夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。毎週水曜日の夜に、リスナーの方のお悩みや気分のリクエストにおこたえして、本を1冊、勝手に貸し出しいたします。読んでも、読まなくても、”あしたが楽しみになる”読書の時間を共有する図書室です。Podcast累計400万再生。
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バタやん(川端里恵・KODANSHA)
1979年生まれ。2002年に講談社に入社。広告営業、女性誌「with」「VOCE」「FRAU」「mi-mollet」編集部などを経て、今は人事・総務を担当しています。文芸編集者も漫画編集者も経験していないけど、本と漫画と雑誌を読むのが好きです。メンタルケア心理士。
※講談社の出版物に限らず紹介します。発言や感想は、完全に個人の見解で会社を代表するものではありません。
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番組の魅力・推薦
EP50. 緊張せずに、わかりやすく人前でしゃべる修行法
「今度、人前で話す機会があるのですが、話す練習や思考をまとめて口に出すときに参考になる本を教えてください」とのリクエストにお答えして、池上彰さんの『相手に伝わる話し方〜ぼくはこんなことを考えながら話してきた』をご紹介します。私の話す特訓方法や緊張しない技などもお話ししてみました。
EP49. 暖簾を下ろすときも変えるタイミングも自分で決めていい
今夜は、塩谷舞さんの『ここじゃない世界に行きたかった』をご紹介します。自由な働き方、女性活躍の推進の先に広がる自己責任の範疇を危惧している私。身を粉にして働くのが必勝法のまま、自由と責任だけが増えていくのは危険なのでは……。塩谷舞さんの言葉に、救われるとともに、一度暖簾を掲げたことがある人の強さも感じるのでした。
EP48. 仲良くないけど、察しあえる『あの子は貴族』に女の連帯を考える
「今年社会人になったばかり。地方勤務になり、同じ部署で働く同期の言動にモヤモヤ……」というお悩みにお答えして、映画公開中で話題の山内マリコさんの『あの子は貴族』についてトークします。境遇や考え方の違う二人は仲良くなれる?友達、学校、結婚などはじつは自分であまり選択できない?…など、二者択一で決めつけられない女性の人生の選択について考察したいと思います。
EP47. 読み始めると止まらない5作品。本屋大賞全作レビュー&大胆予想
「2021年本屋大賞」ノミネート作品全作解説。今日は、残りの5作品『この本を盗む者は』、『52ヘルツのクジラたち』、『自転しながら公転する』、『八月の銀の雪』、『滅びの前のシャングリラ』を一挙解説してまいります! 候補作品の共通点や傾向についても分析します。
EP46. 『オルタネート』『逆ソクラテス』の共通点とは?本屋大賞2021候補作
今年の本屋大賞ノミネート作品について、全作解説をお届けして参ります。はい。特に誰からもリクエストされてませんけれども。勝手に大賞を予想しよう!という企画になっております。今日ご紹介するのは、加藤シゲアキさんの『オルタネート』と伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』です。
EP45. 本屋大賞2021を勝手に大予想!ノミネート作品を解説します(前編)
今夜は、1月21日に発表になった第18回「本屋大賞」のノミネート作品について語ります! トップ3を大胆予想しつつ、各部門賞を勝手に名付けて評したいと思います。まずは、ノミネート作品はこちら!(作品名50音順)■伊吹有喜『犬がいた季節』(双葉社)■青山美智子『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)■宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)■加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)■伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社)■深緑野分『この本を盗む者は』(KADOKAWA)■町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)■山本文緒『自転しながら公転する』(新潮社)■伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社)■凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)。一回で全部語れないので、前後編でお届けしたいと思います。皆さんも一緒に予想しながら楽しみましょう!
EP44. なんで?と聞かれても説明できないけど、抵抗したい気持ち
大恋愛をしたわけじゃないけど、久々に「恋愛気分を味わいたい!」というリクエストにお答えして松井玲奈さん著書の話題作『累々』をご紹介します。松井玲奈さんの底知れぬ才能と、書き出しから優勝してるこの小説の”企み”の巧みさについてたっぷり語ります!
EP43. 『仕事の喜びと哀しみ』働く前に知っておけばよかったこととは?
この春から新社会人になるというリスナーさんのリクエストにお応えして、チャン・リュジンさんの『仕事の喜びと哀しみ』という短編集をご紹介します。アプリを作るスタートアップ企業に勤める主人公のアンリ、ちょっと怪しげなアプリのヘビーユーザーに会うことになって……というお話です。みなさんの「仕事の喜びと哀しみ」はなんでしょう?
EP42. 自分に優しく、ほがらかな「ちび」でいたい
「現実から目を背けたいわけではないけど、クスッと笑ってしまうような本が読みたい」というリクエストにお答えして、朝倉かすみさんのエッセイ『ぜんぜんたいへんじゃないです。』をご紹介します。ちびでも、遅咲きのデビューでも、ぜんぜんたいへんじゃないです、という朝倉さんのユーモアあふれる文章に癒されます。心はそれほど大きくなくても、ほがらかな小さいおばあさんを目指して……!?
