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第229回 24時間後に死を決意した男に訪れる奇跡の人生リスタート『どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム』ブリアン・クリスナ著
2026-06-29 50:29

第229回 24時間後に死を決意した男に訪れる奇跡の人生リスタート『どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム』ブリアン・クリスナ著

spotify

文学ラジオ第229回の紹介本


『どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム』

ブリアン・クリスナ著、西野恵子訳、春秋社

https://www.shunjusha.co.jp/book/b10154128.html


パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!


【今回の内容】

久しぶりのアジア文芸ライブラリーシリーズ/ラジオ初のインドネシア文学/ミーアヤムとはローカルフード麺料理/玄人から普段は小説を読まない人までおすすめ/著者紹介/2025年原作発売の数日後に翻訳に動き出す/24時間後に自殺を決意する主人公アレの強烈なキャラ設定/世界で売れているヒーリング小説/安定した正社員がゴールではない/チベット文学『花と夢』でも感じた格差の大きさ/小説の土壌を形成するうつを抱える人たちへのインタビュー/テンポよく読める文章/ネタバレなしでストーリー紹介/凧売りのウジュの哲学的な言葉/マフィアの親玉ムラッドの悪の魅力/神様への信仰/日本語に置き換えできない言葉への翻訳苦労話/レディオヘッドの曲がシンクロ/生き続ける鍵の答えに感動/次回予告


【参考情報】

春秋社アジア文芸ライブラリーのシリーズ

https://www.shunjusha.co.jp/search/s19013.html


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版元サイトより

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巨漢で嫌われ者、友だちもいない会社員のアレは37歳の誕生日、24時間後に死ぬことを決めた。最後の一杯を食べるために行きつけの麺屋に行くも、店主は不在。その後も次々に災難が降りかかり、自殺計画はどうしても実行できない。気が付いたら冤罪で留置所に入れられ、そこでマフィアの親玉に気に入られてその右腕になるが、行き着いたスラム街で様々な人と出会ううちにアレの人生に変化が訪れる……。原書は刊行半年で50刷、13万部以上の発行部数を記録し、インドネシアではまれに見る大ヒットとなったヒーリング小説。


【文学ラジオ空飛び猫たち】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。

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サマリー

このエピソードでは、ブリアン・クリスナ著『どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム』が紹介されています。この本は、自殺を決意した男アレが、最後の食事としてミーアヤムを食べようとするも、様々な災難に見舞われ、人生が予期せぬ方向へ展開していく物語です。インドネシア発のヒーリング小説として、異例の大ヒットを記録した本作は、主人公アレがマフィアの世界に足を踏み入れたり、スラム街で多様な人々に出会ったりする中で、人生の意味や生きる理由を見出していく過程を描いています。 番組では、ミーアヤムというインドネシアのローカルフード麺料理についても触れられ、その魅力が語られました。また、著者が深刻なうつ状態を経験した人々のインタビューを基に本作を創作したこと、そして「安定した正社員がゴールではない」という現代社会の格差や孤独といったテーマが、インドネシアだけでなく日本にも通じる普遍的なものであることが指摘されています。テンポの良い文章とユーモア、そして深い哲学が織り交ぜられた本作は、小説好きはもちろん、普段小説を読まない人にも勧められる万能な一冊として高く評価されています。

