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自分の興味は信じていい──山口周『読書を仕事につなげる技術』から考える、保育士の読書術
2026-05-27 49:31

自分の興味は信じていい──山口周『読書を仕事につなげる技術』から考える、保育士の読書術

本の紹介と読み方の前提 / 本の選び方は「役に立つか」より「面白いか」 / スティーブ・ジョブズのカリグラフィーとコネクティング・ドッツ / 「保育士だから保育の本を読まなきゃ」と縛らなくていい / ビジネスパーソン向け教養書7カテゴリのうち、保育士におすすめの3つ:心理学・文化人類学・生物学 / 文化人類学のフィールドワークと保育の観察記録の親和性 / レヴィ=ストロースの話で脱線、子どもは異文化か? / 本は2割だけ読めばいい(パレートの法則)──目次・結論・各章冒頭の読み方 / サンクコストに振り回されるな──結婚式と神戸の牛丼屋エピソード / 読書は読んだ後が9割──「面白かった箇所」「自分への示唆」「具体的アクション」の3点を書き出す / 「働かないアリ」を保育現場に抽象化する:稼働100%のシフトは脆い / 保育記録に「今日の保育への示唆」欄を加えるという提案 / 知性とは、関係ないものをつなげる力


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サマリー

このエピソードでは、山口周氏の著書『読書を仕事につなげる技術』を参考に、保育士が読書を仕事に活かすための具体的な方法について議論されています。まず、本の選び方として「役に立つか」よりも「面白いか」を重視することの重要性が語られます。これは、スティーブ・ジョブズのカリグラフィーの例のように、将来的に役立つかは分からないが、その時の興味に従って得た知識が、後々思わぬ形で繋がるという考えに基づいています。また、保育士だからといって保育関連の本ばかり読む必要はなく、心理学、文化人類学、生物学といった分野の本が保育の現場に新たな視点をもたらす可能性が示唆されています。特に文化人類学のフィールドワークの手法は、子供の観察記録と親和性が高いと指摘されています。 次に、読書時間の確保が難しいという課題に対して、「本は2割だけ読めばいい」というパレートの法則に基づいた効率的な読み方が提案されています。目次や結論、面白そうな章の冒頭部分を読むだけでも、本の全体像を掴むことができるという考え方です。さらに、読書は「消費」ではなく「投資」であり、読んだ後の「抽象化」と「アウトプット」が最も重要であると強調されています。具体的には、面白かった箇所、自分への示唆、具体的なアクションの3点を書き出すことで、得た知識を自分の仕事や生活に活かす方法が紹介されています。例えば、「働かないアリ」の研究から、保育現場における「100%稼働のシフトは脆い」という示唆を得て、組織運営に活かすといった応用例が挙げられています。最終的に、知性とは「関係ないものをつなげる力」であり、読書を通じて得た知識を保育という仕事にどう活かしていくかが、保育士の可能性を広げる鍵となることが述べられています。

00:00
こんにちは、保育園看護師のチェロ先生こと佐藤です。 こんにちは、保育園看護師のチェロ先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、行動会社黒船の基礎です。 新規事業の力で日本を開国せんとす、行動会社黒船の基礎です。
同じく、黒船のコアジです。 はい、僕たちは高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうということで、日々頑張っております。
このラジオではですね、保育士の保育者関係者、保育園関係者の皆さんにぜひ読んでもらいたいなと思う本を紹介しながら、いろんなお話ししていけたらいいなと思って続けているそんなラジオです。
危なかったね。 危なかったね。ギリギリ。 危なかったね。 ギリギリ。
セーフです。これぐらいの甘噛みは。 セーフです。
というわけで、今回はまた河地さんのご紹介ということでですね。
本の選び方と「面白いか」の重要性
本を持ってきました本はですね、このラジオにちょっとぴったりかもなと思って持ってきたんですが、山口周さんのですね、読書を仕事につなげる技術という本です。
いいですね。 まさにね、僕らこれをしたくてやってるみたいなところがあるので。 間違いない。 本当に大事。いい本だなと。
お願いします。 でまあ、主にこの本ちょっとビジネスマン向けの本っぽいんですが、とはいえザ保育にも関わるよみたいな話とか。
あと山口周さんという方、お二人は多少知ってると思いますが、知らない方のために軽く補足しておくと、もともと大学で哲学と美術史を勉強していて、かなりビジネスから遠いっていう感じの勉強してたのに、今外資系のコンサルで働いていたりとか。
ビジネスど真ん中にいる人っていうのが、実はその読書を通じての読学のおかげで、哲学とか美術史みたいな世界からビジネスにたどり着いたみたいな話をしているので、そのエッセンスに集まった本を大きく4つほどポイント選んできたので、そちらをもとに今日はご紹介していこうかなと思っております。
素晴らしいです。川地さんのあげる4つ、楽しみに皆さんもぜひチェックしてみてください。
概要というよりせっかくなら読んでほしいので、普通に面白い本なんで、今回は中でも良かったなって話をしていこうと思うんですけれども、まず最初、この本は読書を仕事につなげる技術なので、当然読書、本が出てきますと。
という中で、本の選び方の話っていうのがありまして、お二人は、そうですね、本屋さんででもアマゾンででもなんでもいいですけど、楽天ででもなんでもいいですけど、その本を選ぶときにお二人ってどういうふうに選びますか?
