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2025-03-25 26:21

ニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』 #1

今回は、スイスの作家 ニコラ・ブーヴィエ の旅行記 『世界の使い方』 を題材に、みきと のぞみが旅の本質について語り合います。

旅先での移動がもたらす意外な心地よさ、旅先での些細な出来事の捉え方、旅の目的は「自由」ではなく「不自由」である、といったテーマを軸に、

のぞみは、イラン旅行の経験と重ねながら、本書のリアルな旅の描写に共感。一方みきは、「移動そのものが好き」という視点から、旅の醍醐味について考察します。

また、「なぜ空港では朝からお酒を飲みたくなるのか?」といった、移動にまつわる不思議な現象についてもトークが展開!

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旅に理由はいらない――すぐわかるはずだ。
旅は、旅であるというだけで十分なのだから。

名著『ソングライン』に続く、
「オン・ザ・ムーブ」シリーズ第2弾。
自費出版から「旅のバイブル」とまで
呼ばれるようになった、幻の旅行記が待望の邦訳。

1953年、ニコラ・ブーヴィエはポンコツのフィアットに乗ってジュネーブを発つ。
旅の手持ちは2年という月日と4か月分の現金。ベオグラードで親友の画家
ティエリと落ち合い、ロマの旋律に導かれるように東へ東へとつき進む。
旧ユーゴスラビア、トルコ、イラン、アフガニスタン・・・・・・
世界から世界へ、道はどこまで続いていくのか。
「世界は水のように身体のうちをすり抜け、わずかな時間だけ、その色を貸してくれる」
みずみずしい旅の記憶は色褪せることなく、いまもなお旅人に熱く語りかける。

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サマリー

ニコラ・ブーヴィエの旅行記『世界の使い方』では、スイスからイランへの旅が描かれています。1950年代の旅行体験が生き生きと語られ、当時の移動手段や文化的出会いについても触れています。彼の旅エッセイには、旅の楽しさと自由の感覚の裏にある深い洞察が示されています。特に、移動中の感覚や旅の制限が新たな好奇心を呼び起こすことが強調されています。『世界の使い方』第1回では、移動中の心地よさと非日常的な体験について探求されます。特に砂漠のガソリンスタンドや空港のリラックス効果が印象に残り、旅の枠組みが新たに見直されます。

