現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。
今回は川地さんが、哲学者・千葉雅也さんの著書『勉強の哲学 来るべきバカのために』を紹介します。
この本の核心は「勉強とは知識を得ることではなく、自分を壊すことだ」という主張。千葉さんは「ノリ」(環境のコードに無意識的・習慣的に合わせてしまっている状態)という概念を軸に、勉強の三段階を提唱しています。
第一段階:仲間内の空気に何も疑わず乗っている「バカなノリ」の状態第二段階:勉強を深めることで、かつてのノリに乗れなくなる「自己破壊」の段階第三段階:集団のノリではなく、自分だけの好奇心で動けるようになる「来るべきバカ」の状態
さらに深い勉強に必要な「アイロニー(批判的距離感)」と「ユーモア(別の可能性を楽しむ力)」についても触れながら、保育士さんにおすすめする3つのポイントを語ります。
① 「困った子」の見え方が変わる ─ ノリに乗れない子を「環境のコードと内側の葛藤」として捉え直す視点② 職場の「ノリ」を問い直す ─ 形骸化した習慣や暗黙のルールに気づき、自分はどうしたいかを考えるきっかけに③ 子どもの「なんで?」に全力で向き合う ─ 流さずに一緒に考える姿勢が、子どもの深い学びを支えるという気づき
チロ先生の保育現場でのリアルな実践エピソードや、木曽さんのローカルAI活用の話題なども交えながら、「勉強」の意味を楽しく掘り下げていきます。
▼「ホイクベース」ダウンロードはこちらiOS版https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795
Android版https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hoikubase&hl=ja
▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。https://forms.gle/99JjK5eacPnjN7YAA
BGM : MusMus
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
今回の「ホイクベースラジオ」では、哲学者の千葉雅也氏の著書『勉強の哲学 来るべきバカのために』を特集。勉強とは知識を得ることではなく「自分を壊すこと」であるという核心的な主張が紹介されました。著者は、環境のコードに無意識的に合わせてしまう状態を「ノリ」と定義し、勉強のプロセスを3つの段階に分けました。第一段階は「バカなノリ」、第二段階は勉強によって従来のノリに乗れなくなる「自己破壊」の段階、そして第三段階が、集団のノリに依存せず、自身の好奇心で動けるようになる「来るべきバカ」の状態です。 この「来るべきバカ」は、周囲に流されず、自分の興味関心に従って行動できるポジティブな状態と説明されました。さらに、深い勉強には「アイロニー(批判的距離感)」と「ユーモア(別の可能性を楽しむ力)」が必要であると述べられています。これらの概念を踏まえ、保育士が「困った子」の見え方を変える視点、職場の「ノリ」を問い直すきっかけ、そして子どもの「なぜ?」に全力で向き合う姿勢の重要性が、具体的な保育現場のエピソードを交えながら語られました。勉強は知識習得だけでなく、自己変革のプロセスであるという視点が、保育士の仕事や子どもの学びの本質に迫る内容となっています。
コメント
似ているエピソード
タイトル・AI要約・文字起こしの話題をもとにおすすめしています。
-
子どもはすでに悟っている?──東洋哲学『自分とか、ないから。』から考える保育 #94
ホイクベースラジオ
共通する話題: 保育士 · 感想 · 質問
このエピソードでは、東洋哲学の本『自分とか、ないから。』を題材に、保育における哲学的な視点について深掘りしています。著者...
-
自分のことを考える時間、最後にいつ取りましたか #99
ホイクベースラジオ
共通する話題: 保育士
今回のエピソードでは、木曽さんが『15歳から身につけたい「あえてひとり」を選べる力』という本を紹介します。この本は、10代を...
-
「勉強するのはなんのため?」を真剣に考えてみた #13
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
共通する話題: 勉強
子供に勉強の重要性を教えたいが、同時に彼らが自主性を発揮するまで待ちたいという気持ちもあります。勉強の意味や方法を教える...
-
#49 「努力」について現役保育園看護師が本気で考えてみた【ビデオポッドキャスト】
ホイクベースラジオ
共通する話題: 職場
このエピソードでは、現役の保育園看護師が保育における「努力」の概念を掘り下げています。特に、自由な環境で子供たちがどのよ...
-
#87 日々の積み重ねは、いつ"ピンポン"と肯定されるのか?──小説『君のクイズ』に学ぶ、保育と人生の答え合わせ
ホイクベースラジオ
共通する話題: ホイクベースラジオ · 合同会社黒船 · 保育士
今回の「ホイクベースラジオ」では、現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちが、小川哲氏の小説『君のクイズ』を題材に、...
-
#76 「正しさ」が子どもの可能性を狭める?『悪魔とのおしゃべり』から考える保育の当たり前を疑うこと
ホイクベースラジオ
共通する話題: 保育士 · 可能性 · 困った子
今回の「ホイクベースラジオ」では、さとうみつろう著『悪魔とのおしゃべり』を題材に、「正しさ」が子どもの可能性を狭め、苦し...
-
【勉強法】勉強のやる気が起きないのは病気なんですか?
13歳からのPodcast | 親子で聞き流せる、教育と社会のハナシ
今回の「13歳からのPodcast」では、「勉強についていけない」という悩みに焦点を当て、その原因と対策について深く掘り下げてい...
-
勉強の自信を失っている子どもへ。「学び方」を知ってほしい
子育てのラジオ「Teacher Teacher」
今回のエピソードでは、本来楽しいはずの「学び」がなぜ「勉強嫌い」を生むのかという問いから始まり、学び方の多様性「ラーニン...
-
#169 【浄土教 雑談】学業、就活、仕事との付き合い方/権威と在野とパクリ/家事育児の哲学?
哲学の楽しみ方を探求する〜それ哲ラジオ
浄土教の雑談会では、浄土教の救済の仕組みや信仰のポイントについて話し合われます。また、鎌倉時代からの流れで、浄土教が広ま...
-
【7-4】哲学本3冊を振り返る。
本つまみぐいラジオ
今回のエピソードでは、リスナーからのコメントを紹介しながら、動物に例える自分自身や他者の特性について考察しています。また...