ちゃんとした話だけでは、退屈な人へ。
ゲームから仕事を考えたり、珍味から自己探求を始めたり。
遊び、仕事、人間関係、日常の違和感。気になったものに首を突っ込み、脱線・接続しながら、人間や社会について考える時間です。
写真・映像・AI・コーチングのあいだをうろうろするフリーランスのしまぴーが、少し力が抜けて、世界の見え方がちょっとズレてしまう話をお届け中。飽きっぽくて好奇心が強いので、だいたい予定どおりには進みません。
番組の魅力・推薦
17. 家族から「もういい」って言われてしまう話
ちゃんと話を聞いている。なのに、「そういうことじゃなくて」と言われる。そして最後には「もういい」と言われる。どこを間違えているのか。なぜ、人の話をうまく聞けないのか?聞いてもらえないのか?家族に「もういい」と言われる回数 / 違うゲームをプレイしていた / 脳内でクエストが発生する / 無意識コンサルモード / あなたは冷たいね / ズレているクリア条件 / 村長の横に座れ / 剣を抜くのが早い / 説明書に載ってないステータス / 感情は誰がキャッチするねん / 聞くセンサーが増えた / MPが足りないので聞けません / 空っぽと余白の状態を作る / 聞いてもらって、聞く / 寄り添いクエストが必要だ#しまぴーラジオ
16. 「ちいかわ」から考えるケアの話
「同じ気持ちじゃない時、どうしたらいいんだろ」相手が落ち込んでいると、元気にしたい。早く立ち直ってほしいと思う。それは、ケアと呼んでいいんだろうか。励ますでも、慰めるでもなく。解決することと、共にいることのあいだ。草むしり検定5級 / 合格したハチワレ、落ちたちいかわ / ハチワレの問い / 行き場のない感情 / ケアの向きが行ったり来たりする / する、ではなく、いる / 東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 / 日常を歪ませてくるうさぎ#しまぴーラジオ
15. 自分の中に小さな会社があった話
フリーランスは一人でいろんなことをやる。そんな自覚はあったけど、何人分の役割なのかは意識したことはなかった。Podcastの広報をAIに任せようとして役割を分解したら、5つの職種名が出てきた。自分の中のライターと批評家が喧嘩していると思うと、出力されたアウトプットの「なんか微妙」も、少し違って見える。組織変革を扱う『最難関のリーダーシップ――変革をやり遂げる意志とスキル』という本に出てくる、「個人も複数の役割や矛盾を含む」という見方を今回の体験に重ねながら、AIチームは外の組織なのか、自分の中の小さな会社を展開したものなのか、まだよくわからないまま話します。AIで広報チームを作る / 役割ごとに違う判断基準 / 主観と客観の往復 / 『最難関のリーダーシップ』 / 個人もひとつのシステム / 矛盾する自分たち / 「なんか微妙」の正体 / ズレから見える美学 / 拡張か、分解か
14. 閉じた関係性が苦しくなる話
「夫婦関係が一度破綻したら、自分たちでは修復できない。」話し合っているのに、伝わらない。2人きりで、なんとかしようとする。夫として、妻として、親として、ふるまう。そうやって関係が閉じていくほど、言葉は届かなくなっていく。いったい、何が起きているのか。「自分たちで解決できる」という罠 / 役割が固定化すると苦しくなる / 予防のカップルカウンセリング / 義父と妻のインファイト / 通訳としての第三者 / コーチング技術と観察眼 / 数字の3が安定していて好き / カメラ思考で会話を聞く
13. サンダルとモンゴル帝国の話
段差につまずいて、コンクリートに突っ込んだ。ああ、衰えを感じる。衰えといえば、最近見たアニメが気になっている。滅びゆく物語に惹かれてしまうのはなぜだろう。天幕のジャードゥーガル、平家物語、横山光輝の三国志。衰えを感じる身体 / 天幕のジャードゥーガル と平家物語 / 滅びていく国の話 / 横山光輝の三国志 / 何度読んでも滅びる / 成長物語より喪失の物語 / なぜモンゴルは強かった? / 執着は身を滅ぼす / 勝つための最適化が弱点になる / なにはともあれケツが痛い /
12. 家族の連鎖をどう生きるかの話
辻村深月『ファイア・ドーム』を読んでいたら、子どもの頃の記憶がふいに蘇ってきた。閉じる祖母。開く父。そして、開いているとどうしても疲れてしまう自分。人との距離の取り方は、自分の性格によるものだろうか。性格だと思っていたものは、家族の過去がつくった空気なのかもしれない。しかもそれは、世代を越えて伝わっていく。自分を知るとは、自分の内側だけを掘ること、なんだろうか。 ファイア・ドームを読み終えて / 家の空気は誰が作る? / 敷居をまたがせない家 / 階段からの監視 / 裏口から逃げる / 本家と分家のとある出来事 / 反動としての父の開放 / 閉じたい三代目 / 俯瞰する自己探求 / ちょうどいいバランスを探る / 結婚=家族の流れが交わる関連noteコミュニケーションのバケモノ、父から学ぶ他者との関係構築
11. 珍味から始める自己探求の話
一歩間違えれば「無理」になる味が、たまらなく好きだ。でも、味だけの話じゃない。見つかりそうで見つからないかくれんぼ。落ちるけど死なないバンジー。惹かれているのは「ギリギリ」という境地で、そこにいると意識が全部、今に集中する。じゃあ、なぜ自分はそこにいきたがるのか。珍味 / ソシソンの沼 / 木炭まみれのチーズ / フランスは危険 / 腐敗と発酵のあいだのギリギリな味 / 温めた呪物 / 奥行きと複雑さ / かくれんぼとバンジーの快感 / 幼少期の緊張感 / 怒られないムーブ / 破滅ではなく境界線 / 偏愛と変態性のかけら / ヨーグルトの実験関連note
