文学ラジオ空飛び猫たち
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文学ラジオ空飛び猫たち

ダイチとミエ 292 Episodes
ミエ
ダイチ

文学ラジオ空飛び猫たちです!

この番組はいろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようをコンセプトに文学好きの二人がゆる〜く文学作品を紹介するラジオ番組です。
パーソナリティは海外文学が好きなダイチとミエの二人。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品をときには熱く、ときには愉快に、
それぞれの視点で紹介していきます。
毎週月曜日朝5時更新。


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世界のYA文学第2回 少女はマレーグマを野生に返す『ソリアを森へ』チャン・グエン作

世界のYA文学第2回 少女はマレーグマを野生に返す『ソリアを森へ』チャン・グエン作

Dec 1, 2025 39:53 ミエ

文学ラジオ世界のYA文学第2回の紹介本『ソリアを森へ』チャン・グエン作 ジート・ズーン絵 杉田七重訳https://suzuki-syuppan.com/book/%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%92%E6%A3%AE%E3%81%B8/パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!  【今回の内容】ベトナム発のグラフィックノベル/第1回10代が選ぶ海外文学大賞 受賞作/10代の読者が読めば、動きたくなるような、勇気がもらえる本/著者 チャン・グエンの紹介/イラストレーター ジート・ズンの紹介/ベトナムの伝統美術と日本の漫画の要素が融合/野生動物との共生がテーマ/チャンの決意、ソリアを必ず森に返す/クマの胆汁採取の問題/キャラクターは日本の漫画的な筆致/背景描写は水彩絵の具の要素が強い/実体験がベース/チャンの粘り強く努力し成長する姿/ソリアのためにベトナム各地の森を/マレーグマの生態/次回予告 【参考情報】10代がえらぶ海外文学大賞 公式サイトhttps://www.10daikaigaibungaku.com/『世界を旅して見つめたクマと人の長いかかわり』(グロリア・ディッキー著、水野裕紀子訳、化学同人)https://www.kagakudojin.co.jp/book/b654428.htmlーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー幼い頃、虐待されているクマを目撃した主人公チャーンは、野生動物を守る仕事に就くことを決意。目標に向けた日々の努力が実り、保護活動センターのボランティアに採用されます。ある日、センターに保護されてきたマレーグマの赤ちゃんソリアを、「私が森に帰してやる!」と宣言して育て始めます。森で一緒に暮らしながら、自力で生きていくために必要なことを学ばせ、最適な地を探して進みます。ベトナムの自然保護活動家チャン・グエンの若き日の活動にもとづく自伝的グラフィックノベル。精緻に描かれた野生動物や美しい熱帯雨林と、人間が破壊した森林との対比を見事に描き上げた若きベトナム人画家ジート・ズーンは、2023年、イギリスの児童書最高峰の賞であるカーネギー賞画家賞に輝きました。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第211回 コミックならではのラストシーン『ソラリス(後編)』森泉岳土マンガ、スタニスワフ・レム原作

第211回 コミックならではのラストシーン『ソラリス(後編)』森泉岳土マンガ、スタニスワフ・レム原作

Nov 25, 2025 38:08 ミエ

文学ラジオ第211回の紹介本 コミック版『ソラリス』森泉岳土マンガ、スタニスワフ・レム原作、早川書房https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005210399/(上巻)https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005210400/(下巻)パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】ネタバレのラインについて/前編の振り返り/ネタバレありでラストまでストーリー紹介/ケルヴィンはこの先どう生きていくのか?/人知を超えたソラリスの現象/原作とコミックの最終ページの印象の違い/人間にとってソラリスとは?/ソラリスが生み出すハリーは道具ではなく純粋な人間のまま/自分がケルヴィンだったら?/人間とは?/地球中心ではない宇宙/次回予告 【参考情報】ハヤコミWEBサイト⁠https://hayacomic.jp/⁠ 森泉岳土さんのインタビュー情報「本チャンネル」⁠https://www.youtube.com/watch?v=H1Jv9zhnX1U⁠「ダヴィンチweb」⁠https://ddnavi.com/article/1252988/a/⁠ ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーーSF小説のオールタイムベストを完全コミック化! ソラリス──この静謐なる惑星は意思を持った海に表面を覆われていた。心理学者ケルヴィンは、惑星の謎を解明するべく派遣されたのだが……。人間を超える知性とのコンタクトは可能なのか? 連載中から絶賛の声続々! 人気作家が傑作古典を余すことなくコミック化 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第210回 不朽の名作SFをコミックで読む『ソラリス(前編)』森泉岳土マンガ、スタニスワフ・レム原作

第210回 不朽の名作SFをコミックで読む『ソラリス(前編)』森泉岳土マンガ、スタニスワフ・レム原作

Nov 17, 2025 36:55 ミエ

ーーーーーーーーーー【11月23日(日)追記】次回『ソラリス(後編)』の配信は11月24日(月)ではなく、11月25日(火)になります。毎週月曜日を楽しみにしていただいた方には大変申し訳ありません。何卒ご了承ください。ーーーーーーーーーー文学ラジオ第210回の紹介本 コミック版『ソラリス』森泉岳土マンガ、スタニスワフ・レム原作、早川書房https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005210399/(上巻)https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005210400/(下巻)パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】ハヤコミのコミックを紹介/二人とも森泉さんのサイン本/原作を読むハードルを下げてくれる/著者プロフィール/作品概要/人と海の描き方の違い/人間の理解の範疇を越えた未知とのコンタクト/ミステリーやヒューマンドラマ要素も/たっぷり描写されるソラリスの海/上巻途中までストーリー紹介/SFだけど死んだはずの妻が現れる心霊現象/人知を超えた存在へのアプローチ/得体の知れないソラリスの海に近づくのが怖い/次回予告  【参考情報】ハヤコミWEBサイトhttps://hayacomic.jp/ 森泉岳土さんのインタビュー情報「本チャンネル」https://www.youtube.com/watch?v=H1Jv9zhnX1U「ダヴィンチweb」https://ddnavi.com/article/1252988/a/ ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーーSF小説のオールタイムベストを完全コミック化! ソラリス──この静謐なる惑星は意思を持った海に表面を覆われていた。心理学者ケルヴィンは、惑星の謎を解明するべく派遣されたのだが……。人間を超える知性とのコンタクトは可能なのか? 連載中から絶賛の声続々! 人気作家が傑作古典を余すことなくコミック化 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第209回 絶滅したステラーカイギュウと追いかけた人々の物語『極北の海獣』イーダ・トゥルペイネン著