でも結構あるな、意外と。何個かあって、一個はもうほんと邪気買い的なタイトルとカバーの表紙だけで、めちゃめちゃ惹かれるものをパッと買うときもあるし、
でも大多数は帯と目字と、あと始めにみたいなところをなんとなく読んで、読めるかどうか、なんかスッと読めるかどうかをなんとなく見て、読めるやつは買うし、これはちょっと今の私には厳しいわみたいなものはまた出会おうねっつって置いていく。
なるほどね。
そんな感じかも。
うん。
いいですね。
これはどうだろうな。なんか本の種類とかによっても違う気がするけど、明確になんか知りたいテーマがあるときとかは、あんま考えずにまとめ買いしちゃうし、小説とかは邪気買いが多いかもね。
小説か。
そうかそうか。
そうそうそう。なんかビジネス賞だったらあれだけど、結構乱読家だから、片っ端から買っちゃうタイプではある。
いいですね。この後4つぐらい出していくっていうのは冒頭に言ったんですけど、まあ2人この4つもできてると言っても過言じゃないなというのを今聞いただけばわかりました。
4つを満たしてるのか。何かをクリアした。
まあ今のお二人ももちろんあると思いますし、一般的に言うとやっぱりこう、仕事に役立つ本を探しに行くとか。
なるほどね。
それはもちろんあるけどね。
例えばそのね、保育園の方であれば保育の本とかいうのはコーナーがあったりとか、テキストみたいな形であったりとかあるので、
これちょっと仕事に役立つかなとかみたいな目線で探しちゃったりとか、そういう形の方も結構一定数いるんじゃないかなと思いますと。
確かに確かに。
で、山口さんはそれをやめましょうと言ってますと。
へえ、そうなんだ。
で、本の言葉を借りると役に立つかどうかよりも、面白いかどうかの方がずっと大事な評価軸だよねと。
なるほど。
まさにお二人は結構それで、その印象も含めね。
でも難しいよね、その4つのポイントで紹介されるかもだけど、面白いかどうかってどこで判断するかっていうあれがね。
そうだなあ、確かにな。何を持って面白いと思ってるんだろうな。
うん。
ちょっと出てくるけど、そんなに詳しくは出てこないので、そこはちょっと議論したいくて。
それは結構、この後ちょっと出てくるっていうのは多分それ直感で決めるみたいなことが書いてあるって話すんですよ。
はいはいはい。
例えば千代先生みたいに、ちょっと読んでみて読み進めたいと思うかどうかで判断しろみたいなのが書いてあって。
今千代先生が言ってもらったように、読んでみて違ったら今じゃないなはまさに書いてありました。
なるほど。
ほんとすごい。
字で言い切った。
字で言い切ったね。
なので、面白いかどうかっていうのは、ちょっと読んでみて続きが読みたいと思うかどうか。
うんうんうん。
この後は当たりやすいかもしれないですね。
なるほど。
なるほど。
もちろんもっと手前の、なんかそのタイトル面白そうとか、これこそそう超面白そうか、見た目いいとか、それぐらいでもいいとは思います。
うんうんうん。
で、ここで山口さんもうちょっとここを深く説明していて、そもそもビジネスの世界で成功した人たちのキャリアがどう形成されてきたかみたいな調査があるんですよ。
スタンフォード大学が出してる。
スタンフォード大学が出してるとなんかそれっぽいよね。
オックスフォードとスタンフォードとその辺はね。
ついそのまま聞くだけでも疑うことをやめちゃうよね。
同じような表紙の方いっぱいあるもんな。なんか子供の絵が描いてあるじゃん。最高の睡眠とかなんかそういう系の。
あーあるよね。で、その研究によると成功した人のキャリアの8割は本人も予想しなかった偶然の出来事によって作られていたっていうのがあるらしい。
なんかわかる気がするな。
なるほど。
だから将来こうなりたいからこういう本を読んでこういう勉強をしていこうみたいな長期契約を渡ってた人より、目の前の面白さに飛びついた人の方が結果的にいいキャリアを歩んでいたみたいな感じかなと。
あれだよね。明確にさ、弁護士みたいなこれを勉強しなきゃいけないみたいな人の場合は、本じゃないけどそれテキスト買って勉強するみたいな必要があると思うけど、
そうじゃない、いわゆる何だろうね、万全と読むというか、っていう読書に関しての話ってことだね。
そうだね。
なるほど。
あとはこの成功した人のキャリアという成功したとは何だとかね。
確かに。
確かにな。なんか難しいところだな。
そうそうそう。何をもって成功と読むんですかみたいな話があるので、ここはちょっと触れないでください。
はい。
問題ではないです。
そうね。
はい。では、これ系の話でね、一番有名な話はスティーブ・ジョブズ。
コネクティングの話だよな。ジョブズさん。
ジョブズはですね、大学時代、カリグラフィーという文字を美しく書く授業っていうのを取ってた。
これ当時は特に役に立つものでもなくて、純粋に面白そうで取ってたんだけど、その10年後に初代マッキン都市を作るときに、その授業で学んだことが美しいフォントデザインという形で生きている。
みたいなことをジョブズ本人も言っていたと。
なるほど。
だから、将来的にそのカリグラフィーを生かそうと思ってそれを勉強してたわけじゃなくて、単純にその時面白そうだと思ったからやってたってことだよね。
そうそう。
まさにそうです。
点と点が繋がった結果なんだね。
ってことですね。
うん。
なので、そのとき何の役に立つかわからなくても、面白いと思ったものを大事にしておくっていうのは、どこかでコネクティングドットスに繋がるかもしれない。
逆に言うと、これ今、役に立つだろうからぐらいの理由で、苦行のように読んだ本っていうのは、そもそも頭に入らないし、血肉にもなりにくいよねっていうのがこの本の主張でした。
すごく納得。
そうか、読まないってやつって読むっていうのが、あんまりないよってことか、そういうことです。
うわー、難しいとこだね、確かにね。
保育とかでもね、多分多いと思います。特に保育とか、僕経理とかやってたんでわかるんですけど、経理とかもしたんですけど、テキスト帳のさ、必要な事項が載っている本みたいなものがいっぱいあって、
あるね。
これは勉強のために読んでおかなければならないって思って、僕は収益認識の基準みたいな本とかを。
