《毎朝5時30分生配信&5時50分更新!》
SNS総フォロワー62000名超の臨床17年目の現役医師&クリニック院長がお送りする番組です(^^)
この番組では、内科医たけおが診察室の裏側で、医療に関するちよっと役に立つ話をゆる〜く語ります😊
生配信では、公開生収録の他、皆様からのご質問やリクエストにお応えしています😄
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番組の魅力・推薦
《1322》19番目のカルテ第6話に決定的に足りていない◯◯…😭
日曜劇場19番目のカルテ第6話 https://www.netflix.com/title/82072592 https://www.tbs.co.jp/19karte_tbs/story/ep6.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!今回は、ドラマ「19番目のカルテ」第6話の感想をお話しします。この回は、末期の肺がん患者さんが「自宅で最期を迎えたい」と希望し、総合診療科が訪問診療で関わる「在宅医療」がテーマでした。ツッコミどころは非常に多かったですが、まずは良かった点を2つ挙げます。一つ目は、患者さんの「死亡確認」の場面を具体的に描いたことです。一般の方が死亡確認に立ち会う機会は人生で数回あるかないかで、その流れを知らない方がほとんどです。そのため、いざという時に席を外そうとしたり、電話をかけ始めたりしてしまうことがあります。ドラマを通じて、家族も一緒にその時を迎えることの重要性を示した意義は非常に大きいと感じました。二つ目は、患者さんの人生を振り返る「ライフレビュー」を実践していた点です。滝野先生が、大工だった患者さんの趣味や建てた家の話を聞き、皆でお祝いをする場面がありました。これは緩和ケアにおけるスピリチュアルケアの一環であり、人生の最期を穏やかに迎えるために重要なアプローチです。これを描いた点はとても良かったと思います。しかし、それを上回るほどの大きなツッコミどころがありました。最大の問題は、在宅医療のキーパーソンであるはずの「訪問看護師が一人も登場しない」ことです。特に終末期の看取りにおいて、訪問看護師は医師以上に重要な役割を担うことも多く、その存在なしに在宅医療は成り立ちません。訪問薬剤師やケアマネージャーといった他の職種も全く描かれておらず、これは「ありえない」と言っていいほど非現実的で、強い違和感を覚えました。ソーシャルワーカーが自宅に同行する場面がありましたが、それならば訪問看護師も一緒にいるのが自然です。また、総合診療科の立ち位置が曖昧だった点も気になりました。降圧薬や医療用麻薬の調整について、元の内科にお伺いを立てるような描写がありましたが、主治医として関わる以上、総合診療科が主体的に判断し治療すべきです。病状が刻一刻と変わる終末期において、いちいち相談していては対応が遅れてしまいます。総合診療科としての主体性が欠けているように見えました。他にも、呼吸苦の患者さんに対する医療用麻薬(オピオイド)の選択が最適だったかという専門的な疑問もありました。総合診療科に焦点を当てたドラマという都合上、他の職種を省略したのかもしれませんが、在宅医療の現実とはかなり乖離した描写だと感じたのが正直な感想です。
《1321》私が勝手に考える、かかりつけ医として選ぶべきポイント14選☝️
1. ワクチン接種に積極的である2. がん検診をしっかり推奨している3. 骨粗しょう症対策を行っている4. 高血圧の患者には自宅で血圧測定を勧める5. 貧血の原因をしっかり調べる6. 糖尿病に対しては薬物療法だけでなく運動や食事の指導も行う7. 脂質異常症も食事療法だけで終わらせない8. 禁煙をしっかり指導する9. 薬を減らしたいときには減薬の可否を丁寧に説明する10. 月経に関する問題は産婦人科受診を適切に勧める11. 夜間頻尿や尿漏れなど泌尿器科的な問題に初期対応してくれる12. 睡眠に関して薬の前にアセスメントする13. 尿検査で異常があった場合は放置せず対応する14. 肝機能異常があればエコー検査を推奨するこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身の独断と偏見で考える「理想のかかりつけ医」の条件について、具体的な14項目を挙げて解説しました。* **背景** 最近、かかりつけ医としてどうあるべきかを考える機会が多く、国や医師会、AIに聞いても明確で実践的な答えが得られなかったため、自身の考えをまとめました。これはあくまで「理想」であり、リスナーからの質問や、特に医療関係者からの反論・意見も歓迎するとしています。* **理想のかかりつけ医 14の条件** 1. **ワクチン接種を積極的に行う**: ワクチン接種に否定的な医療機関は、そもそもかかりつけ医として機能しているとは言えません。 2. **標準的ながん検診をしっかり推奨する**: 自己流の特殊な検診や、根拠の乏しい腫瘍マーカー検査ではなく、科学的根拠のある標準的ながん検診を推奨することが重要です。 3. **骨粗しょう症の対策をしっかり行う**: 骨粗しょう症は整形外科の領域と思われがちですが、内科でも十分対応可能です。近隣施設と連携してでも、検査・治療に積極的に取り組むべきです。 4. **高血圧の患者に自宅血圧測定を必ず指導する**: ガイドラインでも推奨されています。診察室での血圧だけで判断し、白衣高血圧に不要な降圧薬を処方することを避けるためにも不可欠です。 5. **貧血に対して、原因を調べて対応する**: 貧血(特に鉄欠乏性貧血)が見つかった場合、単に鉄剤を処方するだけでなく、「なぜ鉄が欠乏しているのか」という消化管出血などの根本原因を調べることが極めて重要です。 6. **糖尿病に対してバランスの取れた治療を行う**: 薬物療法だけでなく、生活習慣の基本である運動療法や食事療法を含めたトータルな視点で治療を行います。 7. **脂質異常症に必要に応じて適切に薬(スタチン)を使う**: 食事療法だけでは改善が難しい場合、エビデンスが確立されている「スタチン」という種類の薬を第一選択として適切に使用します。 8. **禁煙指導をしっかり行う**: 喫煙に「適量」はありません。患者に対し「少しなら良い」という態度は取らず、禁煙を目指すべきであることを明確に伝え、サポートします。 9. **薬を減らしたいという相談に対し、減薬の可否を丁寧に説明する**: 患者の希望通りに安易に減らすのが良い医師とは限りません。薬の必要性を評価し、減薬のメリット・デメリットを丁寧に説明した上で方針を決めます。 10. **月経に関する問題について、必要に応じて産婦人科と連携する**: 専門外であっても相談に乗り、必要に応じて産婦人科専門医との連携を適切に行います。 11. **泌尿器科的な問題(夜間頻尿など)に適切に対応・連携する**: 高齢者によく見られる症状に対し、初期対応をしつつ、必要であれば泌尿器科へつなぎます。 12. **睡眠の問題に対し、安易に睡眠薬を処方しない**: 不眠の背景にある、うつ病の可能性や加齢による自然な変化などを考慮せず、安易に睡眠薬に頼るべきではありません。 13. **尿検査の検診異常を放置せず、最低でも再検査を行う**: 検診での尿タンパクや尿潜血などの異常を「様子見」で済ませず、必ず再検査を行い、必要に応じて精密検査へ進めます。 14. **肝機能異常を放置せず、原因を精査する**: 特に飲酒習慣がない人の肝機能異常は放置されがちですが、脂肪肝などの可能性があるため、必ずエコー検査や追加の採血で原因を調べます。
