猪瀬光平のノンフィクション
へー、なんだろう。ノンフィクション系だと、野生の失踪という人類学者の猪瀬光平さんが書いた、自分の障害者のお兄さんと向き合っていた時の経験をもとに書いた本が、めっちゃ面白かったです。
へー。
これは、障害者の兄はこういう考え方、自分はこうだ、だからこうやって向き合うんだ、みたいな感じで捉えていたものが、全然そういうわけでもなかったというか、自分が勝手に分断的なことを作っていただけだった、自分が勝手に教科書を引いていただくだけだった、みたいなことが分かった、みたいな体験だったんですけど、
すごい、これを読んでてこっちも目が覚めるっていうか、分断があると思ってるのは自分だけで、自分世代では全然そこには分断がないってことができるのかもっていうふうな考え方になれる、なんか開ける感じがする本。
自閉症を持っている人だったらこうなんじゃないかとか、知的障害があるんだったらこういうふうに見えてるだろうっていう、言語化しないけどこっち側にありそうな前提っていうのがあると。
そう、全然そうじゃなかったっていう。
具体的には、自閉症のお兄さんがお家で遊びに来てて、でも失踪しちゃったんですよね。走り出したら本当に突然失踪しちゃったんです。
だから、いなくなる失踪と、走り出す失踪とか、いろいろかかってるんですけど。
で、それがきっとこうだからこういう理由で失踪したんだろうって思ってたんだけど、間違ったみたいなことを丁寧に理解していく。
そのプロセスが書かれてて、自分もそうやってすぐ決めつけちゃうとかあるけど、良くないかもって思うっていうか。
なるほどね。
お兄さんと一緒に性欲を読んだじゃない?アサイ・リョウの。
はいはいはい。
それもさ、そんな話じゃない?こういうふうな行動をしてるということは、この人はこうなのではなかろうかっていう描かれ方をしてる。
でも実はそうではなく、もうちょっと複雑なうんぬんみたいなのが出てくると思うんだけど。
そうなんだよなぁ。それ本当にそうなんだよなぁと毎回そういう例に触れるたび思うんだけど、日常だとやっぱりパターン認識をしてしまうね。
そうしないと人間死ぬみたいなとこもあるしね。
まあそうだね。
でもその性欲が中の人目線だったとすると、中の人って本当は俺らだけ外から見られてますみたいなの。
中の人目線だとすると、野生の思想はお兄さんという外側の人目線で、外側の人がプロセスを経て理解していくっていうプロセスを書いてるっていう感じ。
なるほどね。
中の人を理解するっていう。
お兄ちゃんを弟が見てるっていうことだもんね。
そのお兄ちゃんが自閉症を持ってたっていうことだもんね。
で、そのお兄ちゃんがなんで失踪したのかを考えていくっていう話。
なるほど。
いや良さそう。
これめっちゃ面白かったです。
バーバラ・ブッチャーのドキュメンタリー
なんかタイトルじゃない、この表紙もすごい素敵だね。
この三島社の。
戦艦のイラストミシャンのやつだよね。
そうそう。
いい表紙。
めちゃくちゃ売る気とかが、何て言うんだろう。
ないって言うとちょっと変な言い方なんだけど。
売れるような表紙を作ろうっていう意図とは距離を置いている表紙がとても素敵。
お兄さんが走ってる敵と人があってね。
ちょっとタンポポが横に書いてる。
いいじゃん。
面白かったです。
あとのぞみさんにもちょっとだけ送ったけど、
死体と話すニューヨーク死体捜査官のが見た五千の死っていうバーバラブッチャーさんのドキュメンタリー。
ノーフィクション。
面白かった。
これ読んでましたよね、のぞみさんも。
そう、Kindleで買って最初の方読んでまだ止まっちゃってるんですよ。
モンテクリスト博を読み始めたぐらいで止めちゃってまだ。
全部読めてないんだけど。
年末読書リストにいますよ、この死体と話すの。
これがやっぱさ、内容はほんとドラマみたいな事実は小説より機なりって感じなんだけど、
