コンサル×アートでフリーランスっぽく働くみき(左)と、コンサル・リサーチ会社を経営するのぞみ(右)の二人で、1冊の本を実際に読んで感じたこと、思ったことをふんわり楽しく話します。ビジネス書から戯曲・小説、SF、ノンフィクションまで幅広く取り上げています。読書が好きな人、本が好きな人、学びが好きな人、ぜひお耳に合いましたら。
"読むことは人を豊かにする。聴くことは人を謙虚にする"
みき(Tw: @miki_apreciar)
のぞみ(Tw: @Nozomitnk)
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植物状態の患者さんと会話する?『生存する意識』 #3
意識とは何か、を考える時間。みきさんから提案された骨太な本書を一緒に読み解きます。 結局、意識とは?/自分の意識を疑いなく自分のものと扱ってくれる状態とは/集合意識を考える/勝手に意識のかけらを見出して嬉しくなっちゃう/次の本は禅とオートバイク修理技術 --書籍紹介-- 「植物状態」と診断された患者にじつは十全な知覚や認識能力があるとしたら、それをどうすれば証明できるだろう? 本書の著者はfMRIなどの脳スキャン技術を用いた実践的なマインドリーディングの手法を開発した。そこで明らかになったのは、「意識がない」はずの患者たちの中に、問いかけにYes/Noで答えるなどの紛れもない認知活動をやってのける人々が少なからずいるという事実だ。意識があるかないかの二分法では捉えきれない「グレイ・ゾーン」を探究する、緊迫の研究報告。 患者が応答できるとわかったとき、「あなたは死にたいか?」と聞くべきだろうか? 著者の成果は脳損傷患者のケア、診断、医療倫理、法医学的判断といった幅広い領域に波及するものだ。しかも、著者が意識の存在証明に迫れば迫るほど、既存の枠組みでは説明できない現象が掘り起こされる。「意識」概念の輪郭が崩れ、他者との関係の中に溶けていく。新たな疑問がいくつも湧き上がる。 12年間も植物状態と思われながら、完全に近い認識能力を保っていたスコット。ヒッチコックの映画を使って意識が確認された映画好きのジェフ。グレイ・ゾーンにいたときの気持ちを回復後に語るケイトやフアン……。検出限界未満の意識が生み出す計り知れない生命力や、それを支えた家族の力にも圧倒される。脳と意識の謎の奥深さにあらためて衝撃を受ける一冊。 【新聞・雑誌書評より】 “バスタイムにこの本を読み始め、三時間後、すっかり冷たくなった風呂水の中で読み終わった。……宇宙に放り出された宇宙飛行士よりも他人と深く隔絶された人々とオーウェンとのコミュニケーションにあまりにも引き込まれ、バスタブから出られなかった。” ──クリストフ・コッホ(神経科学者・原著書評より) “意識を主題とする研究は、人生そのものの意義に関わらざるを得ない。著者はいわばごく素直に、その道を歩いてきた。それが本書を単なる科学書ではない、素晴らしい作品にしているのである。” ──養老孟司・評(「毎日新聞」2018年10月7日より) “まったく動かない身体の中に閉じ込められていた意識とスキャンを通してコンタクトする瞬間には、激しく心を揺さぶられ、胸が熱くなる。” ──服部文祥・評(「読売新聞」2018年10月28日より) “完全に認識が変わった。これまでは自分が植物状態になれば無理に生きたくはないと漠然と考えていたが、今は違う。植物状態になっても生きていたいし、妻にも何があっても鼻の栄養チューブを抜かないでくれとお願いした。意識とは何か、生きるとはどういうことか。従来の価値観がひっくり返る驚天動地の物語だ。” ──角幡唯介・評(『文藝春秋』2018年12月号より)
植物状態の患者さんと会話する?『生存する意識』 #2
