1. Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦
  2. 遅ればせながら...2024年の面..
2025-01-28 25:25

遅ればせながら...2024年の面白かった本 #1

みきさん

今年読んで良かった本。

  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー(ガブリエル・ゼヴィン):クリエイター同士でしか理解できない関係性がある。ラストシーンが本当にクリエイターの美学が詰まっていた
  • あなたにオススメの(本谷有希子):子育ては最高のエンタメであり究極のコンテンツ、と言い切ってくれるの最高。
  • 君のクイズ(小川哲):クイズノックの二次創作として楽しみました
  • ちょっと踊ったりすぐに駆け出す(古賀汲子):
  • 燕は戻ってこない(桐野夏生):
  • ここはすべての夜明け前(間宮改衣):
  • 純粋な人間たち(モハメド・ムブガル・サール):テーマは国境関係ないものだが、個人的にはダンスや宗教の描写がムワッと外国!って感じでそこが好きだった(セネガル人作家)
  • 野生のしっそう 障害、兄、そして人類学とともに(猪瀬浩平):そこに分断がある思っているのは自分だけかも
  • マリリン・トールド・ミー(山内マリコ):山内マリコの新作だわーいって読んでたら気づいたら上野千鶴子ゼミにぶち込まれている
  • 死体と話す NY死体捜査官がみた5000の死(バーバラ・ブッチャー):事実は小説より奇なり、なお仕事でも普通に病みながら働いてる
  • ぜんぶ運命だったんかい(笛美):チアアップされる!
  • ナチュラルボーンチキン(金原ひとみ):お疲れ中年のガツガツしてない恋愛、良い

podcast本

  1. 世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち
  2. 一九八四年
  3. アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
  4. 百年の孤独
  5. 職業としての政治


のぞみ

  1. モンテ・クリスト伯:骨太長編復讐小説。最高に面白い。
  2. 一九八四年:ビックブラザー!
  3. アンドロイドは電気羊の夢を見るか?:感情や共感、それってなんだ?と。AI時代に。
  4. ぬるい眠り:江國香織の世界観を堪能。
  5. 人類の深奥に秘められた記憶:これぞアフリカ文学。複雑なものを複雑なままで。
  6. そういうゲーム/ヨシタケシンスケ:「私の生活感これだ!」となった絵本。
  7. ナンセンスの絵本:どんなときにもユーモアを。
  8. Keith Haring:世界の傑物。
  9. 石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか:日本の傑物。
  10. 絶海 英国船ウェイジャー号の地獄:人間はどんな極限状態でも政治をする
  11. 世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち:情熱がすべて。
  12. 奇跡の一代記 神谷傳兵衛物語:デンキブランってそうだったの!?トヨタとそう繋がる!?
  13. やがて哀しき外国語:村上春樹は小説よりもエッセイが好き。
  14. 探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった:大好きだった若松英輔さんの日経連載がまとめて書籍に。フィヒテ『人間の使命』を引いている16章が秀逸。
  15. 明けないで夜:燃え殻さんのエッセイも好きです。
  16. 堕落論:終戦の翌年にこの文章を書き発表する胆力。
  17. 意味への意志:V.E.フランクルの著作、夜と霧よりこちらを繰り返し読んでいます。
  18. 反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方:今年1のヒット。
  19. 身銭を切れ――「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質:↑同著者。
  20. 好き嫌いと経営:経営者ってみな固有の色があるな、を思い知る。
  21. 戦略の要諦:目標設定は戦略ではない、と何度も。。。
  22. 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題:「みんな戦略ごっこ好きだな」感想です。
  23. 「会社四季報」業界地図:日本中、まだまだ知らない会社がたくさんある。
  24. 知の技法:モンテ・クリスト伯を読もうと思ったのはこれを読んだから。
  25. 自由の命運:自らが享受できている自由や権利は危ういバランスの上にある。

サマリー

ポッドキャストでは、2024年に楽しんだ本について振り返り、特に「残酷人生論」や「ダラック論」といった哲学的な著作に焦点を当てています。また、独立してからの変化や人間関係についても触れられています。2024年に注目すべき本についての議論が行われ、「100年の孤独」や「世界からバナナがなくなる前に」といった作品が取り上げられています。これらの作品を通じて、読書体験や物語の力、理解や感性への影響が探求されています。面白かった本について語られるエピソードでは、特にゲームクリエイターをテーマにした作品が取り上げられています。また、クイズノックを題材にしたミステリー小説も紹介され、その魅力について語られています。