第209回 絶滅したステラーカイギュウと追いかけた人々の物語『極北の海獣』イーダ・トゥルペイネン著

Nov 10, 2025 51:02 ミエ

文学ラジオ第209回の紹介本 『極北の海獣』イーダ・トゥルペイネン著、古市真由美訳、河出書房新社https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209241/パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】発売時から注目していた作品の翻訳者に偶然会う/11月に東京と大阪で北欧文学イベントが開催/国立科学博物館の特別展でステラーカイギュウの化石が見れる/ステラーカイギュウを巡る18世紀から現在へ至るダイナミックな構成と細部の物語/著者プロフィール/作品概要/補完関係になる川端裕人さんの『おしゃべりな絶滅動物たち』/縦軸に絶滅したステラーカイギュウ、縦軸に登場人物の物語/『失われたものの目録』を思い出す/歴史的事実とフィクションの融合/ストーリー紹介/ステラーカイギュウの発見、絶滅と骨格標本、修復作業から現在へ/美しい想像はしないという思想/次回予告 【訂正】番組組内でミエが久山葉子(くやま ようこ)さんを“ひさやま ようこ”さんと、川端裕人(かわばた ひろと)さんを“かわばた ゆうと”さんと誤って読み上げていました。お詫びして訂正いたします。 【参考情報】11月15日(土)、16日(日)に梅屋敷で北欧ブックフェスタが開催。翻訳者の古市真由美さんが登壇されるトークイベントもあります。https://x.com/youyousha_books/status/1979453315617559037 11月24日(月・祝)に大阪大学箕面キャンパス(元大阪外語大)にて北欧語の翻訳イベント「ことばを渡る:北欧の物語をひらく文学トークと翻訳講座」が開催。https://swedish.sfs.osaka-u.ac.jp/archives/1889 11月1日〜2月23日まで開催の国立科学博物館(上野)の特別展「大絶滅展 ー生命史の「ビッグファイブ」では世界最古のステラーダイカイギュウの化石が展示。https://daizetsumetsu.jp/ 『おしゃべりな絶滅動物たち』(川端裕人著、岩波書店、2025)https://www.iwanami.co.jp/book/b656063.html  ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー「滅びたものと相まみえてみたいと、だれもが一度は夢見たのではないだろうか」18世紀のロシア極東カムチャツカ半島(第1部)、19世紀アラスカ南東部(第2部)、現代フィンランドの自然史博物館(第3部)……300年の時を超えて、今はなき巨大海棲哺乳類ステラーカイギュウをめぐる、史実をもとにした息を呑む冒険譚。葛藤を抱えその再生に情熱を燃やす人々が、いま歴史を変えるーー。フィンランドですぐれた新人作家の作品に贈られるヘルシンギン・サノマット文学賞受賞&28言語で刊行のベストセラー。消滅した世界を悼み、文学が弔う壮大な物語。日本語版装画:ミロコマチコ装幀:大倉真一郎 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第208回 誠実な大人たちの恋愛『そっと呼ぶ名前』イム・キョンソン著

第208回 誠実な大人たちの恋愛『そっと呼ぶ名前』イム・キョンソン著

Nov 3, 2025 51:33 ミエ

文学ラジオ第208回の紹介本 『そっとよぶ名前』イム・キョンソン著、すんみ訳、発売:マガジンハウス 発行:日之出出版https://hinode-publishing.jp/info/mylimパーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】出版社様よりご恵贈/K-BOOKフェスティバル情報/ダイチがオアシスのライブに行く/三十代に刺さりそうな濃厚な160ページ/嫌な人間が出てこなくて、登場人物が魅力的/著者プロフィール/『村上春樹のせいで どこまでも自分のスタイルで生きていくこと』にミエが感動/作品概要/複雑な大人の恋を描いた恋愛小説/個人として生きようとする登場人物たち/丁寧な人物描写/ネタバレ無しでストーリー紹介/ヒョクボムのやるせなさ/孤独な二人の間に好青年が現れる設定がいい/脳内再生されたヒョクボム役の俳優/ハンソルの長いメール/スジンとヒョクボムの建築士としての仕事観/あとがきを先に読むのもあり/次回予告 【参考情報】11月22日(土)・23日(日)開催K-BOOKフェスティバル2025に日之出出版様も参加https://k-bookfes.com/ 『村上春樹のせいで どこまでも自分のスタイルで生きていくこと』(イム・キョンソン著、渡辺奈緒子訳、季節社)https://www.kisetsu-sha.com/2023/04/murakami-haruki-no-seide.html ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーーあなたにとって、“そっと呼びたくなる”名前は何ですか? まっすぐな愛、耐える愛、傷ついた愛…。愛には、悲しみと美しさが同居している。誰かを深く愛する時、幸福感に満たされる一方で、ふとした瞬間に不安や虚無感に襲われることも。そんなとき、心の奥から浮かんでくる名前とは…。先輩との関係に悩んでいる30代の女性が、偶然出会った年下の男性から情熱的な愛を向けられ、2人の男性の間で揺れ動いていく。女性の心を赤裸々に綴った大人のための恋愛小説です。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