うわー、嫌だー。
テクニカルだな。
読めって言われて、同志に。で、読むんだけど、なんか、そうそう、初手からもう全然ピンとこないみたいな。収益とは、みたいな。
嫌だね。
入ってこなそうだね、確かに。収益だけでも、なんか本当、すげー分厚い辞書みたいな本があるんですよ。
厳しいな、それ。
何をこんな話すことがあるねんって思うんですよ。
愛系の世界は怖いな、そういうとこはな、なんか。
でも、これは多分、保育もそうだし、営業とか何でもいいけど、皆さん聞いてるお仕事の中で絶対こういうのあると思うんですよね。
うん。
でも、これを読むのも当然大事じゃないですか。
そうだね。
これがいらないとは当然言わないです。
そうだね。
なんだけど、やっぱ時には関係ない本、それこそ歴史の本、笑いの本、宇宙の本、みたいな。
うーん。
何でもいいんだけど、そういう本を読みたいなって思った時に、いやいや、自分は保育士なんだから、保育の勉強しなきゃって縛る必要はないよね、っていうことを知っといてほしいと。
なるほど。
間違いないな。
で、山口さんが言ってたのが面白いなと思ったのが、自分が面白いと思えるものであれば、別に名著じゃなくても、筆読書じゃなくても、無趣になって読むだけの価値があると。
うーん。
だから、僕が悪役令嬢の漫画を読み続けるのも、やっぱその、自分が面白いと思えるものだから、名著じゃないし、筆読書じゃない、僕これ読まなくていい漫画だと思って読んでるんだけど。
そう、わかるわかる。
なるほど。確かに。
逆にでも、筆読書だとか言って頑張って読んでたら、ちょっときついと思うわ。
そうだね。
うーん。やばいなって思う。
そんな目的意識持って読めないな。
そう。
パターンはみんな一緒なんだもんな。
そう、全部一緒。世界転生と悪役令嬢、全部やってること一緒だから。
2段階ぐらい抽象化したら、全部同じところに行くようになってるから。
確かにね。そっか。
なんだけど、一方でじゃあみんなが読んでる本ばっかり読んでくると、やっぱり出てくるアウトプットも同じになっちゃう。
うんうんうん。
あるので、他の人が読んでない本みたいなものに面白さを見出せるっていうのもそれはそれで面白いよねっていう本に書いてありました。
そうだね。素晴らしい。
なんで、一つ目のメッセージとしては、単的に言うと自分の興味は信じていいっていう。
うんうんうん。
すごいいいね。ポジティブなメッセージだ。
いいですね。素敵ですね。
二つ目。
はい。
ほあいえですね。何でもいいよって言われると結構難しいじゃないですか。
まあ、選べないっていうことになるな。
いっぱいあるからね、本は。
そうそう。この世に本って無限にあるし、毎日毎月もう何百冊何千冊と新刊が出てるので。
だから、うまに思うよな、これ一生かけてこれ絶対全部読めないんだと思うと。
読めないね。
急になんか途方にくれる瞬間がね。
そうだね。出版されるっていうのってもう一つのさ、フィルターを通しているものなのに、それですら無理って結構すごいよね。
無理だよね。
そうそう。
俺、同じことを映像でも感じるもん。
あっとフリップしたら見切れないじゃん、こんなのって。
見切れない。見切れない。曲もそう、最近。
そうね、曲もそうやん。
音楽も。
映像、音楽、まぁコンテンツ全般だよね。
そうそう。
生産スピードの方が早すぎて。
無理かな。
厳しいぜって思っちゃう。
ちょっとずれるんですけど、僕もXとかいうクソSNS見るのやめたんですけど、そういうとこあります。
追い切れないし。
そうそう。
拾いきれないし。
見たところで特に何もないし。
そうだな。
そうなるとネットの炎上とかにすごく疎くなれて。
確かに確かに。
めちゃくちゃいいなと思いました。
精神衛生上いいね。
だからみんなYouTubeだけ見続けよう。
それもそれでな。
ねえコメ欄荒れるからね。
YouTubeショートだけ見続けようぜみんな。一番最悪な場所。
どうぞ。バイアスがすごい。沼から沼に誘導してる感じがする。
何か失ってるよね。本当に。
保育士におすすめの教養分野と文化人類学
話を戻すんですが、山口さんはこの本の中で、特にこれビジネスパーソン向けの本なので、
ビジネスパーソンに読んでほしい教養書の7つのカテゴリーをまとめてたり、
あとビジネス書マンダラっていうのを作ってて、これをこの順番で読んでいけみたいなものがあったりするので、
すごく興味ある方はぜひちょっとそれだけでもパラパラっと見てみてもらえると面白いかもしれないですが、
その7つのカテゴリーっていうのが読み上げちゃうと、哲学、歴史、心理学、医学、生理学、これ1つですね。
で、コンピューターサイエンス、生物学、文化人類学。
なるほど。結構便庫してるかもな。
おだしょー 今あげた中でチロ先生で言うとコンピューターサイエンスはないじゃん。
そうそうそう。それ以外、それと歴史以外はほぼ刺さってる気がする。
おだしょー 確かに。で、中でも今回は軽く保育士さん向けだったらこれかなっていうので、3つちょっと僕なりにまとめてみると、
3つ心理学と文化人類学と生物学かなと思ってちょっと紹介させてもらいます。
なるほど。
おだしょー 面白い。
もちろんね、歴史とか哲学とかも面白いし、それこそ今だったらコンピューターサイエンスみたいなものをちゃんと知ってみるみたいなね。
おだしょー 大丈夫です。私たちはもうコンピューターとは愛入れない関係性なんですけどね。
そこを可能性を広げるのが読書だからね。
おだしょー そうですね。今まさにそういう話をしているので。
すいませんでした。前提を。
おだしょー あと医学生理学とかもね、当然アンチョー先生の場合は看護学部というそこに近い領域にもいるので、そこも1つあるかなと思いますが、今回は心理学、文化人類学、生物学。
まず心理学、これは発達心理学とかね、それこそちょっと拡大解釈すれば保護者対応の心理学とか職員労働者に関するみたいな、そういうものも基礎はあると。
そうだね。
おだしょー 教育士さんの日々向き合う課題とかにはやっぱり心理学の知見っていうのは多少関わってくる。
で、山口さんの本人にもですね、ビジネスパーソン全般においてもやっぱりマーケティングもそうだし、営業とかにおける交渉とかでもそうだし、それこそ組織みたいなものを見たときの組織論的心理学もあるし、そういう様々な局面で心理学のリテラシーっていうのは大きな武器になるよね。
