現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」
保育に携わる様々な人と保育の可能性を模索していく番組です。
■ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。
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番組の魅力・推薦
傷を愛せるか──「受け入れる」から考えるケアと保育の本質 #97
今回はチロ先生プレゼンツ。トラウマ研究の第一人者であり精神科医の宮地尚子さんによるエッセイ集『傷を愛せるか』(ちくま文庫)を取り上げます。重いテーマを扱いながらも透明感と温かさが漂う一冊から、「傷とともに生きること」「受け入れること」について3人で考えていきます。現代短歌との出会い(木下龍也×谷川俊太郎)から / エッセイという新しい入り口 / 宮地尚子『傷を愛せるか』ってどんな本? / 重いテーマなのに漂う温かさ/ガードレールや命綱の"本当の役割" / 「傷を愛せるか」=ありのままの自分を受け入れられるか / 「愛する」に含まれている"受け入れる"という行為 / 受け入れることは保育の本質/ベテラン保育者の"器"の広さ / 自分を受け入れる難しさと、他者がいることの意味 / 安易に「わかる」と言われる傲慢さ/受け入れるには想像力がいる / "わからなさ"の怖さと、安直な理解に逃げてしまう落とし穴 / あとがきに込められた願い──短歌と『傷を愛せるか』はワンセット▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
雑談って、実は保育だった? 〜桜林直子『あなたはなぜ雑談が苦手なのか』に学ぶ、AI時代の「ただそばにいる」価値〜 #96
今回の紹介者は川地さん、取り上げる本は桜林直子『あなたはなぜ雑談が苦手なのか』(新潮新書)/ タイトルに反して"雑談がうまくなるハウツー本"ではない / 著者は「雑談」を仕事にする人──マンツーマンで人の話を聞くサービスを3000回以上 / AIに相談する人が増える時代、AIは「欲しい言葉」か「正しそうな言葉」しかくれない / 「AIに慣れて、思い通りに反応しない人間と話すのが怖くなった」という人の話 / 日本人はモノに命を見出しがち?擬人化との親和性(余談)/ 臨床心理士に教わった「人が変わるのは“5度ずつ”」──180度変えようとすると失敗する / AIのアドバイスは「正論パンチ」か「全肯定=ゼロ度」の両極になりがち / その中間の“5度の角度”を作れるのが人間の良さ / AIは「役に立つため」に存在するが、人間は「ただそこにいて聞くだけ」で喜ばれる / 「役に立たないこと」こそ価値では?人が本当に変わるには2年かかる / タイパ・コスパ社会への小さな警鐘 / タイトルの回収:雑談が苦手な理由は①自分の感情や欲求がわからない②他人を信用できていない / 30代の同窓会で“当たり障りのない話”ばかりになるのは、他者への不信の表れかも / 苦手を越える3つ=思考の癖を自覚する(メタ認知)/自分の好き嫌いの輪郭をはっきりさせる/安心して話せる相手に受け取ってもらう経験を積む / これはまさに乳幼児期の「基本的信頼」「愛着」=保育そのものでは? / 「なぜ男性は雑談が苦手なのか」──上下や強さを競う“男性社会”と、弱みを見せられない文化 / 大人になって友達を作れず孤独になる問題 / AIにできないこと=赤ちゃんを抱っこしてトントン、意味もなく一緒に笑い転げる時間 / チロ先生の研修エピソード:発達の当事者が子ども時代に一番つらかったのは「ありのままを認めてもらえなかった」こと / 「ただ聞く・ただそばにいる」ことが承認になり、自己効力感を育てる──それは人間(保育者)にしかできない / 本書の核心:雑談とは“一人で考える”以上“相談”未満、整える前のモヤモヤを出せる場──限りなくカウンセリングに近い一冊▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
保育士にこそ"武器"を配りたい 〜瀧本哲史『僕は君たちに武器を配りたい』に学ぶ、AI時代の生き残り方〜 #95
