私立工科系大学教員(科学史)の日々の出来事や雑感。日記,メモ,ブログなど
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181 本棚 | Teleportについて
2024.11.3設置。現在更新中。平野友康さんが開発プロデュースする生成AIプラットフォーム「Teleport」について学びます。セナリ学院2/9(日)〜2/15(金) 21:00-22:00 セナリ学院・オンライン学校説明会7DAYS 毎夜オンライン生配信。アーカイブあり。メルマガ登録でセナリ学院パンフレットPDFプレゼント。平野さんのFacebook2025.2.9-2.15 セナリ学院・オンライン学校説明会7DAYSの準備の様子が逐次報告されています。2024.12.16-12.22 冬の生成AI合宿 in 京都の様子が逐次動画などで報告されています。2024.11.22のMUTEK Japan 2024平野さんの講演「生成AIを活用した次世代のまちづくり」(渋谷ヒカリエホールB ホワイエ)に参加すると,2025年初頭に開始予定の「テレポート・ベータ版」の1000人限定の完全招待制プログラムのインビテーションがもらえるそうです(私は参加できず残念!)。動画は下に↓2024.11.17のSVIまちづくり学校2024卒業式でTeleportの6ヶ月無料ライセンスが配布されるとのこと。いよいよTeleportの利用開始が近づいてきた!Teleport (YouTube)MUTEK Japan 2024での講演(2024.11.22)←公開されていました!生成の光 ドキュメンタリー本編(SVIまちづくり学校2024のドキュメンタリー映像)Teleport Live! (YouTube)生成AI(楽曲Suno, 動画Sora)で作られたミュージックビデオ「終わらない夜」が公開されていました(2025.1.28)2024.12.26 21:00- 深夜の開発トラック便、関西から糸島へ 9時間生放送!(YouTube, Zoom) テレポート開発チームが新春生成AI合宿の企画会議をやる予定でした(インフルエンザ流行のため実現できませんでした)。Teleport Club (Peatix)2024.12.21 16:00-19:00 冬の生成AI合宿 in 京都 合宿発表会(オンライン会場500人限定[無料],リアル会場20人限定[3000円])30,000円の有料プランは盛りだくさんの特典付き!2024.12.16-12.31 Teleport Club: テレポート・アーリーアクセス(1000人限定)(無料or有料30,000円)ポッドキャスト: 川田十夢×平野友康(イトシマ株式会社)(INNOVATION WORLD -Morisawa Fonts ROAD TO INNOVATION-, 2024.9.27)ポッドキャスト「Teleport Radio_85.2」(Spotify)EP1: 生成AI合宿3DAYSを終えて_平野そばっしーが今後を語る(2024.9.2)生成AIオンライン合宿 3DAYS 2024夏(Peatix, 2024.8.29-8.31)生成AIプラットフォーム"Teleport" 生成AI合宿ダイジェスト映像(YouTube)EP2: AIはもうひとりの自分(2024.9.5)生成AIはパートナー。人間と対話するように対話すべし生成AIの性格を踏ませて使い分けるChatGPT: こちらを覚えてくれているClaude: 秀才で,文才もあるPerplexity: 調べ物上手だが,創造性はあまりないEP3: AIの書く文章は塗り絵(2024.9.6)EP4: Teleportの未来について(2024.9.6)再度,生成AIオンライン合宿についてEP5: クリエイティブの未来へ:AIと著作権,そしてプロンプトの可能性(2024.9.6)EP6: お前はエディ(2024.9.7)30分くらいで,AI編集者のエディ(Claudeのシステムプロンプト)が総合的な学習環境(テレポート学校用?)を作ってくれた!EP7: 考え方(2024.9.7)EP8: 大きな潮流(2024.9.11)なぜAIは重要なのか?(インターネットの登場よりも大きな出来事)EP9: 生成AIと論文作成(2024.9.14)EP10: 子どもと生成AI(2024.9.14)EP11: テレポート学校の最新構想(2024.9.14)EP12: 番外編そばっしーへ(2024.9.15)EP13: イベント告知と反省(2024.9.15)2024.9.22開催の生成AIリアル補習授業@東京青山EP14: 9/22告知(2024.9.19)EP15: J-WAVE生出演!ラジオの魅力とテレポートの未来(2024.9.20)Teleport上にバーチャルスタジオを作り,ポッドキャスト(文字起こしも)を配信する!EP16: リアル補習授業の感想と今後の展望(2024.9.23)EP17: あいちゃん登場(2024.9.25)AIインタビューアーのアイちゃんとの対話EP18: テレポートの挑戦(2024.9.25)Teleportはオンライン学校のプラットフォーム(授業,部室,校内放送,放送室,図書室)ポッドキャスト配信大学や大学院のような本格的なアカデミックな内容を目指す。しかも楽しく!EP19: 農家と生成AIの違い(2024.9.26)EP20: AIエージェントとの未来(2024.9.26)AIエージェントがソースコードを書き,特許申請書類を書き,論文を書くEP21: 次男ルイとの挑戦(2024.10.5)EP22: 長男ミナトと生成AIと世界一周(2024.10.5)EP23: ミナトのプロジェクト:坂本龍一と生成AIが繋ぐ未来(2024.10.5)EP24: テレポート学校の使命:自ら学び,考え,育つ力(2024.10.8)EP25: 糸島発!テレポート学校とまちづくり(2024.10.8)EP26: 小さな島々の生成AI提案:現場からのクリーンエネルギー(2024.10.9)EP27: スタートアップ嫌いのスタートアップ(2024.10.11)ポッドキャストが自動的に作れるラジオの作り方コースEP28: 地元にサイエンティストを増やせ!生成AIと地方の未来を見据えて(2024.10.16)EP29: 生成AIで変わる!行政データ革命とまちづくり(2024.10.16)EP30: SVIまちづくり学校2回目の講義振り返り(2024.10.21)EP31: フィードバックループ(2024.10.29)孫泰蔵さんの「答えようとするな,むしろ問え。」のような話AIを使ってフィードバックされると,大人でも変わる!EP32: 巨人の肩に乗るな(2024.10.29)EP33: 僕の1日(2024.10.29)EP34: 生成AIレーベル(2024.10.29)学校機能ありEP35: テレポート論1(2024.11.1)テレポートは人と人が出会うデータベースとなるAIと人間の一体化(頭脳面でのサイボーグ化)EP36: 生成AIとの契約を成立させる(2024.11.5)生成AIとちゃんと会話をすべし!EP37: スキルよりも大切なことは何か(2024.11.5)EP38: 学生が生成AIに触れる機会をつくりたい(2024.11.5)EP39: AI時代の編集工学とは?(2024.11.9)編集者が行っていた仕事がAIによって再現される編集者の編集する次元が一段上がったEP40: おめでとうそばっしー!(2024.11.10)AIで生成した楽曲を流し始めるEP41: エディとの出会い(2024.11.11)AI編集者の誕生の瞬間EP42: もっとこうして,ここをかえて(2024.11.12)人間が変わるとAIも変わる(AIは鏡のよう)EP43: 未踏領域にタッチ!(2024.11.13)日本では西洋とは違うAIとのつきあい方ができる可能性ありEP44: 僕の仕事のやり方教えます(2024.11.14)まずPerplexity(or GPT 4o)で徹底的に調査→各社の目標とリソースが分かる→ギャップを見つける→AIにギャップを埋めさせる(テレポート学校で教える?)聞きたいことをいきなり聞いてもダメEP45: ゼロイチの世界(2024.11.14)テレポートも0→1(自分でも説明できない。理屈ではなく感覚)いまは10くらい?0→1はAIにはできないEP46: 待望のアシスタントプログラマーが来る!(2024.11.15)それは平野さん?EP47: ヴォイドに向かう人間の記憶(2024.11.21)EP48: 生成の光(2024.11.26)EP49: 記憶のエスケープ(2024.11.26)EP50: てれぽっちと冒険の始まり(2024.11.29)生成AIエージェントてれぽっちの一人:エリック・タナカEP51: マイちゃんと考える豊かな日常の未来(2024.11.30)生成AIエージェントてれぽっちの一人:マイちゃんEP52: 最終夜!エディと考える:てれぽっちラボ構想(2024.11.30)生成AIエージェントてれぽっちの一人:エディAIと人間の関係性の未来を語る最終夜参照:EP6: お前はエディ(2024.9.7)/ EP41: エディとの出会い(2024.11.11)EP53: 京都合宿とAI×歴史の新たな冒険(2024.12.1)京都合宿はPeatixでライブ・アーカイブ配信予定 → 2024.12.16-12.31 Teleport Club: テレポート・アーリーアクセス(1000人限定)EP54: 山科言継との対話 第一夜/AIで甦る室町の日常!(2024.12.4)EP55: 山科言継 第二夜/歴史を生きる感覚!(2024.12.4)EP56: 第1回「AIと人間の境界線‐制約から生まれる価値」(2024.12.7)EP57: 第2回「知識の海を泳ぐ‐AIとの対話の本質」(2024.12.7)EP58: 第3回「境界が作る価値‐人間とAIの共生」(2024.12.7)EP59: Teleportで御所をもりあげたい(2024.12.17)京都合宿中の配信その1EP60: 公家的生き方とは(2024.12.19)京都合宿中の配信その2EP61: 2025 New Year 7-Days_Day1(2025.1.1)→削除されましたそもそもテレポートで何をしたいのか:人々がリアルワールド(身近なまち)で冒険をすること。現実世界は可能性に満ちあふれている。激変の時代に大冒険をするEP61: 新年ご挨拶 (2025.1.5)1月後半から入学説明会3/1にテレポート学校開校!生成AI時代を生き抜くための学びと実践の場!!アプリは3つ:テレポートスクール:授業や課題、AIツールを使った学びの場を提供。テレポートコネクト:生徒同士の交流や日常の情報共有が可能なスマホアプリ。テレポートスタジオ:生成AIを使ってアプリ開発やプロンプト作成を学ぶプラットフォーム。「私たち全員が生成AI社会の一年生」「生成AIをパートナーに,日常を冒険に変える」EP62: 生成AI学校と新オフィスでの挑戦 (2025.1.18)バンドで音楽を作るように開発を進めているバンドの仲間にはAIもいるEP63: セナリ学院と生成の光(2025.1.19)テレポートチームの独特な仕事スタイルアウトプット至上主義EP64: J-WAVEからお届けする声の可能性(2025.1.27)そばっしーさんとガクさんの対談。Teleportの音声メディア機能が充実することが期待されるEP65: セナリ学院学校説明会迫る!(2025.2.5)EP66: 久しぶりの更新!(2025.3.6)EP67: マスターズクラスの予告編(2025.3.6)#LISTEN本棚 #生成AI #Teleport #セナリ学院 #テレポート学校


