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2024-12-24 23:43

デュマ『モンテ・クリスト伯』 #2

ものがたり展開。復習の方法。

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漆黒の髪に黒い瞳の船乗り、エドモン・ダンテス。船長への昇進が決まり、美しいメルセデスとの婚約も果たし、目の前には明るい未来が広がっているはずだった。だが、その幸せを妬む者たちの姦計により、無実の罪を着せられた彼は、島の牢獄へ送られ、幸福の絶頂から一転、地獄に突き落とされる。ああ哀れ、エドモン・ダンテスの運命やいかに――

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この収録では、モンテクリスト伯の小説について詳細な議論が行われました。のぞみさんは主人公エドモンド・ダンテスの物語展開について説明し、19歳の若者が不当な投獄を経て復讐を誓うストーリーを紹介しました。みきさんは司祭との出会いのシーンの印象深さを語り、のぞみさんは3つの復讐パターン(経済的損失、家族の破壊、社会的抹殺)について解説しました。また、登場人物の複雑な人間関係や、モンテクリスト伯となった後のダンテスの不気味な魅力についても議論されました。特に、エデという謎めいた女性の存在や、復讐と愛の両立という主題についても言及されました。

サマリー

エドモン・ダンテスは、投獄される運命に翻弄されながら、自身の成長と復讐の道を歩んでいます。このエピソードでは、ダンテスの背景や重要なキャラクターについて深く掘り下げます。エドモンの復讐の計画が進む中、彼の過去の恋人メルセデスとの関係や、復讐の相手であるフェルナンの家族が絡む複雑な人間関係が描かれます。また、エドモンに寄り添うギリシャ人の少女エデの存在が、復讐と愛情の葛藤をさらに深める要素となっています。

エドモン・ダンテスの運命
このモンテ・クリスト伯でいうと、Mikiさん、チャットGPTした後からであっても、楽しめそうな気がする。
うん、結構好きだった。1巻まで読んで、なんかハラハラドキドキしてきて、「どうなっちゃうの?」って思いながら読んでる。
ちょうど、イヤナミの1巻が結構感動的なのが、司祭さんと出会って、司祭さんがこれが宝の地図だ、地図じゃないけど、1巻の宝の情報だって言ってたんですが、
いやいや、それは私たちは他人なんだから、受け取れませんよ。もし見つけたら、宝物を半分くらいしましょうみたいなのを言ったら、
いや違う、お前はもはや私の息子なのだ、みたいな。この生涯、孤独な人生に。息子のいる人生っていうものをくれた。お前はそういう存在なんだ、みたいな。言って、1巻。
いや、いい話だね。
すごい劇的なところ。そう、切り方もいいですよ。舞台だったらちょうどそこで第1巻終わると思う。
あー、いいね、なるほどね。
15分間休憩。気になる脇役がいたら、ぜひアンフレットを買って名前を確認してくださいっていうアナウンス流れる。
15分の休憩の後に第2幕始まりますっていうやつ。始まります、みたいな。
ちょっと内容っぽい話をすると、この主人公のエドモン・ダンテス君は、一部の一番最初始まるとき、19歳、20歳くらいの若者ですと。
すごい良い表現があったんだよな、その人を表現する。
子供の頃から危険と戦うのに慣れてきた人たち特有の猶予のした態度、厳然とした様子が見られていた。
子供の頃から危険と戦うのに慣れてきた人たち特有のあれです、みたいな。知らない、見たことない人種だって思いました。
なるほどね。
子供の頃から持ってきたとかさ、子供の時から何不自由な人たち特有のとかわかるけど。
子供の頃から危険と戦ってきた人特有の。
なるほどね。
だから、ほぼハンマー・バキみたいなことでしょ?
バキわかんないけどね。
お父さん大変だし、本人も危険と戦ってそうだから、ああいうことなんじゃない?