なぜ今、15年前のビジネス書を? / 著者・瀧本哲史という人物(東大→マッキンゼー→エンジェル投資家、2019年に逝去)/ 保育士が普段読まない本を持ち込む意味 / 第1章「勉強できてもコモディティ」/ コモディティ vs スペシャリティ / 「あなたがいるから預けたい」と言われる保育士になる / AIでますます加速するコモディティ化 / 資本主義にアレルギーを感じがちな福祉業界 / 生き残れない2タイプ=トレーダーとエキスパート / 生き残る4タイプ=マーケター・イノベーター・リーダー・投資家 / 成功するビジネスにはストーリーがある / 福祉業界に最も欠けている「投資家的視点」/ リスクコントロールと長期的な視点の大切さ / リベラルアーツと「奴隷の勉強・自由人の勉強」/ 趣味や個性を保育に還元する / 結局「武器」とは"考え方"だった▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
子どもはすでに悟っている?──東洋哲学『自分とか、ないから。』から考える保育 #94
お散歩中、ダンゴムシに夢中で動かない子ども=何年も修行してたどり着く境地? / 東大卒・無職・離婚を経て東洋哲学に出会った著者/とにかく"楽になるための哲学" / 「ありのままに見る」「世界の不思議さを不思議なまま感じる」 / 禅の「言葉を捨てる」と、ラベリングしない子どもの感性 / 子どもはすでに悟っている?保育士は"悟った人たち"のいちばん近くで働いている / 頑張って「ちゃんとした自分」を保とうとするから苦しい(ブッダ/親鸞「ダメな人ほど救われる」)/ いい先生を演じなくていい──肩の力が抜けた先生のほうが、子どもも安心してありのままでいられる / SNS時代に強まる"理想と現実のギャップ" / 7人の哲学者ダイジェスト(ブッダ・龍樹・老子・荘子・達磨・親鸞・空海)/ 本当の意味での自己肯定感とは▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
お散歩って、実はすごい──散歩の心理学と、子どもが"歩く"ということ #93
今回チロ先生が選んだのは『歩くと心が軽くなるのはなぜか──散歩の心理学』(元永拓郎・著/ちくま新書)/ 著者は受験生や浪人生に長く寄り添ってきた公認心理師・臨床心理士 / そもそも「散歩」に決まった形はない。席を立ってトイレへ向かう数歩だって、立派な散歩 / 著者いわく、散歩とは"世界と私のあいだにある微妙な間(あわい)"を感じる営み / 「歩くと心が軽くなるのはなぜか?」──3人それぞれの答え合わせ / 凝り固まった思考と体をほぐし、もやもやを晴らしてくれる、歩くことの力 / 街の標識や店名の由来を勝手に想像する、けいた流の"歩き方" / 歩行禅やマインドフルネス、そして"歩く"が減ってしまった現代社会 / なぜこの本を保育士さんに?──まずは保育士自身のセルフケアとしての散歩 / そして、子どもが「歩ける」ようになることのすごさと、園のお散歩が育ちにくれる刺激 / 安全管理に追われがちなお散歩を、もっと豊かな時間にするために / 3人それぞれのストレスマネジメント談義(漫画・ゲーム・そして散歩)▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
「読まなきゃ」が続かないのはなぜ?──ややこしい本を読む技術
ep92.本屋で「読みたい」と思った気持ちが翌朝には消えている/「読まなきゃ」の直感は長続きしない/更級日記にも見られる千年来の悩み/読み方を変える5つのパート/コツ①「読む前が9割」タイトルと目次に引っかかり(著者のテンション)を探す/コツ②ややこしい本は「問題・解決・根拠」の型でできている/『銃・病原菌・鉄』を例に/コツ③接続詞を見る/コツ④わからなくなったら飛ばしていい/コツ⑤一人で読まない・読書会のすすめ/文学はあえて「ゆっくり」読む/何を言うかより「どう言うか」、細部を味わう/『君のクイズ』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』映像化と原作のギャップ/母語の作品を外国語で読んでみる/ハリー・ポッターと原作ファンのピラミッド/異世界転生の楽しみ方と文学は同じ?/このラジオを"疑似読書会"として使ってみては──というお話。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
