の縁を結ぶ心を描きます。コロナ流行初期のアジア人差別との向き合いコロナ流行後、アジア人として地元の子供たちに「コロナ」と呼ばれるような事例もありましたが、ユーモアを使った反応や互いのコミュニケーションで「分かり合える」までに迎えるようになった体験。ヨルダンで不便だったこと・日本との違いホチキスが無駄に大きく、シンぬきも少し使いづらい。また、ヨルダンでよく使われる水煙草の買い方や設備も特色的。あのエピソードが教えてくれたことシリア人のボランティアとの会話で、自分が「シリア人」に対して意図せずとも「偽メディア的」な見方をしていたことに気づく。同じアラブ人としての「集団同一性」を大切にする思想に切り込むことの意義を実感。駐在経験を通じて見えてきた「人間関係」や「文化」の違いと革新性。一見ハードルなようで、少しの知恵と意欲で、一歩踏み込めば、相手の世界は開くものなのかもしれません。~お知らせ~ サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。 人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。 話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。 パーソナリティー:田村陽太 産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナーとしてPRブランディング事業も手掛ける。 カバーアート制作:小野寺玲奈 サニーデーフライデーはTwitterをやっております。 アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください! またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください! ↓↓↓↓↓ bit.ly/3gbygo1 公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第222回 【対談】世界の駐在員から(ヨルダン 前編)
日本を飛び出して世界各国で働く方に現地レポーターとして出演いただき、 海外での生活やホットな話題、耳よりな情報、はたまた海外で働く上でのアドバイスをお聞きし、海外での働き方や暮らし方のリアルについて知って頂くコーナー『世界の駐在員から』 今回のゲストは、ヨルダンの駐在員をお呼びし、海外駐在のリアル、現状について語ります。 【ハイライト】・ヨルダンってどういう国? ・ヨルダンのおススメの観光スポット ・ヨルダンの街の紹介・ヨルダンのおススメのお食事スポット ・ヨルダンの日本人街はあるか?・ヨルダンの交通手段について ・ヨルダンの言葉について・これってヨルダンだけ?ヨルダン人の生活習慣本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000522525828ヨルダンってどんな国?位置・気候・観光資源まで現地から解説ヨルダンは中東の「ヨルダン・ハシミテ王国」。国土の8割が砂漠でありながら、北部や西部では雪が降る地域もあるという多様な気候が特徴です。映画『アラジン』の撮影地「ワディラム」や世界遺産の遺跡「ペトラ遺跡」、死海など、観光資源も豊富で1週間あれば名所を巡れる旅行が可能です。観光だけじゃない!アンマンの街歩きとショッピング事情首都アンマンでは、西側に行くほど富裕層エリアになり、外資系アパレルやスタバなどが入る大型モールが立ち並びます。一方、東側には市場(スーク)が広がり、アメ横のような活気ある買い物が楽しめます。交渉文化があり、現地では価格交渉が普通。旅慣れた人にはたまらないディープな魅力です。現地の“食”事情:マンサフからシャワルマまで現地飯の魅力ヨルダン料理の代表格は「マンサフ」。羊肉とヨーグルトソースをご飯にかけるお祝い料理です。他にもシャワルマ(アラビックケバブサンド)やファラフェル(豆のコロッケ)など、手軽でおいしい庶民の味が充実しています。中東らしさあふれる食文化に触れれば、旅の印象が一層深まります。駐在員も安心!日本食は意外と手に入るヨルダンには寿司屋や「アンクル大阪」なる謎の日本スイーツショップもあり、日本食が完全にゼロというわけではありません。また、チャイニーズスーパーでは味噌やみりんも手に入るため、自炊で日本の味を再現可能。現地在住者にとってはありがたい存在です。交通手段と街の暮らし:バスが安くて便利!でも渋滞注意電車はなく、主にバスとタクシーが市民の足。市内は約50円で回れる格安バスがあり、遠方の町へのアクセスも1,000円未満で済みます。一方で車社会でもあるため、渋滞は日常茶飯事。現地スタッフの通勤は、乗り合いタクシーや長距離バスが一般的です。言語とコミュニケーション:英語OKでもアラビア語に挑戦!ビジネスでは英語が通じますが、現地生活ではアラビア語が必要な場面も多数。ゲストのかつさんは単語帳を手作りしながら日常会話に挑戦中。アラビア語の発音は喉を使う独特な音が多く、日本人にとっては習得が難しい反面、モノマネ学習が効果的とのこと。世界一の喫煙率!? タバコ文化と“煙のコミュニケーション”ヨルダンは世界屈指の喫煙大国。オフィスでも喫煙は日常で、スタッフの8割が喫煙者という環境です。日本のお酒文化に代わるのが水タバコ(シーシャ)であり、甘いお茶と共に語り合う“煙の文化”が人々の交流を支えています。ビジネスの場でもタバコは重要なコミュニケーションツールなのだとか。ヨルダン駐在を考える人へ:文化、食、暮らし、そして仕事のリアルかつさんのように国際協力でヨルダンに駐在する人にとって、現地での暮らしは意外にも快適で、食も安全、街も活気にあふれています。一方で、アジア人=中国人と見られがちだったり、日本ブランドが少なかったりと、カルチャーギャップもあるのが事実。そんな中で「現地に溶け込む力」や「言葉を覚える姿勢」が重要だと感じさせられるエピソードが満載です。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第221回【対談】雇用保険制度を賢く活用しよう!(後編)
前回の続きで、週20時間以上会社勤めの方が加入している雇用保険に関して、知って得する制度や社労士目線での雇用保険に関しての実務的な要望等を踏まえて若手実務家社労士と対談しました。 【ハイライト】 ・再就職手当、就業促進定着手当 ・教育訓練給付について ・雇用保険制度に関する厚労省への願望 ・その他雇用保険制度(広域求職活動費、助成金、育児休業給付) ・雇用保険の特別加入? ・(宿題)派遣業って儲かる? ・音声アプリClubhouseってどうなの?本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=100052132819965歳以上の「失業給付」はどう変わる?高年齢求職者給付金の中身雇用保険の給付制度は、65歳を境に変化します。65歳を超えると「基本手当」ではなく、「高年齢求職者給付金」という形で一時金が支給されます。支給期間も短く、通常の90日分などに比べて基本は30日分、1年以上の勤務で50日分の給付となります。これは年金と重複する年齢層に配慮した制度設計とされています。早く再就職した人にはボーナスが!? 再就職手当と定着手当の仕組み失業手当の給付途中で再就職が決まった人には「再就職手当」が支給される制度があります。これは残日数の3分の1または3分の2以上残っている場合に、60%または70%相当の給付金がもらえる仕組みです。また、新しい職場での給与が下がった場合には「就業促進定着手当」として差額の補填が受けられることもあります。教育訓練給付金でキャリアアップ!でも条件に注意雇用保険には「教育訓練給付金」という制度があり、資格取得など自己投資に対して最大50%の支援を受けられます。受講対象には社労士や税理士、看護師などの国家資格も含まれ、支給額や補助率は講座の種類によって異なります。ただし、原則3年以上の被保険者期間が必要であり、申請手続きにも注意が必要です。雇用保険の未来構想:個人事業主にもセーフティネットを!雇用保険の対象を個人事業主にも拡大すべきとの提案が番組内で語られました。労災保険にある「特別加入」のように、雇用保険にも任意加入制度を設けることで、独立や副業を支援し、制度の柔軟性を高めるべきという視点です。とくにキャリアチェンジの機会を支えるための教育訓練給付などは、非正規雇用や独立希望者にこそ有効な支援策といえるでしょう。雇用保険から出る“意外な手当”とは?引っ越し・交通費・保育料も支援対象に雇用保険制度では、失業手当以外にもさまざまな給付があります。たとえば職業訓練や遠隔地への転職に伴う「移転費」、就活時の「交通費(広域求職活動費)」、さらに育児中の「保育料助成」なども対象です。実際の申請にはハローワークでの手続きが必要であり、知らなければ受けられない給付も多いため、情報収集と活用が鍵です。育児休業給付金と法改正:年末育休問題から見える制度の課題と進化育児休業給付金は、雇用保険から支給される代表的な制度の一つです。対象者は育休前の給与の約60%を受給でき、男女ともに利用可能です。しかし近年、年末年始に合わせた“抜け道”的利用が拡散されたことで法改正の議論が進み、制度の信頼性維持と拡充の両面が問われています。派遣業界の変遷から読み解く、雇用保険制度の役割2008年のリーマンショック以降、派遣労働の規制が強化され、日雇い派遣の禁止や社会保険の適用拡大が進みました。これにより派遣業はかつてのような高収益構造から転換を迫られ、同時に雇用保険制度の重要性が一層増しています。制度は時代とともに進化を続けており、今後の働き方にどう寄り添うかが問われています。制度を知れば人生が変わる?雇用保険との正しい付き合い方雇用保険制度には、一般にはあまり知られていない制度も多く存在します。失業手当、再就職手当、教育訓練給付金など、活用できればキャリア形成の強力な味方になります。雇用保険は単なる「保険」ではなく、「働く人の可能性を広げる制度」として再認識すべきでしょう。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第220回【対談】個人主義のススメと失業等給付について(前編)