というのは、今挙げた部分はあるし、保育でも当然成り立つ部分がある。
全部一緒。
おだしょー 保護者対応、子供同士のグループの力学、職員チームの動き方、みたいなものが心理学の本を読んだときに思わぬ場面でヒントになる、みたいなことがあるよねっていうのは確かに言えると思います。
で、二つ目がですね、文化人類学。
これ面白いね。
おだしょー 僕も一冊読んだことある程度は超にわかなんですけど。
観察だよな。
おだしょー そうそうそう、まさに。この本で山口さん自身も言ってるんですけど、コンサルトして仕事をするときに、クライアント企業の現場を観察する手法は文化人類学者のフィールドワークを参考にしてるって書いてあったんですよね。
面白い。
おだしょー 文化人類学っていうのをあんま知らない方も多いと思うんで、軽く一冊しておくと、文化人類学のフィールドワークっていうのは、そのとある集団の中にじっくり入り込んで、その人たちが何を考え、どう動いてるかっていうのをいちいち評価したりとか判断したりせずに、ただただ観察するっていう研究手法なんですね。
Sのグラフィックですね。
おだしょー 好きだよね、高橋さん。
うん、文化人類学好きだよね。個人的に勝手に読んでる分野だね、文化人類学。レビストロースとかから読んでる。
おだしょー 古典だね、ちゃんとね。
そう、本当に。
おだしょー 年長から、まさにイメージとかから読んでるね。
野生の思考とか、悲しき熱帯とか、構造主義ってなんだっていうのを浪人生時代にいろいろあれこれ考えた。
おだしょー 勉強してる、勉強。
そうだ、お前二浪してんだからさ。
おだしょー 勉強しろ。
その辺全然テストに出なかったでしょ。
おだしょー 多分俺、役に立つことを全然勉強してこなかったんだろうね。
少なくとも受験においてはね。
おだしょー 長期的にはね、それこそジョブズにおけるカリグラフィーみたいな。
そうだよな。
おだしょー 役に立ってると思うけど。
思うけど勉強しろよ、まず勉強してからだ。
おだしょー あの期間だけは。
その次第に言われるときついな。
そうだよ、お前。
おだしょー 俺は勉強したぞ。
そうだよな。
おだしょー 偉い。ちゃんと勉強したもんね、彼女は。
そうだよ。
おだしょー 偉いよ。
で、このただただ観察するっていうのもあるし、
保育士さんが日常的にやってる子供の観察とかもこれに近いっていうのがあるのかな。
おだしょー そうだよね、チロが言ってることとすごくつながると思うね。
だから俺多分文化人類学すごい相性がいい。
おだしょー 相性いいと思うよ。
ほぼそれを地で生きてるんじゃないかと思えるぐらい。
あれでも、レビストロースマジ絶望するから読まない方がいいよ、難しすぎて。
おだしょー マジか。
面白い。
頼りやすいのから入った方がいい。
おだしょー 時間がないときに読むものではないかもしれない。
そうね。
おだしょー 作ってしっかり読んだ方がいいかもしれない。
ちょっとじゃあ、今度また人生に夏休みがあったら読ませていただきます。
そうだね。
おだしょー そうだね。
チロたちがさ、保育士さんが保育園でやってる記録とかって結構実は文化人類学的な手法というか、
実際どのぐらい取り入れられてるかとか、神話性が高いかっていうのは分かんないけど、
そういうのが活かせそうな面があるなっていうふうにいつも聞いてて思う。
すごい、活かそう?
おだしょー 知らずのうちにそれっぽいやり方をしてると思うけどね。
きっとそれが念頭あった可能性もあるもんね。
それによって発展してきた可能性もあるもんね。
おだしょー 観察の手法というかね、やり方みたいなとこだから。
文化人類学は確かに保育との相性良さそうだな。
超良くない言い方をするとさ、ある種子どもって異文化なわけじゃん、子どもの世界って。
今の大人からしたらね。
おだしょー そうそうそう。
だからそういう違う部族の人たちの観察をするのと、
子どもの観察をするのってある種近いものだなって思ってる。
すごい面白いな。
すごいその目、完全にそういうふうに違う文化だとして認識して観察している面と、
もう完全にその部族と同じ目線に立って入っていく面と保育になんとなくあるから、
確かに使い分けて違う観察を通じて同じ記録を書いてみたいな。
面白そう。
おだしょー 文化人類学は面白いと思う。
以前多分このラジオでも話したことあるんですけど、
自分の当たり前を切り崩す文化人類学入門っていうのがすごい面白くて、
これは僕でも分かりやすかったので、すごくおすすめです。
おだしょー 確かに素敵。
文化人類学ってやっぱその手法的なアプローチとか、
なぜやるかとかのアプローチを学問的にちゃんとやろうとすると、すげえむずいんだよね。
おだしょー そう考えることが多いから。
確かに。
おだしょー 悪いんで哲学的というか。
ループするというか、手法がループするというか。
あくまで人文科学というかさ、物理みたいな明確な答えが出るものとも違うから、
手法それ自体に対して問いが生まれるみたいな無限ループが生まれるよね。
おだしょー 今言った千葉先生のさ、客観的に見つつあえてどっぷり入ったりみたいになってるけどさ、
これってさ、パキッと分かれないじゃん結局のところに。
分からない分からない、そうそうそう。
おだしょー いや、のめり込んできた後ののめり込むとはどこからだみたいな問いがまた始まっていって、
これをもってのめり込むとしたのかみたいな、問いに問いが重なっていく難易度が高いんですよあれ。
すごいいいね、なんか暇にこと書かないというか。
一生考えていける。
おだしょー 考えることを増やし続けられるから。
まあでもそういう考える目がつくっていう意味でも、ちょっと知っておくだけでも面白いかもしれないなと思います。
で、最後生物学ですね。
おだしょー 千葉先生得意分野ですね。
僕の思ってる生物であったのかしら。
そうです、生き物です。この本の中で紹介されている例だと、アリのコロニーの研究とかですね。
おだしょー ああ、そっちなんだ。
働きアリの法則で、割と有名な話だと思いますが、2割のアリは働かないみたいなのであってる?
