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教育カフェテラスの時間です。進行役の水野太一です。 この番組では、国内外の教育の話題を、現場の目線で一つずつ取り上げています。
アシスタントの高橋紗友香です。今日は調査のお話だと伺いました。
子どもとアイキーの8月28日の記事です。 ネット上の誹謗中傷について、全国の20代から60代の男女1800人に聞いた調査が紹介されています。
子ども向けの調査ではなく、大人が対象なのですね。
はい。ここが今日の話の入り口になります。 調査を実施したのはアクシアカンパニーという会社で、8月24日から27日にかけてインターネットで聞いています。
ずいぶん最近の調査です。
まず、被害の経験からです。自分自身が誹謗中傷を受けたことがあると答えた人が8.5%です。
およそ12人に1人です。思っていたより多い気がします。
家族や身近な人が受けたという人が2.8%、どちらもないが74.2%で、わからないが14.6%です。
わからないが14.6%というのも気になります。
受けていても気づいていないということがあり得ます。自分の名前がどこかに書かれていても、大抵は目に入りません。
見に行かなければ知らないままなのですね。
そこで調査は続けてこう聞いています。
自分の名前を検索したときに良くない情報が出てきて困る場面があるか、あると答えた人が57.4%です。
半分を超えています。
困る場面として一番多かったのが職場や学校や近所の人間関係で28.6%です。
仕事や進学の場面かと思っていました。身近な人間関係の方が多いのですね。
毎日会う人に見られているという感覚です。就職の線香はたまにしかありません。こちらは毎日続きます。
確かに逃げ場がありません。
そしてこの調査で一番取り上げられているのがこちらの結果です。
自分に関する誹謗中傷や事実と違う情報を見つけたとき、まず何をするか。
削除を頼むでしょうか。
一番多かった答えはどうすればよいかわからないです。34%です。
何をするかを聞かれてわからないが最多なのですね。
次に多いのが特に何もせず様子を見るで18.7%です。
足すと半分を超えます。
52.7%です。つまり2人に1人以上が動かないあるいは動けない状態にあります。
実際に行動する人はどのくらいいるのでしょうか。
削除を依頼する人が20.4%、警察に相談する人が14.3%、弁護士に相談する人が6.7%、専門の対策会社に相談する人が4%です。
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弁護士と対策会社を足しても1割ほどです。
10.7%です。調査を実施した側は被害がどこまで及ぶかは知られているのに見つけたときの始めの一手がわからないという隔たりを指摘しています。
知識としては知っているけれど基準を知らないということでしょうか。
私はそう読みました。危ないということは散々言われています。ところが起きた後何をするかはあまり教えられていません。
学校の授業でもそうかもしれません。書き込まないという指導は受けますが書き込まれたときの話はあまり出てきません。
そこが今日の一番の論点です。この調査は大人に聞いていますがその大人が子供に教える側でもあります。
先生も保護者もこの1800人の中に入っているのですね。
わからないと答えた3割の中に担任の先生も入っている可能性があります。
子供が相談してきたときにこちらがわからないとどうなるのでしょうか。
大抵は気にしない方がいいという助言になります。悪気はありません。他に言えることがないからです。
それは相談した側からすると終わってしまう返事です。
一度そう言われた子は次から相談しません。そして対処されないまま残ります。
では何を用意しておけばよいのでしょうか。
この調査は対処も中身までは扱っていませんが選択肢として挙がっているものは手がかりになります。
削除を依頼する、警察に相談する、弁護士に相談するこの3つです。
順番はあるのでしょうか。
私が学校の相談で伝えているのはまず記録を残すことです。
画面をそのまま保存していつ見つけたかを書いておきます。
消えてしまうと証明できなくなるからですね。
消してもらうことと誰が書いたかをたどることは別の手続きです。
先に消すとたどれなくなることがあります。
それは知りませんでした。急いで消したくなりますが順番があるのですね。
その上で学校の中だけで抱えないことです。
先ほどの数字で言えば専門家に相談した人は1割ほどでした。
学校もその1割の外側にいそうです。
教育委員会や警察の少年係、公務局の相談窓口、
この辺りにつなぐ道をことが起きる前に知っておくことだと思います。
起きてから調べると時間がかかります。
起きてからの一番苦しい時間に調べ物をすることになります。
先ほどのわからないが34%というのがそのままその状態です。
さやかさんは今日の数字の中でどれが一番気になりましたか?
わからないが最多だったところです。
私は大人はもう答えを持っているものだと思っていました。
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でも持っていないまま書き込まないようにねと教えている場面がたぶんたくさんあります。
子どもに教える前に自分がどこに相談するかを決めておこうと思いました。
使い方を教えることと起きたときの動き方を教えることは別の内容です。
全社だけを続けている限りこの34%は動きません。
教育カフェテラス、今日はここまでです。
最後までお聞きくださってありがとうございました。
次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。