《1320》日本認知・行動療法学会の感想‼️身体疾患・慢性疾患の心理
■日本認知・行動療法学会https://x.com/NaikaiTakeo/status/1959233100246069509この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおです。この放送は、医療に関する皆様からのご質問やリクエストにお答えするラジオです。今回は、先日参加した「第51回日本認知・行動療法学会」の感想をお話しします。この学会は大阪で開催され、私は昼過ぎまで参加しました。公認心理師の資格を持つ医師として、心理系の学会にも関心を持っており、今回は現地でしか得られない学びを求めて足を運びました。まず驚いたのは、会場の凄まじい熱気です。心理業界がこれほど賑わっているのかと感心するほど活気に満ちていました。参加者は1000人を超えている印象で、特に若い先生方が非常に多く、若手の登竜門的な発表も活発に行われていました。以前参加した日本心理学会が基礎心理学系の研究発表が中心だったのに対し、今回の学会はほとんどが臨床家の先生による発表でした。「こういう患者さんにこのような対応をしたら改善した」といった具体的なポスター発表が数多くあり、私自身の臨床にも直結する内容で、非常に楽しめました。特に印象深かったのが、「慢性疾患におけるケース・フォーミュレーション」をテーマにした自主企画シンポジウムです。これは、私が日頃からお世話になっている勉強会「フィサップ」の先生方が企画されたもので、会場は超満員、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。心理職の方は精神科領域での活動が多いイメージがありましたが、身体疾患や慢性疾患というテーマにこれだけ多くの関心が集まっていることに、大きな喜びと刺激を受けました。「ケース・フォーミュレーション」とは、一般の方には聞きなれない言葉かもしれませんが、心療内科でいう「病態仮説」とほぼ同じものです。つまり、ある患者さん(クライエント)が抱える症状が、どのような要因やメカニズムによって引き起こされ、維持されているのかを、多角的に整理して理解するための枠組みのことです。シンポジウムでは、認知行動療法(CBT)的なモデルをどう活用するかが議論されました。私自身、研修医などに病態仮説の立て方を教える際、完全に自由に考えさせるのは難しいため、CBTモデルやBPS(生物・心理・社会)モデルなどをヒントとして提示することがあります。しかし、これらはあくまで物事を理解するための一つの「切り口」に過ぎません。例えば、リハビリテーションの領域ではICF(国際生活機能分類)というモデルが使われます。同じ一人の患者さんでも、どのモデルで見るかによって解釈は変わります。多職種で連携する際には、それぞれが用いるモデルは違っても、「その人を全人的に理解しよう」という根本的な目的を共有することが重要だと改めて感じました。また、指定討論の先生がおっしゃっていた「診断とケース・フォーミュレーションは違う」という言葉は、まさにその通りだと共感しました。患者さんの中には、診断名や画像所見に強くこだわる方が少なくありません。しかし、特に慢性的な痛みなどでは、診断名が治療方針を大きく左右しないことも多いのです。大切なのは、診断名に固執することではなく、「なぜこの症状が起きているのか」という病態仮説を専門家と患者さんが共有し、それに基づいて治療の枠組みに乗っていただくことです。このプロセスを丁寧に踏むことの重要性を再認識しました。学会を通じて多くの学びと刺激を得ることができ、非常に有意義な時間となりました。
《1319》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
・19番目のカルテ第4話 糖尿病(心身症)・Google口コミはみるな!・専門家同士で診ないほうが良い理由・ #19番目のカルテ BPSモデル…😱・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!話者:内科医たけお皆さんおはようございます。内科医たけおです。この番組は、医療に関する様々な情報やリスナーからの質問にお答えする健康ラジオです。今回は、先週1週間(第1313回〜第1318回)の放送を振り返り、いただいたコメントにお答えしていきます。まず、先週金曜日の放送では、リスナーの皆さんに「宿題」として選んでいただいた過去の放送回について振り返りました。アドリアーナ(新しい痛み止め)の回や、健康ハートの日の回など、様々な放送が選ばれており、大変嬉しく思います。今週は、ドラマ「19番目のカルテ」の感想回を2回放送しました。1つ目(第1314回)では、糖尿病と心身症の関係について、「糖尿病患者は皆、心身症の要素を持つのか?」というご質問をいただきました。これに対し、病気への心身の関わりには個人差があり、グラデーションのようなものだと解説しました。また、ドラマ内の「検診なんて受けなければよかった」というセリフは、アンチ検診のような誤解を招きかねず、不適切だと感じました。2つ目(第1317回)では、生物-心理-社会モデルの描かれ方について話しました。ドラマでは「頭痛がないから身体的な問題ではなく、心理的か社会的な問題だ」と短絡的に判断する場面がありましたが、これは非常に危険な考え方です。リスナーの方からも「違和感があった」というコメントをいただき、その感覚は間違っていなかったと思います。その他、病院やクリニックの「Google口コミは見てはいけない」というテーマ(第1315回)で放送しました。医療の質は専門的で評価が難しく、口コミは接遇など表面的な評価になりがちです。また、医療は飲食店とは違い、患者さんは心身に不調を抱えて来院するため、そもそも評価の前提が異なります。口コミを鵜呑みにするのは危険です。「専門家同士で診ない方が良い3つの理由」(第1316回)という回では、複数の専門医にかかることの問題点を解説しました。それぞれの専門家が見解を述べると、患者さんはかえって混乱してしまうことがあります。専門家の意見を聞きつつも、全体をマネジメントしてくれる総合的な視点を持つ医師の存在が重要です。最後に、木曜日の医療ニュース(第1318回)では、セルフメディケーション税制や中高生の市販薬乱用、リチウムの認知症抑制効果などを取り上げました。特に、人間ドックで安易に腫瘍マーカーを測定することの危険性は、改めて強調しておきたいと思います。今週もたくさんのコメントをありがとうございました。皆さんには心身ポイントを進呈します。それでは、今週も心身じゃんけんで締めくくりたいと思います。「心身じゃんけん、じゃんけん、パ!」今日も幸せな一日になりますように。お相手は内科医のたけおでした。
《1318》セルフメディケーション、医学誌神対応、市販薬乱用…ほか