00:01
死ぬまであと5分。その時、この街が生み出した最高の朝食、ミーアヤムを思い浮かべてしまい、どうしても食べたくなった主人公あれは、ミーアヤムを求め屋台へ向かう。
その行動が彼の人生を大きく動かすことになるとは知らず、死を決意した男の死を決意したからこそ、見えてきた人生を描く、
ヒーリング小説、どうせ死ぬなら最後にミーアヤムを紹介します。
番組紹介と作品紹介:『どうせ死ぬなら、最後にミーアヤム』
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。
パーソナリティは私大地とミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には厚く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのは、ブリアン・クリスナのどうせ死ぬなら最後にミーアヤムです。
西野圭子さん役で春巡社から2026年に出版された本になります。
はい、春巡社アジア文芸ライブラリーの一冊ですね。何校以来もしかして?
そうですよね、かなり久しぶりになりますよね、このシリーズの本を紹介するのを。
持ってはいるんですけどね。
何説かそうで、紹介しようと決めている本もあるんですけど。
そうですよね、なかなかちょっと今。で、今回はインドネシアですね。
そうですね、インドネシア。
インドネシアは初めてかな。
そうです、ラジオで紹介するのは初めてになりますね。
ちょっとね、他にも気になっているインドネシアの本がありますが、まずはちょっと。
そうですね、これが一番読みやすそうというのがまずあって。
読みやすそうだし、すごい設定からして面白そうだったんで。
ほぼほぼ本の紹介、あらすじ紹介を見て、これはちょっと面白いんじゃないかと思って、
ほぼ読むのを決めたっていう感じですけど、本なってますね。
ミーアヤムとは?作品の魅力と設定
で、このタイトルどうせ死ぬなら最後にMe I Amということで、
Me I Amとは何かっていうところなんですけども、これがインドネシアの。
ローカルフード。
ローカルフード。だから日本でいううどんとかラーメンとかそんな感じですよね。
意味合いとしてはたぶんうどんの方が近そうな価格とかを考えると、ラーメンよりは安そうだし。
でもラーメンぽいよねきっとね、たぶん。
そうですよね。
鶏がらだしにね。
そうそう、鶏が入ってるっていう。
麺類で。
そうですよね。濃厚のあるスープで甘じょっぱいスープ、サイコロ型の柔らかい鶏肉、あと弾力のある肉団子、小さなワンタン付きの麺料理という。
美味しそう。
それが140円前後で手軽で食べれるローカルフードとしてあるという。
これちょっと食べたいな。
そうなんですよ。お米読んで、これは確かに食べたくなるっていうので、家の近くにインドネシア料理の総材を、お弁当かテイクアウト専門でしてるお店が結構新しくできてですね。
で、ちょっとそこ初めて行ったんですね。もう本当に近所で。そうしたらやっぱりこの麺類って知るものなんで、ミーアームはないんですよって言われてですね。
あーなるほど。
そうなんですよね。ナシゴレンとかですね、いろんなインドネシアの他の料理は揃ってるんですけど、ミーアームはちょっとインドネシア料理のレストランになりますかね。そういうところでちょっとまた食べに行きたいなと思いました。
なんかね、アジアの麺料理ってうまいよね。やっぱり。
そうですよね。
ベトナムフォーとかもうまいし。
そう、これどうせ死ぬなら最後にミーアームっていうのは、どうせ死ぬなら最後にミーアーム食べたいよねっていうあれなんですけど。
そうですね、もう最後の晩餐を、それがいいっていう。
で、この主人公がね、朝ね、毎朝このミーアームを食べてから仕事に行くっていうのが日課になっていて、で、ざっくり話すと自殺しようとする人の話なんですけども、自殺する前に最後にあのミーアームを食べてっていうね。
もう食べたいってなるあれなんですけど。
もう本当だよ、結構直前ですよね。
そうだね。
そういえばもう人生やり残したことがあるっていう。
ミーアーム最後に食べないとっていう。
うん、っていうのがタイトルになってるわけですね。でもいいタイトルだよね。
まあそうですよね。
うん。
確かにね、ここなんかミーアームがいいですよね。やっぱりそのまんま使われてるのが。
うんうん。
なかなか他の言葉にちょっと変換。
確かにできないよね。
そうしづらいのかなって。
なんかね、どうせするなら最後になんだろう、なんかおいしいものとか。そんなタイトルじゃなくてね、ミーアームにしてくれてるのがいい。
そうそうそう。なんか抽象的にそう。
うん。
しないでそのまんまっていうのがやっぱいいっすよね。
作品の面白さと推薦理由
いいね。そんなやつなんですけど、これなんだろうな。
めちゃくちゃ面白かったんだけど。
なんかギャグ要素も結構あるけど。
うん。
めちゃくちゃ深い話であって。
ああ、そうそうそう。
このなんというか、これなんかね結構側だけ聞くとね。
なんかそれっぽい話とか日本にもあるだろうし。
なんかこう自殺しようとした人がいろんなことが経て、
ヒーリング小説も言われてるんですけど、
いろんなことに人生に意味を見出していくとかっていうか、
そんな感じはあるんだけれども。
言ってしまえばちょっとありきたりな感じはするんだけど、
結構これね、
なんかありきたりではないというかなんというかね。
なんていうのかな。
ちょっとその辺は本編で話したいですけど、
止まらない面白さがありましたね。
ストックの展開もすごい面白いし。
そうですね。
僕も後でどういう話かって話していきますけど、
やっぱりこの主人公のキャラ設定からその後の展開。
なんかね自殺しようとしているのに、
なぜかマフィアの世界に足を突っ込んでしまうとかですね。
その訳のわからない展開からの人生とは何かとか、
なぜ人は生きるのかとかっていうですね。
深い話に入っていく。
やっぱその展開のすごい面白さっていうのを感じたので、
これはもうあれでしたね。
小説も読んでる人もそうだし、
小説そんな普段読まないっていう人でも、
結構気軽に入っていけるんじゃないかなと。
この思いましたね。
これなんだろうな。
多分そんなに、
このポッドキャスト聞いてる人で、
小説すごい嫌いというか、
読まないみたいな人あんまりいないと思うんですけど、
割と誰にでもお勧めできるやつで。
たまにやっぱりリスナーの方でも、
小説あんまり読まないんですけど、