189 本棚 | プレイフル・ラーニング
2024.11.8設置。今井むつみさんの著書『学力喪失』から,プレイフル・ラーニングというものがあることを知り,それについて学びたいと思います。今井むつみ『学力喪失』(2024)この本『学力喪失』を読んで,記号接地できる人間とそれができないAIとの関係について考えました。今井むつみ・秋田喜美『言語の本質』(2023)何かを学ぶには「失敗」が大事なのだということを,改めて認識させられました。#LISTEN本棚 #プレイフルラーニング

188 書誌 | 今井むつみ『学力喪失』(2024)
今井むつみ『学力喪失——認知科学による回復への道筋』岩波新書,岩波書店,2024.9,320phttps://www.iwanami.co.jp/book/b650415.htmlAIによる本エピソードの要約先日、NHKラジオの「明日への言葉」という早朝番組で、今井むつみさんのインタビューを聞きました。それがきっかけで、彼女の研究に興味を持ち、最新刊である『学力喪失』を手に取ることになりました。本書の内容は、子どもや人がどのように学ぶのかを認知科学の手法を用いて解明し、分かりやすく述べたものです。その結論として、「従来の学校教育の方法では十分に学べない」という指摘がなされています。特に、これまでの「勉強」という概念にとらわれず、遊びの要素を取り入れた新しい学び方が必要だと強調されています。具体的には、「プレイフル・ラーニング(Playful Learning)」という言葉で表現される、遊びから学ぶことや、遊びそのものとしての学びが重要だという主張です。私自身、この考えには大いに共感しています。学びとは、単に義務感や嫌々ながら行うものではなく、面白さや楽しさから自然と生まれるものだと感じてきました。いわば遊びのような感覚で得られる学びこそ、本質的で持続可能なものではないでしょうか。この本では、そうした考えが学問的な裏付けをもって展開されており、とても参考になります。現在のところ、まだ全編を通して読んではいませんが、興味のある部分をつまみ読みしながら、いずれは全て読み切る予定です。また、今井さんの他の研究やこれまでの著作、ウェブ上の情報も併せて学びたいと思っています。彼女の研究には奥深い面白さがあり、さらに知識を深めたいと感じています。参考:186 日記 | 今井むつみ著『学力喪失』を借りました194 ブログ | 人間は生成AIとどのような関係にあるか#書誌 #学力 #学び #認知科学 #遊び #プレイフルラーニング #今井むつみ