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・OTC類似薬とセルフメディケーション・医学誌vsケネディ米厚生長官・中学生55人に1人が市販薬乱用!?・がん検診受診歴把握へhttps://note.com/naikaitakeo/n/n10aad9a3420dこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医のたけお氏が医療に関するニュースを解説するラジオ番組「内科医たけおの心身健康ラジオ」です。今回は、2023年8月時点でのマニアックな医療ニュースを4本取り上げています。### 1. OTC類似薬の保険適用除外市販薬(OTC医薬品)と同じ成分でありながら、医師の処方箋が必要な「OTC類似薬」(例:ロキソニン、アレグラなど)について、政府が2026年度から保険適用の対象外とする見直しを始めるというニュースです。目的は膨張する医療費の抑制ですが、患者の自己負担が増えることによる受診控えや、製薬会社の業績への影響が懸念されています。話者は、この流れは止められないだろうと述べ、今後は利用者がより賢くなる必要があり、「自分の健康は自分で守る」という意識がますます重要になると指摘しました。### 2. ケネディ米厚生長官の論文撤回要請を医学誌が拒否アメリカのケネディ厚生長官が、「ワクチンに含まれるアルミニウムは子供の健康リスクを高めない」としたデンマークの大規模研究論文について、掲載した権威ある医学誌に撤回を要請したものの、医学誌側が「撤回する理由はない」として拒否したというニュースです。話者はこの対応を「素晴らしい」「科学者のあるべき姿」と絶賛し、政治的圧力に屈せず科学的根拠を重視する姿勢を高く評価しました。### 3. 中学生の市販薬乱用全国調査で、中学生の55人に1人が、過去1年以内に市販の咳止め薬などを乱用目的で使った経験があるという初の推計が発表されました。背景には孤立や生きづらさがあり、若者のオーバードーズ(薬の過剰摂取)が社会問題化しています。話者はこの結果を受け、市販薬がどのように購入・使用されているかを管理する仕組みの必要性を指摘し、マイナンバーの活用も一つの方法ではないかと述べました。### 4. がん検診の受診歴を自治体が把握可能に厚生労働省が、住民のがん検診の受診歴を市町村が把握できる仕組みを導入するというニュースです。これにより、受診漏れがある住民に個別に受診を促し、がんの早期発見につなげることが狙いです。2024年4月以降、準備が整った自治体から開始されます。話者は、これまで自治体が受診歴を正確に把握していなかったことに驚きを示しつつ、受診率が低い現状を改善するための重要な第一歩だと評価しました。その他、消化器外科医不足や、医療用AIの利用が医師のスキル低下につながる可能性といった話題にも触れました。
《1317》19番目のカルテに学ぶ生物心理社会モデルの本質とは⁉️
日曜劇場19番目のカルテ第5話 https://www.netflix.com/title/82072592 https://www.tbs.co.jp/19karte_tbs/story/ep5.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、ドラマ『19番目のカルテ』第5話の感想と、作中で描かれた医療描写についての専門的考察を述べました。今回は特に、総合診療で重要な概念である「BPSモデル(生物心理社会モデル)」の扱われ方に焦点を当て、その問題点を指摘しました。まず、ドラマ第5話のあらすじを紹介。主人公は「私、失敗しないので」が口癖の天才心臓血管外科医・茶屋坂先生。彼女は確執のある母親が急性大動脈解離で運ばれてきた際、自ら執刀し手術を成功させます。しかし、その後、彼女自身の心身の調子が悪化。その様子を心配した院長の依頼で、総合診療医の徳重先生が彼女の診察を試みるというストーリーです。話者が最も問題視したのは、徳重先生が茶屋坂先生を診断する際に用いたBPSモデルの解釈と応用方法です。一つ目の違和感として、モデルの訳語を挙げました。BPSモデルは通常「生物(Bio)・心理(Psycho)・社会(Social)モデル」と訳されますが、ドラマでは「肉体・精神・社会モデル」と表現されていました。「生物学的」を「肉体」と訳すと意味合いが限定的になり、「心理」を「精神」と訳すのも一般的ではないため、何らかの意図があるのか疑問を呈しました。しかし、より深刻な問題は、そのモデルの使い方にあると指摘します。徳重先生は、茶屋坂先生の仕草から頭痛の可能性を探りますが、本人がそれを否定したため、「身体的な問題(Bio)ではない。ということは、心理的(Psycho)か社会的(Social)な問題だ」と二者択一的に結論づけました。話者は、この考え方を「BPSモデルの根本的な誤用であり、非常に危険な思想だ」と強く批判。BPSモデルとは、生物・心理・社会の各要素を分離して考えるものではなく、これらが互いにどう影響し合っているのかを**統合的に捉えるための枠組み**であると解説しました。ある要素を否定し、残りの要素に原因を求めるという使い方は、モデルの趣旨から完全に外れています。特に、身体的な問題(Bio)の可能性を安易に否定することは、重大な疾患の見逃しにつながる極めて危険な行為だと警鐘を鳴らします。総合診療や心療内科においては、常に身体疾患の可能性を念頭に置き続けることが鉄則です。ドラマのような診断プロセスは、BPSモデルへの誤解を招きかねない危険な描写であると述べました。最後に、BPSモデルは心療内科医が患者の病態を多角的に理解し、仮説を立てる上でも用いる重要なツールであるとし、ドラマを通じてその正しい理解が広まることの重要性を訴えました。
《1316》専門家同士で診ない方が良い3つの理由
■本日のご質問・リクエスト1252回の放送のアフタートーク中に「高齢者に関しては大学病院で専門家同士が診るのはあまりよくない」と発言されてますが(15分30秒辺り)大学病院は乳幼児から成人まで幅広い年齢の患者さんが通われています。高齢者以外の患者さんは専門家同士診てもらうのは大丈夫なのでしょうか?発言された、専門家同士診るのがよくないのは、どうあまりよくないのか、もうちょっと詳しく知りたいです。よろしくお願いいたします🙇♀️参考)《1252》オンライン診療と大病院信仰の誤解を解く🙅https://stand.fm/episodes/683f6002e9866cfef97e2608(15分30秒辺り)この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!今回は、リスナーからの「高齢者は大学病院で専門家同士が見るのはあまり良くない、と発言していたが、なぜ良くないのか。高齢者以外なら大丈夫なのか」という質問に回答します。専門家が一人の患者を診ることのデメリットは大きく3つあります。1. **多疾患併存(マルチモビディティ)の問題**特に高齢者は複数の病気を同時に抱えていることが多く、それぞれの専門家が担当疾患のガイドラインに沿って治療を行うと、薬の飲み合わせなどでかえって不利益が生じる可能性があります。「あちらを立てればこちらが立たず」という状況になりやすいのです。2. **情報共有の困難さ**医療現場は多忙で、特に異なる医療機関の専門家同士がリアルタイムで情報共有することは非常に困難です。基本的には紹介状(手紙)でのやり取りになるため、タイムラグが生じ、お互いの治療内容を正確に把握できないまま治療が進んでしまうリスクがあります。3. **専門家ごとの見解の相違による患者の混乱**専門性が高いがゆえに、同じ症状に対しても「安静にすべき」「いや、もっと動くべき」といったように、専門家によって意見が異なることがあります。患者側としては、どの意見に従えば良いのか混乱し、医療不信につながりかねません。これらの問題を解決するために重要なのが、オーケストラの指揮者のような役割を担う医師の存在です。各専門家の意見をまとめ、患者全体を俯瞰して治療方針をマネジメントする「総合診療医」や「かかりつけ医」がその役割を担います。専門的な治療が必要な場合もありますが、まずは全体を統合して診てくれる医師がいることが、特に複数の疾患を抱える患者さんにとっては重要になります。