読書の振り返り
今年読んだ本の話、ベスト本を振り返るというターンに移ってきますか?
あと何日かで、もう2025年ですからね。
いいじゃないですか、Mikiさんたくさんあるじゃないですか、うさそうな本。
そうですね、私はそのポッドキャストで読んだ本でも面白かったの。
やっぱこれ面白かったなって思ったし、それ以外でも12冊選びました。
でもほぼ小説ですね。
特にどこから話したいなどあります?
Nozomiさんから話しましょうよ。
私はいっぱい話したし。
Nozomiさん、25冊プラスって書いてあるから、すごい読んでるじゃないですか。
そうね、なんだろう。
さっきの話と近いところで言うと、
ダラック論と合わせて読んでめっちゃよかったなと思うのは、
残酷人生論っていうのを読んでいて。
残酷人生論、しかもここに書いてないやつが急にいきなり来た。
そうそう、ちょうどダラック論を読み終えた日ぐらいにもう一回読み出したんですよ、残酷人生論。
あるいは新世紀オラクル?
そうそう、池田明子さん。
哲学者というか、いろいろ書いてる。
14歳からの哲学とかかな。
14歳の君江。
14歳からの哲学。
そうそう、いろいろ書いてる方がいてですね。
それをこのダラック論と一緒に読んで、すごい良い読書だったなっていう感じがして、
めちゃめちゃそのまま人生って残酷だよねっていう、そのまんまなんですけど。
面白そうですね。
めちゃめちゃ面白かったです。
美希さんこの文体好きそう。
かつ高校生とかの時に読んでおきたかったって思いそうって、まだ読んでないけど思いました。
でもね、そうかもね。
最初の方に何が残酷かっていうのは出てくるんだけど、
考えるということは残酷なことであると。
ぐずぐず悩むことに人を甘やかさない。
ありもしない慰めで人を欺かない。
人生の真実の姿だけをきちんと疑い考えることによってはっきりと知るということは、
なるほど、その意味では残酷なことであるという文章から始まるんですけど。
とても残酷なんですよ。
めっちゃ乱暴に言うと、分からないって言ってる人を分からせることはできませんとか、
そもそも社会のせいにするっていうのは、ありえない不自由な人だけがすることであるとか、
すごい真っ直ぐに書いている人なんですけど、
すごいブライハっぽい書きぶりで、暗号暗号しいというか。
大変良かったですよ。
坂口暗号のちょっと好きかもっていうところが、別に他人に迷惑をかけたっていいやろう、
そんなこと書いてないんだけど、感じるっていうか、
何ふり構ってられるかみたいな、そういう感じとかもあったりするんですか?
あると思う、あると思う、あると思う。
なんて言うんだろう、こびないよね、この人。
書いてる漢字もこびないし、他人に何かをやってもらおうっていう姿勢の、
文章上は極めて少ない人に見えるし、
この残酷人生論って、月刊誌か何かの中に書いてたエッセイをまとめてるんだけど、
どっかの項目に、自分が書いた本に対して、
なんとかさん、なんとかさん、なんとかさんから批評を受けました、みたいなのが出てきたりするんですよ。
それに対してめちゃくちゃ噛みついていくみたいな。
全然読めてねえなって。
全然読めてねえなって、それで何が悪いんですか?ぐらいの感じで戦っていくんだけど、
いや、この人強いな、みたいな感じがするね。
人間関係の変化
すごい生き方かっこいいこの人って思った女性。
これ何だっけ?
この人の本を、日経の土曜日の言葉の力っていう連載みたいなのがあって、
そこに批評家の若松英介さんっていう、よくNHKにも出てくる人がいるんだけど、
その人のコラムの中にこの残酷人生論が出てきて、
すごく素敵だなと思って読み始めたら良かったっていう。
だから若松さんのそのエッセイも本になったから、
その本2冊とこの残酷人生論3冊セットですごい読んで良かった本ですね、今年。
そういえば今この話を聞いてて思ったんですけど、
坂口杏子のブライハンは結構好きかもとか思ったのが、
私フリーランスになってから、自分の会社で独立してから気づいたんですけど、
昔の自分はかなり卑屈だったというか、
誰かにこの場所を用意していただいてありがとうございますみたいな、
雇っていただいてありがとうございますみたいな、