意識とは何か、を考える時間。みきさんから提案された骨太な本書を一緒に読み解きます。 「テニスしませんか?」という問い/研究とはなんとクリエイティブなのか/意識がある・対話しているってどうやって確認する?/脳を計測するってまだまだ余地のある領域/著者奥さんとの経験/植物状態にありながら意識があるということが理解を超える・医療が追いつかない --書籍紹介-- 「植物状態」と診断された患者にじつは十全な知覚や認識能力があるとしたら、それをどうすれば証明できるだろう? 本書の著者はfMRIなどの脳スキャン技術を用いた実践的なマインドリーディングの手法を開発した。そこで明らかになったのは、「意識がない」はずの患者たちの中に、問いかけにYes/Noで答えるなどの紛れもない認知活動をやってのける人々が少なからずいるという事実だ。意識があるかないかの二分法では捉えきれない「グレイ・ゾーン」を探究する、緊迫の研究報告。 患者が応答できるとわかったとき、「あなたは死にたいか?」と聞くべきだろうか? 著者の成果は脳損傷患者のケア、診断、医療倫理、法医学的判断といった幅広い領域に波及するものだ。しかも、著者が意識の存在証明に迫れば迫るほど、既存の枠組みでは説明できない現象が掘り起こされる。「意識」概念の輪郭が崩れ、他者との関係の中に溶けていく。新たな疑問がいくつも湧き上がる。 12年間も植物状態と思われながら、完全に近い認識能力を保っていたスコット。ヒッチコックの映画を使って意識が確認された映画好きのジェフ。グレイ・ゾーンにいたときの気持ちを回復後に語るケイトやフアン……。検出限界未満の意識が生み出す計り知れない生命力や、それを支えた家族の力にも圧倒される。脳と意識の謎の奥深さにあらためて衝撃を受ける一冊。 【新聞・雑誌書評より】 “バスタイムにこの本を読み始め、三時間後、すっかり冷たくなった風呂水の中で読み終わった。……宇宙に放り出された宇宙飛行士よりも他人と深く隔絶された人々とオーウェンとのコミュニケーションにあまりにも引き込まれ、バスタブから出られなかった。” ──クリストフ・コッホ(神経科学者・原著書評より) “意識を主題とする研究は、人生そのものの意義に関わらざるを得ない。著者はいわばごく素直に、その道を歩いてきた。それが本書を単なる科学書ではない、素晴らしい作品にしているのである。” ──養老孟司・評(「毎日新聞」2018年10月7日より) “まったく動かない身体の中に閉じ込められていた意識とスキャンを通してコンタクトする瞬間には、激しく心を揺さぶられ、胸が熱くなる。” ──服部文祥・評(「読売新聞」2018年10月28日より) “完全に認識が変わった。これまでは自分が植物状態になれば無理に生きたくはないと漠然と考えていたが、今は違う。植物状態になっても生きていたいし、妻にも何があっても鼻の栄養チューブを抜かないでくれとお願いした。意識とは何か、生きるとはどういうことか。従来の価値観がひっくり返る驚天動地の物語だ。” ──角幡唯介・評(『文藝春秋』2018年12月号より)
植物状態の患者さんと会話する?『生存する意識』 #1
意識とは何か、を考える時間。みきさんから提案された骨太な本書を一緒に読み解きます。 みすず書房の本、お高いですよね…/植物状態とは/脳を過小評価していた!byみき/脳が人の全てであると言うのは、はて?/脳がやっているのは情報を記憶する→整理する→取り出すと言うプロセス --書籍紹介-- 「植物状態」と診断された患者にじつは十全な知覚や認識能力があるとしたら、それをどうすれば証明できるだろう? 本書の著者はfMRIなどの脳スキャン技術を用いた実践的なマインドリーディングの手法を開発した。そこで明らかになったのは、「意識がない」はずの患者たちの中に、問いかけにYes/Noで答えるなどの紛れもない認知活動をやってのける人々が少なからずいるという事実だ。意識があるかないかの二分法では捉えきれない「グレイ・ゾーン」を探究する、緊迫の研究報告。 患者が応答できるとわかったとき、「あなたは死にたいか?」と聞くべきだろうか? 著者の成果は脳損傷患者のケア、診断、医療倫理、法医学的判断といった幅広い領域に波及するものだ。しかも、著者が意識の存在証明に迫れば迫るほど、既存の枠組みでは説明できない現象が掘り起こされる。「意識」概念の輪郭が崩れ、他者との関係の中に溶けていく。新たな疑問がいくつも湧き上がる。 12年間も植物状態と思われながら、完全に近い認識能力を保っていたスコット。ヒッチコックの映画を使って意識が確認された映画好きのジェフ。