《1315》病院・クリニックのGoogle口コミは見てはいけない‼️
ばっちこい心理学の元動画医療者が語る、病院口コミの落とし穴【心理】https://youtu.be/zBF8yxRdFIY?si=qtburhA4CEZV-Hh6この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおが、「病院・クリニックのGoogle口コミは見てはいけない」というテーマで注意喚起を行いました。口コミを見てはいけない理由評価の対象が曖昧: 特に総合病院では、どの診療科やスタッフに対する評価なのかが不明確です。数百〜数千人が働く中で、特定の口コミが自分の受診体験に当てはまる確率は極めて低いと言えます。「接遇」に関する評価が中心: 口コミの多くは、受付の対応や待ち時間といった「接遇」に関するものであり、「医療の質」そのものを評価しているわけではありません。これらは医療の質とは直接関係ない場合がほとんどです。医療の質と接遇は別物: 患者の要望通りに薬を出すなど、患者側が良い対応だと感じることが、必ずしも質の高い医療とは限りません。接遇の良さと医療の質の高さはイコールではないため、口コミだけで判断するのは危険です。口コミを見ることのデメリット:正しい医療機会の損失: 日本トップクラスの医療機関ですら低評価が付く現状では、口コミに惑わされて適切な医療を受ける機会を逃してしまう可能性があります。治療効果の低下(プラセボ効果の減少): 低評価を見て不信感を抱いたまま受診すると、信頼関係が築けず、治療効果が下がってしまう恐れがあります。どうしても口コミを見たい場合の対処法感情的な意見が多い星1つと星5つの極端な評価は避け、星2〜4の中間的な評価を参考にするのが良いのではないかと提案しています。結論医療の質を判断する上で口コミは信頼性が低く、デメリットも多いため、基本的には見ないことを強く推奨しています。
《1314》19番目のカルテ第4話 私ならこう診る☝️
日曜劇場19番目のカルテ第4話 https://www.netflix.com/title/82072592 https://www.tbs.co.jp/19karte_tbs/story/ep4.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、日曜劇場『19番目のカルテ』第4話について、専門医の視点から振り返りを行った。この回は、健康診断で糖尿病が発覚した夫と、食事管理を徹底して支える妻の物語。半年経っても夫の検査結果が改善せず、非協力的な夫に妻が苛立ち、主治医にクレームを入れたことから、総合診療科が関わることになる。まず、良かった点として3点を挙げた。第一に、主治医が一人で抱え込まず、総合診療科に相談したこと。第二に、総合診療科の徳重医師が「疾患ではなく病(やまい)を見る」という、生物・心理・社会的な側面から患者を捉えるBPSモデルに基づいた視点を示したこと。第三に、糖尿病治療には家族の協力が不可欠であり、夫婦で治療に取り組む重要性が描かれていたことだ。一方で、専門医として多くの「ツッコミどころ」も指摘した。最も重要なのは、この症例が単なる糖尿病ではなく「糖尿病(心身症)」であるという認識が、劇中の医療者に欠けていた点だ。治療アプローチについても疑問を呈した。このようなケースでは、心理療法(動機づけ面接や家族療法)が有効であるにもかかわらず、医師が正論で説得しようとしていた。また、本来は管理栄養士や看護師など多職種(コメディカル)と連携してアプローチすべきであり、医師だけで解決しようとするストーリーに違和感があったという。さらに、劇中の描写にも言及。「糖尿病は怖い病気」という言葉が繰り返されたが、これはかえって患者のスティグマ(偏見や差別)を助長しかねないと懸念を示した。また、患者の病態を整理する「病態仮説図」の作成は心療内科的で良かったものの、それをどう患者と共有し治療に繋げるかのプロセスが不十分だったと指摘した。最後に、そもそもこの患者の血糖コントロールは本当に「悪い」状態だったのか、という根本的な問いを投げかけた。具体的な数値は不明だが、もし軽度の悪化であれば、医療者側が問題を大きくし、悪い循環を助長していた可能性もある。シンプルな薬物調整で解決できた可能性も示唆し、複雑な介入が必ずしも最善ではないと述べた。
《1313》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
・心雑音💓解説・19番目のカルテ第3話感想・医療における生成AI活用術・京都大学発の画期的鎮痛薬⁉️・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおです。この放送は、医療に関する皆様からの質問やリクエストにお答えする番組です。毎週金曜日は1週間の放送の振り返りとして、第1307回から第1312回までの内容と、リスナーの皆様からいただいたコメントに返信します。まず、8月10日の「健康ハートの日」にちなんで放送した**第1308回「心雑音の徹底解説」**についてです。リスナーからは「聴診の重要性を改めて感じた」との声をいただき、心雑音を指摘された際は放置せず受診してほしいと改めてお伝えしました。また、「腹部エコーと心臓エコーは一緒にできるのか?」というご質問もいただきました。これには技術と設備、二つの課題があります。まず医師の技術として、腹部エコーができても心臓エコーができるとは限りません。さらに設備面では、腹部と心臓では使用するプローブ(超音波を出す機械)の種類が異なり、心臓用の高価なプローブをクリニックが備えているかという問題もあります。次に、医療ドラマを解説した**第1309回「19番目のカルテ」**の回です。「手術一択なのに拒否する患者は実際にいるのか?」との質問がありましたが、これは非常に多くいらっしゃいます。私自身の経験でも、透析治療を拒否される方とは何十人とお会いしてきました。また、セカンドオピニオンについて、本来は主治医の説明(ファーストオピニオン)をしっかり理解した上で求めるものであり、ドラマのケースは少し違うかもしれないという点を補足しました。続いて、**第1310回「医療における生成AI活用術」**についてです。リスナーからは「問診にAIを活用するのは患者側からも良い」「受診時にどう質問すればいいかポイントをまとめてくれて助かる」といったご意見をいただきました。また、薬剤師の方からは「新薬の情報収集や薬歴作成にAIを活用している」とのコメントもいただきました。個人情報の問題はありますが、クローズドな環境で使えるAIが登場すれば、医療現場での活用はさらに進むでしょう。その他、京都大学が発表した画期的な鎮痛薬「アドリアーナ」の話題や、刑務所内の医療体制に関するニュースについても多くの反響がありました。特に、サイバー攻撃を受けた病院が10億円の和解金を支払った件では、「悪いのは犯人なのに」というやるせない気持ちを共有するコメントが寄せられました。今週もたくさんのコメント、ありがとうございました。全てに目を通しております。これからも皆様からのご意見やご感想をお待ちしています。それでは最後に、瞬心じゃんけん!じゃんけん、ぽん!「グー」でした。今日も素敵な1日になりますように。お相手は内科医のたけおでした。興味しんしん!