一緒に時間を過ごしていただいてありがとうございますみたいな意識がすごい強かったなって、
そうは思ってなかったけど振り返るとすごかったなって思って、
今だいぶ私と一緒に仕事できてありがたいと思えよとか、
ご飯とか送ってもらってもインスピレーション私が与えてるんだから、
おごらせてやって感謝しろよみたいな、
すごい強気になる、強気ではないけど、
本当にそういう風に考えるようになったなみたいな、
ところがすごい変わっていきやすくなったんですけど、
でも友達とかと会うと過剰に、
例えば観光客が写真撮ってもらいますかってシャッター押してあげるじゃん、
それなら画角とか2人写ってりゃいいだろうみたいな、
シャッター押してあげただけで感謝しろよって思うんですよ。
綺麗に撮れてないじゃんとか不満を言われる筋合いは別にないだろうっていうこと?
そうそうそう、押してあげただけで感謝しろよって思うんだけど、
やっぱりそういう人はせっかく私に頼んでくれたのに、
ちゃんと綺麗に撮れてなかったらどうしようとかすごい気にしちゃうとかいう人がいて、
その自撮り、でも本当に自撮り一つ撮ってもそうだし、
昔の私を見てるよっていうか、
だから会社にせっかく雇ってもらったのにみたいな感じになったりとか、
それってすごいもったいないなって多分最近思うようになって、
だから高口アンコのそういう自分が一番求めてるものは何かってことを、
自分にとっての本物だけを掴んで、あとは何だっていいんだっていうのが、
そうありたいから、自分も本当は。
だからすごく良かったんだと思うんですよね。
なるほどね。
でもそういう人に別に他人を変えたいとか思ってないんですけど、
自撮りのシャッターなんて押してあげただけでありがたいって思った方が楽じゃね?
みたいなことを伝えるにはどうしたらいいんだろうってことを今ふと思いました。
もう一回言って。
自撮りのシャッターなんて押してあげる方が、
押してあげてありがたいぐらいの気持ちで過ごした方が楽じゃんって。
私は思ってるってことを、それを、
渡瀬はそういう人間だからとかって言って、はいはいみたいな感じになっちゃうわけですよ。
いくら私の伝え方で言っても、渡瀬はそういう人間だからね、
私たちは違う人間だからってなっちゃうわけじゃないですか。
それはもっと刺さる言い方を伝えるにはどうしたらいいんだろうっていう。
高口アンゴのように。
ダナクロンが多くの人を揺り動かしたように。
難しいね。
そういうことができてるから、
より好きって思ったんだなって今改めて思いました。
ダナクロンは。
面白いですね。
その人は、
みいきさんが言ってることに関しては、
それはあなたはあなただって、私は私ですって言えるわけじゃない?
でも撮影してる時にも、
相手の人はあなたはあなたで、私は私って思ったら、
みいきさんが言うロジックが適応できるじゃん。
私はお願いされたから頑張っただけであって、
別にあなたの意向に沿うことは私の仕事ではないっていうのって、
私からすると同じに見えるからなんか不思議だね。
そこが役に立ちたいよみたいなものがあると思ってて、
お願いされてるじゃないですか、写真を撮ってくださいって。
だから役に立たなきゃっていう。
求められてる、求めてる、求められてるの関係があるかないかなんですよね。
へー、求められ…
自立してるか、私はこう思いますよっていうことでしかないじゃないですか。
あなたに代わることを要求しますとかじゃないじゃないですか。
だからそうやって言えるんですよ。
でも、求めてる、求められてるの関係が発生した瞬間に、
すごく答えたいってなるんだと思うんですよね。
へー、なるほどね。
だからそういう職業面接、採用面接とかの時も、
雇う、雇われ、みたいなのが、
過剰に卑屈になる感じがあるとか、
人に自撮りのシャッターもしっかり出し、
そういういろんな何かをお願いされてる時って、
お願いしてる方が仕立てとかっていうことでもなく、
自分次第じゃん。
自分がここにいたいからいるっていうか、
自分がシャッターを押したいから押すとか、
それだけの話じゃんっていうことにならないっていうのが、
求めてる、求められてるの関係の時に働いてる気がします。
なるほど。