僕ね、生物弱いんですよ。
おだしょー 結構覚え気だもんな。
僕ね、生き物に興味がなくて。
おだしょー もったいないね。
僕お父さん理科の先生で、特に生物が好きで、大学の専攻の生物とかの人なんですけど。
おだしょー ああ、そう。生物じゃなかった。
生物系の人だった。
おだしょー ねえ。
発論家なんかは、エビがなんでオガクズで生きれるのかみたいな。
おだしょー ああ、面白い。
ちゃんと実験だけに気づかせたみたいなのを聞いたけど、ふーんと思って。
おだしょー オガクズの中に多少酸素があるからみたいな、そんな感じなのかね。
わかんない。どうでもよくて。
おだしょー そう、生物ね。
おだしょー まあでも、働かないアリとか間違えるアリがいるおかげで、いつもと違うルートで新しいエサが見つかるよね、みたいな。
ああ、なるほど。
おだしょー で、これ系の話って、ちょっと遠いじゃないですか、だいたい。今のエビのオガクズの例もそうなんだけど。
人間以外の生物だと余計遠く感じる。
おだしょー そう、アリがそうだからなんなんじゃん。
ケータらしい問いだな。アリがそうだからなんなん。
おだしょー 人間以外生物を選択しない人はみんなそうよね。で、だいたい数学が得意だよね。
確かに。生物を選択しない人って。
おだしょー そうだね。
なんだけど、この本にあって面白いなと思ったのが、これはそのまま捉えると当然そうで、アリが働かないからなんなんは、そこで終わっちゃダメだと。
これを中小化して保育の現場に置き換えるっていうことをやろう、みたいなことができると。今保育の現場って言ったけど、本の中ではそういうビジネスの現場。
そういうただの知識を中小化してちゃんと使えるようにするっていうことが必要だよね。
おだしょー なるほどね。そこの接続難しいけどな。
まあね。この生物学の本を読みながら、これを自分たちの組織とか、自分たちのチーム、あるいは自分の仕事に中小化して置き換えるとしたらどうだろうかっていうことを考えるっていうのが教養書において大事だよっていうのが書いてありました。
おだしょー 確かにね、ある種教養書って中小度高かったり違うジャンルだったりするから、全然違うかと思いきや構造は近いみたいなこといっぱいあるから、まあその中小化して適応するみたいな考え方が大事ってことだね。
なんかあれか、みんな本当にちょっとだけ養老たけしな気持ちになろうみたいなそんな感じ。虫についてめちゃめちゃ大好きでずっとほぼほぼもう研究者ぐらいの勢いで大好きで見ているもの。
おだしょー 死にたて分野なんだよな。
まあ確かにね。
おだしょー なんとなく。
チロエにとってのコンピューターサイエンスだと思ってます。
おだしょー なんで得意だったんだろうなあんまりどうして得意かわかんないんだけどな。
いやまあ好きだったからじゃない?
おだしょー 好きだったけど別になつの虫苦手だし。
そうなんだ。
おだしょー 動物好きだけどそんなすごい触りたいかと言われるとちょっと経営アレルギー起きちゃうしとか。
おだしょー どっちかというと植物と。そっちの方が好きだった。あとやっぱ人体もほら生物に入ってたからそっちの興味が強かったんだろうな。
人体好きなの?
おだしょー 人体とか医学的な話とか。
メカニズムの話とか。
おだしょー すごくスッと入ってきたような記憶があるから。
僕、血とか内臓とかが本当にダメなんだよね。
おだしょー スプラッタ系は苦手なんだね。
人体を考えるにあたってはそれはもう厳しいね。
おだしょー そうね。
僕が血とか内臓得意だったら今頃医学部行ってたから。
おだしょー 確かに。
いけるね。全然いけるよね。
おだしょー ちょっとそんな簡単じゃないよって突っ込みを期待していったのに。
いやいやそんなことない。
おだしょー あるでしょ。
いい医者になれる。
おだしょー やめてよ。ごめんごめんごめん。
それはあるわ。
でもなんだかんだ人が良すぎて全然安い給料のまま大学病院で働き続けて。
おだしょー ごめんね。
そこまで見える。
おだしょー 俺が悪かった。
なんだかんだ病院のことを考えてすごい人気のない方の可能性を追い取って。
おだしょー そうだね。
ケータ先生いつ帰ってるのとか。
おだしょー もういいって。
ちょっと執着してる。
おだしょー なんで名前で呼ばれてんだ。
カージ先生じゃなくてケータ先生。
ちょっと親しみ感。親しまれてる。そこまで見えたね。
おだしょー ああすごいね。未来を見通すね。
未来視できたね。
おだしょー まあなのでちょっと戻すと2つ目のメッセージとしては特に読む本困ったら心理学とか文化人類学とか生物学みたいなところを
特に保育士の方は気にしてみるといいかもなというメッセージでした。
素敵ですね。
おだしょー 3つ目。何読むとかなんとなく分かってきたけど、これみんな読んでると思うんだけどそんな本に読む時間ないよと。
わかるよ。社会人の皆様は。
おだしょー 老人性でもないんだからと。レビストロースなんか読んでらんねえと。
失礼だなあ。そんな時間なかったはずなんだけどね。
おだしょー そうだよね。老人性は結構大変なはずなんだけど。
忙しかったはずなんだけど。
おだしょー そうだよね。
時間は作るもんだからね。
おだしょー いや違うけどなあ。
説得力があるようでね。
効率的な読書術:2割だけ読めばいい
おだしょー そうなんだよなあ。で、それに関してですね、ヤノミさんこの本でですね、こう断言していますと。
本は2割だけ読めばいい。
ああ、2割。
おだしょー 監督を目指さないってことですね。そういうことです。
ああ、なるほど。
おだしょー 2割読めばいい。これ考え方のベースにパレートの法則っていうもの。
ああ、なるほど。
おだしょー ご存知でしょうか。千尋さんは何か聞いたことありそう。
千尋 はい、あります。
おだしょー パレートの法則っていうのは、どんな分野でも、効果の80%は全体の20%によって生み出されるっていう経験則的なものらしいです。
さっきのアリム逆みたいな感じだよね。
おだしょー 2割絶対サボるみたいな。
だからだいたい2割だよね、こういうの。
おだしょー だいたい2割だよ。
2割、弾いとけばなんとなく全容が見えるよみたいな感じ。
おだしょー 8人。よくあれだよね、ソシャゲとかの課金も上位2割が8割の売り上げを出してますみたいな話だよね。
たぶんほんま1割5分ぐらいなんだけど、2割って言ってるよね。
おだしょー それはあると思う。
なるほどね。
おだしょー 結構ね、そこの差ありそうだけど。
もう俺丸めてると思う、そこは。
2割に。
8人の方が分かりやすいしね。
おだしょー そうそうそう、8人って分かりやすいよね。
しかも8人って言われた方がマイルドでしょ。1級って言われるとちょっと嫌な気がするもん。
おだしょー そうそうそう。3段だともうちょっと近いよねみたいな。
ちょうどいいのが8人。
8人がちょうどいいんだ。
おだしょー そうだね。
確かに。
おだしょー これが文化人類学だね。
おだしょー 心理学かどっちかってこと?
