企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』
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企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』

田村陽太 487 Episodes
企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という堅いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。

経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。

テーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。

パーソナリティー:田村陽太
東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。

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カバーアート制作:小野寺玲奈

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第207回 【対談】宿泊業から発信する日本のインバウンド対策(後編 ゲスト:株式会社フォークロア 熊谷洋さん)

第207回 【対談】宿泊業から発信する日本のインバウンド対策(後編 ゲスト:株式会社フォークロア 熊谷洋さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは、長野県南木曽町で空き家を再生した3軒のゲストハウスを営み、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組む、株式会社フォークロア代表取締役の熊谷洋さんと対談し、長野県南木曽町でされている宿泊業のお話や外国人観光客インバウンド事業についてお聞きします。  ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 株式会社フォークロア様の会社HPはこちらです。 https://folk-lore.com/  本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000514094504【ハイライト】  ・南木曽での地域おこし協力隊の仕事について  ・古民家のセルフリノベーションでの経験  ・日本がインバウンドに力を入れるべき真の理由  ・コロナ禍における宿泊業、観光業の未来  ・ホステル結い庵さんが作り出す空間や居場所作りで意識している事 ゲストプロフィール:熊谷洋さん宮崎県でお生まれになり、高校中退を経て、立命館大学卒業後、株式会社NTTデータに入社し、大規模システム開発のプロジェクト管理や海外事業企画のお仕事に従事されました。2011年3月の東日本大震災を経験し、持続可能な21世紀のライフスタイルを日本の里山から模索したいと、2015年に地域おこし協力隊として東京から長野県南木曽町へ移住されました。2017年、築200年の空き古民家を2年がかりでセルフリノベーションした「里山くらしのおすそわけ」がテーマの「HOSTEL結い庵」を開業しました。2019年に『「Folk(人々)」の「Lore(ものがたり)」を次代へ紡ぐ』という想いをこめて、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組むべく、株式会社フォークロアを設立されました。空き家だった古民家を改修して、現在3軒の宿を経営しています。1. 南木曾町に根ざすまでの“信頼”というキーワード東京から長野県南木曾町へ移住し、ホステルを開業した熊谷さん。もともとはIT企業のプロジェクトマネージャーだった彼が語る“最初の壁”は、都会と田舎の文化の違いでした。渚町では、ロジックや契約でなく「信頼」がすべての基盤。最初は受け入れられずとも、地元行事に参加し、汗をかきながら大工仕事を続けることで少しずつ信頼を得ていきました。“地域のペースに合わせること”が、彼の生き方を大きく変えたのです。2. 感動できる宿にしたい──DIYと想いのこもった空間づくり当初は「3か月で宿をオープン」と考えていた熊谷さんですが、各地の魅力的なゲストハウスに触れ、「感動させる空間でなければ意味がない」と方向転換。地区200年の古民家を2年以上かけてセルフリノベーションしました。途中、信頼していた大家の急逝という困難にも直面しますが、多くの人の支援を受けて完成へ。古材や木箱、かつての生活の痕跡を生かしながら“温もりある空間”を創り上げました。3. 「観光地」ではなく「暮らし」を体験してもらう熊谷さんのホステルが訪問者に与える感動は、飾られていない日常そのもの。街並みの美しさだけでなく、地元のおばあちゃんが軒先で干し芋を売る姿や、素朴な暮らしの風景が“観光地っぽくない観光”として評価されています。地域の人々が持つ当たり前が、外国人から見ると“希少な体験”であり、それが地域の価値を再発見するきっかけにもなっているのです。4. コロナ禍を乗り越えるための“商品開発”という挑戦コロナでインバウンドが激減する中、熊谷さんは「滞在しなくても里山の豊かさを届ける」方法を模索。現在は蜜蝋ラップや草木染めの製品づくりに力を入れています。染料の原料となる植物も地元で育て、環境にも配慮したものづくりを通じて、豊かなライフスタイルを商品として提案。“モノを通じて共感とストーリーを届ける”という新たな取り組みが始まっています。5. マニュアルなき接客と“自然体”が生む特別な空間熊谷さんのホステルでは、接客マニュアルは最低限。服装も自由で、スタッフはそれぞれの自然体でゲストに接します。これにより宿泊者も肩の力が抜け、知らない者同士が自然と集まり、会話を交わす“特別な空気”が生まれるのだとか。形式ではなく“人の個性”が宿を形づくること、そしてその空間が旅人同士の心をつなぐ場になっていることが、宿の真価と言えそうです。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第206回 【対談】教えて、あなたの働き方!(前編 ゲスト:株式会社フォークロア 熊谷洋さん)

第206回 【対談】教えて、あなたの働き方!(前編 ゲスト:株式会社フォークロア 熊谷洋さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは、長野県南木曽町で空き家を再生した3軒のゲストハウスを営み、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組む、株式会社フォークロア代表取締役の熊谷洋さんと対談します。  ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。  株式会社フォークロア様の会社HPはこちらです。  https://folk-lore.com/  【ハイライト】  ・熊谷さんのご経歴  ・東日本大震災の経験から培った事  ・自分のやりたいことをする為に心がけている事・人から感謝される上で大事な事  ・外国人観光客が日本に求めている事  ・契約社会と信頼社会 本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000514383218ゲストプロフィール:熊谷洋さん宮崎県でお生まれになり、高校中退を経て、立命館大学卒業後、株式会社NTTデータに入社し、大規模システム開発のプロジェクト管理や海外事業企画のお仕事に従事されました。2011年3月の東日本大震災を経験し、持続可能な21世紀のライフスタイルを日本の里山から模索したいと、2015年に地域おこし協力隊として東京から長野県南木曽町へ移住されました。2017年、築200年の空き古民家を2年がかりでセルフリノベーションした「里山くらしのおすそわけ」がテーマの「HOSTEL結い庵」を開業しました。2019年に『「Folk(人々)」の「Lore(ものがたり)」を次代へ紡ぐ』という想いをこめて、時代に取り残された空き家や休耕地の再生とコミュニティの循環づくりに取り組むべく、株式会社フォークロアを設立されました。空き家だった古民家を改修して、現在3軒の宿を経営しています。■ 「高校中退」から「大手IT企業」へ――回り道が教えてくれた学ぶ意味熊谷さんは宮崎県出身。都会に憧れつつも学校との相性が合わず高校を中退。しかし中退を機に「なぜ学ぶのか」という問いに直面し、大学進学を目指して一浪。立命館大学を経てNTTデータに入社します。学生時代から一貫して「情報の民主化」に興味を持ち、インターネットの可能性に強い希望を感じていました。■ 大企業の最前線で得た「人を巻き込む力」――プロジェクト管理と海外事業NTTデータでは、大規模システム開発の現場でプロジェクトマネジメントを担当。協力会社や社内外の関係者と連携する中で、「人を動かすコミュニケーション力」を徹底的に鍛えられたと語ります。その後は海外事業部に異動。インドでの研修も経験し、グローバルな視点を深めていきます。■ 3.11で突きつけられた「都市生活の脆さ」と「自分の無力さ」2011年、東京で東日本大震災を体験。「死を覚悟するほどの揺れ」と「帰宅困難者としての孤独感」は、文明への信頼が簡単に崩れることを実感する出来事だったと振り返ります。支援に駆けつけた石巻では、自分の“身体一つ”では役に立てない現実に直面。「プロジェクト管理」など自分の強みを、目の前の誰かのために活かしたいという思いが芽生えました。■ 地方移住とホステル開業――「ありがとう」が循環する仕事を求めて大企業でのキャリアに区切りをつけ、2015年に長野県の南木曽町へ地域おこし協力隊として移住。地方でこそ、1人の存在が与えるインパクトは大きいと考え、外国人向け観光に着目。田舎だからこそ競争相手が少なく、自分らしい宿が作れると考え、観光地である渚の“空気感”に惹かれて移住を決断しました。■ 外国人が感動する「ありのままの日本」――南木曾町の魅力とは南木曾町では、観光地でありながら商業化されすぎていない日常の風景――例えば軒先で干された干し芋や、農作業をするおばあちゃん――がそのまま残っており、これが訪日外国人に「authentic(本物)」な体験として深く響いていると言います。観光地で“何も売りつけてこない”静けさが、逆に魅力として評価されています。■ 地域に根ざすには「信頼構築」が最優先――消防団から始まる人間関係移住後、ホステルを開業するには地域住民との協力が不可欠。しかし地方では契約よりも“人間関係”がすべて。消防団や三越など地域行事に積極的に参加し、少しずつ信頼を積み重ねていったといいます。信頼を得て初めて、電気・水道などの業者も力を貸してくれるようになり、“チーム”として宿作りが進んでいったとのこと。■ 「フォークロア」に込めた想い――人と物語を次世代へ現在は“里山の暮らしのおすそ分け”をテーマに、3軒の宿を経営。社名「フォークロア」には、「人々(folk)」と「物語(lore)」をつなぐという思いが込められています。都市から地方へ、組織から個人へ。震災と向き合い、真に“ありがとう”が届く仕事を求めた熊谷さんの選択は、これからの社会における働き方と生き方のヒントとなりそうです。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第205回 【対談】社労士業での営業方法や事業戦略を語る(④ ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

第205回 【対談】社労士業での営業方法や事業戦略を語る(④ ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストも第185回、第186回で出演いただいた、ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティーで、社会保険労務士事務所コルトス代表の鈴木啓介さんと対談し、社労士として活躍する上での営業方法や事業戦略構築の上で重要な事をお聞きします。 【ハイライト】 ・社労士としての営業方法は? ・顧客開拓の秘訣 ・テレアポの極意 ・社労士業を続ける上での心持ち ・書籍の執筆までの経緯、きっかけ 本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000513258452前回収録した放送分のリンクはこちらです。第185回 【対談】教えて、あなたの働き方!(① ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000504405694第186回 【対談】社労士×ポッドキャストを語る!(② ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000504623703社会保険労務士事務所コルトス様のホームページはこちらです。    https://www.sr-koulutus.com/    ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』のリンクはこちらです。    https://apple.co/3a7nxL5 本配信でもお話がありました、ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティーの社会保険労務士の鈴木啓介さんが共著で執筆された「資格を活かして自立する: キャリコンの梶原さんと社労士の鈴木さんが独立開業前に見たかったノート」のリンクはこちらです。https://amzn.to/3csoTzwゲストプロフィール:鈴木啓介さん民間企業時代に販売促進や経理・財務をご担当され、子どもが生まれたことを機に社会保険労務士を目指されました。毎日の保育園の送り迎えをしつつ、子育て期に社会保険労務士となり、2015年に独立されました。「ワーク・ライフ・バランスの実現」をモットーに、社員一人ひとりの能力を最大限に活かす組織・環境づくりを心掛け、「イキイキと働きながら充実した人生を歩める社会」を実現するために日々事業活動を行っていらっしゃいます。趣味はギターです。「街の先生」か「攻めの営業」か──社労士に問われるスタンス田村の問いかけから始まった今回の対談。社労士は“街の法律家”として待ちのスタンスでいるべきか、それとも積極的に営業を仕掛けるべきか。鈴木さんは明快に「待ってたら回ってこない」と語ります。開業前からテレアポを実施し、月に何件も契約を獲得。背景には、税理士法人時代に出会った女性営業スタッフの姿勢があります。専門知識がなくても、堂々と営業をかける姿勢に衝撃を受け、「だったら自分もできるはず」と営業への意識が一気に変化したといいます。テレアポ成功率7割の裏にあった、シンプルで誠実な工夫営業で最も大事なのは「数を打つこと」と言いつつも、鈴木さんは単なる数撃ちではありません。無作為な電話は避け、事前に会社の情報を調べたうえで連絡。そして、電話口で経営者から質問を受ければ、契約前でもすべて答える。「出し惜しみしない。せこくならない」という信念で、相手の信頼を獲得してきました。契約にならなかったとしても「一社一社に構っている暇はない」とあっさり。結果的に訪問まで至った案件の7割が契約に至っていたという驚異の実績につながります。「他の社労士の顧問先を奪う」ことへの葛藤はあるのか?社労士会ではタブー視されがちな、既に顧問社労士がいる企業への営業。鈴木さんも当初は慎重に構えていたそうですが、「不満を抱える企業が自ら相談してくるのだから、ためらう必要はない」とマインドを切り替えたと言います。特に大規模な社労士法人のスタッフ対応が「歯切れが悪い」「頼りない」と感じられているケースが多く、そうしたニーズに真摯に応える形で顧問先が自然と増えていったと振り返ります。発信の媒体を変える意味──ポッドキャストから「本」へ続いて話題は発信手段について。これまでポッドキャスト中心だった鈴木さんが、あえて「本を書く」ことに取り組んだ背景には、自分が読みたかった本が世の中に存在しなかったという思いがあります。「おじさん社労士ばかりで、同世代に届く本がなかった」。だからこそ、30代の自分が経験をまとめ、迷っている若手社労士や開業希望者に向けて「肩肘張らなくてもいい」と伝えたいと語ります。ターゲットは“かつての自分”。「売れなくてもいい」でも“遊べる出版”を選んだ理由本の執筆にあたって、あえて出版社を通さず、Kindleの自己出版を選択した鈴木さん。自分の裁量で表紙やタイトルを決め、ブランディングも自由。だからこそ“遊び心”を込めたといいます。「会議室やスーツの写真はいらない。わかりやすくなくてもいい」。梶原さんとの共著では、それぞれが異なる個性を活かして構成し、読む人に二人の違いも楽しんでもらえる内容に仕上がったとのことです。音声入力×編集で実現する「自分らしい文章」の作り方文章化のプロセスについても、「まずは喋って出し切る」ことを重視。音声入力を活用し、思考を一気に吐き出してから編集で整える。喋り慣れているからこそ、文章化も苦にならないという鈴木さんですが、「接続詞や論理構成の見直しには時間がかかる」と語ります。それでも、ポッドキャストにはない“活字だからこそ伝えられる本音”もあり、発信チャネルを変えることで深みが出たと実感しているようです。リスナーとの距離を縮める「等身大」の発信をこれからも最後に、発信において大事にしているのは「等身大であること」。若手だからこそ言えること、経験が浅いからこそ届く言葉がある。「今の価値観で言い切っていい。5年後に変わっても構わない」。そんな開き直りと潔さが、鈴木さんの魅力であり、リスナーの心をつかむ理由なのだと改めて感じさせる対談でした。ポッドキャスト、営業、出版と、あらゆる手段で「伝える」ことに挑戦し続ける鈴木啓介さん。その根底には、「自分が誰かの背中を押せる存在になれたら」という静かな情熱があります。年齢や経験、スタイルの違いを恐れず、自分の言葉で誠実に向き合う。そんな姿勢こそが、多くのリスナー・読者を惹きつけてやまないのでしょう。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第204回 【対談】続!社労士×ポッドキャストを語る!(③ ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