10. ガチのMBTIで世界の見え方が変わった話
同じ言葉を聞いても、立ち上がる世界はこんなにも違う。それは誰かの欠落でも誤解でもない。正規のMBTIセミナーに参加して考えたのは、自分が何タイプかという話よりも、人と人のあいだに「補助線」を引くこと。わかり合えなさを、能力や相性のせいにしないための。他者の見ている世界を一瞬だけ覗くことについて、ゆるく考えてみる。同じ言葉から別々の世界が立ち上がる / チキンと言われてシチューを想像する頭 / レッテルではなく補助線として / タイプが体に馴染んでいく時間 / わかり合えなさを構造として見る / 他者を理解して共にいる
9. たった1時間のゲームで泣いた話
たった1時間。たった600円。なのに、終わった後、家族にこの話をしようとしたら泣いてしまった。プレイ中でも、終わった直後でもなく、「話そうとした瞬間」に。次の言葉を発したら泣くな、と冷静にわかる瞬間があった。あれは何だったのか。インタラクティブノベル「ダレカレ」をプレイした体験から、ゲームという装置、身体と記憶、そして他者に語ることについて考えてみる。 操作する身体と鑑賞する身体のあいだ / 線が描き残した余白 / 1時間で通過する喪失 / 身体が動くと記憶が戻ってくる / 言葉に先立つ映像 / 語ろうとした瞬間に体験は形になる / 他者という思い出させる装置 / 物語ることのささやかな儀式性#しまぴーラジオ
8. 考えるのをやめたら動けた話
台湾滞在中に人生で初めてのバイクに乗った。え、右側通行?怖い。無理。気づけば、無我の境地でハンドルを握り、南国の風と1つになっていた。「とりあえずやってみる」の身体感覚は、 意外と遠くまで連れていってくれるかもしれない。 天使はなぜ飛べるのか——自分を軽く考えるという技法について / 判断が追いつかない速度で、体はすでに応答している / 南国の楽観という風土 / 読む知と触れてから理解する知のあいだ / 「軽さ」は不真面目ではなく、ひとつの倫理#しまぴーラジオ
7. AIに指示してたら変な筋肉がついた話
テキストコミュニケーションにモヤモヤすることが増えた。原因はたぶん、毎日AIに指示を出し続けたせい。曖昧だと動かないAI相手に鍛えられた「分解する筋肉」が、いつの間にか人間とのやりとりにも顔をのぞかせるようになってきている。 AIに指示を出し続けて気づいた「動けない理由」 / 「読めなくなった」のではなく「読めてなかった」という転換 / 曖昧だった自分を変えたAIとの筋トレ / 分解する力は相手への優しさでもある#しまぴーラジオ
6. 転スラで学ぶ交渉学の話
アニメ「転スラ」を見て思ったこと。ドワルゴンとファルムス、二つの国の「選択」がまるで違う。同じ事態に直面しても、見ているものが違えば結末も変わる。「交渉」という視点で読み解いてみた話。二つの国の反応と交渉の本質 / 立場ではなく「利害」を見る統合型交渉 / 感情が狂わせる取引費用と機会費用 / 「聞くだけならタダ」という最小の投資 / 感情とプライドを乗り越える想像力の価値#しまぴーラジオ参考文献松浦正浩『おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門』(クロスメディア・パブリッシング、2018年)伏瀬『転生したらスライムだった件』(GCノベルズ、マイクロマガジン社)
5.私の金持ち父さん、健康父さんから考える資産の話
結婚して気づいた。義父と実父、二人の「父さん」の日常がまるで違う。片方は食卓で株の話、もう片方は毎日1万歩ウォーキングした話。どちらも自分にとっては「普通」で、どちらも長年かけて何かを積み上げてきた。それって両方「資産」なんじゃないか? じゃあ自分の資産は——?二人の父と資産の概念/資産の定義と積み上げ/自身の資産としての「体験」/無意識の資産と自覚の重要性#しまぴーラジオ関連note
4.スマブラの練習法でコーチングが上手くなった話
スマブラでVIPに行くためにやったことが、コーチングのスキルアップとほぼ同じだった。しかもリプレイを見返す感覚まで同じだった。なんで自分はゲームも仕事も同じように取り組んでしまうのか、考えてみた回。
3.スレイザスパイアで学んだ「減らす技術」が仕事に似すぎてた話
前回の偏愛エピソードの続編的な話です。『Slay the Spire 2』という廃人続出の最新作にゲーム体験をもとに、コンセプトの重要性、減らすことの価値と難しさ、弱者の戦略について話していきます。参考note
2.自分の偏愛を仕事にする話
よく言うじゃないですか、「好きなことを仕事にしよう」って。でもこれ、自分の経験を振り返ってみたら、ちょっと違うかもなって思ったんですよね。何が違うのかっていうのを、今日は話してみます。関連note
1.フリーランスあるあるな話
「自分が何者なのかわからなくなる」 お便りが届いたので答えていきます。はじめまして。秋田でフリーのカメラマンをしています。地方でフリーランスやってると「何でも自分でやる」のが当たり前になっていって、気づいたらスキルは増えるけど何者かわからなくなる、みたいな感覚があります。しまぴーさんはそういうの、どう折り合いつけてますか?
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