細々と文筆活動をしている会社員・柿内正午が「世の中の大したことないものの総量を増やす。」 をモットーに毎週月曜0時に配信しているふだんのおしゃべり。
個人的なことから、ちょっと向こうの社会まで。半径30センチの生活から、なるべく解離しないままに、本や映画、演劇などの言語・身体表現をとっかかりに雑談していきます。
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第三十一回 自分の中のオリンピック委員会的なもの──森とclubhouse へのモヤモヤ
半月ぶりの奥さんとのおしゃべり。盛り上がりすぎたので今週は二本立てです。一本目は森の失言から考える、生活感覚から乖離しないままの政治談義。 会議って一口に言うけど何個か種類があるよね/自分が権力と親和性が高いことにせめて自覚的でありたい/じっさいに手を動かしてる実務層のことを考える/「こいつさえいなくなれば」というのを個人に託すのは危ない/個人じゃなくてイシューに投票させてくれ/あらゆる革命は失敗する/破壊は恐怖しか生まない/『史上最大の革命』(みすず書房)『大衆の国民化』(ちくま学芸文庫)『民主主義のつくり方』(筑摩選書)/信念を変えるのは無理なので行為の効果を判断しよう/やっぱりまずは全然まとまってないことを示すしかない/アメリカの告発はみんなインスタ?/SNS での私刑への違和感/私情に振り回されるよりはルールに縛られた方がまし/「ナチズムは大衆操作ではなく大衆の合意形成の運動」/感情と政治と暴力は全部分けるべき/感情に部分否定はない/与太話をしたい/clubhouse は喫煙所じゃなかった/文字と声は違う、声は自らの生煮え具合を暴露する/色んな人と話したい
第三十回 詩を楽しむためにはどうしたらいいんだろう。 ゲスト:岸波龍
詩を読む楽しさや喜びがストレートに伝わってくる『ASK FOR SADNESS』という良書の著者、岸波龍さんをゲストに迎え、「どうやったら詩を楽しめるだろうか?」みたいなことをお伺いしました。(NENOi さんのある町早稲田の戸山公園で収録。ときおり風の音で聴き苦しいところがあるかもです。そのぶんスケボーの練習音や鳥の声がいい感じなので多めに見てください。)
第二十九回 『プルーストを読む生活』の周辺 ゲスト:松井祐輔(H.A.B)、中村圭佑(ampersands)
『プルーストを読む生活』の版元さんとデザイナーさんをお招きしての楽しいだけのおしゃべり。
第二十八回 全方位的に「正しい」のは無理だ。猫はすごい!
外食、マスク、カラオケ……行為に付き纏う価値判断/書くことと自炊することとの相似/感受性や価値観というものにもトレンドがある/蝙蝠野郎の限界/保坂和志『猫がこなくなった』について
第二十七回 とにかく自分でやってみよう
「おかりん」さんからのお便りをご紹介/雑誌『poïétique』について/とにかく自分でやってみよう/正月っていいよね/不要不急ってなんだよ/突然の反省会 HPもよろしくお願いします。 akamimi.shop
第二十六回 じぶんの場所を持つということ
プラットフォームは小さくて自閉したのがたくさん分散してあるほうがいい?/ポッドキャストのいいところ/古のオタクの検索は祈りに近い/とにかくマスを動員しようみたいな広告の論理はつまんないじゃん/参入障壁が低く誰でも参加できること自体は悪いことではない/動員の思想はオープンソースと相性が悪い/個人活動に経済は必須ではない?/自分の場所を持つこと/リアルの場ってすごくよくない?/個人個人は「数」じゃない
第二十五回 データ厨への憧れ──覚えられない!
