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9. たった1時間のゲームで泣いた話
2026-05-12 13:49

9. たった1時間のゲームで泣いた話

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たった1時間。たった600円。なのに、終わった後、家族にこの話をしようとしたら泣いてしまった。プレイ中でも、終わった直後でもなく、「話そうとした瞬間」に。次の言葉を発したら泣くな、と冷静にわかる瞬間があった。あれは何だったのか。インタラクティブノベル「ダレカレ」をプレイした体験から、ゲームという装置、身体と記憶、そして他者に語ることについて考えてみる。

 

操作する身体と鑑賞する身体のあいだ / 線が描き残した余白 / 1時間で通過する喪失 / 身体が動くと記憶が戻ってくる / 言葉に先立つ映像 / 語ろうとした瞬間に体験は形になる / 他者という思い出させる装置 / 物語ることのささやかな儀式性

#しまぴーラジオ

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サマリー

今回のエピソードでは、インタラクティブノベル「誰彼」という1時間程度のゲーム体験について語られています。このゲームは、プレイヤーに喪失体験をもたらし、特に物語を家族に話そうとした瞬間に感情が溢れて涙してしまったという筆者の体験が語られます。ゲームのビジュアルや操作性、そして体験が身体感覚と結びつき、過去の記憶を呼び覚ますメカニズムについて考察しています。また、コーチングの経験とも共通する、言葉にすることで感情が結晶化する現象についても触れられています。

