夜眠りにつく前の“聴く読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。
▼本のリクエスト、メッセージはインスタのDMよりお送りください▼
https://www.instagram.com/batayomu/
【第24夜】こわれてしまった関係を修復したい、心を軽くしたいときに
今夜は「親しかった友人からなんだか急に避けられているような感じになり、コロナもあって、全く関係が途絶えてしまいました。楽しそうにしている彼女のSNSなどを見るとモヤモヤします」というお便りにお答えして、『思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方』(イルセ・サン著、浦谷計子訳)をご紹介します。大切だった人との関係の喪失、離れて良かったと思う人でも心の奥に残る傷……。イルセ・サン先生の深く優しい言葉と具体的なメソッドで、気持ちの整理をつけて自分を癒しましょう。
【第23夜】夏の終わり。「幼馴染へのジリジリした恋心」的なのください!
「学生時代の恋を思い出すような恋愛小説」と「夏にぴったりの作品」というリクエストにお答えして、豊島ミホさんの『夏は僕を抱く』をご紹介します。幼馴染!夏の夕立!姉の初キス!……と胸の奥がキュッとなるエピソードの連続。しばらく忘れていた感覚を思い出して夏を名残惜しんでください♡
【第22夜】赤ずきんちゃんはどうして狼から逃げなかったの
「#MeToo運動」のきっかけとなった映画プロデューサーのハーヴァイ・ワインスタインのセクハラ事件。その告発記事掲載に至るまでの舞台裏とその後の社会の変化を、取材を担当した「ニューヨーク・タイムズ」の2人の女性記者が綴ったノンフィクション本『その名を暴け: #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い』をご紹介します。ワインスタイン側と2人の記者、タイムズ編集部との攻防はスパイ映画さながら。この夏イチ押しのノンフィクション本です。
【第21夜】「やっぱヤメトク」ほど切ない日本語ってあるかしら
今夜は「凪良ゆうさんの『流浪の月』の家族でも恋人でもないけれどただ一緒にいたい、という愛し方にとても感銘を受けました。バタやんさんが今まで出会った本の中でこんな愛し方もあるんだ、と感じた作品があれば教えて」というリクエストにお答えして、李琴峰(り ことみ)さんの『星月夜』をご紹介します。生まれた国を離れて日本に住む、女性二人の愛の物語。日本語の難しさと、胸がギュッとなる切なさを感じたシーンとは?
【第20夜】心がザワザワして眠れない夜に。心落ち着くコミックエッセイ
「夜中に目が覚めて眠れないことが多い。そんな時に心穏やかになれる、気持ちが落ち着くエッセイがあれば教えて」というリクエストにお答えして、『丁寧な暮らしをする餓鬼』というコミックエッセイをご紹介します。餓鬼ってどういう成り立ちか知ってましたか?「無財餓鬼」よりも怖い「有財餓鬼」。無ければないで、有ったら有ったで苦しむ餓鬼の世界。丁寧な暮らしをしてみた餓鬼たちは……。
【第19夜】窪美澄作品に描かれる“欲求”に、心の奥のやわらかいところを掴まれる
今日は、窪美澄さんの新しい小説「私は女になりたい」の連載掲載がミモレでスタートしたことを記念して、窪美澄さんスペシャルを勝手にお届けしたいと思います。『さよなら、ニルヴァーナ』『晴天の迷いクジラ』『水やりはいつも深夜だけど』などを読んで感じる、自分の心の奥のやらかい部分とは……。
【第18夜】最近のお気に入りの漫画。『しょうもないのうりょく』やら異性化やら
「おすすめの漫画は何かありますか?」とメッセージいただきましたので、最近のお気に入り漫画をご紹介します。ティリー・ウォルデンの『スピン』というアメリカのオルタナティブコミックから、高野雀さん、日暮キノコさんまで。鳥肌ポイントを解説します!
【第17夜】「賢さ」は自分を心地よく楽しませることだけに使っていい
「最近、テレビやネットのニュースの情報が強すぎて見聞きできません。社会とほどよく距離を取りながら自分の気持ちを整えられるような本を教えて」というリクエストに、最果タヒさんのエッセイ集『コンプレックス・プリズム』をご紹介します。劣等感は苦しいけど、鈍感な誰かになりたいわけじゃない。微差に気づいてしまう自分の賢さを愛おしく思える、そんな本です。
【第16夜】友達から「恋愛相談されないタイプ」におすすめの恋愛小説
「大人の恋愛小説を」というリクエストに、しまおまほさんの新刊『スーベニア』をご紹介します。このラジオ初の恋愛もの! なぜリクエストが今まで来なかったのか! 「女子高生ゴリコ」で一世を風靡したしまおまほさんが大人になって初めて描く“大人の”恋愛小説とはいかに。
【第15夜】美味しそうな料理が出てきてお腹が空いてしまう小説
「美味しそうなお料理がたくさん出て来て、ついつい話の筋を忘れてしまうような小説を教えて下さい!」というリクエストにお答えして、今夜は、彩瀬まるさんの新刊『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』をご紹介します。ある記憶と結びついて、食べられなくなってしまったもの、あるいは無性に食べたくなるもの、あなたにもありますか?