番外編第72回「2025年のノーベル文学賞を振り返る」

番外編第72回「2025年のノーベル文学賞を振り返る」

Oct 27, 2025 44:14 ミエ

今回は番外編です。10月9日に発表された今年のノーベル文学賞を振り返ります。ダイチが参加した毎年恒例のノーベル文学賞を見守る会のイベントの様子もお届けします。ぜひお聴きください。 【今回の内容】今年のノーベル文学賞受賞者はクラスナホルカイ・ラースローさん/『失われたスクラップブック』で言いそびれたこと/11月は海外文学イベントが豊富/ラースローさんの受賞理由/今年の受賞は順当/7時間映画の『サタンタンゴ』/『東欧の想像力』のラースローさんの紹介記事/唯一の邦訳作品『北は山、南は湖、西は道、東は川』(松籟社)が復刊してほしい/10月9日のノーベル文学賞を見守る会の様子をお届け/メンバーの予想は/受賞者発表の瞬間を見守る/ヒロイズムさんが予想的中/NHKの21時のニュースに取り上げられる/来年の受賞者は/次回予告  【参考情報】ノーベル文学賞を見守る会(主宰:東京小説読書会)https://tokyonovelsparty.com/watching_nobel_prize_in_literature『東欧の想像力 現代東欧文学ガイド』(奥彩子・西成彦・沼野充義編、松籟社)https://shoraisha.stores.jp/items/570ee9e741f8e821f2004e07【11月の海外文学イベント情報】11月12日(水) 10代がえらぶ海外文学大賞授賞式 神保町https://www.10daikaigaibungaku.com/post/nov-1211月15日(土)、16日(日) 北欧ブックフェスタ 梅屋敷https://x.com/youyousha_books/status/197945331561755903711月22日(土)、23日(日) K-BOOKフェスティバル 神保町https://k-bookfes.com/11月29日(土) 第10回梅屋敷ブックフェスタ・海外文学翻訳家編https://x.com/youyousha_books/status/1980194139393458576【出店情報】11月23日(日) 文学フリマ東京41https://bunfree.net/event/tokyo41/文学ラジオ空飛び猫たちのブース: L-79 (南1-2ホール)番組で紹介したノーベル文学賞を見守る会のブース: L-31 (南1-2ホール) 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第207回 そしてピリオドへ『失われたスクラップブック(後編)』エヴァン・ダーラ著

第207回 そしてピリオドへ『失われたスクラップブック(後編)』エヴァン・ダーラ著

Oct 20, 2025 36:54 ミエ

文学ラジオ第207回の紹介本 『失われたスクラップブック』エヴァン・ダーラ著、木原善彦訳、幻戯書房⁠https://www.genki-shobou.co.jp/books/978-4-86488-310-8⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】後編はストーリーの紹介と読後の感想/後半にミズーリ州の架空の町で環境汚染問題が起きる/有害化学物質の流出量がどんどん膨れ上がる/生成AIの著作権問題が思い浮かぶ/タイトルのスクラップブックが腑に落ちる/オザーク社の社長の住民説明会/最後に出てくるピリオド/選挙に行かない人に個別訪問する女性/人類史上最初の個人と紹介される古代エジプトのアクエンアテン/隣人の家と自分の家のペンキ塗りの差に気づく/TV番組のインタビューが急遽キャンセルされるチョムスキー/書きたかったのは無数の語り?/鈍器本は読んでいるつもりで読んでいない?/会話の間合いが素晴らしい/次回予告  ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー“ポスト・ギャディス”と目され、リチャード・パワーズが正体とも噂された、トマス・ピンチョン以上に謎めく、ポスト・ポストモダン作家エヴァン・ダーラ――“読まれざる傑作”として話題となった、ピリオドなしの、無数にして無名の語りで綴られる大長編の奇書がついに本邦初訳で登場!第11回日本翻訳大賞受賞作。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第206回 謎めく正体不明の作家の大長編『失われたスクラップブック(前編)』エヴァン・ダーラ著

第206回 謎めく正体不明の作家の大長編『失われたスクラップブック(前編)』エヴァン・ダーラ著

Oct 13, 2025 40:58 ミエ

文学ラジオ第206回の紹介本 『失われたスクラップブック』エヴァン・ダーラ著、木原善彦訳、幻戯書房https://www.genki-shobou.co.jp/books/978-4-86488-310-8⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】第十一回日本翻訳大賞受賞作/前後編にわけて紹介/鈍器本は大河ドラマを観るような感覚/実質1100ページの小説を読んだ充実感/著者プロフィール/リチャード・パワーズと親交がある正体不明の作家/作品概要/作家の独創性と読みやすさが共存するポスト・ポストモダン作家/ウィリアム・ギャディスの『JR』を読んだときの苦労/ピリオドなしの文章はすぐに慣れる/テーマが響き合う語り手たち/様々な語りのスタイル/後半部分の社会性/前半部分の個々の語りの事例紹介/ラストに感じたタイトルの意味/前半の日常のフィクション感と後半の非日常の現実感/いいところで語り手が切り替わる/空気を読んで会話する語り手たち/会話の空気感がいい/読み方ロードマップ/最初の80ページが大事/次回予告 【参考情報】文学ラジオ番外編第71回「ぼくたちの鈍器本の読み方」https://open.spotify.com/episode/6k9Q6WsTYfHhNvVQqL9p0l?si=3997666ac25149b2  ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー“ポスト・ギャディス”と目され、リチャード・パワーズが正体とも噂された、トマス・ピンチョン以上に謎めく、ポスト・ポストモダン作家エヴァン・ダーラ――“読まれざる傑作”として話題となった、ピリオドなしの、無数にして無名の語りで綴られる大長編の奇書がついに本邦初訳で登場!第11回日本翻訳大賞受賞作。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