第204回 【対談】続!社労士×ポッドキャストを語る!(③ ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストも第185回、第186回で出演いただいた、ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティーで、社会保険労務士事務所コルトス代表の鈴木啓介さんと対談し、ポッドキャスト配信する上での重要な事や配信の極意をお聞きします。    【ハイライト】 ・ポッドキャスト配信を続けての達成感は? ・ポッドキャスト配信で重要視してる事 ・ポッドキャストならではの差別化 ・リスナーを惹き付けるポッドキャストの為には? ・社労士業界の今後について 前回収録した放送分のリンクはこちらです。第185回 【対談】教えて、あなたの働き方!(① ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000504405694第186回 【対談】社労士×ポッドキャストを語る!(② ゲスト:社労士 鈴木啓介さん)https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000504623703本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000513564262社会保険労務士事務所コルトス様のホームページはこちらです。    https://www.sr-koulutus.com/    ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』のリンクはこちらです。    https://apple.co/3a7nxL5 本配信でもお話がありました、ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティーの社会保険労務士の鈴木啓介さんが共著で執筆された「資格を活かして自立する: キャリコンの梶原さんと社労士の鈴木さんが独立開業前に見たかったノート」のリンクはこちらです。https://amzn.to/3csoTzwゲストプロフィール:鈴木啓介さん民間企業時代に販売促進や経理・財務をご担当され、子どもが生まれたことを機に社会保険労務士を目指されました。毎日の保育園の送り迎えをしつつ、子育て期に社会保険労務士となり、2015年に独立されました。「ワーク・ライフ・バランスの実現」をモットーに、社員一人ひとりの能力を最大限に活かす組織・環境づくりを心掛け、「イキイキと働きながら充実した人生を歩める社会」を実現するために日々事業活動を行っていらっしゃいます。趣味はギターです。社労士が社労士に声をかけた理由と、その応答田村が鈴木啓介さんにポッドキャスト出演を依頼した経緯から、この対談は始まりました。普段営業メールが多い中で、同業者からのラジオ出演依頼は新鮮だったと鈴木さん。純粋に「面白そう」と感じて応じた背景には、同業者同士だからこそ生まれる興味や、同じ発信者としての共感がありました。お互いの活動へのリスペクトと好奇心が、軽やかな会話の始まりとなりました。「誰かに届いている」を実感した瞬間──オンライン勉強会の衝撃ポッドキャストを始めて数年、再生回数は把握できるものの、聴いてくれている“顔”が見えない不安もある中、ある日開催したオンライン勉強会が転機に。実際にリスナーと画面越しに対面し、「あの話が好きでした」「また聞きたいです」と反応をもらったことで、数字では得られない手応えが生まれました。「一方通行だった音声配信がつながりに変わった」と語る鈴木さんは、そこから配信を続けるモチベーションも一段と強くなったと話します。バズる言葉より、残る言葉を──“再生数の罠”とどう付き合うか退職代行、有給休暇、整理解雇…。センセーショナルなキーワードは確かに再生回数が伸びる。けれど鈴木さんは「そこに引っ張られて過激になるのは違う」ときっぱり。広告収入のための配信でもないからこそ、自分の伝えたい内容を、自分の言葉で発信し続けることの方が大事だと語ります。流行りに振り回されず、自分らしいテーマと向き合い続ける姿勢が、聞き手の信頼を築いているのです。台本を持たない理由──“すっぴんの声”こそが伝わるテレビやセミナーのように、構成を整えた話には整然とした美しさがある。でもポッドキャストの魅力は、むしろ“素”にある──そう語る鈴木さんは、台本なしでの配信にこだわります。原稿に縛られないからこそ、話し手の人間性が滲み出る。多少まとまらなくても、完璧じゃなくても、それが本当の言葉として伝わるのだと。梶原さんとの“素のやりとり”がリスナーとの距離感を縮める鍵にもなっています。コンテンツは短く、濃く──10分で伝える説得力「もっと短くしたい」──15分前後の放送が中心である「キャリアと学びと成長と」。鈴木さんは、聞く側の集中力や日常との相性を考え、コンパクトな構成を意識していると語ります。情報を詰めすぎず、でも“伝えたいことは伝える”。そのバランス感覚が、番組の心地よいテンポ感を生んでいます。面白い番組を作るには?──正しさより「等身大」の想いを「ポッドキャストで何を話せばいいのかわからない」「ベテランの意見に寄せたくなる」──田村の悩みに対し、鈴木さんは「今の自分の価値観でいい」と答えます。将来、自分の意見が変わることもあるかもしれない。でも、それでいい。今感じていることを、素直に、正直に話すことでリスナーに届く。ポジション取りより、人間性で信頼される。社労士という職業に縛られない“発信者としての軸”がそこにはあります。名刺に「社労士」と書かない理由──信頼は肩書きじゃない最後に話題は、鈴木さんが名刺に「社会保険労務士」と書かないというユニークなエピソードへ。営業として名乗り、肩書きにこだわらずに顧客との信頼関係を築くというスタイルには、「資格ではなく人として信頼されたい」という強い意思がありました。顧問契約も「この人だからお願いしたい」と思われることが理想。その姿勢は、発信のスタイルと共通しています。声の向こうに「人」がいることを忘れない今回の対談を通して見えてきたのは、情報発信が“つながり”に変わる瞬間の大切さ。再生回数では測れない手応え、素直な言葉だからこそ届く信頼。社労士という枠を越えて、“人として何を伝えたいか”を問い続ける鈴木さんの姿勢には、多くのヒントが詰まっていました。ポッドキャストを始めたばかりの方も、続けている方も、きっと背中を押されるような対談だったのではないでしょうか。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第203回 【対談】社労士が語る!給与計算のススメ(後編)

第203回 【対談】社労士が語る!給与計算のススメ(後編)

前回の続きで、企業の人事部が労務管理で悩む事項の一つとして挙げられる給与計算を進める上での注意点やポイントに関して若手実務家社労士と対談しました。  【ハイライト】  ・法定控除額計算のルール  ・各種社会保険料、源泉所得税、住民税控除について  ・会社独自の控除ルールについて  ・非課税通勤手当とは?  ・給与振込の歴史的背景  ・社労士に給与計算を委託するメリット 本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000512249531給与明細の“引かれてる金額”、本当にわかってる?給与明細に毎月載っている「控除額」。何が引かれているか、理由を理解していますか?本対談では、社労士の田村とオオタワ氏が、給与計算の中でも特に誤解やトラブルが多い“控除”の仕組みについて語ります。雇用保険、健康保険、介護保険、所得税、住民税、そして独自控除まで、法的根拠から実務上の注意点まで幅広く網羅されました。社会保険料と雇用保険――誰が、いつ、どれだけ払うのか?まずは控除される主要な法定項目から解説。健康保険、厚生年金、介護保険、雇用保険、所得税、住民税など、何を基準に引かれるのかを丁寧に整理します。雇用保険は「週20時間以上」勤務の非学生が対象。健康保険や厚生年金は「週30時間以上」が基本ラインですが、法人か個人事業か、また業種によっても加入義務が変わるため注意が必要です。介護保険料は40歳から引かれ始め、65歳からは年金からの控除に切り替わります。源泉所得税と年末調整:二重課税を防ぐために会社ができること厳選所得税は、会社が従業員の代わりに納税する仕組み。ダブルワークが増える今、どの会社が“主たる給与所得者”に該当するのかを見極めることが重要です。年末調整では生命保険控除や住宅ローン控除の確認も必要となるため、思い込みではなく、「扶養控除申告書」などの提出書類に基づいて正しく処理すべきだと2人は強調します。ダブルワークによる税務上の誤解が、遡って納税義務となった実例も紹介されました。住民税と“会社任せ”の落とし穴――毎年見直すことの大切さ住民税は前年の所得に基づき決まり、多くの場合は「特別徴収」という形で会社が代理で納付します。しかし、毎年通知があるはずなのに、過去の金額で固定されてしまっている企業もあるという実態も。市役所からの指摘で判明することもあるため、毎年5月前後に送られてくる通知書をしっかり確認することが必要です。法定外控除のルールとリスク――旅行積立・貸付金は“勝手に引けない”会社独自の積立金(旅行積立・組合費・社宅家賃・貸付金返済など)を給与から引く場合は、必ず本人の同意書か、労使協定が必要です。法定外の控除を「従業員が知らない間に」行っていたことで、後に労働組合やユニオンから指摘され、トラブルになるケースも。1円の控除でも、同意の有無がリスク管理の分かれ目です。通勤手当は“全額非課税”じゃない?誤解されがちな所得税計算電車通勤の定期代は、合理的かつ最短ルートでの支払いであれば非課税扱いになります。一方、マイカー通勤の場合は距離に応じた非課税限度額があるため、注意が必要です。通勤手当をすべて非課税にしてしまうと、税務調査で課税対象とされるリスクがあるという警告も。通勤手当は税務署が目を光らせているポイントの一つです。給与振込にも“同意”が必要?時代を感じる労働法の名残給与の銀行振込は今や常識ですが、実は労働者からの「口座振込同意書」が必要です。昭和に制定された労働基準法の影響で、未だに「現金手渡しが原則」とされている背景があり、銀行振込をするには形式的にでも同意書を得る必要があります。IT時代にはやや不釣り合いな規定ですが、遵守しないと思わぬトラブルに発展する可能性も。備考欄の一言が会社を救う?給与明細の“記録力”の重要性明細の備考欄に「社会保険料を2か月分控除」「育休中につき免除中」などの説明を残すことで、数か月後に“なぜこの額だったのか”を明確にできます。労基署や税務署の調査、また従業員との信頼関係維持のためにも、数字の根拠を残す姿勢が問われます。社労士か税理士か?給与計算の専門家は誰に任せるべきか最後に、給与計算業務を「社労士に任せるべきか、税理士に任せるべきか」という議論に触れます。源泉所得税など税務の知識は税理士の専門ですが、残業代の割増単価、労働基準法上の所定労働時間の扱い、法定外控除の扱いなど、実務に根差した知識が求められる部分は社労士の強み。2人は「給与計算は社労士に任せるのが合理的」と意見を一致させました。給与は“信頼”を支えるインフラ給与計算は単なる事務作業ではなく、会社と従業員の信頼関係を築く根幹です。「よくわからないけど引かれてる」ではなく、「なぜ引かれているか」を理解することが、社員の安心につながります。だからこそ、正確さと説明責任を意識した運用が不可欠であると、2人は強調して対談を締めくくりました。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第202回 【対談】社労士が語る!給与計算のススメ(前編)

