「組織」を考えるメディア Organize
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「組織」を考えるメディア Organize

エール株式会社 33 Episodes
エール株式会社

「組織」を考えるメディア、Organize。このPodcastは、エール取締役の篠田真貴子さんと、経営メンバーの山田裕嗣さんが、組織を考える、とらえ直す上で面白いと思った観点をシェアしていこうという番組です。組織の挙動や性質を考えるのが好きな方に届くと、嬉しいです。お話ししましょう。

■篠田真貴子(しのだ・まきこ)
エール株式会社取締役。外部人材によるオンライン1on1研修サービスを通じて、組織改革を進める企業を支援している。2020年3月のエール参画以前は、日本長期信用銀行、マッキンゼー、ノバルティス、 ネスレを経て、2008年〜2018年ほぼ日(旧・東京糸井重里事務所)取締役CFO。退任後「ジョブレス」期間を約1年設けた。(株)メルカリ社外取締役。経済産業省 人的資本経営の実現に向けた検討会 委員。人と組織の関係や女性活躍に関心を寄せ続けている。『LISTEN――知性豊かで 創造力がある人になれる』『ALLIANCE アライアンス――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』監訳。『デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』日本語版序文、『まず、ちゃんと聴く──コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』巻頭言

■山田裕嗣(やまだ・ゆうじ)
エール株式会社 経営メンバー。
人材育成・組織開発を支援する株式会社セルムに入社。株式会社サイカの代表取締役COO、株式会社ABEJAの人事責任者などを経て、2021年より(株)令三社代表取締役
ソース原理の書籍『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』(英治出版)翻訳監修、『コーポレートレベルズ』翻訳。日本〜世界中の先進的な組織を訪ねるインタビューなど、人と組織に関する発信を多く続ける
令三社 https://r3s.jp/

vol.33 篠田さんが熱く語る『トリニティ組織』(後編)「聴く」が、組織に三角形を増やす

vol.33 篠田さんが熱く語る『トリニティ組織』(後編)「聴く」が、組織に三角形を増やす

Aug 20, 2025 24:06 エール株式会社

書籍『トリニティ組織』を熱く語るシリーズ、後編は、篠田さんと山田さんが、「組織に三角形を増やす方法」とエールの接点をみていきます。本書によれば、「V字」の人間関係を「三角形」に変える具体的なアプローチとして、「4人目を登場させる」手法も有効だそうです。そこから、エールの1on1で大事にしている「without ジャッジメントで聴く」ことは、組織内の同調的な関係を生み出し、結果として三角形が増えやすくなるのではないか? という仮説検証へ。さらに篠田さんの最大共鳴ポイントである、「人が幸せであることと、組織全体のパフォーマンスは一致する」ことが、まず子どもの学習塾での調査事例で明らかになっているあたりに、ますます「物理法則」のリアリティを感じるのでした。■『トリニティ組織: 人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」』(矢野和男・著/草思社)

vol.32 篠田さんが熱く語る『トリニティ組織』の法則(前編) 人が組織で幸せに働く「三角形」とは?

vol.32 篠田さんが熱く語る『トリニティ組織』の法則(前編) 人が組織で幸せに働く「三角形」とは?

Aug 6, 2025 22:06 エール株式会社

今月は、久しぶりに篠田さんの興奮トークが止まらない書籍『トリニティ組織』について。日立製作所フェローの矢野和男さんによって21年間にわたり集積された1兆件のビッグデータ分析から導き出された「物理法則」によると、職場の人間関係において「三角形」が多いほど幸福度と生産性が上がり、「V字」が多いほど孤立感と離職率が高まるのだそう。篠田さんが「天動説を信じた私たちに、地動説がつきつけられたっていう話」とまで表現するこの発見は、「分業」を追求してきた現代の組織に、どんな変化を生み出すのでしょうか?■『トリニティ組織: 人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」』(矢野和男・著/草思社)

vol.31  リーダーシップは、教えられるスキルなのか?

vol.31 リーダーシップは、教えられるスキルなのか?