グレイ・ゾーンにいたときの気持ちを回復後に語るケイトやフアン……。検出限界未満の意識が生み出す計り知れない生命力や、それを支えた家族の力にも圧倒される。脳と意識の謎の奥深さにあらためて衝撃を受ける一冊。 【新聞・雑誌書評より】 “バスタイムにこの本を読み始め、三時間後、すっかり冷たくなった風呂水の中で読み終わった。……宇宙に放り出された宇宙飛行士よりも他人と深く隔絶された人々とオーウェンとのコミュニケーションにあまりにも引き込まれ、バスタブから出られなかった。” ──クリストフ・コッホ(神経科学者・原著書評より) “意識を主題とする研究は、人生そのものの意義に関わらざるを得ない。著者はいわばごく素直に、その道を歩いてきた。それが本書を単なる科学書ではない、素晴らしい作品にしているのである。” ──養老孟司・評(「毎日新聞」2018年10月7日より) “まったく動かない身体の中に閉じ込められていた意識とスキャンを通してコンタクトする瞬間には、激しく心を揺さぶられ、胸が熱くなる。” ──服部文祥・評(「読売新聞」2018年10月28日より) “完全に認識が変わった。これまでは自分が植物状態になれば無理に生きたくはないと漠然と考えていたが、今は違う。植物状態になっても生きていたいし、妻にも何があっても鼻の栄養チューブを抜かないでくれとお願いした。意識とは何か、生きるとはどういうことか。従来の価値観がひっくり返る驚天動地の物語だ。” ──角幡唯介・評(『文藝春秋』2018年12月号より)
雑談】2022年のイグノーベル賞受賞研究を見ながら #3
彩恵りりさんのnote記事を見ながらお話ししています。 面白い論文をまとめて教えてくれてありがとう/相関関係を因果関係にするための実験に進めないのか?/論文にしようと思う心意気が推せる、ピュアな知的探究心
雑談】2022年のイグノーベル賞受賞研究を見ながら #2
彩恵りりさんのnote記事を見ながらお話ししています。 のぞみチョイス:アイスクリームを食べるとがん治療中の副作用が緩和される/のぞみチョイス:鴨の子が親についていく理由/みきチョイス:法律文書が読みにくいのは単に文章が下手だから
雑談】2022年のイグノーベル賞受賞研究を見ながら #1
彩恵りりさんのnote記事を見ながらお話ししています。 イグノーベル賞とは/サンキュータツオさんの「ヘンな論文」/のぞみチョイス:中国の殺人5次下請け/みきチョイス:ペプシコーラ宝くじ誤発表事件/みきチョイス:成功の理由は才能より運による
ノーベル経済学賞受賞者の講演録『貧困と闘う知』#3
大学院で開発金融を専攻していたのぞみが、みきさんにおすすめした本書。 2019年のノーベル経済学賞受賞者、エステル・デュフロがフランスで行った開発経済学に関する講演録。面白いです! 実験でわかったこと→さて何を読み取るか/面白い論文は最後のディスカッションパートが豊潤/長期・大規模の実験、若手経済学者は取り組みにくい/貧困への解像度をどう高めるか --書籍紹介-- 開発経済学の最前線をコンパクトに紹介。いま世界で最も注目されている経済学者の一人が、開発経済学の最先端の成果を、簡潔かつ詳細に語る入門書。 インド、マラウィ、ケニア、メキシコ、バングラデシュでの実践が明らかにしたのは……ワクチン接種キャンペーンをもっと効果的にするには? 低コストで子どもたちの教育を改善するには? 出勤しない教師や看護師にどう対応する? マイクロクレジットは貧農を救う魔法の処方箋か? 村落集会はほんとうにコミュニティの自己決定を強化しているのか? 「そのコンセプトの明快さ、その柔軟性、そしてそれが政策と研究の交差点に位置していることによって、ランダム化比較実験は特別に豊かで汎用性が高い道具になった。…本書では、こうした実験について報告することで、人間開発の挑戦に新たな光を当てることにしたい。私たちは、伝統的な政策はどの程度まで目的を果たすことができたのか、そして、これほどまでに進歩が遅いのはなぜなのかを、理解しようと試みる。この探究を進めるにあたって、私たちはアクターの行動や動機の豊かさを明らかにしようと試みる。