なるほど。
バキか、すごい作が変わったな。
作が変わったな。
ダンテスムッキムキになったでしょ、今。
めっちゃ変わった。
主人公は小さい時からずっと船乗りですと。
小さい時からいろんなところに行く。
物体はフランスの港町で、長い航海から帰ってくるところから始まると。
19、20歳なんだけど、すごくいい船乗りだという表現から始まるんだよね。
指示をしている人たちに。
航海の最中に船長が死んじゃったと。
ダンテス君、君はすごい信頼してるよと船の持ち主の人から言われてて、君次はそろそろ船長かもねみたいなことを言われ、
よっしゃーと思いながら、ずっと待たせてた婚約者みたいな付き合ってた女の子のところに、
イエーイ帰ってきたよーみたいな感じで会いに行くと。
ハッピーハッピーから始まる冒頭から、
いろんな人たちの同じ船に乗ってたダングラールさんっていう会計係が、
なんで俺じゃないねんと、船長になるの。
俺の方が年上やんけみたいな妬みを受けるのと、
付き合ってた女の子と同じ村育ちの、
俺もあの子好きやのにみたいな、
実際から狙ってて、あの女の子っていう子からも、
なんであいつの方がええねんと言われ、
みたいないろんな人の恨みを受けてしまったが故に、
コロコロコロって言って、なんかわからんけど、
投獄されることになるというのが一番最初ですね。
投獄を決めた、無罪だってことはわかってるんだけど、
その人をどうするか決めてた、このケンジの人。
その人が、そいつを野に放ってしまうと、
自分の政治的なポジションがとても危うくなるっていうことが判明し、
大丈夫、大丈夫、俺が全部吉田にやったるから、
任しとき任しときって言って、
ひっそりと牢獄に送るっていう。
大きく言うと悪いやつが、大きく言うと3人いて、
その会計係のやつと、
こいつが告発したやつ、
あと幼馴染のやつ、
こいつが告白した紙を、
法律やってる人に持ち込んだやつ、
告発も嘘の告発ですもんね。
そうそう、盛り上がり告発。
あいつは当時もフランスなので、
ナポレオンと繋がってたみたいな。
当時の社会情勢的にナポレオンがエルバ島かなんかに流された時に、
今のロイ、ルイ18世かなんかの体制を揺るがそうとしてる。
まさにクーデターを起こそうとしてるんじゃないかみたいな。
その密集を持っていたのがこのエドモン・バンテスであるみたいな、
その告発をして、
さてさてってなって、
ローエに送られるというところまでが、
ここまででもいろいろありそうですけど、
全体の進捗で言うと6パーか7パーぐらいですよね。
意外な出会い
マジで6パーぐらいでしたね。
マジで改めて現在と同じだなって思って、
だからあいつちょっとうざいから、
SNSで悪口書いとくとか言って最初に書いたら、
それがわーって炎上しちゃったみたいな感じです。
そうそう。
そういう感じがした。
で、このネタあんまり触れたくないんだよなみたいな。
そっとにしとこうみたいな感じで、
告知にシュッて流されちゃうみたいな。
まさにすげえ今っぽいですもんね。
こういうことありそうみたいな。
うん、めっちゃ今っぽい。
本当はだから楽しめるんだ。
やっぱり人間の独的なものっていうのは変わらない。
うん。
だから自分のもっと偉くなれるはずだったのにっていうポジションを奪われたやつ、
恋愛のことで好きだったやつ奪われたやつ、
で、そいつの炎上を鎮化してしまうと、
なんか自分の立場が危うくなるやつみたいな。
あーいるいるこういう人みたいな。
そのいろんなものの掛け合わせで、
19歳のエドモン・ダンテス君を牢獄に14年ぐらいずっと入れ続けられるっていう。
本当に子供の時から危険と戦ってきた人特有のオーラーを持つ黒髪のイケメンが、
14年おじさんになっちゃうっていう。
帰ってきたら33ですよもう。
あんなピカピカの20代が。
連載して1840何年だけど、
ジニーとも連動してナポレオンが100日間だけ帰ってきたみたいな時代の前後の話だったから、
これなんか当時読んでる人楽しかっただろうなと思う。
多分ね、そうですよね。
今の日本で同じようなことを書くんだったら、
多分いろんな書き方ありますけど、
なんだろうな。
政治とかになっちゃうとちょっとあれだけど。
あの安倍首相案だったじゃない。
でもそうかもね。
ああいうやつとか。
それぐらいの多分大きい事件だっただろうからね。
トランプの耳がかけちゃった時だからね。
そうかもね。