同じ話とかどこまで繋がるかわからないけど、
全国人生論の中の序盤に、
理解と感性の探求
分かると分からないの話が出てくるのよ。
その話分かるとかさ、
私はとある物事について分かっているっていう表現があるとしますと。
で、分かるっていうのは、
意思の力によってできるのかみたいな話が出てくるのね。
例えば、とある物事が分かるっていうのは、
いくら頑張っても分かるってことってできないよねみたいな話が出てくるのよ。
コントロールできるのは、分かろうとするかどうかはコントロールができると。
分かるか分からないかは、自分の力ではコントロールができないと。
私ここですごく腹に落ちたんだけど、
分かろうとするか分かろうとしないかはコントロールができるけど、
分かるか分からないかは分からないじゃない?
分かるか分からないかは自分のコントロール外にあるじゃん。
能力次第みたいなことでも言えるかなと思ったけど。
理解力とか経験とか次第っていう風に。
さっきの話でいうと、
依頼されたことに、
答えるか答えないかっていうのさ、
厳密に言うと自分でコントロールできないじゃん。
相手が言っている依頼に対して、
答えられたかどうかはその人しか安定化できない。
でも答えようとするかどうかしかコントロールできないんだけど、
答えられるか答えられないかは向こう次第じゃん。
もしかしたらその友人の人は、
答えられるかどうかを自分がコントロールできると思ってるのかなって思った。
何言ってるかっていうと、相手の依頼に答えたとしたら、
それはつまり相手の求めに答えられたということと同義であると。
けどこっちとして答えようとしたんだけど、
答えられなかったという結論になることも全然普通にあるじゃない?
頑張ってるんだよ、頑張ってるんだけど答えられないってことはあるとすると、
答えないとまずいってならない気がするのよ。
何を言ってるかっていうと、
やったとしても相手の価値にならないこともあるし、
やらなかった結果別の人にお願いをして、
結局もっといい結論になったっていうルートもあるわけじゃない。
自分が答えるかどうかっていうのが相手の価値になるかどうかっていうルートに
まっすぐに紐づいてるっていうことなんだとすると、
残酷人生論的には多分もうちょっと答えようとするっていうのと、
答えるとか答えられたっていうのを全然別のものだってなると。
分けたほうがいいですよって。
分かる分からない論すげえ良かったよ、残酷人生論の。
自分の仕事の仕方としても、
多分私の他の同じような仕事をしてる人より、
分かろうとしてあげてる気がした。
なるほどね。
基本的にクライアントみんな会社、個人もいるけど会社がほとんどですと、
言う時に安易に分かったって思おうとせずに、
できる限りたくさん分かろうとするっていうのは自分の特性だなって、
その本を読みながら思って。
目もろ、分かると分からないの間にたくさんの分かろうとするがある。
結局分からないじゃん、相手のことだから。
結局分からないんだけど、
それでも分かろうとするっていうのを
分かろうとするし、分かった気にならないっていう3つのものを同時にやるってすごいストレスじゃん。
結局分からないっていう事実1。
めっちゃストレス!
結局分からないし、分かった気になった方が上手くいくことはあるんだけど、
分かった気にならないっていうのも自分に対してすごいストレスだし。
諦めて分からないって言っちゃう。
結局分からないし、分かった気になっちゃいけないのに、
ずっと分からないことをしようとするってすごいストレスじゃん。
うん。
なんだけどこの3つを同時並行でやっても、
そんなに違和感を感じないっていうのは自分の才能な気が最近してきた。
すごい!それはやっぱりテニスに行ってるからなんですかね。
私もテニスに行けばそのストレスがなくなるんですかね。
そりゃそうだと思う。
テニスはそういう効果があると思うから。
やっぱりそうか。
それはめっちゃ分かりますね。
私それでもそのストレスに耐えられなくて分からないってすぐ言っちゃう。
それは良くないなって思う。
残る3つのルートもあるわけじゃない?
分かろうとするのをやめる。
分かった気になる。
分かった気になるっていうか分かってる風に振る舞う。