心理学、落としどころ探ってるからな。
おだしょー 飲み込みやすい。
まあじゃあ2割どうやって読むのっていうのを山口さんが勧めていて、まずは目次を見ましょうと。
で、まとめとか結論みたいな章があったら、もうそれ読んじゃえと。
もうそれでだいたい全体が分かることも結構あると。
で、次に面白そうな章、目次を見てる中でこれは面白そうだなって思った章タイトルのところを読んで、
その章の中の段落の最初の一部分だけを読んでいく。
もう段落だけをパーっと一文字叩くからね。
そこを読んで次の段落行ってってやると、一章を読むのにほんと数分しかかからず読めると。
それでもっと読みたいって思ったらちゃんと読めばいい。
なるほど。
おだしょー なるほど。
絞まれなければ次の章行っちゃっていい。
なんとなく読書って頭から順番に全部読んでいかないといけないもんだと、なんとなく擦り込まれてる感じがするもんね。
おだしょー ね。確かに。
で、これを2、3章分ぐらい面白いのをピックアップしてやってみても、引き込まれなかったら、その本は今の自分に合わないということで読むのをやめようって書いてありました。
なるほど。チロ君がやってるやつですね。
おだしょー そう。まさにこれがチロ君が書いてあった。
本屋で立ち読みしながらやってることですね。
おだしょー これは山口さんは本棚に戻して書いてるから、もう買ってはいると思うんだけど。
すいません。せこい場でしてすいません。
おだしょー そうですね。いいんじゃない、だって。
本棚に入れる前にそれに気づけてんだったんだ。
そうそうそう。今はまだ買いじゃないんだって。
温めておこうってなっちゃう。
おだしょー もちろんね。これにさ、全部頭からお尻まで読み切りたい人っていうのは、やっぱり全部読まないと書からには持っていないじゃんっていう考え。
僕も正直わかる、これは。
あるよ。あるある。もったいねえなと思ってる。
おだしょー なんだけど、山口さんはですね、読書について、読書っていうのは消費じゃなくて投資だ。
で、単に言うとこの投資は、投資するもとはお金ではなくて、時間を投資してるんだっていう。
読書する時間を使ってるっていう、時間の手段を置いて考えるべきだと思う。
で、時間って当然だから誰にとっても1日24時間しかなくて、1日10時間寝たら14時間しかなくて。
で、14時間のうちショートを4時間を見るから、人間はやっぱり1日10時間しか余裕がなくて、8時間仕事してるから2時間しか余裕ってないんですよ。
若干こう、サンプルのバイアスが気になる程度、あえてするしかない。
おだしょー だいぶN1。
ちょっとね、気になったけど。
おだしょー っていうのは置いといても、このつまらない本をもったいないからで読んでるっていうのは、まさに希少な時間っていう資源を浪費してる行為だよね。
確かにね。もったいないね。
おだしょー だからやめましょう。だから面白くないと思ったら読まなくていい。もっと読みたいと思ったら読めばいいし、ざーっと読むだけでも十分8割ぐらいはつかめるよっていうお話をしていました。
なるほど。
おだしょー 途中まで読んで、なんかこれでもう読むのやめちゃうのもなっていう心理は経済学でサンクコストといったりしますよね。
おだしょー 読書ほどサンクコストに振り回されてはいけない領域はないって。
なるほどなるほど。機会が多いからね、本読むってなると。
おだしょー だから読み始めたから読まなきゃ次いけないとかじゃなくて、合わなかったらどんどんどんどんやめて切り替えていいんだよっていうことを。
素晴らしい。
おだしょー ちょっと過激だけど半年つんどくしたらもう捨てろって書いた。
おー。
おだしょー なるほどね。
確かに。
おだしょー 捨て、捨てなきゃな。
それでいうと本当あの買いつまんで読んでる本の何と多いことかっていう感じで。
おだしょー うん。まあでも買いつまんだ時点でもう読んだと言っていい。
そうだね。読んだと言っていいでしょう。
おだしょー すごい。
おだしょー なので三つ目のメッセージとしては全部読まなくていいし、つまらないと思ったら捨てていいっていうのが。
なるほどね。
おだしょー メッセージとしてありました。
なるほど。
読書は読んだ後が9割:抽象化とアウトプット
おだしょー 最後4つ目です。
はい。
おだしょー これ、たぶん最終的に一番大事だなと思ったので4つ目に持ってきたんですが、
おだしょー 結局読書は読んだ後が9割だよねっていう話があります。
うん。
おだしょー 読む時間ではなく読んだ後。
うん。
おだしょー 山口さんのこの本の冒頭でですね、次のように書いておりまして、
読書を通じて知識を得るというのは、シェフが食材を仕入れるようなものです。
しかし、仕入れた食材をそのままお客には出しませんよね。
そうですね。
おだしょー だからシェフってもう仕入れた食材は冷蔵庫にしまって、それを注文に応じて組み合わせて料理にする。
読書も全く同じで、本から得た知識っていうのを状況に応じて組み合わせて料理にして、
初めて成果になると。
ボナペティですね。
おだしょー ボナペティですね。そうです。
はい。
おだしょー で、山口さんすごい強い言葉で言い切ってて、抽象化できない人はただの物知りだ。
うん。
おだしょー 山口さんね、ちょっとね、その物知りとかね、知識変調に厳しい人で。
厳しいね。
おだしょー これは別の本でもですね、法大生とかクイズ王みたいな、ただ知識が多い人だけは良くないみたいな。
良くないとまで言うんだけど、ちょっともてはやされすぎているみたいな。
そうだね。
おだしょー 言い方をしてて、クイズ好きな僕としては、そんなことないんだけどなと。
いいね。
おだしょー クイズ王っていうのは、気になった方は是非過去の君のクイズの回を、もう一回クイズに熱く語っている回をあるので。
あれはね、面白そうですもんね。
おだしょー クイズ王だったらまだその、知識をだけでも集めている意味があるしさ。
