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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまずはちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開のましろくや皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気で、ぜひご参加ください。
ということで、毎週木曜日は興味心身医療ニュースをやっていこうと思うんですけれども、
先週から今週にかけても、弁理講師関連のニュースがもうすごいいっぱい出てきましたけれども、
弁理講師関連のニュースはいろいろ思うところもありましたけれども、
もう言い出すときにないので、今回は弁理講師以外のニュースを3本取り上げたいというふうに思います。
一つ目が、歩く歩数ですね。
これ、毎回何か議論が起こりますけれども、歩く歩数は何歩がいいんだ、議論ですね。
これに関連するニュースですね。
二つ目が、これはちょっと医療ネタとして非常に面白いなと思ったんですけれども、
MRIですね。
MRIってされたことあるかもしれないですけど、それの最強のバージョンが出ましたみたいなのが二つ目のニュースですね。
三つ目はですね、これ何気なくちょっとクリックしたやつがですね、実は知り合いがやっておられたということで、
オンライン診療付きマンションですね、が爆誕するっていう、そんな感じの3本をご紹介していきたいと思います。
はい、ということでまず1本目ですね。
まず1本目は、4月の10日のナショナルジオグラフィックのニュースですね。
1日1万歩でなくても健康に効果、座る時間が長めでもOK研究ということで、
なんかこれタイトルちょっとおかしいですね。
長めでもOK研究って若干違和感ありますけど、はい。
ということで、先ほど言ったようにですね、当然歩いた方がいいに決まってるんですけれども、
それが何歩がいいのか議論ってね、すごいいっぱいいろんな研究もありますし、いろいろ議論があるところですけれども、
今回もですね、この3月5日に、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディソンというスポーツ系の雑誌なんですから、ちょっとよく知らない雑誌ですけれども、
それに、イギリスのですね、7万2千人以上の新たな研究が出てきたっていう、そんな論文になってます。
1日9000から1万歩歩くことにより、死亡リスクが30%以上減り、心血管疾患ですね、心筋梗塞とか、強心症とかですね、
そういったののリスクは少なくとも10%減少する。
だが、こっからが重要なんですけどね、それより少ない歩数でも効果を得られるということで、
結構ね、1日1万歩目標にしましょうみたいなこと言われたりしますけれども、
そうじゃなくてもいいよみたいなことが、この研究のマシュ・アーマディ先生ですか、
っていう先生が言われてるっていう、そんな感じになってます。
これですね、当然っちゃ当然なんですけれども、この2ページ目に行っていただくと、1日4300歩程度から心臓に有益っていうふうに書いてあって、
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こういう研究やるときにですね、これ考えたらそうかなって思うと思うんですけれども、
どっかでライン微調しないといけないんですよね。
なんですけれども、例えば5000歩とかですね、5000歩の人と8000歩の人と1万歩の人を比べてみたいな、
そんな感じにやりがちなんですけれども、実際にはですね、そんな歩数とかってグラデーションになってるじゃないですか。
なので、どっかでパキッと、これ以上は健康に良くて、これ以上じゃないと効果が出ないみたいなことは、通常考えにくいですよね。
っていう感じで、それは動いた方がいいよねっていう、はじめの非常にシンプルな結論に落ち着くんじゃないかなというふうに思いますけど、
それが研究でも実証されたっていう、そんな感じですね。
っていう感じで、アメリカ人、これ2ページ目だったかな。そうですね、2ページ目に書いてあったんですけれども、
平均的なアメリカ人って1日4000歩しか歩かないんだというふうに思って、
日本人はこの2019年の調査なんですけれども、男性女性でちょっと違いますけど、男性は6700歩で、女性は5800歩らしいんで、
日本人の方がアメリカ人の1.5倍とかそれ以上歩いてるっていう、そんな感じなんで、
アメリカ人は車社会なのかっていう、だからっていう部分もあるのかもしれないですけれども、
日本人はより健康的なんじゃないかなと、これちょっと記事も読んでても思いましたね。
はい、っていう感じで、ちょっといろいろ論文を引用されていて非常に面白い記事だったんで、
これ全然無料で最後まで読めるので、ご覧いただけたらいいんじゃないかなというふうに思います。
特に歩くのが趣味の方ですね。ご覧いただけたらと思います。
