春にして君を離れなんですけどちょっと今年がアガサクリスティ没後50周年の年で結構いろいろ盛り上がっていたりする
早川さんとかね結構ねいろいろなことやったりするんですけど なんで結構いろいろ盛り上がってますと
でちなみにこの春にして君を離れもちょっと私もすでに出てると思って勘違いしたんですけど
公文社古典新薬で5月に発売するそうです 我々はもう早川さんのね2006年でしたっけ
2004年に出たやつで読みましたけどこれからちょっと気になる人はもしかしたらそちらでも読めるかなと思います
で今回この本を選んだ理由なんですけどなんか毎年やっぱこの時期に読む人多いなって思ってたんですよね
あの特殊界隈では はいはいタイトルからしてね春にしてっていうので
なんかもう春に読むべき本なのかなって なんかそんなちょっと風にちょっと思ってしまいますよね
私なんかよくあのほんとこの時期見るんでじゃあちょっと読まなきゃなって思っていた本でして
ででもこれ読んでみたらあれですねそこまで春関係なかったね そうですね
いや僕はなんかね春なんでちょっと爽やかな本 あそうそうそうそう
ちょっと一瞬思ったりしたんですけどあの読む前に アガサクリスティアしそんなことないなぁと思って
まあ読んでいったらやっぱりそんな全然爽やかな話ではなかったんですけど
なんかこうみんなこうさこの本好きだって人多いイメージがあるんですよ だから
宮さんが言うとちょっと爽やかだったりでもこのあらすじを読んでる限りもうちょっとなんか綺麗に収まっていく話なのかなって
ちょっと思っていたらそうでもないんだっていう感じで もうこれこそあれですよねなんか完全に自分の先入観で
判断してしまって現実と違かったみたいなのと完全にこの本とリンクする感覚でちょっと今回選んでしまっているような気もしますが
まあでもこの本はあれかもしれないですねこの時期にやっぱりみんな読むのはやっぱこの新年度春って結構人生の転機だったり
なんかいろいろ動く時期だと思うんでいろんなことを考えちゃうんでしょうね それと年相説が出してきているものが結構リンクするのかもしれないですね
そうですね いやでも僕はすごい好きでしたねこの小説はなんかすごい面白く読めてですね
マンガサークリスティーといえばやっぱりミステリーでなんか殺人があったりとかなんかそういうのありますけど
なんかこういう これは殺人とかはない話なんですけども
人間ドラマですかね人の内面っていうところがすごい描かれる作品なんですけど それで結構ねその人のちょっとドロドロしたところとか
そんなのがねもう炙り出されていくような読みごたえがあって 個人的にはすごい好きな作品でしたね
そうですね普遍性は高い気がします本当に そうですよね なんていうかそういう意味ですごい文学だなって思いましたね
マンガサークリスティーとはいえ でこういう作品を読むとなんかイギリスとか英語まあイギリス
まあやっぱ人間ってどこでも一緒なのかもなって思ってしまう 国が違えどいろいろな 確かに
って思ってしまいますね そうですよねさっきあのひそやかな炎の名前出しましたけど
あの10代の時ね あのひそやかな炎をめっちゃ思い出しましたね ああ確かに
このお母さんのキャラクターですね あの人ですよね ジョーンぽいよね そうですよね
しかもひそやかな炎もあれ旦那さんが弁護士 ああそっか やったと思うんですよね
あれ結構オマージュ入ってんのかな そうかもしんないですね もしかして
そうだよね冷静に考えれば そうかもしんないですねなんか ちょっとね確かに
じゃあちょっといろいろ話したいので入っていきたいんですがまあとはいえいつも通り 著者を紹介したいと思います
アガサ・クリスティ1890年イギリスのデバント州トーキーに生まれる
中3階級の家庭に育つが後に一家の経済状況は悪化してしまい
やがてお金のかからない読書に熱中するようになるコナンドイルを読んでミステリーに夢中になると
1976年に亡くなるまで長編短編議局だとその作品群は100以上に上る
現在も全世界の読者に愛読されておりその功績を叩いて大英帝国勲章が授与されているという方ですね
ちょっと改めてプロフィール読むとやっぱすごい人っすね
そうですよねもう いやアガサ・クリスティ知らない人っていないよな多分
いないよね コナンドイルは
シャーロック・ホームズの方が有名な感じはするけどアガサ・クリスティは書いてるあのポアロシリーズあるけど