投資家みたいに生きろ?──「お金じゃない投資」で考える保育という仕事 #91
なぜ保育士に投資の本なのか? / 福祉の現場に根強い「お金を稼ぐのは美徳に反する」という感覚 / 実はこの本、お金の投資の話はほとんど出てこない / リスクとリターン・思考・習慣という章立て / 「失望を最小化する人」と「希望を最大化する人」 / 福祉はそもそもセーフティネット=失望の最小化、だからこそ希望を最大化する先生がいてもいい / 投資の5要素(主体性・時間・お金・決断…)と、これからの時代に必要な「主体性・やりたいこと」 / 「10億円を貯金以外で使うなら何に使う?」という問い / 見えない資産を増やす――挨拶や「ありがとう」はタダでできる投資(挨拶は波動拳!?) / 人間関係のメンテナンスが苦手な川地さん、辞めるのが下手な佐藤さん / 「旗を立てて人前に出る」=創作活動・自己表現のすすめ / 投資か浪費か――ライカと120万円のカメラの話 / 0〜1歳児の抱っこも「未来への投資」と捉えるとストレスが和らぐ / 保育士は実はもう投資家みたいに生きている / 締めの「好きな食べ物」談義、佐藤さんは味噌汁▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
自分の興味は信じていい──山口周『読書を仕事につなげる技術』から考える、保育士の読書術
本の紹介と読み方の前提 / 本の選び方は「役に立つか」より「面白いか」 / スティーブ・ジョブズのカリグラフィーとコネクティング・ドッツ / 「保育士だから保育の本を読まなきゃ」と縛らなくていい / ビジネスパーソン向け教養書7カテゴリのうち、保育士におすすめの3つ:心理学・文化人類学・生物学 / 文化人類学のフィールドワークと保育の観察記録の親和性 / レヴィ=ストロースの話で脱線、子どもは異文化か? / 本は2割だけ読めばいい(パレートの法則)──目次・結論・各章冒頭の読み方 / サンクコストに振り回されるな──結婚式と神戸の牛丼屋エピソード / 読書は読んだ後が9割──「面白かった箇所」「自分への示唆」「具体的アクション」の3点を書き出す / 「働かないアリ」を保育現場に抽象化する:稼働100%のシフトは脆い / 保育記録に「今日の保育への示唆」欄を加えるという提案 / 知性とは、関係ないものをつなげる力▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#89 保育に「数学的思考」は活かせるか?──構造を捉え、見立てを深める
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は『世界のエリートが学んでいる数学的思考法』(マーカス・デュ・ソートイ著)をご紹介。オックスフォード大学の数学者が、数式を一切使わずに「考えるための数学」を解説する一冊です。公式を覚えるのではなく、なぜそうなるのかを理解する。複雑に絡み合う日常の課題を構造として捉え直し、補助線を引くように整理していく。本書が伝えるそうした"数学的な態度"は、実は保育現場にも深く通じるのではないか──そんな問いから始まる回となりました。子どもが噛みつく、落ち着きがない、といった現象を「この子の問題」と短絡的に片づけるのではなく、いつ・どこで・誰と・何をきっかけに起きているのかを要素分解して見ていく。保育で言う「見立て」とは、まさに構造を捉える行為であり、ベテラン保育者の引き出しの広さとも結びついている──そんな話が広がっていきます。人間は関数なのか、感情も合理的に理解できるのか、課題は「見つける」ものなのか「作る」ものなのか。論理・合理・数学的思考の違いを探りながら、保育の現場で日々向き合う"正解のない問題"にどう手を動かしていくかを、三人で考えました。算数・数学に苦手意識を持ちがちな保育関係者の方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#88 「本当のこと」を書くって、どういうこと?