世界のYA文学第1回 泣けない大人に自分を重ねる『涙の箱』ハン・ガン作

世界のYA文学第1回 泣けない大人に自分を重ねる『涙の箱』ハン・ガン作

Oct 6, 2025 42:33 ミエ

文学ラジオ世界のYA文学第1回の紹介本 『涙の箱』ハン・ガン作、きむ ふな訳、junaida装画・挿絵、評論社https://www.hyoronsha.co.jp/search/9784566024892/⁠⁠⁠⁠⁠パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!  【今回の内容】文学ラジオの新シリーズ、世界のYA文学の第一回目/YAとは何か/自分がいつ泣いたか思い出す童話/装丁がいい/大人に自分を重ねて読めた/著者プロフィール/ハン・ガンのノーベル文学賞受賞から一年/作品概要/出版経緯や翻訳裏話が聴けるK-BOOKラジオ/序盤のストーリー紹介/純粋な涙とは/純粋イコール無垢ではない/影の涙の存在/泣きたくても泣けないおじいさん/役所広司主演の映画『PERFECT DAYS』を思い出す/涙することで気付ける自分の強さ/ハン・ガンの短編集『回復する人間』を思い出す/子どもの質問がいい/幼稚園のときに泣いた記憶/美しいものに泣く感覚について/次回予告 【参考情報】YA(ヤングアダルト)とは 日本YA作家クラブのHPよりhttps://jya.iinaa.net/aboutya.html Podcast番組「聴いて、読んで、楽しむ★K-BOOKラジオ」で『涙の箱』の出版経緯や児童文学の翻訳についてなど、翻訳者と担当編集者が出演されて話されています。Spotify:https://open.spotify.com/episode/4wrOnNg6JJbTiIcQM9gaUP?si=0267b4717a8a49ef 文学ラジオ空飛び猫たちで紹介したハン・ガン作品第1回『ギリシャ語の時間』第28回『回復する人間』第87回『引き出しに夕方をしまっておいた』第133回『すべての、白いものたちの』第142回『そっと 静かに』第161回『少年が来る』第162回『別れを告げない』 ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーーノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して  昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。 「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。本書は童話と銘打ちながらも、深い絶望や痛みを描き、そこを通過して見える光を描くハン・ガンの作品世界を色濃く感じられる作品です。 幸せな出会いが実現し、日本語版の絵はハン・ガン自身、長年ファンだったというjunaidaさんが担当。ハン・ガンが、「読者それぞれのなかにある希望の存在」としてえがいた主人公や、どこともいつとも特定しない本作の世界を美しく描き、物語とわたしたちをつないでくれます。 2008年、韓国で発売され、本国では子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されている本作。ハン・ガン作品との出会いにもおすすめの一冊です。 「きみの涙には、むしろもっと多くの色彩が必要じゃないかな。特に強さがね。怒りや恥ずかしさや汚さも、避けたり恐れたりしない強さ。……そうやって、涙にただよう色がさらに複雑になったとき、ある瞬間、きみの涙は純粋な涙になるだろう。いろんな絵の具を混ぜると黒い色になるけど、いろんな色彩の光を混ぜると、透明な色になるように」―本文より― 涙をめぐる、あたたかな希望のものがたり。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第205回 映画と原作どっちも語る!『遠い山なみの光』カズオ・イシグロ著

第205回 映画と原作どっちも語る!『遠い山なみの光』カズオ・イシグロ著

Sep 29, 2025 51:27 ミエ

文学ラジオ第205回の紹介本 『遠い山なみの光』カズオ・イシグロ著、小野寺健訳、早川書房https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000310117/(サムネイル画像は旧版の書影です)⁠⁠⁠⁠⁠パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】映画と原作を比べて紹介/ネタバレなし、考察なし/映画の脚本が良すぎる/輪郭が見える映画とぼやけている原作/著者プロフィール/作品概要/ミステリー要素が映画と原作の大きな違い/信頼できない語り手/曖昧な原作/感情に寄り添った会話がリアル/主要登場人物/原作のストーリー紹介/原作で描かれる藤原さんの過去/戦前と戦後の価値観の違い/悦子にとって幸せや希望とは/古い価値観の人たちが持つ人情味/カズオ・イシグロが25歳で書いたのがすごい/映画は怖い/映画と原作、どっちが先が良いか?/次回予告 【参考情報】文学ラジオ空飛び猫たちで紹介したカズオ・イシグロ作品第36回 ノーベル文学賞作家のAI小説『クララとおひさま』カズオ・イシグロ著Spotify:https://open.spotify.com/episode/4gWzF0APR2P2vqsPVEDNFx?si=b21df7b17399471c第63回 人生の夕暮れ『夜想曲集』カズオ・イシグロ著Spotify:https://open.spotify.com/episode/4KJYEz1f76FWGrJe39Vp6e?si=804bb273663746e6  ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー英国で暮らす悦子は、娘を喪い、人生を振り返る。戦後の長崎で出会った母娘との記憶はやがて不穏の色を濃くしていく。映画化原作 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

番外編第71回「ぼくたちの鈍器本の読み方」

番外編第71回「ぼくたちの鈍器本の読み方」

Sep 22, 2025 36:58 ミエ

今回は番外編です。鈍器本を自分たちがどのように読んでいるかを話し合いました。鈍器本や長編小説を読みたいけれど読めていない人の参考になれば。ぜひお聴きください。 【今回の内容】『失われたスクラップブック』を読むための企画/3年前の「ぼくたちの本の読み方」を振り返り/前提は海外文学/鈍器本とは/ダイチは1ページあたり何分かかるかはかって読む/1000ページ級の『JR』を読んだとき/いかに壁を乗り越えるか/話がわからないとき/モチベーションが上がらないとき/時間がないとき/しおりを使わずに読んだ赤坂真理さんの『安全に狂う方法』/外に持ち出せないとき/自分には読めないという思い込をリセットする/締切までに鈍器本を読まないといけないとき/次回予告 【参考情報】番外編第25回「ぼくたちの本の読み方」Spotifyリンクhttps://open.spotify.com/episode/71aXRwzYZJ1VSCRmn7cQft?si=e1f8ade281ea44e9 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第204回 生者も死者も躍動しスリランカを揺るがす『マーリ・アルメイダの七つの月(後編)』シェハン・カルナティラカ著