ポアロよりもアガサ・クリスティの名前の方が有名だよね この辺もちょっと不思議
構造というか認識のされ方されてますね
まあそんなこと置いておいて本編入っていきたいと思います じゃあ版元ホームページのあらすじを読み上げたいと思います
優しい夫、良き子供に恵まれ女は理想の家庭を築き上げたことに満ちたれていた が娘の病気未来を終えてバクダットからイギリスで帰る途中で出会った友人との会話から
それまでの親子関係夫婦の愛情に疑問を抱き始める 女の愛の迷いを冷たく見据え繊細かつ流霊に描いたロマンチックサスペンス
となっておりますね そうですよねでちょっと補足するとですね
ロマンチックサスペンスということであの結構なんかその人の恋愛とか人の内面とか
そういったところのなんていうか話になってくるんで これ出版当初はアガサ・クリスティ別名義で発表していたんですよね
メアリー・ウエスト・マコットの名義で1944年に発表していたんですけどもそれはなんか
やっぱりアガサ・クリスティといえば殺人事件があって探偵が出てきて解決みたいな そういうのがなんか期待されていて
でもそういう作風じゃないので別名義を使ったと言われているみたいだという
これでも別名義でやっぱり有名になるってやっぱすごいですよね まあそうですよね
これはなんか今までのアガサ・クリスティとは違うという作品になるんでしょうね 人は知らないですからね
まあそうですね そうですよね じゃあこれからちょっと作品について話していきたいんですが
いつもはちょっと特徴みたいな話をしてからストーリーを話すんですけど今回はですね
ちょっと先にストーリーの大枠を話した方がちょっと話しやすいかなっていう部分もあるので
先にストーリーの大枠を伝えたいと思います まずですねこれ一応3人称を取ってるんですけど
大部分結構私っていう主語が使われることもあって 基本的にはこの主人公ジョーンという女性なんですけども
ジョーンの視点で語られる小説です 始まりはですねバクダットにいる娘バーバラという
ジジョかジジョですね バーバラというジジョの見舞いを終えてイギリスへ帰国しようとするところから始まります
この時はですね結果的にこのジョーンは帰国する直前というかトルコ国境付近でですね足止めを食らってしまいます
まあこれちょっと原因はですねあの底がすごい雨が降ってるわけじゃないんですけど
あのその列車の運行ルート線路上にですね ものすごい豪雨があった地域があって線路が貫通してしまってみたいな状態で
もう高齢を通した砂漠にですね一人取り残されると 別になんか生活ができないわけじゃないんですけど
宿があるんですけどそこでですね足止めを食らうという状況に追い込まれますと
この話はですねその何もできずにいた数日間ジョーンがですねもう読む本もないしってとこでできることは考え事のみという状況に追い込まれて
その考え事をしている間にですね結果的にこう自分自身と向き合うことになるというのがこのそれぞれのメインです
でまずですねこのバクダットからトルコに移動している間にですねたまたま彼女はですねジョーンはですね学生時代
学生時代あの清安女学院というですねここに通ってたんですけどまぁこれキリスト教の学校っぽくてですね
もうすごくなんていうか真面目というかってところだったんですけどその時にこの時に学生時代のこの友人と再会するんですけど
このブランチという名前の友人なんですがこのブランチはですねすごい真面目だったジョーンとは対照的に
なかなかこうお調子者というかかつおそらく割と自分がこう思ったこととか考えたこと感じたこと欲求とかに割と素直なタイプの人間で
ジョーンから見るともうなんか堕落した人間に見えてしまっているんですけれども
まああの自分のこの感じのままに生きているという人と出会いますでこの時あの昔話をしながら今の話そして
いろんな話をするんですけれどもまあジョーンはですねこのブランチを見てまあ自分はこうならなくてよかったと結構まあ着ているものもなんかみずぼろらしいし
あの話を聞いていると人生あんまりうまくいってなさそうだなみたいな感じを受けたのでこうならなくてよかったなっていうことを思います
しかもあのその後アローコとか宿に戻った後ですねブランチのようにならなかったことをですね神に感謝するという場面も描かれます
ちょっとここはもうすでに始まってるなって感じなんですけどでトルコにですね列車で移動しようとするんですけどあのさっき話したとおりですねちょっと貫通に乗って列車が来ないという状況になっていて