分かった気になるぐらいだったら、
分かんないってことにした方が私は気持ちが良くて。
うんうん。
それでも一つの誠実な仕方だと思うよ。
分かった気になるやつ嫌じゃん。
世の中というかミキさんと私がやるような仕事だとそういう人すごいたくさんいるじゃん。
DXなら私に任せてくださいみたいなやつとかさ。
この業界は私は全て理解しておりますみたいな謎の人いるじゃない。
そういう人よりかは私は分からないっていうのはよっぽど誠実な態度だと思うけどね。
でもそれを受け取る側は誠実な態度だと思ってなさそうなことが多いからそれもちょっと嫌だよね。
まあね。
お前には分かんないんだろうなみたいな。
そういう感性の違いもしくは経験不足みたいな感じに整理されがちでちょっと嫌だなって思う時もある。
まあね。
堕落が必要かもね。
なるほどな。
テニスにはそういう分かろうとする時のストレスに耐える力があったか。
かもしれない。
1冊とか1文ですね。
堕落論、残酷人生論、若松恵介さんの本みたいな感じかな。
でも高口安吾さんが言ってることをすごい拡大解釈するとそういう分かると分からない間のストレスをちゃんと感じろみたいな風にも私は解釈してもいいかなと少しは思ってしまったけどね。
そうかもね。
長々話してしまい時間もだいぶあれですか。
注目の作品
みきさんの読まれたやつ話そうよ。
なんだろうね。
小説ばっか読んだなと思ったんですけど。
どれがいいかな。
この4冊は野上さんも書いてて、私は面白かったなと思いました。
たぶん野上さんは書いてないけど私は面白かったです。
そしたら100年の孤独は面白かったですね。
私は。
私もね。
私もね。
なんかこの幕長ずっとトポトポ歩いていくような、自分がこうやって歩いていくような感じがあるんですけどね。
そういうのが見たいですね。
これらの本を読んできた人は本当に素晴らしい人だと思います。
本当に。
本を読んできた人は本当に素晴らしい人です。
本当に。
本当に。
本当に。
面白いと言えるのは。
この幕長ずっとトポトポ歩いていくような、自分でも今どこにいるのかわからないような感じも含めて面白かった。
マジックリアリズムと本家これかっていう感じで。
でもすごく長かったから、野上さんといつか間奏戦をしなきゃいけないっていう枷がなければ達成できなかったということも含めて良かったなと思います。
読書体験というか、そういう向き合い方としてっていうことかな。
そうですね。
世界からバナナがなくなる前にが届いてすごく良かったです。
届かなそうですもんね。
届かなそうね。
何人かこれを読んだっていう人がいたんだけど。
私と大学院の時の同期の一緒にコンサル行った子の、私とその子はもうめっちゃいい本だよねって言ってるんだけど、その人たち以外は大変なことはよくわかったみたいな。
世の中で種が大変なんだなみたいな気持ちみたいな。
そうなんだけどみたいな感じだったから良かった。
逆にそれは私の物語思考が作用したっていうか、もし宇宙人が地球を滅亡するとしたら種じゃん、まずみたいな。
そういうアイディアが引き出しとして持てたっていうのが嬉しかったっていうのがあります。
なるほどね。
種SFがこれから出てきたとしたらウキウキ読めそうっていう。
そうそうみたいな。
とかもしニュースとかで種がなくなったとか、今年の植物滅滅死が何種とか出てきたらやばい、宇宙人来てるかもとか思えるっていう。
なるほど。
読書体験の重要性
これじわじわ首しぶりに来てるでしょみたいな。
なるほどね。
そういう3体の世界みたいな兆候として捉えられる引き出しが結構増えたなみたいなのが嬉しかったです。
世界からバナナがなくなる前にね。
確かこれはめちゃくちゃいい本だったね。
あとはのぞみさんが読むのそうなやつで面白かったやつだと、あと全部書いてるのはほぼ小説なんですけどね。
でもなんかこれTOMORROW & TOMORROW & TOMORROWっていう今年の頭ぐらいに翻訳が出た本なんですけど、これがすごく面白かったんですけど評判も良くていろんなところで選称されてるのもいました。
今年は1月に出てるからこの1年ですごいいろんなところで選ばれてるのも見ました。
