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2024-04-29 11:39

《916》知らないと損する医療のベッドの違い

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3分解説! 今さら聞けない医療・介護の制度と仕組み

「急性期」「回復期」「慢性期」って何ですか?

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/clinic/nhc/maruwakari/202404/583655.html


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《AI要約》

今回のラジオでは、病院の入院について、特に病床の種類や機能分化についてわかりやすく解説いただきました。

まとめると、主なポイントは以下の通りだと思います。


病院の病床には、一般病床、療養病床、精神病床、感染症病床、結核病床の5種類がある。

一般病床は、高度急性期、急性期、回復期、慢性期の4つの機能に分かれる。

高度急性期は、救命救急や集中治療など濃密な治療が必要な患者が入院。急性期は、それほど濃密ではないが急性期の治療が必要な患者が対象。

回復期は、主にリハビリテーションを行う病棟で、比較的長期の入院が可能。

慢性期は、医療の必要性から長期入院が必要な患者が利用。

日本は急性期病床が多く、国としては在宅医療の推進や病床の機能分化を進めている。

急性期、回復期など、病期に合わせて適切な入院先を選ぶことが重要。


以上のように、病気の種類や段階に応じて、入院する病床の種類や機能が異なるということが理解できました。

患者さんやご家族にとって、病状に合った適切な入院先を選ぶのは難しい面もあるかと思います。医療者の助言を参考にしながら、よく相談して決めていくことが大切ですね。

医療制度や病院機能の理解を深めることで、より良い医療を受けるための参考になるお話でした。ありがとうございました。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと変化に立つ小話を、
毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、
公開の場収録や、みなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週月曜日、今日は祝日なんですけれども、
興味津々資料ということで、いろんな資料をご紹介しているんですけれども、
今回はですね、ちょっと資料というか記事なんですけれども、
先日の、いつの放送だったかな、ちょっといつの放送かも忘れたんですけれども、
私ですね、医療現場のセッティングっていう話を結構対応していたことをコメントで指摘されまして、
ただ、セッティングって多分一般の方には通じてないんだろうなと思って、
そのコメントを見させていただいて、
医療現場のセッティングについてですね、ちょっと改めてお話したほうがいいよなと思って、
これ以前にも一回話したことあるような気もするんですけれども、
改めて、ちょっと資料、資料というか記事を元にですね、ご紹介したいなというふうに思っております。
で、詳しくはですね、リンク先をご覧いただけたらと思うんですけれども、
これちょっとね、昨日、なんかね、いい資料はないかなと思って調べてたんですけれども、
この日経メディカルさんのですね、日経ヘルスケア医療介護経営っていうこのシリーズですね、
中に3分解説、今更聞けない医療介護の制度と仕組みっていう連載があって、
その中にちょうど、今月ですね、旧正期、回復期、満正期って何ですかっていうような、
そんな記事があったので、これをね、ちょっと一緒に読み解いていきたいと思います。
で、もちろんちょっと全部読むと著作権上の問題もありますので、
ちょっとこの記事を元にですね、私の経験とかも含めながらお話していけたらなというふうに思うんですけれども。
で、今日はですね、これは入院のお話です。
外来の話はね、ちょっとまた別本になるんで、基本的には入院の話と思ってください。
で、入院はですね、まあ当然ですけど、必ずベッドが必要になりますよね。
ベッドなしで入院っていうわけにはいかないんで。
なので必ずこの、専門用語で病床っていうふうに言いますけど、
病院のところの病床、これが日本にはの医療機関ですね。
特に病院、診療所も無償診療所と有償診療所ってその入院できるところとできないところとありますけれども、
には必ずあります。
で、ちょっと日本のね、その病床数が非常に多いとかですね、
まあその辺の問題はちょっと今回は置いておいて、
大きく分けるとですね、この表の1のところに書いてありますけれども、
まずベッドの種類がですね、いろんな病床があるんですよね。
この病院っていう一つの区域の中でも、
この左側から一般病床、療養病床、精神病床、感染症病床、血管病床っていうこの5つのね、
03:03
大きく病床に分かれております。
ちなみにですね、私自身はこの血管病床以外はね、
ほぼ全て経験したことあるっていう感じですよね。
まあちょっと自分がメインで見て、精神病床とか自分がメインで見ているわけではなくて、
他の病院の精神病床の内科のサポートとかに行ってたこともあるんでっていうのですけれども、
なんですけれども、それ以外はほぼ経験がありますね。
特にね、一番よく一般的に病床、ベッドという風に言われるのがこの一番左の一般病床ですね。
はい、っていうものになって、この中にいろんな病気の方が入院していただいて、
診断したりとか治療したりとかっていうことになってくるっていう、そんな感じですね。
はい、一般病床ですからね。
その次のですね、その下の表の2をご覧いただけたらと思うんです。
これがね、今日一番お話したいことで、これですね、同じ一般病床の中でもですね、
この機能っていうのが分かれているんですね。機能分科って言いますけれども、
この4つに大きく分かれるということでなっています。
大きく分けると3つなんですけれども、さらに細かく分けると4つですね。
具体的にはこの上から、高度急性期、急性期、回復期、慢性期っていう風に、