186 日記 | 今井むつみ著『学力喪失』を借りました
2024年11月6日、水曜日の声日記です。今日は大学に行って授業を行いました。その前に図書館に寄り、予約していた本を受け取りました。受け取ったのは、慶応義塾大学の今井むつみ教授が書かれた『学力喪失——認知科学による回復への道筋』(岩波新書)という本で、今年出版されたものです。なぜこの本を読もうと思ったのかと言いますと、先週、NHKラジオの早朝番組「明日へのことば」で今井教授が赤ちゃんの言葉の習得について話しているのを偶然耳にしたからです。その日は早く目が覚めて、寝床でラジオを聴いていたところ、たまたまこの放送が流れていたのです。赤ちゃんは、親が特に教えようとしなくても、遊びの中で自然に言葉を覚えていくものです。赤ちゃんが持つこの驚くべき学習能力について今井教授が研究されていると知り、興味を持ちました。ちなみに、この方は昨年『言語の本質』という新書も出されており、今回のラジオもその関連のインタビューだったようです。その今井教授が、今年『学力喪失』というタイトルの本を出されたのですが、このタイトルについては少し引っかかるところがあります。少し誤解を招く可能性があるので、もう少しわかりやすいタイトルでもよかったのではと思います。この本のテーマは、「なぜ子どもたち、あるいは大人も含めて、学ぶ力を失ってしまうのか」という問題です。赤ちゃんは生まれながらに学ぶ力を持っていますが、学校に通うようになると次第にその力を失っていくというのが「学力喪失」の現象です。つまり、学校は学力を高める場ではなく、逆に学力を奪ってしまう場になっているのではないか、という問題提起なのです。「学力喪失」というと、『算数ができない大学生』などのように、学力の低下をセンセーショナルに取り上げる類の本を連想してしまうかもしれません。しかし、この本はそういったものではなく、算数や読解力といった基礎学力がなぜ十分に身につかないのかを認知科学の観点から分析したものです。また、学ぶ力を失わないためにどのような教育が理想なのかについても述べられています。私にとって非常に共感できる点は、学びが本来「遊び」であるべきだということです。遊びとは、失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦し、それ自体を楽しむ行為です。必ずしも「遊び」そのものに限らず、一般に学びとされることも、楽しんで行えるものであれば「遊び」として成立するのです。つまり、ただ苦しくても頑張って取り組むのではなく、面白くてやらずにはいられない、そんな学びこそが理想です。そういった学びであれば、学ぶ力は失われないでしょう。この本は心理学や認知科学に基づいて書かれているため、具体的な教育方法については触れられていません。ですから、その点については他の専門家が考えるべき課題ですが、学びのあるべき姿については十分明らかにされています。私は今日この本を借りたばかりで、各章のまとめをざっと読んだだけですが、それでも多くの人にぜひ読んでほしい一冊だと思い、ここで紹介したいと思いました。今日は曇りで少し寒い秋の一日でした。また、アメリカでは昨日から大統領選挙の投票が始まり、先ほどのニュースでトランプ氏の当選確実との報道がありました。今後、アメリカや世界がどう変わるのか注視していきたいと思います。最後に、私が昨年の11月7日にポッドキャストを始めてから明日で1年になります。少し慣れてきたものの、まだまだスムーズに話せないので、これからも精進していきたいです。(AIによる要約)今井むつみ『学力喪失——認知科学による回復への道筋』岩波新書,2024.9#声日記 #学ぶ力

185 Teleportから考える配信プラットフォームの未来 | 声で考える(0-12)
最近、平野友康さんが開発プロデュースしている新しい生成AIプラットフォーム「Teleport」をテーマにしたポッドキャスト「Teleport Radio」をよく聞いています。このポッドキャストを通じて、生成AIを活用したコミュニケーションプラットフォームの可能性を強く感じています。現在、私はポッドキャスト配信サービス「LISTEN」を使っていますが、こちらもポッドキャストに文字起こしを追加し、自動でサマリーや見出しを生成する機能を提供し、先進的なプラットフォームだと思っていました。以前からLISTENにはさらに発展の余地があると感じていましたが、「Teleport」の話を聞くことでその可能性をより強く意識するようになりました。Teleportの具体的な内容はまだ詳しく明かされていませんが、すでにポッドキャストの収録や配信機能が組み込まれるとのことです。それに加え、生成AIをさまざまな形で活用できるように設計されており、単なるポッドキャスト配信に留まらない、学びのコミュニティを形成するプラットフォームへと発展し得ると考えています。私は以前から、「LISTEN」はある種のオンライン大学のようなものになれると考えていました。情報提供が行われ、それを通じて学べる場としてだけでなく、情報提供者と学ぶ人、さらに学ぶ人同士がコミュニケーションをとれる仕組みがあり、オンライン上の大学のようなコミュニティが形成できると考えています。実際に私も大学での講義の一部をLISTENで配信していますが、現時点では視聴者が少なく、まだ大きな影響はありません。おそらくTeleportは数ヶ月以内にサービスを開始するでしょう。音声だけでなくビデオを用いた情報提供やコミュニケーションが、多様な形で可能になると考えられます。今後、TeleportがLISTENにどのような影響を与えるかは分かりませんが、LISTENも当初からそのような可能性を持っていたはずです。ポッドキャスト配信サービスとして特化する道を進むのか、あるいはTeleportのように機能を拡大し多用途のプラットフォームになるのか、今後の展開に注目しています。私は一ユーザーとして、どちらも発展し、多くの人が便利に使えるプラットフォームになってほしいと願っています。 (AIによる要約)#声で考える #Teleport #学びのコミュニティ