聞いてるんですよっていう方とかですね。
いらっしゃいますよね。
多分全ての方にお勧めできるんじゃないかなと、
ちょっと思ってまして。
これそうなんだよね。
なんか結構みんな読んでる人多くて、
その中には割と、
我々から見て、
私から見てフィルター入っちゃってるかもしれないけど、
やっぱり骨太な海外文学好きみたいな人とか、
そういうのに関わってらっしゃるような、
本役者の方とかも、
これ面白いって言った記憶があるんで。
だから割とこのクロートも多分いけるし、
割とこの本読み慣れてない人もいける。
結構万能型な本。
そうですね。
久しぶりに来たなと思いましたよ。
しかも海外文学らしさというかですね、
やっぱりインドネシアという異国の、
やっぱり空気を感じるような小説でもあるんで、
かつしかもですね、
主人公の心境っていうのは結構今の日本の人たちにも、
かなり重なるところはあってですね。
これはかなりもう。
そうだよね。
自殺っていう話が出てくれば、
孤独がこれやっぱりだいぶ関わってますね。
都市部で働く人の孤独というか。
なのでぜひ今日いろいろ話すんで、
読みたくなった人は読んでもらいたいなと思います。
これ何だろうな、
ハズレでも全くないと思うので、
割とどんな方でもお勧めできる一冊だと思いますね。
じゃあそんなわけで、
著者紹介と作品のヒット要因
著者紹介いきましょうか。
ブリアン・クリスナさんですね。
1992年、インドネシア西座和州、バンドン生まれということで、
我々が取り扱う作家の中では割と若いですよね。
本当だ、92年生まれ確かに。
ブリアン 中学時代から小説を書き始め、
SASで作品を発表だもんね。
そしてそれで読書を広げると。
2015年、失われた者に祝福をデデビュー。
若者を中心に絶大な支持を得ていると。
2025年に発表された本作は、
刊行数ヶ月で10万部の発行物数を記録し、
インドネシアでは異例の大ヒットとなったと。
これちょっとびっくりしたのが、
2025年に発行されてるんですね、原作が。
で、翻訳出たのが2026年1月なんで、
このね、ハスパンというか。
ブリアン これは役者のわけになったけど、
向こうで発売されたと、
いつだっけ、そのすぐ、
現地での発売から数日後のこと、
この本に出会った、翻訳者の西野圭子さんが、
この本に出会ったのは、著者の義理のお兄様であった方から
ご紹介いただいて、で読んだと。
で、読み合ってすぐにレジュメを作り、出版社へ持ち込む準備を始める同時に
翻訳をスタートした。現地での発売から数日後のことであると。
すごいですよね。 もうすごいスピードだよね。
そうですよね。この偶然っていうのが、
著者の人との繋がりっていうのも偶然っていうか、
かなり深い繋がりみたいなのが、
ワンテっていう。 そうですね。で多分作品の出版を
すぐに見てくださった編集の荒木さんが、
ってあるんで、この辺のスピードは相当早かったんでしょうね。
そうですね。 書士館願望の
死んでから俺にはいろんなことがあった、すごいスピード感で決まったみたいな。
話だったけど、やっぱ決まるときは決まるんでしょうね。
そうですね。でもこういう勢いのある本は、
そういうものかもしれないですね。 そうですよね。確かに
死んでから俺にはいろんなことがあったもん。なんか勢いあるもんで。
そうなんですね。あっちは原作が出てからね、
ちょっと寝かせた期間があるんですよ。 だいぶね。
このどうせ死ぬならの方は、
やっぱりインドネシアで、これも海屋敷ブックフェスタで、
イベントで翻訳された日野さんか、
ちょっと言われていたのが、インドネシアで
ヒーリング小説が出たっていうのが、これが最初になるんですかね。
そういうヒーリング小説というジャンルというかですね、
そういう役割を持つ小説っていうのが、
今まで日本のものを翻訳して輸入して、
授与していたっていうのがあるんですけど、
インドネシアの作家の方が書かれたもので、
その時刻のヒーリング小説っていうのは、
初めてになるみたいで、
その辺もやっぱりベストセラーになった要因とかであるのかなと思いまして。
1年で10万部っていうことは、発行数ヶ月で10万部かってことは、
多分今これからもどんどん伸びていくと思うので、
もしかするととんでもないメガヒットになる可能性もある。
確かにね。
インドネシアね、人口めちゃめちゃ多いんで。
これあれかな、翻訳された国って日本が初めてかな、もしかして。
それぐらいの勢いだよね、きっとね。
そうですよね。
情報ないからなんとも言えないけど。
これは結構あれ、世界的に広まるんじゃないですかね。
ちょっと面白いんで。
面白いよね。じゃあちょっと盛り上がってきちゃいましたけど、
あらすじ紹介:アレの人生の転換点
じゃあちょっとここから作権書が入ってきますね。
まずじゃあ葉本ホームページの文章を読み上げたいと思います。
巨漢で嫌われ者。
友達もいない会社員のあれは37歳の誕生日。
24時間後に死ぬことを決めた。
最後の一杯を食べるために行きつけのメンヤに行くも。
前首は不在。
その後も次々に災難が降りかかり、自殺計画はどうしても実行できない。
気がついたら冤罪で留置所に入れられ、
そこでマフィアの親玉に気に入られてその右腕になるが、
行きついたスラム街で様々な人と出会ううちに、
あれの人生に変化が訪れる。
原書は、観光班として50釣り、13万部以上の発行部数を記録し、
インドネシア丸見る大ヒットのあったヒーリング小説とあります。
まずこの紹介で、
結構パワーワードが巨漢で嫌われ者とか、
24時間後に死ぬことを決める、
マフィアの親玉に気に入られとかね。
そうそう、冤罪で捕まってるとかね。
だいぶパワーワードがあるんですけど、
これね、ほんとまままま展開していくんですけど、
めちゃくちゃ面白いですね。
で、えっとですね、
色々ちょっとお話ししていきたいんですけど、
まず最後にあったヒーリング小説、
さっきちょっと触れましたけど、
ヒーリング小説ということなんですよね。
これは結構どういうものをヒーリング小説と言っていいのか、
ちょっと分からないところがあるんですけれども、
今日本でも結構売れている形ですね。
日本で言うと、例えば青山美智子さんの
木曜日にはココア王とか、
森崎書店の日々、
闇沢志穂さんですかね、
あと小川伊人さんの椿文具店とか、
そういった小説になりますかね。
なんか結構静かな小説ですから、
人間関係とか、そういったちょっと心温まるような話というか。
まあ私の中でも吉田敦彦一択なんですけどね。
なるほど。