《1312》サイバー攻撃和解金10億、刑務所内医療、コロナ処方14%⁉️ほか
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・サイバー攻撃被害、和解金10億円⁉️👀・刑務所内の医療の公益通報・自治医大卒業生が「違憲」の訴訟!・コロナ治療薬の処方率「14%」https://note.com/naikaitakeo/n/n11fac626ae68この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)話者である内科医たけお氏が、毎週木曜恒例の「今週の興味津々医療ニュース」として、ややマニアックな4つのトピックを紹介しました。1つ目は、**サイバー攻撃被害病院の和解**に関するニュースです。3年前にサイバー攻撃を受け電子カルテシステムに障害が発生した大阪急性期・総合医療センターが、ウイルスの侵入経路となった複数の民間事業者と和解したという内容です。病院側には20億円の損害が生じたとされますが、事業者側が10億円を支払うことで和解が成立しました。話者はこの金額に驚きつつも、妥当かもしれないと述べました。また、侵入経路となった給食業者が自身のかつての勤務先にも入っていたことに触れ、他人事ではないと感じたそうです。この事例から、自院のセキュリティを固めても、外部業者との連携が脆弱性となりうるという教訓を指摘しました。2つ目は、**刑務所内の医療**に関するAERA dot.の記事です。金沢刑務所内で、カビだらけの診察室や、糖尿病患者へのインスリン突然中止といった不適切な医療が行われていると公益通報した医師が雇い止めになったという内容でした。話者は、自身もキャリアの中で刑務所での勤務を検討し、大阪医療刑務所に見学に行った経験があると明かしました。その経験から、収監されている人にもがん治療や手術など適切な医療を受ける権利が保障されるべきだと強調し、記事内容が事実であれば由々しき問題だと述べました。3つ目は、**自治医科大学の卒業生が大学を訴えた**というニュースです。自治医大は、学費が免除される代わりに卒業後9年間は出身都道府県のへき地などで勤務する義務があります。この義務を途中で離脱した医師が、修学金など約3800万円の一括返還を求められたことに対し「悪魔のような制度」であり違憲だと主張しているというものです。話者は自身も自治医大の受験を検討した経験があり、この制度は入学時に理解しているはずだと指摘。その上で、裁判の行方に注目していると語りました。4つ目は、**コロナ治療薬の処方率**に関するデータです。7月時点で処方率は14.5%と、公費支援が終了(自己負担1.5万~3万円)して一度落ち込んだものの、再び増加傾向にあるという内容でした。話者は、体感としてはもっと処方されている印象だとし、調査対象に偏りがある可能性を示唆しました。また、処方率に都道府県で大きな差(最高は群馬県の24.4%、最低は滋賀県の3.8%)がある点にも興味を示しました。
《1311》京都大学から画期的鎮痛薬⁉️徹底解説☝️
本日の資料・京都大学プレスリリースオピオイド危機から人々を救う画期的鎮痛薬―京大病院で医師主導臨床試験が実施された―https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2025-08-08この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身が配信するラジオ番組で、京都大学が開発中の新しい鎮痛薬について補足解説を行いました。これは、先日同大学から発表されたプレスリリース「オピオイド危機から人々を救う画期的な鎮痛薬、京大病院で医師主導臨床試験が実施された」を受けたものです。### 開発の背景と新しい鎮痛薬「アドリアーナ」アメリカでは、フェンタニルなどの合成麻薬(オピオイド)の過剰摂取により年間8万人以上が死亡する「オピオイド・クライシス」が深刻な社会問題となっています。この根本的な解決策として、依存性や副作用の少ない、オピオイドに代わる新しい鎮痛薬の開発が急務とされています。そこで京都大学が開発したのが、新薬候補「アドリアーナ」です。この薬は、現在行われている臨床試験でその効果が期待されています。### 「アドリアーナ」の作用メカニズム鎮痛薬には、ロキソニンに代表される「NSAIDs」や、神経の興奮を抑える薬など様々な種類がありますが、「アドリアーナ」は「ノルアドレナリン」という神経伝達物質に着目した新しいタイプの薬です。ノルアドレナリンには鎮痛作用があり、一部の抗うつ薬もこの作用を利用しています。しかし、「アドリアーナ」は既存薬とは異なるメカニズムで作用します。通常、体内では物質が増えすぎないように抑制する「ネガティブフィードバック」という機構が働きます。「アドリアーナ」は、このノルアドレナリンに対する抑制機構を解除することで、鎮痛作用を強力に引き出す仕組みです。### 期待と懸念プレスリリースでは、「アドリアーナ」はオピオイド並みに鎮痛作用が強い一方で、依存性や重篤な副作用はないと紹介されています。このため、オピオイドの使用を減らせる画期的な薬として期待が高まっています。しかし、たけお氏は、この新薬に期待しつつも、プレスリリースがオピオイドの危険性を過度に強調している点に懸念を示しました。オピオイドは、がんの痛みに対する緩和ケアなど、適切な管理下で使えば非常に有効で不可欠な薬です。新薬の登場によって、オピオイドに対する過剰なネガティブイメージが広まることは避けるべきだと指摘しています。また、「鎮痛作用が強い」とされても、臨床現場でオピオイドをどの程度代替できるかは未知数であり、冷静な評価が必要だと述べました。### 今後の展望「アドリアーナ」は、日本での第II相臨床試験で良好な結果が出ており、今後はアメリカでも試験が進められる予定です。しかし、実用化されるまでにはまだ時間がかかると見られています。新しい作用機序を持つ鎮痛薬の選択肢が増えることは非常に期待されますが、その真価が問われるのはこれからです。
《1310》ご意見募集‼️医療における生成AI活用術!☝️
参考)医療現場で生成AIを使うコツをさくら先生に聞いてみた【帰ってきたさくら先生×内科医たけお対談】https://youtube.com/live/ckr2OXp-eoM?feature=shareこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が「医療現場における生成AIの活用」をテーマに、その可能性と課題について語ります。話者自身、学会発表の準備や執筆活動で生成AIを頻繁に活用していると明かします。しかし、生成AIがもっともらしい嘘をつく「ハルシネーション」の危険性を指摘。特に論文作成においては、AIが提示した情報を鵜呑みにすると、存在しない参考文献を引用したり、誤った情報を流布したりするリスクがあるため、最終的な内容の精査と責任は人間が負うべきだと強調します。研究活動における具体的な活用法としては、アイデア出し、大まかな構成案の作成、先行研究の調査、文章のチェック機能などが挙げられます。さらに話者は、研究分野だけでなく、実際の医療現場での活用に大きな期待を寄せています。最も可能性があると考えているのは、AIが医師と患者の「通訳」の役割を担うことです。診療中にAIが同席し、医師が使う専門用語を患者に分かりやすい言葉で翻訳・説明したり、逆に患者がうまく表現できない症状や質問を整理して医師に伝えたりすることで、双方のコミュニケーションを円滑にする未来像を提示します。また、医療現場の業務効率化にも貢献できると述べます。多忙な医療現場では、繰り返し行われる病状説明や基本的な質疑応答をAIに任せることが可能です。さらに、患者向けのパンフレットや説明資料の作成もAIが得意とする分野です。医療者が作成すると専門的で難しくなりがちな内容を、AIが患者の視点に立って分かりやすく表現する手助けをすることで、より質の高い資料が作れると期待を寄せています。最後に、生成AIと医療がどう共存・共栄していくかは非常に重要な課題であるとし、リスナーに対しても医療現場でのAI活用アイデアを募集し、締めくくりました。