Jul 23, 2025 21:24 エール株式会社

今回は、リーダーシップと聴くことの関係について。アメリカのビジネススクールでは、“聴く”ことがリーダーシップ教育の出発点として位置づけられ、ジャッジしない姿勢やレジリエンス、適応力といった要素とともに教えられているといいます。いっぽうで日本ではまだ「リーダー=役職者」のイメージが根強く、リーダーシップを“ふるまい”としてとらえる文化が十分に育っていない現実も。リーダーシップ4つの要素をひもときながら、日米のリーダー観の違いと、機能するスキルとしてのリーダーシップについて考えます。

vol.30 「聴いてもらった」「聴けている」って、どういう状態?

vol.30 「聴いてもらった」「聴けている」って、どういう状態?

Jul 9, 2025 24:05 エール株式会社

今回は、篠田さんが珍しく若手の方々向けに行った講演で受けた質問、「聴くって、私たちは普段どれぐらいできてるんでしょうか?」ーーそう聴かれてちょっと困ったというお話から、「聴いてもらった」とか「聴けている」ってどういう状態なんだっけ、というところを掘っていく流れに。「自分ができてるかどうかっていう話ではなくて、聴いてる側が聴いてもらえてよかったって思うかが大事」という篠田さんに、山田さんも「たしかに聴き手がどう振る舞っているかじゃなくて、話し手が話せているかの側で、聴けているかどうか見てますよね」。最後はOrganize的に、組織にとって暗黙の思い込みがいかに「聴いてもらう」「聴けている」状態を阻害するかについて。「だから1on1をやるっていう時間を区切って設けることが必要だし、意味があるんですね」という着地点までの、自由自在な視点移動をおたのしみください。 ■お話に出てきた本『こころの対話 25のルール』(伊藤守著/講談社+α文庫)

vol.29 「システム思考」で組織をとらえ、語るために(後編)なぜ「女性リーダー向けの研修」があるのか

vol.29 「システム思考」で組織をとらえ、語るために(後編)なぜ「女性リーダー向けの研修」があるのか

Jun 25, 2025 16:57 エール株式会社

「システム思考」で組織をとらえるために、ぐいぐいと氷山の海に潜っていく議論の後編は、篠田さんが最近講師をつとめた、女性リーダー向けのプログラムで感じたことから始まります。なぜいまだに「女性向けの研修」があるのか、あるいは子育てや介護にそこまで配慮が必要なのかという意見など、様々な事象をみていきながら、その研修がある構造そのものまでたどっていくと、自分もそのシステムの一部である、というところに返ってくるーーいろんな時空を移動しながら最後にたどり着いた、メカニズムを変えるということよりも、そこに「聴く」が加わることが組織によい循環を生んでいくのだ、という結論が、文字と耳と両方で入ってきてやっとハラに落ちたのでした……!■お話に出てきた本『企業変革のジレンマ 「構造的無能化」はなぜ起きるのか』(宇田川元一 著/日経BP)

vol.28 「システム思考」で組織をとらえ、語るために(前編)大事なのは「自分もその一部」であること

vol.28 「システム思考」で組織をとらえ、語るために(前編)大事なのは「自分もその一部」であること

Jun 12, 2025 20:24 エール株式会社

今月は、篠田さんと山田さんの間で「散々しゃべってきたけど、そういえばここはちゃんと言葉にしてなかったですね」と一致した、「システム思考」について。一見、ややこしそうなテーマを、まず「システムとは何か」について整えるところから始まり、難しそうな用語のヤブをかき分け、やがて「実践する時に大事なのは、自分もシステムの一部であるということと、どこまでいっても主観であるということ。ここなんですよ」という、感動的にわかりやすい地点にまずはたどり着くまでの、篠田さんと山田さんの楽しそうな道行きを、ぜひ一緒におたのしみください。■お話に出てきた本『学習する組織――システム思考で未来を創造する』(ピーター M センゲ 著/英治出版)