第202回 【対談】社労士が語る!給与計算のススメ(前編)

企業の人事部が労務管理で悩む事項の一つとして挙げられる給与計算を進める上での注意点やポイントに関して社労士×社労士で対談しました。 【ハイライト】 ・労働時間の集計での注意点 ・欠勤控除のルール ・残業代ルール ・早出残業と生産性やコスト意識 ・残業割増単価算出時の注意点 ・残業時間60Hルールについて本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000512559243給与計算は「正しさ」より「納得感」?社労士2人が語る給与の基本田村とオオタワ氏、2人の社会保険労務士が「給与計算」をテーマに、企業現場でのよくある悩みや実務の落とし穴を語る対談。労働時間の集計から残業代の計算、欠勤控除の考え方に至るまで、法令順守と現場の実態の間で揺れる企業の“給与計算のリアル”を深掘りします。労働時間は1分単位で?就業前の出社時間はどう扱う?労働時間の集計は1分単位が原則。とはいえ、始業前に早めに出社して着替えや準備をするケースでは、「それも労働時間?」というグレーゾーンが存在。三菱重工長崎造船所事件などの判例を踏まえ、就業前の行動が労働時間に該当するか否かの判断基準を議論します。業種によって対応は異なるため、記録の残し方も重要になります。電車遅延と早出出勤、どちらも“例外”ではない通勤時の遅延証明書や早朝出勤をどう扱うかも、多くの企業で課題に。田村は「1分でも早く来たら残業扱いに、電車遅延は遅刻扱いにすべき」という姿勢を提言。労働契約の原則である「ノーワーク・ノーペイ」の考え方と、実労働時間ベースでの給与設計の必要性を示します。週40時間を超えたらアウト?「残業」の計算基準と週の起算日残業時間は「1日8時間、週40時間」を超えた分が対象。ここで重要になるのが「週の起算日」。就業規則に記載がない場合は日曜日始まりとされ、業種によっては意図せず人件費が増える可能性も。特に週末が繁忙な業種では、起算日を戦略的に設計することが給与コストの最適化につながります。欠勤控除と「月給」「日給月給」の違いを理解する給与控除をめぐっては、月給制と日給月給制の混同がトラブルの原因に。例えば月給とされていても、遅刻や欠勤で減額されるなら実質的には日給月給と同じ。控除の計算方法や、会社都合による休業時の休業手当(6割支給)との混同も多く、社労士の視点から制度設計と運用の明確化が必要とされます。残業代の単価計算は、すべての手当が対象ではない残業単価の計算では、「固定的に支給されるもの」は含め、「除外できる手当」も定義されています。通勤手当、家族手当、住宅手当など、実費相当と明確な基準があれば除外が可能ですが、ルールが曖昧だと単価に含まれてしまう可能性も。制度の整備と、通達の理解が正しい計算のカギになります。60時間超えは1.5倍!中小企業も例外ではない未来2023年以降、中小企業でも月60時間超の残業に対しては割増賃金1.5倍の義務が発生。その対策として、いかに残業時間を抑制し、早めの勤務計画を立てるかが求められています。給与計算は単なる「足し算」ではなく、戦略的な労務設計の要であることを再確認する内容です。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第201回 【対談】海外駐在員のリアルを学ぶ(第1回 後編)

第201回 【対談】海外駐在員のリアルを学ぶ(第1回 後編)

日系企業の海外営業部、海外事業部で勤務する上での1つの目標となる海外駐在員。海外駐在員はどのような業務をやっているのか、やりがい、苦労した事、それを乗り越えるコツ等、今回は前回の続きで、最近まで日系メーカーの海外駐在員として勤務していた、高校、大学と一緒だった同期の方にお話を聞き、海外駐在員の仕事のリアルをお聞きします。*このご時世ですので、ソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。【ハイライト】・日本本社とのコミュニケーションで駐在員として工夫した事 ・日本で働くのと比べて海外駐在してみて違うなと思った事・海外駐在していて嬉しかった事、苦しかった事 ・海外駐在の経験から培ったものややりがい ・今後のお仕事の野望や目標本社との時差、温度差、文化差──「伝える力」が問われる場面イタリア駐在時、日本との時差は8時間。限られた時間の中で、現地の声をどう本社へ伝えるかに心を砕いた岩舘さん。単にイタリア人のアイディアをそのまま伝えるのではなく、「売上にどうつながるか」「利益はどれだけ見込めるか」を筋道立てて示す力が求められた。現場の熱量を、数値やロジックに置き換えて説得力のある提案に昇華する──これが駐在員としての大きな役割だった。「できない理由」ではなく「なぜダメだったか」を伝える現地の提案が日本側の事情で通らなかったときも、ただ断るだけでは信頼を失う。岩舘さんは、どういうプロセスを経て、どこでNGとなったかを明確に説明することで、現地スタッフに納得してもらい、次の提案に活かしてもらうよう努めた。文句の多いイタリア人の“お国柄”も考慮しながら、プロセスごと説明することでモチベーションを維持する工夫を重ねたという。イタリア式“議論と結論”──プロセスよりラスト5分が勝負イタリア人は会議で感情的な議論を交わしながらも、最後にはしっかり結論を出す。「日本人の会議は丁寧だけど、着地点がぼやけることも多い」と語る岩舘さんにとって、この違いは大きな発見だった。また、イタリア人はルーティンや報告が苦手な反面、本番に強く、プレゼンや商談では抜群の突破力を見せる場面も多かったという。雑談の中にビジネスの種がある──「聞き出す力」の磨き方定型的な報告よりも、雑談の中で重要な情報が飛び出すのがイタリア流。誰がどのクライアントと親しいか、取引先の家族構成まで、会話の端々にビジネスの鍵が隠れていた。岩舘さんは、世間話を装いつつ、相関図のように関係性を整理し、重要な局面で活用する「記憶と対話」の技術を磨いていった。成功体験:提案がCMに!1億円超のビジネスを勝ち取った瞬間駐在中、最も大きな達成感を得たのは、新規案件で年間1億円超の契約を実現したこと。提案段階で“松・竹・梅”の3プランを提示し、中間プランが採用され、同社製品がイタリアのTV広告にも登場するなど、大きな成果となった。この案件はヨーロッパ全体でも前例がなく、社内でも話題に。地道な対話と、戦略的なプラン設計が功を奏した瞬間だった。苦しみもあった「孤独な一年目」──信頼は一朝一夕で築けない一方で、駐在1年目は「信頼されていない」「話の輪に入れない」という孤独感に苛まれた。英語が通じても心はつながらない。腹の内を見せないイタリア人の中で信頼を得るには、地道な努力が必要だった。「イタリア人の味方である」と思ってもらえるよう、日々の確認・共有・対話を重ね、ようやく2年目からチームの一員として受け入れられたという。海外駐在で得た“仕事観の転換”──チームワークは国境を越えるイタリア駐在の4年間を通じて得た一番の気づきは、「一人で完結しない仕事の価値」。それぞれの専門性や知識を引き出し、つなげていくチームプレーが成果を生むという実感だった。文化や言語が違っても、チームワークの本質は共通する。今後も、現地で学んだ「引き出す力」「つなげる力」を武器に、日本でも新しい仕事に挑んでいきたいと語る。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第200回 【対談】海外駐在員のリアルを学ぶ(第1回 前編)

第200回 【対談】海外駐在員のリアルを学ぶ(第1回 前編)

日系企業の海外営業部、海外事業部で勤務する上での1つの目標となる海外駐在員。海外駐在員はどのような業務をやっているのか、やりがい、苦労した事、それを乗り越えるコツ等、今回は最近まで日系メーカーの海外駐在員として勤務していた、高校、大学と一緒だった同期の方にお話を聞き、海外駐在員の仕事のリアルをお聞きします。*このご時世ですので、ソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】 ・海外駐在が決まったきっかけ  ・海外駐在のチャンスを掴むために重要な事 ・駐在生活を成功させるために重要な事 ・海外駐在での仕事内容 ・駐在員の一日の流れと休日の過ごし方  ・海外の現地社員との働き方で工夫した事「お前、行ってこい」で始まった駐在の物語25歳という若さでイタリア駐在を任された岩舘さん。きっかけは自分の希望というよりも、上司の「新しい風を吹き込みたい」という判断だった。強烈なプレッシャーの中でのスタートだったが、腹をくくって「恥をしのんで聞く」姿勢で仕事に臨んだことで、徐々に現地での信頼を築いていった。駐在員に選ばれるためにできること駐在経験は「運」も大きいが、本人いわく、意志表示の積み重ねも重要だったという。半年に一度のキャリア面談では毎回「いつか海外で働きたい」と伝え、飲みの席などでも機会を逃さず発信していた。「駐在決定は突然だったが、積み重ねが実を結んだ」と振り返る。現場の声を本社へ──駐在員の役割とは駐在中は、現地販売会社での営業推進に加え、「現場の声を日本へ伝える橋渡し役」も担った。単なる数値報告だけでなく、「誰が何を考え、どう動いたか」というプロセスやアイデアを本社へフィードバック。特にチームワークや現地社員の創意工夫に着目し、イタリア人のやる気と本社との連携を高めることに貢献した。異文化との向き合い方──言語・文化・働き方の違い現地社員との仕事では「確認」がキーワードだった。イタリア人は話好きで、自分の話をどんどん展開する。そこで岩舘さんは、「相手の話を要約して確認する」ことを徹底。時にイタリア語でもコミュニケーションを取り、2年目からはかなり流暢に話せるように。語学力も、仕事中の会話や週1のレッスンを通じて自然に身についた。休日は“最高のリフレッシュ”──食と自然に癒やされてイタリア駐在の特権ともいえるのが、ヨーロッパならではの豊かな休日。現地では長期休暇が一般的で、南フランスや他国への旅行、現地のワインやピザを楽しむ日々。ピザは時計より大きくて800円以下、ワインも格安。「空の青さや葡萄畑の景色は、日本では味わえないスケール感」と語る。仕事のハードさを乗り越えられたのは、この“最高のリフレッシュ”のおかげだった。若手駐在員として得た最大の教訓最後に、「若くして行ったからこそ、業務を知ったかぶりせず学び続ける姿勢が身についた」と語る岩舘さん。異文化の中で相手の真意を汲み取り、対話と確認を重ねながら成果を出す。その姿勢は、駐在だけでなく今後の仕事にも確実に活きるはずだ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第199回 【対談】東京外大→海外勤務のキャリアについて語る