今日はレギュラーパーソナリティー社労士二人の高校・大学の思い出と、社労士にかける想いのお話、そして雇用保険の知って得する制度概要に関して、今回は特に失業等給付に関して社労士×社労士で対談しました。 【ハイライト】・部活で培った事、今の業務に生かされている事 ・単独行動、個人主義のススメ ・社労士事務所勤務で思う事 ・雇用保険制度の概要 ・失業等給付について 本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=10005216016011. 陸上部から社労士へ──自分との戦いが今に活きる元800mランナーとして大学時代を過ごした社労士・オオタワさん。対談では、競技の中で培った"目標の細分化"や"自己管理"のスキルが、社労士試験や実務にどれほど活きているかが語られました。一方で、陸上は個人競技ゆえの“協調性の弱さ”という反省もあり、それを補うために現在はチーム運営にも意識を向けているとのこと。乗り換え時のダッシュ力など、ユーモアを交えて日常にも陸上スキルが根付いている様子も印象的です。2. 個人行動の快適さと、独立の醍醐味ホストの田村も学生時代から「個人行動」が性に合っていたタイプ。オオタワさんとの共通点として、集団行動よりも“自分の思考で動きたい”という気質を語り合いました。独立後、経営者や仲間との距離感を自由に選べることや、自分の判断で動けることの気楽さが、今の仕事スタイルに繋がっています。お互いの「自立型」な価値観が、社労士としての働き方を支えているのが伝わってきました。3. 社労士事務所勤務時代のジレンマ──「事務所方針」と「顧客ニーズ」の狭間でオオタワさんが語ったリアルな経験談として、助成金申請に関するジレンマの話が登場。ある企業で両立支援助成金を活用したいという要望があったものの、就業規則が未整備で、事務所方針としては急ぎの対応が難しいという判断が下されたエピソードです。この出来事から、事務所スタッフとしての立場、顧客の要望、制度の整合性をどうバランス取るかという、実務上の葛藤が垣間見えました。4. 知っておきたい!雇用保険の全体像と失業給付の基礎話題は雇用保険の基礎へ。世間では「失業保険=雇用保険」というイメージが強いですが、実はその一部に過ぎないとオオタワさんは解説。基本手当(いわゆる失業給付)は“転職活動の補助”であり、単なる失業状態で受け取れるわけではないこと、そして実際には給付制限期間や活動実績の要件があることなど、制度のポイントをわかりやすく伝えました。5. 特定受給資格者の条件と実務での注意点ブラック企業や過酷労働の中で離職した場合、通常の「自己都合退職」とは異なり、「特定受給資格者」として給付制限なしに失業給付が受けられる場合があります。時間外労働の多さやパワハラなどの事例、必要な証拠書類(タイムカードなど)についても触れ、制度の裏付けとなる実務的な知識を共有しました。さらに、離職理由を巡る「不正な調整」は不正受給に繋がる可能性があり、社労士として公正な判断が求められる場面も強調されました。6. 社労士が果たす“バランサー”としての役割最後に、社労士が「経営者と従業員の間を取り持つ存在」であるという視点が再確認されました。離職票の作成、助成金活用、退職時の対応など、現場で求められるのは、事実を基にした判断と両者にとっての最善策の提示。オオタワさんも「公平な立場を保ち、嘘をつかないことが結局一番楽」と語り、社労士という仕事の本質的な姿勢を見せてくれました。今回の対談では、陸上部の経験、個人主義的な価値観、社労士としての実務、そして雇用保険の基礎知識まで、多岐にわたる話が交わされました。軽妙なトークの中にも、制度理解と現場視点のバランスが垣間見える、実務家ならではの視点が詰まっています。社労士として働く方にも、これから制度を知りたい方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容でした。~お知らせ~ サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。 人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。 話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。 パーソナリティー:田村陽太 産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈 サニーデーフライデーはTwitterをやっております。 アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください! またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください! ↓↓↓↓↓ bit.ly/3gbygo1 公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!
第219回【対談】知って得する雇用年金のお話(後編、ゲスト:社労士 羽根香緒里さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは前回の続きで、KAORI 労務サービスオフィス代表の羽根香緒里さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。【ハイライト】・知って得する法改正、各種助成金、年金制度・若い方が働く上で知っておくべき事・羽根さんの今後の社労士業の野望・相手と話す上でのコツ、ポイント・相手の良いところの見つけ方本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000520062497KAORI労務サービスオフィス様のHPです。 https://kaoriroumu.com/ 羽根香緒里さんが出演されたホンマルラジオさんの収録回のHPはこちらです。https://honmaru-radio.com/rikashinobu0010036/ゲストプロフィール:羽根香緒里さん明治大学政治経済学部卒業後、会社員、社労士事務所勤務等、大小様々な企業で10年以上従事した後、社労士資格を一念発起し取得された後2015年に社労士事務所を開業されました。助成金申請に強く、各社に応じた助成金のコンサルティングや、若者向け就業支援セミナーや採用定着支援セミナー等の経営者向け・従業員向け等様々なセミナー講師としての経験も豊富でいらっしゃいます。趣味は海外旅行、プロ野球観戦、その中でも広島東洋カープを愛するカープ女子の一面もあります。■ 経営者が知っておきたい「助成金」のリアルと可能性番組後半のテーマは、経営者や人事担当者がぜひ押さえておきたい「労務の最新情報」。羽根さんはまず「キャリアアップ助成金」「人材開発支援助成金」を紹介。非正規雇用者への研修・教育を通じて制度活用する方法や、コロナ禍で活用が広がったテレワーク助成金の話も。さらに注目なのが「氷河期世代雇用に対する今後の新制度」。自らも100社落ちた氷河期世代として、「この層を活かす仕組みが社会に必要」と強調しました。■ 助成金の第一歩は「社内整備」から助成金活用を考える企業がまず取り組むべきは、「タイムカード」「賃金台帳」「就業規則」などの基本的な労務整備。制度には厳しい審査や要件があり、整っていないと申請自体ができないことも多いと羽根さんは語ります。制度はあっても「受けられない会社」が少なくない今、社労士が労務体制を整え、正確な情報で伴走することの重要性を改めて感じさせられました。