184 大学の変革は大学の外から来る | 声で考える(0-11)
「大学の変革は大学の外から来る」というテーマについてお話しします。私はこれまで、ドワンゴと日本財団が共同で来年4月に開学予定の「ZEN大学」に注目してきました。ドワンゴは、ニコニコ動画やニコニコ生放送を提供するネットサービス企業で、主にエンタテインメント分野で活動しています。この企業がオンラインの高校、N高やS高を立ち上げ、新しい通信制高校の形を実現したのです。そしてその延長として、今度はオンライン大学「ZEN大学」を開設する予定です。通信制高校の分野では既に多くの経験やノウハウが蓄積されていますが、ZEN大学ではさらに進んだ、学習指導要領に縛られない自由な環境での新たな教育の形を模索しています。また、新しい学校の形として「テレポート学校」の開校も期待されます。これは「Teleport」という企業がオンラインで様々な用途に対応するツールを提供し、その使い方を教える場として設立するものであり、テレポート学校がそのサービスの発展拠点にもなる構想です。文科省の認可を受けた学校ではないため、学歴には関係ありませんが、最先端の技術や研究を行う場です。本来なら大学が担うべきような内容を、小規模な組織で行おうとしているのです。このように、少人数での小規模な取り組みだからこそ実現可能な新たな試みが行われているのです。大きな組織では失敗を避ける傾向がありますが、少人数の小さな単位であれば失敗も受け入れやすく、それが次の成功につながるのです。大学は今、大規模すぎて新しいことに挑戦しづらい状況にあります。そのため、教育分野に従来関与していなかった企業が大学の外から変革を起こし始めています。今後、大学がこうした新しい変革を取り入れるのか、従来のやり方を守るのかが問われます。この選択が大学の未来を決めるのではないでしょうか。私としては、大学の外で起こっている新しい動きが大学内部にも広がることを期待していますが、大学という形にこだわる必要はないのかもしれないと感じ始めています。テレポート学校のような形の学びの場があれば、もはや大学がなくてもいいのではないか、とさえ思うようになってきています。(AIによる要約)#声で考える #大学 #ZEN大学 #テレポート学校

183 あの頃のワクワクが甦ってきた! | 声で考える(0-10)
昨日(11月3日)、とても興味深いプロジェクトが急速に進展していることを知りました。以前からそのプロジェクトの存在は知っていたのですが、表に出て加速度的に進んでいると知り、驚くとともに、昔のワクワク感が甦ってきたように感じました。このプロジェクトは、平野友康さんが進めている「Teleport」というサービスです。まだ一般公開されていませんが、生成AIに関するサービスで、これを最大限に活用したものになると期待しています。平野さんは10年以上前、デジタルステージ社の社長として、誰でも簡単に見栄えの良いウェブサイトが作れる「BiND」というソフトを開発しました。私もこのソフトを使い、今も運営中のウェブサイトを作りました。当時、BiNDの使い方を教える「ウェブコンポーザー学校」という場がUstream上で開かれていて、平野さんが開発過程を公開し、ユーザーのフィードバックを反映させながら進める双方向の場でした。その活動に私もリアルタイムで参加し、視聴者としてワクワクした記憶があります。このワクワク感は、ネット上で学校が作れるのではないか、教育に活かせるのではないかという思いから生まれたものでした。その後、平野さんは海外に移られ、しばらく距離ができましたが、数年前から「コミュニティのためのプラットフォーム」を構想され、それがTeleportという会社やサービスにつながっています。今回、Teleportは生成AIと結びつき、学びのコミュニティプラットフォームとして発展しつつあり、これに関連した「Teleport学校」が始まっているようです。このプロジェクトには、かつてのウェブコンポーザー学校と同じ懐かしい雰囲気を感じています。8月下旬からスタートしたのですが、少し出遅れたものの、今からでも十分参加できそうで、これからの活動を楽しみにしています。現在、平野さんは「Teleport Radio」というポッドキャストを配信されており、夏休みの終わり頃に行われたオンライン合宿を皮切りに、すでに30回以上放送されています。私はこれを最初から順に聞き進めていますが、10年以上前にUstreamのアーカイブを最初から見ていた時と同じく、懐かしさとともに新たなワクワク感が湧き上がってきています。平野さんには、私にとって二度もこのような大きなワクワクを感じさせていただき、とても感謝しています。(AIによる要約)参考:ウェブコンポーザー学校(Facebook)Teleport Radio(Spotify)#声で考える #Teleport #ウェブコンポーザー学校

182 日記 | LISTENの上位互換プラットフォームが現れる?!
11月4日、月曜日の声日記です。今日は午後まで自宅でゆっくり過ごし、夕方に実家へ戻る予定です。この連休中にとても面白いポッドキャスト「Teleport Radio」を見つけ、ずっと聴いています。これは、現在新たな生成AIプラットフォーム「Teleport」を開発中の平野友康さんが配信しているもので、今年9月頃からスタートし、すでに30エピソード以上が公開されています。私はちょうど半分くらいまで聴いたところです。特に第15回(9月20日配信分)は、LISTENのユーザーにも興味深い内容ではないかと思います。この回では、平野さんが東京でJ-WAVEの生放送に出演したエピソードについて話されていて、やはり「生放送のラジオは素晴らしい」という話が印象的でした。平野さんはかつてオールナイトニッポンのパーソナリティも務めていたので、ラジオ的な語りがとても上手で、私もあのように話せるようになりたいと憧れます。さて、平野さんが開発中のTeleportですが、このプラットフォームには、音声配信用のバーチャルスタジオ機能が組み込まれる予定だそうです。これにより、リモートで複数人が同時に話せる場を作り、収録した内容をポッドキャストとして配信できる仕組みが備わるとのこと。さらに、生成AIを活用して話した内容を自動で文字起こしし、文字でも配信できるようになるといいます。これはLISTENで行われていることに近く、同様の機能が含まれていますね。LISTENでもDiscordを使ってバーチャルスタジオのようなものを実現できるようですが、Teleportのように一つのプラットフォームで収録から配信までがシームレスに行えるのは魅力的だと感じます。具体的にどのような形になるかはわかりませんが、ラジオ好きの平野さんが関わっているので、きっとクオリティの高いものが期待できるでしょう。(AIによる要約)Teleport Radio1_EP15: J-WAVE生出演!ラジオの魅力とテレポートの未来(2024.9.20)#声日記 #Teleport

