フリーランスは一人でいろんなことをやる。そんな自覚はあったけど、何人分の役割なのかは意識したことはなかった。Podcastの広報をAIに任せようとして役割を分解したら、5つの職種名が出てきた。自分の中のライターと批評家が喧嘩していると思うと、出力されたアウトプットの「なんか微妙」も、少し違って見える。組織変革を扱う『最難関のリーダーシップ――変革をやり遂げる意志とスキル』という本に出てくる、「個人も複数の役割や矛盾を含む」という見方を今回の体験に重ねながら、AIチームは外の組織なのか、自分の中の小さな会社を展開したものなのか、まだよくわからないまま話します。
AIで広報チームを作る / 役割ごとに違う判断基準 / 主観と客観の往復 / 『最難関のリーダーシップ』 / 個人もひとつのシステム / 矛盾する自分たち / 「なんか微妙」の正体 / ズレから見える美学 / 拡張か、分解か
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サマリー
AIチームの構築を通じて、自身の内面に存在する複数の役割や組織システムが可視化された経験について語る。AIチームの各役割設定は、一人で抱えていた多様な業務を分解・明確化するプロセスであり、主観と客観を行き来する自己理解を深める作業でもある。この経験は、組織変革に関する書籍の内容とも共鳴し、自己の内なる複雑さや可能性を認識するきっかけとなった。
AIチーム構築のきっかけと役割分担
そして今、特別な瞬間をお届けします。
はい、今日はですね、AIチームを作っていたら、自分の中にいた組織、システムが、なんか見えてきたかもしれない、という話をしてみようかなと思ってます。
最近ですね、ちゃんとポッドキャストを色んな人に知ってもらうためにも、AIで広報編集部というか、プロモーションチームみたいなのを作ってるんですね。
で、色々作ってるうちに、5人分くらいの役割ができたんです。
まず、チャンネルストラテジスト、コンテンツマイナー、クリティック、プロモーションマネージャー、ライターみたいな。
なんか本当、名前だけ聞くと、結構ちゃんとした会社みたいな感じがするんですけど、まあ確かに、もともと全部自分一人でやってたことかもしれないなーって思ったんですね。
例えば、ポッドキャストを聞き返して、どこが面白いかなーっていうのを探したり、どの媒体で届けようかなーだったり。
じゃあ文章を書くかーとか、そんでできた文章を一回ちょっと距離をとって、ちょっとこう、批評的に見るというか客観的に見るみたいな。
そういうことをしてましたと。
そんで、AIチームを作るためにそういう仕事をですね、一つずつ分解していったら、あれ?自分は今まで一人で何人分の役割やってたんだ?みたいな感じで思ったんですね。
役割の多様性と主観・客観の往復
で、これは単純に、なんか作業が5つに分かれたっていう感じでもない気がしていて、
それぞれの役割とか、見ているものとか、判断基準が微妙にちょっと違うんですよ。
例えば、文章を書いているときは、自分が何を言いたいかを考えている。
でも、クリティック。難しいですよね、クリティックって。要は、批評家みたいな感じだと思うんですけど。
クリティックの役割のときは、出来上がったものをあるにも一回他者の目線で見る。だったり。
自分の言いたいことを大事にする瞬間もあれば、社会が今どういうトレンドで動いているかだったり、
どういう情報というか、言葉、情報の順番だったら受け取られやすいのかっていうのを考える瞬間もあったりとか。
主観と客観を言ったり来たりしているみたいな感じですかね。
今まではそれを全部自分が広報をやっているという一つの仕事として認識していたんですけど、
AIチームとして役割を外に出してみたら、その中にあった違いが急に見やすくなった感じがしたんですよね。
組織変革とアダプティブリーダーシップ
それでこのことを考えていたときに、前に読んだ本で最難関のリーダーシップ、変革をやり遂げる意志とスキルというのを読んだことがあって、
その内容をちょっと読書メモとかも読み返していったら、重なるところがあった気がしたので紹介しようと思っていて、
著者はロナルド・ハイフェッツ・マーティー・リンスキー・アレクサンダー・グラショーさんですかね。
この本は特にAIについての本とかではなくて、組織変革とかアダプティブリーダーシップを扱った本らしいです。
言ってしまえばというか、ざっくり言うと、経験とか専門知識とか使って解決できる問題だけではなくて、
その組織にいる人たち自身が価値観や信念、行動の仕方を問い直さないと前に進めない問題があると。
そういう簡単には答えが出ない適応課題にどう向き合っていくかという本です。
なのでここから話すことは、この本にAIチームの作り方が書いてあるとか、そういう話ではもちろんないですよと。
あくまでも僕がAIチームを作って感じたことと、本の中の一部分が何か繋がる気がしたという話です。
内なる組織システムの可視化
例えば読書メモとかを見返していくと、本の内容で組織というシステムの中には個人がいて、
その個人もまた一つのシステムであるという見方が出てきます。
他には、個人にはいくつもの役割とそれぞれの役割のアイデンティティが複数ありという記述もあると。
その続きでは、人はいつも明確で一貫しているとは限らない、