【第14夜】「相棒」「TRICK2」の脚本家が描く極上のエンタメ小説を堪能しよう!
「少しずつ読むつもりが、一気に読んだしまった!そんな文庫本を教えて」というリクエストにおこたえして、今夜は太田愛さんの『犯罪者』をご紹介します。太田愛さんはドラマ「相棒」や「TRICK2」の脚本家。複雑な事件背景、息をつかせぬスピーディな展開、見事な伏線回収……と上下巻の長さを感じさせない極上のエンタメ小説をご堪能ください!
【第13夜】すべてがリアリティショー化していく今、“感情消費”と距離を置いてみる
共感できないものは不快である、共感できないものは叩いていい、という風潮が強まる今、感情のコンテンツ化はどんどん進み、私たちはいつの間にか消費者のつもりが無償労働者になっている。”1億総配信”時代のいま、あらゆるコンテンツはリアリティショー化していくのではないか。そんなことを大塚英志さんの『感情化する社会』を読みながら掘り下げます。
【第12夜】憂鬱な雨の通勤の日々に。五感を取り戻す「匂いと色彩」が豊かな一冊
外出自粛が解かれて嬉しい反面、梅雨入り、そして憂鬱な通勤の日々が戻ってきてしまいました……。マスクに奪われたのは顔だけじゃなく、嗅覚もでした。今日は「雨の日におすすめの本はありますか?」というリクエストに、千早茜さんの新刊『透明な夜の香り』をご紹介します。人の秘密を香りで感じる。美しすぎる連作短編集。静かな雨の夜にぜひご堪能ください。
【第11夜】絵になる娘と、絵になりたくない娘と
今日は大学生のリスナーの方からいただいた「自粛生活で一人の時間が増えるなか、家族のありがたみを感じています」という心温まるエピソードと「心温まる家族小説を教えて」というリクエストに心温まりまくっちゃった私。いったい何をオススメできるというのか!?と悩んだ末、乗代雄介さんの『最高の任務』をご紹介します。
【第10夜】SNSの誹謗中傷に魂が削られない人なんていないから
SNSやネット上での匿名の誹謗中傷へ、発信者の特定の制度改定が議論されるようになりました。有名な人・有名になりたいと思う人は、何を言われても“しょうがない”という風潮は変わっていくのでしょうか。特に若い女の子たちへぶつけられる酷い言葉、馬鹿にしたような説教などの残酷さよ。今のこの状況を予言したかのような長編小説『持続可能な魂の利用』(松田青子さん)をご紹介します。昨今のニュースに心痛めていた人も、読むと少し気持ちが晴れるかもしれません!
【第9夜】真っ白にはなれないけど、点々のままでいよう
「寝る前にほっとする小説が読みたい」というリクエストにお答えして、今回ご紹介するのは原田マハさんの短編集『星がひとつほしいとの祈り』です。くすぶった思いを抱えながら、ひとりで訪れた温泉旅館。そこで出会った盲目のマッサージ師の老婆から聞いた昔話。温泉に浸かったからといって、旅行したからといって、急に真っ白にはなれないけれど。点々としたまま、少しだけ自分を優しく受けとめて。
【第8夜】「ディスタンス・スマイル」をどう訳す? 読みやすい海外作品の見つけ方
「海外小説がなんとなく苦手」「つい敬遠してしまうけど、打破する方法は?」というご相談。翻訳ものを読むのって、面白いとわかっていても少し気力がいりますね。今夜、ご紹介するのは片岡義男さんと鴻巣友季子さんの『翻訳問答』。「赤毛のアン」などの名作をそれぞれが訳してみせるというガチンコファイトなこの本。同じ原文でも全く異なる二人の邦訳。そこから見える、翻訳ものの奥深き魅力とは……。
【第7夜】すぐそばにあった“高揚感”を見つけること
STAY HOMEなゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか。お出かけはできなかったけど、いろんなアーティストが無料配信してくれる、見たことない世界に簡単にアクセスできる、そんな新しい世界も広がっていく気がしました。今日は文芸ニュースサイト「TREE」で連載、無料公開中のさまざまな作家・執筆者が描く2020年の4月の日本「Day to Day」という企画をご紹介します。
【第6夜】旅気分を味わえる情景豊かなエッセイが読みたい!