でもなんかさ、ドラマだとさ、そういう時ってみんなプロフェッショナルとしてさ、すごいやりがいを持って働いてるじゃん。
そういう死体捜査官とかってテキパキしてんじゃん。
なんかでもそうじゃない、なんか普通に病みながら働いてるっていうのがすごい至近感を持ってて。
面白かった。
そりゃそうだよね。
そりゃそうだよね、普通はっていう。
真実を解明するでは、そりゃそうだよね。
突然何気ないカフェで彼氏と仲良くなったら、そうか!とか言って調べてたら、やっぱりそうだ!とかあるじゃないですか、ドラマだと。
そういうことは全然ない。
いけなさら普通に奇妙なことが起きてる。
そりゃそうだろうなぁ。
そういう仕事をしながら、でもそれで仕事が向いてたみたいな自己実現とかはすごいしてて。
かつて死にたかった時の自分からは成長していく姿とかもあってみたいな。
そういう普通に病みながら、でも普通に仕事は楽しくて充実感を持って大変な時もあるけど。
自分の成長の話、成長というか自分の乗り越えていく経験の話と、普通に仕事と出会う面白い次第の話っていうのが同時並行してて楽しいかったです。
金原ひとみの恋愛小説
23年間もこの検視局っていうところに勤めてた人の話だから、なんかあれですね。
ちょっと3、4年腰掛けにいましたみたいなことじゃない生々しい何かがありますよね、ここに。
みたいな感じかな。
いいじゃないか、めちゃくちゃいい。
あと最後1個言うとしたら、金原ひとみさんが先月くらいに出したナチュラルボーンチキンっていう調節もすごい面白くて。
ナチュラルボーンチキン。
ナチュラルボーンチキンって本当にひっそり暮らしてるっていうか地味に暮らしてる、その辺にそうな地味に暮らしてるでもバッチリ地のちょっとお疲れ気味の中年が、
ひょんな頃から出会いがあって、本当にガツガツしてない恋愛をするっていう話。
そろりそろりと恋愛していく。
45歳一人暮らし、労務課勤務のルーティン女、浜野とホスクラ通いのイネギュラー編集者、ひらきっていう。
でもこれはね、うる気あるコピーで中身は全然そんなじゃない。
これはだからその何、担当編集者がうる気を出してるだけ。
気を作ってるだけで、そういうとこもあるし、なんか全然中身も地味っていうわけじゃなくて、
ストーリーはすごい展開があって当たり前だけど、すごい面白いんだけど、
テーマは中年のガツガツしてないゆっくりした恋愛。
これがいいっていうか、このぐらいになったら読めるなっていう感じの恋愛。
本当に好きになるっていいことだよねって普通に言えるぐらいの盛られてなさ。
心から寄り添える感じの盛られてなさ。
そんなやつおるかーいにならんぐらいの小説。
それぐらいがいいよな。
普通に幸せな気持ちで読み終えられるっていうか。
以上です。
ナチュラルボーンチキンって聞いて、頭の中においしいお弁当に絶対入ってたチキンボーンのことをすごい考えてた。
ナチュラルボーンの生まれながらのチキンっていう。
臆病者っていう。
いいじゃん。
野嶋さんもいくつかまた戻ってきて教えてください。
ラストですかね。
この話ってパパッといい話しつつ。
さっきの剣士のノンフィクションの話とかで言うと、
このゼッカイっていうウェイジャー号の地獄っていうのがノンフィクションでめちゃくちゃよかったんですけど。
実際にあった英国のイギリスの船でスペイン艦隊と戦おう。
ただイギリスとスペインって近いように見えるけど、
国からの命令としては南米沖でスペイン艦隊を叩けっていう指令を受けて旅に出てくるんですよ。
時代はどれくらいの時期の話ですか?
スペインがめちゃくちゃ国を制覇してた時の。
100年くらい?
200年くらい前じゃないかな。
18世紀ですね。
1740年に出航した船だから。
300年前のお話なんですけど、
南米に向かってたらチリ沖かなんかで大変なことになってナンパしちゃうんですよ。
大変だ!
船もボロボロ何もない、そのまま陸地に上がれればいいんだけど
何にもない島に打ち捨てられちゃうみたいな。
ナンパしちゃう?