vol.27  「集団浅慮」とインクルージョン(後編)「忙しい」「時間がない」という組織に起きること

vol.27 「集団浅慮」とインクルージョン(後編)「忙しい」「時間がない」という組織に起きること

May 28, 2025 23:28 エール株式会社

前編に続き、今回は「集団浅慮」を組織として防ぐための具体的な防止策として、個人としての「聴く」という振る舞い、それを促すリーダーのあり方や組織の構造について、やりとりが続きます。反対意見や少数意見を受け入れる、批判的な意見を歓迎する、議論を小グループに分けるなどなど、まずはいろいろできることはありそうです。中でも「忙しい」「時間がない」という状況が生み出すものについて。公私を問わず、まずこの口癖から見直したいと思います……。 ■ご参考『集団浅慮ー政策決定と大失敗の心理学的研究』アーヴィング・L・ジャニス(著)、堀江達郎(翻訳)/新曜社

vol.26 「集団浅慮」とインクルージョン(前編)なぜ「賢い人」たちは間違えるのか?

vol.26 「集団浅慮」とインクルージョン(前編)なぜ「賢い人」たちは間違えるのか?

May 14, 2025 23:30 エール株式会社

今回のテーマは、篠田さんが最近、ダイバーシティー&インクルージョンをテーマにした講演で扱った「集団浅慮(Group Think)」というキーワードについて。組織におけるインクルージョンは、お互いの価値観や考え方が違うということを理解しているのが前提です。でも場合によっては「仲間意識が強すぎるゆえに独自の意見が出にくくなり、客観的な判断が難しくなる状況」や「欠陥のある意思決定」が生まれたりする。この「集団浅慮」の状態は、どんなに賢くて優秀な人たちが集まった組織でも起こりうるーーというお話です。なぜ、それが起きるのか。組織における質の高い意思決定とは? モスフードサービスなど、日本企業の取り組みも紹介しながら、まずはその構造を探ります。■お話に出てきた本『集団浅慮ー政策決定と大失敗の心理学的研究』アーヴィング・L・ジャニス(著)、堀江達郎(翻訳)/新曜社『レッドチーム・イノベーション』ブライス・G・ホフマン(著)、濱野大道(翻訳)/早川書房

vol.25 「組織のスキル」として、聴く力を高めるには?

vol.25 「組織のスキル」として、聴く力を高めるには?

Apr 23, 2025 24:02 エール株式会社

前回に続き、「聴く力」を高めるとはどういうことか、とくに「聴く」ことを個人ではなく「組織のスキル」として獲得し、レベルを上げていくために何が必要なのか、について、篠田さんと山田さんが言葉を重ねていきます。組織スキルとは何か。共有されている何かの総合技ではないか、組織によって何か一定の「帯域」があるのではないか。組織スキルを上げていくことと、小澤隆生さんの「やりきる」プロセスには共通点がありそう……などなど、一見、言葉にしてとらえるのが難しそうな思考のやりとりが続いたあとで見えてきたのは、実は日常の中で少しずつ意識してみるとつかまえることができるかもしれない、意外とシンプルな「ふるまい」のようなものでした。 ■ お話に出てきた本『小澤隆生 凡人の事業論』

vol.24  メタ認知は難しいと知るだけでも。一人でできる「聴く力」を鍛える方法

vol.24 メタ認知は難しいと知るだけでも。一人でできる「聴く力」を鍛える方法

Apr 9, 2025 24:45 エール株式会社

自分では「聴けている」と思っているけれど、あり方としては全然そうではない人に、言葉で、聴くことの大切さをどう伝えればいいのか? ――最近、篠田さんが講師として関わったいくつかのワークショップで、あらためて考えさせられたそうです。確かに、多くうかがう上司へのお悩みのトップに入るテーマです。では聴くことについてすぐにわかって体現する人と、まったく伝わらない人の違いはどこにあるのか、という問いかけから始まり、ベストセラー『小澤隆生 凡人の事業論』に出てくる言葉との共通点にもふれつつ、じゃあお互いどうやって「聴くこと」を身につけてきたんだろう、と2人で振り返り。そこから、山田さんが結果的に「聴く力」を鍛えてきた道のりが初めて明らかにされました。「これ聴いた人はお得な情報を聴けたんじゃないかと、勝手にすごい私は喜んでいます」と嬉しそうな篠田さん。たしかに。聴くとは深い自己理解と他者への想像力から生まれる行為なのか……とあらためて感じ入る対話です。■ お話に出てきた本『小澤隆生 凡人の事業論』