とはいえ代表的なその辺ですよね。
これ今なんか、ちょっとこの作品の話からずれちゃうけど、
結構日本のヒーリング作品が、
結構世界的に売れてるんですよね。
そうですね。
結構その癒しを求めてる人が多いのか。
だから今回のこの、
どうせ死なない最後に言い歩むも、
まあヒーリング小説だなという感じなんだけれども、
こう寄り添ってはくれるけど、
なんだろうね、結構攻めてきてる感じはしない?
なんかいわゆる日本のヒーリング小説みたいなのからすると、
結構グッと一回傷の中に入っていくみたいな。
そうですね、確かに。
そうですよね、
セラピーというよりなんていうか、
もうね、強引に治療するみたいな。
なんていうかこの主人公のアレっていう、
ちょっとキャラのところもあるかもしれないですけど、
パルタでなんかちょっと人生の方向をグイッと戻されるみたいな。
まあ確かにそんな様子もあります。
まあでも確かにその、でもちゃんと言うことでやっぱりアレなんですよね。
なんかその対話というか、
人と人との関係のところをじっくり描かれていて、
そこがあるから人生に向き合っていけるっていう、
ヒーリング小説っていうのも要素ですかね。
そこもありますし。
もちろんやっぱり大ヒットしてるからには、
インドネシアの方々もやっぱり疲れてるというか、
まあやっぱり世界的には疲れてますよね、きっとね。
変化の激しい時代で。
そうですよね。やっぱり孤独感とかね。
資本主義がこう。
そうですよね。それで言うとアレですよね。
安定した正社員がゴールではないというか、
この小説を読んで思ったのは。
インドネシアで何て言うんですかね、格差はあると思うんですけども、
主人公ってこの首都のオフィスビルに正社員で勤めてる人で、
旗から見るとそれってかなり恵まれてるから、
そこに慣れたらもうそれってある意味ゴール達成したんじゃないのかって思ってしまうんですけど、
でも当時したからすると全然そんなことはなくて、
自分は正社員で働いてるけど、とんでもなく惨めな人間なんだって思ってるっていうですね。
そのあたりはちょっとこの時代、インドネシアの今の時代とか、
そういうのも表してるのかなとちょっと思ったりしましたし、
日本でもやっぱりそういうのってかなりあるのかなと思うんですよね、東京とかで。
旗から見るとこの人恵まれてる環境なのかなと思いきやして、そうでもないのかなという。
そうなんですよね。
いやでもちょっとこれはストーリーの後に話すほうがいいけど、
結局そのマフィアの親玉とか、売春婦とか結構出てくるんですけど、
なんかそれの自分たちの家族には安定した職業みたいな感じで、
あれが勤めてる会社とかに就職してほしいっていうか、そういうことを結構願ってるじゃないですか。
またこれも結局構造的にやっぱそうなっちゃうよなみたいなのは感じたんで、
なんだろうね、構造的な問題だと思うんだけど、
満たされてないところから行こうとすると、とにかく会社員になってもらって安定した生活をみたいな。
安定した生活、まあ安定したってか、食うものに困らないとかっていうレベルになってくるもんね、そうするとね。
またちょっと違うっていう。
どうしてもこう、でも発展途上国における共通項と言っちゃうとちょっと大きいかもしれないけど、
急速にっていうか、アジアって欧米とかに比べるとやっぱり発展が遅かったと思うんですね。
そういう地域の人たちがこうなってくると、急にその、なんだろう、いわゆる現代的な生活、
現代的な生活って言って言うと言葉がすごく難しいんだけど、
要はあれのように正社員で安定した生活が送れる人と、そうじゃない人、貧困層みたいな。
なんか結構差が激しい気がしていて、これあれにも関して花と夢、チベットの小説の花と夢。
アレナイトクラブで働く女性たちを描いた作品でしたけど、なんかその格差っていうのはやっぱ共通して大きい気がするんですよね。
日本はある意味高度成長期がそれを解消してくれた気がする。
全く解消されてないかもしれないけど、他の国々は急激に発展してそこに仕事が生まれて、
そこに社員というかそこで職を得た人たちと、そのにやられずに貧困層に留まっちゃった人っていう差はなんか大きい気がしている。
全然専門でもないしなんでもないんだけど、このアジアのいくつかの文学を読むとそれを感じるんですよね。
近代の現代文学を。
感じるっていうか、結構びっくりするようなこと多いと思うんですよ。
このMIYAYAMUも2025年に描かれた作品だけど、やっぱりそういう感じ感みたいなのもあるし、
その格差みたいなのが大きいんだろうなとかちょっと思ったりはしました。
そうですね。草は大きい。かつ中流、あれのような中流階級になるんですかね。
そこの人たちもすごく増えてきて、その中流階級になったからこそ抱える、やっぱり孤独とか悩みとかそういったのがあるなっていう。
そのとこでなんですけど、ちょっとこれ話を先に進めると、この小説はそうなんですよ。
ヒーリングもあるけど、結構再生の物語なんですけど、自殺したいっていうところまで追い詰められてしまった人が、
いろんなことを経験して人生とか命とかに向き合っていくわけなんですけど、
結構これね、著者の後書きでも役者の後書きにも書いてあったんですけど、
本社は深刻なうつ状態を生き抜いた仲間たちのストーリーを織りまわせ創作したものです。
彼ら彼女らは辛い状態を乗り越える過程で見つけた、もう一度生きようと思わせてくれる小さな理由をたくさん教えてくれました。
と、著者の後書きにあるんですけど、結構な数のうつ病を抱えている方をインタビューしたっぽいんですよね。
なんで、結構これが割とすごくこの小説の土壌を作っているような感じはあって、
最初の方にちょっと言ったのが、割とこのパッと側だけ聞くとシンプルっていうか、結構ありがちだなと思うんだけど、
結構その一個一個にすごいパワーがあったりするんですよね、この登場人物たちの。
いろんな状況に置かれている人たちは出てくるんですけど、その人たちにこの主人公のあれはあっていって、
あっていって出会うことになるんですけど、そこで思いもがけない言葉をもらったりとかするんですけど、
その言葉の結構一つ一つに結構力というかがあって、これは何なんだろうなって読んでるときに思ったんですよね。
私は後書き最後に読んだんで、なんか別にありがちなことを言っているようだけど、結構パンチ力あるし、
なんかすごく視線に迫ってるなと思ったんだけど、これ誰かのすごいリアルな言葉とか思いが乗ってるんだろうなってちょっと思ったんですよね。