第204回 生者も死者も躍動しスリランカを揺るがす『マーリ・アルメイダの七つの月(後編)』シェハン・カルナティラカ著

Sep 15, 2025 40:36 ミエ

文学ラジオ第204回の紹介本 『マーリ・アルメイダの七つの月』シェハン・カルナティラカ著、山北めぐみ訳、河出書房新社https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208961/(下巻リンク)⁠⁠⁠パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】前編の振り返り/作品概要/序盤以降のストーリーをネタバレなしで紹介/マーリとDDとジャキとのヒューマンドラマ/もやもやが残る最後の余韻/二人称のyou/光の章のヒョウがいい/下巻で印象が変わるジャキ/DDの父である大臣スタンリーの印象/マーリのプレイボーイぶり/マーリが隠した国を揺るがす写真の行く末/内戦の被害者となった市民や革命家などの幽霊たち/冥界〈はざま〉にいる時間は生きてきたことへの気持ちを整理する時間/政府や組織に利用された名もなき若者を描いていた/次回予告 ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー「ぼくたちを殺したやつらを罰する覚悟はできた?」親友のジャキと恋人のDDに望みをかけ、スリランカの混乱を駆けるマーリ。そこに立ちはだかるのは、復讐を誓う青年革命家、生者と隠者を媒介する隠者、爆破テロの犠牲になった博士、そして魂を飲み込む邪神……。陰謀は錯綜し、三つ巴の内戦は激化していく。報復に満ちたこの世界で、それぞれの悲劇が行きつく先は。血と煙と愛でつむがれる、魔術的タイムリミット・ミステリ! 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第203回 死者に与えられた7日間『マーリ・アルメイダの七つの月(前編)』シェハン・カルナティラカ著

第203回 死者に与えられた7日間『マーリ・アルメイダの七つの月(前編)』シェハン・カルナティラカ著

Sep 8, 2025 41:54 ミエ

文学ラジオ第203回の紹介本 『マーリ・アルメイダの七つの月』シェハン・カルナティラカ著、山北めぐみ訳、河出書房新社https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208954/(上巻リンク)⁠パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】第十一回日本翻訳大賞最終候補作/前後編にわけて紹介/ダークファンタジーよりもヒューマンドラマ/死んでいる主人公マーリが生き生き描かれる/重くのしかかるスリランカの内戦の歴史/著者プロフィール/作品概要/「幽遊白書」のような死後の世界/物語のベースにある内戦下の出来事、実在人物/勢いのある文体、おまえと呼ぶ二人称の語り/スリランカについて/シンハラ人とタミル人/1983年の内戦/主要登場人物/序盤のストーリー紹介(ネタバレなし)/マーリ、ジャキ、DDの三人の関係/マーリの死の真相/マーリが隠したスリランカを揺るがす写真/次回予告 ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー「この世界の狂気をどう説明できる?」1990年、内戦下のスリランカ・コロンボ。戦場カメラマンにしてギャンブラー、皮肉屋で放埒なゲイであるマーリ・アルメイダは、目を覚ますと冥界のカウンターにいた。自分が死んだ記憶はないが、ここに来る前に内戦を終わらせるための重要な写真を撮ったことは覚えている。与えられた七夜の猶予のうちに、自分を殺した犯人を捜し、内戦を終結に導くことはできるのか?復讐を誓う青年革命家、爆破テロの犠牲になった博士、魂を飲み込む邪神、錯綜する陰謀……。死者も生者も入り乱れた地の混沌を駆け抜ける、狂乱のゴースト・ストーリー。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

番外編第70回「リスナーからのお便り紹介回#13」

番外編第70回「リスナーからのお便り紹介回#13」

Sep 1, 2025 1:03:13 ミエ

お便り紹介回の第13回目。リスナーからのお便りを紹介して、ゆるく回答していきます! 【今回の内容】ダイチが読んでいる縦スクロールマンガ『真なる男』/文芸誌『jem』のクラウドファンディング/村上春樹翻訳のカポーティ『草の竪琴』に期待/「良い、おもしろい、すごい」を使わず感想を語ってみてほしい/読まず嫌いの作家や作品、本谷有希子のポッドキャスト『震動』にハマり中/『星の王子さま』はハッピーエンドかバッドエンドか/読んだ本の感動はどうすれば伝わるか/はじめてのお便り、文学フリマ大阪に出店するか/次回予告 【参考情報】文芸誌『jem』日本文学の海外受容の状況を主な特集とする、文芸ZINE『jem』第2号を刊行するためのクラウドファンディング実施中!2025年9月7日まで。https://greenfunding.jp/lab/projects/8939 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第202回 厳しい現代社会に現れた自由すぎる小説『カステラ』パク・ミンギュ著

第202回 厳しい現代社会に現れた自由すぎる小説『カステラ』パク・ミンギュ著

Aug 25, 2025 1:00:40 ミエ

文学ラジオ第202回の紹介本 『カステラ』パク・ミンギュ著、ヒョン・ジェフン、斎藤真理子 訳クレインhttps://www.cranebook.net/archives/post-38.html パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】ミエが本が読めなかった時期にするする読めた想い出の一冊/第1回日本翻訳大賞受賞作/初読はおもしろさに、再読はパク・ミンギュの心を感じて感動/何でもありな自由な小説に衝撃/著者プロフィール/作品概要/斎藤真理子さんの最初の翻訳小説/変な作品ばかりの短編集/弱い立場の人たちをユーモラスに描く/『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』で述べられるパク・ミンギュ/ストーリー紹介/人も企業も冷蔵庫に入れてしまう『カステラ』/極狭部屋で過ごした想い出の『甲乙考試院 滞在記』/激しい競争社会とタヌキの世界/ラッシュ時に人々の背中を押すプッシュマンとキリン/夢か現実かわからなくなるマンボウ/空飛ぶ足こぎスワンボート/150メートルクラスのダイオウイカ/ハルク・ホーガンのヘッドロック/唯一シリアスな『朝の門』/次回予告 ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー現代韓国文学の人気作家・パク・ミンギュのロングセラー短編小説集『カステラ』日本語版刊行。現代韓国の若者の貧困をペーソス溢れるユーモアでもってあたたかく包み込む、傑作短編集。この本を読めば、現代韓国と若者の姿がわかります。こんな韓国文学は初めてだ、というお声を多くいただいております。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第201回 予期せぬ出会いが人生を導いてくれる『あなたを選んでくれるもの』ミランダ・ジュライ著