180 日記 | 海外の避難所運営に驚きました
11月3日、日曜日の声日記です。今日は文化の日で、天気も良く、のどかな一日を過ごしています。今日は、はじめさんが配信した「月刊はじめるCamp@Us 11月号」を聴きました。無料プレビューがうまく再生されなかったため、有料で購入しましたが、音声も文字起こしも問題なく利用でき、良い体験でした。今回のテーマは「Let's Patreon!」で、Patreonを使った音声配信のサブスクリプションについてのお話でした。はじめさんはこのプラットフォームを評価されていますが、私には少し複雑で馴染みにくいため、普段はLISTENで提供される有料マガジンを利用しています。できればLISTENでサブスクリプション配信が可能になると便利ですね。私が音声配信に興味を持ち始めたのは、ちょうど1年前の今頃で、Facebookを通じて聴いた平野友康さん、ヒマナイヌ川井さん、田口ブラックさんのトーク番組「Distance Zero」がきっかけです。その後、2020年12月に公開された彼らのビデオも再度視聴しました。この2時間半のビデオはとても刺激的で、新たな発見がありました。その中でも興味深かったのは、お互いの活動を「ウォッチング」するようなサービスの話です。SNSを使ってお互いの状況を確認するのに加え、トランシーバーのように「どうぞ」と言って相手に発言を促す形式の音声配信があれば良いというアイデアがありました。LISTENの「声日記」もこれに似ていますが、声日記は10~30分と長いため、短めの音声投稿が手軽にできるプラットフォームがあると面白いと思います。こういったサービスがあれば、関心を共有する仲間同士で活用できるでしょう。最後に、今日の午前中にNHKの防災番組(「明日をまもるナビ」)を観ました。今回はイタリアと台湾の避難所運営が紹介されており、両国ともボランティア組織が発達しており、災害発生後の迅速な対応が可能です。日本もNPOが避難所を運営する事例がありましたが、まだ各自治体が個別に対応する形です。日本でも防災省の設立が検討されていますので、先進国を参考に、災害への備えを進めてほしいと思います。私たち自身も防災について考えなければいけないと感じました。(AIによる要約)聴いた配信:“Let's Patreon!”|Vol.15 Nov. 2024|Camp@Us Magazine Monthly(月刊はじめるCamp@Us, 2024.11.3)観た動画:平野友康xヒマナイヌ川井x田口ブラックがネット配信を語る120分(2020.12.22)観たテレビ:明日をまもるナビ「海外から学ぶ避難所運営」(NHK, 2024.11.3)#声日記 #避難所

179 「こんなこともできない」と言われる学生がいることについて | 声で考える(0-9)
今日の午後、大学の会議で、今の学生は基礎ができていないという話がありました。会議では、こうした基礎的な力を強化するためのカリキュラムや必修科目が提案されましたが、私はこれが本質的な解決になるか疑問に感じています。私自身も学生時代、理解が不十分なまま、試験を通過するために必要なことだけを覚えて単位を取っていた経験があり、今の学生も似たような状況ではないかと考えます。つまり、学ぶべき内容が多すぎて、一人ひとりのキャパシティを超えてしまい、単位取得が目的化してしまっているのです。これが本質的な理解を妨げている原因の一つではないでしょうか。本来ならば、学生が自分のペースでしっかりと理解を深められる環境が必要です。カリキュラムも、進度を柔軟に調整できるようにするべきです。さらに、学ぶ内容の「意義」を伝え、なぜそれが重要かを学生が理解できれば、学びへの意欲が湧きやすくなるでしょう。しかし、今はやるべきことが多すぎて疲れてしまい、学ぶ意欲も失われがちです。また、学生が孤独を感じず、学びにくい部分を相談できるようなサポート体制も重要です。わからない仲間同士で集まることでも安心感が得られ、自分の理解が進んでいる仲間や先生、教育スタッフの助けを借りられるような環境があれば、学びが円滑に進むはずです。基礎の重要性を説く意見は根強いですが、必ずしも基礎から学ばなければ理解が進まないわけではないと思います。ある程度応用をこなしてから基礎が本当に理解できる場合も多くありますし、社会に出てからでも学び直す機会があっても良いのではないでしょうか。そうすれば、「これが基礎の意味だったのか」と後から感動を伴って学び直せるかもしれません。会議では、教育課題をどんどん下の教育段階に求める傾向がありましたが、これは劣等感を生みやすい環境を作っているとも感じました。学生に、再履修や基礎科目の不合格が繰り返される状況を強いるのは、意欲を失わせる要因です。学生が興味を持てることに思い切り取り組める環境こそ大切で、基礎も必要になった時に学び直せば良いのです。(AIによる要約)#声で考える #基礎教育

