前回の続きで、社労士業を中心に活動し、毎週木曜日配信のポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』パーソナリティで、社会保険労務士事務所コルトス代表の鈴木啓介さんと対談し、ポッドキャスト配信の極意や裏話等をお聞きします。
【ハイライト】
・今の働き方で大事にしている事
・現在の働き方に至った経緯ときっかけ
・ポッドキャストの配信を始めたきっかけ
・社労士とは経験値が直結する商売
・『キャリアと学びと成長と』のアートワークの由来や意味
社会保険労務士事務所コルトス様のホームページはこちらです。
https://www.sr-koulutus.com/
ポッドキャスト『キャリアと学びと成長と』のリンクはこちらです。
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本エピソードの前編のリンクはこちらです。
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ゲストプロフィール:
鈴木啓介さん
民間企業時代に販売促進や経理・財務をご担当され、子どもが生まれたことを機に社会保険労務士を目指されました。毎日の保育園の送り迎えをしつつ、子育て期に社会保険労務士となり、2015年に独立されました。「ワーク・ライフ・バランスの実現」をモットーに、社員一人ひとりの能力を最大限に活かす組織・環境づくりを心掛け、「イキイキと働きながら充実した人生を歩める社会」を実現するために日々事業活動を行っていらっしゃいます。趣味はギターです。
■ 自分の心を壊してまで働かない——「会社なんてなくなってもいい」の真意
「自分を犠牲にして働く人を見ていると、いつか心に穴が開いてしまうと思う」。そう語るのは、社労士でありながら“社労士らしくない”働き方を実践する鈴木啓介さん。自分を押し殺して組織に合わせる日本の働き方に疑問を抱き、「僕は自分が好きだし、自分の気持ちを大切にしている」ときっぱり言う。クライアントの心を守るためのアドバイスは、まず自分自身にも向けられているからこそ説得力がある。
■ 「我慢が美徳」の呪縛を超えるには——“ゼロから1”の一歩の踏み出し方
なぜ多くの人は、自分を抑え、無理をしてまで働き続けてしまうのか?それは「迷惑をかけてはいけない」「親や周囲を裏切れない」といった空気の中で育ったからだと鈴木さんは言う。では、そこからどう脱却するか。「まずは自分の内側に向き合うこと。小さくても好きなことを思い出すこと」——。やりたくないことは無理にやらず、「誰もあなたのことをそこまで気にしていない」と、もっと軽やかに生きていいと語る。
■ 誰とも共有できなかった“趣味”が、自己肯定感の源になった高校時代
働き方の価値観の原点には、ロック音楽に夢中だった高校時代があったという。「誰も聞いていない音楽を一人で楽しんでいたけど、それが自己肯定感になった」と振り返る鈴木さん。人と違うことに寂しさを感じるどころか、「俺はすごいものを知っている」と思えたその感覚が、“自分を信じる力”の土台になった。人と違っても良い、それが自信につながる——そんな気づきを若い世代にも届けたいと話す。
■ ポッドキャストは“日常をネタに変える装置”——情報発信は実験と発見の場
そんな鈴木さんが配信しているポッドキャスト『キャリアと学びと成長』では、経営者や労働者のリアルな悩みを取り上げ、軽やかに語っている。ネタの元はすべて現場。「事務所の設計から給与体系まで、全部観察して使い回す」と笑いながら話す鈴木さんの目は、まさに“生活の中の発見”を楽しんでいるようだ。難しい話はしない、でもどこか学びになる。それが番組の魅力だ。
■ 専門家だって完璧じゃない——“頼りない社労士”でいい理由
番組のもう一人のパーソナリティであるキャリアコンサルタント・梶原ゆかりさんとのやり取りでは、あえて“頼りない社労士”を演じることもある。「知らないことの方が多い」「カジハラさんにバッサリ切られるのも全然OK」と語る鈴木さんは、弱さを隠さない。完璧ではなくてもいい、自分らしく振る舞う姿勢が、むしろ聞き手に安心感を与えるのだ。
■ アートワークの動物たちに込めた“ズートピア的”多様性のメッセージ
番組のアートワークでは、ウサギやライオン、キツネといった動物がヘッドホンをつけているが、これは映画『ズートピア』からの着想。「見た目や性別、肩書きで人を判断しない」「いろんな人がいていい」という多様性のメッセージを込めている。リスナーが経営者でも主婦でも学生でも関係ない。学びたい、気づきを得たいという気持ちがあれば誰でもこの番組の“仲間”になれる。
■ 「違っていい」と思えた瞬間から、人生は変わり始める
鈴木さんの話の根底にあるのは、「違っていてもいい」「型にはまらなくていい」という信念。それは働き方だけでなく、生き方そのものへのメッセージでもある。自分を信じ、自由に表現し、声を発信すること。それが誰かの勇気になり、やがて社会全体の“生きづらさ”をほぐしていく。そんな力を、鈴木啓介さんの言葉と行動は静かに持っている。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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