《1309》19番目のカルテ第3話 説得か?対話か?それとも…
日曜劇場19番目のカルテ第3話https://www.netflix.com/title/82072592https://www.tbs.co.jp/19karte_tbs/story/ep3.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!医療ドラマ「19番目のカルテ」第3話について、視聴者からのリクエストに応える形で、医療現場における意思決定プロセスを解説します。まず、ドラマの医学的設定にはいくつかのツッコミどころがありました。咽頭がんは通常、外科ではなく耳鼻咽喉科・頭頸部外科の領域です。また、院内の他科に意見を求めることは「セカンドオピニオン」ではなく「コンサルテーション」と呼びます。患者本人だけに重要な説明をするのも現実的ではなく、通常は家族も同席します。本題は、声を失いたくないアナウンサーが、咽頭がんの手術という唯一の選択肢を前に決断できない、という状況における医療者の対応です。医療現場での意思決定には、大きく3つのモデルがあります。1. **パターナリズム**:医師が決定し、患者はそれに従う古いモデル。2. **インフォームド・コンセント**:医師が説明し、患者が同意する現在の主流。3. **SDM(共同意思決定)**:医師と患者が対話し、価値観を共有しながら共に最善策を決めるモデル。ドラマでは、外科医が「説得」を試み、総合診療医が「対話」で患者の背景や価値観を引き出そうとしました。しかし、最も重要なのは、これらの前提となる「十分で正しい情報提供」です。今回のケースで最も欠けていたのはこの点だと感じました。インフォームド・コンセントは、正しい情報が提供されて初めて成立します。その情報が不足したまま同意を求めるのは本末転倒です。患者が正しい判断を下すためには、病状、治療法の選択肢(たとえ一つでも)、手術による声への影響の可能性、予後などについて、客観的な情報が十分に提供されなければなりません。また、患者がネットで代替療法やサプリを調べる描写は非常に現代的でリアルでした。そうした情報に惑わされず、最終的に標準医療である手術に至った脚本は良かったと思います。本来であれば、患者が調べてきた情報も含めて医療者が対話し、正しい方向へ導くコミュニケーションが理想的です。結論として、このドラマは医療における意思決定の難しさを描いていました。外科医の「説得」はうまくいかず、総合診療医の「対話」は重要ですが、そのどちらの土台にもなるべき「十分な情報提供」がなければ、患者は正しく判断できません。医療コミュニケーションの核心は、まず正しい情報を共有することにあるのです。
《1308》8月10日は健康ハートの日‼️心雑音💓について徹底解説☝️
【本日の資料】聴診🩺で心臓に『雑音』があると言われた方へ(日本循環器協会)https://j-circ-assoc.or.jp/_lib/wp-content/uploads/2023/09/sinzatsuon-A4.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおです。8月10日は「は(8)ーと(10)」の語呂合わせで「健康ハートの日」です。1985年から続くこの記念日にちなみ、今回は「心臓の雑音」と、その背景にある病気「心臓弁膜症」について、日本循環器協会作成のパンフレットを基に詳しく解説します。最近、私が多くの健診を担当する中で、心雑音を指摘する機会が少なくありません。しかし、ご本人に自覚がなかったり、以前指摘されたものの放置していたりするケースが多く、この重要なサインが見過ごされていることに危機感を覚えました。そこで、皆さんにぜひ知っていただきたいのです。**心臓の構造と心雑音の正体**心臓には「右心房・右心室・左心房・左心室」という4つの部屋があり、それぞれの間には血液の逆流を防ぐ「弁」が存在します。この弁が正常に開閉することで、血液は一方通行で効率よく全身に送り出されます。正常な心音は「ドックン、ドックン」というリズミカルな音です。しかし、心雑音があると「ザー、クン、ザー、クン」というように、正常な音の間に余計な雑音が入ります。この雑音の多くは、心臓の「弁」に異常が起きているサインなのです。**心雑音の原因となる「心臓弁膜症」**心雑音の主な原因は「心臓弁膜症」という病気です。これには大きく2つのタイプがあります。1. **狭窄(きょうさく)症**: 動脈硬化や石灰化により弁が硬くなり、開きにくくなる状態です。血液の出口が狭くなってしまいます。2. **閉鎖不全症**: 弁の建て付けが悪くなり、完全に閉じなくなる状態です。これにより血液が逆流してしまいます。心臓弁膜症は65歳を過ぎると急激に増える、高齢者に多い病気です。初期段階では無症状のことがほとんどで、息切れ、胸の痛み、動悸などの症状が現れたときには、病気がかなり進行している可能性があります。だからこそ、健診などで偶然見つかる心雑音は非常に重要な手がかりとなります。**心雑音を指摘されたら?**もし健診などで「心雑音がありますね」と言われたら、絶対に放置せず、循環器内科を受診してください。そこで行うべき最も重要な検査が「心エコー(心臓超音波)検査」です。心エコー検査は、心臓の動きや弁の状態、血液の流れをリアルタイムで詳細に観察できるため、弁膜症の確定診断に不可欠です。この検査によって、どの弁に、どのような異常が、どの程度あるのかを正確に把握できます。**心臓弁膜症の治療法**治療法は、病気の進行度によって異なります。* **保存的治療**: 症状を和らげるための薬物療法です。* **手術療法**: 根本的な治療で、カテーテルを用いて弁を治療する方法や、外科手術で弁を修復・交換する方法があります。特に近年はカテーテル治療が大きく進歩しており、以前は手術が困難だった高齢の方でも治療を受けられるケースが増えています。心雑音は、あなたの心臓が送る大切なメッセージです。無症状だからと軽視せず、指摘されたら必ず専門医に相談し、心エコー検査を受けましょう。早期発見・早期治療が、健康な心臓を長く保つ鍵となります。
《1307》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