もう荒涼した砂漠の中にあるエスタハウスで列車が来るまで待つことになりますでもういつ来るか本当わかんない状態なんですね
でなんかここでまあそこそこ悪くないじゃないってこう自分で言い聞かせつつあるんですけど
現実はですねあの食事もですね3食同じようなものが出るなかなかこう極まった場所ではありますと
で時間だけはあるが読む本も一冊あるんですけどそれも読み終わってしまいすることもないという状況になってきます
そしてジョンはやがてゆっくりと回想にふけていきますとでそこで思い出すのは夫ロドニーこれ弁護士のという話ちょっと冒頭しましたけど
弁護士をやっているロドニーのことや3人いる子供たちのこと両妻見物と自分は思っていたがどうやら本当は違ったのではないかということに徐々に思い当たるようになっていくと
例えばですね弁護士であるロドニーが実はもう弁護士という仕事あってないんだと僕は農業やりたいんだって言ってでかなり農業について真剣に調べていたりするんですね
しもうやりたいからすごい欲求が向いているんですけれどもそれに対して何を言ってるのと反対したことでしかもその反対して思い留めさせたことがもう彼女としては成功体験として刻まれているんですね
で子供たちでもっとも理解があるのは自分だと思っていたが思い返してみるとどうやら夫の方が理解がありそうだみたいなこと
そのあたりがですね場面場面描かれますでロドニーのですね他の女友達のことなんかもですねちょっと思い出されてきて
なんかなかなかちょっとモヤモヤする部分出てくると
こうしてですねジョンはですねもう高齢を落とした砂漠でですね時間を過ごしていきその子とかですねジョンをですね守ってきたもののようなものをですね徐々に剥がしていく
そして回想の中で家族が自分のことを本当はどう思っていたのかについて考えを巡らせていくという流れになっていきます
ちょーっと大枠なんですけどちょっと細かく話し出すとだいぶネタバレのところに入っていってしまうので
ここでちょっといろいろ我々が感じたことを話していきたいなと思います
それもだいたい序盤の方ですよね50ページ前後のところで
描かれてるんですけどもすごいやっぱ面白かったなと思ったのが
ロドニーはマーナがすごい慕ってくるんですねテニスでペア組もうよとかですね
しょっちゅうでそれに対してジョーンは内心ちょっと複雑なものは抱えて
ロドニーやし大丈夫やろみたいなロドニーはモテてもしょうがないなみたいな感じで
見てたと思うんですけどもある時ですね
ロドニーが家でマーナといて
そこにジョーンが家に入っていったらロドニーとマーナがキスしている場面をね
こういうキスするっていうこれもほんとなかなかの
ちょっとやばいシチュエーションだと思うんですけどそれに対してですねこれもあれですよね
ジョーンが受け流すんですよね
キスしてるんですけど
マーナが私たちこういう経緯を表してたんで気にしないでくださいねみたいにね
ほんとさらって言ってそれに対してねジョーンがいい加減に
うちの旦那さん話してねって言って
マーナにはもっと若いふさわしい人がいるからそっち行ったらっていう風にね
ジョークみたいな感じで返してそれに対してロドニーも
言い訳みたいな感じでごめんとジョーン魅力のある子やったし
クリスマスだからねって言ってて
これなんかもうコントみたいなね
この辺すごい面白かったです
ジョーンも昔浮気しかけたことがあったんですよね
若い画家の男かちょっと言い寄ってくる人がいて
一緒にね散歩したりして
関係もできてきてもし告白とかされたら相手に傷つけない形でこういう風に返そうかなと
ジョーンの中ではそういうシチュエーションを持ってて
そうしたらそのね画家の男がねなんかその散歩してる時に
思いがけず急にもう荒々しくキスをしてきて
これもね結構びっくりするようなねあの話で
でなんでって思ったらですねいや一遍こうしてみたいと思ってたんですよっていう
ジョーンに言うんですけどもそこからねすごいなんかひどいことをね
言ってこれもなんかねジョーンの中では不愉快な記憶として
残るんですけど読んでるとこんな男現実にいるんだろうかってですね
ちょっと思ってしまうようななんか最悪な男がその画家で
その画家とちょっと一時的にもですね浮気をちょっと考えてしまったジョーンっていうね
そんな話もあるこれもなんか見方によってはコントみたいな