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は土門蘭の『本当のことを書く練習』を紹介。「本当のこと」とは他者の目線を気にせず、自分が感じたことに素直であること。そのために必要なのは「一人になる」こと、そして誰にも読ませない日記を書いて自分の内側に水路を通しておくこと——著者はそれを"インフラ"と呼びます。保育士は日々の記録を書く仕事ですが、子どもの姿は数値で測れず観察に依存するため、書き手の感性が出やすい仕事でもあります。一方で保育現場には「一人になる時間」がほとんどない。AIで上手な文章はいくらでも書ける時代だからこそ、自分にとっての本当のことを書ける力が大事ではないか、という話に広がっていきました。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#87 日々の積み重ねは、いつ"ピンポン"と肯定されるのか?──小説『君のクイズ』に学ぶ、保育と人生の答え合わせ
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は小川哲さんの『君のクイズ』を取り上げます。賞金1000万円のクイズ大会決勝、生放送、最終問題──司会者が「問題です」と言った瞬間にライバルがボタンを押し、一文字も読まれていないにもかかわらず正解する。なぜ正解できたのか? その謎を主人公が解き明かしていく競技クイズ×ミステリー小説です。川地さんはこの本を「人が生きるとはどういうことかを描いた小説」と読み解き、ミステリーの核心には触れずに、4つのポイントから保育・仕事・人生に通じる学びを引き出していきます。ひとつめは「経験のすべてが武器になる」という話。クイズで正解できるときには必ず、過去の経験という裏付けがある。主人公が語る「自分という金網で世界を救い上げる」という比喩から、朝の受け入れで子どもの違和感に気づける保育士の"金網の細かさ"=解像度の話へ。ふたつめは「目線を持つと世界の見え方が変わる」。クイズプレイヤーが日常の景色をクイズに変換していくように、保育士もまた公園を見て「ここは大丈夫か」と見る目を持っている。バイアスにもなり得るその視点こそが、ものの見方は一つではないと体感する教養なのではないか、という議論に発展します。みっつめは「答えがわかってから押すのでは遅い」という競技クイズの技術論。プロは情報が出揃う前に、出題者との信頼関係と過去の経験から次の一文字を予測してボタンを押す──これは、子ども同士のいざこざに仲裁に入るべきか見守るべきか、不完全な情報のなかで判断を下し続ける保育の現場と重なります。完全な状況を待っていたら対応が間に合わない。間違えたら学ぶ。動かなければ仕事は成立しない。よっつめは「ピンポンという肯定」。クイズの正解音は、回答そのものだけでなく回答者の人生を肯定してくれる音でもある。大人になると正解・不正解という分かりやすいフィードバックはほとんどもらえないけれど、卒園式や、昨日までできなかったことが今日できる瞬間は、保育士にとっての"ピンポン"なのではないか。日々の積み重ねが、忘れた頃にコネクティング・ドッツのように繋がってくる──そんな話で締めくくられます。200ページほどで2時間あれば読み切れるとのこと。映画公開前のいま、ぜひ手に取ってみてください。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#86 会話の0.2秒に何が起きている?──言語学から見る保育のすごさ
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回取り上げるのは、水野太貴さんの『会話の0.2秒を言語学する』。ここで言う0.2秒とは、相手が話し終わってから自分が話し始めるまでにかかる平均時間のこと。世界陸上のウサインボルトと2位の差が0.13秒だったことを引き合いに、私たちはそれに迫るスピードで会話を返していると紹介されます。その0.2秒の間に何が起きているのかを、言語学の視点から解きほぐしていく一冊です。本書から「語用論」「会話分析」「ジェスチャー」という3つの切り口をピックアップして話しました。「えーと」と「あのー」は無意識に使い分けられていて、前者は伝える内容そのものを考えている時、後者は内容は決まっていて伝え方を迷っている時に出る、という話。出版社の面接で「今会いたい人は?」と聞かれて恩師の名前を答えてしまった著者自身のエピソードや、1952年のイギリスで「Let him have it」という一言の解釈が人の生死を分けた事件など、文脈によって言葉の意味が変わる語用論の例も印象的でした。保育の現場と重ね合わせると、見えてくるものがたくさんあります。「もうすぐお母さん来るよ」と声をかけると玄関に駆け出してしまう子。おかわりを聞かれてすぐ「いる」と答える子と、少し黙ってから「いる」と答える子の違い。オノマトペが飛び交うおままごとの世界。