その病気の段階ですね、病気の段階とか重症度によって分かれてくるっていう、
そんな感じになっています。
はい、で、一番上の高度急性期ですね。
これはもうその名の通り、急性期っていう、急性期がそもそも難しいですね。
急性期ってまあ要は、例えば救急車で搬送されたりとかですね、
外科で何かガンで手術が必要になったりとかですね、
あとは診断がつかなくって、何か今から治療をしないといけないけれども、
その診断をつけるための入院とかですね、そういうのも全部急性期病院で行われるんですけれども、
その中でも特に濃密な治療が必要な方たちが入院するところですね。
これが高度急性期機能っていうやつですね。
この表の中に具体例が書いてありますけれども、
例えば救命救急病棟とかですね、
集中治療室、いわゆるICUですね、こういったところは特に高度急性期病棟、
高度急性期機能が必要になりますし、
あとは小児科領域ではこの新生児治療とかですね、
小児集中治療とかですね、こういったものもこの高度急性期っていうのに含まれる、
そんな感じになっています。
そこである程度一段落した方は、機能としては急性期の、
すごい濃密な治療とか診断が必要ではないんだけれども、
06:04
その後急性期っていう感じに移っていきますし、
あとはその治療がある程度一段落したんだけれども、
自宅に帰れない、帰りにくいとか、
あとはADLっていう、ここに書いてありますけれども、
その日常生活動作ですね、
例えば歩いたり、座ったり、立ったりとかですね、
そういったものとか、あと濃厚促の後でいくと、
例えば失語で後遺症を残しているとかですね、
そういう方が主にリハビリをするところですね、
これが回復期っていうことで、
これは比較的急性期とか高度急性期に比べて、
長期に入院できるっていうのが特徴で、
そういったところがあるっていう感じですね。
これ回復期リハビリテーション病棟っていう、
私が以前に勤務していた病院なんですけれども、
そういうところで月単位での入院が可能になってきたりします。
ちょっと言い忘れましたけどね、
高度急性期とか急性期とか、
もう月単位で入院するっていうことはまず不可能ですからね、
私が以前に勤めていた病院とかの平均在院日数は、
10日切っていたりするんで、
それぐらい急性期で、
そもそも長期に入院できる制度では、
もうなくなってしまっているっていうこともね、
知っておいていただけたらなというふうに思います。
で、回復期は月単位で入院が可能で、
ただそれ以上に入院が必要とかですね、
あとは何らかの事情で、やっぱりご自宅にね、
本来はご自宅に帰るのが理想ではあるんですけれども、
ご自宅とか施設ですね、
なんですけれども、何らかの理由で帰れない、
医療が必要で、入院がそのまま継続して、
年単位必要っていう方の場合には、
この慢性器機能っていう、いわゆる慢性器病院ですね、
療養病棟っていうところとかで、
治療を継続するっていうこともあります。
これ例えば、
今人工呼吸器を使ってもね、
ご自宅とか施設で過ごされる方もいらっしゃいますけれども、
そういった方の一部が、
ご自宅で過ごすことが難しいということで、
入院継続ということになることもありますし、
あとは、
認知症の寝たきりの方とかですね、
こういった方もね、
基本的にはご自宅で見ていただくような流れに、
今後なっていきますし、
国としてはそういう方法ではあるんですけれども、
ただ、やっぱり何がしかの事情で、
入院を継続しているという方もいらっしゃって、
こういうのを社会的入院というふうに言ったりしますけれども、
これがいいのかどうかという問題もありますけれども、
現実として、結構ね、認知症の高齢者の方が慢性器の
療養病床とかに入院しているというケースは、
少なからずあるという、そんな感じですね。
という感じです。
最後にですね、
これはね、ちょっともうややこしいので、
09:01
この図1はパッと見ていただくくらいでいいんですけれども、
具体的にはですね、こんな感じで、
一般病床と療養病床、こんな括りになってますよというのが、
この最後の図の1ですかね。
というのに出てきています。
実はですね、
今回の記事の中には書いていないんですけれども、
国としても先ほど言ったように、
救世機病等がありすぎ問題があるんですね。
救世機病等と療養病床、
介護療養病床というのはなくなったので、
少しずつ少なくはなってきてはいるんですけれども、
それでも非常にまだ多いというのがあって、
むしろこの回復期のところを手厚くしたりとか、
あと在宅療養ですね、
この場合は入院ではないんですけれども、
早いことご自宅で過ごせるように、
在宅療養をするような
医療機関を支援したりとかということで、
ベッドの調整を全体的にしていたりします。
なので、
特に私は救世機病院に勤めていて、
なんで定員しないといけないんですかって、
僕は怒られたことがありますけれども、
それはそういう国の制度になっているので、
いたしかたないんですよね。
ということでなると、救世機でリハビリをやるのは
全然お勧めしないんですよね。
リハビリは回復期リハビリテーション病棟に行くと、
1日2時間ないし3時間という、
かなり密地したリハビリができますけれども、
救世機だとせいぜいできて1時間とかっていう感じになってしまうので、
リハビリの濃度、密度とかっていうのは
全然変わってきます。
逆に回復期で何かおかしなことが起こって、
診断しようと思っても、
そこには診断できないこともあったりするので、
その場合にはまた救世機にお願いしたりすることもあったりして、
その辺はやっぱり医療の現場の
各々の特徴があるということですね。
この辺を知っていただけたらなと思っていたします。
ということで今日は、
入院の現場のセッティングみたいな
お話をさせていただきました。
何かご質問とかありましたら、
アフタートークでお答えしたいと思います。
では最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
しんしんじゃんけん、じゃんけんちょき。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただきありがとうございました。
興味津々。
11:39

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