vol.23 いま話したい、ダイバーシティ&インクルージョン(2)

vol.23 いま話したい、ダイバーシティ&インクルージョン(2)

Mar 26, 2025 22:56 エール株式会社

前回に続き、今回は企業、さらに職場におけるいま話したいD&Iについて、篠田さんと山田さんが語ります。日常の中でイラッとすることって、もしかしたら、自分でも気づいていないバイアスと結びついているのかもしれない。あるいは組織で無意識のうちに共有している何かがあるからなのかもしれない……。そこを解きほぐしていくための、「自覚のループ」をつくるには?

vol.22 いま話したい、ダイバーシティ&インクルージョン(1)

vol.22 いま話したい、ダイバーシティ&インクルージョン(1)

Mar 12, 2025 22:47 エール株式会社

3月8日は国際女性デー。今月のOrganizeは2回にわたって、実は篠田さんど真ん中のテーマなのにまだ扱っていなかった「ダイバーシティ&インクルージョン」について、真正面から話したいポイントを山田さんと語ります。まずは最近、篠田さんが登壇した、リクルート執行役員の柏村美生さんとソフトバンク執行役員の源田泰之さんとの対談から、女性幹部登用の調査で見えた意外な結果について。篠田さんが「この議論をすっ飛ばすのは、まだ早い」という男女共通の無意識バイアスが明らかにーー■お話の中で出てくる関連記事・3M(スリーエム)ジャパン・昆政彦さんとの対談 (日経ビジネス)・リクルート執行役員・柏村美生さん、 ソフトバンク執行役員・源田泰之さんと篠田さんの対談(HR NOTE:人的資本経営サミット2024 レポート)

vol.21 イノベーションに不可欠な「ナイキスト効果」が生まれる環境とは?

vol.21 イノベーションに不可欠な「ナイキスト効果」が生まれる環境とは?

Feb 26, 2025 18:07 エール株式会社

「イノベーションと聴く」をテーマに、対話しながら講演で話すことを組み立ててみようという試み、第2弾は、イノベーションが生まれるのに不可欠な環境とは何か、について。「問いが大事」という話をしながら「でも、じゃあ良い問いを教えてください、みたいになっちゃうのは違うでしょう?」と日頃思っている篠田さんが、途中で急に思い出したのは、イノベーションを連発していたアメリカのベル研究所の「ナイキスト効果」のお話でした。ナイキストさんという存在の何がチームにイノベーションを生み出したのか? こういう、具体的な話から何かが抽出され、日常に持ち歩けそうな視点や視座になっていくところこそ、篠田さんと山田さんの対話の真骨頂。「この話と聴くってつながりそうなんだけど、よくわからないのでしゃべってみてほしい」というお題を思いつかれた方、メッセージお待ちしています。■お話に出てきた本『THE CULTURE CODE ―カルチャーコード― 最強チームをつくる方法』

vol.20 イノベーティブなアイデアは、どこから生まれてくるのか?

vol.20 イノベーティブなアイデアは、どこから生まれてくるのか?