第199回 【対談】東京外大→海外勤務のキャリアについて語る

東京外国語大学での学生生活がその後の社会人生活のキャリア選択に大きく影響し、また海外に関係する業務に就く卒業生が多いです。今回は最近まで日系メーカーの海外駐在員として勤務していた、高校、大学と一緒だった同期の方にお話を聞き、大学生活のリアルや培った経験、社会人として生かされている事について対談します。 *このご時世ですので、ソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。 【ハイライト】  ・その語科にした理由   ・東京外国語大学に入学するための勉強方法   ・再び外大生に戻れるなら何をしたいか?   ・外大生の経験から培ったもの?(精神面、ビジネス面)   ・外大生に一言   ・今のお仕事について  1. 高校・大学で培った“自己表現”の場としての音楽高校時代はマンドリン部、大学ではバンド活動を10年近く続けていた岩舘さん。運動が苦手だった自分にとって音楽は「自分を認めてもらえる自己表現の場」だったと語る。ギターを手にしたことで“かっこいいね”と言われた経験が、表現を続けるモチベーションになった。2. ドイツ語を選んだ理由──哲学に魅せられて大学ではドイツ語専攻を選んだ。きっかけは高校時代の倫理の授業で触れたカントやヘーゲルといったドイツ哲学。「なんでこういう思考ができるんだ?」という純粋な興味が、ドイツ語学習への動機となった。言語構造の厳格さ(格変化の多さ)にもその国民性が表れており、学ぶ面白さがあったという。3. 語学を学び続けるために大切な“軸”外語大で語学を続けるためには、「語学の先に何をしたいか」という目標を持つことが大切と語る。語学は反復学習が中心となる地道な訓練のため、自分なりの“モチベーションの源泉”を明確にしておくべきだという。4. 喋れないコンプレックスを超えて──ネイティブとの実践訓練幼少期にうまく英語で話せずショックを受けた経験があったという岩舘さん。大学では「当たって砕けろ」で、ネイティブ講師との会話授業を積極的に履修。「待ってくれる相手だからこそ、自分の言葉で話そう」という姿勢でコンプレックスを克服。卒業後も臆せずドイツ語を使い、業務上の信頼形成に結びついたという。5. イタリア駐在で得た“営業”のリアルと人間関係新卒入社後、日本で3年勤務の後、イタリア現地法人へ4年間の駐在。営業課長として、製品発注や販売戦略を担いながら、部下はすべて年上のイタリア人という環境に身を置いた。価格競争と利益確保の板挟みという課題の中で、現場の声を踏まえた提案を模索し続けた。6. “合わせ技”で勝負する──営業現場の知恵競合他社と差別化するには、単体製品でなく“組み合わせ”による提案が鍵。たとえばカーナビ+ドライブレコーダーのセット販売など、現場ならではの発想で販路を切り拓いた。営業マンの悩みに寄り添いながら一緒に戦略を考えることが、現場との信頼構築につながった。7. ビジョンは“幸せな生き方”に直結する将来のビジョンを問われ、「以前は100億円企業を目指していたが、今は違う」と語る岩舘さん。釣りという大切な趣味と仕事を両立し、限られた時間の中でどう自分らしく生きるかに重きを置く。「人生を豊かにするための仕事」であるべきという信念が、働き方の選択にも表れている。8. 自分の声を信じる──経営者になる人へのメッセージ経営者を目指す人へのメッセージは、「本を読みすぎない」「他人の意見を聞きすぎない」こと。他人の成功談は背景が違いすぎて真似できない。だからこそ、自分の声に耳を傾け、失敗から学びながら行動することが大切。考える前にまず“やってみる”姿勢が、仕事もプライベートも動かす原動力になる。9. “開封の瞬間”に感動を──商品づくりで意識すること現在の事業で特に意識しているのは、お客様が商品を開けた「その瞬間」の感動。ネット販売では顔が見えない分、商品自体とその周辺体験(手書き風のメッセージなど)で満足度を高めることを大切にしている。悪いレビューにも丁寧に対応し、商品力とフォロー体制の両輪でブランドを育てている。10. “好きな時に、好きな場所で、好きなことを”働き方の原点最後に語られたのは、自分が働く上で大切にしていること──「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする」生き方。ネットビジネスの特性を活かし、季節ごとに趣味の釣りと仕事を両立。オフシーズンには仕事に集中し、オンシーズンには釣りに打ち込む。そんな緩急ある生き方が、彼にとっての理想の働き方であり、ビジネススタイルそのものである。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第198回 【対談】教えて、あなたの働き方!(② ゲスト:株式会社マグクルーズ 渡邉一平さん)

第198回 【対談】教えて、あなたの働き方!(② ゲスト:株式会社マグクルーズ 渡邉一平さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは前回の続きで、人気育児雑誌4誌が選ぶ育児トレンド「ペアレンティングアワード2019」にて、モノ部門を受賞した実績のある株式会社マグクルーズ代表取締役の渡邉一平さんと対談します。   ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。   株式会社マグクルーズ様のHPはこちらです。 https://www.magcruise.co.jp/ 【ハイライト】 ・製品開発する上でのポイント、重要な事 ・温度で色が変わる哺乳瓶マジックベイビー開発秘話 ・アイデア出しで工夫してる事 ・今後の事業の野望や目標 ・マグロ釣りの魅力 ・経営者として生きるために重要な事 ・働く上でのやりがいや大事な事本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000509395610ゲストプロフィール:渡邉一平さん大学卒業後、中国との貿易事業の立ち上げに携わった後、2015年12月に起業されました。2017年に法人化し、株式会社マグクルーズを設立されました。"あったらいいな" を形にして世の中に送り出す事をモットーに、モノ作り、販売に関わる事業を展開しています。現在は輸出入問わず、海外×モノという軸を中心に、自社ブランドの製造・販売や、日本の総代理事業、海外への輸出案件等、人々の生活をもっと豊かに、そして便利に、楽しくという目標に幅広く事業展開を行っています。趣味はマグロ釣り、サーフィン、スノーボードで、その他にも、大自然の中で子どもと遊ぶ学童のコーチもやっていらっしゃいます。「あったらいいな」は現場から生まれる──商品開発の着眼点渡邉一平さんが代表を務める「マグクルーズ」は、自社オリジナル商品の企画・開発・販売を行うスモールメーカー。ヒット商品となった“温度で色が変わる哺乳瓶”は、アルバイトの育児中の何気ないひとコマから着想を得たもので、テレビ番組や育児アワードにも取り上げられるなど大きな反響を呼びました。彼の開発スタイルは「ひらめき」より「融合」。すでに存在する製品同士の組み合わせや改良を通じて、“ちょっと不便”“あったらいいな”を形にしていきます。商品を思いついたらまずは中国の工場を探し、英語で交渉。サンプルを取り寄せ、ダメなら撤退、いけそうなら製品化へ──。現場感覚とスピード感に裏打ちされた商品づくりが、マグクルーズの強みです。会社のビジョンは「生き方」と直結している以前は「年商100億円を目指したい」といった明確な目標を持っていた渡邉さん。しかし今はその考えが変化していると語ります。その理由は、生活や価値観の変化、そして「自分らしい生き方」への気づき。現在は、自身の“趣味の本気”である「マグロ釣り」に情熱を注ぐ日々。この趣味を続けるためにも、会社の成長や経営の安定は不可欠。つまり、会社のビジョンは「どう生きたいか」という個人の哲学に直結しており、そこに“働き方”や“事業戦略”の軸を置いています。売上至上主義や上場志向ではなく、自分の時間と価値観を守るためのビジネスを目指しているのです。「成功は真似できない、だから自分の声を信じる」経営者を目指す若者へのメッセージとして渡邉さんが語ったのは「他人の意見を聞きすぎないこと」。成功事例を追いかけても、それは背景や運に左右される“再現性のない”もの。一方で、失敗は再現性が高く学びに繋がる──この言葉は彼が尊敬する先輩経営者の教えでもあり、今も信じている考えです。学生時代の就職活動では「答え合わせ」を求めて人に聞いてばかりだった。しかし、起業して背水の陣に立った時、人の声より自分の決断が重要だと気づいたと言います。「考えすぎると足が止まる。だからまずは動く」──この行動力と自己信頼こそが、渡邉さんの原動力です。「自分らしい働き方」をつくるためにビジネスを調整する「好きな時に、好きな場所で、好きなことをやる」──それが渡邉さんの働く上でのモットー。マグロ釣りのシーズンには全国を飛び回り、冬場は商品開発とビジネス構築に集中するというメリハリの効いたスタイルを徹底しています。会社の業務は姉と数名の外注スタッフで回し、ECサイト中心の販売体制で物理的制約から解放。レビュー対応も手厚く、悪いコメントには丁寧な返信、商品には手紙風メッセージを添えて送るなど、顧客体験のピークを意識した細やかな対応が好評です。まさに、ネットとアナログを絶妙に融合させた“自分らしい会社運営”がここにあります。釣りと経営をつなぐ「確率を上げる努力」という共通項釣りは自然が相手のため、努力しても結果が出るとは限りません。それでも「確率を上げるためにできることを準備し、改善を重ねる」という考え方は、ビジネスに通じるものがあると渡邉さんは語ります。仲間と乗った船で自分だけ釣れなかった時、その差を分析し、次回に備える──その繰り返しが、仕事のPDCAにも活かされているのです。そして、釣り仲間はほとんどが経営者。「いい道具を使って、自由に好きなだけ釣りをして、幸せそうに生きている姿」に刺激を受け、そこに自分も近づいていきたいと感じているとのこと。高収入や上場企業の社長ではなく、「自然体で、やりたいことに没頭している人」が今の渡邉さんのロールモデルです。マグクルーズの世界観を感じてほしい「うちの商品を“ぜひ買ってください!”というより、ホームページを見て“あ、面白いな”と思ってくれたらそれで嬉しいです」。そう語る渡邉さんの姿勢からは、押しつけがましさのない、等身大のビジネススタイルが伝わってきます。会社のビジョン=人生のビジョン。そんな言葉を地で行くマグクルーズの経営は、今後も進化と深化を繰り返しながら、渡邉さん自身の釣りのように、自由でダイナミックな軌跡を描いていくのでしょう。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第197回【対談】『海外×モノ』起業家のキャリアを学ぶ(①ゲスト:株式会社マグクルーズ 渡邉一平さん)