■ 2022年4月からの年金制度改正にも注目羽根さんが特に強調したのが「在職老齢年金」の改正。これまで60歳〜65歳の就労者が年金を同時受給する際、月収28万円を超えると一部カットされていましたが、2022年4月からこの基準が47万円に引き上げられます。「年金を減らされるなら働き方を変える」と考えていたシニア層にも朗報で、企業としても60代社員を戦力として柔軟に活かせる時代が来ています。■ 若い世代へ——「書面化」の大切さを伝えたいリスナーの多くを占める20〜30代の若い社会人に向けて羽さんが伝えたのは、「雇用契約書をきちんと確認する」ことの重要性。ブラック企業のリスクを避けるためにも、基本給、各種手当、控除項目まで確認し、自身の待遇を言葉だけでなく書面で把握する意識が必要です。羽根さん自身が若者向けの法務セミナー講師を務めた際も、書面が交付されていなかった、あるいは捨ててしまったことでトラブルになる例が多く見られたそうです。■ 採用も定着も“人の声”を聞くことから羽根さんは採用面接の代行も行っており、「企業の採用成功の鍵は“会社の強みを現場の声から探す”こと」と断言。求人票作成時には、社員アンケートを通して会社の魅力や文化を再発見し、それを外部発信に活かすのが有効と語ります。また、定着支援では「2ヶ月に1回でもいいので、対話の場=面談を設ける」ことが重要。羽根さん自身もOL時代に直談判で面談機会を作り、事務から営業に抜擢された成功体験を語り、「相互理解の場がなければ、やる気も定着も生まれない」と話しました。■ 「人の専門家」として、次のステージへ今後は“実務部隊”を育成し、自身は外部との関係構築や提案・営業に重きを置く体制へと移行したいと語ります。理由は、「人と会うこと・関わることこそが自分の強みであり、やりがいだから」。社労士業務を「人の専門家」と定義し、“制度だけでなく人間関係に寄り添う”スタンスを貫いていきたいとの強い意思が感じられました。■ 人見知りだった過去を超えて意外にも、羽根さんは学生時代「おとなしい子」「人見知り」だったそう。それを打ち破るために“高校デビュー”を果たし、自分自身を変える努力を重ねてきたことも明かされました。人と話すことのコツは「相手の良いところを探して接すること」。どんな相手にも“興味を持つ姿勢”を大切にすることで、自分の視野が広がり、関係も自然と良くなるというメッセージは、すべての人間関係に通じるものです。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第218回【対談】教えて、あなたの働き方!(前編、ゲスト:社労士 羽根香緒里さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストはKAORI 労務サービスオフィス代表の羽根香緒里さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。【ハイライト】・社労士になってのお仕事のやり甲斐・社労士として活動する上で大事にしている事・羽根さんの事務所の業務内容・社員の採用に困る会社へのアドバイス・従業員の定着の為に会社がすべき事本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000520468179KAORI労務サービスオフィス様のHPです。 https://kaoriroumu.com/ 羽根香緒里さんが出演されたホンマルラジオさんの収録回のHPはこちらです。https://honmaru-radio.com/rikashinobu0010036/ゲストプロフィール:羽根香緒里さん明治大学政治経済学部卒業後、会社員、社労士事務所勤務等、大小様々な企業で10年以上従事した後、社労士資格を一念発起し取得された後2015年に社労士事務所を開業されました。助成金申請に強く、各社に応じた助成金のコンサルティングや、若者向け就業支援セミナーや採用定着支援セミナー等の経営者向け・従業員向け等様々なセミナー講師としての経験も豊富でいらっしゃいます。趣味は海外旅行、プロ野球観戦、その中でも広島東洋カープを愛するカープ女子の一面もあります。■ ラジオとマスコミへの憧れがキャリアの原点に今回のゲストは、羽根香緒里(はね かおり)さん。田村との社労士支部つながりからのご縁で、対談が実現しました。羽根さんはかつてアナウンサー志望で、早稲田の政経学部を受験するほどマスコミへの関心が高かったとのこと。最終的に明治大学に進学されましたが、学生時代はアパレルのバイトや企画・広報にも興味を持ち、多彩な進路を模索。社労士とは全く異なる世界を志していた「ミーハー女子大生」時代が、意外にも現在の姿につながっています。■ カープ女子“先駆け”としての熱狂と、前田智徳への想い大の広島カープファンである羽根さん。20年以上前からの熱烈な“カープ女子”として、きっかけはレジェンド・前田智徳選手。東京育ちでありながら、ミスからの復活劇に感動し、以降カープの虜に。2000本安打達成試合も現地で観戦するほどの情熱ぶりは、羽根さんの“信念と行動力”を象徴しています。■ 社労士になった理由――「死にかけた病室」で芽生えた使命感羽根さんが社労士を目指すようになった最大の転機は、20代前半での大病と半年間の入院生活。死を覚悟するような状況の中で、人とのつながりの大切さ、誰かの力になりたいという強い気持ちが芽生え、その後「人の支えになる仕事」として社会福祉士と迷った末に社労士を選択。「病室で患者同士の心のケアをしていた」原体験が、今の“寄り添う社労士”の原点です。■ 面談や採用面接まで――現場に深く関わる柔軟なスタイル羽根さんの社労士事務所は、特定分野に偏らず、会社に応じた柔軟な対応が特徴。年金事務所での相談員業務、障害年金の申請サポート、スタートアップ企業の伴走支援など、対応は多岐に渡ります。中でも特筆すべきは、「面接官」として採用面接をサポートしている点。求人票の作成から面接実施、採用後のフォローまで一貫して支援し、企業と人材の橋渡しを実現しています。■ 採用成功の秘訣は「会社の強みを、従業員の声で可視化する」こと採用難に悩む中小企業には、「従業員からアンケートを取って、会社の魅力を再発見する」ことを推奨。社長視点では気づけない自社の強みが、現場の声から浮かび上がることが多く、それを求人票に活かすことで応募率や定着率が改善されるそうです。「自社のリアルな魅力」を発信できることが、企業ブランディングにも繋がると強調されていました。■ 定着支援のカギは、月1~2回の“面談時間”の確保にあり採用後の定着を図る上では、上司と部下の定期的なコミュニケーションが不可欠。羽根さんは、自身のOL時代に「上司との面談機会を自ら直談判して作った」経験から、形式だけの評価面談ではなく、双方向の“対話の場”の重要性を強く訴えます。たとえ小規模企業でも、2か月に1回の面談が“早期離職”を防ぐ有効な手段になると語りました。■ 社長にも“寄り添い力”が求められる時代に定着支援では、社長や上司自身が「キャリアコンサルティング的な視点」を持つことも大切。社員と同じ目線に立ち、アドバイスではなく“傾聴する姿勢”を持つことが求められます。「今の若手の考えを理解し、取り入れる柔軟性」が、組織にとっての成長エンジンになる――羽根さんの経験に裏打ちされた、優しくも力強いメッセージが印象的な対談でした。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第217回 【対談】派遣業の同一労働同一賃金の対策について語る(後編)
前回の配信の続きで、派遣業の同一労働同一賃金制度対策において企業が取り組むべき実務や考えられる課題・問題点、それらを乗り越えてより社会に必要とされる派遣会社となるためには何が必要か、社労士目線から語る目指すべき派遣業に関して熱く語りました。【ハイライト】・労使協定方式でのポイント・派遣業の同一同一対策での課題・派遣業での障害者雇用との両立について・社労士が考える派遣業が生き残る道・派遣会社は『人材専門家』業たるべき・(番外編)社労士は専門分野を作るべきかどうか本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000518844175■「労使協定方式」が主流、その裏にある現場の苦労とは?現在、派遣業界の9割が採用している「労使協定方式」。これは厚労省が出している職種別の統計賃金に基づき、一定以上の給与水準を守るという制度です。一見わかりやすく見えるこの制度ですが、派遣元にとっては「派遣料金の値上げ交渉が必須」というハードルがつきまといます。派遣先からは「なんで急に高くなるの?」という疑念を持たれ、契約更新が見送られるケースも。さらに、賃金を上げるためには派遣先の理解だけでなく、就業規則や評価制度まで整える必要があり、実務の負担も大きくなっています。■派遣先は“責任なし”?