今日は録画されるかもと思って、上だけの服をちゃんと下の服に着てきました。
下はパジャマです。
音のフィラーみたいなやつも、勝手に切ってくれたりするっていうことらしいよ。
ありがたい。私が今、手編集でチモチモ切っているやつが。
やってくれると聞いた気がする。
フィラーってさ、NozomiさんはA、Aが多くて、私はなんかってすぐ言っちゃうんだけど、そのなんかとかも言ってくれるのかな?
どうだろう。英語圏対応かもしれないね。
じゃあ、全部上をって言って、上を上をって言って。
ちょっとA風に言って、言ってもらわないと。
言ってもらいやすくするっていう、あれかもね。
確かにAってよく言ってる気するなぁ。
でも少ないよ、Nozomiさんは全然。
そう?
演者慣れしてる人は、フィラーの少なさにプロ度が出る気がしますなぁ。
うん。
私なんか話し方教室みたいなの通ってたことあるけど、やっぱりフィラーはなかったね、先生みんな。
それ、どういう人が講師役をやるの?話し方教室は。
なんかスピーチ大会で優勝したことある人とか。
へー。
スピーチ大会って何?普通の日本語スピーチ大会があるの?
そう、あるの。
へー、自分でスピーチを書いて、それを話す大会ってこと?
みたいなのがあるの。
何が?
なんか、自分が出たら何やるのかなって想像したけど、全く準備のイメージもつかなければ、当日いい成果が出ているイメージもつかなかったね。
でも、だいたい5分とかテーマが決まってて、私が仕事で一番頑張ったこととか思い出とか、そのテーマに沿って話すから、みんな原稿めっちゃ準備して練習して臨むって感じ。
あ、へー。
それなら確かになんとかなるのかな。
そうそうそうそう。
だけど、だいたい話し方教室に通っている人は、そういう人前で登壇する機会が増えてきたとか、極端に話すことに自信がなくて、
チーム内でちょっとした小話をするのとかもすごい苦手意識があるからなんとかしたりとか、めっちゃ苦手だからなんとかせめて少しでもとこがけしたりですが、
最近人前で話す機会が増えてきたので、もっとカッコよく見せたいですとか、政治家系の人とか多かった。
確かに政治家の人は如実に成果につながりそうだから、あるんですね。
そうそうそうそうみたいな、その2パターンだった。
へー。
私もパブリックじゃないけどセミパブリックとかで登壇することが増えてきたタイミングで1回行った。
それ効果は実感しているの?
効果は実感している。
キルが如実にアップしたっていうよりかは、うまく喋れている時の自分のイメージを持てるようになったから、それだけでも良かったから。
それはすごく良いことだね。
だからイメージ像、こういう風に喋れたら理想みたいなイメージを持ちながら練習とか準備とかできるようになったから、まあ良かったかなっていう。
そうか。全くないな、自分がうまく喋れているイメージ。
喋れてるからいいんじゃない?のぞみさん。
私は早口だから、緊張すると早口になっちゃうみたいな時とかの対処法とかを教えてもらった。
へー。どうするの?緊張早口。
シンプルに口を大きく動かすと遅くなるって。
大きく動かす?
口を大きく動かして喋ろうとすると自然と速度が遅くなる。
あー、なるほど。遅くなってる感じするわ。
でしょ?で、そうやってちょっと落とせると早くなってるなって自覚とか調整しようっていうことにもマインドが割けるようになってきてコントロールできる。
だいたい焦ってるとき、どんどん早くなって早くなってあーみたいなで止まらないみたいなこととかが、
その時に遅くしようって頭で考えても無理だから口を大きく動かそうって思うと遅くなりますよって教えてもらった。
それは良いレッスンですね。
あと大スピーチの前に発声練習、あいうえおかきふげことか発声練習をしとくだけでも口の動きが良くなって口が大きく動きやすくなって早くなりづらいとか。
なるほど。
違う話かもしれないけど、
今回みきさんと一緒に読んでこようと思ったの、本がだらくろんっていう坂口杏子の戦後直後に出た本じゃないですか。
読んでる最中に舞台を見に行って、
小松沢でしたっけ?
太鼓叩いて笛吹いてっていう。
そうそう。
それを見に行きましたと。
同じ戦前戦後を描いているものなので、オーバーラップしながらめちゃくちゃいいなと思って見てたんですよ。
いいですね。
登場人物は6人しかいないんですけど、そのうちの一人が広島の尾道出身で、そこから岩手かなんかに移り住んで、そこで農業をやってた人みたいなのが6人のうちの一人で出てくるんですよ。
舞台の最初の時は尾道弁なわけですよね。広島弁、あんとかじゃけーみたいなやつなんですけど、後半のすごい大事なシーン、ずっと東北弁の何て言ったらいいんですか、何言ってるかわかんないみたいな演技が必要なんですよ。
ズズ弁みたいな、いわゆる。
何て言ったらいいんだろう?何言ってんの?みたいな風に他の人がなるっていうシーンもあるのね、その演出として。
でもその人が言っていることを観客にわかってもらいながら、ものすごく感動させるみたいなシーンもあるわけですよ。
すごい、じゃあ使い分けがすごいですね。
でも同じ言葉じゃなきゃおかしいじゃない?同じ感じの喋り方、同じ口調で他の人がえっ?って言ってるのも観客としては自然だなって感じながら、
そこから10分後くらいにはその人の長台詞みたいなのがあるんですけど、5分くらい長台詞を同じ口調でやっても、観客席ですすり泣きが聞こえるみたいなのもあって、面白いと思いながら見てるわけですよ。
確かに口すげー動いてたなーって思ったっていう。
ちゃんと伝わるときは大きく口を開けて届かせてるんですか?