なんかね風にもちょっと読めて
この辺はちょっと伏線も含めてあるけどねなんか
そうなんですよね
まあ最初はなんていうかねジョーンとロドニーっていう夫婦のお互いの女性関係とか
男性関係とかそういうちょっと揺らぐものはちょっとあったよなっていう
そんなのを回想するエピソードでそれはなんかね読んでるとちょっとコントみたいなところもあって
面白くて面白おかしく読んでいけたんですけどそこからですねそこから結構
そういうねちょっとお笑いみたいな話からちょっと離れてちょっと真面目にこの
あのジョーンが自分の家族について回想していくっていう
なっていくと
これここでなかなかこのネタバラになっちゃうからあれなんだけど
なかなかこの辺はジョーンはもう二重三重にも自分を騙していたっていうことだと思うんで
ここはなかなかねちょっと面白いですね
でちょっとその後の話をちょっとしていくとこの辺って思い出し方とか
思考の流れとかが結構ジョーンのそのあたりはかなりいろいろ描かれるんですけど
結構やっぱりリアルだなと思ってなんか人ってこういう考え方するよなっていうこと
考え方というか意識の流れねこれ思い出してこうなってこの些細なことからこっちに飛んでとか
なんかそういう思考の流れがで最終的に結構この私印象に残ってるのは
学校を卒業するときに校長先生と面談するらしいんですよ
このジョーンが通ってた女学校はで校長先生と面談
今の言葉で言うとワンワンっていう言葉になると思うんだけど
ワンワンをしていろんな話をされるんですよであなたはここが本当は弱いから気をつけなさいねっていうのを
結構言われてでその校長先生校長先生なのにめちゃめちゃに多分いろんな生徒をちゃんと見てるんでしょうね
なんかねすごいもう名物先生みたいな感じで書いてましたもん
でブランチに行った言葉とかもねこの小説の中で出てくるし
でもちろんジョーンに対してあなたはちょっとこういうところがあるから気をつけなさいっていうのを
で恐れることはありませんっていうなんか勇気を持ってみたいな
要は自分と向き合ってくださいみたいなことなんですけど
そんな話をされるんですがそのことも思い出してね
で多分本当はちょっとジョーンもいろんなことに気づきながら生きてきたんだと思うんですよね
それに対してやっぱここでこういろんな不責が打たれて
でそのことを思い出してまたいろんなことを思い出しちゃってみたいな感じになってくんで
この本当にただ一人その状態としてはただ一人宿にいるだけなのに
あのこういろんなことが展開するっていうのはなんかやっぱこの小説の面白いところだなと思いながら
あのリアルでもあるただちょっと読んでてちょっと大げさというか
なんかオーバーだなって思う時はあったりもするんですけど
それも含めてまあなんかやっぱりリアルだなっていう感じはしましたね
なんか大げさに考えちゃう時あるしそれがなんかちょっとジョーンみたいに連発するというか何というか言い方あれだけど
連鎖の仕方はあるかもしれないけどちょっと過度の部分はあるかなと思うけれども
でも過度になってしまう時もあるかなっていう感じもしましたって感じかな
これちょっとあれかな読まないとわからない部分かもしれないですけどね話してて今思ったけど
まあそうですよねなんかこのジョーンっていう人がのなんかその人物像としては思い込み激しくて
なんかその自分が正しいというかなんかその自分が辿ってみた道が正しいというか
まあそういうそこへの思い込みがすごい強い人で
なんでなんか自分がこうしたら相手はこうするのが礼儀でしょうとか常識でしょうみたいに思うタイプですよね
そうですねそれをやっぱ子供とかにも押し付けちゃうから子供がもう
まあ自己認識は両サイケンボなんですよなんだけど子供たちから見たらもうそんなことはないっていう状況ですよね
そうですねジョーンからすると子供たちがやっぱり将来安定して生活していけるように道を踏み外さないように
正しくレールを敷いてあげるっていうそれが両サイケンボですよねジョーンにとっての
子供からするといやもうお母さんになんかがんじがらめにしてしまうし
なんかもう一生お母さんの敷いたレールの上でもうなんか息苦しく生活なんかしないといけないとか家にいたら
だからもう家ここも早く離れないといけないっていうそういうプレッシャーにそれくらいなんか思ってしまうっていう
結局子供たちは3人いるんですけどみんな結構早いうちにですかね家を離れていってしまうんですね