Feb 13, 2025 26:18 エール株式会社

今回は、いつもの流れとは逆方向の試みとして、篠田さんが登壇予定の講演で話してみたいことを、山田さんとブラッシュアップしていこうという実験トークです。テーマは、組織における「イノベーション」と「聴く」のつながりについて。ある中間管理職の方へのメンタリングで篠田さんが体験したお話から、「活発な議論」と「イノベーティブなアイデア」が生まれる関係性や構造について細かく分解していくと、見落としがちだけれど実は大事そうな「態度」が浮かんできました。 ■お話に出てくる書籍『企業変革のジレンマ 「構造的無能化」はなぜ起きるのか』宇田川元一(著)『人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20 』山口周(著)

vol.19 究極のジョブ型、ハリウッド・アーティストの「正社員でも時給制」という働き方

vol.19 究極のジョブ型、ハリウッド・アーティストの「正社員でも時給制」という働き方

Jan 22, 2025 23:31 エール株式会社

前回の「ヘラジカの生首」の話に続いて今回は、篠田さんが以前、対談でお話を聴いたハリウッド映画のコンセプトアーティスト、田島光二さんの働き方と報酬のお話です。篠田さんがまず驚いたのが、田島さんが2018年にルーカスフィルムのVFX部門の会社「ILM」で仕事を始めた時から、仕事量と納期とそれに見合う報酬がずっと時給で決められてきたこと。作品の品質管理や上司による評価の仕組みも細かく決まっていて、つまり「絶対残業するな」という考え方がしっかり制度になっているそう。ここに篠田さんと山田さんが見出した、スウェーデンとアメリカに共通する「大人同士の関係」の中で働く仕事観とは? ■お話の中に出てくる記事だらだら仕事はもうやめよう──ハリウッド・官僚制・フリーランサー |【鼎談】田島光二・篠田真貴子・若林恵

vol.18  チーム内で見えにくい問題「ヘラジカの生首」を扱う方法

vol.18 チーム内で見えにくい問題「ヘラジカの生首」を扱う方法

Jan 8, 2025 29:01 エール株式会社

今週は書籍『Moose Heads on the Table』(テーブルの上のヘラジカの生首)のお話です。ヘラジカの生首……チームにおいて「みんな何となく気づいてるんだけど、何となく言い出せないまま、どんどん腐っていく、そこにある問題」のことをスウェーデンではこう呼ぶんだそう。チーム内で放置されたままのヘラジカの生首を処理するには、何が必要なのでしょうか。山田さんが、バルセロナで開かれた著者のワークショップで体験してきた「大人−大人関係」の質感とは?

vol.17 篠田さん、『企業変革のジレンマ』を熱く語る(2)「聴く」こと「応答する」こと

vol.17 篠田さん、『企業変革のジレンマ』を熱く語る(2)「聴く」こと「応答する」こと

Dec 18, 2024 21:39 エール株式会社

篠田さんが語る、宇田川元一先生の本『企業変革のジレンマ』(日経BP 日本経済新聞出版)についてのお話、今回は168ページの3行から「聴く」ことと「応答する」ことを深く掘り下げていきます。ピーター・ドラッカー氏の「事業の目的は顧客の創造である」という言葉に始まり、そこから対話における「withoutジャッジメントの聴く」と、「他者を通じて己を見て応答する」がからみあってつながり、「自分が変わる可能性」に開いていくという、今回も世界が広がるダイナミックな展開に。篠田さんの「すみません、この勢いでですね、この本、どのページを開けてもなんかしゃべれそうな気がしてる」という熱い鼓動とともにお聴きください。

vol.16  篠田さん、『企業変革のジレンマ』を熱く語る(1)保守という態度と「聴く」

vol.16 篠田さん、『企業変革のジレンマ』を熱く語る(1)保守という態度と「聴く」

Dec 4, 2024 25:51 エール株式会社

篠田さんがずっと話したかった、宇田川元一先生の本『企業変革のジレンマ』(日経BP 日本経済新聞出版)。「この本を読んでいるともう、聴くっていうことそのものって思うことがたくさんあって、非常に感銘を受けた」という篠田さん。今回はとくに第5章「『わからない』壁を乗り越える」から、新しい事業を進めていく上での「保守」という態度についてのお話です。「自分たちが理性だけで理解していることの外側に何かあるかもっていう、この態度こそが、聴くっていうことだと思うわけです」ーー熱い言葉があちこちで炸裂しながらも、きわめて丁寧に深まっていく山田さんとのやりとりをお楽しみください。

vol.15  「管理職」って、何をする人なのか?

vol.15 「管理職」って、何をする人なのか?