178 不登校を自由学習と呼び換えよう | 声で考える(0-8)
昨日、10月31日、文部科学省から不登校に関する調査結果が発表されました。昨年度、つまり2023年度の不登校児童生徒数が増加し、小中高を合わせると41万人を超えているとのことです。これは2020年度から顕著な増加傾向が続いており、今も増え続けているようです。このニュースについて少し私の考えを述べたいと思いますが、皆さんはどう感じるでしょうか。不登校を深刻な問題と受け止める方もいるかもしれません。実際、この調査の正式名称も「問題行動・不登校調査」で、不登校は問題行動と同列に扱われています。この「問題行動」にはいじめも含まれ、不登校といじめの関係性も無視できないと思います。しかし、不登校そのものが問題視されることについて、私には少々違和感があります。私は以前から、不登校は特に問題ではないと考えてきました。「不登校」という言葉自体も好ましくないと思います。かつて「不良」と呼ばれた若者を連想させ、不登校であることが社会的に「悪いこと」「迷惑なこと」とみなされるようなレッテルを貼る言葉だと感じています。このようなネガティブな印象を与える言葉ではなく、「不登校」を「自由学習」と呼び換えるのが良いのではないかと考えます。「不登校児童生徒」も「自由学習者」とすれば、より適切に状況を表せるのではないでしょうか。反対に、毎日学校に通う子どもたちを「不自由学習者」と呼ぶ方が実態に即しているかもしれません。もちろん、不登校の理由には体調不良や病気など、必ずしも望ましいものではないケースも多く、子どもも親も苦しんでいる場合が多いでしょう。しかし一方で、学校が苦しくても学校以外の場で生き生きと学んでいる子どもたちも少なくないはずです。このような多様な状況を一括りにして「不登校」と呼ぶのは適切でないと思います。また、不登校の子どもたちが通う「フリースクール」という場も増えています。フリースクールは日本語に訳すと「自由学校」で、そこに通う子どもたちは「フリーラーナー」、まさに「自由学習者」です。こうした学び方の方が子どもたちに合っている場合も多いのではないでしょうか。不登校の増加は、学び方の自由が広がっているというポジティブな側面もあると考えます。ですから、「不登校が増えている=悪いこと」とは限りません。学びの自由が認められる社会に近づいているとすれば、それは良い変化です。不登校の増加に社会が適応し、自由な学びを受け入れる流れが生まれることは歓迎すべきでしょう。少し話が変わりますが、今は子どもたちだけでなく、先生たちも辛さを感じているようです。教職に就いてもすぐに辞めてしまう人が少なくないのです。不登校の問題と先生の働きづらさは、いずれも現在の学校の構造的な問題を示していると感じます。学校に通えなくなった子どもたちを、同じく学校で辛さを抱える先生たちが支援する形がもっと増えれば、今の学校のあり方にも良い影響があるのではないでしょうか。(AIによる要約)不登校41万人超、過去最多を更新 コロナで生活リズム乱れ―いじめも最多、23年度調査・文部科学省(2024.11.1, JIJI.COM)参考:173 大学ではなぜ不登校はあまり問題にならないのか | 声で考える(0-5)#声で考える #不登校 #自由学習

177 日記 | ブログにLISTENのプレーヤーを貼ってみました
11月1日金曜日の声日記。明日と明後日の学園祭に合わせ、大学では約1週間の休講期間になっており、授業がないため学園祭に関わらない教員にとっては少し休める時間になっています。天気も良く、穏やかな朝だったので、ゆったりと声日記を収録しました。月が変わったので新しいことを試してみようと思い、2005年から続けているブログにLISTENのプレイヤーを貼り付けてみました。LISTENはまだあまり知られていないサービスですが、ブログの読者に知ってもらえたらと思い、時々リンクやプレイヤーを追加する予定です。今日は在宅勤務で、午後には実家に向かう予定ですが、夜から雨が降るようなので、できるだけ雨を避けて移動したいと思っています。(AIによる要約)ZEN大学とミネルヴァ大学の刺激に期待する(教育研究日誌)参考:「外部のポッドキャストを登録する」の中の「WordPressでLISTENの埋め込みプレーヤーを有効にする」#声日記 #ブログ

176 ZEN大学とミネルヴァ大学の刺激に期待する | 声で考える(0-7)
ZEN大学はドワンゴと日本財団が協力して設立を計画している大学で、最近、文科省の審議会から設置認可の答申が出ました。正式に認可されれば、来年4月に開学する見込みです。ドワンゴが関わっていることからわかるように、主にオンラインでの授業提供が中心で、オンデマンドビデオでの学習が基本形になりますが、ライブ授業や対面の授業、課外活動も予定されています。これらの活動には日本財団の協力が得られるようです。私は以前から、このようにオンラインで学士号が取得できる大学は、現代に必要だと感じて注目してきました。特に日本財団が関わる点は大きな魅力です。今年の4月、日本財団がアメリカのミネルヴァ大学と包括連携協定を結んだことも知り、さらに興味が湧きました。ミネルヴァ大学はキャンパスを持たず、学生が世界中の拠点を移動しながら学ぶという独特のスタイルを取っており、授業はオンラインで提供されます。この大学も以前から注目していましたが、日本には拠点がなく、来年秋にようやく日本にも拠点が開設される予定です。ZEN大学が春に開学し、ミネルヴァ大学が秋に日本拠点を設置するというタイミングで、どちらにも日本財団が関わることから、両大学間での連携も期待できるのではないでしょうか。オンライン授業の質については、多くの人が不安を抱くかもしれません。放送大学の授業をイメージする方もいるかもしれませんが、ドワンゴが運営するニコニコ動画など若者に人気のある仕組みを活用することで、深い学びも期待できるはずです。ドワンゴは教育分野の経験が豊富というわけではないので、教育的な効果を高めるには試行錯誤が必要かもしれませんが、教育効果が高まる可能性は十分にあります。このようなオンライン大学の成功の鍵は、自由になった時間と場所をいかに有効活用するかにかかっています。ミネルヴァ大学がそうであるように、オンライン化を単なる通信制とするのではなく、通学制の大学にはない強みを発揮する必要があるのです。通学制の大学も従来の教室授業に加え、オンデマンド授業を増やし、自由な時間を設けて多様な学びを可能にする方向へと変わるべきだと思います。もっとも、自由度が高いことに戸惑う学生も多いでしょう。いわゆる「面倒見のいい大学」の存在もありますが、学生の主体性を引き出すために、適度なサポートが求められます。ZEN大学も、生活面を支えるクラス・コーチ、授業サポートを行うアカデミック・アドバイザー、キャリア支援アドバイザーなど、各分野のスタッフを配置し、学生をサポートする体制を整えるようです。学生がただビデオを見るだけで終わらないような環境を整えているようで、うまくいけば良い大学になるのではないでしょうか。他の大学もこれらの良い点を取り入れていくことが求められます。私も通学制の大学で教鞭を執っていますが、来年開設されるZEN大学やミネルヴァ大学の日本拠点が、日本の既存の大学にどのような影響を与えるか注目しています。そして、自分の大学でもより良い教育を提供できるよう、この新たな動きから学び、取り入れていきたいと考えています。(AIによる要約)新しいオンライン大学「ZEN大学」(仮称・設置認可申請中)大学設置・学校法人審議会が認可に関し 「可」とする答申を公表(プレスリリース,2024.10.29)ミネルバ大学と包括連携協定を締結(プレスリリース,2024.4.23)#声で考える #ZEN大学 #ミネルヴァ大学