第201回 予期せぬ出会いが人生を導いてくれる『あなたを選んでくれるもの』ミランダ・ジュライ著

Aug 18, 2025 40:59 ミエ

文学ラジオ第201回の紹介本 『あなたを選んでくれるもの』ミランダ・ジュライ著、岸本佐知子訳、新潮社(新潮クレストブックス)https://www.shinchosha.co.jp/book/590119/ パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】ダイチの人生のトップ5に入る本/仕事で疲れた時期にフヅクエで読んで泣いた/夫のマイク・ミルズからミランダ・ジュライに注目/映画『ザ・フューチャー』を撮るまでの話/何気ない日常から別世界にアクセス/気持ちが軽くなる/インタビューする側も主役/著者プロフィール/作品概要/ストーリーに満ちたノンフィクション/映画の脚本づくりに行き詰まったミランダ・ジュライが自分に向き合う/ストーリー紹介/フリーペーパーに広告を出す個性的な人たち/急に方向転換するインタビュー/写真にぐっとくる/次回予告 ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー映画の脚本執筆に行き詰まった著者は、フリーペーパーに売買広告を出す人々を訪ね、話を聞いてみた。革ジャン。オタマジャクシ。手製のアート作品。見知らぬ人の家族写真。それぞれの「もの」が、ひとりひとりの生活が、訴えかけてきたこととは。カラー写真満載、『いちばんここに似合う人』の著者による胸を打つインタビュー集。 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

文学ラジオ番外編第69回 どれも濃かった海外文学「作品紹介200エピソード振り返り」(後編)

文学ラジオ番外編第69回 どれも濃かった海外文学「作品紹介200エピソード振り返り」(後編)

Aug 11, 2025 1:00:38 ミエ

今回は番外編です。ラジオの作品紹介が200エピソードに達した記念に、これまで紹介してきた作品を振り返りました。後編は第101回『タイタンの妖女』から第200回『雨雲の集まるとき』まで。様々な海外文学と時々日本文学に触れています。ぜひお聴きください。 【今回の内容】第1回10代がえらぶ海外文学大賞の一次投票ノミネート作品紹介イベントの感想/第101回から第200回目まで/ノーベル文学賞作家アニー・エルノー/連続となった『街とその不確かな壁』と『チェヴェングール』/ヨルさんゲストのアリ・スミス短編集/年間ベストの『亡霊の地』と『彼女はマリウポリにやってきた』/推し活している人に読んでほしい『アンダー・ゼア・サム』/不思議な魅力の『ピュウ』/人生の一冊『歩くこと、〜〜』/忘れられない『オリンピア』/再生数が多い木下眞穂さんの翻訳作品/重いけどぐんぐん読ませる『花と夢』/香川で『スイマーズ』/枇谷玲子さんと『結婚/毒』/ベスト級の『二階のいい人』と『リーディング・リスト』/スーネさんへのインタビュー/年末にコーマック・マッカーシー/2025年は『エジプト人シヌヘ』の年/小澤身和子さんと『ベル・ジャー』/『密やかな炎』の読書会がしたい/200回目は『雨雲の集まるとき』/今後やりたいこと/ダイチは死ぬまでに読みたい本100冊リストアップ/ミエは2020年からの海外文学というブックガイドを書きたい/ジャゲギキの企画に参加/空飛び猫たちのアートワークについて/Podcast番組「140字以上のゲイ」のアートワーク紹介/次回予告 【参考情報】「10代がえらぶ海外文学大賞」第二次投票が9月1日〜9月26日にかけて実施されます。投票権を持つのは10代の方のみ。対象7作品のうちどれか一冊でも読んでいれば投票できます。10代の方(と大人も)気になる本があればぜひ手にとってみてください。https://www.10daikaigaibungaku.com/ 乙女の海外文学案内の「文学ラジオ空飛び猫たち」の紹介本一覧表https://otomebungaku.com/?p=7585 【参加情報】ジャケギキの企画「あなたの番組ジャケット」に参加しました。Xで#ジャケギキ #あなたの番組ジャケット でご覧ください。①ポッドキャストアートイベント「ジャケギキ」について日時:11/28(金)〜12/2(火)場所:原宿ハラカド3F住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内 東急プラザ原宿「ハラカド」※上記イベントには文学ラジオ空飛び猫たちは参加していません。②第2回 ポッドキャストアートイベント「ジャケギキ」のクラウドファンディング実施中!https://camp-fire.jp/projects/866687/view③番組で紹介したPodcast「140字以上のゲイ」のSpotifyリンクhttps://open.spotify.com/show/1s7KZUXPuv1kBlVjeWE0i5?si=c2916a689c5a4c1f 🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

文学ラジオ番外編第68回 現代海外文学を読んで語った5年間「作品紹介200エピソード振り返り」(前編)

文学ラジオ番外編第68回 現代海外文学を読んで語った5年間「作品紹介200エピソード振り返り」(前編)