これらをよく理解することによって、私たちは、より効果的な政策を立案するための道筋を提案できることになるだろう」(第I部の序) 貧困削減の成果を計測するRCT(ランダム化比較実験)という精緻な手法を、貧困のただなかにある現地の人々と実践していく、泥臭いフィールドが生んだ知の成果。常識を覆す成果によって、貧困削減のための具体的な政策を提示する。ベストセラー『貧乏人の経済学』とは一味違った筆致で、医療、教育、マイクロファイナンス、政治制度といった開発経済学の核心的な主題に切り込む一冊。 「貧困との闘いを持続させようと望むならば、試行錯誤、創意、そして根気が不可欠である。これらは、存在しない魔法の杖を見つけるためではなく、今日からでも最も貧しい人々の生活を改善するような一連の小さな前進を実現させるために、不可欠なのである」(第II部の結論)
ノーベル経済学賞受賞者の講演録『貧困と闘う知』#2
大学院で開発金融を専攻していたのぞみが、みきさんにおすすめした本書。 2019年のノーベル経済学賞受賞者、エステル・デュフロがフランスで行った開発経済学に関する講演録。面白いです! 直感を裏切る実験データ:貧困層の学校通学率を上げるには?/直感を裏切らない人間のバグ:ワクチン接種率を上げるには?コミュニティを形成するには? --書籍紹介-- 開発経済学の最前線をコンパクトに紹介。いま世界で最も注目されている経済学者の一人が、開発経済学の最先端の成果を、簡潔かつ詳細に語る入門書。 インド、マラウィ、ケニア、メキシコ、バングラデシュでの実践が明らかにしたのは……ワクチン接種キャンペーンをもっと効果的にするには? 低コストで子どもたちの教育を改善するには? 出勤しない教師や看護師にどう対応する? マイクロクレジットは貧農を救う魔法の処方箋か? 村落集会はほんとうにコミュニティの自己決定を強化しているのか? 「そのコンセプトの明快さ、その柔軟性、そしてそれが政策と研究の交差点に位置していることによって、ランダム化比較実験は特別に豊かで汎用性が高い道具になった。…本書では、こうした実験について報告することで、人間開発の挑戦に新たな光を当てることにしたい。私たちは、伝統的な政策はどの程度まで目的を果たすことができたのか、そして、これほどまでに進歩が遅いのはなぜなのかを、理解しようと試みる。この探究を進めるにあたって、私たちはアクターの行動や動機の豊かさを明らかにしようと試みる。これらをよく理解することによって、私たちは、より効果的な政策を立案するための道筋を提案できることになるだろう」(第I部の序) 貧困削減の成果を計測するRCT(ランダム化比較実験)という精緻な手法を、貧困のただなかにある現地の人々と実践していく、泥臭いフィールドが生んだ知の成果。常識を覆す成果によって、貧困削減のための具体的な政策を提示する。ベストセラー『貧乏人の経済学』とは一味違った筆致で、医療、教育、マイクロファイナンス、政治制度といった開発経済学の核心的な主題に切り込む一冊。 「貧困との闘いを持続させようと望むならば、試行錯誤、創意、そして根気が不可欠である。これらは、存在しない魔法の杖を見つけるためではなく、今日からでも最も貧しい人々の生活を改善するような一連の小さな前進を実現させるために、不可欠なのである」(第II部の結論)
ノーベル経済学賞受賞者の講演録『貧困と闘う知』#1
大学院で開発金融を専攻していたのぞみが、みきさんにおすすめした本書。 2019年のノーベル経済学賞受賞者、エステル・デュフロがフランスで行った開発経済学に関する講演録。面白いです! 邦訳版表紙の写真/経済学ってどんな印象?貧困に対する経済学的アプローチの系譜/ノーベル経済学賞受賞のデュフロ&バナジーって何を切り開いたの?/一流の経済学者は論文の数がエグい/経済学における「実験」の難しさについて --書籍紹介-- 開発経済学の最前線をコンパクトに紹介。いま世界で最も注目されている経済学者の一人が、開発経済学の最先端の成果を、簡潔かつ詳細に語る入門書。 インド、マラウィ、ケニア、メキシコ、バングラデシュでの実践が明らかにしたのは……ワクチン接種キャンペーンをもっと効果的にするには? 