ゲーム「誰彼」との出会いと涙の体験
And now, for a special moment, しまぴーのXXXな話、今日もやっていきます。
しまぴーのXXXな話、今日もやっていきます。
最近、家族と、海猿の主演俳優誰だっけ、みたいな話になったんですよ。
相手がちょっと思い出そうとしてて、なんだっけなーってなって、結果的に、
あれ、伊藤秀俊だっけって言ったんですね。
ちょっと、猿に引っ張られ過ぎだろうなって思いました。 記憶がちょっと曖昧になってましたね。
はい、今日はですね、 誰彼というゲームについてお話ししたいと思っています。
皆さん知ってますか。僕、 結論から言うと、この1時間程度のゲームなんですけど、
終わった後に泣いてしまいました。
しかも、不思議だったのは、プレイ中にとか、終わった後直後に泣いたのではなく、
このプレイした体験を家族に話そうとした時に泣いてしまったんですよね。
なんか、こういうことないですか。
あ、次の言葉を話したら泣くなっていう瞬間。
今回はまさにそれで、
なんでこんなことが起きたのかっていうのが自分でも気になっていて、
それをちょっと話しながら考えてみようと思っています。
まずこの誰彼というゲームについてちょっと紹介しますね。
あらすじなんですけど、
いつもと変わらないはずの朝、
少女が起きると父親がいなくなっていた。
代わりにいたのは見知らぬ男。
戸惑う少女。
噛み合わない会話。
男が差し出す謎の薬。
彼は一体何者なのか。
というあらすじですね。
そして歪みの先にある物語っていう言葉も書いてありますね。
この、なんて言うんでしょうね。
歪みっていうのは人の認識の歪みみたいな感じで書かれてるんですけど、
それをある意味体験するインタラクティブノベルという風に説明されてます。
全3章で1時間程度でプレイ可能という感じです。
知ってる方もいるかもしれませんね。
結構いろんな実況者の方とかが既に紹介していたりとか、
国内だったり海外のゲームのショーを撮っていたりとかして、
もう結構話題になってきているものではありますね。
ちなみに僕はSteamっていうパソコンでダウンロードしてやったんですけど、
あとはSwitchで配信中と、
スマホ版が6月に出るらしいので、
もし何も今言ったやつを持っていないのであれば、
6月まで待っていただけたらプレイできますという感じです。
ちょっとずつ思い出してみようと思うんですけど、
「誰彼」のゲームシステムとビジュアル
何がすごかったのかなっていうのをちょっと振り返ったくって、
まず体験として、
自分の手でもちろんゲームなどで操作するんですけど、
例えば登場人物同士のコミュニケーションみたいなのを、
ちょっとしたミニゲーム感覚で操作するんですけど、
なかなかうまくいかないんですよ。
そのうまくいかないもぞかしさみたいなところを、
まさに追体験してる感じになるんですよ、ゲームを通して。
それが映画と、あるいはアニメとかと違う体験になってるなって思います。
鑑賞するだけじゃなくて、自分で実際にやるっていう。
これがかなり全体的に効いてくるんですよね。
物語の流れだったりとか、結末だったりとか。
もう一つは、ビジュアルも、
線画調のドローイングテイストみたいな感じになってるのもすごく大きいなと思っていて、
没入しやすいというか、
自分の記憶をそこに重ねやすいような、
余白として機能してるなとも思いました。
色彩とかもすごくいい感じです。
どんな体験だったかっていう風に話してたんですけど、
「誰彼」が大人におすすめな理由
最初に前提をお伝えすると、大人の方にお勧めしたいゲームですね。
もっと言うと、家族がいたりとか、パートナーがいたりとかする方にお勧めですね。
子供の方というか、子供もやってもいいかもしれないんですけど、
これで子供がクリアした後に、
これはすごかった!みたいなことを言い始めたら、
ちょっとその子は人生何周目か疑いたくなる感じですね。
なので大人の方に是非やってほしいっていうのは、
最初というか今の段階で伝えておきたいなと思いました。
なぜならというか、
なんて言うんでしょうね。
言ってしまうと1時間でちょっとした喪失体験をするんですよ、ゲームで。
しかも、その喪失するっていうものが、
我々がゲームをすることによって、体験していったことによって、
よりそれが失われるというか、
そこがより効いてくるんですよね。
ゲームだからこそっていう感じですかね。
なのでなんだろうな、これゲームなのかなっていう感じです。
もう一種の追体験をする装置というか、
そんな感覚にもなっていて、
自分の手で動かしていくので、
そのもどかしさだったりとか、
うまくいかない感じとか、
そういったものが身体的な感覚として自分に宿るので、
結果的に過去の似たような記憶だったりとか、
うまく伝わらなかった瞬間だったり、
すれ違った瞬間だったりとかが、
ちょっと頭をよぎったりするんですよね。
だから体が動くと、過去の身体的なものも
呼び戻されるのかもしれないなって思います。
体験が他者への語りによって結晶化するメカニズム
一番考えてみたかったことなんですけど、
なんで後から泣いたのかっていうことなんですけど、