第197回【対談】『海外×モノ』起業家のキャリアを学ぶ(①ゲスト:株式会社マグクルーズ 渡邉一平さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは、人気育児雑誌4誌が選ぶ育児トレンド「ペアレンティングアワード2019」にてモノ部門を受賞した実績のある、株式会社マグクルーズ代表取締役の渡邉一平さんと対談します。   ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。   株式会社マグクルーズ様のHPはこちらです。 https://www.magcruise.co.jp/ 【ハイライト】 ・大学生活での擬似起業経験 ・会社員での経験から培った事 ・中国、アメリカと関わる起業経験について ・法人化までの経緯 ・株式会社マグクルーズ様で扱う製品について ・製品開発する上での軸本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000509685629ゲストプロフィール:渡邉一平さん大学卒業後、中国との貿易事業の立ち上げに携わった後、2015年12月に起業されました。2017年に法人化し、株式会社マグクルーズを設立されました。"あったらいいな" を形にして世の中に送り出す事をモットーに、モノ作り、販売に関わる事業を展開しています。現在は輸出入問わず、海外×モノという軸を中心に、自社ブランドの製造・販売や、日本の総代理事業、海外への輸出案件等、人々の生活をもっと豊かに、そして便利に、楽しくという目標に幅広く事業展開を行っています。趣味はマグロ釣り、サーフィン、スノーボードで、その他にも、大自然の中で子どもと遊ぶ学童のコーチもやっていらっしゃいます。出会いから始まる再会トーク:ラジオ出演のきっかけ今回のゲストは株式会社マグクルーズ代表・渡邉一平さん。10年ぶりの再会となった田村との対談は、大学時代の「旅人飲み会」から始まります。Facebookでの投稿を通じて互いに存在を認識し合い、「何か惹かれるものがある」と田村からオファー。渡邉さんも丁寧な依頼文に心動かされ、今回の収録が実現しました。お互いの記憶は曖昧ながらも、渡邉さんの笑顔だけは印象に残っていたという田村のコメントからも、自然体の信頼感が伺えます。大学生時代に芽生えた“稼ぐ”感覚と起業の萌芽経済学部に所属しつつも、学業より「やってみたいこと」に注力していた渡邉さん。国際ボランティアや留学、スノーボード合宿などを通じて多彩な体験を積む中、自転車タクシーのアルバイトで“部合制”に出会ったことで、時給の概念を超えた働き方に衝撃を受けます。横浜の観光エリアを舞台に、3年半売上トップをキープした経験が、のちの起業志向を育む大きな転機に。笑顔の大切さや接客の工夫といったビジネスの基礎も、この時に身につけていました。転機は「失敗のかき氷」から始まった自転車タクシーで好成績を残す一方、リアカーでのかき氷販売ではまさかの5時間で2個という失敗。その経験から、「商品力だけでなく、人がどう感じるか」「楽しい仕掛けがあるか」が重要であることに気づきます。ここで考案した「男気じゃんけんチューペット販売」は大ヒットし、2時間で80本以上を売り上げ。「楽しませてナンボ」という感覚が起業家精神に拍車をかける瞬間となりました。就職から起業へ──不動産会社で感じた“違和感”大学卒業後は一度不動産会社に就職するも、固定給に対する違和感や、会社都合で給料が支払われない可能性があるという出来事が決定打となり、3ヶ月で退職。自分でコントロールできない世界に限界を感じた渡邉さんは、「それなら自分で稼ぐしかない」と起業を決意。その後、中国のビジネスマンとともに輸出業を手伝う中で、「逆に中国の商品を日本に輸入して売る」という着眼点にたどり着きます。転売から自社ブランドへ。悩んだからこそたどり着いた“上流へ”Amazonや楽天での転売からスタートし、最初はコンサルを受けながら月10万円の利益を目指して試行錯誤。やがて月商900万円を達成し、銀行融資も得て事業を拡大。しかし、次第に「この商品、本当に意味あるのか?」「自分のやりがいは何か?」と内省するように。そこで出した答えは、「上流=メーカーになること」。自分が誇れるモノを売るため、自社企画で商品開発を始める決意を固めました。“失敗のアウトドアチェア”が教えてくれた販売のタイミングOEM第一弾は自身の趣味でもあるキャンプを活かしたアウトドアチェア。しかし夏の終わりに販売を始めたため、見事に在庫が残り大失敗。それでも「売れることは分かっていた」と諦めず、シーズンまで耐えながら新たな商品を企画。失敗経験を糧に、販売時期や商品の訴求軸をより戦略的に考えるようになり、ラインナップは釣り用品、ベビー用品、自転車グッズなど多ジャンルに展開していきました。“雑誌が飛びつきそうな”商品を:ユニークなものづくりの視点現在のマグクルーズでは、必ずしも大衆向けでなく、「まだ名前のない商品」「ユニークなアイデア同士の掛け算」に価値を置いて開発。例えば「雑誌編集者が飛びついて記事にしたくなる商品」かどうかを基準に、常に“面白さ”と“世にない視点”を大切にしています。その結果、特定ジャンルにこだわらず、アイデアが閃けば釣具でも哺乳瓶でも企画するというスタイルを確立しています。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第196回 【対談】教えて、あなたの働き方!②(ゲスト:合同会社オフィスエスステップ 斉藤あゆみさん)

第196回 【対談】教えて、あなたの働き方!②(ゲスト:合同会社オフィスエスステップ 斉藤あゆみさん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストはキャリアコンサルタント兼心理カウンセラーとして幅広く活動している、合同会社オフィスエスステップ代表の斉藤あゆみさんと対談します。 ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。   合同会社オフィスエスステップ様の会社概要等の情報リンクはこちらです。 https://s-step.amebaownd.com/  https://instagram.com/sstep0612?igshid=zyu3scq8q7ap  斉藤様のTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/AyuCC0612?s=09  【ハイライト】 ・自分の強みを見つけるためには? ・成功体験を積む為に重要な事 ・将来の若者のキャリア支援で意識している事 ・今のお仕事のやりがい ・働く上で大事にしている事 ・相手の話を真剣に聞くには? ・自然体で生きるためには? ・今後のお仕事の野望や目標 ・日本のキャリア教育を充実させるためには?本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000508343646ゲストプロフィール:斉藤あゆみさん公的機関で一般事務を経験後、企業の経営企画室に入社し、経理、総務、人事の業務を経た後、人材紹介会社にてキャリアカウンセラーとして延べ3000人以上の方の個別面談、就業へのサポートを行いました。2015年に合同会社オフィスエスステップを設立し、高校生、大学生の相談業務、第二新卒や若年層の就職、転職相談、女性の働き方などのご相談、シニア層の就職・転職、セカンドキャリアの相談等幅広くサポートを行っていらっしゃいます。また、キャリアコンサルタント兼心理カウンセラーとしても活動していらっしゃいます。斉藤さんが目指すキャリア支援の原点― 「エスステップ」に込められた想いと設立ストーリー斉藤あゆみさんは、公的機関や人材紹介会社での豊富な経験を経て、2015年に「合同会社オフィスエスステップ」を設立しました。社名の「S」には、Smile(笑顔)、Sunflower(ひまわり)、Saito(自身の名前)の3つの意味が込められており、「少しずつ前進していく」という思いが詰まっています。ヒマワリのように太陽に向かって伸びる力強さを象徴に、相談者が前向きに歩めるような支援を目指しています。「その人にとっての最適解」を導く目― 自社採用から紹介業務への“視点の転換”とマッチングの奥深さ企業での採用担当からキャリアカウンセラーに転身した斉藤さん。自社目線の採用から、他社に合う人材を見極める第三者の視点へと切り替えたことで、まさにジグソーパズルのラストピースをはめるようなマッチングの快感を覚えたと語ります。会社のカラーと個人の個性が合致する瞬間に立ち会えることは、彼女にとって最大のやりがいの一つです。心理とキャリア、両面からのアプローチ― キャリコン×心理カウンセラーという二刀流の強みキャリアの悩みは、実は心理的な課題が根底にあることも少なくありません。発達障害やメンタル不調といったケースにも対応するため、斉藤さんは心理カウンセラー資格、さらに臨床心理士の取得にも挑戦中です。支援対象者の“語られていない部分”に気づき、対応できる幅広さこそが、彼女の相談支援の信頼の源となっています。強みが「わからない」若者たちへ― 自己理解の深掘りと“自信のなさ”に寄り添う支援就職や転職相談に訪れる若者の多くが、「自分の強みがわからない」と口にします。その背景には、競争を避ける教育風潮や成功体験の欠如があります。斉藤さんは、まず短所を洗い出し、裏返して長所を見つけていく支援を丁寧に実施。また、失敗を恐れずに行動してほしいという思いも込めて、「正解を教えてほしい」と求めがちな若者に対して、あえて“考える力”を促します。キャリア教育の本質とは?― 「楽しい人生」を選び取るために高校生にできること高校生向けの進路指導でも活動する斉藤さんは、選択肢を与えるだけでなく、「自分にとって楽しい人生とは何か?」を考えることの大切さを伝えています。看護師や保育士といった人気職業に対するギャップの誤解を正すことも大切な仕事。職業選択には「つらいこと」も含まれていることをあらかじめ伝えることで、理想と現実のギャップによる挫折を防ぎます。深く寄り添う力の源泉― “さらけ出す勇気”が信頼関係を生む自身の過去を「広く浅い関係性だった」と振り返る斉藤さんは、今ではあえて欠点や弱さも見せながら相談者に接しています。叱ってくれる人の存在に感謝するようになり、「感情は一度置いて、相手の話を冷静に受け止める」姿勢を大切にしているそうです。その誠実な姿勢が、相談者の信頼を獲得し、深い支援関係の構築へとつながっています。これからの目標とビジョン― “個人”から“組織”へ。会社全体のキャリア支援へ挑戦斉藤さんは現在、1対1の個別支援から、組織支援へと活動の幅を広げようとしています。企業内に入り込み、従業員一人ひとりのキャリア支援だけでなく、経営者や人事担当者とともに組織の活性化に携わることが目標です。また、子どもの頃からキャリアを意識できるような教育環境づくりにも関心を持っており、「生まれてから死ぬまで」を支えるキャリア支援を本気で目指しています。オフィスエスステップの想い― いつでも、どんな世代の方にも寄り添える場所でありたい「カウンセリングだけでも授業だけでもない。“いざ”というときに、声をかけてもらえる存在でありたい」と語る斉藤さん。若年層からシニアまで、また学生から社会人、企業に至るまで、それぞれの「自分らしい働き方」を一緒に考えていける存在として、今日もひまわりのように笑顔で、相談者の歩みに寄り添い続けています。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第195回 【対談】就職・転職活動を成功させる秘訣を語る①(ゲスト:合同会社オフィスエスステップ 斉藤あゆみさん)

第195回 【対談】就職・転職活動を成功させる秘訣を語る①(ゲスト:合同会社オフィスエスステップ 斉藤あゆみさん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストはキャリアコンサルタント兼心理カウンセラーとして幅広く活動している、合同会社オフィスエスステップ代表の斉藤あゆみさんと対談します。   ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。   合同会社オフィスエスステップ様の会社概要等の情報リンクはこちらです。 https://s-step.amebaownd.com/  https://instagram.com/sstep0612?igshid=zyu3scq8q7ap  斉藤様のTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/AyuCC0612?s=09  【ハイライト】 ・キャリアコンサルタントになるまでの経緯 ・キャリコン×心理カウンセラーのきっかけ ・最近の就職活動、転職活動の動向 ・相談者と信頼関係を築くためには? ・質問力を高めるためには? ・求職者が就職、転職活動に取り組む良くあるきっかけ ・就職、転職活動が上手くいくコツ、ポイント本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000508610397ゲストプロフィール:斉藤あゆみさん公的機関で一般事務を経験後、企業の経営企画室に入社し、経理、総務、人事の業務を経た後、人材紹介会社にてキャリアカウンセラーとして延べ3000人以上の方の個別面談、就業へのサポートを行いました。2015年に合同会社オフィスエスステップを設立し、高校生、大学生の相談業務、第二新卒や若年層の就職、転職相談、女性の働き方などのご相談、シニア層の就職・転職、セカンドキャリアの相談等幅広くサポートを行っていらっしゃいます。また、キャリアコンサルタント兼心理カウンセラーとしても活動していらっしゃいます。エスに込めた想い──「エスステップ」誕生の背景要約今回のゲストは、キャリアコンサルタント兼心理カウンセラーとして活動する斉藤あゆみさん。代表を務める合同会社「オフィスエスステップ」の「S」は、「Saito(斉藤)」「Smile(笑顔)」「Sunflower(ひまわり)」という3つの“自分らしさ”から名付けられたもの。人の成長を温かく見守る“ひまわり”のような存在でありたいという願いが、社名にも込められている。目線を変えたから見えたもの──キャリコンへの転機公的機関、企業の総務・人事職を経て、斉藤さんは人材紹介会社に転身。自社採用では「自分たちと働きたい人」という視点だったが、人材紹介業では「他社にマッチする人を見極める」視点が必要になる。その視点の転換こそが、キャリア支援の原点。「この人にはこの会社が合う」と感じたときの“最後の1ピースがはまるような感覚”が、今も仕事の喜びになっている。数字じゃなく、人の人生を見たい──独立の決断と心理支援への想い紹介会社では「成約率」という数字と成果が求められる現場もあり、いつしか「人」が「お金」に見える感覚が斉藤さんに芽生える。「このままでは相談者を幸せにできない」と感じ、独立を決意。転職ありきではなく、“今いる場所がベスト”と伝える選択肢も含めて、相談者にとって本当に必要なサポートとは何かを追求したいという信念が、現在のキャリアカウンセリングへとつながっている。「話したい」を引き出す技術──対話から生まれる気づきキャリア相談では、「質問する」のではなく「語ってもらう」ことを大切にしているという斉藤さん。相談者の様子を観察しながら「この話がしたいんだな」と感じたポイントに寄り添っていく。自らも経験談を交えてオープンに話すことで、相談者の警戒心を解き、本音を引き出す。そのプロセスの中で、相談者の「生き生きとした表情」に出会えたとき、キャリコンとしてのやりがいを深く感じるという。「自分の価値観」と向き合うこと──就職・転職活動の本質新卒の就職相談では「何をすればいいかわからない」という相談が多い。一方、転職では「やりがい」「人間関係」「お金」の3要素のうち、2つが崩れると転職を考え始めるケースが多いという。共通して重要なのは“自分の価値観を知ること”。やりがいは「時間を忘れるほど没頭できること」、人間関係は「自分の姿勢で変えていける部分もある」と、自己理解と行動の大切さを語った。「どんな質問をするか」で人生が動く──キャリコンの責任とやりがいキャリア相談の結果は、カウンセラーの「問いかけ」で大きく変わることがある。斉藤さんは面談のたびに自問自答し、他のキャリコンにも相談しながら成長を重ねているという。YES/NOで答えられる質問から入り、徐々に深掘りしていくなどの工夫を重ね、相談者にとって「話しやすい」環境を作ることを何よりも重視。小さな違和感も放置せず、常に学び、振り返る姿勢が印象的だった。心理×キャリアの二刀流──相談者と“長く付き合える”存在にキャリアコンサルタントとして活動する中で、心理的課題を抱える相談者と向き合う機会も増加。より深い支援をするため、心理カウンセラー資格を取得し、現在は臨床心理士の勉強も並行して行っている。キャリアと心理、両方の視点を持つことで「何度もたらい回しにせず、1人の人と長く寄り添う支援」が可能になる。それが斉藤さんの“取りこぼさない”支援スタイルにつながっている。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第194回 【対談】賞与から分かる!未来の社労士業務(後編)