いろいろな価値観や信念、あり方、行動様式を持っているという話もされています。
この辺りからAIチームを作っているときの感覚とちょっと繋がったんですよね。
僕もAIを使って新しいチームを外に作っているつもりだったんですけど、
もしかすると、もともと自分の中にいた複数の役割、あるいは仕事、組織を外から見えるような形にしているだけなのかもしれない、って思い始めて。
チャンネルストラテジストだったり、ライター、クリティックさんとかも、
突然ゼロから生まれたというか、もともと自分が無意識にやっていた判断を役割として、あるいは担当として切り分けたというか、切り出したというか。
だとしたら、AIチームを作るっていうのは、自分以外の人を増やすみたいな感じで似ているようだけども、
自分の内側をパソコン上に展開していることに近いのかもしれないなと思って。
なんていうか、自分の中にまず小さな会社があって、それまで部署名も役職名もついてなかったものが、
AIチームを作る過程で急に組織図として浮かび上がってくるみたいな。
役割間の矛盾と自己理解の深化
これ面白いんですけど、自分の中にいる役割同士が必ずしも意見が一致しているわけではないんですよね。
例えばライターとしてはこの表現を残したい、でもクリティックとしてはちょっと伝わりにくいんじゃねえかって思ったり。
そういう矛盾とか引っ張り合いみたいなものが今までも自分の中では起きていたはずなんですけど、
一人でやっているとそれが全部ごちゃ混ぜになって、結果なんか違うなとか迷うとか微妙みたいな感覚として出力されてた気がします。
そこでAIにそれぞれ役割を持たせて見える化していくと、こことここがぶつかっているのかだったり、
なんで迷ってたんだろうっていうのが若干見えやすくなる気がしました。
ライターの自分と批評家の自分がぶつかっているなとか、自分が言いたいことと社会の流れを見ている自分が結構これ真逆だなとか、
そう考えるとAIから微妙なものが返ってきたりとか、なんじゃこりゃみたいなのも単なる失敗じゃないなっていうことなんだろうなと。
いやマジで本当にただただ微妙な時もあるんですけどね。
結果的に自分がどんな基準でよしよしを判断していたのかが見えてきますよね。
自分で当たり前すぎて気づいていなかった美学とか哲学思想世界観とか、
これはやりたくないという一線みたいな、それがAIとの対話だったり、AIチームを作る上で見えてくることがあるんですね。
自己の拡張と記憶の定着
そうやって判断基準を言葉にしたりとか、役割ごとのルールにしたりとか、そういう判断の履歴が残っていくと、
この広報編集部みたいなプロジェクト自体が少しずつ根を張って育っていくような感覚があります。
これ結構個人的にはゲームっぽくて楽しいです。
何がいいかというと、自分の頭の中だけにあったものが外に見えるように蓄積されていく感じが安心するというか、
自分が忘れても残るじゃないですか。結構僕忘れっぽいので、一日寝ると昨日のことが若干曖昧になるみたいな、
みんなもそうかもしれないですけど、そのパーセンテージが結構高いので。
これは自分が助かっているとも言えるんですけど、違う側面としては、
自分がやっている仕事をAIに任せるということをしているんですけど、
結果的に他者に、それが他の人、人間ですね、にも渡せる形にしているとも言えるし、
もっと言うと自分を拡張しているとも言える。
どれなんだろうね。どれなんですかね。
自己定義の複雑さと可能性
バーッと言ってきましたけど、ちなみに本の一部にはこういうことも書いてあって、
自分を一つのものとして明確に定義しすぎると、かえって自分の複雑さが見えなくなるという趣旨の記述もあったり、
あとは複数のアイデンティティがあると自分が理解することで、
それまで見えなかった可能性が見え始めるとも書かれていますと。
これも今回の体験と全く同じだって言いたいわけではないんですけど、
AIチームを作ることで、自分を広報をやる一人の人として見るだけでは見えなかったものが見えてきている感じがあります。
自分の中には作る人もいたり、疑う人もいたり、それを結果的に届け方を考える人もいたり、全体を管理する人もいる。
そしてその人たちは時折矛盾したり、喧嘩したりしていると。
その矛盾をなくして、一人の綺麗な自分としてまとめるんじゃなくて、複数の役割がいる一つのシステムとして見ていくと、もう少し扱いやすくなるのではないですかね。
AIチーム構築の意義と今後の展望
なので、AIチームを作るということは、新しい組織を作るということだけじゃなくて、もしかすると自分の中にいた組織、システム、いろんな役割を周りからも自分自身からも見えるようにするということなのかもしれないですね。
その両方かもしれないし。
まだよくわからないんですけど、AIを便利に使うという話だけではなくて、自分がどうやって仕事をしていたのか、自分の中にどんな役割や矛盾があったのかっていうのを知る作業にもなっている気がしています。
ちなみに、AIチーム作るの興味あるという人は、ぜひお声掛けください。いろいろ今はお話できると思います。
クロードとコーデックスどちらも相談しながら作ってみます。
ということで、今日はこの辺で終わります。
それではまた。
じゃあね。
14:02
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