もしかしたらプレイ中だったりプレイ直後はまだ体験の中にいて、
終わった後も余韻の中にいて、
でも家族に話そうとした瞬間に、
初めてその体験が自分の外に立ち上がるというか、
もっと言うと何だろうな、
思い出すと話そうとした時に、
自分の頭の中に記憶とか、
いろんなイメージが浮かんでたんですよね。
家族との過去だったり、未来だったりとか。
その映像が再生された瞬間に、
また身体感覚みたいなのが戻ってきて、
感情がドバッと押し寄せたっていう感じですかね。
はい。
なので仮説というか、
すでに研究されてるかもしれないんですけど、
体験って他者に向けて語ろうとした瞬間に、
改めて結晶化するというか、
形になっていくのかなっていうことを考えたりしてました。
こういう体験って、
実は違う分野でもあるなって思ってて、
自分だったらコーチングとかを人に提供してることもあって、
似たような体験がやっぱりあるんですよね。
話をされてる方、
自分は話をその時聞いてるんですけど、
言葉を出すことによって、
感情が一気にこみ上げてきて、
みたいな感じですね。
その瞬間は自分は、
話をしてる方にとっては、
ある意味、なんだろう、
今まで自分の中にはあったんだけど、
なかなか向き合えなかったりとか、
形にできなかったものを、
外に出す一つの装置みたいな、
役割だったりというか、
働きをしていたのかもしれないなとも思うし、
それは今回のゲームでも、
似たような感覚というか、
構造のような気もしているという感じですかね。
なんなんでしょうね、本当に不思議なんですよ。
言葉にした瞬間に、本当に一気に、
いろんなものがブワッと出てきちゃって、
なぜか泣いてしまうとか、なぜか笑ってしまう、
体が震えるとか、体温が上がるとか、
そういうことが起きるんですよね。
なので今回自分が泣いたときも、
ああ、あの感じきたなっていう、
なんか謎に、冷静に自分を捉えていたりとかもしたんですけど、
ああ、この言葉を出したら、
たぶん次の瞬間自分泣くわ、みたいな。
本当、面白いですよね、これ。
「誰彼」はゲームを超えた体験
改めてこの誰彼というゲームなんですけど、
もう僕の中ではゲームというか、
本当に1時間でできる1つの体験だと思っていて、
ゲームって体験だろうということを言われたら、
それまでなんですけど、
ゲームではもうくくれない何かになっている気がしましたね。
そんな作品だなって思いました。
もっと具体的にあのシーンについてとか、
物語の全体について語りたいんですけど、
こういったものの宿命なのか、
ネタバレはなるべくしないようにしたいなっていうのがあって、
そこをどう伝えずに体験したこととか感じたことを、
みんなに伝えられるかっていうのはやっぱ大変ですよね。
なのでぜひ皆さんプレイしたら教えてください。
ちょっと語りましょう。
600円ぐらいなので、
もしスイッチがある方はダウンロードでもできると思いますし、
スマホでプレイした方は6月まで待っていただければいいのかなと思います。
ゲームの説明にもどこかに書いてたかもしれないですけど、
人によってはちょっとこう辛すぎるというか、
あまりにもちょっとこう、
ゲームと今までの自分の体験が重なりすぎる方は、
無茶しない方がいいかもしれないなっていうのはちょっと僕の方からも伝えておきます。
「誰彼」体験の語り直しと他のゲーム体験
いやーまだ全然語りきれてないんですけど、
そうですね、余談ですけど、
家族にちょっとこの体験を話そうとした時、
もう泣き添いながら語ろうとして、
最終的に小声で話そうとするっていう、
小声で話そうとすると何とかこう泣かなくて済むんだんですけど、
変な感じでしたね。
あのさー、みたいな。
この後こういうことがあって、みたいな。
振り絞りながら。
もう泣くってわかってるんで、ちゃんとした声を出したら。
もうすごいあっちからすると奇妙な状態に見えたでしょうね。
突然なんか男が目の前に来て、
なんか謎の表情で小声で話し始めるっていう、
むしろ怖かったんじゃないかなって。
いや怖かったというか、
なんだこいつってなったと思いますね、きっと。
いやーゲームってすごいですね。
まだまだいろんなゲームをやってきましたけど、
こんな体験ができるんだなっていうのが驚きですね。
まあ余談の余談ですけど、
他に最近プレイしたゲームで印象に残ってたのが、
インスクリプションっていう、これもSteamでできるゲームなんですけど、
これも今までのゲームの感覚がガラッと変わるというか、
めっちゃくちゃゲームって自由なんだなって思いました。
言ってしまえば現実と曲が混ざる瞬間があって、
自分はその瞬間すごいゾグッとするというか、
うわーやべーってなります。
これもあんまりネタバレができないのであれですけど、
どちらかというと誰彼の方がプレイしやすいと思います。
今日はこんな感じで、ゲームの体験だったりとか、
それにまつわる身体勢だったり、
次体験するということについて考えて話してきました。
こんな感じで今日は終わっていこうと思います。
はい、それじゃあまた。
じゃあね。
13:49

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