Aug 4, 2025 42:36 ミエ

今回は番外編です。ラジオの作品紹介が200エピソードに達した記念に、これまで紹介してきた作品を振り返りました。前編は第1回『ギリシャ語の時間』から第100回『越境』まで。様々な海外文学と時々日本文学に触れています。ぜひお聴きください。 【今回の内容】足かけ5年で作品紹介200エピソード/セルボ貴子さんのPodcast番組/今年の星雲賞の海外部門はユキミ・オガワさんの短編と『システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー』/エピソードの振り返りは乙女の海外文学案内さんのブログを参照/第1回から第50回目まで/初回の『ギリシャ語の時間』から濃い作品が続く/『ボーン・クロックス』と『鬼滅の刃』/長くなった『アカシアは花咲く』/日本翻訳大賞の最終候補にハマる/ラジオが伸びた『三体Ⅲ』/定期的に紹介する村上春樹の長編/初ゲストはエリンギさん/51回から100回まで/マイクを替えたり構成が固まった時期/よく聴かれた『エルサレム』/ねじまきラジオさんゲスト回の始まり/強烈な『ヘビの言葉を話した男』/吉田育未さん訳の『星のせいにして』との出会い/ベン・ラーナーの新訳/アジアに目を向けるようになったラシャムジャとアルフィアン・サアット/一番再生数が多い『海辺のカフカ』/『奇跡も語るものがいなければ』と『越境』/次回予告 ▼参考情報セルボ貴子さんのPodcast番組「kahvitauko(カハヴィタウコ)」のSpotifyリンクhttps://open.spotify.com/show/3fDb6vgOcXKv9ODBDUvGRf?si=293545fbbaf84792 2025年 第56回星雲賞の受賞作一覧https://www.sf-fan.gr.jp/awards/2025result.html 乙女の海外文学案内の「文学ラジオ空飛び猫たち」の紹介本一覧表https://otomebungaku.com/?p=7585  🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

番外編第67回 ライフワークはベッシー・ヘッド(ゲスト:翻訳者・雨雲出版 横山仁美さん )

番外編第67回 ライフワークはベッシー・ヘッド(ゲスト:翻訳者・雨雲出版 横山仁美さん )

Jul 28, 2025 58:58 ミエ

今回は番外編です。前回に引き続きゲストに横山仁美さんをお迎えして、ベッシー・ヘッドとの出会いから『雨雲の集まるとき』が出版されるまでの道のりをお話しいただきました。ぜひお聴きください。【今回の内容】前回に続きゲストは横山仁美さん/2000年からメルマガ/300人中1人だけアフリカゼミへ/大学時代にベッシー・ヘッドに心酔しボツワナへ/翻訳者や出版社をしたいのではなく、ベッシー・ヘッドを届けたい/影響を受けたジンバブエの小説/アフリカで開発協力に携わってきたキャリア/JICAや開発コンサルの仕事について/『雨雲の集まるとき』の出版への道のり/「なんで本を出したいの?」と編集者から問われたのが転機/文学フリマへの出店/しつこいほど翻訳を直す/出版の苦労/徳島新聞への掲載/ライフワークに自分の強みを活かす/これから出版したいもの/次回予告▼参考情報横山仁美さんのPodcast「雨雲ラジオ」Spotifyhttps://open.spotify.com/show/0THHJxzeu35wb6nUDp0vbgApplePodcast等でもお聴きいただけます。横山仁美さんがベッシー・ヘッド以外で影響を受けた小説として挙がったジンバブエの作家J.ノジポ マライレの『ゼンゼレへの手紙』(三浦彊子訳、翔泳社、1998年出版)https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784881356272▼お知らせ『雨雲の集まるとき』刊行記念展 (2025年7月24日~8月4日)が開催されます。《ベッシー・ヘッドの南アフリカ時代からボツワナでの22年間、作家としての活躍の様子を写真でお見せするほか、特別に当時のボランティアから入手した実際の1960年代ボツワナ農村の非常に貴重なカラー写真、雨雲出版を設立して28年越しに本書の出版を実現した版元・訳者<横山仁美>のベッシー・ヘッド作品の翻訳出版に至るまでの道のりを写真展示します。》ー開催概要ー『雨雲の集まるとき』刊行記念ギャラリー展会期:2025年7月24日(木)~8月4日(月)会場:本で旅するvia(荻窪)2階ギャラリー   東京都杉並区天沼 3丁目9ー13(荻窪駅 徒歩6分)https://via-ogikubo.com/主催:雨雲出版刊行記念展の詳細や『雨雲の集まるとき』のその他情報については横山仁美さんの各種SNSをご覧ください。X、Instagram、note、YouTube等で『雨雲の集まるとき』で検索!▼『雨雲の集まるとき』の雨雲出版のオンラインサイトでもご購入いただけます。https://rainclouds-pub.stores.jp/🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

第200回 差別を逃れて亡命した青年の新しい人生『雨雲の集まるとき』ベッシー・ヘッド著(ゲスト:翻訳者・雨雲出版 横山仁美さん )

第200回 差別を逃れて亡命した青年の新しい人生『雨雲の集まるとき』ベッシー・ヘッド著(ゲスト:翻訳者・雨雲出版 横山仁美さん )