ああいうのと掛け合わせたものが、
フィクションの小説として新聞に載ってるっていうのは、
そりゃちょっと見るわね。
その立てこもった牢獄の中で、
基本的には独房に入れられてずっと江戸門ダンテス君が、
いや俺無実やねん。話してくれや。
っていうのをいろんな人に言うけど、
みんなにことごとく無視され、
独房に入れられてたらある日突然、
独房の横からなんか音がするみたいな。
カーンカーンみたいな音がするから、
何かなみたいな。
もしかして誰かが脱獄のやつ取ってるのかな。
みたいな風にして待ってて、
ガボッて来たと思ったら、
よぼよぼのおじいちゃんやんけみたいになる。
っていうのがミキさんがさっき言ってた、
神父さんとの出会いと。
その神父さんは、
めちゃくちゃ、私金持ってんねんと。
脱獄させてくれるやったら、
これくらい金あげるでって感じの人に言ってたら、
こいつ頭おかしいなみたいな。
また独房に入りすぎて、
こいつ頭がおかしくなってしまったのでは。
って言われて無視されてるおじいちゃんと。
陽気なキチガイ扱いで、
特別に日曜日にワインとかもらえるようになってた。
キチガイも振り切るとちょっといいことあるっていう。
ちょっといいことある。
その出会いのシーンも結構私ハラハラドキドキして、
すごいなって思ったんですけど、
コンコンコンって音がして、
なんだろうって思った。
もしこれが職人だったら、
自分が叩き返しても気にせず、
作業を続けるだろう。
ただもしかしたら囚人なのかもしれない。
もし囚人だったら、
びっくりして一回作業をやめて、
次の再会は日を置いて、
みんなが寝静で待ってると思う頃に再会するに違いない。
だから確かめてみよう。
ポンと一回叩いたら、
やっぱりピタリと止まってしまったみたいな。
なんかすごいそれとか、
すごいディティールがすごいわかるっていうかさ。
リアルーってなりますよね。
そういうリアルなとこが多いから、
いろんな人出てきてもあんまり混乱することもなく、
思い浮かべながら読める感じがありましたね。
うん、キャラ立ってますよね。
このエドモン・ダンテスさん、
多分話を通じて、
お父さん的な人が多分3人いて、
1人は多分この神父さん。
この人が、
刑務所で亡くなるんですけど、
亡くなった遺体と自分を交換して脱獄するって方法で逃げる。
その人の死をある種使って逃げる。
これが多分1人目のお父さん。
もう1人が多分実のお父さんで、
14年収監されてる間に、
お父さんが死して死んじゃうっていうのが、
リアルお父さん、2人目のお父さんですね。
3人目は元々、
エドモン・ダンテスを船長にしようとしてくれてた、
モレル諸会のモレルさんっていう人が、
多分3人目のお父さんで、
この3人のお父さんの恩を受けながら頑張るっていう、
序盤から中盤ぐらいのお話ですね。
復讐の計画
いろんなお父さんいるなと思って。
そうですね。
モレル諸会のお父さんって、
ナポレオンが100日復帰してる時は単元に来てたけど、
ナポレオンが100日復帰終わったら、
また単元来なくなりました。
リアルだなって思ってた。
人間って感じがする。
人間ですよ。
なんとか派手が、
いろんな生命が決まっていた時代なんでしょうね。
自分の生命がもちろん大事優先だけど、
できる限りのことはするみたいな。
どうだなみたいな。
私が1巻までしか読んでないから、
後半の復讐のシーンどんな感じか、
のぞみさんはどんなふうに読みました?
私もまた途中なんですけど、
さっき言った3人。
ダングラールっていう会計士と、
フェルナンっていう幼馴染と、
ビルフォールっていう検察のやつが、
3人がメインの復讐対象としては、
3人大きくいるわけですよ。
よく話ができてることに、
3人とも一応設定上出世してるんですね。
ダングラール君は会計からいろんな戦争で身を立てて、
銀行家になってますと。
フェルナン君は死がない町の1青年だったのか、
これもまた戦争で身を立てて、
男爵だか士爵だか貴族になってるんですよ。
ビルフォール君はそのまま検事のまま出世して、
基本の人になっていると。
それぞれに合わせた復讐方法を取っていくわけですよ。
ダングラール君だったら、銀行をやってるから、
大損害を与えるっていうことが基本のものだし、
フェルナンだったら、
彼はちょっと難しくて、
フェルナンとエドモン・ダンテスの婚約者がいたじゃないですか。
メルセデス?