ドナンパしちゃうんですよ。
そっから色々やって頑張って帰ってくるんですけど、
まず船に乗っけられるところからすごく面白くて、
当時は船に乗ろうとする人不足だったらしく。
和航だった人全然いない。
命がけだもんね。
命がけだし、船に乗るより陸地でやる方がいいんじゃない?戦うとしてもさ。
危ないじゃん、やっぱ船に。
だから全然いなくて、船に乗る人を集めるために普通にさらったりするんだって、海軍が。
拉致。
ガチ拉致。
民間の小船とかに乗ってる船乗りの手にタールとかがついてると、
こいつ船乗りだなってなると夜とかに連れ去られるんだって。
目隠しされて、軍艦に拉致されて、
今から行きまーすみたいな感じで出航していくっていう船がたくさんありみたいなところから始まり、
ナンパした後とかも、イメージしてるナンパってみんなが協力してみたいな感じかなと思ったら、
なんかすっげー派閥とか作るわけ。
船長派とか航海長派とか、みんな派閥を作ってお互いに殺し合ったりしてるんだけど。
神谷伝兵衛の事業家精神
なんとか250人ぐらいで出航した船から、2班か3班ぐらいに分かれながら息も絶えない30人ぐらいは母国に帰れたんですよ。
2年ぐらいかけて。
船でナンパしたところで1年半ぐらい生活して、みんな命からがら帰るんですけど、
帰った後も、せっかく1年半もみんな大変な思いをしたから、ぼーっとしてりゃいいじゃないですか。
なんすけど、あいつは全然良くなかった悪かったみたいなやつをめっちゃ裁判するっていう。
10年がすごい!
だから人間っていくつに、どんな状況にあっても政治をするんだなーっていうのを感じるノンフィクション。
へへへ、くだらねーなー。面白いですね。
こういう生き物なんだーって改めて思うっていうノンフィクション。
絶対、英国船ウェイジャー号の地獄っていう。
これはとてもとてもとても良い本でしたね。
ミキさんが絶対読まないだろう、出版社とかないのかな?もしかしたら自費出版の可能性があるんですけど、
神谷伝兵衛物語っていう。
神谷伝兵衛物語?電気ブランの?
そう。
神谷バーってありますよ、電気ブランの。
それ神谷伝兵衛の神谷か。
神谷伝兵衛の神谷バーの神谷はこの人から来てるんですけど、
神谷伝兵衛さんっていう人を全然そもそも知らなかったんですけど、
毎週ニュースレターを書いてる時に、
愛知県の西雄市から出身の人だったんですよ。
調べてたら、西雄市出身の有名人みたいなまとめページがヒットして、
そのうちの一人が神谷伝兵衛さんっていう人でした。
そうなんだと思って見てたら、見れば見るほどすごい人なんですよ、この伝兵衛さん。
まずこの人、神谷バーにもある通り、お酒から事業を起こすんですけど、
一番最初はワイン事業から始めるのよ、明治期ぐらいに。
他の人がみんな国産ワイン作るでってワインを作る中、
この人は国産ワイン、ぶっちゃけあんまり美味しくないから、
海外から輸入したワインを混ぜて出しますみたいな。
それも言わないけど、ラベルはちょっとかっこよくして、
ブレンドして、でも美味しいワインみたいな。
国産じゃないけど日本ワインみたいな感じで売り出したらめちゃくちゃ売れるわけ。
それで一財を成すと。
そこで作ったお金でいろんなことをやって、次日本酒作りますとか、
日本酒を作ったら本当にいよいよ作るぜって言って、
ワイン畑をそこから順に作ってとかやりだしたり、
あとこの人何がすげえなって思ったかっていうと、
ちょっとやり始めた事業からいろんな事業に展開していくのよ。
ワイン醸造みたいなやつはいいんだけど、
そこから日本酒も作り始めたから酒カスが出るじゃない?
酒カスをエサにして養豚事業を始めます。
アット北海道みたいな。
養豚をすると豚肉出荷するんだけど骨が余るな。
じゃあみんなに配って地域のラーメンみたいな。
ラーメン事業とか。
あと実家が愛知だから、いろんな頼まれごとによって、
愛知の鉄道、三河鉄道とかいう鉄道の社長を任されるのよ。
いろいろ事業が仕上がった後にね。
いろいろ線路を伸ばしていった先に、
ここ線路不設して捨ててる土なんかすげえいい感じだなみたいな。
よしじゃあこの土使ってレンガを作ろうって言って、
レンガ事業とかも始めたわけ。
レンガを作ってた工場の従業員というか工場長だった人が、
後々のトヨタのトヨタ生産方式を作った偉い人のお父さんみたいな。
そうなんだ。
工場稼働とかはそこら辺からインスピレーションを受けてた?
そう。
だからトヨタ生産方式にすごい有名な大野さんって本を書いた人がいるんだけど、
その人のお父さんのお父さんがレンガ工場で働いてた人ですっていう。
鬼の事業家みたいな感じの人で。
すごいね。
日本の今のスタートアップとか見てると一個のサービスでうんぬんとか言ってるけど、
やっぱり気合い入った人は違うなっていうのを痛感させられたのがこの神谷さんっていう感じだね。
すごいね。
めちゃくちゃかっこよかった。
6年あったら3個くらい事業作れてそうだね。
私が今6年経ってやっとホームページ作ったけど。
神谷の勢いを考える。
この人だって10歳ぐらいからずっと商人として独立してんだよね。
確か。
大学とか行った時なの?