低コストで子どもたちの教育を改善するには? 出勤しない教師や看護師にどう対応する? マイクロクレジットは貧農を救う魔法の処方箋か? 村落集会はほんとうにコミュニティの自己決定を強化しているのか? 「そのコンセプトの明快さ、その柔軟性、そしてそれが政策と研究の交差点に位置していることによって、ランダム化比較実験は特別に豊かで汎用性が高い道具になった。…本書では、こうした実験について報告することで、人間開発の挑戦に新たな光を当てることにしたい。私たちは、伝統的な政策はどの程度まで目的を果たすことができたのか、そして、これほどまでに進歩が遅いのはなぜなのかを、理解しようと試みる。この探究を進めるにあたって、私たちはアクターの行動や動機の豊かさを明らかにしようと試みる。これらをよく理解することによって、私たちは、より効果的な政策を立案するための道筋を提案できることになるだろう」(第I部の序) 貧困削減の成果を計測するRCT(ランダム化比較実験)という精緻な手法を、貧困のただなかにある現地の人々と実践していく、泥臭いフィールドが生んだ知の成果。常識を覆す成果によって、貧困削減のための具体的な政策を提示する。ベストセラー『貧乏人の経済学』とは一味違った筆致で、医療、教育、マイクロファイナンス、政治制度といった開発経済学の核心的な主題に切り込む一冊。 「貧困との闘いを持続させようと望むならば、試行錯誤、創意、そして根気が不可欠である。これらは、存在しない魔法の杖を見つけるためではなく、今日からでも最も貧しい人々の生活を改善するような一連の小さな前進を実現させるために、不可欠なのである」(第II部の結論)
谷崎潤一郎『刺青』の感想戦 #3
前回の『身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学』の流れそのままに、谷崎潤一郎の名作を。 ・ギボシ、いいよ ・フェチズムの話 ・次の本どうする
谷崎潤一郎『刺青』の感想戦 #2
前回の『身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学』の流れそのままに、谷崎潤一郎の名作を。 ・女は黙って頷いて、肌を脱いだ ・良い比喩 ・メタファーとしての、2階に連れ込まれる体験 ・続編があるとしたら
谷崎潤一郎『刺青』の感想戦 #1
前回の『身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学』の流れそのままに、谷崎潤一郎の名作を。 ・谷崎潤一郎との接点 ・どんな話?誰の物語? ・令和では起きえない
身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学 #3
のぞみがジュンク堂冷やかしで発見した素敵な本をテーマに。 編集者の方がどう考えても素敵(@ktaonmo)/表紙イラストも最高に素敵/音・サウンドスケープも考えてみる -- 本紹介 -- 皮膚の上で、どのような美や真正性が営まれ、いかなる切実さが争われているのだろうか マルケサス諸島のテ・パトゥ・ティキ/ニュージーランド・マオリのタ・モコ/タイのサックヤン/カメルーン・狩猟採集民バカのテレ/インド・バイガのイレズミ/台湾原住民のイレズミ/日本土産としてのイレズミ/沖縄のハジチ/千葉のヒップホップファッション・ストア店員のスミ/消えるタトゥー、ジャグア/医学から見たイレズミ/アイヌのシヌイェ 日本初のイレズミ・タトゥーの学術論集。各地の事例を紹介しながら、それぞれの社会の文化、美学、歴史、政治を考察する。 