社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは便利屋ミヤナミの宮南洋さんと対談します。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
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【ハイライト】
・便利屋業とは?
・便利屋業の事業範囲
・便利屋業として独立開業したきっかけ
・便利屋業を営む上でのやりがいについて
・個人事業主として生きていく上でのあり方
本エピソードの後編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000506064027
ゲストプロフィール:
宮南洋さん
明治学院大学卒業後、サラリーマンを経験した後、東京の駒込で義理人情をテーマにした便利屋業を独立開業されました。
目に見える範囲のお得意さんや、仕事仲間(同業者)を大切にしながら商売をする、こじんまりさをモットーとした便利屋業を営んでおり、大手の業者とは違い、「目先の数字」「損得勘定」にとらわれずに商売をすることを強く心がけており、格安引っ越しや不用品回収、草むしり、会社のカギ当番等幅広いニーズに応え、最近では新プロジェクトとして司会派遣や余興・プロフィール動画撮影等の結婚式に携わる事業も行っています。
◆ 飲み会でつながった縁が、7年越しの仕事に
便利屋ミヤナミこと宮南さんが登場した今回の対談。番組ホスト田村との出会いは大学時代の飲み会。
便利屋業としての仕事の多くは、学生時代の友人やその紹介から始まり、まるで“人間関係の延長線”に仕事があるようなスタイル。「目に見える範囲で、人との縁を大事にする」。それが宮南さんの基本姿勢であり、だからこそ依頼もリピートも絶えない。
◆ 便利屋の仕事は、意外性とニーズでできている
「便利屋って何をする人?」と聞かれても、実は明確な定義がない。鍵開けのイメージを持つ人もいれば、引っ越し、草むしり、さらには“彼氏のふり”まで。お客さんの想像の数だけ依頼があるのが便利屋という仕事だ。
なかでも特に驚いたのが「草むしり」。冗談半分でメニューに載せたところ、実は大人気に。10平米あたり5,000円という金額にも関わらず、「こんなに安くていいの?」という声が多いという。虫が嫌、暑い、汚れたくない。そんな“誰もやりたくないこと”にこそビジネスチャンスが眠っている。
◆ 軽トラ1台から始まった、人生のルート変更
宮南さんのキャリアは少しユニークだ。サラリーマンをしながら、土日は地元の友人から頼まれた「便利なこと」を引き受けていた。その延長線上で、いつの間にか「便利屋ミヤナミ」として仕事が成立していたという。
実は学生時代に軽トラックをシェアして、高尾山で“お茶の行商”をしていた経験が原点。「50円で仕入れたお茶を150円で売る。これが儲かる!」と盛り上がっていたが、重労働に気づき1年で撤退。それでも、そこで手に入れた軽トラが、後の起業の道を開く鍵になった。
◆ 不安は常にある。でも、それでいい
「独立は迷いながらだった」。そう語る宮南さん。当初は土日の副業で十分稼げていたため、「これを7日間やれば食えるんじゃないか」と独立。しかし平日は依頼が少なく、不安は常に頭をよぎったという。
それでも、仕事の質や人との関係性を大切にしたことで、徐々に平日も埋まり、リピーターが増えた。今では1ヶ月先まで依頼が入るが、「不安は今もある」と言い切る姿に、リアルな個人事業主の姿がある。
◆ やりがいは「人と話す」ことそのもの
便利屋の仕事には、10代から80代まで実に多様な人が関わる。業種も生活スタイルも全く違う依頼主と、深く話し、信頼を築いていく。それが仕事の“やりがい”というより「楽しさ」だと宮南さんは語る。
ときには、引っ越し中に「これは昨日別れた彼女の荷物なんです」と打ち明けられることもある。そんな人間味あふれるやり取りが、便利屋の仕事の中には詰まっている。
◆ 義理人情を大事にする「商売のあり方」
宮南さんのポリシーは、「料金表にない人情のやり取り」を残すこと。例えば、段ボールが10個増えたから追加料金を請求するのではなく、「前にチップをくれたから今回はおまけする」といった“貸し借りの余白”を大事にしている。
それは商売の原点であり、駒込の商店街のおばあちゃんたちがやっている「1個おまけ」「端数切ってくれる」世界とつながっている。形式よりも人との信頼を重んじる。そんな“昭和的な価値観”こそが、実は今の時代に刺さるのかもしれない。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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