Nov 20, 2024 27:11 エール株式会社

組織というものをとらえ直した時に、今まで「管理職」と呼んでいたもののとらえ方も、当然変わるはず。今回は、「無理ゲー」と言われてしまう管理職の捉え方を変えていこうとする企業のチャレンジについて、様々な事例をみていきます。担当領域を分けるのか、外部の力を借りるのか、それともAIに頼るのか? 一見シビアに見えて、でもこの際、「管理職って、何する人なのか?」から見つめ直すと、案外すっきり新たな働きやすい組織の形が生まれてくるのかもしれません。関連記事とあわせて、お楽しみください。 【お話に出てきた記事】■職務を分担することで、求められるミッションを推進管理職の成果を高める、日揮グループの「管理職分業」(日本の人事部)https://jinjibu.jp/article/detl/tonari/3383/■ノジマ、社長「AI分身」がお悩み相談 人材育成に活用(日本経済新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC138JB0T10C24A9000000/■若手社員の8割近くが「管理職になりたくない」…リーダーが育ちにくい時代の「上司代行」の可能性(マネー現代)https://gendai.media/articles/-/138666?page=2■「5万人の従業員と1億のAIアシスタント」…エヌビディアのフアンCEO、同社の未来を語る(TECH INSIDER)https://www.businessinsider.jp/post-295140

vol.14 なぜ「管理職は罰ゲーム化」しているのか?

vol.14 なぜ「管理職は罰ゲーム化」しているのか?

Nov 6, 2024 25:34 エール株式会社

今回は、「管理職のありよう」について。いま社会で求められる組織のあり方が「ブロック塀型」から「石垣型」へと変わっている中で、なぜ誰も管理職になりたくない状況になっているのか? 篠田さんが3つの構造的な理由を指摘しながら、山田さんは原著の発売が10周年を迎えたという「ティール組織」の視点を紹介しながら、紐解いていきます。■お話に出てくる本『罰ゲーム化する管理職』(小林祐児)

台湾のアレコレ!高橋佳の海外起業家奮闘記【SERENSEED】TAIWAN&JAPAN

台湾のアレコレ!高橋佳の海外起業家奮闘記【SERENSEED】TAIWAN&JAPAN

台湾とスリランカで起業!海外で起業して約7年の奮闘記です。起業、マーケティングでのトライアンドエラーや旅行の雑談など海外をテーマに幅広く配信していきます。 コラボしてくれる方募集中です。海外系、言語系、留学系、文化の違い系、国際カップル系などなどなんでも話せると思います。お待ちしてます。 <日本人向けサポート> ・台湾への留学サポート https://www.plattaiwan.com/taiwan-study/ HP 語言交換活動 https://tilspace.com/ Facebook https://www.facebook.com/tilspace.home/ LISTEN https://listen.style/p/serenseed?9X52ToD5