【目次】 まえがき(山本芳美) 第I部 世界編 第1章 顔を横切る黒い帯―マルケサス諸島の文様の変容(桑原牧子) 第2章 ニュージーランド・マオリのタトゥー、タ・モコの復興(秦玲子) 第3章 より善い人を生み出すイレズミ―タイのサックヤンにみる宗教性と暴力(津村文彦) 第4章 「今」の楽しさと関係を刻む人々―カメルーン東南部の狩猟採集民バカのテレ(彭宇潔) コラム1 インド・バイガのイレズミを振り返って(阿部櫻子) コラム2 台湾原住民族と植民地時代の記録、そして現在―先住民族の知的財産保護と文化の盗用論をめぐって(山本芳美) コラム3 どうやって調べるか? ウィリアム・ファーネスとイレズミを例にして―横浜、奄美、沖縄、ボルネオ、ヤップ(山本芳美) 第II部 日本編 第5章 ヴィクトリア朝イングランドにおける「芸術的な」日本のイレズミと商業戦略(マット・ロダー[大貫菜穂 訳]) 第6章 沖縄のハジチ(針突)とその調査史―資料蓄積を活かすために(山本芳美) 第7章 関係性としてのタトゥー―千葉市でヒップホップファッション・ストアを営む若者たち(山越英嗣) 第8章 「消えるタトゥー」はタトゥーごっこか―らしさとらしくなさをめぐって(松嶋冴衣) 特別寄稿 第9章 イレズミと医学(小野友道) 第10章 私とシヌイェ(マユンキキ)
身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学 #2
のぞみがジュンク堂冷やかしで発見した素敵な本をテーマに。 タトゥー民族文化が外界・商業と混ざり合う/自分事として→刺青入れるとしたらどこ?/政治とイレズミの関わり/イレズミは歴史上どう始まったか -- 本紹介 -- 皮膚の上で、どのような美や真正性が営まれ、いかなる切実さが争われているのだろうか マルケサス諸島のテ・パトゥ・ティキ/ニュージーランド・マオリのタ・モコ/タイのサックヤン/カメルーン・狩猟採集民バカのテレ/インド・バイガのイレズミ/台湾原住民のイレズミ/日本土産としてのイレズミ/沖縄のハジチ/千葉のヒップホップファッション・ストア店員のスミ/消えるタトゥー、ジャグア/医学から見たイレズミ/アイヌのシヌイェ 日本初のイレズミ・タトゥーの学術論集。各地の事例を紹介しながら、それぞれの社会の文化、美学、歴史、政治を考察する。 【目次】 まえがき(山本芳美) 第I部 世界編 第1章 顔を横切る黒い帯―マルケサス諸島の文様の変容(桑原牧子) 第2章 ニュージーランド・マオリのタトゥー、タ・モコの復興(秦玲子) 第3章 より善い人を生み出すイレズミ―タイのサックヤンにみる宗教性と暴力(津村文彦) 第4章 「今」の楽しさと関係を刻む人々―カメルーン東南部の狩猟採集民バカのテレ(彭宇潔) コラム1 インド・バイガのイレズミを振り返って(阿部櫻子) コラム2 台湾原住民族と植民地時代の記録、そして現在―先住民族の知的財産保護と文化の盗用論をめぐって(山本芳美) コラム3 どうやって調べるか? ウィリアム・ファーネスとイレズミを例にして―横浜、奄美、沖縄、ボルネオ、ヤップ(山本芳美) 第II部 日本編 第5章 ヴィクトリア朝イングランドにおける「芸術的な」日本のイレズミと商業戦略(マット・ロダー[大貫菜穂 訳]) 第6章 沖縄のハジチ(針突)とその調査史―資料蓄積を活かすために(山本芳美) 第7章 関係性としてのタトゥー―千葉市でヒップホップファッション・ストアを営む若者たち(山越英嗣) 第8章 「消えるタトゥー」はタトゥーごっこか―らしさとらしくなさをめぐって(松嶋冴衣) 特別寄稿 第9章 イレズミと医学(小野友道) 第10章 私とシヌイェ(マユンキキ)
身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学 #1
のぞみがジュンク堂冷やかしで発見した素敵な本をテーマに。 装丁がいいね!/イレズミの目的はさまざま/嘘つけない部分に印すのって怖い/みたらかっこいい -- 本紹介 -- 皮膚の上で、どのような美や真正性が営まれ、いかなる切実さが争われているのだろうか マルケサス諸島のテ・パトゥ・ティキ/ニュージーランド・マオリのタ・モコ/タイのサックヤン/カメルーン・狩猟採集民バカのテレ/インド・バイガのイレズミ/台湾原住民のイレズミ/日本土産としてのイレズミ/沖縄のハジチ/千葉のヒップホップファッション・ストア店員のスミ/消えるタトゥー、ジャグア/医学から見たイレズミ/アイヌのシヌイェ 日本初のイレズミ・タトゥーの学術論集。各地の事例を紹介しながら、それぞれの社会の文化、美学、歴史、政治を考察する。 