実際すごい面白くてゲームクリエイターめっちゃオタクのゲームクリエイターがゲームクリエイターとして体制していくって話なんですけど、
出てくる人全員オタクだからクリエイター同士でしか理解できない関係性とか、あとちょっと途中で悲しい事件とか起こっちゃうんですけどそこからどう乗り越えていくかっていうところもクリエイターならではの美しい乗り越え方で
なんか美学、ゲームクリエイターの美学が詰まってて、ゲームしない私ですらすごい面白かったから、ゲームする人だったら本当に面白いと思う。
帯にはゲーム制作に精神をかけた男女の友情の物語って書いてる。
でもその友情の紡ぎ方がやっぱ美学が詰まってるのに、こういうオタクの美学みたいなのが詰まってて、すごい私は好きだった。
こういう風にしか付き合えないんだよね、この人たちは、みたいなのが詰まっててよかったです。
よく売れる恋愛漫画の若者2人の付き合い方とかじゃ全然ないわけ?
全然違う。
いいね、しかもこのゲームクリエイターらしく本の中にいろんなゲームが出てきて、ドンキーコングとかゼルダとか鉄拳とかそういう作品も出てくるんだよって帯に書いてる。
そうそう出てくる、だから私はそれを出てわからなかったけど面白かった。
わかるんだったら一層良さそうだね、メタルギアソリッドとかダンジョン残像とか、もう名作がたくさん出てくるわけだ。
私でも名前を知っているようなゲームタイトルばかりだったけど、全部プレイはしたことなかったけど面白かった。
やってたら一層モチーフがあって楽しめるだろうなっていう想像がつくわけだね。
しかもちょうど世代っていうか、私たちの時がちょうどゲームっていうものが出始めたっていうかさ、カセットフーフーしてガシャとかもやってたタイプじゃん?
そうだね、確かに。
そのぐらいの人が書いたんだろうなっていうか、私たちの世代ぐらいの人が書いたんだろうなって感じがします。
確かにファミリーコンピューターが出て、プレイステーションが出てみたいな、オタクだけがやるっていうものから、普通の家には一台どれかあるよねっていう風になったのって、多分我々ぐらいの感じだもんね。
我々がちょっと上ぐらいの人たちが多分ど真ん中世代だろうから。
オープンワールドとか出て、この滑らかさやばくね?とかわなわなするみたいなのがさ、思春期じゃん?とかの世代のクリエイター同士の理学とか人間関係の紡ぎ方がすごい良かったです。
面白いものがあったりとか。
本文解説の石井さんという方も、ゲーム文化にかなり疎いので、この作品を楽しめるかどうか少し不安だった。もし同じような心配をする人がいたら、起誘だったと伝えたいって書いてるね。
本当に起誘でした。
いい本ですね。良さそうな本。
クイズノックのミステリー
あとは小説ばっかりなんですけど、軽く読めるし、クイズノック好きな人にオススメっていうのが、君のクイズっていう。
直樹賞とか取った小川哲さんの小説で、君のクイズっていうクイズプレイヤーの、日本一のクイズプレイヤーを決めようみたいなクイズ大会で、チートが発生したかもっていう事件が起きて、それが本当にチートだったのかを解いていくという。
ミステリーみたいな小説なんですけど、クイズプレイヤー目線だから、クイズノックの二次創作として楽しめるっていう。
ああ、なるほどね。
あんな楽しそうにしてる彼らだけど、こういう事件とか、こういう人生もあるのか、なるほど、なるほど、みたいな。勝手に2度美味しい。物語も美味しい。
推理小説としても楽しい。クイズノックの二次創作としても楽しい。3通分美味しいみたいな。
軽く読めるんで、これもすごい面白かったです。
これはあれですか、クイズノック見てないと厳しいですか?
厳しくないです。
本当?
クイズノック見てると、テレビとかでもちょっと見たことない?テレビとかでクイズノックが無双している姿とかをチラ見したことなどはありますか?
クイズノックの人なんですっていうのが、一問ぐらいすげーって解いてるのを、切り抜きかなんかで見たことがあるぐらいのレベル。
見たから見た方が楽しいかもしれないです。
なるほどね、なるほどね。その20分間投資をした後に、この本を読むと一層楽しいと。
体験しやすくなる、脳内で。
なるほど、いいじゃない。
軽く読めるのは面白かったですね。
25:25

コメント

スクロール