新年の健康チェック
新年一発目ですね。
そうですよ。
お元気ですか?新年はいかがお過ごしですか?
新年…
あの、神戸三宮に激痛足つぼがありまして。
行ってきた?
はい。コロナ前に5、6年前に何度か行ってて、ほんとちょっと痛すぎて、もう2ヶ月に1回ぐらいしかこれ行かれへんで。
なんで行くの?その痛さを超える良さがあるの?
あるね。もう30代中盤に差し掛かると感じるね。足つぼの良さ。
あ、ほんと。私も頼みがち足つぼ。すっきりするよね。
あ、ほんと?Mikiさん、海外行った時にさ、タイとか台湾行くと足のマッサージあるじゃないですか。
うんうん。
あれも、それでも結構気持ちいい?
うん。あれ毎日やると安いから。
いいですね。私も好きなんですよ。タイ旅行行った時に毎日やってもらうの好きなんですけど。
正直、ぬるいなと思ってたんですよ。
なんかそうね。あとクオリティもマチマチでさ、たまに当たりの人いてさ、毎日この人がいいって思うんだけど、翌日行くともう誰だか分かんないっていうね。
そうなのよ。やっぱ当たり外れがすごくあるなっていうのが足つぼの難しいところだと思ったんですけど。
今のオフィスの近くにある激痛足つぼはお姉さんが一人でやってらっしゃるんですけど、なので常にその人なわけですよ。毎回痛いと。もうスーパー痛いと。
へー。
もうこの1月でもう2回行ってしまいました。
何がいいの?
何でしょうね。
5、6年前はただ足痛いな、すっきりしたなぐらいだったんですけど、今若干の中毒性を感じますもんね。
健康面の良さは別にそんな実感してるわけじゃないんだ。
でも健康面の良さはすごいあると思う。
今月最初に行ったのは火曜日のお昼に行ったんですよ、ランチ時間に。
その前の週末、胃腸炎になってもう寒けえぐいみたいな。
もうお布団から出れないみたいな金曜の夜から日曜のお昼ぐらいまでを過ごして。
だからその火曜の午前中の段階までは胃とか腸の感じがすごい気持ち悪いみたいな状態だったんですよ。
まだ根性子じゃない感じがあるね。
なんか気持ち悪いみたいな感じで、その状態で激痛足つぼに行くと当然のように小腸のエリアとかも激痛なんですよ。
下半分ね。足の裏の下半分みたいなところ。
ニコラ・ブーヴィエの旅行記
もう激痛なの。
で、それを60分間耐えたら火曜の午後からもうすごい元気。
すごい!
何この効果と思って。
そういう意味では以前より実感してるかも。
確かに確かに。
何かを。
でもなんかそののぞみさんの退社っていうか、日頃から定期的にテニスに行くなどのポテンシャルもある気がする。
押してすぐ治るみたいな。なってないよ人の体。特に30代後半の。
30代後半に差し掛かるにあたって内臓が弱まってるから良さを実感してるかなと思ってたんだけど。
そうかもね。体アンテナは今高くなってるから、逆に足を刺激してあげたらうまく体とつながるってことができてるのかもしれないね。
それ結構痛かってるのぞみさんは。痛ー!みたいなの言ってんの?
一応その男のプライドとして自然に呼吸が荒くなるぐらいに留めてるよね。
顔は平成なんだ。
顔は平成を予想ってる。
こっちとしては緊張もしないとか体を固めたくないし、声もあんまり大きく出さないように努力はしてるんだけど、痛いなっていうところは必要に攻めてくるもんね。
バレてるんだろうね。
ローハンは貯まってるんだろうね。
そうだろうな。
あかんわこんな健康の話をする中高年になるまいなるまいと考えてたのに。
あかんあかん。
そんなことなんで、りきさんに一緒に読みませんか?と私がお勧めしたのが、世界の使い方っていう旅行記ですね。
旅エッセイだった。
これ大神さんに教えてくれて読んだんですけど、ちょうどスイスからイランか、アキスタンか、スイスから東に向かって行くっていうのが、ちょうど私が。
右とか言うから笑ってる。
そう、右?
右だなっていう。
ちょうど私が押さえてない旅行記だったんで、すごい楽しかったです。
大神さんは押さえてますよね、イランとか行ってましたよね、2年くらい前。
そうね、イランだけかな。
私もこの本別に読んだことがあったわけではなく、イラン一昨年か前の年かなんかに行って、めっちゃ良かったんですよ、イラン。
で、イランと名乗つく本はできる限り手に取るようにして、インスタでもイランに留学してる日本人のインスタとかフォローして、やっぱイランいいなと思ってるんですけど。