【目次】 まえがき(山本芳美) 第I部 世界編 第1章 顔を横切る黒い帯―マルケサス諸島の文様の変容(桑原牧子) 第2章 ニュージーランド・マオリのタトゥー、タ・モコの復興(秦玲子) 第3章 より善い人を生み出すイレズミ―タイのサックヤンにみる宗教性と暴力(津村文彦) 第4章 「今」の楽しさと関係を刻む人々―カメルーン東南部の狩猟採集民バカのテレ(彭宇潔) コラム1 インド・バイガのイレズミを振り返って(阿部櫻子) コラム2 台湾原住民族と植民地時代の記録、そして現在―先住民族の知的財産保護と文化の盗用論をめぐって(山本芳美) コラム3 どうやって調べるか? ウィリアム・ファーネスとイレズミを例にして―横浜、奄美、沖縄、ボルネオ、ヤップ(山本芳美) 第II部 日本編 第5章 ヴィクトリア朝イングランドにおける「芸術的な」日本のイレズミと商業戦略(マット・ロダー[大貫菜穂 訳]) 第6章 沖縄のハジチ(針突)とその調査史―資料蓄積を活かすために(山本芳美) 第7章 関係性としてのタトゥー―千葉市でヒップホップファッション・ストアを営む若者たち(山越英嗣) 第8章 「消えるタトゥー」はタトゥーごっこか―らしさとらしくなさをめぐって(松嶋冴衣) 特別寄稿 第9章 イレズミと医学(小野友道) 第10章 私とシヌイェ(マユンキキ)
みきとのぞみの22年上半期コンテンツ振り返り #3
色んなことが社会で起きている2022年上半期。みきさんとのぞみがどんなモノに触れながら乗り切ったのかご紹介です。 --✁-- みき舞台 妖精の問題デラックス のぞみドキュメンタリー アジアンドキュメンタリーズ
みきとのぞみの22年上半期コンテンツ振り返り #2
色んなことが社会で起きている2022年上半期。みきさんとのぞみがどんなモノに触れながら乗り切ったのかご紹介です。 --✁-- のぞみ漫画 チ。―地球の運動について― MASTERキートン 完全版 テロール教授の怪しい授業 みき本 それで君の声はどこにあるんだ?――黒人神学から学んだこと カライ博士の臨終 のぞみ本 ここで唐揚げ弁当を食べないでください 水上バス浅草行き プロジェクト・ヘイル・メアリー 他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え
みきとのぞみの22年上半期コンテンツ振り返り #1
色んなことが社会で起きている2022年上半期。みきさんとのぞみがどんなモノに触れながら乗り切ったのかご紹介です。 --✁-- 雑談】週報の効果と継続のコツ みき漫画 ひらやすみ クイーン舶来雑貨店のおやつ
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「研エンの仲」は、神経科学の研究者 Ayaka (@kayautoka) とソフトウェアエンジニア Ryohei (@fushimir) の2人によるPodcastです。科学やエンジニアリング、日常の話題についても話しています。 公式Twitter: @KenNaka Hashtag: #研エンの仲 みなさまからの感想・質問・フィードバックがこのPodcastを続ける糧になっています。Twitterでハッシュタグ #研エンの仲 をつけて投稿していただくか、おたよりフォーム、マシュマロか下記のメールアドレスまでお送りください。 おたよりフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfm3NGeT-LdVC-CLYmIUirE9GClBSGnE48RLfXBAVd1FQ54rA/viewform マシュマロ: https://marshmallow-qa.com/ken_en_no_naka メールアドレス: ken.en.no.naka.podcast@gmail.com Listen: https://listen.style/p/kennaka?DFsXuedx パーソナリティ: Ryohei (fushimir@) ... エン担当 Ayaka (kayautoka@) ... 研担当
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