あの人たちもね、ただ知識だけ集めているわけではないじゃん、そういう。だから抽象感をしているだろうしね。
本当にただガリ弁タイプみたいに厳しいのは確かだよね。
そうだね。
おだしょー コモディティ化するよねっていう話をずっと山口修さんはしていると思う。
いろんな知識を持っていても、仕事とか生き方に活かせずにいる人っていうのは、読んだ本の内容を自分の現場で使えるしさに変換するっていう作業をやってないよね。
さっきの生物学のところでもちょっと言った抽象化っていうもの。
改めてこれを簡単にどういうことかっていうのを説明してて、それが要するにこれって○○じゃないかって一段抜き出して考える作業だ。
さっきの働かないアリみたいな例を取ったとしても、働かないアリっていうのがいると、さっき言ったように普段通らない道を通るから新しい餌を発見できるみたいなものを抽象化すると、働かないアリがいるコロニーの方が外的変化に強いよねと。
これだけ覚えると、だからアリの話じゃん。
さっきのローカーズさんのコメントの中で。
おだしょー 抽象化しない僕がアリの話じゃんって言ってましたね。
でもこれは抽象化すると平常時の効率を最大化しちゃう組織っていうのは環境変化に弱いよねと思うと捉えられると。
おだしょー 特定の環境に最適化されすぎてると環境が変わったときにバッファがないよねっていう話で。
本当にそう。
おだしょー だから。
保育現場だって本当にそう。
おだしょー まさにこれ今から僕が話そうとしてるのがその例で。
保育現場の姿としては100パーセント稼働の前提で組まれた保育チームは欠金不給な保護者対応に脆いから、
例えば来月のシフトはあえて15パーセントくらい余白を残してみようとかできたらいいですよねって言おうと思ったけど、
そんなことができたら苦労はしない。
そんなことができたら苦労はしないですが。
おだしょー そうだね。
でもすごく単純に人にすごく他の組織体、他の企業よりも保育の現場って人に依存してる部分が大きいので、
ベテランのなんとか先生だけが永遠に分かっているものの居場所だったり、
なんか行事の手順であったりとか、
マニュアル化しちゃえばもう引き継ぎも簡単じゃんみたいなことでも、
なかなか本当に必要なマニュアルに起こされていないことも多々あるし、
マニュアルに起こせないこともあるんだけど、なんか俗人的すぎちゃって、
その人が居る居ないですごく方数が変わりすぎるというか、
みたいな面は保育現場特有と言えば特有かなっていう気がするんで。
そうですね。
おだしょー どうにかしたいとこですよね。
そういう人にもうお前は働かないありになれと。
本当本当、現場に入るなっていうのが一番だと思います。
それは本当に保育現場あるあるで、要はみんなやっぱ現場が好きなんですよ。
保育してないから。でももう年次も上がって、なんていうか役職もついちゃって、
いろいろ管理がありそう、マネジメントに回らなきゃいけない先生たちが、
入るよって保育現場入っていっちゃうと、下も育ちにくかったりとか、
回さなきゃいけないものが回らなかったりっていうのが、
多いんじゃないかなと思いますね。他の企業体に比べると。
おだしょー これ二側面あって、それまさにチロ先生が言ってることすごい楽しくて、
現場に入りたがる人、上が現場に入りたがる、もう当然ある。これをやめようね。
これをやめた時に起こるのが、下が上が現場に入ってないことに文句を言う。
それもあるね。
その現場にあえて入らないようにしてるのにサボってるように見えるみたいなこと。
これも同時に起こるなっていうのは、僕結構新卒の時の会社で、
後輩が部長を見て、あいつ暇そうなんで現場に入りましょうよって言ってたっていう。
言うね。
面白い後輩がいたんですよね。
でも新卒というか若いからこその視点だね。
仕事の前容がまだ見えてるわけじゃないからこそね。
そこまで含めてみんなで理解できて設計できるといいと思うし、
ここで言いたいのはそういう設計をしろっていうより、
このアリの話を読んだことから抽象化して保育の組織に転用するとしたらこうだみたいな。
転用の作業っていうのをやれるといいよねと。
いいですね。
特にこれ今かなりアリの話から転用させたけど、保育の研修とかでもさ、
研修受けたチョッコはいい話だったなと思いながら結局何もできなかった。
これはね、キャリアアップ研修あるあるですけど、
学んだことを現場で生かせない、生かしてる縁は果たしてどれだけあるんだっていうのがね、
もう一回研究挟んだ方がいいと思います。
実体研究が調査を挟んだ方がいいと思う。
そうだな。
理論が一人歩きしちゃってるような感じがちょっとするんで。
もちろんね、研修が良くないような側面も当然あると思うんですよ。
この実体からかけ離れすぎた研修をしているみたいな側面もあるだろうし、
一方でそれがちゃんと理論なんだから現場で使えるように努力もしないとだよね。
そうなんです。
両側面の話だね。
やらないといけないんです。
やる余力がないで止まっちゃってるものが多すぎるんで。
これはね、難しいですね。
山口さんこの本でですね、本を読んだらこの抽象化するために具体的にやることを書いていって、
それが本を読んだら3つのことをセットで書き出せって言って、
1つがまず面白かった箇所っていうのを書き出せ。
2つ目がそれが自分の仕事とか生活に対してどんな示唆を持つかっていうのを書け。
3つ目が具体的にどんなアクションを取れるかっていうのを書け。
さすがなんか。
そこはなんか元コンサルっぽいっていうのがあるだね。
元コンサルっぽいね。ちゃんと行動まで起こしてくれるっていう。
これを脳内にまとめるではなくて、
ノートとかスマホのメモアプリとか、
ちゃんとアウトプットしないとね。
そうそう。そういった形で、できればやっぱり電子の方が検索しやすかったりすると思うので。
そうだね、今の時。