どれも言語学的に見れば、豊かで高度なコミュニケーションが起きている場面です。そして本書のもうひとつの大きなメッセージは、会話のテンポが速い人が優秀なわけではない、ということ。沈黙が多い子、映像で思考する子、体で表現するのが得意な子──それぞれの違いを理解する土台として、言語学的な知見が支えになります。子どもの言葉を待つ、表情や身振りから気持ちを汲み取る、言葉にならない思いを組み立てる。保育者が日々あたりまえにやっていることは、言語学の観点から見てもかなり高度なコミュニケーション支援。普段の仕事の裏側にある「すごさ」に光を当ててくれる一冊として、ぜひ手に取ってみてください。後半は、嫉妬の歴史や意味論、比喩でしか意味は捉えられないのでは?といった話まで脱線が広がった回。「どうでもいいことを深く考える」楽しさも感じていただけたら嬉しいです。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#85 風邪は「治すもの」それとも「経過するもの」?〜野口晴哉『風邪の効用』に学ぶ、子どもの体との向き合い方〜
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は整体の大家・野口晴哉(のぐち はるちか)の著書『風邪の効用』を取り上げます。西洋医学におけるエビデンスの世界観とは少し異なる、人間の自然治癒力や自己調整機能を重視した一冊。「風邪は治すものではなく、経過するもの」「風邪をひくことで体がバランスを取り、むしろ強くなっていく」という野口の視点は、一般的な「風邪は悪いもの・早く治すべきもの」という感覚とは大きく異なります。咳や鼻水、発熱といった症状は体の異物を排出するための自然な反応であり、薬はあくまで症状をコントロールしているだけで、治しているのは自分の体そのものである——この捉え方は、保育現場にいる大人たちにこそ必要な視点なのかもしれません。保育園に通い始めた子どもたちは本当によく風邪をひきます。解熱剤で熱を下げて登園する、薬を飲んで症状を抑えて登園するといった対応が当たり前になっている今だからこそ、「それは本当に子どもの体にとってベストなのか?」という問いを、保育者も保護者も一度立ち止まって考えてみてほしい。そんなチロ先生の想いから選ばれた一冊です。番組後半では、川地さんから紹介された『医学問答 西洋と東洋から考える体と病気と健康のこと』の話題も交えながら、西洋医学と東洋医学の思想の違い、自然を「コントロールする」西洋的発想と「共存する」東洋的発想、そして「人間は何の物語を信じているか」という根源的な問いにまで話が広がっていきます。エビデンスで語れることは世の中の一部にすぎない。人が人に手を当てることの力、保育士が子どもを寝かしつけるときの手の温もり、言葉がけ——そうした「数値化できないもの」の価値もまた、保育の営みの中に確かに存在しています。議論のなかで見えてきたのは、「あの手この手で人間(子ども)を理解しようとする姿勢」こそが、野口晴哉の整体術にも、看護にも、そして保育にも共通する大切なものだということ。エビデンスを大事にしながらも、それだけではない裾野の広さを持てる保育者でありたい。そんなヒントが詰まった回になりました。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#84 さおだけ屋はなぜ潰れない?会計クイズで学ぶ、保育にも効く"数字の見方"とは
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は山田真哉さんの名著『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『食い逃げされてもバイトは雇うな』『食い逃げされてもバイトは雇うなは大間違い』の3冊をまとめて紹介。本の中のエピソードをもとに「会計×水平思考クイズ」を出題し、チロ先生と一緒に考えていきます。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「牛丼チェーンが券売機を置かなかった理由」「備品の紛失を気にしない園長の真意」——3つのクイズを通じて浮かび上がるのは、副業とコスト構造の考え方、ボトルネックをどこに置くかという設計思想、そして人件費と損失のバランスという会計的な視点。さらに「食い逃げされてもバイトは雇うな」は実は"大間違い"だという著者の主張を紹介。目先の数字だけで判断すると、お店の評判低下や犯罪のエスカレートなど、長期的なリスクを見落としてしまう——短期的な合理性と長期的な視野のバランスこそが大事だというメッセージは、保育園の経営や現場運営にも通じるものがあるかもしれません。会計と聞くと保育士さんにはちょっと遠い世界に思えますが、考え方のエッセンスは日々の仕事にも転用できるはず。20年前の本でも色あせない"思考のヒント"を、クイズを楽しみながら味わえるエピソードです。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#83 「発達障害」という言葉に向き合う──ニトリ創業者の本から考える"人と違う"ということ