ゴールデンウィークがスタート! 旅行の予定をキャンセルした方も少なくないでしょうか。今日は、脳内トリップできる極上エッセイを一緒に読みませんか。旅先の情景、匂い、そして食の思い出。海外の街の人との洒落た会話! 海外暮らしの妄想が広がる、内田洋子さんの『皿の中に、イタリア』をご紹介します。
【第5夜】角田光代さんスペシャルナイト!書き出しのマジックを読み解く
今夜の読書会は角田光代さんスペシャルナイト(その1)!『八日目の蟬』『紙の月』『三面記事小説』の書き出しを一緒に読んでみましょう。小説を読み始めるのって少し緊張感がありませんか。読み切れるかな、読む切るだけの技量が今の自分にあるかなって……。そんな不安を見事に払拭してくれる、角田光代作品の書き出しのマジック! 本当にすごくて1夜で語りきれなかった……!
こちらもおすすめ
今日は何の日?~過去からもらう今日を生きるヒント
■この番組は昭和、平成、令和の今日に起きた様々な出来事や由来を振り返ります。中には、現在まで続く催し物も。スピーチに挿入する小ネタや、雑談トークの題材に、短い時間で知識をインプット。しばし過去に思いを馳せてはいかがでしょう。番組のフォローと高評価をお願いします!Apple Podcastでは皆様のレビューも募集しています。産経新聞社のアンケートフォームもご利用いただけます。→ 産経Podcast 番組へのアンケートフォーム ■産経Podcast オススメの歴史番組 ・『神田蘭さんの5分で恋する日本史列伝』:人気「講談師」神田蘭が語る、日本史に名を残す偉人列伝。偉人たちのあんな話やあっちの話も、情感豊かにユーモラスに語ります。・『歴史の真相~本当はこうだった』:学校の教科書には決して載っていない、歴史の暗部。歴史上の転換点や人物について、史実を掘り起こしていきます。・『戦後史開封』:戦後の日本の歴史を織りなす様々な出来事を再取材し、知られざるエピソードを発掘します。・『宮本雅史が語る 特攻隊と女性たちの戦後』:元特攻隊員や遺族、残された妻への取材を20年以上続けている宮本編集委員が、自らの口で語ります。 ■番組SNSでは最新情報をお届け・Twitter ・Facebook ■産経Podcast 公式ウェブサイト・https://sankeipodcast.com/ ■産経iD 公式ウェブサイト・https://id.sankei.jp/※会員登録(無料)することで、会員限定のPodcastコンテンツを聴くことができます。 ■産経Podcastとは新聞紙面では伝えきれない情報を、産経新聞社の精鋭記者陣が厳選。インタビュー、ドキュメンタリー、歴史、エンタメなど、15タイトル以上のオリジナル音声コンテンツをお楽しみください。 ■LISTENで聴くにはhttps://listen.style/p/kyouha?NeKU6T5K
そんない理科の時間
Podcast Station
そんない放送部「そんなことないっしょ」
竹内とその仲間が今話したいことを気が済むまで話す番組。
親子で目の輝きを取り戻すラジオ
目の輝きを失った子どもと、そんな我が子を見守りながら悩む親御さんへ、「心」と「ことば」の成長に関する情報をお届けする番組 ◆ 主な配信内容 ◆ ・国語力を向上させるコツ ・モチベーションの高め方 ・メンタルヘルス対策 ・100家庭以上の教育サポートから学んだこと ・読書から得た知見 ◆ パーソナリティー:マモ~ ◆ ・富裕層向け学習塾で活動中の共育マネージャー ・3回の転職を経て、現在4社目でワリと楽しく働くパパ ・5歳の娘とともに成長中 毎日配信! 各回5〜10分の「スキマ時間」で聴けるラジオ 1,000冊以上の読書と様々な経験から、 幸福度20%→80%にアップした秘訣も配信中! 【人気放送】 ・子どもの意欲を引き出す育て方 https://stand.fm/episodes/665d1170a797cab1f74c0cc1 ・適切な子育ての関わり方 https://stand.fm/episodes/665674080425bf6e52b7f68c ▼詳しい経歴、note、電子書籍情報はこちら↓ https://note.com/mamo_thinker/n/nb582d974774d ▼ポッドキャストの書き起こしサービス「LISTEN」はこちら https://listen.style/p/mamo_thinker?N1p9hz8b
忘れてみたい夜だから
「忘れてみたい夜だから」は、サラリーマン内海あさが、世界を小さく平和にしていきたい番組です。 📩お便り箱 https://forms.gle/L5KPESQisLsmnkQKA 🕊Twitter https://twitter.com/asa_utsumi 👂LISTEN https://listen.style/p/ejhpkmrl?zWHbQGJd
ポッドキャストの配信で人生が変わる
自分のポッドキャスト番組を持って、配信する人のために、ポッドキャストの魅力や具体的な配信方法など毎回1つのテーマに絞ってご紹介していきます。 また、「おススメのポッドキャスト」のコーナーでは、こえラボがおススメする、旬なポッドキャスト番組を、あなたの番組にも応用できるように配信者の視点でご紹介いたします。 https://koelab.co.jp/