制度上のギャップに見る課題制度上、労使協定の整備や賃金水準の見直し義務は「派遣元」にしか課せられていません。派遣先企業が非協力的であっても、法律上の罰則はほぼ皆無。結果として、派遣元だけが法令遵守と価格交渉の板挟みに陥る状況が多発しています。また、障害者雇用率のような「法定雇用義務」も、雇用主である派遣元のみが責任を負い、実際の就労先である派遣先には影響が及ばないという構造にも、大きな矛盾があると指摘されました。■“腰掛け”から“専門職派遣”へ。今こそ派遣業モデルの変革をこの状況を打破するには、派遣業を“人材マッチング業”から“人材育成業”へと進化させる視点が必要です。対談では「研修機能を強化し、業種別の専門性を持つ人材を育てる派遣会社」や「キャリア支援とマッチングを一体で担う新たなモデル」の必要性が語られました。特に、研修+派遣+紹介を包括した“人材の専門家”としての進化が、派遣業界が生き残る鍵になるという提言が印象的です。■“派遣は人を育てる場”へ。面談とフィードバックの重要性派遣会社が取り組むべきもう一つの課題が、派遣社員への「定期的なキャリア面談」。面談の目的は単なる確認ではなく、派遣社員のスキル向上を可視化し、派遣先に報告・交渉材料として提示することにあります。しかし現実には、カフェやマクドナルドのような場所で面談が行われることもあり、本音が引き出しにくいなど課題は山積み。オンライン面談の活用や、専用ブースの設置など、環境整備も急務とされています。■2025年に向けて、制度変更・情報収集のアンテナを高く派遣に関わる法律や指針は年々細かくなり、2025年以降も「統計に基づいた最低賃金」の更新や「不利益変更の制限」など、運用の注意点は増える一方です。厚労省のパンフレットも毎年改訂されており、「統計が下がっても給与は下げられない」など、実務に直結する要点が見逃せません。オオタワさんは「社労士こそ、変化の早い法改正情報にアンテナを張り、顧客へ都度伝える役割が求められている」と語りました。■派遣業の未来は「専門性×信頼性」で切り拓け派遣制度における同一労働同一賃金は、派遣元の負担を増やす一方で、派遣先には明確な義務が課されないという非対称性を抱えています。この構造に対抗するには、派遣元が「専門性ある人材の提供者」としての地位を確立すること。研修、キャリア面談、フィードバック、紹介機能――これらを統合した「人材戦略企業」へと脱皮することが、未来の生き残りにつながるはずです。変化の激しい今こそ、“人材ビジネスの再定義”が問われています。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第216回【対談】みなし残業制度と派遣業について(前編)
前回の配信でお伝えできていなかった固定残業(みなし残業)制度が始まった由来のエピソードを語りつつ、2020年4月から始まった派遣業の同一労働同一賃金制度の企業が対応すべき取組、派遣業を行う企業にとって大事な事を若手実務家社労士と熱く語りました。【ハイライト】・今年の社労士二人の目標・みなし残業代導入の歴史的背景・派遣と請負の違い・派遣業の歴史的背景と課題・派遣業に同一労働同一賃金が導入された理由・派遣業の同一同一の具体的対策とは?本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000519263295■「2021年の小さな決意」——筋トレ・マイ箸・左右、そしてお弁当冒頭は、田村・オオタワさんの“今年の目標”からスタート。オオタワさんは「筋トレ復活」、田村は「こだわりを持つこと」を掲げ、それぞれの実践例として、胸筋を鍛える目的や“マイ箸・左右生活”などを披露します。見た目の変化や環境への配慮、習慣化による気づきなど、日々の些細な行動に価値を見出す姿勢が共通しており、専門職らしい「自己律」が光るエピソードが展開されました。■派遣の歴史をたどる——江戸の紹介所から平成の許可制まで続いては、田村が前回の宿題として調べた「固定残業代」と「派遣制度の歴史」について。派遣の原型は江戸時代にまでさかのぼるとオオタワさんが語り、町の“紹介人”から現代の派遣システムへのつながりをユーモラスに例示。近年では、許可制の導入や法改正を経て、特定派遣と一般派遣の二分類が廃止された経緯も説明され、派遣制度の厳格化と労働者保護への進化が語られました。■派遣社員も「同一労働・同一賃金」へ——法改正と企業の責任話題は本題の「同一労働・同一賃金」へ。派遣社員の立場改善のため、正社員と同じ業務内容であれば同水準の処遇を求める制度が2020年4月から段階的に導入されました。オオタワさんは「派遣社員の給料が低いままだと、全体の昇給意欲が下がる懸念がある」と指摘。田村も「派遣社員の処遇改善は、社内の公平性や健全な経営につながる」と強調します。■2つの選択肢「派遣先均等・均衡方式」と「労使協定方式」とは?派遣会社が制度対応を進めるためには、「派遣先均等・均衡方式」または「労使協定方式」のどちらかを選択する必要があります。前者は、派遣先の社員と同様の処遇に整える方式。後者は、厚労省が示す統計データに基づき最低基準を満たす方式です。実務上は、交渉負担が少ない後者の労使協定方式を選択する企業が多く、田村は「統計の活用で透明性が上がるのも一つの利点」と語ります。■“ルール整備”だけではない、人を大切にする雇用のかたちへ派遣社員を“外部の人材”として扱うのではなく、会社の一員として向き合うためには、単なる制度対応ではなく、人材への敬意と対等な処遇が求められます。オオタワさんは「待遇差が企業全体の風土ややる気に影響する」と述べ、田村は「派遣制度の法整備をきっかけに、人を育てる文化づくりに取り組んでほしい」と語りました。■日々のこだわりと制度の背景——“続けること”が社会を変える今回の対談では、個人の「こだわり」から国家レベルの労働制度まで、大小さまざまな“続けることの力”がテーマとなりました。筋トレやマイ箸、お弁当やマイバッグ。日常にあるこだわりは、やがて仕事や組織の文化、制度改革にも通じていく。「こだわりは人を魅力的にする」と田村が語ったように、働き方や制度もまた、こだわりをもって改善していく姿勢が問われているのかもしれません。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第215回 【対談】ポッドキャスターから学ぶ対話の秘訣 (後編 ゲスト:居酒屋気分のオンラインチャットサービス 村井美奈さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは前回の続きで、居酒屋気分のオンラインチャットサービスを運営する村井美奈さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・オンラインチャットを利用される方の動機 ・顧客に満足してもらう為に心がけている事 ・対面とオンラインでの意志疎通の違い ・新型コロナにおけるチャットサービスの更なる需要 ・ポッドキャスト配信のきっかけと今後の野望 ・会話をする上で一番大事な事本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000517919673居酒屋気分のオンラインチャットサービスHPはこちらです。https://bit.ly/3dJ0aZT村井さんがパーソナリティーとして配信されている、『今、学校をお休みしているあなたに届ける番組「こどもおとなラジオ」』のリンクはこちらです。https://spoti.fi/3n9Vq2t村井さんのTwitterアカウント(@mina_chitchat)です。ゲストプロフィール:村井美奈さん明治大学法学部を卒業後、法曹の試験勉強をしながら勤務した後、心理学×写真を組み合わせた新しい仕事がしたいと思いでカメラマンに転身しました。写真館での勤務や独立も経験し、その後チャットレディとして独立開業しました。趣味、仕事、恋愛、結婚、子育て等トークテーマは何でもお受けし、今まで500名以上の方とお話した実績を持っています。いつも頑張って生きている方達に、少しでも肩の力を抜いてリラックスした時間を過ごしてほしいとの想いから、「友達のように何でも話せる空間」をインターネットで提供することで、一人でも多くの人が、また明日からも笑顔で過ごすことができるよう、"会話を通して心と向き合うこと"を大切に、日々お仕事をされています。また現在、ポッドキャスト『今、学校をお休みしているあなたに届ける番組「こどもおとなラジオ」』のパーソナリティーとしても活動しています。 チャットの向こうにある“話したい気持ち”——利用者の動機は十人十色オンラインチャットサービスの利用者は「誰かと話したい」「寂しさを埋めたい」といった気持ちから始まる人が多いという村井さん。中には「起業に向けた人脈づくり」など、明確な目的を持った利用者もいるそうです。単身赴任や職場に同性がいない環境など、背景はさまざまですが、共通するのは“誰かと話したい”という切実な思い。