EP41. 「生きづらさ」「扱いづらさ」を無理に補修しなくても良いのかも
「人が亡くならないミステリーを読みたい」というリクエストにお答えして千早茜さんの『クローゼット』をご紹介します。服飾美術館で働く、男性恐怖症の洋服補修士の女性と、男性なんだけど女性の服が好きなデパートカフェ店員の男性。デパートの特別展示をきっかけに二人は出逢って、少しづつ距離を縮めていくのですが……。冬の静かな夜にもぴったりな美しい物語です!
EP40. この小説がスゴかった!2020年ベスト5
新年最初の「真夜中の読書会」は、2020年の私的ベストブックを発表いたします。2020年に刊行された新刊単行本の中から、これはすごかった!と言う小説ベスト5を選定し解説するものです。ノミネート作品はこちら⇨『愛されなくても別に』武田綾乃/『最高の任務』乗代雄介/『自転しながら公転する』山本文緒/『持続可能な魂の利用』松田青子/『星月夜』李琴峰さて今年最も印象的だった小説とは?そしてコロナ禍で感じた読者と作家の新しい関係性とは?
EP39. 年末年始に読みたい本、一挙紹介します!
「どこへも行かない年末年始、久しぶりにゆっくり本でも読みたい!おすすめの本ありますか?」とのリクエストにお答えして、年末年始に読もうと大事にとってある新刊本6冊をご紹介します。みなさんの年末年始とっとき本はなんですか?
EP38. 言葉の反射神経はニブいくらいでちょうどいい?
「本好きの友人と討論できる読み応えのある本を教えて」というリクエストにお答えして、内田樹さんと平川克美さんの『沈黙する知性』をご紹介します。ちょっと話がまとまってなくても「こいつ何が言いたいんだ?」って顔しないで、頷いて聞いてくれる相手って大切ですよね。内田先生の唱える「まず異議を唱える」より「まず肯定する」ほうが話が面白くなる、というお話について掘り下げます。
EP37. マニュアルをもらってしまうと、それは命令になってしまうから
今夜は「寝る前に気軽に読める短編集を」というリクエストにお答えして、田中兆子さんの『あとを継ぐひと』をご紹介します。家業や仕事のあとを継ぐことになった人の6つの物語。中でもお気に入りの一編「わが社のマニュアル」より、人付き合いのマニュアルって難しいなというお話を。「ダメなことがあるなら先に言ってよ」「レギュレーションがあるなら先にください」ってついすぐ言っちゃいますけどね……。
EP36. 韓国ドラマ・小説に感じる向田邦子テイストとSFのハイブリッド感
そろそろ2020年を振り返りたくなる時期がやってきました。今年の読書ニュースの一つが韓国文学=K文学の広がりではないでしょうか。K文学や韓国ドラマが面白いと感じるのはなぜだろう、多くの日本人女性がハマる背景はどこにあるのだろうと考察しながら、私が今年読んだ中のベストブックの一つと思っているキム・ヘジンの『娘について』という小説をご紹介します。
EP35. 美しさ誰のためのもの? ルッキズムのグロテスクさと合理性
「毒々しい、人間臭い一冊を」というリクエストにお答えして、近藤史恵さんの『夜の向こうの蛹(さなぎ)たち』をご紹介します。人気作家と美人新人作家とその秘書という3人の女性たちが織りなす心理サスペンス。テーマとなっている「ルッキズム」について掘り下げるうち、自分の中にあるルッキズムに気がついて……。
EP34. トランプ惨敗ではなかったのはなぜ?大統領選挙がわかる本
バイデン氏勝利でようやく決着したアメリカ大統領選挙。理想のリーダーに見えたオバマ政権をひっくり返し、様々な差別発言や野蛮な発言で注目を集めながらも、バイデン氏と接戦を繰り広げたトランプ氏。トランプ人気の秘密はどこにあるのだろう?という疑問に答えてくれた本『トランプ大統領とアメリカ議会』『沈みゆくアメリカ覇権: 止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治』(いずれも中林美恵子・著)をご紹介します。
EP33. 「まって」「生きてる?」生存確認しがちな推しがいる人にぜひ読んでもらいたい『推し、燃ゆ』
「推しの時代」がやってきた! 隠キャな自分と陽キャな自分を使い分けて、推しながら生きていく。ファンサイドを描いたファンフィクション・宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』に新しい時代を感じました。「まって、死にそう」と書き込んだことのある全ての人に読んでほしい小説です。
EP32. 女同士、マウントとってる時間などないから
おすすめの読書入門法というお題から、今、文芸誌がポップでアツイ!!という話になり。最近の胸アツだった文芸誌『文藝』2020年秋号の「覚醒するシスターフッド」特集をご紹介。シスターフッドとはなんなのか? 元AKB48の秋元才加さんのエッセイがとても素敵だったのでご紹介します。
EP31. 集中力が続かない、長い文章が頭に入ってこないときに
眠りが浅くてすぐに覚醒してしまうように、集中力が浅くてすぐに別のことを考えてしまう……そんな症状に悩まされていませんか。臨床心理学者・大山泰宏先生の『日常性の心理療法』によると、現代社会は、人をどんどん断片的に、細切れの人格にしていっているようです。そうやって大きな変化に適合しているのかもしれません。今夜はとても抽象的なお話なので、聴きながらどうぞゆっくりおやすみになってください。
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