ネコ人御用心の小説がこんなに面白いとはっていう、すごい衝撃を受けながら読んでたんですね。
ネコ人 何がっていうのは、注釈みたいなものがページの下についてくるんですけど、これがですね。
これ、なかなか面白かったよね。
ネコ人 びっくりするぐらい面白くてですね。特定の言葉を指してるわけじゃないんですけど、
ネコ人 何なんですかね。そこの書かれている単語レベルのものもあれば1行2行3行拾って、解説のようなツッコミのような。
これは解説いなかったけど、原書にあるのかな?
ネコ人 そう、原書にもあるんですよ。これも前書きでちょっと書かれて、そこの説明もされていて。そうなんですよね。
ネコ人 ああ、はいはい。
ネコ人 もともとも、やっぱり欄外に多く原柱っていうのが施されていて、それが何なんですかね、今まで読んできた本だと言葉の意味とかですね。
やっぱり時代背景があれば、これはこういうことなんですよとか、それは何年のことですよとかですね。
ネコ人 知識として教えてくれるものが多いと思うんですけども、これは何なんですかね、このツッコミみたいになっててですね。
これはでも不思議だよね。ちょっと読むと、感謝されずに嫌われることもありがちとか、どういうことみたいな。
ネコ人 例えば、ある男が教会で肉を食べようとしたら、突然ネコが入ってきて、男から肉ちょうだいっていう場面があるんですけど、
そこに対しては、招かれざるずぅぅしらいけんふっけ。
書いてある、書いてある。32ページね。
ネコ人 そのネコがですね、とんでもない大食いで。
何か肉をくれ。
ネコ人 結局、羊糸を食べ尽くしてしまうんですけど、そしたらね、この解説では、羊糸を食べ尽くすネコっていうですね、冷静な解説が書かれていて。
原文めっちゃ気になるよな。どういうことって。
ネコ人 これがページの中で結構何箇所もあってですね。
無いページもあるんだけどね。
ネコ人 無いページもあるんですけど、3、4箇所ぐらいですかね、だいたい。
ネコ人 これが面白くてですね、読んでたら。
ネコ人 元々の小説だけを切り取るとですね、小説としてももちろん面白いんですけども、ちょっと古典っていうところもあって、なんとなくそんな雰囲気もあって。
ネコ人 イメージで言うとあれですね、ラーメン食べに行った時に、昔ながらのラーメンを食べてるわけですね。
ネコ人 パンチはそんなに効いてないんですけど、ちょっと安心感があるというかですね。
ネコ人 この味懐かしいなみたいな。そんな小説を読んでる時ですね、そんな感覚ちょっとあったんですけど、この解説というかこの注釈がめちゃくちゃ面白くてですね。
ネコ人 そのラーメンに、こんなトッピングが作れてるかっていうですね。
ネコ人 今まで、現代の小説を読むこと多かったんですけど、今まで読んできてこんなのなかったんですね。こんな注釈がついてることを。
ネコ人 昔こんな注釈あったのか、昔今のラーメンではないトッピングが昔あったのかという。
ネコ人 なるほど。なんかわかんないけど、トッピングでアサリとか。
ネコ人 それって別に出していいやつなの?みたいな。
ネコ人 今の時代では、使われていないものが実は使われていたんだみたいなですね。
ネコ人 そんな初めての、小説をこんな面白くする手法があったんだっていうですね。その衝撃がありましたね。
49ページのね、ストリーマー誌の語り第2部の始まりのところでも、あらゆることを理解したいという著者の熱意とかってもうこれはどういう注釈なんだっていうかなんだろうとかね。
ネコ人 そうなんですよね。
面白すぎるよね。
ネコ人 そうですよ。このストリーマーっていう人が、その前のページではね、その時勉強していた本を手に取るのだがっていうですね。
ネコ人 ああ、あった。
ネコ人 そこに対してはいつも弁学に励んでいるストリーマー誌っていう。
ネコ人 それ面白かった。
ネコ人 面白いですよ。確かにこのストリーマーさんって結構ね、好奇心旺盛っていうか、知らないことをね、いろいろ追求するタイプなんですけど、そこへ冷静に突っ込んでるっていう。
ネコ人 ねえ、すごいよね。
ネコ人 いや、なんかね、このネコ人ご用心は、この注釈一番なんか語りたかったですね。
ああ、なるほどね。
ネコ人 まずは。
普通にこの注釈だけパラパラ読んでも絶対面白いもんな。
ネコ人 そうですね。いや多分これはもうほとんどの人がね、初めて味わう体験になるんじゃないかなと思いますね。
で、小説側だけでも面白いんですけど、注釈が付くことでこんな変化が起きるんだっていう、面白さがとんでもないなんかね、倍増しになるんだっていう。いやなんかびっくりすると思いますね。
ネコ人 読み上げたくなってしまう言葉が多すぎますよね。
そうですよね。
ネコ人 面白い。やっぱ面白いよこれ。
そうですね。
というところでちょっと始まってきちゃってるんで、入っていきましょうか。なんか結構話しちゃってるねこれね。
ちょっとこの小説の紹介入っていきたいなと思います。
全部で3部構成あって、ちょっと前書きみたいなものがあって、
あらましっていうのがあって、ストリーマという人が主人公の3部構成になっているんですけども、
ちょっともうネタバレとかはせずに、第1部を中心にですね、ちょっと紹介していこうと思います。
まず、ストリーマという人が新学者なんですけども、
ちょっとその宿を泊まっているところで、童部屋の人たちと議論をしているんですね。
そこでテーマになったのが、鳥や獣は理性を持つのかどうかという、
それに対してみんなでけんけんガクガクの議論をしていくわけですけど、
ストリーマがですね、そこで学者たちがいう知識ではなくて、