だからこの小説、単純に自殺をやめるようになる、ちょっとネタバレでもなんでもないんでいいと思うんですけど、
単純に自殺を踏みとどまるよっていう小説だとはちょっと思わないでほしいというか、
結構読んでも感じると思うんですけど、すごく力を持った小説だなと思ったんで、なんかそこは裏打ちされたパワーを感じましたね、そのインタビューに。
確かに僕読んでて、やっぱりコメディ要素がすごいあって面白い小説なんですけど、特に後半になるにつれて、だんだん人生に対しての向き合い方というか、哲学というか、
そういう話になってきて、本当は著者の人がね、書きたい、伝えたいこととか書きたいことってこういうことだったのかなっていう結構やっぱり後半に感じましたね。
そうなんですけど、この小説なんかそんな感じなんですけど、ちょっと今コメディ要素みたいな話も出てきたというかあれなんだけど、めちゃくちゃ読みやすいんですよね。
多分テンポがめっちゃいいんだと思うんですよね、文章。だから全然つまずくことなくスイスイ読めていけるんで、230ないか、本編だけだと220ちょっとぐらいか、
224ページなんですけど、割とすぐ読めると思います。ちょっとそれこそ梅屋敷ブックフェスタで、これ編集されたアラキさんは3時間で読めますとか言ってたんだけど、
3時間はちょっと厳しい、でもいけなくはないと思うんだよね、読む、普通に読むのがそこそこの速さを持った人だったらいけると思う。
全世界に60ページはいけそうだもんな、全然いけると思うんですけど、3、4時間あればほんと読める、4時間はかかんないと思います、って感じなんで。
でもね、確かに読みやすいし、なんか癒やされましたね、読んでる間。なんか全然苦にならなかったですね。
そうなんだよね、なんか登場人物やっぱりインドネシアなんで、名前とかちょっと入ってきづらいとこもあると思うんですけど、まずあんま気にならなかったかな、今回は。
そのあたりも含めて多分非常に読みやすいと思います。 その中に名前の人とかいなかったんで、そんな気にならなかったです。
じゃあそんな感じですが、ちょっとストーリーをざっくり紹介しましょうか、結構頑丈なストーリーなんだけど。
そうなんですよね、ちょっとストーリー、ネタバレなしでざっくり説明したいなと思います。こんな話ですということで、まず主人公はアレという男性なんですけど、首都ジャカルタのオフィスビルに勤める会社員で正社員をしていると。
37歳で独身で、でかいんですよね、189センチ138キロの巨漢で、肌黒くて体臭がきついということで、結構会社の周りからは悪口というか陰口、陰口ではないんですよね、聞こえる声で体臭のことを言われて。
堂々と言われてますね。
そうで会社では思いっきりはぶられてて、窓際扱いみたいな感じというか、会社でも孤立していると。で、あとは女性関係も人生でちゃんと付き合った恋人いないと、彼女一度行ったことあるんですけど、あんまり彼氏扱いされなかったと。
彼女のインスタでも、彼女の写真しか載せてくれなくて、あれの写真を載せてくれないと。 樋口なんで付き合ったんだろうね。すげえ不思議だったよね。
そうですね。で結構彼女から、あれはなんでこんなのができないんだみたいなんでね、結構責められることが多かったっていう。そんなハラスメンってありますよね、恋人同士のね。
ああ、1年半ぐらい付き合ってるからね。ちょっとその辺はしょられるんでわかんないですけど、ちょっと不思議な話でしたね。
あとは家族でいうと、お母さんいるんですけど、お母さんからもちょっと認められたことがなくて、電話でね。お母さん地方に住んでるんで、電話で話したりすると、いつ結婚するんだとか。
弟でしたっけ、兄弟は結婚してるんですけど、あれは独身なんで、たまに話せばそうやってね、自分のことを責めてくるっていう。
で、あれはずっと孤独を感じていると。3ヶ月前からこの精神科医にかかるようになったんですけど、深刻なうつ病と診断されていたと。
で、あれの37歳の誕生日の時ですね、が作中の現在になるんですけど、もう自殺を考えていたんですね。このまま生きていても何もないというか。
で、もう孤独感もすごいし、生きているのも辛いしっていうので。で、それでちょっとケーキを買ってみたと。会社に自分の誕生日ということでホールケーキ買って、みんな食べていってねというので会社に置いてたんですけど、
この就業時間になっても、そのケーキ誰も手をつけていなくて、もう本当新品のままだったという。
そこもね、あれかなりショックを受けて、やっぱり自分は死んでやるってね。強く思うというので、そのケーキなんですけど、結局は雑用スタッフで会社の中で唯一話を聞いて口を聞いてくれる雑用スタッフの人がいて、
その人にホールケーキを渡してくれると。その人がめっちゃ喜ばれたんですけど。で、精神科医から大量に薬をもらってて、あれは24時間後ですよね。
で、この薬を一気に飲んで死のうと、自殺しようということで決意して。で、そこから24時間カウントが始まるんですよね。
結構ね、これ読んでて面白かったのが、24時間のカウントって小説とかだと結構じっくり進むことが多いと思うんですけど、
このアレに関してはですね、この小説の中で24時間のカウントだとめっちゃ早く進んでいくんですよね。
何ページだ?
何ページですかね。もう、読んでてびっくりしたんですよね。あれもう気づいたら残り数時間やんみたいなんですね。
パッパってめくったらね、最初は22時間ぐらいやったんですけどね。あれ18時間、11時間、もう残り4時間とかですね。
24時間のカウントダウンがこんなに早い人なかなかいないんじゃないかっていうぐらいですね。なんかもう省略されてるという。
で、特にいろいろしてたんですよね。部屋の掃除したり。
まあね、確かに死んだ後困らないようにね、とかね。
そうそうそう。とか野良猫に食事与えたりとか。一人でカラオケ行って、パーティーグッズ買って、クラブでめっちゃダンス踊って入って、
セキュリティーからつまみ出されるとか。そんなんしてたらもう24時間経ってしまったんですね。
まあ、経ってしまうそのほんと直前の話なんですけど、もう24時間いよいよ向かいようっていう時に、ちょっとあれがハッとすると。
そういえば、もう毎朝食べてる行きつけのミアヤム屋で人生一杯の、人生最後のミアヤムを食べようと。
それ食べてから死のうと。そのくらいの権利はあるだろうという。で、まあちょっとお腹も減ってきたから。
これでもあれだよね、薬を飲むときによく見たら、空腹時に飲まないでくださいって書いてあって。
そう、まずそこがありますよね。