去年かなんかに出た傷ついた世界の歩き方っていう、それもある種の旅行記なんですけど、フランス人の人が2022年かなんかのイランを旅して書いた旅行記の中の冒頭に、その人がなんでイランに行こうと思ったかっていうきっかけの中で出てくるのがこの世界の使い方っていう本で。
なので、すごい古い本なんですよ。1950年代ぐらいの旅行記。出版されたのが1960年代。
70年前の旅行記だ。
当然飛行機なんか使えず、ボロボロのフィアットかなんか乗って、スイスからどんぶらこどんぶらこって車運転して、時速15キロとかで走りながらインドの南南まで行くっていう旅行記ですね。
どんぶらこって、よっこらせよっこらせでしょ。
どんぶらこは桃でしょ。
確かにね。でも結構どんぶらこって言ってんな。
そうなんだ。どんぶらこってなんとなく桃じゃなくて、水の中を行く感じがするから。
そうだね。桃以外で使うことのない表現だけど、私結構仕事の時にもどんぶらことか言ってる気がしてきた。
野上さんにおいては移動が結構そういうイメージなんだね。
大きいものというか、ゆっくりゆっくり波に揉まれながら前に進んでいく仕事というか。
だからこのプロジェクトもどんぶらこやっていきましょうとか言ってる気がする。
フィアットは完全に私の中でよいこだせよいこだせだったから、今そこで笑っちゃった。
そうだね。
これ本自体500〜600ページありますけど、結構な頻度でこのフィアットぶっ壊れてますもんね。
移動の感覚と主観エッセイ
本自体はセルビアでこの本を書いたニコラ・ブービエっていう人が、
友達のティエリっていう画家とセルビアの首都のベオグラードで出会って、
そこから一緒に車に乗って東へ向かうっていうところから始まって、
最後の最後が突然終わりますよね。パキスタンから。
突然終わった。
本当に綺麗な、最初こんなきっかけで旅を始めて、
なんちゃらなんちゃらこんなのがあって最後ハッピーでしたみたいなそういう旅行記というよりかは、
本当に書きつられたもののとある期間をバチッと切り取りましたっていう旅行記。
でものどめさんが、これ本当に読みづらいからね。
読みどこだけいいよ、読みづらいからねって散々言ってくれたからちょっと覚悟をして読んだんだけど、
私的には非常に読みやすく、どこも読みづらくなくて、
めっちゃ私にはバチッと来てました。文体が。
本当?それはみいきさんの読解力が高いのか、私の読解力が低いのか。
相性じゃない?文体の。
なんかこのつらつら書いてる感じが好きっていうか、
そういう構造化されてない感じが好きだったかも。
このどこに行き着くかわからない感じが好きだったかも。
確かにね。
その接続詞少なめの、なぜならとかしかしとかそういうのが全然出てこない、
突然場面転換があったりとかする文章だけど、むしろそれが心地いいっていうのもあるのかもね。
めっちゃ心地よかった、この一緒に移動してる感じが。
いい読書体験でしたね、そういう意味では。
100ページの仕事ができる人が考える頭の中みたいな本より全然読めた気がする。
このヨーロッパの若者にとっては旅のバイブルらしいですけど、
みいきさんは読んだ第一感はどうですか?文体はフィットしたと。
この人は上手だって思うのが、旅行期なんだけど、
この街はこうでこうでこういうところが綺麗でみたいな、
そういう旅行ガイドじゃなくて、やっぱりこの人の主観のエッセイで、
こんな人と出会って一言二言交わしたとか、
こんな人がいた、こういうことを思ったとか、
そこの一日の印象的な出来事を聞いてる方がすごい上手いんですよね。
とても主観的で、しかもそれが。
だからすっごい楽しかったというか。
面白く読めましたね。
この人みたいに寂しいよみたいな、マインド弁のバイブルですよね。
マインド弁のバイブル、そうだよね。
ずっとトラブルとかあってもこうでこうだった、大変だったとか、
眠れなかった、眠れた、こんな人がいてた、面白かったみたいな、
いいこと悪いことも同じトーンでずっと書き繋がれてて、
あと結構、自分の中でイメージを起こしたらめっちゃちょっとのことだなっていうこととかに対して、
しっかり書いてたりとかすることとかもあって、
自分の心の中の感動みたいなのを忘れてない感じ。