そうした声に丁寧に応えていくことが、サービスの根底にある信頼感につながっています。「ありがとう」の裏側にある感情の動き——心を動かす会話の仕組み村井さんにとって、毎回「ありがとう」と言われることはとても不思議な体験だそう。何か特別なことをしているわけではなく、「ただ楽しんでもらえたらいいな」と思って話している中で、自然と感謝が返ってくる。この理由として、相手の話を一方的に聞くだけでなく、自らの話をする“循環型の対話”を意識するようになったからだと語ります。マシンガントークの時期を経て、会話の配分や空気感を大切にする現在のスタイルが築かれました。見えないからこそ伝える——オンラインだからできる工夫とはチャットでは、顔も声も出さない“文字だけ”でのやり取りが大半を占めます。そのため村井さんは、文字の背後にある相手の感情を想像しながら会話を進めているといいます。相手の文体や表現から感情を読み取り、テンションや反応を調整しながらコミュニケーションを深める。画面越しでも伝わるよう、うなずきや表情を意識的に増やすことで「見えないけれど通じ合える」関係を築いています。自分も救われた“無目的の対話”——チャットが与えた癒しの実感村井さん自身、かつて寂しさを抱えていた頃、チャットを通じて「目的もなく話せること」に救われたと語ります。宗教やカウンセリングなどを経ても満たされなかった心に、ただ誰かと会話をする——その行為自体が心を和らげてくれたのです。だからこそ、村井さんはこのサービスを“人との対話を求める誰か”の選択肢として、もっと広げていきたいという強い思いを抱いています。若者に「別の世界を届ける」——ポッドキャストという新たな挑戦そんな村井さんがもう一つ取り組んでいるのが、ポッドキャスト番組『こどもおとなラジオ』。不登校や生きづらさを抱えた学生たちに向けて、いろんな働き方や価値観を持つ大人たちの生の声を届けています。過去にネットスクールの担任を務める話がありながらも「一対一の対話を大切にしたい」と感じた経験から生まれたこの番組は、「心が変わるきっかけを与える存在になりたい」という彼女のもう一つの使命でもあります。会話は信頼で成り立つ——ポッドキャスターとして大切にしていることチャットとポッドキャストの違いはあれど、村井さんが大切にしているのは「信じる姿勢」。相手の発言の真偽を疑うことなく、一言一句を信じて耳を傾けるチャット。同様にポッドキャストでは「この質問に、この人はきっと良い答えを返してくれる」と信じて投げかける。この“信頼を前提とした対話”があるからこそ、本音を引き出せるのだといいます。対話とはテクニックではなく、関係性そのもの。村井さんの言葉がそれを証明しています。特別じゃなくていい——誰かと話せる場所の存在を広げたい村井さんにとって、チャットは“特別なこと”ではなく“友達と話すような時間”。家庭を持ちづらい、友達に遠慮してしまう、そんな人たちが気軽に話せる場所の一つとしてチャットが存在してほしいと語ります。「自分が何かをしたいのではなく、話したい誰かの存在を支える場所でありたい」。そのためにSNSやポッドキャストなどを活用しながら、“話すことが選択肢になる社会”を広げようとしています。“対話は生き方そのもの”今回の対談を振り返り、「思っていたことは全然話せなかった」と笑う村井さん。しかし、それこそが“リアルな対話”の面白さだとも感じているそうです。準備した言葉ではなく、その場で生まれた言葉が、誰かに届く。そんな“生きた会話”の魅力と、それを信じる姿勢が、村井さんの活動を支えています。話すことの可能性を、あらためて感じさせてくれる対談でした。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第214回 【対談】教えて、あなたの働き方!(前編 ゲスト:居酒屋気分のオンラインチャットサービス 村井美奈さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは居酒屋気分のオンラインチャットサービスを運営する村井美奈さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・独立されるまでの経緯 ・チャットレディとしての仕事の原点 ・緊張せずに相手と対話するための秘訣 ・会話の引き出しを増やすために工夫している事 ・ビジネスネーム『茶畑さくら』さんの理由 本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000518206057居酒屋気分のオンラインチャットサービスHPはこちらです。 https://bit.ly/3dJ0aZT村井さんがパーソナリティーとして配信されている、『今、学校をお休みしているあなたに届ける番組「こどもおとなラジオ」』のリンクはこちらです。https://spoti.fi/3n9Vq2t村井さんのTwitterアカウント(@mina_chitchat)です。ゲストプロフィール:村井美奈さん明治大学法学部を卒業後、法曹の試験勉強をしながら勤務した後、心理学×写真を組み合わせた新しい仕事がしたいと思いでカメラマンに転身しました。写真館での勤務や独立も経験し、その後チャットレディとして独立開業しました。趣味、仕事、恋愛、結婚、子育て等トークテーマは何でもお受けし、今まで500名以上の方とお話した実績を持っています。いつも頑張って生きている方達に、少しでも肩の力を抜いてリラックスした時間を過ごしてほしいとの想いから、「友達のように何でも話せる空間」をインターネットで提供することで、一人でも多くの人が、また明日からも笑顔で過ごすことができるよう、"会話を通して心と向き合うこと"を大切に、日々お仕事をされています。また現在、ポッドキャスト『今、学校をお休みしているあなたに届ける番組「こどもおとなラジオ」』のパーソナリティーとしても活動しています。同級生との再会から始まった対談——オンラインで語る“今の働き方”今回のサニーデーフライデーのゲストは、チャットレディーとして活動しながら、「居酒屋気分で話せる」オンラインチャットサービスを提供する村井美奈さん(活動名:茶畑さくらさん)。高校時代の同級生である田村との再会がきっかけで、働き方や人生の選択について、和やかながらも深く語り合うひとときとなりました。法律家志望からカメラマンへ——「人と関わる」ことへの情熱大学時代は司法書士試験を目指していた村井さん。しかし試験に挑み続けるうちに「もっと違う形で人と関わりたい」と思うようになり、カメラマンの道へと転身します。「家族の笑顔や愛情に触れることができる」「成長を見届けられる」——写真を通して、人の人生の節目に立ち会えることに魅力を感じたといいます。この“人の物語に関わる”という思いは、のちの仕事にもつながっていきます。会話で癒やす仕事——チャットレディーという選択写真館での勤務を経て、村井さんが次に選んだのは“話す”ことを仕事にするチャットレディー。ネット上で相手と会話をするこの仕事は、悩み相談から日常の雑談までテーマは自由。村井さんは、自分の部屋で、自分らしいスタイルで、ゆるやかな会話を楽しむ“非アダルト・非恋愛系”のチャットスタイルを確立していきます。現在までに500名以上と対話を重ね、その一人ひとりとの時間を大切にしてきました。自由を求めて独立へ——“楽しく働く”を追求した結果チャット業界には、事務所勤務と在宅勤務があり、村井さんは“自由に話せる環境”を求めて在宅・独立開業の道を選びます。お酒を片手に話す、自宅で映画を観ながら一緒に語り合う——そうした工夫の積み重ねが、サービスの個性となっていきました。きっかけは、お客様からの「こういう楽しみ方もあるよ」といった優しいアドバイス。「最初の出会いが良かったから続けてこられた」と語る姿が印象的でした。名前に込めた想いと、仕事モードのスイッチ“茶畑さくら”という名前は、チャットの仕事を始めたときに名乗り始めた名前。「お客様への感謝と出会いの記憶を残したい」との思いから、本名の村井美奈と使い分けて活動を続けています。仕事モードに入ると話し方やテンションも変わるそうで、「キャラが変わるのが自分でも面白い」と笑います。この名前を残し続けているのは、「一緒に時間を過ごしてくれた人たちへの敬意」と語る彼女の優しさが垣間見えるエピソードでした。初対面でも緊張しない?——会話のコツと心構え村井さんの特技は、初対面の人でも自然と会話を引き出す力。秘訣は「相手は少なからず自分に興味を持って来てくれている」という前提に立つこと。そして、自分のプロフィールを丁寧に発信しておくことで、相手が安心して話しかけてくれる環境をつくっておくこと。「最初の5分が勝負。方向性を見極めて会話を組み立てる」と語る姿には、プロフェッショナルとしての誇りがにじみます。引き出しを増やすコツ——“知りたい”から始まる会話の広がり趣味や関心の幅を広げるために心がけていることとして、「興味を持ったら、それに詳しい人に自分から話しかける」「出会いの場を増やす」と村井さんは語ります。