そう、なんか食べなきゃみたいになるんだけど、もう死ぬんだからいいじゃんとか思って。
お腹もお腹ついたし、大好きなミアヤムもあるし。で、その24時間後というのはちょうど早朝やったんですよね。
で、そこでミアヤム屋に行くんですけど、臨時休業やって。何があったかというと、ちょっと天主に不幸があって。
で、天主を知る人に、ちょっとその天主の家に連れて行ってもらって、そういう不幸があったんだっていうのを知るという。
ということで、人生最後のミアヤムを食べ損ねてしまうんですよね、あれが。
もう死ぬ気満々というか食べる気満々で行ったのに、なんでそれが食べれないんだっていう。
で、ここから人生が劇的に変わっていくんですけど、まず逮捕されてしまうんですよね。
これが経緯はですね、だいぶ端折ると、ちょっとカフェでミアヤム食べ損ねたんで、ちょっと1回心を落ち着かせようと思って。
タバコを吸いたいなとなって。で、ちょっとタバコ吸えるところを探してて、適当なカフェに入ったんですけど、変なカフェというか、どうも様子がおかしいカフェで。
なんか怪しい、怪しいなと思ってたら本当に怪しくて、警察がもう一斉に入ってきて。
あれなんですね、ちょっと薬物の取り締まりをそこの店の中でちょうどするタイミングで。で、あれがちょうどその薬物の入った袋を見つけて手に取ってしまうっていうですね。
もうそのタイミングで警察が入ってきて捕まってしまって、で、刑務所に入れられて。
そしたらそこにはもうめっちゃ怖い人たちがやっぱり刑務所にはいて。で、刑務所の中では犯罪者たちの中のボスみたいな人がいるんですけど、
あれのすぐ後に入ってきた新入りの人がとにかく強くて、しかもめっちゃ怖くて。
その人が新しいボスになるんですけど、それがムラッドっていうですね、マフィアの親方を、親分かの人で。
で、このムラッドがですね、あれにちょっと目をつけて、なんで君みたいな人がなんで刑務所にいるんだって言われて。
で、あれがね、ちょっと経緯を説明して。それでね、人生絶望して自殺しようと思ってたっていうところから話して。
そしたらムラッドがですね、結構あれを気に入って。結構一緒にね、行動したりして。
で、あれがですね、数日経ったら、あれはその犯罪に過談していなくて、まあ冤罪だったっていうのがね、わかって釈放されるんですけど。
ちょうど同じタイミングでこのムラッドもですね、釈放されて。
ちょっとムラッドもですね、この刑務所に入ってたっていうのも、やっぱりちょっと理由があって。
で、まあすぐね、釈放されるんですけど。で、まああれにね、まあどうせ死ぬんやったら、なんかうちに一緒に来いよっていうので。
そのうちっていうか、そのマフィアですよね。そのマフィアの拠点に来いよっていうので。
で、まああれがムラッドの一味になって。で、そこからですね、結構活躍していくんですよね。
八九の勢いで活躍するんですよね。
小説読んでると、あれってめっちゃネガティブな人間で、本当に自信もないし、何かあったらネガティブなことばっかり考えてるんですけど。
何かね、それがマイナスとマイナスをかけたらプラスになるみたいな感じでですね。
うーん、まあ、見た目が怖いんだよね。えっと、189cm、138kgの巨漢で、肌が黒くて。
なんですけど、このムラッドからすると、お前もう顔がこっち側の顔しかしてないぞ、お前みたいな。完全に悪者の顔だぞみたいな。
そんな外見持ってて、なんでこういう仕事してねえんだよみたいな。
あるくらいの感じで誘ってくるんで。
あれにとっては、今までマイナスと思ってたことが、マフィアのスタイルはプラスに働いていくっていう。
あとは死にたいって思ってたんで、ムラッドから、死にたいんやったら別にいつ死んでもいいやろっていうので、逆にそれがですね、死を恐れない行動になっていって。
そう、他の勢力との争いとかの場面でも、あれが突っ込んでいって、そこで相手を混乱させて、その間に他の人たちがやっつけるっていうですね。
そういうのが成立していったりして、あれがすごい認められていって。そこにもう一個拍手をかけるのが、ムラッドに弟がいるんですけど、
この弟がそういう裏社会では行きたくなくて、真っ当な人間になりたいっていうので、見た目もきちんとしていて。
大学を出るところとかですかね、出てるかもしれないですけど、たまたまですけど、あれが勤めてる会社に就職したいっていうですね、思ってて。
で、あれと出会って、たまたまあれがね、そのことに気づいて、あれ、自分この会社で働いてるよって言ったら、もうこの弟の態度というかですね、
あれを見る目がもう一変して、もうすごい尊敬した眼差しで、もうあれを見て。
で、あれもその弟にね、やっぱり会社に入ってほしいっていうところで、もうすごいアドバイスをね、一生懸命したりしてっていうですね。
っていうのをムラッドも見ていて、もうそれでムラッドもね、もうあれを認めて、マフィアの幹部にね、その昇格させてしまうっていう。
なんで、今までなんかその孤独を感じたんですけど、このなんかマフィアの世界の中では結構自分の居場所を感じれてしまうっていうですね。
なんかありましたね、なんか人間、人間らしくない場所で一番人間らしさを感じるみたいなですね。
冒頭にね、そのショーのね、象徴するような文章をね、入れてるんだけど、そうなんだよね。
この最も人間的ではない場所で、僕は初めて人間として扱われた気がする。思っても見なかった場所で宝が見つかることもあるのだ。って書いてありましたね。
そうですね。僕はあの、てっきりこのままあれがそのマフィアの世界で活躍していく話だなと思ってたんですね。
いや、案外そうでもなくてっていうか、ここからまたちょっと話が展開が変わるんですよね。
そのあれなんですけど、これもなんかその裏社会がなんか牛耳言ってるクラブというんですかね。一応カラオケバーって表記されてるんですけど、そこでその売春の汗とかもね、あったりするようなバーで。
で、そこにムラッドと一緒に行った。ちょっとムラッドが女の子とね、遊んでる間、あれはちょっと留守番みたいなことをしてて。
で、そこでたまたま会社の雑用スタッフをしているイプルという男性。あれが誕生日ケーキを、ホールケーキ渡した人なんですけど、その人とたまたま会って。
で、そのイプルは昼間はその会社で働いてて、雑用スタッフで。で、夜はこのね、クラブみたいなとこで働いててっていうですね。そういう生活してて。
で、そのイプルがあれにちょっとこんなとこにいてはダメだと。ムラッドと一緒にいてはダメだって言って、自分の家にね、あれをちょっと連れて行くんですね。バイクになって。