8歳ぐらいからデッチに出て、そこで勉強したことを通じて11歳で独立するっていう。
16歳で事業で失敗して全財産を失うっていう。
人生が早すぎるのよ。
すごい。
そういう人だから。
3周目の人だよね、人生。
そうじゃない。
3周目だから大学は10歳から商売やるみたいな。
そのチョイスができてる。
5周目ぐらいかな。
本当にこの人すげえな。
3周目だから事業もポイポイできるんじゃない?
順番とかもさ、1周目ではレンガとかから始まっちゃってさ。
すごい調子悪いわけ。調律悪いんだけど。
5、6周目だからはい、まずこれ、まずこれ。
まずなんだっけ、ウイスキーか。
まずエキブラ作って。
この順番だと一番効率がいいみたいなのを分かりきった状態でやってる。
すごい勢いによった。
素晴らしい。
本自体は商業出版じゃなくて、
多分地域の人が調べたものをまとめましたみたいな、
地域出版的に出てるから文章が読みやすいかっていうと、
別にそんなことはないんだけど、
この神谷伝兵衛さんの勢いに圧倒される本。
好き嫌いと経営
何きっかけで寄ってみとったんですか?
西吉出身有名人を調べてた時に、
誰だったんだっけな。
どっかの女性だった気がするんだよな。
今一覧を見てるんだけど、
今見ててたまたま分かったんだけど、
高須クリニックの高須先生もこの西吉の出身らしい。
商売人の地は強いんでしょうね。
強いのかもね、この地域は。
結構いますね。
誰かのやつを調べてて、西吉出身の人をみんな見てたらこんな人がいて、
この人なんか面白そうだなと思って、
Amazonで人名で検索して本買ったっていう。
なるほどね。
富山茂彦も西吉の出身。
はいはいはい。
小野生理学とか。
そうそうそう。
富山茂彦。
なんか書いてないな。
でも誰か、茨城のりこかな、それこそ。
へー。
茨城のりこ出身、確かね。
違う、大阪で生まれてるって書いてる。
なんかね、誰かの詩人がこの今は現西吉の村で生まれましたみたいなやつだと思います。
え、たぶん茂彦じゃなくて、それこそ。
違う違う。
たぶん茂彦もここなんだって思ったんだよな。
あーなるほどね。
あ、でも茨城のりこだやっぱり。
あ、そうなんだ、じゃあ。へー。
そう、育ちか。生まれじゃなくて、育ったのが現西吉らしい。
うーん。
まあそうだね。なのでこの人もとてもいい感じの人でしたっていう。
ちょっと最高。
もう私は今その話聞いて神谷さんのことを理解した気になったのでもう言わないと思います。
そうなのね。そうかも。
さっき分かった気は良くないって言ったばっかりだけど、これに関しては分かった気にさせていただきます。
いや、いいと思うよ。いいと思う。
最後はちょっと古めというか古くもないのか。
みんなビジネスやってる人大好き、くすの木ジェンさんの好き嫌いと経営っていう本があって、
いろんな経営者の人にインタビューに行って、あなたは何が好きなんですか、何が嫌いなんですかって聞きまくるっていうインタビュー集なんだけど、
さっきの神谷さんの仕事の話じゃないけど、あまりおもめって良いことないんだなみたいなことを見て思っていて、
すごいみんなね、私俺はこれが好き、俺こういうの嫌いっていうのが皆さんすごいはっきりされていて、
もちろんみんな経営者だからさ、もう年齢も結構仕上がってるし、
今少し前の本だからほとんど男性だからさ、自分勝手感あふれる感じの人だから好き嫌いが明確なのがわかるんだが、
なんだろうね、好き嫌いを前提にして仕事も考えた方がなんか諸々良さそうだなっていうのを薄っすら思っていて、
この本読んで改めてやっぱりそうだよなみたいな。
日本電車の永森さんとか、やっぱりそういう人だよなみたいな。
もうとにかく一番になるのが大好きみたいな人なんだなとかさ。
なるほどね。
やっぱりなんて言うだろう、日本電車のビジネスモデルが素晴らしいなんちゃらなんちゃらみたいなことじゃなくて、
こういうぐらいの好き嫌いとフィットしてないと、そりゃああはなりませんわなみたいな感じがすごいしたね。
だから自分の好き嫌いを改めて見つめ直し、それと違和感のあるような仕事っていうのを捨ててはいけないなって改めて思ったのは、
この好き嫌いと経営っていうのを読んで改めて感じたところなんで、すごく印象に残ってる本っていう感じかな。
読書の楽しみ方
出てくる経営者みんなだいぶ色が違って、みんな著名有名人?だから15年ぐらい前の本なのかな。
私もやっと2年越しに目標達成してホームページを作って、ちゃんと開発してやっていくぞみたいな気持ちになっているから、読んだ方がいいかもしれない。
そうかもね。
永森さんとかちょっとあれだけど、もしかしたらなんか、出てくる人全般的にミキさんと相性が悪そうな人もたくさんいるから。
オスミ強い?オスミが強め?
