「教育カフェテラス」は、国内・海外の教育に関する最新情報をお届けするポッドキャスト番組です。
現役教師の水野先生と、未来の先生を目指す大学生・沙弥香が、教育の最前線を明るく楽しく深掘り!
「最近の教育トレンドは?」「私たちの学校の課題は?」「課題解決のためにできることは?」
教育に関わるすべての人へ、明日からのヒントをお届けします。
さあ、私たちと一緒に、教育の未来を覗いてみませんか?
番組の魅力・推薦
読むのが苦手な子に簡単な文章を渡すのは親切なのか?
アメリカのディスレクシア専門校の校長が、学びに届きやすくすることと、学びを簡単にすることの違いを語った記事を紹介します。読むのが苦手な子に短い文章ややさしい問題を渡すと、理解できるはずの考えにふれる機会まで減らしてしまうことがあります。同じ点数でも原因は違うという事例を手がかりに、原因の見極めと、高い期待を支える指導の中身を考えます。
PTA会費はいつから学校の第二の財布になったのか?
愛知県一宮市の公立中学校で、看板や教材、先生の研修費までPTA会費から支払われていた問題を、保護者が監査請求しました。本来は公費でまかなうものをPTAに頼る仕組みは、法律の面でも問題があります。名古屋市が学校運営費を増やした例や、PTAの側から改革を進めた小学校の例を紹介しながら、学校と保護者の関係をどう整理すればよいかを考えます。
旗は両面ではいけないの?おとなしい子の一言が生まれた教室
学級経営の連載から、5年生のクラスで旗の案が2つに割れたときに、おとなしい女の子が発した一言を取り上げます。その一言が出るまでに、担任は係活動の倒産をやめて支え合う形に変え、多数決中心の学級会を合意形成へと切りかえていました。できあがった両面の旗を子どもたちがどう使ったかや、競争から協働へ、任せる範囲を決めて任せることの意味について話します。
廊下の掲示板に子どもが書き込み始めたら何が変わる?
アメリカの特別支援教育の先生が、眺めるだけだった廊下の掲示板を、子どもが参加できる場所に変えた実践を紹介します。使うのは言葉探しや暗号、塗り絵といった普段のプリントです。拡大して貼るだけでなく、解かなくても名前や絵で加われるようにして、どの子にも参加の入り口を用意します。日本の学校で試すときの工夫や、悪ふざけへの備えも一緒に考えます。
連絡帳の様子を見ますが保護者の不安をあおるのはなぜ?
元教頭先生の連載から、保護者の相談や苦情に連絡帳でどう返すかを考えます。様子を見ます、の一言だけでは伝わらないことと、学校では仲良く遊んでいました、が反論に聞こえてしまう理由。共感、客観、行動という順番で書く3つの法則や、事実の判定と心配への応答を分けること、結果ではなく手順を約束することを、実際の返信例とあわせて紹介します。
先生が夜眠れなくなる心配ごとにどう備える?
アメリカの経験豊かな教育者が、先生を眠れなくする4つの心配ごとと、その備え方を書いた記事です。荒れる教室には、行動の始まり方を調べる問いで向き合うこと。課題に取り組まない子とは、力くらべをしないこと。終わらない仕事は、時間を区切ってまとめて片づけること。新しい管理職や保護者とは、こちらから関係をつくりにいくこと。心配は計画ではない、という言葉を手がかりに、不安を準備に変える方法を考えます。
不登校でも勉強だけはさせたい親心が子どもを追いつめる?
不登校の子の受け皿として広がるフリースクールについて、選び方を間違えると子どもがさらに追いつめられる、と伝える記事です。フリースクールは、生まれた経緯によって方針も集まる子どももさまざまで、選ぶための情報がほとんどないこと。主体性の尊重と言いながら何もしない場所や、学力を重視するあまり、教育熱心な親に追いつめられた子をさらに傷つけてしまう場所の例を紹介します。学校の先生が保護者の相談にどう向き合えるかを考えます。
すぐに答えを教えないほうが子どもは伸びるのか?
アメリカの教育サイトで、教育の研究者と校長が、生産的な苦闘という考え方を解説した記事です。子どもが今の知識を新しい場面に当てはめようと、ほどよい難しさの課題に取り組むこと。学びが深まる、粘り強さや助けを求める力が育つ、といった理由。そして、苦闘を、ただのいらだちで終わらせないために、子どもの得意と苦手をデータで確かめてから課題をつくることを紹介します。日本の授業の、まず自分で考える時間と比べながら考えます。
話し合いがすぐまとまるクラスは本当にいいクラス?
若手の先生向けの学級経営の連載から、大学の准教授が、いつも同じ子の意見で決まる話し合いを見直す方法を書いた回を取り上げます。早くまとまる話し合いの陰で、自分の考えを言わずに合わせている子がいるかもしれないこと。1人で考える、ペアで話す、全体で話すという入り口づくり。少数意見を拾う声のかけ方や、すぐに多数決にしない工夫、話し合いそのもののふりかえりまで、明日の学級会で試せるヒントを紹介します。
AIを使う授業で先生が見るべきは完成品ではない?
埼玉県戸田市の教育委員会が、市立の小中学校向けに、生成AIの利用ガイドラインを改訂したという記事です。子どもが自分で直接使うのは原則として小学5年生から、と学年ごとの基準を整理しました。評価では、できあがった作品だけでなく、最初の考えやAIへの問い、答えの確かめ方まで見ます。中学1年生の国語の意見文の例や、茨城県つくば市、東京都の取り組みも紹介しながら、AIを使う授業で先生が何を見ればいいのかを考えます。
苦しんでいる先生に管理職がかけるべき言葉とは?