結婚女性長女次女は結婚で離れて長男はですね農業の道に行くんですよね
本当はのその家でその弁護士事務所をやってるんでお母さんからすると弁護士になってねやっぱりお父さんの後ついてほしいって思ってたんですけど
そうじゃなくてアフリカの農業の学校に行ってしまってもうそこでずっと仕事をして
して長男とはねもうすごいアフリカとイギリスで離れ離れになってしまうみたいなんですね
そうなんですよねそれもねなんていうかまあでもそうだよねこのジョーンからねちょっと飲まれたかったっていう
やりたいこともあると思うんですけどねあの長男はね本当に
そうですよねジョーンからするとそこでなんかじゃあ夫のロドニーですよね
もちろんその自分の見方というか自分と同じ考えで子供がどっか離れていくのをストップかけてくれるやと思っていたら
夫は夫で自分とはちょっと違う意見を持っていて子供に対して
どっちかというと子供に寄り添うようなねスタンスで
そうなんですよねなんかロドニーはロドニーでそうなんだよねこのジョーンに対してこうだったから
まああのおそらく一番大きいのはこの農業にやりたいって時にまあ反対されてその自分がやりたかったことをやれず
結構気持ちがねそこでねあると思うんですけどそれを子供たちに同じ思いをさせたくないっていうのがすごく強くて
基本的にはまあちょっとこれもちょっと読んでてちょっとねロドニーに関しては理解がありすぎる感はちょっとあったんだけどね
まあいろんな面でおいてだけどちょっとまあ結果的にはちょっといろいろあるけど
そうロドニーはおそらく一個子供たちが自分と同じようにジョーンになんだろうな
こう抑圧されてやりたいことがやれないっていう状況にはしたくないって思いはめっちゃ強かったと思うんですけど
だから結構なんとなくその価値観というか考えが強すぎてちょっと寛容になりすぎてるとこもちょっとあるかなとは
ちょっと思ったりもしたけれどもまあでもすごいその中でロドニーはロドニーの考えがあってすごい動いてるなっていう感じはするけど
これもねジョーンはこの砂漠に来て考えるまでそのロドニーの動き方も非常に自分に都合のいいように解釈してたので
本来ならちょっと割とコンフリクトしてるかもしれなかった場面意見が割れていたかもしれない場面でも
最終的には自分の意見を尊重してくれていたはずだみたいな
そもそもロドニーは私のことが分かってこう動いてくれてたんだねとかちょっと後付けでこう解釈してくるところもあったし
自分の都合のいいようにねとかもありましたね
ちょっとネタバレ防止で全然触れてない話がこの小説の中にあるんですけど
俺はあえて全然触れないでおこうと
そうですよ ネタバレに関するものはある程度答えは小説の中で示されているんですけど
そのロドニーの内側の抱えているものっていうんですかね
農業に対して実際はどうだろうかとかですね
その人への対してのところとかですね
それはちょっとわかんなくて読んでみていろいろ想像を巡らしたっていうですね
すごい面白い作りになってるなという
そうですね ジョーンの性質というかは
これはでも多分この年代というか
時代的な背景とかもあると思うんですけど
ちなみに時代で言うと1930年代が小説の舞台ですよね
一応作中でももうすぐもしかすると
第二次世界大戦が始まるかもしれないみたいなんですね
そんな不穏な話もありましたし
この時代なのでこのジョーンがいるポジションっていうのが
すごい上流階級でもないけれども中流と言っていいのかなっていうポジションにいて
仕事はしてないわけですよジョーンは
家事育児をやってると思うんですけども
この家事育児もですねメイドがやってるわけですねほぼ
ジョーンって割と自分が切り盛りしてるみたいな空気すごい出すけど
おそらく何もしてないはずなんですよね
小説を読む限り
だからアイデンティティが多分その実際にやってないことに対して
乗っかっちゃってる人物だと思うんですね
ってなると結構やっぱりなんだろうな
もうそこに対して乗っかり続けるしかないから
やっぱり周りからは浮いてくというか
ちょっとやっぱり子供たちから見るとえ?ってなってく部分はやっぱあるんだろうなと思って
これやっぱロドニーはやっぱ仕事してるしこういう家庭構造になっちゃってるから
子供たちが逆にこのロドニーがジョーンのせいで犠牲になっているように見える
っていう構造になっちゃってるから
子供たちもロドニーの方に寄ってくけれども