これは、ただの情報収集ではなく“人と話すことが好き”という彼女の原点とつながっているようです。知識と経験の引き出しを持っておくことで、相手に応じた話題の選択が可能になり、会話に深みが生まれる——そんな姿勢は、あらゆる仕事にも通じるヒントになるでしょう。「また話したくなる」人でありたい村井さんが提供するのは、ただのチャットではなく「また話したくなる空間」。それは、プロフィールから始まり、最初の質問、話題の選び方、聞き方、そして別れ際の余韻にまで心を配った“総合的な対話の体験”です。人と話すことが好きな人、自分らしい働き方を模索している人にとって、村井さんのキャリアと姿勢は、多くの気づきを与えてくれるはずです。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第213回 【対談】間違っても良いから自分の意見を貫け!!(後編、ゲスト:HOX ゲームデザイナー 山下ダニエル弘之さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは前回の続きで、第187回、第188回で登場して頂いたHOXゲームデザイナーの山下ダニエル弘之さんと対談し、役者の世界や理想的な日本の教育のあり方、目指すべき人生観について語ります。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・ブラジルの劇団と日本の劇団の違い ・責任vs自由の戦い ・相手から否定される事に慣れる為には? ・ディベートの重要性 ・ルールしか守らない奴が一番怖い ・演技を上手くするコツ 本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000516969135HOX様Twitterアカウントはこちら(@info_hox) です。放送でご紹介があった、HOX様が手掛けるボードゲーム Suggestion ! -サジェッション!のリンクはこちらです。https://amzn.to/311UGlGHOX様が手掛けるボードゲームCESSPOOL(セスプール)のリンクはこちらです。https://amzn.to/3c8Q8QJブラジルの劇団で経験した「陽気なカオス」と「本気の厳しさ」ダニエルさんが飛び込んだブラジルの劇団では、雨の日に誰も来ない、遅刻が当たり前、言い訳が止まらない——そんな“自由すぎる現場”に戸惑いつつも、「みんなで一つの舞台をつくる」という強烈な一体感も同時に体験したと語ります。演出家は厳しく、主張するなら最後までやれという姿勢が貫かれ、妥協のない現場は日本とはまた違う緊張感に満ちていました。現場での“共演者同士の支え合い”が当たり前となるような信頼の文化も、ブラジル特有の温かさとして印象に残ったとのこと。日本とブラジル、演劇現場の“距離感”と“主張力”の違い日本では「恥ずかしくて意見が言えない」「否定されたくない」といった空気があり、役者も演出家に従順であることが多い。一方ブラジルでは、主張はガンガン飛び交い、否定されても引かないし、むしろそれを通して議論が生まれる。そうした「人懐っこさ」や「ディベート文化」が、舞台だけでなく日常のコミュニケーションにも強く影響していると語ります。ダニエルさんは、日本に必要なのは“意見を言ってもいい”という空気と練習の場であり、そこにボードゲームの教育的価値を見出しています。ディベート練習に「ボードゲーム」を——“主張する力”は遊びで磨けるダニエルさんが手がけたボードゲーム『サジェッション』には、「なぜそう思うのか」を根拠を持って説明し、人と交渉し合う構造が織り込まれています。これは“意見を言っていい”“違っていてもいい”という文化をつくる一歩。学校や会社では「間違ったら笑われる」という空気がありますが、ゲームの中なら間違えても1時間で終わるし、もう一度チャレンジできる。こうした“安全に失敗できる場”がもっと増えてほしいと熱弁します。「ルール」とは何か? 速度違反で警察に電話した話演劇やボードゲームから一転、話は“ルール”というテーマへ。ダニエルさんが語ったのは、自分が法定速度を守って走っていたら煽られた挙句に違反で捕まり、納得がいかず警察に電話したという実体験。ここで浮き彫りになるのは「みんなが破ってるルールを一人で守ると損をする」構造と、その理不尽への怒りです。この経験から「ルールは考えて守るもの」「時には戦ってでも疑問を提示すべき」とする姿勢がにじみ出ます。演じるとは「共感し、リアリティを積み上げる」こと最後に語られたのは、演技の本質について。演じるとは“その役に共感し、リアリティを生み出す”こと。おじいさんの役を演じるなら、「なぜ腰に手を当てるのか?」を自問し、意味のある動作を追求する。毎回の公演が“そのキャラにとっての初体験”であるように振る舞うことが大切であり、慣れは敵になる。現実に即した表現がないと観客の心には響かない。だからこそ、リアルを描かない日本のドラマに対しては強く疑問を呈します。今後の活動と高知への移住そんなダニエルさんは、今後高知県に拠点を移すとのこと。現在は舞台出演の予定はないものの、マーダーミステリーやボードゲーム開発といった活動は継続中。高知在住・在勤の方、あるいは高知に訪れる予定のある方は、ぜひ“友達になってほしい”とのこと。Facebookで「ダニエルひろゆき」で検索すればつながれるそうです。自由な国ブラジルで得た経験、日本の“空気”の中での工夫、ボードゲームという新たな表現手段——すべての根底にあるのは、「自分の意見を持ち、伝えること」の大切さでした。演技も仕事も人生も、他人の視線を気にしすぎず、リアルな自分で戦う勇気を持ちたい。そんなメッセージが、この熱量ある対談には込められていました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第212回 【対談】将来の理想的な教育について熱く語る(前編、ゲスト:HOX ゲームデザイナー 山下ダニエル弘之さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは第187回、第188回で登場して頂いたHOXゲームデザイナーの山下ダニエル弘之さんと対談し、役者の世界や理想的な日本の教育のあり方、目指すべき人生観について語ります。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・海外で役者を始めたきっかけ ・会社員を尊敬できるランキングベスト3 ・マスオさん、野原ひろしの働き方を見つめる ・将来の理想的な教育のあり方を語る ・演劇=人生の引き出しを増やす事 本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000517267770HOX様Twitterアカウントはこちら(@info_hox) です。 放送でご紹介があった、HOX様が手掛けるボードゲーム Suggestion ! -サジェッション!のリンクはこちらです。 https://amzn.to/311UGlGHOX様が手掛けるボードゲームCESSPOOL(セスプール)のリンクはこちらです。 https://amzn.to/3c8Q8QJ「演じること」は人生を知ることHOXゲームデザイナー・ダニエルさんをゲストに迎えた今回のサニーデーフライデー。テーマは「演じること」と「生きること」の交差点。ダニエルさんは、大学卒業後に産業機械メーカーへ就職しながらも、「演劇」に対する情熱を捨てきれず、海外へ飛び立ち、ブラジルで芝居を学びました。彼が語る“役者の仕事”とは、ただ演じることではなく「他人の人生をリサーチし、体験し、理解すること」。例えば妊婦の役を演じるには、まず妊婦がどんな身体感覚を持っているのか調べ、実際にその重さや動き方を自分の中に落とし込んでいく。そのプロセスを経て初めて、演じる相手の人生に触れることができると語ります。就職したからこそ分かった“普通”のすごさダニエルさんは「サラリーマンが本当にすごい」と言います。スーツを着て、同じ時間に出社して、パソコンに向かう毎日を何年も続ける——自分にはできなかったことを、当然のように続けている人々へのリスペクトがそこにはあります。彼自身も「レールに乗って就職した」という経験を持ちますが、だからこそ“流れに身を任せること”の危うさと重要さの両面を実感。自分の進路を主体的に選ぶことの大切さを強調していました。演劇がくれた“自分の軸”演劇の世界に飛び込んでからのダニエルさんは、当初所属していた劇団がほぼ解散状態だったこともあり、京都で新たな劇団に飛び込みます。ゴジラや怪獣をテーマにした芝居に外国人役で出演したことをきっかけに、演劇界隈で注目を集めるようになります。「舞台では、映画とは違って自分の風貌や言語的な壁を超えて演じられる」と話すダニエルさん。自身の見た目やバックグラウンドが、舞台においては武器になる瞬間があったといいます。