Jul 21, 2025 1:20:05 ミエ

文学ラジオ第200回の紹介本 『雨雲の集まるとき』ベッシー・ヘッド著、横山仁美訳、雨雲出版https://rainclouds-pub.stores.jp/items/67dd3c60b5a95931e1ccabf8 パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。今回は翻訳者・雨雲出版の横山仁美さんをゲストに迎えています。ぜひお聴きください! 【今回の内容】作品紹介200回/ゲストに横山仁美さん/1960年代ボツワナが舞台/読みやすく、わかりやすい物語/登場人物たちの魅力/ベッシー・ヘッドについて/作品概要/世界での評価/代表作は難解な『力の問題』/帯の推薦文は斎藤真理子さん/表紙のイラストは弟の横山旬さん/ボツワナ共和国について/南アフリカのアパルトヘイト/解放や分断など多様なテーマ/善悪、人間、不条理など人生哲学が語れれる/謎多き神の存在/農業開発への取り組みがお仕事小説としても勉強になる/ネタバレ無しでストーリー紹介/作中で描かれる民族間の差別/穀物の名前/南アフリカで政治犯として捕まったマカヤは一般的なモデル/ボツワナの日没の風景/物語の終わりに思うこと/次回予告 ▼参考情報帯の推薦文を斎藤真理子さんに依頼された経緯は横山仁美さんのnoteでお読みいただけます。ーー『雨雲の集まるとき』出版~翻訳家 斎藤真理子さんにつないでくれたものhttps://note.com/africanwhale/n/nc3800e4a90b2 作品のモデルとなったボツワナの村(現在は廃村)について横山仁美さんのYouTube番組で紹介されています。ーー農村開発の夢 ボツワナ廃村への旅https://www.youtube.com/watch?v=_ThA44LYrUk ▼お知らせ『雨雲の集まるとき』刊行記念展 (2025年7月24日~8月4日)が開催されます。 《ベッシー・ヘッドの南アフリカ時代からボツワナでの22年間、作家としての活躍の様子を写真でお見せするほか、特別に当時のボランティアから入手した実際の1960年代ボツワナ農村の非常に貴重なカラー写真、雨雲出版を設立して28年越しに本書の出版を実現した版元・訳者<横山仁美>のベッシー・ヘッド作品の翻訳出版に至るまでの道のりを写真展示します。》 ー開催概要ー『雨雲の集まるとき』刊行記念ギャラリー展会期:2025年7月24日(木)~8月4日(月)会場:本で旅するvia(荻窪)2階ギャラリー   東京都杉並区天沼 3丁目9ー13(荻窪駅 徒歩6分)https://via-ogikubo.com/主催:雨雲出版 ■7/26 (土)15:00-20:00オープンセッション(ご予約不要)横山が在廊しています。お好きな時間にお越しください■7/27(日)11:00-12:30トークイベント1(参加費無料・ワンドリンクオーダー)「ベッシー・ヘッド」「作品のこと」「翻訳出版のこと」「アパルトヘイト」等について各回別の内容のお話 *ご参加希望の場合はご連絡ください■8/2(土)15:00-20:00オープンセッション(ご予約不要)横山が在廊しています。お好きな時間にお越しください■8/3(日)18:30-19:30トークイベント2(参加費無料・ワンドリンクオーダー)「ベッシー・ヘッド」「作品のこと」「翻訳出版のこと」「アパルトヘイト」等について各回別の内容のお話 *ご参加希望の場合はご連絡ください★オープンセッションはご来場の皆さまと自由に対話するお時間です。★トークイベントでは、現地での動画などをお見せしながらお話します。 刊行記念展の詳細や『雨雲の集まるとき』のその他情報については横山仁美さんの各種SNSをご覧ください。X、Instagram、note、YouTube等で『雨雲の集まるとき』で検索! ▼『雨雲の集まるとき』の雨雲出版のオンラインサイトでもご購入いただけます。https://rainclouds-pub.stores.jp/ ーーーーーーー版元サイトよりーーーーーーー「ただ、自由な国に暮らすのがどういうことなのか、感じてみたいんです。そうしたら、僕の人生の邪悪なものが正されていくかも知れない」 アパルトヘイト時代、南アフリカ。政治犯として刑務所で二年間を過ごしたジャーナリストの青年マカヤは、国境近くに隠れて夜を待っていた。闇に紛れて国境フェンスを乗り越え、新たな人生へ踏み出すために。たどり着いたのは独立前夜の隣国ボツワナの村ホレマ・ミディ。農業開発に奮闘する英国人の青年ギルバートと出会い、初めて農業・牧畜に携わることになったマカヤ。しかし、非人間的なアパルトヘイト社会の南アフリカとはまるで違う、自由の国であるはずのボツワナにも抑圧者は存在した。マカヤはこの国の抱える人種主義や抑圧の問題、人間の善悪、そして干ばつの苦しみを目の当たりにする。深い心の闇を抱えたマカヤは、やがて村人との出会いで傷ついた自らの心を癒していくが……。 「人間がもっとも必要としているのは、他の生命との関わりあいだ。もしかすると、ユートピアもただの木々なのかもしれない。もしかすると」 南アフリカ出身の重要作家ベッシー・ヘッドが、亡命先ボツワナで発表した1968年の長編第一作、待望の邦訳。アパルトヘイトの抑圧から逃れ、自由を求めて国境を越えた青年マカヤは、ボツワナ農村の開発に関わりながら、差別や抑圧、人間の善悪を目の当たりにする。貧困、開発、宗教、民主主義、ジェンダー、部族主義と向き合い、鋭い筆致で人間の本質を描いたアフリカ文学の傑作。🐾🐾 【文学ラジオ空飛び猫たち】硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝7時に配信。X・Instagram:@radiocatwings SNS・配信プラットフォームの一覧はこちら:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://lit.link/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【初めて聴く方へのおすすめ記事】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【リスナーからのお便りを随時受付中!】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjMAr5xOgOziXxy_hbMNhZKj7wx6pcXFEpuc_RtJYJ30TXbg/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ発信中!】文学ラジオ空飛び猫たち通信:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料版では海外文学情報や紹介予定の本などをご案内。有料版(月額500円)ではラジオを応援していただける方に向けて編集後記をお届けしています。詳しくは以下をご覧ください。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://radiocatwings.theletter.jp/posts/ec394b10-714e-11ec-8877-f74ef45dcd97⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【SNSでご投稿ください!】番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、SNSに投稿していただけると励みになります。よろしくお願いします! 【お問い合わせ】⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠bungakucafe.catwings@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠X・InstagramのDM

Hello • From • カナダ

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カナダの東側・トロントから配信をしています。日本時間で毎週火曜日に配信中 . カナダでの生活を始めて早20年以上。この番組ではその生活の中から毎回違ったテーマで、時に日本との違いにも触れつつ、お話をしています。 *177回目より以前の配信はStand.fmでお聞きください。 https://stand.fm/channels/5ea9cd0ff654bbcab40d437c

小説家、海猫沢めろんと滝本竜彦のラジオ人間改革

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ポッドキャストが出来るまで シーズン2

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rashitaがいろんな人とおしゃべりするポッドキャストです。知的生産系の話題が多いかと思います。