奥さんとのおしゃべり。 うさぎや宇都宮駅東口店の話/名前や年号の覚えられなさについて/覚えていないことと楽しくなかったこととは全然べつ
第二十四回 特集:『プルーストを読む生活』パート2 久しぶりのひとり語り
いよいよ『プルーストを読む生活』先行販売開始! ON READING さんでのトークイベントの話や、京都や大阪の取り扱い店で買った本の話など、久々に柿内がひとりでしゃべります。
第二十三回 特集:『プルーストを読む生活』パート1 ぐだぐだな開幕
いよいよ早いところでは12月半ばごろに刊行される『プルーストを読む生活』について、何回かに渡ってお話ししていきたいと思っています。 今回は出来立てホヤホヤの本を受け取って浮き足立ったテンションでいつものようにまとまらない雑談をお届け。 ON READING での青木さんとのお喋りが楽しみ!/この本は孫だから/なに喋ろうとしてたんだか忘れちゃった/奥さんはこの本の中の「奥さん」をどう思う?/「面白い」ってそんなに大事か?
第二十二回 【ゲスト:友田とんさん】ナンセンスな問いに対しても誠実に考え続ける
作家・「代わりに読む人」代表の友田とんさんをゲストに迎え、傑作『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2 読めないガイドブック』(代わりに読む人)の話、誠実であること、ひとり出版レーベル「代わりに読む」のことなど、がっつりおしゃべり。「総特集:友田とん」とも言える、濃ゆい内容になっていると思います。ぜひに。 ※この録音はZOOM を利用して実施しており、一部音声の乱れがあります。ご了承ください。
第二十一回 『クイーンズ・ギャンビット』および『羅小黒戦記』は最高──そしてアーレントへ
『クイーンズ・ギャンビット』そして『羅小黒戦記』は最高だぞ! というネタバレ全開のおしゃべり。 【そのほか参照される作品たち】『HiGH & LOW』シリーズ/藤本タツキ『チェンソーマン』/『プロメア』/『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]』/アーレント『人間の条件』/『シン・ゴジラ』 「社会」が不在の二作?/面白い作品に「社会」は必須ではないよね/義理人情と個人の心情を混同しないドライさ/お金は「社会」から個人の領域を守るための道具/アーレントの「公」と「私」/「社会」とは拡張された私的領域である/『クイーンズ・ギャンビット』にアーレントは大喜び?/「社会」は前提ではなく、「公」と「私」とで割り切れないところに初めて現れる?/作家と作品は別じゃん
第二十回 きのうの文学フリマ東京の話
2020年11月22日(日)の文学フリマ東京で買った本の話。 友田とん『パリのガイドブックで東京の街を闊歩する2 読めないガイドブック』(代わりに読む人)/わかしょ文庫『ランバダ』/笠井瑠美子『日々是製本2020』(十七時退勤社)/橋本亮二『本を抱えて会いにいく』(十七時退勤社)/遠藤雅司『英雄たちの食卓』(宝島社)/音食紀行『普飯』/『Didion 03 演劇は面白い』/『バースデイだけど死にまくりでアンハッピーだけど新しい自分に出会えてハッピー』(映画パンフは宇宙だ)/『LOUST Vol.04 長崎への困難な旅路』(ロカスト編集部)/『点綴』(本屋・生活綴方)/檜垣祐美・金川カモメ『Myanmer A to Z 創刊号!』(Kob PRESS)
第十九回 こんどの文学フリマ東京の話
第三十一回文学フリマ東京 に出るぞ、という回です。 ZINE はキンコーズで作る/『ZINEアカミミ』について/第二号「特集:ごきげん」について/五月と今とのちがいって?