キャリア教育への問いかけと挑戦番組後半では、「働くこと」と「教育」のあり方についての問題提起が飛び出しました。ダニエルさんは、今の中高生たちが起業をしたり、情報を自ら探しにいける時代に生きている中で、学校教育がまだ“ピラミッド構造”に囚われすぎていると語ります。「部下をつくるな、フラットに関係を築こう」——そうした現代的な働き方に合わせた教育が求められているといいます。彼自身が先生として生徒と接するうえで大事にしているのは「対等な目線」と「責任ある助言」のバランス。ただフラットに接するだけでは教育にならない。年長者としての経験に基づいた“責任ある発言”が、今の教育現場にはもっと必要だという真摯な言葉が印象的でした。働くって、なんだろう?「働くとはなにか」——この根源的な問いが、ダニエルさんの語りから何度も浮かび上がります。会社員としての経験、演劇を通じた人生体験、教育者としての対話——そのすべてが“働くこと”の多様性と、そこに伴う尊厳と苦悩を物語っています。番組を通じて見えてきたのは、「一度レールに乗ったからといって、そのまま走り続ける必要はない」という人生観。演劇的アプローチによって人生を疑似体験しながら、自らの軸を確かめていく。その繰り返しこそが、自分らしい働き方を見つけるヒントになるのかもしれません。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第211回 【対談】36協定と残業との向き合い方(後編)
前回の続きで固定残業手当導入時の注意点やあるある話、残業が発生する際に作成届出が必要な36協定について等社労士×社労士で語りました。 【ハイライト】 ・36協定の締結について ・固定残業手当と裁判例 ・36協定の歴史的背景 ・こんな労基法があれば、、 ・固定残業手当のキャリーオーバーについて ・(宿題)清酒製造業の雇用保険料率の謎について ・モーレツ社員vsゆとり ・企業の36協定との向き合い方本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000515999501固定残業代に必要な5つの要件とは?──見落とされがちな“サブロク協定”の重要性固定残業代を有効に設計するために不可欠な要素として、「①残業時間数」「②金額」「③所定労働時間」「④割増率」に加えて、「⑤36協定(サブロク協定)の提出」が必要だとオオタワさんは指摘。固定残業代を設定するということは、残業が発生する可能性があるという前提に立つため、36協定を結ばずに運用することは法的リスクが高いという。また、36協定は形式的なものと思われがちだが、実際にはリスク回避の“お守り”として非常に重要な存在であると強調された。36協定が「めんどくさい」と思っていませんか?──実際に起きた罰則判例から学ぶ教訓制度としては地味ながら重要な36協定。しかし、その提出を怠っていた企業が、従業員からの申告をきっかけに「健康被害の可能性があった」として、裁判所から10万円の罰金を命じられた事例がある(2020年東京地裁判決)。月30~50時間程度の残業でもリスクと見なされる時代において、形だけの協定では通用しない。オオタワさんは、従業員を雇用した時点で36協定も同時に提出する運用の徹底を提案している。「固定残業代80時間」は通用しない?──現実と乖離した設計は無効リスクも実務では「月80時間分の固定残業代を支給」といった設計を見かけることもあるが、これは判例上“現実の労働時間とかけ離れている”と無効と判断される可能性があるという。オオタワさんは「原則45時間以内で固定残業代を設計すべき」と語る。これは、働き方改革関連法により、月45時間以上の残業は年間6ヶ月までという上限が法制化されたことを踏まえた実務的な観点でもある。給与計算の落とし穴──割増賃金と固定残業代、誤解されやすい境界線残業単価を計算する際に、固定残業代を基本給に含めてよいのかという実務上の疑問が紹介された。基本的には「固定残業代は割増賃金そのもの」であるため、基本給には含めず、別枠として扱う必要がある。また、所定労働時間を明示しなければ、残業単価の正確な計算根拠が曖昧になり、労基署や裁判所で否認されるリスクもある。企業側の誤解や形式的な処理がトラブルの温床となりやすいため、注意が必要である。制度の歴史から考える働き方──サブロク協定は戦後復興から生まれた“妥協の産物”36協定(サブロク協定)はGHQ占領下の戦後日本において、復興のために8時間を超える労働を可能にする“例外制度”として導入された。これは“週40時間”という国際基準を導入しつつ、現実との妥協を図った制度であり、当時の“猛烈社員文化”を支えた背景がある。現代の価値観とは異なるものの、時代に応じて制度が進化してきたことを理解することで、今後の働き方や法改正を考える材料となる。“キャリーオーバー”は可能?固定残業代と労働契約の正しい関係性とは「今月残業が少なかったから、残りを来月に繰り越して使えるか?」という企業からの質問に対し、田村とオオタワさんは「不可」と明言。労働基準法の「賃金全額払いの原則」にも反し、何より労使間の信義則に反するという。そもそも固定残業代は、その月の労働に対して支払われるべきものであり、月をまたいで使う性質のものではない。繰り越すなら、制度そのものを見直すべきであるという明快な結論となった。固定残業代は便利な制度である一方で、適切な設計と運用が求められる“法的リスクのかたまり”でもあります。制度を導入している企業の方は、今一度、自社の労務設計が適切かどうかを見直してみてください。 ~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第210回 【対談】固定残業代について語る(前編)
固定残業手当を導入している企業や導入したい企業、またそのような企業で働いている従業員のリスナーの皆様に向けて、日頃から注意すべき点や理解しておくべき事項を若手実務家社労士と語りました。 【ハイライト】 ・固定残業代とは? ・固定残業代を導入するメリット ・固定残業時間を越えた際の割増賃金について ・固定残業代導入時の必須条件 ・就業規則の重要性本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000516301881ステイホーム期間中の近況とナレーションの話から収録は緊急事態宣言下。まずはパーソナリティ田村とゲストオオタワ社労士が、家での過ごし方についてゆるく語る。キャッチボールや料理、そして田村のナレーション仕事など日常の一コマが紹介され、和やかな雰囲気から今回のメイントピック「固定残業代」へと自然に移っていく。固定残業代とは?基本の“き”を押さえる固定残業代とは、実際に残業したかどうかにかかわらず、一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含めて支給する制度。たとえば「30時間分の固定残業代を含む月給25万円」といった形式がある。田村は自身の新卒時代の例を挙げ、「定時で帰っても30時間分の残業代がつくので定時貴社を狙っていた」とリアルなエピソードを紹介。これに対してオオタワ氏は、「固定残業代の真の狙いは長時間労働の抑制にあるのではないか」と解説する。なぜ会社は固定残業代を導入するのか?多くの会社では、残業代の計算簡素化や人件費の予測しやすさから制度を導入しているが、本来の意義は「残業時間を自制してもらう仕組み」にあるとオオタワ氏は強調する。つまり、30時間分は支給されるため、それ以内に業務を終えれば社員側が得をする構造になっており、それが労働時間の効率化に繋がるという見解だ。固定残業代の設計で気をつけるべきポイント固定残業代を導入するには、以下の要件を明記する必要がある:基本給と固定残業代を明確に区別すること固定残業代が何時間分に相当するか明記すること時給単価算出のため、所定労働時間を明示することこれらが曖昧だと、労働基準監督署や裁判で「不適切な運用」と判断されるリスクがある。従業員が自分の給与構造を把握できるよう、ルール整備の必要性を説く。割増単価の計算方法と「勘違いポイント」実務でよくある誤解として、「固定残業代も含めた金額を基準に、追加の残業代を計算すべきでは?」という質問が企業からあるという。これに対してオオタワさんは「固定残業代はあくまで割増賃金として支払っているものであり、重複して再計算する必要はない」と明言。ただし、その根拠が曖昧だと「基本給に含まれているのでは?」と判断されかねないため、やはり明確な設計が重要だと補足する。所定労働時間を使った計算の重要性割増単価を正しく計算するには、所定労働時間の設定がカギとなる。1年の総労働時間(約2085時間)を12で割った173.75時間を基準とする方法が紹介され、それを元に「月給÷所定労働時間」で時給単価を算出する流れが解説された。この所定労働時間を設定せずに「30時間5万円」などの設定をしてしまうと、「根拠のない曖昧な手当」とみなされるおそれがあり、法的リスクがあると注意が促される。