復讐の計画とメルセデス
そう、メルセデスとフェルナンは結婚してるんですよ。
なんかしそうだなって思ってた。
あいつちょっとベンヘラじゃね?
メルセデス。
一貫の時からダンテスに生々しい愛を伝えすぎっていうのはあるからね。
あとなんかめっちゃ好き好き言ってるやつ側に置くのっていいことなくない?みたいな。
だから結構グイグイ来たら。
それやっぱりいいこと言う。
いろんな経験積んできた30代の女性の意見、今俺聞けてる。
ありがとう。
やっぱね、メルセデスまだ16、17だからちょっとまだ。
そうかそうかそうか。
しかもめっちゃ可愛いからね。
めっちゃ可愛いから、やっぱダンテスがいかにイケメンとはいえちょっと悩んだやつも一応プランBで持っちゃうみたいな。
犬のように尽くしてくれるからね。
そうそうそうそう。
そうかそうだった。30代の人だ。
だからダンテスが刑務所、14年間行くときの最初の何年かは待ってたんですけど。
寄り切られる形でフェルナンと結婚したわけですよ。
メルセデスちゃんね。
復讐の相手とその家族
だからフェルナンに対して復讐するってなったらどうするかっていうと家族を奪っていくって形になるわけですよ。
フェルナンからしたらとにかくメルセデスちゃん大好きって思う気持ち一つでやってたわけですから。
やっぱ復讐の形としてはそうなるじゃないですか。
ってことは?
最後のビルフォール君はやっぱり賢治っていう形があるので、14年経った後も執事合憲みたいな感じでやってるんですね。
でもその人たちに対して復讐をしようと思ったら何をするかっていうと、その人の不正を暴いていくっていうのが一番の復讐になるわけじゃないですか。
社会的に抹殺するってことを考えるというのが基本線であるんですよね。
復讐のパターンもちゃんと3パターン違うんだ。経済的損失、家族奪う、社会的抹殺。すごいよくできてる。
非常によくできてですね。
かつもう1個面白いのは、皆さん家族がいて奥さんがいたり子供がいたりするんですよ。
その関係もちょっと入り混じりながらなので、単純に復讐が前に進んでいきますっていうだけじゃなくて、
この3つの家プラス、モレルさんは子供もいて、モレル家っていうのもあるんですけど、
その4つの子供たちがいろんな関係を持ってとか、そういう入り組みもあるんですよ。
だから、この自分から復讐する相手の子供と、モレルさんっていう自分からしたらめっちゃお世話になった人の息子が付き合って結婚しようとしてる。
え?どうしよう?みたいなやつも出てくるんですよ。
え?どうしよう?確かに。
あかんやん。恩人の息子おるで復讐どないしよ?みたいなのも出てきたり。
お父さんは復讐の対象なんやけど、奥さんはメルセデス。その子供、こいつどうしよう?みたいな。
どういう思いで向き合ったらええやろか?みたいなのがあるから、基本は復讐ストーリーなんですけど、
いろいろ家族のこととか考えると難しいですね。
確かに結構矛盾する気持ちを同時に抱えちゃいますね。
そうなのよ。
なんかそのツッコミ解説見てる時にも思ったんですけど、すいません、ただ聞いちゃうんですけど、
そのモンテクリスト博自体はモテたりとか、ちょっとこの人いいなみたいな人と出会ったりとか、そういう展開はもうなし?