第194回 【対談】賞与から分かる!未来の社労士業務(後編)

前回の続編で、賞与から読み解く未来の日本企業の人事労務管理、組織の在り方、ペーパーレス社会に向けた変革等、若手実務家社労士と対談しました。 【ハイライト】  ・コロナ禍と賞与  ・公務員の働き方改革について  ・賞与支払届について  ・押印文化と社労士業務について  ・年俸制と賞与  ・歴史から読みとく社労士関連法◆ 成果主義とボーナス払い──いま“ローン”が危ない?ラジオはボーナス制度をきっかけに、現代の働き方のリアルを読み解く対談へと広がりました。近年進んできた成果主義の流れは、年功序列の終焉とともに「評価に基づく報酬」へとシフトしています。しかしこの不安定さの中で、住宅や車の“ボーナス払い”というローン契約は危険になりつつあるという議論に。特に今後は安定職とされていた公務員すら、ボーナス水準の低下が避けられない状況が予想され、構造的な見直しが必要と語られました。◆ 官僚、教師、医師…“安定職”こそ危機的労働環境にある厚生労働省の激務問題を取り上げながら、かつての“安定職”とされた職業の変化にも触れました。若手官僚の採用難、教員の長時間労働、医療従事者の疲弊など、いま最も需要がある職業こそ深刻な人手不足と負荷に苦しんでいます。このままでは東大・京大クラスの優秀な人材がGAFAなど海外志向へ流出していく…という危機感も共有され、日本社会全体で働き方を再構築する必要性があると議論されました。◆ 総括票がいらなくなる?社労士業務にも変化の波話題はボーナスから制度面へ。企業が賞与を支給した際に提出が必要な「賞与支払届」に関する事務負担も取り上げられました。従来の“総括票”が廃止される方向にあるなど、社会保険関連の手続き簡素化が進むことは社労士としても歓迎すべき動きとの意見に一致。算定基礎届や36協定の簡略化など、従来の“形だけ”の手続きに疑問を投げかける場面もありました。◆ 年俸制は理想か?そのメリットと盲点田村からは「成果主義なら、いっそ年俸制にしたほうが合理的では?」という提案も。営業部門などでは、1年間の貢献に応じて年俸を設定し、明確なインセンティブとすべきだという考え方です。しかしオオタワさんからは、実際に年俸制を導入した企業で「退職間際に仕事をサボる社員が出た」実例も紹介され、年俸制にも課題があることが指摘されました。部合制度との組み合わせや管理体制の構築が鍵になるようです。◆ 「奉公人」から始まったボーナス文化──働きぶりの見極めとは?ボーナスの起源は、江戸時代の奉公人に年末年始やお盆の「帰省費」「氷代」「餅代」として渡されたお金にあると再確認。この背景から「真に報いるべき“奉公”とは何か?」という本質的な問いも登場しました。単なる“上司への忠誠”ではなく、成果やプロセス、そして本人の姿勢までを含めて評価すべきであるという意見に共感が広がりました。◆ 歴史に学ぶ労働制度──ボーナスも労働法も「過去」が変えてきた締めくくりでは、安全衛生法(安衛法)に関するマニアックな話題へ。たとえば「アスベスト被害」によって書類保存年限が40年になった経緯など、労働法が“過去の犠牲や経験”から成り立っていることにも言及されました。ボーナス制度も含め、働き方のあらゆる制度は歴史の中で磨かれてきたものであり、時代の変化とともに再定義されるべきものだという、深い気づきが共有されました。「ボーナス」という日常的なテーマから始まった今回のラジオ。ですが、成果主義、働き方改革、公務員制度、社労士業務の未来、そして制度の歴史的背景まで、さまざまな視点を行き来する濃密な内容となりました。現代の労働環境に不安を感じている方、評価制度を見直したい経営者、制度改革に関心のある社労士の方にとって、多くのヒントが詰まった対談回です。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第193回 【対談】賞与について語ろう!(前編)

第193回 【対談】賞与について語ろう!(前編)

今回は皆さんお楽しみのボーナスについて考えます。日本企業で働いていたら平均で賞与はいくらもらえるのか、賞与の支給方法を会社はどう決めているのか、賞与の由来等、知れば知る程奥深い賞与について社労士×社労士で対談しました。 【ハイライト】  ・賞与の平均額  ・賞与の由来  ・賞与の使い道 ・賞与の支給判断基準について ・賞与の支給日のタイミングについて◆ ボーナスの平均額と現実感:コロナ禍でも“意外と減っていない”?田村とオオタワさんの対談は、「みんなボーナスいくらもらってるの?」という素朴な疑問からスタート。令和元年の夏季賞与の平均は約38万円。驚くべきことに、コロナ禍で経済が冷え込んだ令和2年でも、全国平均は大きく下がっていないというデータに2人は「意外」と反応。とはいえ、現場感覚では賞与をカットした企業も多く、毎月勤労統計調査の対象企業に偏りがあるのではという推測も交わされた。◆ ボーナスの“起源”は江戸時代!? 氷代と餅代が始まりだった賞与のルーツは、なんと江戸時代の「奉公人文化」にあるというトリビアも紹介。お盆や年末年始に実家へ帰る奉公人へ、帰省代や餅代・氷代として金銭を持たせた慣習が、現代のボーナスの原型になっているという。オオタワさんと田村は「ありがたみが違うよね」「小判で欲しいよね(笑)」と、昔の制度に想いを馳せた。◆ みんなボーナス、どう使ってる?1位はやっぱり“貯金”ポンタリサーチの調査によると、ボーナスの使い道1位はダントツで「貯金」(35.6%)、以下「旅行」「食品」「外食」「衣服」と続く。物が溢れ、不安定な社会情勢もあり、「将来のために貯める」傾向が強まっているようだ。田村は「車の免許費用」に、オオタワさんは「帰省と飲み代」に使った体験を振り返り、それぞれのライフスタイルが垣間見えるエピソードも。◆ MBO・目標管理とボーナスの関係性:評価面談は“支給前”?“支給後”?ボーナス支給の評価制度としてMBO(目標管理制度)を取り入れる企業も多い。田村も「課長との面談を通じて、A〜Cの評価で支給額が変動した」と体験を語る。一方でオオタワさんは「評価面談は支給後の方が本音を引き出せるのでは」と問題提起。支給前は“無難な発言”に終始しやすく、支給後なら「思ってたより多かった/少なかった」の“率直な感情”が表れ、組織改善に活かせる可能性があると語った。◆ 1on1=評価だけの場じゃない。成長支援のチャンスに変える工夫を評価面談における「1on1ミーティング」は、部下の本音や課題を引き出す大切な場。しかし現実には「とりあえず面談して支給額決定」という形式的な扱いに終わっている企業も多い。2人は「せっかくの機会だから、面談をもっと部下育成や信頼形成に活かせるように」と語り合い、特に中小企業こそ“面談の中身”に工夫を凝らす余地が大きいと提案した。◆ 転職・退職のタイミングにも影響するボーナス:企業の備えは万全か?ボーナス支給直後に退職する社員も少なくない。税理士のSNS投稿から「支給日だけ在籍して即退職された苦い話」も紹介され、賞与と退職の“駆け引き”についても考察された。12月〜1月は“退職の申し出が増える時期”でもあるため、企業側としても、制度設計や支給タイミングに注意を払う必要があることが再確認された。◆ 賞与制度は“お金”以上の意味を持っている「ボーナス=お金」だけではなく、会社との信頼関係や自分の努力の“可視化”という意味を持つ賞与。評価制度や面談のやり方次第で、社員のモチベーションも企業の信頼も大きく変わる。2人の社労士が語り合った今回の対談は、制度運用の“本来あるべき姿”を考えるきっかけとなる一回となった。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第192回 【対談】世界の駐在員から(ドバイ 後編)

第192回 【対談】世界の駐在員から(ドバイ 後編)

日本を飛び出して世界各国で働く方に現地レポーターとして出演いただき、 海外での生活やホットな話題、耳よりな情報、はたまた海外で働く上でのアドバイスをお聞きし、海外での働き方や暮らし方のリアルについて知って頂くコーナー『世界の駐在員から』今回のゲストも前回の続きで、ドバイの駐在員をお呼びし、海外駐在のリアルや現状を語ります。【ハイライト】・ドバイ人の生活習慣 ・最近あったドバイでのびっくりニュース・ドバイでのコロナにおける生活の様子・ 駐在員の一日の流れ ・ 駐在員の休日の過ごし方 ・日本で買っておくべきだった物 ・日本で買えないドバイのこんな商品 ・最近あった面白い話 ・最近あったびっくりした話 ・日本と違うなと思ったお話◆ 強制じゃないけど“実質必須”?ドバイのワクチン政策の現実ドバイではワクチン接種は義務ではないものの、受けなければ生活や仕事に支障をきたす場面が多い。例えばアブダビでは2週間ごとのPCR陰性証明が必要になり、事実上「打たざるを得ない」空気が形成されている。外国人労働者にも無料で提供されるが、自身の免疫状態や経済合理性から未接種を選んでいるとのこと。◆ 出前文化が浸透、Uber Eatsは日常の一部に街には多国籍のフードデリバリーバイクが溢れ、特にパキスタン人ドライバーが目立つ。大さんも週に何度も利用しており、「自炊して食材を腐らせるより、出前の方が合理的」と感じているそう。料金も安く、日本よりも気軽に使えるのが特徴。特に一人暮らしの駐在員には強い味方だ。◆ マスク未着用で罰金8万円!?驚異のコロナ対策ドバイではマスク未着用の罰金が3,000ディルハム(約8〜9万円)と厳しく、誰もが律義に着用している。シェア型電動キックボードの利用ガイドラインにも「マスク着用」が記載されているほど徹底しており、マスク文化の重要性が日本以上に浸透していると感じられる。◆ 日本人の“定時退社”神話はドバイでは通用しない?大さんの職場では就業時間は朝8時〜16時半だが、現地社員はぴったりに帰るわけではなく、多少残って働く人も多い。日本的な“気遣い”が意外に見られることに驚いたとのこと。帰宅後はUberで夕飯を手配し、自宅でシャワー&ビールというルーティンが定着しているそうだ。◆ 週末は金・土、日曜始業の国ならではの“駐在メリット”ドバイの休日は金曜・土曜。日本企業とのやりとりは月〜木の4日間のみなので、日曜日は比較的落ち着いた業務が可能。日本とのオンライン飲み会も時差5時間がちょうど良く、金曜の昼から日本と同時タイミングで飲み始めることも。意外と“駐在ライフ”と日本の交流がうまく両立している様子がうかがえる。◆ 日本人が苦手な“自己主張”を堂々とこなす現地の若者たち最もカルチャーギャップを感じたのは「若手社員の自己主張力」。新卒レベルでも社長や上司に堂々と意見を述べる姿に、自己肯定感と自尊心の強さを感じたという。書類の修正依頼一つとっても「自分が悪いんじゃない」と言い訳を挟むスタンスがあり、日本的な“察する文化”との違いを痛感したエピソードも印象的だ。◆ 運転マナー最悪!?ドバイで体験した交通事故とアプリ申請現地での最大トラブルは「交通事故」。ラウンドアバウトでの接触事故に巻き込まれ、相手から罵倒されるも、警察に行った結果“無実”が証明された。ドバイでは事故処理もスマホアプリで行い、書類のやりとり・保険対応もデジタル完結。とはいえ入力ミスで再訪問するなど、現場対応はまだまだアナログな部分も残っている。◆ 日本で持参すべきもの&ドバイで便利なものとは?生活面で不便に感じたのは「洗面用具」。特に歯磨き粉や整髪料など、長年愛用しているアイテムは現地で手に入りにくい。逆に便利だったのは「食の多様性」。ドバイではインド・レバノン・フィリピン料理など、世界各国の食事が300円程度から手軽に味わえ、食生活の幅が格段に広がったという。駐在生活のリアルは“合理性”と“多様性”のバランスにあった今回の大さんの話から見えてきたのは、「ドバイ駐在=リッチな生活」というイメージとは裏腹に、シビアで実用的な日常だった。生活スタイル、文化、人間関係、全てにおいて日本との違いがありつつも、そこに順応することで“新たな快適さ”を得ている様子が印象的だった。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第191回 【対談】世界の駐在員から(ドバイ 前編)