固定残業代を巡る従業員の誤解と注意点従業員側にも誤解は多い。たとえば「残業9時間したのに割増賃金が少ない」とクレームが入るケースでは、「8時間超え」か「所定労働時間超え」かの認識の違いが要因であることが多い。また、「所定労働時間を超えていても割増がついていない」ように見える場合、就業規則での定義や割増率を確認する必要があるとアドバイスされた。制度は運用と明示がすべて固定残業代は、制度自体が悪いわけではない。むしろ、働き方改革の一環として、残業削減や予見可能性の向上につながる制度である。ただし、設計が曖昧だったり、従業員への説明が不十分だったりすれば、トラブルの温床になる可能性も高い。今回の対談では、固定残業代をめぐる制度設計・運用・従業員対応に必要な視点が広く語られた。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第209回 【対談】教えて、あなたの働き方!(後編 ゲスト:株式会社フォークロア 川村彩加さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは東京外国語大学の先輩で、多くの国での海外放浪のご経験がある、株式会社フォークロアの川村彩加さんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社フォークロア様の会社HPはこちらです。 https://folk-lore.com/ 【ハイライト】 ・旅行会社での初添乗談・バックパッカーのキャリアについて ・ゲストからホストへ ・長野県南木曽町の魅力 ・コロナ禍での草木染め事業 ・各社員が働きやすい職場を作るために? ・バックパッカーの魅力は? ・初バックパッカーでオススメの国は?本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000515038086【出発点】ペルシャ語から始まった「ちょっと普通じゃない」人生東京外国語大学でペルシャ語を専攻し、好奇心と冒険心のままに飛び込んだバックパッカーの世界。川村さんは大学時代、半年アルバイト・半年放浪という休学スタイルで、地図帳の中の“名前しか知らない国”を巡る自由な旅に出ます。トルクメニスタンやタジキスタン、カスピ海横断など、既成ルートに縛られない体験が、その後の価値観の基盤となりました。【転機】“受け入れる側になりたい”と思えた初めての天井大学卒業後は、マニアックな国を多く取り扱う旅行会社に勤務。初めての添乗地は分断国家・キプロス。右も左もわからないまま出発した不安を支えてくれたのは、現地の優しい女性ガイドでした。旅先で現地の人々に支えられるたび、「今度は自分が受け入れる側になりたい」と思うように──その想いが、ゲストハウス運営への転身へと繋がっていきます。【移住】長野県南木曾町で出会った「暮らしに根ざす仕事」東京の喧騒から離れ、仕事を軸に全国を探していた中で出会ったのが、長野県南木曾町の「株式会社フォークロア」。豊かな自然と手仕事が息づくこの町で、川村さんはゲストハウス「結い庵」のスタッフに。暮らしそのものが魅力となるこの場所で、人との関わりを大切にする日々が始まります。ほうば寿司、たけのこ、栗きんとん…季節ごとの“贈り物”にも心を動かされたと語ります。【進化】染め師へ転身。コーヒー染めから始まった新たな挑戦冬にゲストが減る中、シーツをコーヒーで染める作業から始まった染色の世界。玉ねぎやアカネ、そして本格的な藍染めまで、川村さんは工房を整え、一から植物を育てて染料を作るまでに成長。染め体験をゲスト向けに展開するなど、“暮らしの体験”を届ける力強い柱へと進化しています。【葛藤と実践】「人が働きやすい場」をつくるマネージャーの視点現在はゲストハウスのマネージャーとしても奮闘。DIY、畑仕事、染色と多岐に渡る業務をこなしながらも、川村さんが最も大切にしているのは「人が自分らしく働ける場づくり」。人によって得意・不得意が異なるからこそ、個別にヒアリングし、できる限り調整する。その努力の中に、移住者ならではの細やかさと、旅を通じて育んだ「他者理解」の哲学が息づいています。【未来】染め・ゲストハウス・そして渚町の魅力を広げたい川村さんの今後の目標は、学んできた藍染めをしっかり形にし、商品としてもゲスト体験としても提供していくこと。そして、より多様な人が無理なく働ける仕組みを整えていくこと。都会から渚に移り住んだからこそ見えた「人と暮らしの豊かさ」を、多くの人に伝えていきたいと話してくれました。「百聞は一見にしかず。行ってみたら、世界は想像以上に優しくて、刺激に満ちています。最初の一歩は、近くても大丈夫。中国あたりから始めてみては? 食べものも美味しいし、人も親切。旅は人生を変えるツールだと思います。」~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
第208回 【対談】海外バックパッカーの極意を学ぶ(前編 ゲスト:株式会社フォークロア 川村彩加さん)
社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは東京外国語大学の先輩で、多くの国での海外放浪のご経験がある、株式会社フォークロアの川村彩加さんと対談し、バックパッカーの極意や培った事をお聞きします。サプライズゲストも登場! ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社フォークロア様の会社HPはこちらです。 https://folk-lore.com/ 【ハイライト】 ・マイナー国を放浪して治安は大丈夫? ・バックパッカーを始めた経緯 ・目指すバックパッカー像とは? ・あなたにとってバックパッカーとは? ・バックパッカー初心者が最初に始めるべき事 ・海外放浪中の危険センサーを発動するためには? ・海外ヒッチハイク話本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000515348160出会いはジョージア、言葉と旅がつなぐ縁ゲストの川村彩加さんと田村は、ジョージアのゲストハウスで偶然出会ったことから今回の対談が実現。川村さんは東京外国語大学のペルシャ語専攻で、田村の先輩にあたる。中東とヨーロッパの狭間にあるジョージアの料理、文字、街並みへの魅力から“旅好き”が高じて、後の仕事へとつながっていく様子が語られた。和歌山から世界へ──語学と旅のキャリア和歌山で育ち、東京外大へ。普通とは少し違うことをしたいという思いからマイナー言語を専攻し、語学と世界への好奇心を育てた川村さん。休学中にはバイトで資金を貯め、半年間のバックパッカー旅行を敢行。卒業後はユーラシア旅行社で添乗員として働き、世界各地を飛び回った。現在は長野県・南木曾町の株式会社フォークロアで、宿泊施設の運営や地域活動に従事している。完全ノープランの旅が教えてくれた自由川村さんの旅は、まさに“ノープラン”。タイ・バンコクに片道航空券で飛び、ラオス〜中国〜中央アジア〜ヨーロッパへと気の向くままに進む。ルートを決めず、現地での出会いや噂を頼りに旅することで、予期せぬ発見と自由の醍醐味を味わってきた。帰国直前には資金が尽き、フランスの空港で5日間過ごしたエピソードも。「普通ではない」道を選び続けたバックパッカー哲学子供の頃から地図帳を眺めるのが好きだった川村さんは、中央アジアの国々に強く惹かれていた。トルクメニスタンやタジキスタンなど、日本人があまり訪れない国にあえて足を運ぶスタイルは、誰も歩いていないルートを自分の足で踏みしめたいという強い意志の表れでもある。旅の中で広がる価値観、そして“旅人の勘”印象深い出会いの一つは、ドイツ人ヒッピーとキャンピングカーでの国境越え。一見危険に見える選択肢も、直感と相手の生活感から「この人は本物の旅人だ」と判断した。旅人同士の信頼は言葉を超え、行動や雰囲気で伝わるという話は、旅の中で鍛えられた“勘”の重要性を感じさせた。ヒッチハイクで越える国境とトイレの文化旅先では文化の違いに衝撃を受けることも多い。トイレにドアがない中国の田舎町、ヒッチハイクで越えるアルバニア国境、犬と一緒に乗せてもらったおじさんの車──日本の常識とはまったく違う世界が広がっていた。そうした経験が、価値観の幅を広げ、より柔軟な自分を形づくってきた。川村さんにとってバックパッカーとは?最後に、バックパッカーとは何か?という問いに対し、「自分のやりたいように世界と関わること」と川村さんは語る。旅を通じて他者の価値観に触れ、自分自身の固定観念を壊しながら世界を知っていくプロセス。それは旅という名の人生の練習でもあり、学びの連続でもあるのだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!
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