前半の方は東北っぽく口あまり動かさずにモゴモゴって言うんですけど、それと同じようなトーンなんだけど、少し口と喉を使いながら話していたときは観客みんな感動し。
そうか、口の大きさと動かす大きさですね。意識して喋ろう。
ドドミさんはすごく観客が趣味になりましたよね。これ私の影響じゃない?
でもそうかも。行ったことなかったですからね、舞台。劇場みたいなところに行くときは、ほぼクラシックのコンサートに行き、一年の終わりを感じるみたいな。
特にクラシックも好きなわけでもないので、いろいろあったときに行くくらいでしたけど。
ホールと言われるものに行くようになったのは、ミキさんに言われたらそういう世界があるんだなと思ったからかもしれないですね。
しかも小松田に行ったり、徹夜組のロビーに行ったりとか、正当なステップを踏んでいますね。演劇鑑賞の。
それが正当かどうか、私自分自身が全く分かってないっていうのがポイントですね。
目についたやつに行くっていう。そういう感じなんだを理解して帰ってくるっていう。
野辺さんの素晴らしいところは、たまに肌に合わなくて一幕で帰っちゃう舞台があったとしても、諦めず別のものを見に行ってくれる。
なるほどね。舞台が合わなかったんだとかにはあまりならないっていうこと?
そう、その一つの作品だけで演劇って面白くないんだとならずに、その作品が合わなかったなということをちゃんと理解していく。
最初5つぐらい行って、合うのが1個でもあれば対象のものじゃないものも行こうと思うから、最初に何に触れるかはすごく大事なんでしょうね。
そうなんですよ。
そう思った時に、年末にオススメ本というか、今年読んだ面白かった本をまとめているんだよって話を知人にすると、私に合いそうな本を教えてとか言われるんですよ。
はいはいはい。
確実にこの人に合うなっていう本とかわかんないからさ。
お土産をすごい渡しづらいのよ。
ミキさんが言うように、何千円もするものだったらちょっとどうかなと思っちゃうから、進める本が安いものに寄っていくっていうのがあるあるでさ。
はいはいはい。でも本なんて高くても5千円でしょ?ページで終わったらページ単価も10円ぐらいでしょ?
そうだね。あんま気にしなくていいのかな。そういう意味では好きなものを乱暴に言えばいいのかな。
私がトリッキーゴールを狙いすぎなんですかね。その人が好きそうな本の近くだったらもう進める意味ねえなと思っちゃう。
ちょっと言い方難しいんですけど、おいしいコーヒーの飲み方シリーズ好きだったんですよって言われちゃうと、もう私出せるものがなくなっちゃいますもんね。
あ、そっかーみたいな。とりあえず好きな本を読んだらいいんじゃないぐらいしか言えなくなっちゃうっていう。
あれになっちゃいますね。ナルセシリーズとかになっちゃいますね。本屋大将とか。
そうなんだよな。そうなるともう本屋大将上から読んでくださいになっちゃうからさ。
みきさん今回5冊ぐらい候補送ってくれてたじゃないですか。次どうしましょうリストの中に。
その5冊はどうやって出てきたんですか?
チャットCPTに聞いたんだと思う。
話題は有用性の限界、小ペンハウエル、人生について、サルトル、実利存主義とは何か、老死、
みききよし、人生論論と、坂口暗号、だら黒、っていうこの6選が出てきて、
多分自分の人生観とかキャリアとかをゆっくり振り返るフェーズに入ってきたんですけど、
そんな人生のフェーズの人にオススメの本は何ですか?みたいな感じで聞いた気がする。
自分の人生観とかをタノールするときに良い本を聞いたところこれが出てきたってこと?
出てきたと思う。
もうちょっと付け加えたら今、ライスワークのためのコンサルト、好きなけど辛いアートの仕事があって、
そこのバランスに悩んでる、みたいなこととか言ったかも。
なるほど。
問題意識に対して出てきただら黒、実際に読んでみて、どうその目的に対する一致感でいうと?
その目的に対する一致感はなかったんですけど、
本当にこの直近1週間ぐらいがちょっと病みきっていうか、
年のせいっていうのもあって仕事が忙しくて、
ああ、なんか全部正しくない、みたいな。
しかも私はアートの文脈も抑えられてない、
表層的な最下位しかできない愚かな人間なんだ、みたいな感じになっているスペースだったので、
そういう時に、
抜け出しないままが一番いいんだ、みたいなことをふくちゃんが言ってて、
応援された気持ちになりました。
救いの書籍にはなったと?
ちょうどいいこと言うじゃん、みたいな感じになったなという感じになりました。
なるほどね。
だからブライハー好きかも、
昔の文豪とかだと私は夏目漱石が動的に好きっていう、
エディートの書いた文章って読みやすくていいな、みたいな感じがあったんですけど、
さかくちあんことかいいじゃん、みたいな。
へー。
思いました。
夏目漱石感を感じてるってこと?