・汗っかき💦の治療・腎臓が好きになる書籍・『終末期』と『人生の最終段階』の振り返り・支援者の支援・援助者の援助・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおが、医療に関する質問やニュース解説を行う「心身健康ラジオ」。今回は、先週金曜日(1301回)から昨日(1306回)までの1週間分の放送を振り返り、寄せられたコメントに回答した。まず、毎週金曜恒例の振り返り放送(1301回)では、多くのコメントや宿題(人気放送回アンケート)への感謝を述べた。特に、1300回記念の「人気放送ランキング」に多くの票が集まった。1302回では「原発性局所多汗症」を取り上げ、悩んでいる人が多い一方で、治療法があることはあまり知られていないと解説。視聴者からは、自身もそうかもしれないという気づきや、ACジャパンのCMで見たことがあるといったコメントが寄せられた。1303回では、自身も一部執筆した看護師向け雑誌「エキスパートナース」の増刊号『腎臓が好きになる』を紹介。腎臓病や透析が苦手な医療者にも分かりやすい内容だと説明し、購入報告や興味を示すコメントに感謝を述べた。1304回は、以前の放送で反響が大きかった「終末期と人生の最終段階、治療拒否権」について、視聴者からの意見を交えながら深掘りするアンサー配信を行った。このテーマは関心が高く、今後メンバーシップ限定配信や学会発表でも取り上げる予定だと語った。1306回は「興味しんしん医療ニュース」として、トランプ元大統領の認知機能、日本の最高齢者、不眠症アプリなどに触れた。アフタートークでは、開発中の新たな鎮痛薬について解説し、視聴者からは専門家とのコラボ配信を期待する声が上がった。また、透析医療における支援者(医療スタッフ)の支援「サイコネフロロジーの深い話」の回では、スタッフのバーンアウト問題など、過酷な現場の実情に関するコメントが多く寄せられた。各放送回への多くのコメントに感謝し、宿題提出を呼びかけると共に、恒例の「心身じゃんけん」で放送を締めくくった。
《1305》支援者の支援・援助者の援助とは?(サイコネフロロジーのふか〜い話)
【本日のご質問】先日、興味シンシン☝️なご講演を拝聴いたしました。そこから、勉強不足で恐縮ですが一点質問をさせていただきます。「サイコネフロロジーには関わるスタッフも対象」とのお話があり、認識を新たにいたしました。これは受診の形で行われるのでしょうか?どのようなアプローチがなされるのでしょうか。イメージが掴みにくく、ご教授頂けましたら有り難く思います。よろしくお願いいたします。この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、リスナーからの質問に答える形で「サイコネフロロジーにおける医療スタッフへの関わり方」について解説しました。質問は、サイコネフロロジー(腎臓病患者の心理的ケア)では、患者だけでなく関わる医療スタッフもケアの対象になると聞いたが、具体的にどのようなアプローチをするのか、という内容です。たけお氏はまず、この「医療スタッフへの支援」というアプローチは、サイコネフロロジーに限らず、サイコオンコロジー(がん患者の心理ケア)や、より広い意味でのリエゾン・コンサルテーション(身体疾患を持つ患者の精神的問題への介入)にも共通する考え方だと説明しました。特に、透析医療には特殊性があるため、スタッフへのケアが重要になると指摘します。多くの透析患者は週に3回、1回4〜5時間という長時間をクリニックで過ごし、その生活が生涯続くことが少なくありません。このような医療形態は他にほとんどなく、結果として患者と医療スタッフの関係が非常に密接になります。この濃密な関係は、良好な信頼関係を築く上でプラスに働く一方、関係がこじれたり、スタッフ側が精神的に疲弊したりする「バーンアウト」の原因にもなり得ます。統計的にも、透析医療に携わる医療従事者のバーンアウト率は他の診療科に比べて高い傾向にあり、これは特殊な医療環境と、患者との深い人間関係がもたらす精神的負担の大きさを物語っています。たけお氏自身も、そうしたスタッフのケアに携わった経験があるとのことです。このような背景から、サイコネフロロジーでは、患者やその家族だけでなく、彼らを支える医療スタッフもケアの対象とする「支援者への支援」という視点が不可欠になります。具体的なアプローチとしては、必ずしも「受診」という形だけではありません。まずは、特定の患者との関わり方に悩むスタッフからの相談に応じ、アドバイスを行うことが多くあります。また、チーム全体で問題を共有するためのカンファレンスを開くこともあります。一方で、スタッフの精神的な不調が深刻で、明らかに適用障害やうつ状態に陥っている場合や、薬物治療が必要と判断される場合には、受診を勧奨し、診察・治療へと繋げることもあります。結論として、透析医療の現場では、患者だけでなく、それを支える医療者も精神的に大きな負担を抱えやすい状況にあります。医療者は貴重な人材であり、彼らがバーンアウトせずに健全に働き続けられるようサポートすることは、サイコネフロロジー領域における専門職の重要な役割であると締めくくりました。
《1306》トランプ御乱心?日本最高齢114歳、不眠症アプリほか
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・トランプさん、大丈夫?・国内最高齢114歳はお医者さん!・不眠症治療用アプリがついに!?・低価値医療が10人に1人・・・https://note.com/naikaitakeo/n/ne412aa1a004bこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおです。毎週木曜日は、今週の興味深い医療ニュースをお届けしています。今週は非常に豊作で、厳選した4つのテーマについてお話ししますが、1つ目のテーマの中に3本のニュースが含まれているため、実質6本のニュースを紹介します。**1. トランプ氏関連の医療ニュース3本**今週はトランプ氏に関する医療ニュースが非常に多く、3本ご紹介します。まず1つ目は、トランプ米大統領が製薬大手17社に対し、医薬品価格の引き下げを60日以内に対応するよう要求したというニュースです。アメリカの薬価は非常に高いと問題視されており、トランプ氏はこの是正を求めています。しかし、薬価を下げすぎると、諸外国で使える新薬がアメリカで発売されなくなる「ドラッグ・ラグ」が生じる懸念もあり、難しい問題です。2つ目は、トランプ政権が肥満治療薬を試験的に公的医療保険(メディケア、メディケイド)の対象にすることを計画しているというニュースです。アメリカでは肥満が深刻な社会問題となっており、その治療を保険でカバーしようという動きです。薬価引き下げを要求する一方で、特定の治療薬は保険適用するという、一見矛盾した動きに見えます。3つ目は、輸入品への医薬品関税を段階的に最大250%まで引き上げるというニュースです。当初は低い税率から始め、最終的に250%という驚異的な関税を課すことで、自国の製薬メーカーを保護する狙いがあるようです。しかし、これによりジェネリック医薬品などが国内に入ってこなくなり、国民の健康を損なう可能性も懸念されます。https://news.yahoo.co.jp/articles/55d2fb24054448652b546151b778753031bafd55https://news.yahoo.co.jp/articles/b41a96c391ccbe426b49866617dd01c0fcefb805https://news.yahoo.co.jp/articles/6a662b83c613a42be647990db64be6d15c55586c**2. 国内最高齢は114歳の女性医師**国内最高齢の方が、奈良県在住の114歳の香川しげこさんという女性医師であることが報じられました。産婦人科医として往診で歩き回ったことが健康維持に役立っているそうです。1970年の大阪万博では救護の担当医を務めたという経歴もお持ちです。当時、女性医師は非常に少なかった時代であり、その中で活躍されたことは本当に素晴らしいことだと思います。