ちょっとねオスミだいぶ強いから、あれかも。
ちょっとオラついていきたいぜって時に読むかも。
そうだね。これと同じ版を自分の仲良しの人でやったらどうなるだろうとかいうのを考えるのは楽しいかもね。中漢字かな。
はい、ありがとうございます。
全然私とはまた違うから、ポッドキャストをやってるがために3、4冊かぶってるっていうのが面白いところですね。
そうだね。来年もいい感じにやりましょう。
来年もゆるくたまにお休みしちゃうかもしれないけど、基本的には週1で反進できるように頑張っていきたいです。
いいペースで年割り上げましょうよ。
私やっぱ読書力ついたなって思います。大人になってから一人読まなくなってからと比べたら。
復習力ない人は100年の孤独読めないですよ。
なんやかんやだって年10冊、12冊くらいのペースでやってますもんね。
3週間に1回くらいのペースで読み切っておいて。
私の中でいいペースになってきたなとは思います。
よかった。
野田さんはいい行動感じてますか?言わせますけど。何かいいこと言ってください。
そんな乱暴な。
私、本読んだ時にメモとかもあんまりしないし、流れるままにしちゃうんですけど。
ミキさんと話すときくらいなんですよ。何を言えるかなと思いながら読むのって。
だからその瞬間にこういう本の読み方って新鮮だよなっていう楽しみ方と。
もちろんミキさんから紹介してもらう本って私全然読もうとも思ってなかった本だったりもするので。
それでもそういう世界もあるなっていうので広がってるっていうのもあれば。
あと年末にミキさんに読んでよかった本みたいなのをまとめて話そうと思って考えると、
全然読んでた時の感情と違う本が出てきたりするわけですよ。
読んでた時にめっちゃ感動せたみたいなわけじゃないけど、印象に残ってるのってこれだなみたいな。
リストには一応人類の信仰に秘められた記憶とか、意味への意志っていうスランクルの本とか、
この辺読んでる時は結構淡々と読んでるんですよ。
年末こうやって振り返るとあれ本当にいい本だったなっていうので、ミキさんとこうやって話さないとなかなか振り返ることはない経験なのです。
イランの旅の記録
大変貴重な本だと思っております。
ありがとうございます。そういうことが言ってほしかったです。
よかった。願望に添えてよかった。
新年一発目の本は何でしたっけ?ブービーへの世界の使い方?
今度は私が相談する番として、このブービーへの世界の使い方っていう本はどうかなと思ってて。
初めて聞きました。
今ね読んでるのが傷ついた世界の歩き方っていう本なんだけど、これイランの銃弾記なんですよ。
フランス人作家の人がイランをこう銃弾をするっていう記録なんですけど、
その人がなんでイランを銃弾しようと思ったかっていうと、
このブービーへっていう、この人はスイス人かなんかなんですけど、
その人が1950年ぐらいに出版した友達と二人でイランを旅したっていう記録を読んで、
めっちゃいいじゃんと思ってイランに行きたいと思って、
フランス政府からやめてって言われたけど来ちゃいましたっていう本がこの傷ついた世界の歩き方なんですけど、
すごいいい本だったし、じゃあこの人をそんな気にさせた世界の作り方ってなんなんやろうっていう関心があるので、
1ページもまだ読めてないんですけど、
一緒に読みましょう?
読みましょうというお誘いでございます。
はい、落ちりました。
よかった。
じゃあ新年はそれでいきましょう。
新年一発目はそれで。
この1年間もありがとうございました。
こちらこそでございます。
じゃあね。
ありがとうございました。