これを書くっていうのが、自分の主観ありきでずっと書き続けられてる感じがめっちゃいいなって。
こんなこと書いたって読んでる人面白くないだろうとか、
全然名所じゃないだろう、こんなちっぽけな街とかないのが良かったです。
びっくりするぐらいギリシャ一瞬で終わりますもんね。
そうそう、一瞬で終わるところと、
基本的に人の描写とかないんだけど、
最後の方に3ページくらいかけて人の人について書いてるところとかもあったりとかして、
旅のエッセイの魅力
出会った人について。
確かにギリシャ、短い回があれば逆に、
トルコの北部にある軍事都市みたいなところだけめちゃくちゃ丁寧に書いてるみたいなね。
丁寧に書いてたりとか、そこを忘れてない感じ。
地球歩き方だったら本当に、
ここの横のページのコラムだよみたいなところをめちゃくちゃ細かく書いてたりとか、
やっぱり情報誌じゃないところがすごい良かったです。
確かにな。
この人、旅楽しんでるんやろうなと思いますもんね、この書きっぷり。
楽しんでるんですかね。
この人がどういう気持ちで旅してるのかはちょっとわからなくもあった。
楽しいみたいなことも書いてないじゃないですか。
まあね。
今幸せだみたいなこととかも書いてないから、
どんな気持ちなのかっていうのはわからなかったですけどね。
2年間車で旅して、
この2人スイス人だけど、別にめちゃくちゃ裕福なわけでもなく、
年齢は24歳か5歳なんですよね、確か。
持ってるお金は生活費4ヶ月分しかなくて、
だから行った先でフランス語の記事書かせてくださいとか、
飛び込み営業して、金稼いで、みたいなことを延々と繰り返してるから、
確かにみきさんが言うように明確な目的があって、
そこに向けて頑張るみたいな感じよりかは、
なんでこんな砂漠とかで頑張ってんのかなみたいな、
帰りたくなんないのかなっていう気持ちになる予定ね。
ちゃんとした旅エッセイ、ちゃんと編集者がいて、
出版社が出版に案内する旅エッセイは、
ご飯を美味しく描写するなど、
自分なりの考察を書いて描くなど、
今とっても楽しいみたいな感想を描くなどされているが、
そんなことがないのが良かったですね。
確かにね、食事の描写少ないね。
たぶんご飯、お金ないからあんま食べてない。
そういう読者へのサービス精神ゼロなのが、
私的に逆に良かったです。
旅の不自由さと自由
これさ、別で出てるブービエの世界っていう、
この本を書いたニコラ・ブービエさんの、
別の書いたものを集めたブービエの世界っていう本もあって、
それも買って、それも読んでみたんですよ。
そしたら、このブービエとティエリの写真があって、
その中に。
めっちゃヒゲモジャモジャの怖い眼光する人たちってイメージ、私。
なんかね、私が見てるやつの中で映ってる2人は、
まず脳ヒゲ。
そうなんだ。
見えるかな?画面に頑張って映して。
確かに。
なんかさ、純粋そうなヨーロッパ人2人って感じじゃない?
そうだね。純粋そうなヨーロッパ人2人って感じだね。
でしょ?この。
本当だね。
これまだ旅の序盤じゃない?
かな?
まだ顔に正規が残ってるもんね。
この感じで、この2人で旅してたんだと思って。
でもさ、途中でさ、2人がさ、ティエリの方がさ、
もう無理みたいな、もう彼女とも会えないし無理って言って別れるじゃん。
その時の作業者でさ、
この旅の全てを2人でやるのがもんだと思ってたし、
2人の会話が完璧だと思ってたからちょっとびっくりしたみたいなこと書いてあって、
めっちゃ仲良かったんだなって触ってきましたけどね。
20度真ん中のさ、潔気盛んだ時に2人でずっと旅行できるって相当相性良くない?
相当仲良いですよね。
ずっと車だよ。
どんだけ相性いいんだよって思いました。
いいよね。いい関係性。
ティエリの差し絵みたいなやつも本の中にちょこちょこ出てきて、
それもめっちゃいい感じだしさ。
ちょこちょことかだいぶですよね。しょっちゅう出てきますよね、ティエリが。
本の中で行った先で、
このブービエちゃんは新聞社とかに今のヨーロッパはこうなってますみたいなやつとか、
ティエリは頑張って絵を売って稼いだり、
お店の壁に壁画を描いていくんだけど、
ちょっとエッチな絵を描いてよってお願いされたら、
ティエリの絵が抽象的すぎてお金もらえないみたいな。
かわいそう。