第191回 【対談】世界の駐在員から(ドバイ 前編)

日本を飛び出して世界各国で働く方に現地レポーターとして出演いただき、 海外での生活やホットな話題、耳よりな情報、はたまた海外で働く上でのアドバイスをお聞きし、海外での働き方や暮らし方のリアルについて知って頂くコーナー『世界の駐在員から』今回のゲストは、ドバイの駐在員をお呼びし、海外駐在のリアル、現状について語ります。【ハイライト】・ドバイのおススメの観光スポット ・ドバイの街の紹介・ドバイのおススメのお食事スポット ・ドバイの日本人街はあるか? ・ドバイの交通手段について ・ ドバイの言葉について◆ ドバイのランドマークと年末年始の花火体験今回のゲストは、ドバイ駐在3ヶ月目の大さん。住まいは世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の近く。夜になるとライトアップやイルミネーションが輝き、観光スポットとしても大人気のエリアだという。年末には特別な入場制限がかかり、花火を見に来る観光客で一帯が賑わう。ドバイモールの広さは圧倒的で、買い物好きには1日では足りないほどのスケール感だ。◆ “屋内都市”ドバイのショッピング&ビジネス街事情ドバイの街は夏になると気温50度にも迫るため、すべてが屋内型。買い物やビジネスもショッピングモール内や「フリーゾーン」と呼ばれる外資向けオフィスエリアで行われる。フリーゾーンでは100%外資企業の設立が可能。このようにドバイは現地資本との合弁を避ける柔軟なビジネス制度を設けており、外資進出がしやすい環境が整っている。◆ 酒文化と結婚式、そして“飲める”環境のリアルUAEはイスラム教国だが、ドバイは例外的にお酒が許可されている。ライセンスを取得すれば家庭用に酒を購入可能で、日本のビールやウィスキーも手に入る。とはいえ、公共の場での飲酒はNG。結婚式のウェルカムドリンクが“水・ジュースオンリー”という徹底ぶりにカルチャーショックを受ける日本人も多いという。◆ 高級でも価値ある!ドバイの日本食とレストラン事情ドバイには月島から刺身を空輸する高級日本食レストランもあり、味も質も驚くほど高レベル。1万円を超える価格帯ではあるが、日本食が恋しくなった駐在員にとっては“月一のご褒美”。また、イタリアンやインド料理も豊富で、ハッピーアワーのある高級ホテルのレストランなどは、食と空間の両方を楽しめる贅沢なスポットだ。◆ ドバイの“日本ブランド”とスイーツ文化現地には無印良品やダイソー(価格は倍)が進出しており、日本人にも馴染みのある買い物が可能。また、日本のケーキショップ「シャトレーゼ」も人気で、甘さ控えめの味わいはアラブ圏の激甘スイーツとは一線を画す。異文化の中でも、味覚においては“日本の繊細さ”が求められていることが分かる。◆ 移動は快適、そして多国籍文化に触れる日常ドバイの移動手段はタクシーとメトロが中心。タクシーは安価で安全、メーター制なので安心して利用できる。面白いのは、多くの運転手がパキスタン人であること。ヒンディー語を話すと驚かれ、そこから会話が盛り上がることも多いという。英語とアラビア語の2言語が街の基本表記で、英語が話せれば生活に困ることはない。◆ アラビア語は“ネタ”にもなる?語学学習の意外な動機現在は英語中心で問題なく生活できるが、アラビア語を学びたいという意欲もあるという大さん。理由は、職場や将来のキャリア、そして“日本に帰ってネタになるから”。現地ではアラビア語にも方言があり、シリア人とエジプト人でもイントネーションが異なるという。簡単ではないが、駐在の経験を無駄にせず、語学も含めて楽しんでいきたいという姿勢が印象的だ。ドバイ駐在という“特別な日常”をどう活かすか高温・多国籍・贅沢・合理性――ドバイの暮らしは、何もかもが日本と異なる。それでも、言葉・食・移動・仕事のすべてが驚くほど快適で、初めての海外駐在先としては非常に“優しい”都市でもある。次回の「世界の駐在員から」シリーズでは、他の国のリアルな暮らしをさらに掘り下げていく予定だ。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第190回 【対談】教えて、あなたの働き方!(後編 ゲスト:便利屋ミヤナミ 宮南洋さん)

第190回 【対談】教えて、あなたの働き方!(後編 ゲスト:便利屋ミヤナミ 宮南洋さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは便利屋ミヤナミの宮南洋さんと対談します。  ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。  便利屋ミヤナミ様の会社HPはこちらです。 https://benriyamiyanami.mystrikingly.com/ 便利屋ミヤナミ様のTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/benriya3873 【ハイライト】 ・義理人情を大事にした事業について ・顧客と対等な立場や関係を維持する為には? ・損得勘定抜きの商売について ・理想的な個人事業主とは? ・便利屋ミヤナミ様の事業の野望や目標 ・将来の日本の若者に向けてのメッセージ ・会社員経験は独立に必要か?本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000505798571ゲストプロフィール:宮南洋さん明治学院大学卒業後、サラリーマンを経験した後、東京の駒込で義理人情をテーマにした便利屋業を独立開業されました。目に見える範囲のお得意さんや、仕事仲間(同業者)を大切にしながら商売をする、こじんまりさをモットーとした便利屋業を営んでおり、大手の業者とは違い、「目先の数字」「損得勘定」にとらわれずに商売をすることを強く心がけており、格安引っ越しや不用品回収、草むしり、会社のカギ当番等幅広いニーズに応え、最近では新プロジェクトとして司会派遣や余興・プロフィール動画撮影等の結婚式に携わる事業も行っています。◆ お客様は「上」でも「神」でもない。仕事は“対等”な関係で「お客様」という言葉に少し違和感がある、と宮南さんは語る。自身の便利屋業では「お客さん」と呼び、あくまで対等な関係を大切にしているという。減り下るわけでもなく、傲慢になるわけでもない――そのバランス感覚が実は一番難しい。ある時、引っ越しの見積りに対して「1万円でやってよ」と高圧的に交渉された経験があった。そんな時でもただ謝って受けるのではなく、必要なら毅然と断り、場合によっては強く言い返すこともある。仕事を受ける=下になる、という構図を壊す姿勢が、ミヤナミ流の流儀なのだ。◆ 「ありがとう」と言い合える関係こそが、商売のゴール理想的な仕事の終わり方は「お客さんも、自分も、どちらからも“ありがとう”が出ること」。お金を払ったから当然、という態度ではなく、しっかりと価値を提供することで「この人に頼んでよかった」という気持ちを引き出す。そのために必要なのは、過剰な演出でもテクニックでもなく、ただ「払われた分、ちゃんとやる」こと。信頼はそこからしか生まれない。地味だけど、着実な姿勢が、リピーターを生む根っこになっている。◆ “個人商売”のヒントは、商店街のおばちゃんと地元の車屋にあった宮南さんが仕事のスタイルで参考にしてきたのは、実は世間で言う「成功者」や「インフルエンサー」ではない。むしろ、昔ながらの商店街でパンをおまけしてくれたおばちゃんや、「金もらっても怒る」地元の頑固親父のような人たち。「消費税切ってくれるような人が本当の商売人だと思ってる」と語る彼の目には、義理と感情のやり取りが自然にある商売こそ、本来の姿に映っている。目の前の人をどう喜ばせるかを、マニュアルではなく、自分の感覚で判断していく。それが、便利屋という仕事の醍醐味でもある。◆ 「ルールだからできません」は言わない。個人事業主の強みとはミヤナミ流の理想の個人事業主像とは、「ルールを超えられる人」。引っ越し、草むしり、不用品回収に加えて、「彼氏のふりをしてほしい」など変わった依頼にも柔軟に対応する姿勢は、個人ならではの強みだ。「チェーン店だったら絶対やらないようなことを、やれるかどうか」。それを判断できるのが個人事業主の良さであり、お客さんとの距離が近いからこそ見えるニーズに応えられる。それは仕事の幅を広げるだけでなく、人としての魅力にも繋がっている。◆ 「経営=自由」は幻想? 若者に伝えたい“最初の1歩”最後に、これから個人事業主を目指す若者へ向けたメッセージもあった。「一度は会社に入ることを勧めたい」と宮南さん。というのも、最近は“個人で稼ぐ”ことがキラキラしたイメージで語られることが多いからだ。会社員時代の経験で学んだ礼儀、怒られることの意味、共通言語――それらが、独立後の自信や信用につながっていると語る。「会社員の経験をバカにせず、一度やってみて、自分に合わなければそこでやめたっていい」。それがあった上での独立なら、精神的にも事業的にもブレない軸が持てるという。義理と信頼のある働き方を、次の世代へ便利屋ミヤナミの仕事は、ただ荷物を運んだり草をむしることではない。人との“正しい距離感”を保ち、信頼と対話で生きることそのものだ。企業化せず、現状維持を志す姿には、静かだけれど確かな美しさがある。便利屋という職業を通じて、今を丁寧に生きるというスタンスが、少しずつ次の世代に受け継がれていく――そんな希望すら感じさせる回となった。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第189回 【対談】『個人事業主として生きる』を学ぶ(前編 ゲスト:便利屋ミヤナミ 宮南洋さん)