自分で確かめたこととして、ある猫の話をするんですけども、
ここからですね、ちょっと第1部が始まっていくんですけども、
これ、ちょっと言い忘れてたんですけども、この猫にご用心、読むのがちょっと難しいところとしては、
一つが、このすごい言い伝え文学というかですね、
いろんな人が、この人から聞いた話とかですね、
自分が体験した話じゃなくて、昔聞いた話とかですね、あるところの噂とかですね、
そんなのがすごい入り乱れているんで、そのあたりですね、話の本筋を正確に追っていくというのが、
すごいちょっと難しくなっているのかなと思うんですけども。
そうですね。
でもグリマルキンというですね、猫の、これもすごい噂に出てくる猫なんですけども、
グリマルキンとは何なのかというですね、ちょっと怪しさも醸し出される話がされていくと。
ストリーマという人がですね、そんなある猫の話をするんですけど、
それはですね、ストリーマがかつて、印刷工房で寝泊まりしていた時、
この時もですね、周りの人たちと議論しているんですけど、なんか不思議な猫の話になってですね、
それも猫に知性があるのかどうかみたいな。猫に知性はあるんじゃないかというですね。
それも言い伝えの話になるんですけど、これも言い伝えたんで、時代としてはちょっと遡るんですかね。
昔々ある男がいて、猫を飼っているんですけど、森に行った時にですね、
突然猫が現れるんですね。で、その猫がちょっとその男に、ちょっと飼い猫にグリマルキンが死んだと伝えて欲しいと言ってくるんですね。
で、そう言って猫はね、去るんですけど。で、猫にそんなこと言われたっていうので、ちょっとびっくりしてですね。
で、男が家に帰って奥さんにその話をするんですね。なんかね、飼い猫にグリマルキンが死んだって伝えて欲しいって森で猫に言われたけどっていう。
そしたら、飼い猫がその話を結び引きしていてですね。
そう、グリマルキンが死んだと。で、もうすごいびっくりして。
で、さらばご機嫌よう奥様って言ってですね。もう猫がね、奥さんに言ってもう家を出て行ってしまうんですね。
いや、なんだこれはっていうですね。そう。
っていうね、そんな言い伝えがあったんだよっていう話をするんですけど、そしたらですね。
その印刷工房で議論していた連中の一人が、いや、なんか似たような話がアイルランドでもあったと言って。
で、そこではグリマルキンは殺されたっていう話だったんですね。
で、これもですね。ちょっとその昔々の話になるんですけど、とある兵士がちょっとその教会に逃げてきて。
これもですね、いろいろその宗教絡みの構想とかですね。ちょっと政治的なところ問題があって。
そういう構想があって、教会に逃げてきて。で、羊の肉を焼いて食べてたら、そこに猫が現れて。
で、男のそばに座って、ちょっと肉を。
あれ、なんか肉をくれって言うんですよね。猫が。
で、ちょっとびっくりするわけですけど、男はね、肉を与えると。
そしたらこの猫がすごい食欲で、羊と食べ尽くすし、その後ですね、牛も食べ尽くすし。
すごいよね。
そう。
すごい。どんだけ食うんだよみたいな。
そうなんですよ。で、男がこれはちょっとやばいと。この猫怖すぎるということで、逃げるんですね。馬に乗って。
で、槍投げて、ちょっともう猫を殺して。逃げようとするんですけど。
そしたらね、その槍投げて猫を殺したら、突然ですね、猫の群れがそこに集まり出して。
で、その男が逃げる間に、その男に仕えている。
まあその、付き人というか世話人というか、従者みたいなそうですかね。
なんか捕まえて、猫の群れが付き人を殺して食べ尽くしてしまうっていうですね。
ちょっとそんな恐ろしいこともあって。で、男は家に帰ってですね、奥さんにこの話をするんですね。
いや、なんかすごい大食いの猫がいたし、いやもう命も危なかったしっていう。
そしたらですね、奥さんがあの子猫を飼ってたんですけど、その子猫がその話をまた盗み聞きしていて、
お前がグリマルキンを殺したのかって言って、この男を噛みついて殺してしまうっていうですね。
いやもう完全ホラーだよね。 そうそうそう。結構怖いですよね。
怖いよね。 猫の世界が、猫が人間よりはるかに強いっていう。
というそんな昔話があって。で、ちょっと印刷工房での議論の話に戻るんですけど。
で、そこでグリマルキンって何なんだと。
あとはそういう政治の話とかにもなっていくんですけど、最初は猫に知性があるかどうかっていう話してたんですけど、
ちょっと話題がですね、グリマルキンって魔女のようだなっていう。魔女なんじゃないのかっていうですね。
ちょっとそういう話になっていくと。やっぱり魔女ってですね、結構姿を変えたりするっていうのが、やっぱり言い伝えとかであったりするんで。
ただですね、このストリーマという人は、魔女だとしても、そもそも猫に知性があるとかどうか。
だからそこに対しての答えは結局どうだったんだろうという疑問は残ってですね。
このストリーマという人が、実際ちょっと自分で猫の会話っていうのを理解してみたいと聞いてみたいというので、
中世の錬金術師の書物を元に秘薬を作ろうとするんですね。その秘薬を薬によって、
その動物の言葉、猫の言葉を理解しようとするという。ちょっとそれに挑むっていう。それが第2部になってくると。
で、第3部はストリーマが猫の集会にですね、ちょっと顔を出してというか近づいて、その秘薬を飲んで、
猫の実際どんな話が繰り広げられているかっていうのを盗み聞きするという。
で、そこで話されていたことっていうのは何なのかっていうのがですね、このお話になるという。それが猫の要人ですね。