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回はニトリ創業者・似鳥昭雄氏の著書『発達障害の私だからこそ成功できた』を紹介。保育の専門書ではなく、あえてビジネスパーソンの自伝的な一冊を選んだ理由とは?似鳥氏は74歳でADHDの診断を受け、自身の人生を「発達障害」という視点から振り返った本書。番組では本の内容そのものよりも、そこから浮かび上がる問いを中心に語り合います。「人と違う」の"人"って誰のこと?──比較対象はたまたま近くにいる数人に過ぎないのに、それを"世間"と捉えてしまう認知のバグについて。「発達障害」という言葉自体がよくないのでは?──「障害」という強い響きが生むイメージと、実際にはスペクトラムとして幅広い個性であること。そして、成功する事業家の裏には覚悟あるパートナーの存在がある──似鳥氏の奥様のエピソードから、身近な理解者の重要性を考えます。保育現場で「気になる子」「グレーゾーン」と向き合う日々の中で、大多数の発達基準と比較するのではなく、その子自身の育ちと今をしっかり観察すること。子どもの将来の可能性を広く捉えられる保育者でありたい──チロ先生の言葉で締めくくります。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#82 その寄り添い、本物ですか?──「箱」に気づけば保育が変わる
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回はアメリカのビジネス書『自分の小さな箱から脱出する方法』を紹介。「箱」とは、自分の気持ちに嘘をついたことを正当化し、相手を"一人の人間"ではなく"迷惑な存在"として見てしまう心理状態のこと。本書では夫婦間のエピソードを通じてそのメカニズムが語られますが、今回はこれを保育の現場に引き寄せて考えます。お迎え時間を過ぎても連絡のない保護者、思い通りに動いてくれない子ども、指示と違う動きをする同僚──5分前まで普通に接していた相手が、ある瞬間から「迷惑をかけてくる存在」に変わってしまう経験はありませんか?さらに、表面上は丁寧に接していても心の中では見下している"もう一つの箱"の存在にも話が及びます。本書の主張に対して「内心がどうであれ、まず丁寧に接する"形"から入ることで心がついてくる」という独自の視点を提示。茶道の型の話や感情労働の負荷にも議論が広がります。箱から出る方法は「あの人が悪い」という気持ちを手放すこと、そして完璧を目指すのではなく「今、箱に入ったな」と気づけることが大切だというメッセージを、三人それぞれの"自分の箱"を告白しながら語り合います。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#81「下手だけどいい写真」が保育を変える?――写真家・幡野広志さんの本から考える"視点"の話
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回チロ先生が紹介するのは、『うまくてダメな写真と下手だけどいい写真』。一見、保育とは無関係に思えるこの写真の入門書が、なぜ「これは保育の本だ」と感じさせたのか?技術的に整った"上手い写真"よりも、その人の視点が宿った"下手だけどいい写真"にこそ価値がある――そんな本書のメッセージを、保育の世界に重ねて語ります。▽ 今回のトピック・「その人の視点」が写真にも保育にも表れるということ――自分が何を見ているか意識できているかどうかが、いい写真にもいい保育にもつながる・写真には被写体との"関係性"が映る――保育者と子どもの関係性がそのまま写真の表情に現れるという気づき・ドキュメンテーションとしての写真の可能性――写真一枚+キャプションで保育記録はもっとシンプルにできるのでは?という提案写真を撮ることを通じて「自分の視点」を意識すること、それが保育の質にもつながっていく。カメラや写真に興味がなくても、保育に関わるすべての人にハッとする気づきを届けてくれる一冊です。続編の『気になるいい写真は誰でも撮れる』もあわせてぜひ。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#80 説明上手は才能じゃない!「伝わる人」がやっている習慣とは?|『上手に説明できる人とできない人の習慣』