でもこれがもし例えばもうちょっとジョーンが仕事をしていたりとかして
何かしら違うところにアイデンティティをちゃんと持てる部分があったりとかして
したら全く状況が変わってきたんだろうなと思うし
もしかしたらロドニーの方が子供たちが嫌われているとか
もうちょっともしかしたら全然円満な感じになったかもしれないしね
父とか母とかの役もしっかり別にこれが家族として崩壊してるって感じはしないんですけど
なんかもうちょっといろんな形があったのかなと思ったりはしますね
いやでも難しい
ジョーンがブランチと再会した時に最近どうみたいなので
ジョーンが自分は今これとこれとこれとこれやってるみたいな
すごい忙しそうなふうにしますよね
そう忙しいって言ってるんですよ
主の園芸家協会の書記とか地区の病院の理事
施設の協議員ガールスカウトのリギター
あと政治にも関心持ってるし家事もやってるし
確かにそんなこと言ってたな
まず自己認識としてもうそうなっちゃってるから
一個固まっちゃってるからもう他にねっていうのはあるだろうね
本来ならおそらく仕事上とかでいろいろ衝突するじゃないですか
その時に結構いろんなところで改めなきゃいけないとかこういう考え方があるんだとか
そういうのでちょっと柔軟になっていくと思うんですね
なんかやっぱり自分もそうだけど診察の時から比べて
5年ぐらいでなんか自分ちょっと丸くなったなとか思ったりもしたし
そういう感なんだろうなやっぱりいろんなそこからどんどん定職とかも含めてあれだけど
なんか丸くなっていってる感じはするんですけど
でも確かにこう色々詰め込んじゃうというか
やっぱなんかねこうでなきゃあらないみたいな感じに囚われちゃってるとこうなっちゃいますよね
割とバリバリのビジネスパーソンとかでもいると思いますね
やっぱ仕事はこうしなきゃいけない会社をこうしていかなきゃいけないとかで
なんか固まっちゃって詰め込みすぎちゃって他の人の意見聞かないとか全然あると思うし
そうですねまあ自分の場合しかもあのやっぱりこの弁護士事務所がやっぱり成功してきてるんで
そこのそれも成功体験に成功体験というかですね
まあ自分は投資してくれているものだと思いますので
ロドニーのねやっぱりこの事務所がでかくなっていってるっていう
余計にやっぱりそうですよね
なんかそこがだんだん固まっていってるのかなっていうのは思いますよね
そうだねだからそこ
だからこれがそうねちょっとラストの話になってくけど
そうねジョーンは結局こうなってこうなってってなっていくときに
なんか読み手に訪れるこの重い一撃というか
ああはいはいそうですね
いや僕はでも本当ラストの展開はもうここでは絶対言えないんですけど
やっぱすごいなって思いましたね
なんかこういう話になってくるんだっていう
これやっぱりミステリーとかサスペンスとか
そっちの話やったんだっていうですね
これはいい意味でね
いい意味でね
もう途中まで全然そんな思ってなかったんですけど
やっぱそっちの話になってくるのかっていう
そうでやっぱりこのジョーンっていう人ですよね
どういう本当はどういう人なんだろうっていうのが
いくつもの顔がやっぱり読んでいると見えてきて
なかなかこれは単純な人ではないんじゃないかってすごい思ってきて
途中で後半にちょっとロシア人のすごい位の高い皇爵夫人が出てくるんですけど
その人と話している時とかもですね
これジョーンという人やっぱり
なんかこの作品通して
実はこういう人になってきたのかなとかですね
すごい思うところがあって
そういう意味でやっぱりそれがサスペンスとかミステリーになっていってるっていうところが
後半の展開もすごい良かったんですよね
そうですね
そのサスペンスとかミステリーって結局構造的なものっていうか
せかけ的なものももちろんあるんですけど
やっぱりそれによって読手の心にいろんなものがフックかけられて
結局多分読手側もね変な扉開けられちゃったりとかすると思うんで
そうなんですね特に今回はジョーンとかロドニーとかっていう人ですよね
その人の姿っていうのが本当の姿は一体何なんだろうっていうですね
そこのミステリーですかねこの前半に伏線があって
最後読んでみないとわからないっていうところですよね
この人どういう人だったんだろうっていうところが
その辺の話を学校できる良い小説ですねやっぱね
やっぱすごいこれはすごい個人的にはすごいもう名作だよって
やっぱすごい作品なんだなってやっぱり思いましたね