で、ここからあれが結構イプルの話を聞くとですね、会社でイプルのような雑用スタッフたちがあれをどう思ってるかとかですね。結構それを教えてくれるんですけど、
それがですね、あれって今まで自分は他人から嫌われてるって、自分のことを誰も気にはかけてないって思ってたけども、意外とそうではないことが分かってきて。
実はあれってね、人気者だったっていう一面もあって。なんでイプルの家に行ってから結構ですね、このあれはそのマフィアの世界にいた時とはまたちょっと違う、また道に方向を変えて。
そうですね。認められていたというかね。自分のことをよく思ってくれてる人たちがいたんだってことに気づいてくるんですよね。
そうそう。気づいて、人生ってどうなんだろうと。あれの中ではちょっとモヤモヤがあるんですけど、その答えを求めるような、旅というとちょっと大げさなんですけど、
そういう人生の疑問を持つようになって、ちょうどですね、このイプルの家に行って、その後、じゅずつなぎでいろんな人に会っていくんですね。
実の母のような、何ていうか、ムニルお母さんとか、タコ売りの男性ウネとか、あと盲目の男性のジプレンとか、そういった人たちと出会っていって、なんかその人生の、あれが持ってた人生の疑問にちょっと答えというかですね、
なんかそういったのをちょっと考えるようになっていって、もともと自殺願望を持ってたんですけど、そんなあれはどうなっていくのかというですね、そういった話になりますね。
そうですね。本当ネタバレせずに言うとこんな感じだけど、だいたいもう雰囲気は伝わったんじゃないかなと思いますね。
いやーこれ面白かったな。本当その後半ね、本当にいろいろあって、私はタコ売りの宇宙が好きなんですけど、もうすごい、クソかっていうね。
そう、なんかね、このタコ売りっていうですね、食業、タコってあれですよね。
食べるほうのタコじゃなくて、あれですね、タコ揚げのタコですね。
登場人物と人生哲学:ウジュのタコ哲学
そうそう、子供が遊んだりする。
カイトの子ですね。
あれってね、全然儲からないんですよね。
矢野にそれを仕事にしてるっていう、そこの経緯の話とかっていう。すごい面白くて。
そうですね。ちょっといろいろ話したいことがあるんですけど、基本的には結構読語感はいいやつなんで、割と安心して読んでいけるし、結構笑いながら読んでいけるところもあるんで、非常にその辺り面白いなって思う。
やっぱ最後のほうね、結構ね、今言ったタコ売りの宇宙とかもね、すごい良いこと言うんですよね。
うん。なんかタコの哲学とかね。
ね。
あって、それがすごい良い話なんですよね。
なぜタコを売るようになったかという話も結構良いんですよね。
そうですね。そこからね、結構人生の話になっていって、この宇宙の人生はパラドックスだっていう話とかね。ああ、という言葉がすごい良かったですね。
ああ、そうね。タコの哲学のところですね。
そう、なんかあの、回復するためにはまず病気にならなければならない。平和を知るためにはまず戦争をしなければならない。幸せとは何かを知るためにはまず悲しみを知らなければならない。何かに立ち向かうにはまず敗北しなければならないっていうですね。
そういうこと言ってて。
いや、すごい良いなと思った。
そうなんですよ。やっぱりこの宇宙っていう人もすごい苦労がいろいろあっての、なんか人生哲学をね、身につけてきた人で。
そうですよね。そういうのも結構ね、最後の方には散りばめられてるんで、ほんと読みごたえがある一冊ですね。
魅力的なキャラクター:マフィアの親玉ムラッド
そうですね。僕はやっぱりあれですね、ムラッドがもうめちゃめちゃやっぱり好きでしたね。
面白いよね、ムラッドね。すごいよね。
とにかくもう悪いやつで、ほんと理不尽に人を殴って傷つけて、情け容赦ないんですけど、なんかね、ある意味に対してもね、でも結構ね、いいことっていうかね。
仲間思いだよね、でもね。
そこはありますね。
クラブもね、ルイーセっていう人がやってるんですけど、このルイーセがママになるためにね、このクラブを取り仕切るようになるためにね、ムラッドが頑張ってやってとかね。
それであれだもんね、普通に体を打ってたら事件とか何かに巻き込まれてしまうような女性たちをそこに匿うことによって、
ちょっと言い方あれだけど、安全に働かせてるというか、安全ではないとは思うんだけど、でも普通に他のそういうとこに行っちゃうよりは、安全な形で働けるようにしてるっていう。
もちろんめちゃめちゃお金は取ってるんだけど、だけど守ってはいるっていう側面もあるしね。ムラッドはその後ですごいよね。
そうですよね。やっぱりマフィアの親ナバをやってるだけはありますし、結構ね、このセリフ、口は汚いんですけど。
あれに葉っぱをかける時とかですね、なかなかすごい良いことを言ってて、間違うのを恐れるな。この世界ではお前が間違ってると思われたら終わりだ。
お前がどんなに間違っていようとも、そいつらに言ってやるんだ。俺が一体何を間違ったっていうのは。仮にお前が間違っていたとして、そいつらに何ができる、何も言えなくなるだけだろうと。
お前は男か女、どっちだこのデブって言ってですね。そうやって殴って言うっていうですね。
例えばイプルから見たら最悪の人間なんだけど、最悪の人間なんだけど、でもやっぱりあれから見たらムラッドもだいぶ、自分にとってやっぱり今回必要だった人というか、
いろんなことに気づかさせてくれた人ではあるので、実際ムラッドもね、あれをすごい評価というか必要だと思うしね。
たしかにただ気に入ってるとかだけじゃなくてね、やっぱり必要としてるっていうのは感じましたよね。
信仰と翻訳の難しさ
あとちょっとね、個人的に気になったというか、やっぱり前段でもアジア諸国の話で出てきたあれだったけど、花と夢でも感じたけど、
花と夢もだいぶ顕著だけど、神様みたいなのに対する信仰っていうか、思いが結構こういう国って強いのかなと思って、
ちょいちょい神様の話出てくるじゃん、神様は。神様はね、こういうふうに自分にしてくれたんだなとか、
こんだけ自分が神様に対して見てくれって言っても見てくれなかったみたいなとか、ちょっとそういうところもいろいろあるけれども、
神様っていうことを結構いろんな人が口にするから、やっぱりそういう信仰が強いのかなと思って。
チベットだとね、もう生まれ変わりが信じられてる世界じゃないですか。自分たちの身に何か起きてることは前世で得が足りなかったからだみたいな。
それでちょっとそれを理由にしてしまう、諦めてしまうみたいなこともちょっと描かれてはいたりしたんですけど、