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF041PY0U5A800C2000000/**3. 不眠治療アプリが保険適用へ前進**不眠症の治療用アプリが、保険適用に向けて大きく前進したというニュースです。このアプリは一度承認が見送られましたが、再申請が厚労省の調査会で了承されました。私もこのアプリには非常に期待しており、以前説明を聞いたことがあります。もし保険適用が実現すれば、自身のクリニックでも導入を検討したいと考えています。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2837Y0Y5A720C2000000/**4. 10人に1人が受ける「低価値医療」の実態**筑波大学などの調査で、外来患者の10人に1人が、効果が薄い、あるいは不要とされる「低価値医療」を受けていることが明らかになりました。具体例としては、ウイルス性の風邪に対する抗菌薬の処方や、骨粗鬆症に対する過剰な頻度の骨密度検査などが挙げられます。さらに興味深いのは、こうした低価値医療は特定の医師(全体の約10%)に集中しており、その医師たちが低価値医療全体の半数近くを行っているという点です。これは、一部の医師が最新の医療知識へアップデートできていない可能性を示唆しています。医師免許には更新制度がないため、医師の生涯教育のあり方が改めて問われる研究結果だと言えます。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250803/k10014882861000.html
《1304》『終末期』と『人生の最終段階』について&治療拒否権
■予習の放送《1296》『終末期』と『人生の最終段階』は同じ?違う?治療拒否権は?https://stand.fm/episodes/68853ed8e6dcad4466e94f83この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおです。この放送では、医療に関する質問やリクエストにお答えしています。今回は、以前の放送でリスナーの皆様にご意見を募った「終末期と人生の最終段階の違い」および「治療拒否権」について、寄せられた多くのコメントを紹介し、私自身の見解も交えながらお話しします。まず「終末期と人生の最終段階の違い」についてです。多くのリスナーから多様なご意見をいただきました。全体的な傾向として、「終末期」は医療者が判断する、病気による比較的短い期間(数ヶ月程度)というイメージを持つ方が多いようです。一方で、「人生の最終段階」は、病気の有無にかかわらず本人が意識する、より長く広い期間と捉える意見が目立ちました。「終末期という言葉は一般的にはあまり使わない」という指摘もありました。中には、「ほぼ同じ意味ではないか」と考える方や、逆に「終末期は余命と関係なく、終活と関連する言葉」と捉える方もいて、人によって解釈が大きく異なることがわかりました。私自身の補足ですが、厚生労働省のガイドラインでも、かつては「終末期」という言葉が使われていましたが、現在は「人生の最終段階」という表現に変わっています。しかし、その「人生の最終段階」の定義も、がんのように予後がある程度予測できる場合から、心不全や老衰のように数ヶ月から数年にわたる場合まで含まれており、非常に幅が広いです。特にがん以外の疾患では予後予測が極めて難しく、明確に定義するのは困難です。次に「治療拒否権」についてです。こちらについても、ほとんどの方が「認めるべきだ」というご意見でした。ただし、その多くが「本人に十分な説明がなされ、正しく理解している」という条件を付けています。医療者側の視点として、「治療した方が良いのに」と思うこともありますが、治療によって本人が自分らしい最期を迎えられないと感じるのであれば、その選択は尊重されるべきだという意見もありました。私も総論としては、治療拒否権はあって良いと考えています。しかし、実際には不適切な情報や誤解に基づいて拒否されているケースも少なくありません。例えば、昔の辛いイメージのまま透析を拒否される方もいますが、現在では状況が大きく異なっています。そのため、医療者としてはまず正しい情報を提供したい、という強い思いがあります。期間限定で治療を試す「タイムリミテッドトライアル(TLT)」という考え方も重要ですが、まだ十分に浸透していないのが現状です。今回、非常に多くの貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。これらのテーマは定義が難しく、個人の価値観や状況によって捉え方が大きく異なる、非常に重要な問題だと再認識しました。いただいたご意見は、何らかの形でまとめて発表できればと考えています。
《1303》苦手克服‼️この一冊で腎臓が好きになる🩷
【本日ご紹介した書籍】 エキスパートナース2025年8月増刊号 ナースがベッドサイドで必要な病態生理が身につく 腎臓病と透析の集中講座https://www.shorinsha.co.jp/book/b10143538.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、自身も一部執筆を担当した書籍『エキスパートナース 2025年8月臨時増刊号 腎臓病と透析の集中講座』(照林社)を紹介しています。本書は、看護師向け雑誌『エキスパートナース』の増刊号で、看護師からの「腎臓病の本を書いてほしい」というリクエストに応える形で、東北大学の長澤先生が中心となって企画されました。書籍は6つの「時間割」で構成されています。* **1時間目「腎臓病の基本のおさらい」**: 急性腎障害から慢性腎臓病(CKD)に至るまで、腎臓病の基本中の基本を解説しています。* **2時間目「腎臓病を知るための検査」**: 症状が出にくい腎臓病を早期に発見するため、検査とその見方について説明しています。* **3時間目「腎臓病ごとの治療方法」**: 高カリウム血症への対応や末期腎不全の治療など、具体的な治療法について触れています。* **4時間目「透析」**: 特に血液透析について、患者に何が起こっているのかを分かりやすく解説しています。* **5時間目「ナースができること」**: 在宅医療の重要性が増す中、特に訪問看護師が果たす役割の大きさについて解説されており、話者が特に推奨する章です。* **6時間目「患者さんのライフスタイルから指導を考える」**: 病気の療養だけでなく、患者の生活背景を理解しサポートする視点の重要性を説いています。さらに、看護師が苦手としがちな「水・電解質異常」と「腎臓病の薬」に関する詳細な補講も設けられています。たけお氏は、本書の一番最後にあるコラム「在宅における腎臓病の今」を執筆しました。在宅でのPD(腹膜透析)や保存的腎臓療法、そして患者の心理的側面をケアするサイコネフロロジーなど、これからの腎臓病診療における重要なテーマを取り上げています。本書はもともと病棟看護師向けに企画されましたが、その内容は訪問看護師や医師以外のコメディカルスタッフなど、腎臓病に関わるすべての医療従事者にとって非常に役立つものとなっています。特に1〜4章は、職種を問わず知っておくべき基本的な知識が網羅されており、腎臓病診療の理解を深めるための一冊として強く推奨されています。価格は1,980円(税込)です。
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