第189回 【対談】『個人事業主として生きる』を学ぶ(前編 ゲスト:便利屋ミヤナミ 宮南洋さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは便利屋ミヤナミの宮南洋さんと対談します。  ※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。  便利屋ミヤナミ様の会社HPはこちらです。 https://benriyamiyanami.mystrikingly.com/ 便利屋ミヤナミ様のTwitterアカウントはこちらです。 https://twitter.com/benriya3873 【ハイライト】 ・便利屋業とは? ・便利屋業の事業範囲 ・便利屋業として独立開業したきっかけ ・便利屋業を営む上でのやりがいについて ・個人事業主として生きていく上でのあり方本エピソードの後編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000506064027ゲストプロフィール:宮南洋さん明治学院大学卒業後、サラリーマンを経験した後、東京の駒込で義理人情をテーマにした便利屋業を独立開業されました。目に見える範囲のお得意さんや、仕事仲間(同業者)を大切にしながら商売をする、こじんまりさをモットーとした便利屋業を営んでおり、大手の業者とは違い、「目先の数字」「損得勘定」にとらわれずに商売をすることを強く心がけており、格安引っ越しや不用品回収、草むしり、会社のカギ当番等幅広いニーズに応え、最近では新プロジェクトとして司会派遣や余興・プロフィール動画撮影等の結婚式に携わる事業も行っています。◆ 飲み会でつながった縁が、7年越しの仕事に便利屋ミヤナミこと宮南さんが登場した今回の対談。番組ホスト田村との出会いは大学時代の飲み会。便利屋業としての仕事の多くは、学生時代の友人やその紹介から始まり、まるで“人間関係の延長線”に仕事があるようなスタイル。「目に見える範囲で、人との縁を大事にする」。それが宮南さんの基本姿勢であり、だからこそ依頼もリピートも絶えない。◆ 便利屋の仕事は、意外性とニーズでできている「便利屋って何をする人?」と聞かれても、実は明確な定義がない。鍵開けのイメージを持つ人もいれば、引っ越し、草むしり、さらには“彼氏のふり”まで。お客さんの想像の数だけ依頼があるのが便利屋という仕事だ。なかでも特に驚いたのが「草むしり」。冗談半分でメニューに載せたところ、実は大人気に。10平米あたり5,000円という金額にも関わらず、「こんなに安くていいの?」という声が多いという。虫が嫌、暑い、汚れたくない。そんな“誰もやりたくないこと”にこそビジネスチャンスが眠っている。◆ 軽トラ1台から始まった、人生のルート変更宮南さんのキャリアは少しユニークだ。サラリーマンをしながら、土日は地元の友人から頼まれた「便利なこと」を引き受けていた。その延長線上で、いつの間にか「便利屋ミヤナミ」として仕事が成立していたという。実は学生時代に軽トラックをシェアして、高尾山で“お茶の行商”をしていた経験が原点。「50円で仕入れたお茶を150円で売る。これが儲かる!」と盛り上がっていたが、重労働に気づき1年で撤退。それでも、そこで手に入れた軽トラが、後の起業の道を開く鍵になった。◆ 不安は常にある。でも、それでいい「独立は迷いながらだった」。そう語る宮南さん。当初は土日の副業で十分稼げていたため、「これを7日間やれば食えるんじゃないか」と独立。しかし平日は依頼が少なく、不安は常に頭をよぎったという。それでも、仕事の質や人との関係性を大切にしたことで、徐々に平日も埋まり、リピーターが増えた。今では1ヶ月先まで依頼が入るが、「不安は今もある」と言い切る姿に、リアルな個人事業主の姿がある。◆ やりがいは「人と話す」ことそのもの便利屋の仕事には、10代から80代まで実に多様な人が関わる。業種も生活スタイルも全く違う依頼主と、深く話し、信頼を築いていく。それが仕事の“やりがい”というより「楽しさ」だと宮南さんは語る。ときには、引っ越し中に「これは昨日別れた彼女の荷物なんです」と打ち明けられることもある。そんな人間味あふれるやり取りが、便利屋の仕事の中には詰まっている。◆ 義理人情を大事にする「商売のあり方」宮南さんのポリシーは、「料金表にない人情のやり取り」を残すこと。例えば、段ボールが10個増えたから追加料金を請求するのではなく、「前にチップをくれたから今回はおまけする」といった“貸し借りの余白”を大事にしている。それは商売の原点であり、駒込の商店街のおばあちゃんたちがやっている「1個おまけ」「端数切ってくれる」世界とつながっている。形式よりも人との信頼を重んじる。そんな“昭和的な価値観”こそが、実は今の時代に刺さるのかもしれない。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

第188回【対談】教えて、あなたの働き方!(後編 ゲスト:HOX ゲームデザイナー 山下ダニエル弘之さん)

第188回【対談】教えて、あなたの働き方!(後編 ゲスト:HOX ゲームデザイナー 山下ダニエル弘之さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは前回の続きで、HOXゲームデザイナーの山下ダニエル弘之さんと対談します。※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。  【ハイライト】 ・『ごっこ遊び』の重要性  ・『現実を生きる』ための『演じる事』のすすめ  ・媚びない姿勢を貫く事  ・世界観の作り方  ・出会いや運を引き寄せる為には?  ・魅力的な人とは?  ・行動する事を恐れない為には?本エピソードの前編のリンクはこちらです。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000505104699HOX様Twitterアカウント(@info_hox) です。HOX様のマーダーミステリー公演詳細です。西日本でも出来るのでHOX様に是非お問合わせください。SUNDOG→https://t.co/H8PRbHTsWw 眼窩→https://t.co/4YwySx7mEb Vtuber→https://t.co/QtmvwgTxrN 偽ロミ→https://t.co/bm9YkBnOK5 双極星スクランブル→https://t.co/mH6pPep7Wd◆ キャラクターになりきることで、初対面でも打ち解けられる日本人の強み山下ダニエルさんが制作するマーダーミステリーゲームでは、「その場に応じたキャラクターになりきる」ことで、普段の上下関係や肩書きを脱ぎ捨て、誰もがフラットに話せる空間が生まれる。特に初対面の人同士が集まっても「設定に乗ってしまえば許される」という仕組みは、日本人の気質に非常に合っているという。マーダーミステリーの醍醐味は、リアルな人間の行動の面白さにある。黙っているキャラクター、積極的に場を仕切るキャラクターなど、プレイスタイルの違いが展開に反映される。そこに演出家としてのダニエルさんの“観察”も加わり、毎回新たなドラマが生まれていく。◆ 媚びないこと、対等であること。それが信頼を築く鍵ダニエルさんが働く上で大切にしている価値観は「媚びないこと」。これは「強くあれ」や「偉そうに振る舞え」ということではなく、「お金を払ってもらっているからといって、自分の立場を下げすぎない」というスタンスだ。対等な関係性の中でこそ、信頼とクリエイティブが生まれる。先生として日本語を教える時も、子どもに対しても“対等”を貫く。尊重とフラットさをもって向き合うことで、相手の発言からも学びがあるという。これは仕事だけでなく、人間関係全般にも通じるダニエルさんの基本姿勢だ。◆ 非日常に没入させる「空間演出」へのこだわりゲームを成立させるために欠かせないのが「没入感の演出」だとダニエルさんは言う。ゲーム開始前からキャラクターになりきり、参加者を非日常の世界に連れていく。そのため、開催場所にもこだわりがある。バーや木製のテーブル、薄暗い照明など、“現実”を忘れさせる空間設計を工夫している。この姿勢はUSJやディズニーのようなエンタメ施設と共通する。“ようこそ”と言うことで始まる体験、“現実に戻さない導線”が、マーダーミステリーの品質を支えている。◆ 誰かを追わない、自分で作る。働き方の哲学憧れの人はいない――これはダニエルさんが一貫して語る価値観だ。「誰かの背中を追う」のではなく、自分がいないポジションに飛び込むこと、誰もやっていない道を開拓することこそが、自分らしさを表現する方法だという。周囲に面白い人がいた、という“運の良さ”も強調されたが、それも「興味のある場所に自分の足で行く」からこそ引き寄せられた結果。情報収集も、「会いたい人に会いに行く」「好きなことをやっている場所に顔を出す」ことが、自然と未来を引き寄せる行動になっている。◆ 過去ばかり語る大人にならない。未来を語るために行動を止めない会社員時代、最もストレスだったのは「インプットが止まった」ことだったとダニエルさんは振り返る。新しい出会いも、学びも、刺激もない日々に危機感を覚えたという。ズーム飲み会での会話も、「昔はこうだった」という話ばかり。そんな状況に強い違和感を抱いた。魅力的な人は、「未来の話」をする人。自分の次のプランを持っている人だと語る。そのためにも、止まらずに行動し続けることが何よりも重要だと考えている。◆ 辞める勇気は“次の一歩”があるかどうかで決まる会社を辞める、環境を変える。そうした決断には当然リスクや不安が伴うが、ダニエルさんは「次の予定さえあれば怖くない」と言い切る。大切なのは、「我慢を続けている自分」にまず気づくこと。そこから、「本当はどうしたいのか」を直感的に探っていくことだという。「飛び込む場所が見えたなら、あとは飛び込むだけ」。難しく考えすぎず、自分の“コアの気持ち”を大事にすることで、自然と行動は決まっていく――そんな楽観的だが芯のあるアドバイスで締めくくられた。~お知らせ~サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。パーソナリティー:田村陽太産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。カバーアート制作:小野寺玲奈サニーデーフライデーはTwitterをやっております。アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!↓↓↓↓↓bit.ly/3gbygo1各ポッドキャストのプラットフォームで聞けますが、是非とも購読ボタンを押していただき、Apple Podcastsで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!

おれたち LIVES MATTER

おれたち LIVES MATTER

#おれまた は、全世界77億人のマイノリティたちに捧ぐ「人生をムリヤリ楽しむための人間讃歌キュレーション番組」です。 黄金の精神なんぞ持たない3人のオトナが、毎回プリズンブレイクしたりパラダイスロストしたりしながら生きる歓びをディグります。 ◆出演◆ しょーじ(都落ちの元シナリオライター)https://twitter.com/kankan28 いわ(末端漫画家) よしだ(アニメ業界上がりのWEBディレクター)https://twitter.com/yoshida0202 ▶Podcast配信一覧 http://linktr.ee/oremata2020 ▶YouTube版 https://www.youtube.com/@oremata2020 ▶LISTEN https://listen.style/p/oqw8dd6q?LvfYJlTI 【ご意見・ご感想・ごツッコミはこちらまで!お待ちしています!】 ▶Twitterハッシュタグ #おれまた ▶メールフォーム https://form.run/@oremata--1608102499

元学長の 体験的大学論

元学長の 体験的大学論

“Where raw voice becomes shape — Podcast 2.0.” 【元学長の体験的大学論】 A former university president discusses Japanese universities. Based on my 12 years of experience as president of two private universities, I will frankly and boldly discuss the difficulties and issues faced by private universities in Japan, including the internal circumstances. A must-read for those involved in private schools. 有料エピソードは試し聴き(プレビュー)ができます。LISTENで購入・フォローすると音声とともに文字起こしされたテキストを読むことができます。 YouTube https://www.youtube.com/@Camp_us_6214 note https://note.com/takahashihajime LISTEN Profile https://listen.style/u/campus Camp@Us Map https://listen.style/pl/10/Camp@Us+Map Membership Patreon https://www.patreon.com/campus6214/chats note https://note.com/takahashihajime/membership

耳ヨリな音の話-音マーケティング情報-

耳ヨリな音の話-音マーケティング情報-

様々なゲストと共に、音を使ったマーケティング情報を発信していきます。リスナーとのエンゲージメントを高め、ブランドの理解や共感をつくりやすい「音を使ったマーケティング」について、楽しくそしてわかりやすく、皆様にお届けします。<Twitterハッシュタグ>#ミミヨリ<音マーケティング (note)>https://note.com/d2cradmimi/

レイニー先生の今日から役立つ英会話

レイニー先生の今日から役立つ英会話

レイニー先生が送るポッドキャスト英会話。毎回色々なシチュエーションを元に、レイニー先生が実際に留学中や海外で体験した出来事などを交えてその時に必要な英会話フレーズをご紹介していきます。番組内のフレーズや単語はnoteでチェックできます。https://bit.ly/3s46eB4~レイニー先生の英語コンテンツ~■イングリッシュ∙パートナーズの無料体験レッスンhttps://bit.ly/2MrOaxt■英会話学習アプリ 動画で簡単英会話https://apple.co/3eLXAQm■あれこれイングリッシュ 絶対!役立つ英語の1分動画https://bit.ly/2UaVh1l

翻訳者たちの万歌

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聞き伝てではありますが、翻訳者が体験した「翻訳」の喜び、怒り、楽しみ、嘆きを、時には赤裸々に、時には柔らかいオブラートに包んでお届けします。たぶん英語学習の役に立つでよ~

FM76.9&FM77.3共同制作ラジオ番組

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いせさきFM&ラヂオななみ共同制作ラジオ番組(FM76.9&FM77.3) ・「いせたまボイス」佐波伊勢崎地域のヒトの声をお届け!(ゲストコーナー) ・中村泉の三味線・民謡ラジオ(毎週火曜日18:30) LISTENポッドキャスト: https://listen.style/p/radio773?bNmSyWn4 ※文字でもご覧いただけます。