175 なぜ今の大学生は自分で学びが進められないのか | 声で考える(0-6)
今日は「なぜ今の大学生は自分で学びが進められないのか」というテーマについてお話しします。今朝、大学の会議で再来年から始まる新しいカリキュラムについて話し合い、新入生向けの導入科目「アカデミックスキルズ」の授業形態が議論されました。この科目は大学での学び方に慣れるための内容で、現在は対面授業で行っていますが、オンラインでの実施も検討されています。オンライン化の提案には賛否が分かれました。対面なら困っている学生を見つけて支援できるという意見がある一方で、大学側のリソース不足から対面でのきめ細やかな対応が難しいという声も上がりました。オンラインなら統一的に進められるというメリットもありますが、結論には至っていません。そこで私が感じたのは、「なぜ大学生になっても学びが進められないのか」という疑問です。大学生であれば自ら考え、必要なら友人と協力して勉強方法を見つけるものです。現在は学習サポートセンターなどもあり、担当教員以外にも質問できる場があるため、支援を求めることも可能です。しかし、そうした場所に自分から行かず、わからないままで時間を過ごし、最終的に不登校や退学に至る学生がいる現状は気がかりです。この背景には、少子化に伴う入試競争の緩和があると考えられます。かつては受験勉強で自分なりに学び方を身につけた学生が大学に進学していましたが、今は推薦入試などで受験勉強を経験せずに大学に入る学生も増えています。結果として、自主的な学び方を身につけていないまま大学に進学する学生が多くなっているように思います。受験勉強自体を推奨するわけではありませんが、一定の学び方を身につける役割は果たしていたと感じます。できれば小中高の教育段階で、自分から学ぶ力や助けを求める力を育てるべきです。しかし、現在の教育システムでは、指示通りに学ぶ姿勢が強調され、自主性が育ちにくいのではないでしょうか。自分が学びたいことをどう学ぶかを考え、自分から行動を起こす主体性が求められているのだと思います。このように大学生の現状を見ながら、学びに向かう姿勢や、小中高での教育について考えました。*言うまでもありませんが,ここで問題にしているのは,大学生の中のごく一部の方たちの話です。#声で考える

174 日記 | もうすぐポッドキャスト1年
10月29日火曜日の声日記です。今日は午前中に実家から自宅に戻り、午後は特に何もせずゆっくり過ごしました。少しだけ休養をとりながら、ポッドキャストの収録も行いました。午前中は曇り空でしたが、午後からは雨が降り始め、寒さも感じられるようになりました。今年は秋らしい季節が短く、夏から急に冬に移り変わっているような印象です。さて、私がポッドキャストを始めたのは昨年の11月7日で、当初は限定公開で配信していました。それからもうすぐ1年が経とうとしています。ポッドキャストを始めるきっかけについては最初の配信で語っているのでここでは割愛しますが、実際に配信を始める前の昨年10月下旬頃から「やってみたい」という気持ちが芽生えていました。10月21日には手帳に「ポッドキャストやりたい」というメモを残しており、その頃からやりたいという思いが少しずつ膨らんでいったようです。ポッドキャストに興味を持つようになったきっかけは、たまたま見つけた『Distance Zero』というポッドキャストシリーズを聞いたことでした。このシリーズはFacebookを使った音声配信で、全5回程度、月に1回のペースで配信されていたようです。『Distance Zero』が配信されたのは2021年で、コロナ禍でソーシャルディスタンスが叫ばれていた時期でした。「ディスタンス・ゼロ」というタイトルには、そうした距離を取らなければならない状況へのアンチテーゼとして「距離をゼロにする」という意味が込められていたようです。このポッドキャストは、平野友康さん、ヒマナイヌ川井さん、田口ブラックさんの3人による鼎談形式で、彼らのユニークな視点や会話がとても興味深く、すっかり夢中になりました。それがきっかけで「自分も何か音声配信をやってみたい」という気持ちになったのです。昨年の11月7日から、最初はstand.fmの限定配信機能を使い、知り合いだけに聞いてもらう形でスタートしました。その後、プラットフォームをLISTENに移し、今年の2月初めからは一般公開の「TanaRadio」というチャンネルを開設して、現在に至っています。配信を始めてからまだ1年は経っていませんが、ちょうど1年前に動き出していたことを思い返しながら、過去日記風に振り返ってみました。(AIによる要約)1年前頃に聴いていた音声配信番組:平野友康xヒマナイヌ川井x田口ブラックの音声ラジオ『Distance Zero』( 2021.1.30 / 2021.3.4 / 2021.4.6 / 2021.5.13 / 2021.6.30 )関連動画:平野友康xヒマナイヌ川井x田口ブラックがネット配信を語る120分(2020.12.22)参考:#1 ラジオやりたい | TanaRadio黎明期 (2023.11.7)#声日記

173 大学ではなぜ不登校はあまり問題にならないのか | 声で考える(0-5)
私は以前から不登校問題に強い関心を持ってきました。特にコロナ禍以降、不登校の子どもが増え、その数は今も多いのではと感じています。リスナーの中にも、不登校の子を持つ方が多く、そういった悩みに答える「Teacher Teacher」というポッドキャストも人気です。このように不登校が増加している背景には、現行の学校制度が多くの子どもに合わなくなっていることがあるのではないかと思います。変わるべきは子どもではなく、学校、さらには学校を含む社会システムなのかもしれません。ここで、私が勤めている大学の状況について考えてみます。現在の小中高の事情は詳しく分からないため、大学に限定して話を進めます。私自身も学生時代、小中高は皆勤で通学していましたが、大学に入ってからは授業に出ないことが増えました。例えば、理解できない数学の授業などでは、黒板の内容をただノートに写すだけで、次第に出席しなくなりました。その代わり、教科書で自分なりに学び、期末試験で合格点を取る形を取りました。このように、必要なときに自分で勉強するスタイルを取り、授業に出なくても大学から指導を受けることはありませんでした。大学は自己学習が基本という風潮があったため、不登校という意識もありませんでした。この考え方を小中高にも適用できないかと思います。出たい授業には出て、出たくない授業は自主学習で補うという柔軟な対応が一般化すれば、不登校問題は消失するのではないでしょうか。小学生には自学が難しい部分もあるため、大人がサポートする仕組みがあれば、学び方は多様で良いと感じます。とはいえ、「あまり」問題にならないとタイトルにあるように、大学でも不登校が全く問題視されないわけではありません。最近は不登校の学生に対するケアも始まっており、アドバイザーが登録や出席が見られない学生に連絡を取ることもあります。相談を通じて、専門学校への転学や休学を考える学生もおり、それも一つの道だと思います。大学では基本的に自主性が尊重されますが、医療系や教員養成といった資格取得が必要な学部では、出席が求められる傾向があります。それ以外の分野では、大学生の学び方の自由さを小中高にも取り入れても良いのではないでしょうか。こうした視点から、不登校問題を再考するきっかけになればと思い、このテーマについて話しました。#不登校 #声で考える