今の時だったら全部バッとAIにまとめて入れてとかもできるから。
確かに。
できれば電子の方がいいけど、そういった形で情報をたくさん集めた、
これ本の中では情報のいけす。
いけす。いいね。
情報を脳の中の小さな冷蔵庫に詰め込むんじゃなくて、
外に泳がせておこうっていう。
なるほど。
急に詩的な声を出してきたなとびっくりした。
そこで生物が生かされるわけだ。いけすっていう。
確かに。
いけすの概念がね。やっぱすごいよね。
脳内に残すと、覚えとかないといけないっていう可能性になるんじゃなくて、
ちゃんと書いておいて、必要なとき引き出せるようにしておいて、脳では忘れようっていうのがポイントだと思います。
なるほどね。
いいね。ちゃんとアウトプットの練習にもなり、素敵ですね。
そうとか、あとはこれはちょっと僕の考えですけど、それこそ保育士さんの記録に、
今日の出来事から私の保育員に対する資産は何かみたいなことを事業を加えるみたいなことをするだけでも、それはそれで立派ないけすになるかもねっていうのはあるかもしれない。
いいとも、いいとも、1日1個気になったこと書き出すみたいなのをやりたいよね。
本当なんか変になんか研修受けに行くより、みんなでそれ溜めて溜めて、たまにドッと話すみたいな場面作ったほうが
本質的な話はできそうだね。
本当本当。保育の質を高めていくことにちゃんとつながっていくんじゃないかなって思っちゃいますね。
そうだね。かつその資産は何かっていうのを書かなきゃっていう目線があるだけで、その目線でものを見れるから。
いや、本当本当。これ大事な。てかもうほぼそれはもうインナーブランディングですよねって思っちゃう。保育においてそれをやるっていうのは。
そうやって保育理念を深めていくっていう試みをぜひね、みんなの縁でやったらいいと思うよ。
まずは自分の縁からやな。
本当に。
これが4つ目の最後のメッセージして、読んで終わりにせずに自分の言葉で翻訳できるようにしましょうねっていうところかなと言いましたと。
読書を仕事につなげる技術から4つ、改めて4つポイントだけ読み上げると、面白いだけで本を選んでいいし、
一つもし困ったら心理学、文化人類学、生物学あたりから読書を選んでみると聞きやすいかもね、読みやすいかもね。
選んだ後は2割だけ読めばいい。
2割でもいいから読んだ後に自分なりの言葉とか抽象化した授業とか具体的なアクションみたいな、
それって読んだ後の翻訳作業こそが重要だよっていうお話を今日はさせていただきました。
知性とは関係ないものをつなげる力
読書の話を僕は続けてるけど、なんかただ漫然と読んでも別にいいっちゃいいと思ってたんですよ、僕は別に。
それもそう、別に面白いものなんとなくで読む、でもせっかくなら、特に意味がないと読めないみたいなタイプもいると思うので、
理由が分かった方が読みやすいみたいな人もいるのであれば、こういうところから繋げる技術、仕事に繋げる技術みたいなものを知っておいても損はないかなと。
そうだよな。
まあまあそもそも仕事に繋げなくたっていいんだけどね。
もっと自由なものだよな、読書ってな。
なんか読書に限らずだけどさ、一見関係ないものをどう繋げるかみたいなことが知性だよねっていう気がするから。
どんなクズ人間からも学ぶとこはあるみたいな話じゃないけどさ、
確かに、学ばせてもらってる。
どんな人、しょぼい本でもその2枚。
今の一言上手いな、メッセージ性を感じた。
メッセージ性を感じたね、ちょっとね。
文学だった。
これが知性、これが知性。
すごかった今。
そうだね。
はっきり言っておくと、今のは基礎さんをクズ人間扱いしたってことですもんね。
野暮、野暮。めっちゃ野暮だよ。
そうだね、はっきり言うね。
それを言わないための知性が。
知性足りなくなっちゃった。
急にバカに知性足りなくなっちゃった。
びっくりしちゃった。
まあでもなんか関係ない事象をどうつなげるかみたいな、
その抽象化の話とかは、
なんか、本に限らず、
俺こそケイタみたいに漫画からとかさ、
意識して漫画から役に立てようと思って読むわけではないけど、
これってあれじゃねみたいな話っていくらでもあるからさ、
なんかそこ、いろんなものをつなげられるっていうのはめちゃくちゃこう、
これからの時代の価値にはなりそうだよなっていうふうには感じるかな。
保育士さんが全然違う、
コンピューターサイエンスめっちゃ詳しい保育士さんとかさ。
いや、ほんと。
めっちゃおもろいやん。
保育という仕事そのものが、
もっともっと広がっていく可能性に満ちてるなと思うんだよね。
特にその、
時代によってさ、いろんなものも変わっていくし、
でも変わらない子供の育ちがある中で、
遊びだってもっと広がっていっていいわけだし、
物だって変わっていくんだから、
その都度いろんなものを学びながら、
それを一番遊びに消化できるってすごいことだなって思うんだよね。
保育士さんのフィルターを通して、
得た知識やら技術やらを遊びとして消化していくことで、
なんかわかんないけど、
未来のいないない場ぐらいの、
すげえずっと使われていくような何かになっていくかもしれないし、その遊びが。
新たなクラシックを生み出すってことで。
そうそうそうそう。
こんな感じでね、僕たちも学んだことをいっぱい話して、
いっぱいアウトプットしながらも、また何かに活かしていきたいなと思っているので、
そんなね、私たちの考え垂れ流しラジオでございますが、
今後ともぜひご視聴ご清聴いただけたらとても嬉しいです。
はい。
GoogleフォームのURLを書いてあるので、
質問ご意見等々ぜひ送っていただけたら読ませてください。
というわけで、今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
49:31

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