はい、続きましてが2つ目のニュースですね。2つ目はね、これすごい面白かったですけれども、
4月の5日のギガジンのニュースですね。記事のタイトルが、
従来の技術だと2時間はかかるところ、わずか4分の高解像度の濃厚画像を撮影するMRI、
ISRTが開発されるっていうことで、はい、いう記事になってました。
はい、これですね、動画もありますし、その実際の写真もあるんでご覧いただけたらと思うんですけれども、
MRIって皆さん受けられたことあるかもしれないですけれども、
磁場ですね、放射線ではなくて磁場を使って画像を構成するっていうような、そんな検査なんですけれども、
やっぱり解像度があんまり良くないんですよね。もちろんその機械にもよるんですけれども、
解像度の問題とかっていうのがあったりとかして、
で、それを、この磁場を強くすることで解決しようっていうのが、この11.7テスラの強度磁場っていうMRIですね。
これすごいなと思って、これ記事の中にも書いてあるんですけど、
普通3テスラとかそんな感じなんですね。だから普通の一般的に使われてるやつの4倍ぐらいの、
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4倍とか1.5テスラとかもあるんで、それからすると8倍とかそれぐらいの強度のすごい磁場のMRIをね、
これフランスだったですよね、確かね。フランスでできましたみたいな、そんな記事になってます。
で、記事の真ん中辺の画像を見ていただいたら分かるように、
これ一番左側が3テスラで、真ん中が7テスラで、右側が今回のイズールトの11.7テスラなんですけれども、
明らかに解像度違いますよね。解像度違いますし、
ていうかこんなに詳細な画像をMRIで撮れるんだっていうぐらいですね、
すごい細かい画像が撮れてます。
ちょっと記事をご覧いただけたらと思うんですけれども。
なんですけれども、これね、すごいいいやんというふうに思ったらですね、
この下の方にですね、
オチがありまして、鮮明な画像を撮影できるイズールトですが、
他のMRI装置よりはるかに大きく、長さは5メートル、重さは132トンもあるとのこと、
通常のMRIだとせいぜい2,3メートルで10トンを超えることはほとんどありません。
さらに、イズールトは磁石を-271.35度まで冷却する必要があり、
そのために約7,500リットルの液体ヘリウムを必要とします。
この大きさ、煩雑さ、コストを考えると、
イズールトが使用できる病院は限られてきますということで、
そりゃそうですよねっていう感じですよね。
重さ13倍で、すごい特殊な方法を使ってMRIを撮影するみたいなんで、
実際の臨床で使えることになる日はやってこないんだろうなというふうに思いますけれども、
技術としては面白いなというふうに思って、ご紹介させていただきました。
というのが2つ目のニュースでした。
3つ目は、4月4日の電波新聞、聞いたことない新聞の記事ですけれども、
記事のタイトルが、オンライン診療付きマンション、
登場、かかりつけ医と連携、スマホ診察、薬配達までリンクジャパンっていう記事になってます。
これ、たぶん、そうです、ヤフーニュースに出ていて、たまたま私クリックしたんですけれども、
記事の書き出しが、スマートホームとオンライン診療サービスを組み合わせた、
新サービスを受けられるマンションが千葉県浦安市に登場したということでなってます。
これ、記事よく読んでいくと、思いっきり知り合いの先生がやっておられるっていうことが判明しまして、
ちょうどFacebookでも、その先生が、こんなんで記事になりましたっていうのが出ていて、
同じく、腎臓内科の先生で、去年かな、今年かな、去年かな、開業された先生なんですけれども、
っていう先生で、実際にどんな感じのイメージになるかみたいなのが、写真にも載っていたりします。
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これ、非常に面白い取り組みだと思うんですけれども、マンションから徒歩5分なんだっていうので、
それだったら行ってしまう人多いんじゃないかなとかいうふうに思ったりしますけれども、
でも、マンションに居ながら診察受けたい人のニーズには応えられるのかなというふうに思って、
全体的にスマートホーム化の一環でオンライン診療っていうことみたいですね。
アプリ上にオンライン診療が入ってくるみたいな、そんな感じらしいですけど、
ちょっとどんな感じなのか聞いてみたいなというふうに思ってますっていう、そんな感じでございました。
これは非常に先進的な取り組みで、ちょっと成功事例になるかどうか興味津々ですっていう。
ということで、3つのニュースをご紹介させていただきました。
他にも何か解説してほしいニュースとかありましたら、
お気軽にご連絡いただけたらなというふうに思います。
では、最後はシンシンジャンケンに行きたいと思います。
準備はよろしいでしょうか。
シンシン、ジャンケン、ジャンケン、チョキ。
ということで、今日も幸せな一日をあげますように。
お相手は第1回の竹でした。
興味津々。