第十八回 いい発注がしたいよね
アツギのタイツの広告について/Twitter の速さについていけてない/クリエイターの声は聞こえてくるけど、肝心のクライアントはなにしてんの?/いい発注者が必要だ
第十七回 “まじめ”なお喋り──『生活の批評誌 NO.4 わたしたちがもちうる“まじめさ”について』をめぐって
「生活」と「批評」を隣り合わせにすることで、軽く前向きに流される日常に抵抗する「ライフスタイルマガジン」、『生活の批評誌』の最新号に触発されたお喋り。今回、たぶんとても面白いです。 座りの悪さに居続ける態度/一人で作ることを打破するための雑誌・ポッドキャスト/抽象よりも具体を優先するというのは“ヤンキー ”よりも“まじめさ”を軸に話したほうがいい?/坦々麺とサラダから考える「内なる社会」の個人差/欲望と抑圧との葛藤?/自分の好きなものに対する他人からの評価との距離の取り方/具体的な他者よりも抽象的な「他者」のほうが愛すの簡単/「社会」はどこにあるのか?/具体的な個人の経験によって培われるまだ見ぬ他人への信頼や不信感を「社会」と呼ぶのでは?/話が通じる人と通じない人がいるだけじゃん?/みんなで仲良くなんてしたくない!/「社会」なんてどこにいるんだよ/いるじゃん!/自分にメンションついてなくてもクソリプって嫌じゃん/お互いの違いかたがはっきりしてきたぞ/没入の塩梅、そしてまた『生活の批評誌』へ
第十六回 なぜ僕はネタバレを嫌うのか
別に聴いて欲しくてやってるわけじゃない?/大したやつだと思われてぇ〜/ネタバレってなんで嫌なのか/作品を楽しむとき、データやコンテクストを参照するか/スタンプラリーとパパラギ/『気流の鳴る音』から『ファイアパンチ』へ/あなたはネタバレするんかい/Netflix のサジェスト文言へのツッコミ/楽しみ方は自分で決めたい
第十五回 「H.A.Bノ冊子フェス」楽しかったなあ!
十月十八日、柿内も参加させていただいた「H.A.Bノ冊子フェス」の散会後、興奮冷めやらぬまま録音した打ち上げのような回。 衆人環視のもとするおしゃべりが好き/いきなり本題でいいんじゃない?/実在しないダサい顧客を想定しない/名乗れさえすればいい/肩書きじゃなくて自分の話してよ/オンラインは音と光の交換しかできない/みなさんと直接お会いしたい!/視覚優位?聴覚優位?/えらいのは受け手の方/意思伝達はslack がいい/「はいよくできました」/沈黙へのスタンスのちがい
第十四回「ダメです ──恋バナの話のつもりがfate の話」
季節の変わり目でめちゃくちゃ調子の悪い夫婦が一日遅れでお届けするダメが滲み出る雑談。 恋バナってできなくなったよね、という話をするはずがグズグズと脱線し、結局「fate」シリーズの話をだいたいしています。すべてがわからなくなってしまった終盤の迷走っぷりに注目。冒頭のお知らせから先は聴かなくていいです。
第十三回 歩きながら考える『ブルシット・ジョブ』のこと
今回は夜のお散歩をしながらの録音。車の音やらいろいろうるさくて、聴きづらいかもしれません。そのぶん柿内が張り切って声出してます。 デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』について/FGOの虚無周回はブルシットか?/「役に立つ」という尺度の限界 今週の一冊:デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』酒井隆史/芳賀達彦/森田和樹訳(岩波書店)
第十二回 【オムエティーク】それぞれの弱さ ゲスト:オムラヂの革命児アオキとマスクP/奥さん
以前柿内がお呼ばれしたオムラヂのお二人が、今度はポイエティーク RADIO に登場。町と村の片隅の二組の夫婦が、それぞれの弱さについて楽しくおしゃべり。 雨が降ったら窓を閉めればいい、はずなんだけど/再生は時間がかかるし完璧じゃない/限界に挑戦するジャンプ精神/月に四種類くらい人格がある/怒りではなく空腹/他人の体が気にならなくなってきた?/都市の暮らしは「諦め」が足りない?/個人にとっての震災、感染症のタイミング/社会をぶっ壊さない程度のラディカル/人はそれぞれ/ふんばりすぎないでこまめに倒れる
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