172 声で考えるにはどんなしゃべり方がよいか | 声で考える(0-4)
「声で考える」というのは、頭の中にある考えが声として外に出てくることです。その際に、どのような話し方をすればいいのか、これは結構重要な問題だと思います。今、私は丁寧語で話していますが、これは慣れた話し方ではあります。ただ、少しかしこまった感じもあるのです。たとえば、家族や学生時代の友人と話す時には、このような丁寧な話し方はしませんし、むしろ丁寧語を使うと、よそよそしい印象を与えるかもしれません。ですから、その場合は「です」や「ます」を使わない話し方のほうが自然で、考えもスムーズに出てくるように思います。しかし、マイクの前で話すときには、どうしても「です・ます調」の丁寧語が習慣になってしまっています。これをやめるのは意外と難しいものです。「です・ます」を使わないで話すことに強い違和感があります。慣れていないせいで、むしろ考えが働きにくいようにも感じます。ですが、慣れればスムーズに話せるようになるかもしれないので、試す価値はありそうです。ただ、この話し方だと、自分にとっては逆にそっけなく感じます。普段、家族と話す時にはもっと自然に「です・ます」を使わずに話せるはずですが、それを意識して話そうとすると途端に難しくなります。不思議ですね。この違和感の原因は、マイクの前だからかもしれません。目の前に友人や家族がいれば自然に話せるはずなのですが、マイク相手だと普段の話し方ができません。皆さんはどうでしょうか。普段と違う話し方を意識して使うとき、自然に話せるでしょうか?私の場合、今のところは、マイクの前では「です・ます調」で話す方がしっくりきます。逆に丁寧語を外そうとすると、不自然さを感じて話しにくくなるのです。面白い現象ですね。#声で考える #しゃべり方 #ですます

171 番組名を「声で考える」にしたわけ | 声で考える(0-3)
サブスクリプション型の有料配信を始めるにあたって、新しい番組名が必要だと考え、「声で考える」というタイトルに決めました。このタイトルの由来とそこに込めた思いについてお話しします。いくつか候補を考えていましたが、なかなかピンと来るものがなく、外山滋比古さんの『思考の整理学』にヒントがあるかもしれないと読み返しました。この本では、声に出して考えることの重要性が説かれており、人は頭で考えるだけでなく、声で考えることで新しい発想が生まれると書かれています。私も、仲間と話しているうちに新しいアイデアが出てくる経験があり、この考えに共感しました。今回のポッドキャストは一人で話す形式ですが、リスナーに語りかけるように話すつもりです。話しながら考え、そこから思わぬ発見が生まれるのを楽しむ新しい試みとしていきます。深く練った内容を語るのではなく、しゃべりながら考えるスタイルを目指したいと思います。また、専門が異なる人と話すことで発想が広がるという外山さんの経験にも共鳴しています。私もMOSTコミュニティという大学教員の集まりで、専門分野や年齢の異なるメンバーと月一回交流し、新たなアイデアが生まれる体験をしているからです。サブスク型配信のクローズドな環境なら、リスナーも限られ、気軽に話せると感じます。内容も現実にとらわれすぎず、自由に発想を広げられればと思っています。参考:外山滋比古『新版 思考の整理学』ちくま文庫,2024#声で考える #外山滋比古 #思考の整理学 #TanaRadio黎明期
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ドキュメントテスト用です。

今日もぼちぼちHyggeなじかん
Hygge(ヒュッゲ)とは、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のこと。 コーヒー片手に語り合ったり、太陽の光を浴びてゆったり過ごす時のように、まったりした気持ちで、ひよっしーの身の回りに起きる何気ない日常を声日記として配信します。 食べたり、走ったり、考えたり、話したり〜!

伸ばす!引き出す!小川先生の子育て・受験ラジオ
「見守る子育て」を全国に広める教育家・小川大介先生による子育て情報番組です。30年の中学受験指導経験、6000回を超える面談で培った独自のノウハウを持ち、『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』など子育て・受験に関する著書も20冊を超える小川先生ならではの、子育て術や学習ノウハウ、最新の受験情報を、未就学児・小学生の親御様にお届けします。<小川大介プロフィール>https://lit.link/ogawadaisuke番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。http://bit.ly/36g57VN<制作>出演:小川大介先生MC・プロデューサー:富山真明制作:株式会社PitPa

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私立工科系大学で科学史を教えている教員の田中浩朗(たな)がお送りする有料配信チャンネル。 関連: TanaRadio ( https://listen.style/p/tanaradio/ ) TanaRadio Magazine ( https://listen.style/p/tanaradiom/ )

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株式投資歴20年超の投資家 rennyが投資について語らうポッドキャストです。 2022年から”月次レポート研究所のポッドキャスト”としてエピソードをお届けしてきました。 しかし、投資信託の月次レポートのネタが切れてしまいました。 2024年、タイトルをリニューアル。「投資を語らう」としました。 月1回、投資家の吉田さんとお届けする”投資家の日常は、いとをかし”、 ゲストを招いたインタビュー”投資って何ですか、◯◯さん” ほかをお届けします。 ご意見、ご感想のおたよりは以下のリンクからお寄せください。 お待ちしています。 https://forms.gle/ErPymQh7zNiR75Jj7 https://listen.style/p/monthlyreport?hJVh7PzD

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