インドネシアでもその辺の信仰は神様っていう概念は結構強そうだなってちょっと思いましたね。
なんかちょっとアシアのあれなのかな。いろいろあるけどね、仏教とかね、いろいろあるけれども。
なんか概念の中でも結構大きいのかな。ちょっと思ったけど。
インドネシアはあれですよね。9割かもイスラム教ですね。
やっぱ強いのかな。
どうなんですかね。ちょっと宗教信仰していったら、あるかもしれないですよね。
やっぱアッラーですかね。イスラム教といえばアッラーが強いわけですよね。
これあれなのかな。原文アッラーだったりするのかな。
どうなんだろう。
ちょっと気になったけど。
原文っていうところで翻訳も結構後書きでも書かれてるんですけど、すごい翻訳するのが難しい言葉とかもあったりして、
そことかね、やっぱり後書き読むの面白くて。
あれが自殺しようとして、人生最後の一杯のミアヤムを食べに行った時に店が閉まってて、食べれないってわかった時の言葉とか。
そこって畜生みたいな感じかもしれないですけど、すごく面白い言葉で、ファラオの陰謀っていう言葉で原書では書かれていて、
ファラオと陰謀っていうかけ離れたイメージが2つくっついてるっていうのが面白い。
そういう言葉遊びみたいで、こんなんのありえないみたいなですね。
それをちょっとそのまま日本語訳にするとやっぱり意味が通じないんで、そこを工夫して日本語で表現されてるんで。
こことかですね、僕の作品読んでた時、結構面白いんですけど、後書き読んで、そういうことかと思った。
ああ、なるほどねって思ったよね。
そうそう、思いましたね。
結構出てきた時、とっぴだなって思ったけど、そういうことかなって思ったよね。
そうですね。
でもすごいやっぱりね、このちょっとコミカルな話、特に前半部分のコミカルな雰囲気にはすごいね、
やっぱり合ってる表現かなって思いましたし。
レディオヘッドと作品のテーマ
そうですね、確かに。そしてあれですね、レディオヘッドの曲めっちゃ出てくるんですけど、
めっちゃっていうか、クリープが出てくるんですね。レディオヘッド結構好きなんで、あれなんですけど。
僕はもうあんまり知らなくてですね、レディオヘッド好きな人がこの本読んだらどう思うんだろうってちょっと気になってますね。
私、ガチファンではないんで聞くぐらいなんですけど、レディオヘッドのクリープってめちゃめちゃ鬱曲っていうか、
そうなんですね。
なんかレディオヘッドを聴いたら死にたくなるわって思ったんだけど。
そうなんですね。
いやー鬱ですよ。
じゃあ結構作品にシンクロした曲が入ってるんですね。
で、なんていうのかな、自国肯定感は低い曲ですね。
はいはい。
だからどうなんだろうね。ちょっと言い方あれだけど、このレディオヘッド持ってきたとこに関しては、
なんか割とありきたりというか、あんまりもうちょっとひねってもいいんじゃないって思ったけどね。
わかります。
まあそもそもインドネシアでレディオヘッドがどういう立ち位置にいるのか、ちょっとわからないんで、なんとも言えないんですけど。
だから日本でこれ持ってきたら、なんていうか、ちょっとさ、ありきたりすぎないっていう、自殺死亡した人にこの曲を見た日だなってはちょっと思ったけどな。
まあまあそこはちょっとなんとも言えないけど。
でもそう、レディオヘッド、他の曲も出てきましたね。レディオヘッド好きなんだなって思った。
そうですね。かなり、ところどころ入ってますもんね。レディオヘッド。
俺もあれだもんな、コロナの時すげえ聴いてたもんな。
ああ、そうなんですね。
なんかね、そういう気分になっちゃうんだよな。
ちょっとこの小説の最後ですよね。
本当、最後の最後になるんですけども、あれが人生を生き続けるためには何か鍵となるのかっていうところに対して自分なりの答えを見つけるところがあるんですけど、
ここがすごいやっぱり最後なんですけど、一番グッときましたね。
単純にそのポジティブに、物事をポジティブに考えるっていうことではなくて、もっと別のことを重要だというふうに言っていて、
本当この小説を読んでると、前半部分で単純な面白さから後半の人生の答えを、その問いを考えていくっていうくだりがすごくて、最後もすごい感動しましたね。
いやでもそうですね、感動するよね。やっぱりすごいよね、ラストの持ってき方もいいし。本当万人受けする作品だなと思いましたね。
映画化決定と次回予告
じゃあこんなところでいいですか。映画化が決定って帯にあるんだけど、いつやるんですかね。
本当ですね。ちょっとこのアレのキャラ気になりますね。本当アレみたいな、なんか結構頭の中でなんとなくなイメージがあるんですけど、
もう一回にもって感じの、そんな俳優さんがちょっと出てくるというか。
インドネシアって映画はどんな感じなんだろうね。ちょっと気になるよね。
そうですね。
まあ楽しみにしましょうか。じゃあそんなところで今回は、どうせするなら最後にミア・ヤムをちょっと終えていきたいと思います。
じゃあ次回はですね、グン・アヤウルザナさんのシュグデンという書籍をご紹介したいと思います。
モンゴルですね、モンゴル文学です。モンゴルも初めてですね。
こちらもアジア文芸ライバルですね。
ちょっと2連続でいきたいと思います。ちょっとこれはちょっと読みたいと思ったんで、いきたいと思います。
番組の最後になりますが、メルマー会員募集しております。こちら無料版、有料版でございます。
無料版はですね、毎回海外文学ニュースやこれから紹介する本のリストを紹介しています。
有料版はですね、サポーター特典という形になっています。我々の日記のような編集工期を毎回お届けしております。
詳しいことは番組概要欄に記載しておりますので、そちらご確認ください。
番組の関連リクエスト、またこの番組も聞いて紹介された本を読みました。
またお迎えしますがございましたら、ハッシュタグ空飛び猫たちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。
Xやインスタの投稿などでお待ちしております。
対応本もですね、番組情報欄に載せております。こちらお便りですね、いただけたら何度かに一度の対応書紹介会で紹介しますのでよろしくお願いします。
この番組気に入っていただけましたら積極的に拡散寄与してあげると助かります。ではまた来週。
ありがとうございました。
50:29

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