『まず、ちゃんと聴く。』ラジオ

『まず、ちゃんと聴く。』ラジオ

「聴く」ことを仕事のパフォーマンス向上に役立てている第一線の方々をお迎えして、「聴く」や「伝える」、さらに仕事術について、ざっくばらんに(ときにマニアックに)聴き込み、対話を重ねていく番組です。 ホストは、社外人材によるオンライン1on1サービスを提供している、エール株式会社の代表取締役を担う櫻井将さん。初の書籍『まず、ちゃんと聴く。』の発行1万部突破を記念して始まりました。著者・櫻井さん、進行役の山田裕嗣さんの「聴く」をどうぞお楽しみください。 『まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる 聴くと伝えるの黄金比』(日本能率協会マネジメントセンター) https://amzn.asia/d/0Wnjdac 【プロフィール】 ■櫻井 将(さくらい・まさる) 横浜国立大学卒業後、新卒でワークスアプリケーションズに入社。営業部にて社長賞を受賞後、人事総務部のマネージャを経て、プロジェクトマネジメント会社のGCストーリーに入社。営業・新規事業開発と、健康経営を支援する子会社を担当。両社でGPTW「働きがいのある会社」ランキングにてベストカンパニーを受賞。 GCストーリーで働く傍ら、幼児教育のNPOを立ち上げ、保育士資格を取得。ビジネス、幼児教育の現場にいる中で「聴くこと」の価値と可能性を強く感じ、心理学やコーチング、カウンセリングなどのコミュニケーションを本格的に学び始める。2017年2月よりエール株式会社に入社し、同年10月に代表取締役に就任。現在、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所研究員として「個人の幸せと組織の生産性の両立」についての研究も行う。 ■山田裕嗣(やまだ・ゆうじ) 人材育成・組織開発のコンサルティング、大手ITベンチャーのHRを経て、2012年よりBtoB SaaSの株式会社サイカの創業に参画、代表取締役COOを務める。2017年に独立し、上場を目指すベンチャー企業の組織戦略の立案・実行、大企業の人材育成や新規事業の立ち上げ等を支援。2021年10月に株式会社令三社を設立、代表取締役に就任。ティール組織・自己組織化などに関する国内外の有識者との議論や、新しい組織運営を目指す企業のサポートを手掛ける。エールの経営チームメンバー。『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』(英治出版)翻訳・監修。

ざっくばらん

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エール株式会社で働く人たちが事業やチーム、働き方など様々なテーマについて、ざっくばらんにお話しすることでエールの「いま」を発信していきます!

もっとPRの話をしよう。聴く「PR TALK」by talentbook

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この番組は、PR TableのPR/Evangelist クボケイタと、取締役/Founderの大堀航がテーブルを囲み、様々な業界で活躍するゲストをお招きして「もっとPRの話をしよう」という趣旨の番組です。Webサイトと連動しておりますので、ぜひ目と耳でお楽しみください。PR活動を、もっと手軽に。「働く人」から企業の魅力を伝える採用マーケティング支援サービス「talentbook」の運営でお送りいたします。 PR TALK:https://product.talent-book.jp/pr-talk/ talentbook:https://product.talent-book.jp/ LISTEN:https://listen.style/p/prtalk?85rp7VN6

進化ってホント?かんくんちゃんねる

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「ホントかな?」と考えてみよう! かんくんが2人のこどもたち(ゆーりん、いのりん)に、進化論と創造論(そうぞうろん)の違いをゆるーく&楽しく紹介しています★こどもたちのコーナーもあります。 動画はコチラ→ www.youtube.com/@kankunchannel

マーケターの仮説ラヂオ 〜身近なあれこれマーケティング視点で考えてみた〜

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マーケターの仮説ラヂオは、若手マーケター 「きんちゃん」と「ごじら」が、世の中で話題になっていることや気になる疑問を話題に、主にマーケティング視点から『なぜ?』『どうなる?』の仮説を立てる台本なしのラジオ番組です。 テーマを様々な切り口で捉えながら、自分たちがその場で共感できる答えを探していく「言語化エンターテイメント」です。 毎週木曜日19時に更新。通勤・通学、家事、仕事中、くつろぎの時間など、さまざまなシーンでお楽しみいただけます。 【リスナーさんの声】 ・自分自身でも一緒に仮説を考えながら聴けて面白い ・トレンドを知るきっかけになる SNSで感想を投稿いただく際は「#仮説ラヂオ」でお願いします! ・口コミ:https://note.com/kasetsu_radio/n/ne957dd972f5c ・YouTube:https://www.youtube.com/@kasetsu_radio ・linktree:https://linktr.ee/kasetsu_radio 【こんな番組を聴いている人におすすめ】 仮説ラヂオのリスナーさんは、以下のポッドキャスト番組も聴いているそうです! - 霜降り明星のオールナイトニッポン - 歴史を面白く学ぶコテンラジオ - ゆる言語学ラジオ - 荻上チキ・Session〜発信型ニュース・プロジェクト