アメリカの4人の校長と教頭に、困っている先生をどう支えているかを聞いた記事です。数日悩んだら必ず相談する、というひとりで戦わないルール。毎日の教室訪問やコーヒーを配る時間でつくる、相談しやすい関係。ほかの先生の授業を一緒に見に行き、そっとポイントを伝える支え方。そして、自分の経験を押しつけない姿勢です。日本の職員室で、困っていると言い出しにくい先生をどう支えるかを考えます。
保健室でだけ見せる顔を担任はどう知ればいい?
子どものSOSを見逃さない教室づくりをテーマにした連載から、埼玉県の公立小学校の先生が、保健室や校内の別室と教室をつなぐ方法をまとめた回を取り上げます。担任1人で抱え込まず、結論が出る前の、少し気になる段階で共有すること。事実と解釈を分ける、時系列で見る、複数の場面をつなぐ、記録を残す、守秘と安全のバランスをとる、という5つの視点。放課後の短い話し合いや、保護者への声のかけ方も紹介します。
特性のある子への声かけはクラス全員に効く?
小児科の専門医が、先生向けのイベントで、発達の特性がある子どもへの関わり方を語ったという記事です。席を立つ、思いついたらすぐ話す、という特性は、発想力やひらめきにもつながること。行動には理由があり、その背景を探ること。いい行動を見つけて言葉で返す、叱るときは近づいて穏やかに伝える、といった方法を紹介します。会場の先生から出た、これは特性のある子だけの話ではないのでは、という問いを手がかりに、学級全体への声かけを考えます。
学校の1年を1枚の表にすると何が見えてくるのか?
アメリカの学校の校長が、学校の1年間の仕事をすべて書き出した表を、管理職チームでつくり育ててきた方法を紹介する記事です。月ごとに、時期、種類、行事の中身、必要な資料、担当者、メモ、終わったかどうかの印を並べます。資料の欄には、過去のお知らせや手順、そして行事のあとのふり返りを日付つきで残します。毎月の会議での使い方や、夏の見直しの手順から、引き継ぎに悩む日本の学校が学べることを考えます。
準備が追いつかない授業を行事に変えるとどうなる?
授業準備の時間が取れないとき、ベテランの先生はどう乗り切ってきたのかを語る連載から、奈良県の公立小学校の先生の体験談を取り上げます。準備をしすぎると、子どもがお客さんになってしまうこと。何を教えるかより、学びたくなる仕掛けをつくる環境設定と、発表の場をゴールに置く行事化。荒れた教室で学んだ導入の工夫や、準備は8割でいいという割り切りも紹介します。
研究授業で見るべきなのは一番後ろの席の子?
みんなの教育技術の連載から、栃木県の公立小学校の校長先生が書いた、研究授業を参観するときの3つのポイントを紹介します。すべての子どもに学びがあるか、子どもが動き出すか、先生が目の前の子どもの反応を見ているか、です。一番後ろの席の子を1時間見続けた先生の指摘や、実習生の道徳の授業で起きたやり取りから、授業を見る目と、見せてもらった授業者への敬意の示し方を考えます。
教科の垣根を越えて学び合うと何が育つのか?
アメリカのミドルウェブの記事から、ニューヨーク州の小学5年生の担任の先生が、教科の枠を越えて子どもたちに協働させる実践を紹介します。社会では家族のルーツを紹介し合い、国語では小説の背景をグループで調べてから読み、算数では解き方の道筋を比べ、理科では主張と証拠をチームで確かめます。さらに1つのテーマで教科をつなぐ単元を組み、教科を別々の箱ではなく、世界を理解するための道具一式として使わせます。日本の小学校と中学校で、どこまでまねできるかを考えます。
一流のスポーツ選手のように先生も授業を練習できる?
アメリカのエデュトピアの記事から、すでに力のある先生がさらに伸びるための、研究に基づいた6つの方法を紹介します。伸ばすところを1つに絞る、生徒の声を集める、授業の映像で客観的に見る、難しい場面を前もって練習する、問題行動の奥にある原因を見る、毎日の同僚との会話のなかで学び続ける、の6つです。一流の選手が技を切り出して磨くように、授業も分けて練習できるという考え方を、日本の研究授業とも比べながら考えます。
「うちのクラスにはいない」は何を根拠にしているのか?
みんなの教育技術の連載から、性の多様性を学級全員で学ぶ理由を紹介します。職員室で出がちな、うちのクラスにはそういう子はいないのでは、という声に対して、性のあり方は見た目では分からず、相談がないことは、いない証明にならないと筆者は言います。誰かが打ち明けるのを待って始める学びにせず、子どもに自己開示を求めないまま、決めつけない、笑わない教室の文化を育てる方法を、学年ごとの入口や15分の授業例とともに考えます。
授業の最初の10分で子どもを科学者にできる?
アメリカのエデュトピアの記事から、中学校の理科の先生が工夫した、授業の最初の10分の使い方を紹介します。前の時間の復習をやめて、写真やデータの表を手がかりに、1人で考える3分、立ち歩いて相手を替えながら話す4分、最初の考えを書き直す3分に組み直しました。ねらいは、新しい証拠に出会ったら考えを直す、という科学の姿勢を毎日くり返すことです。日本の理科の予想と考察にも生かせる点を考えます。
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