かわいそうティエリって思いながら。
結構序盤でおおって思ったのが、
どこだろう、これどこの話か。
ウェロンの香りっていうところの章で、
旅というものは身震いする機会ならいくらでも与えてくれるが、
自由はそれまで信じてきたようには与えてくれない。
それどころか制限しようとまでする。
いつもの枠組みを失い、習慣をこっそりと奪い取られ、
旅人は何よりもみそぼらしい状況に置かれてしまう。
それまで以上に好奇心や直感突発時に、
心が開かれることになるのだって書いてあって、
私ここ好きでしたね。
私もそこすげえいいなと思って。
確かに旅に出た時って不自由じゃないですか。
そうなんですよ。しかもそれがいいんだよね。
でもあんまり旅行に行かない人ってさ、
旅人のことを自由自在だと思ってるじゃん。
そうだね。自由になりたいと思って一応みんな旅に出るわけだからね。
そんなことないなって。自由になりたいって言ってるけど、
本当に求めてるのは自由じゃない状態の時に
むき出しになる好奇心とピュアに向き合える
ってことを求めてるなっていうことが気づかされるっていうか改めて。
自由になりたくて旅に出てるわけじゃなかったなという感じが
すごいよく表された文章だなと思いました。
たぶんその次ぐらいにあるんだけどさ、
旅の素晴らしいところは生活に必要なものを用意する前に
余計なものを一掃できることなのだっていうのが
たぶんその次ぐらいに出てくるんだけど。
分かると思うもん。
旅に出ると不自由なんだけど、
もともといた旅に出る前に
でもあれ冷静に考えるといらなかったよなとかさ、
毎日あれしなきゃいけないと思ったけど
別にいらなかったんだよなみたいなことを
感じさせてくれるから
それも旅のいいとこだよなっていうのも
このブービーへの文章を読んで
へほーと思うっていう。
移動の感覚とその意味
少し話は変わるんだけど
私も旅行が好きでしょっちゅう行ってるじゃない?
でもその時に
そんなに旅行が好きなんですねって言うと
そういう世界外の景色を見るのが好きみたいな感じに
揃われるんだけど
私はそういういろんな景色を見たいという欲望っていうよりも
どちらかというと移動が好きなのね。
これちょっと分かる人いると思うんだけど
移動してる時間がすごく最高でよくて
安心感があって
だから旅行せずに
この旅行の移動してる感じを再現できたら
私は旅行しなくてもいいんじゃないかと思って
どうしたらその旅行の時に感じている移動の感じを
再現できるかってことを
その方法を最近考えてるのね。
暇つぶしに気分転換に
移動をせずに移動している感を感じられたら最高だと
すごくいいじゃんって思って
そういう旅の移動中
感ワークショップみたいなやつを作りたいの今
答えは見つかってないんだけど
ちょっとヒントがある感じがしたっていうかこの本に
絶対違うんだけど
違わないかもしれないことで言うと
私、空港のラウンジが一番仕事をはかどるのよ
うんうん、わかるよ
ちょっと近い意地いいものを感じてると思う
そうだよね
移動が好きっていうわけではないんだけど
いろんな人が移動で行き交う場所で
何かするのは好きなんだよ
だから駅の
日本で一番好きなスターバックス
品川駅の2階にある
あの世話しない
なんでこんなとこにあるんだよって常に人気あってるね
あのスターバックス私一番好きなの
みゆきさんとちょっと違うかもなと思うのは
別に自分が移動しなくても
移動してる人が多いとこが好きだからね
なるほどね
しかしこの接点としては
移動というのは何かと何かの目的の途中の状態というより
移動そのものが目的になることはないような
扱われ方をしてるじゃん
でも私は移動こそがいいの
のぞみさんにおいても移動してる人を見るっていうのが
移動という何かの途中みたいなものが
のぞみさんにとってはすごいいい効果を与えてる
っていうところが出るよね
この世界の使い方の中でも
その街の描写もすごいいいが
道中バッテリー飛ばさないように
この時代の車だからさ
ずっとライトがつけてるとバッテリーが上がっちゃって
もう車動かなくなるから
夜月明かりだけに頼って車運転しましたみたいなシーン
たくさん出てくるじゃない
好きだもんね
この動いている感
だし自分がイランに行った時の
この良かった記憶みたいなやつも
すごく有名な遺跡というか