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は川地さんが紹介する『上手に説明できる人とできない人の習慣』を取り上げます。コミュニケーション上手な人って、もともと才能がある人だと思っていませんか?実はそうではなく、説明がうまい人には共通した「習慣」があるのだとこの本は教えてくれます。この本の最大のポイントは、説明が下手な人は「自分が何を言うか」を見ているのに対し、上手な人は「相手が何を知りたがっているか」を見ているということ。見ている方向が根本的に違うのです。番組では、本の中から特に印象的だった3つの見どころを紹介。①丁寧に伝えようとする真面目な人ほど実は伝わっていないという話、②「要するに」「つまり」といった言葉が、実は相手の理解を壊しているかもしれないという指摘、③説明がうまい人は意識的に笑う習慣を作っているという意外な話題について語り合います。さらに、保育士さんは子ども・保護者・同僚・園長と、まったく異なるコミュニケーションが求められる相手を日常的に相手にしているからこそ、こうした「伝え方の技術」を学ぶ意味は大きいという話に。加えて、定型発達を前提とした内容であることへの気づきや、発達障害のある方のコミュニケーションについても考える視点が語られます。コミュニケーションに苦手意識がある方にも、自分では上手くやれていると思っている方にも、新たな気づきが得られる一冊です。ぜひお聴きください!▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAA
#79 「センスがない」は言い訳?保育現場にクリエイティブを持ち込んだら何が変わるか
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回はクリエイティブディレクター・水野学さんの著書『センスは知識から始まる』を紹介。「センスがない」という言葉は、多くの人にとって自分を卑下するためのセットフレーズになりがちですが、この本は「センスは生まれ持った才能ではなく、知識の集積によって後から磨けるもの」だと伝えています。水野さんが定義するセンスとは「数値化できない事象を最適化すること」。好き嫌いという主観(=スタイル)とは異なり、客観的な判断基準を自分の中に持つことがセンスの正体だといいます。そしてセンスを磨く鍵は「普通を知ること」、つまり幅広いインプットによって物事を相対化できるようになることだと語られています。では保育現場にこの考えを当てはめるとどうなるか?一般企業では客観的な知識はあるが感受性が乏しくなりがち。一方、保育の現場は子どもたちのフレッシュな感覚に日々触れているため感受性は高い。しかし外部からの知識インプットの機会が少なく、自分の経験や思い込みに頼りがちになっている側面も。「不勉強と思い込みはセンスアップの敵」という本書の言葉は、保育現場にも深く刺さるメッセージです。制作物づくり、写真撮影、コミュニケーション、環境設定――保育の中にはセンスを発揮できる場面がたくさんあります。普段手に取らないジャンルの本を読む、美術館に行ってみるなど、少し違うインプットを加えるだけで、保育の幅がぐっと広がるかもしれません。「まちの保育園」のコミュニティコーディネーターの事例なども交えながら、保育現場にクリエイティブな視点を持ち込む可能性について語り合いました。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
#78 「勉強とは自分を壊すこと?」千葉雅也『勉強の哲学』から考える、保育と学びの本質
現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は川地さんが、哲学者・千葉雅也さんの著書『勉強の哲学 来るべきバカのために』を紹介します。この本の核心は「勉強とは知識を得ることではなく、自分を壊すことだ」という主張。千葉さんは「ノリ」(環境のコードに無意識的・習慣的に合わせてしまっている状態)という概念を軸に、勉強の三段階を提唱しています。第一段階:仲間内の空気に何も疑わず乗っている「バカなノリ」の状態第二段階:勉強を深めることで、かつてのノリに乗れなくなる「自己破壊」の段階第三段階:集団のノリではなく、自分だけの好奇心で動けるようになる「来るべきバカ」の状態さらに深い勉強に必要な「アイロニー(批判的距離感)」と「ユーモア(別の可能性を楽しむ力)」についても触れながら、保育士さんにおすすめする3つのポイントを語ります。① 「困った子」の見え方が変わる ─ ノリに乗れない子を「環境のコードと内側の葛藤」として捉え直す視点② 職場の「ノリ」を問い直す ─ 形骸化した習慣や暗黙のルールに気づき、自分はどうしたいかを考えるきっかけに③ 子どもの「なんで?」に全力で向き合う ─ 流さずに一緒に考える姿勢が、子どもの深い学びを支えるという気づきチロ先生の保育現場でのリアルな実践エピソードや、木曽さんのローカルAI活用の話題なども交えながら、「勉強」の意味を楽しく掘り下げていきます。▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAABGM : MusMus
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