みーさん、スーパーグッドクエスチョンで、やっぱりちょいモテしてるんですよ。
やっぱり復讐の悪いイケメンになってるだろうからね。
ただやっぱその描き方がすごく上手いなと思うのは、モンテクリスト博になってから目撃されるエドモン・ダンテス、顔が青白いっていう表現がめっちゃ出てくるんですよ。
つまり正気があんまりないみたいな。
なんて言ったらいいのかな?イケメンなんだろう?みんなからすごい注目はされるんですよ。
何あの人みたいな、めっちゃお金持ってるらしいみたいな。
すごくいろんないいことも言ってくれるから、いいことも言ってくれる顔立ちイケメンでお金もある。
なんだけどモテるっていうよりかは、なんか不気味な存在っぽい描かれ方をするんですよ。
それがすごく上手いところだと思ってた。
我々も一番最初から読んでるから、エドモン・ダンテスイケメンなんだろうなーみたいな風に読むじゃないですか。
なんだけど脱獄してお金を得てハッピーかなと思ったら、なんかちょっと違う感じで社交界に登場してるっていう風に見えるから、はーって見えるっていうのと。
あとはもう一個エドモン・ダンテス、ずっとモンテクリスト博になってから横に美女を連れてるんですよ。
そうなんですか。
これすごくキーになる登場人物の一人なんですけど、このエデっていうギリシャ人の女の子。
超綺麗だっていう表現で出てくる、すごい謎めいた女性として出てくるんですけど。
そういう人がいるから、あの人と付き合ってるの?みたいなことをいろんな寄付人からちょっと言われて、
違います、このエデっていうのは私が買った奴隷でみたいな説明をして、周りから見るとすごく綺麗な人がいますねって言われてるっていう。
そっかそっか、じゃあ14年登獄されて人との喋り方忘れなかっただけでも偉いって感じか。
エデとの関係と愛の葛藤
そう、そう思う。
あの人は吸血鬼に見えますみたいな言われ方をやっぱりしてるから、そうなんだろうな、不気味なんだろうなっていう描かれ方。
なるほどね。
そうですね。
すみません、話を遮ってしまって。
全然いいです。
いろんなパターンの復習をしてきます。
何を言い掛けてみた?
ミシャの今の女性関係で言うと、このエデっていうのがまたいいキャラクターでして、
エデちゃん実はギリシャの王国の王女様なんですよ、元は。
元々はね。
なんだけど、さっき言ったフェルナンが戦争に行って一旗あげてみたいなこと言ったじゃないですか。
フェルナンやっぱり好きな奴の好きな女の子の恋がたきを告発してやっちゃうぐらいの人間なんでやっぱずるいんですよ。
だからフェルナンの武功の立て方って相手方にちょっと取り入ってうまく裏切るっていうので武功をあげたらしいんですね。
はいはいはい。
いかにもズルさマックスみたいな。
フェルナンが仕えてたのがとある国の王様で、王様とその奥さんを撃って、殺して武功を立てたんですね。
仕えてた王様。
仕えてた?仕えてた人を撃ったの?
そうそう。
もう人の心ってもんがないで。
撃った人の娘さんがそのエデェなんですよ。
それたまたまですか?
多分エドモン・ダンテス的には狙ってるんでしょうね。
全部それに向けて設計してるわけですよ、エドモン・ダンテス君は。
そのエデェって言ったらエドモン・ダンテス的には復讐のための一つの道具なわけですよね。
そいつが復讐エネルギーをフェルナンに向けてくれたら、自分がそんなに手を汚さなくてもいけるかもしれないって思うじゃないですか。
なるほどね。
エデェはモンテ・クリスト博のこと好きになっちゃう。
そうなんだ。人間だからね。
人間だから。だからエデェはずっと付き合ってるぐらいの感じだわけ。
一緒にやっていこうよみたいな感じなんだけど、エドモン・ダンテスからすると、
お前は奴隷っていう立場でやってるけど、いつでも自由にすればいいと。
いつでもどこにでも行けばいいと言うんだけど、
エデェからしたら、私ずっと一緒にいたいからずっとここにいるみたいな感じなわけ。
少女ロマンスまで。
そこにはそういう愛の形もあるわけ。
私まだ読めてないけど、最後の最後の復讐をやり終えようとする時の、
このエドモン・ダンテスの夢をなんとかするにはエデェらしいよ。
でも結構ハッピーエンドじゃない感じだよね。私のツッコミ解説的には。
まあそうだね。どうなるのか。
どうなっちゃうんだろう。
すごいジャンプとマーガレット同時にやってる感じなんだね。
でもね、そうかも。そうかもそうかも。
ジャンプ&マーガレットだね。
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