ペルセポリスとかシーラーズの街とか
それももちろん素敵なんだけど
何が良かったかって言われると
イラン旅行中に5時間車で移動したのよ
連続
砂漠と旅の心地よさ
その時の途中に泊まった
砂漠のど真ん中のガソリンスタンド
最高に良かったもんね
あれはなんか自分の心の中にある
目的地の間の消費というよりかは
これこそが旅であるっていう実感は
移動の所にあったね
でも砂漠の真ん中のガソリンスタンドは
ランドマーク感あるけどね
みんなそこ泊まってたもんやっぱり
いいなちょっと脳がバグるっていうかね
砂漠に給油みたい
そうなのよ
でバカでかいトラックがあって
一応イランっていう国自体はさ
いろいろ大変だから
軍隊のライフル持ってる人たちが
兼門となってるの
そこ抜けたらさ
みんなぼーっとしながら
酒飲んじゃダメなんだけど
みんなすげータバコ吸いながらさ
水飲んでアイス食べて
イエーイみたいな感じでやってるの見て
なんかいいなこのイラン
いいね
確かに
今思ったんだけど
今移動が好きな理由として
もともと思ってたのが
私と交流途中みたいな部分があるから
何か移動中というのは
もう移動してるというだけで
いい時間の使い方をできてるにも関わらず
体は暇なので
本を読んだりなどできる
考えることをしたりなど
その効率的な感じが
いいんじゃないかって思ってたのね
私は
だけど今話を聞いて
そうじゃないのかと思ったのが
みんなやっぱ移動中って
もう移動をしているということで
何かある種の目的を果たせているがゆえに
もう一貫って体がなって
緩んでいると
そういう緩みがいいのかも
気が体が
なんてその身体的に
ある種心が移動してるから
オッケーってなってる状態
移動中のリラックス
そういう人がいっぱいいるとか
いいのかもね
私の中ではもしかしたら
なるほど
なんか俺
去年読んですごい印象に残ってる
一個の記事が
タイトルがなんか
なぜみんな空港では
午前中から酒を飲むのか
みたいなタイトルの記事だったんだけど
それ教えてくれたよね前
たぶんみきさんが今言ってるような
なんか感じのニュアンスなのかもしれない
移動の時のこの
あとはもう身を任せるままみたいな
リラックスしちゃうから
空港っていうのはその本質的に
リラックスするための
場になってるみたいなこと
なのかもね
ほかどうなのかも
それが
意味なんてないっていうか
無意識的に緩んでる部分っていうものを
キャッチして好きなのかもね
って思った私
場としての
場としてね
場として
だから旅してる気持ちを味わえるワークショップをやるとしたら
そういう無意識の緩みを
生み出せるような
仕掛けを作れば
そしてみんながそうやっておのおの緩んでいれば
結構満足できる
満足度とかいうのも私にとっては
その緩みはなるほど
その緩みすごいね
難しいね
しかも私はでもね
空港の飛行機乗る前もいいんだけど
乗る前ってやっぱりちょっとまだ緩み切ってないっていうか
だって乗り遅れたらいけないじゃん
まあね
だから飲むけど一応寝ないくらい
ほんと一杯とかじゃん
テキーラばか飲みとかしないじゃんみんな
だからほんとになんか
乗ってるときのところが好き
最中がいいんだ
うん最中好き
だから電車で
陸を操る最中とか
飛行機乗ってる最中とかめっちゃ好きで
ミヒさんそのスイスに去年行ってたじゃない
その時に山に登っていく電車とかもあるわけじゃない
あれ?登りが電車?下りが電車?
まあどっちも電車
その電車とかも好きなの?
好き
へえ
でも長時間であればあればいい
山登るのは20分くらいだから
長時間っていうよりかは
いっぱい距離があるほうがいい
シベリア鉄道は行ってみるしかないんじゃない?
そうだねシベリア鉄道とかそこ覚えてるの
乗ったことあるんだけど
シベリア鉄道とかが多分最高なんだよね
ミヒさんのその移動してる感の
緩む感じとしては
インドの都市を行ってるときとかもよかったし
それがなんでなんだろうっていう
私の中で旅っていうとほんと実は
もちろんタージマハとか見て
駅を飲むのもいいんだけど
結構移動が好きっていうのが
半分くらい月の理由の中の
それのヒットがちょっとあるような気もしたんだよね
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