今日はですね、ここシルバーウィークアゲの皆さんにですね、ごちごちのバチバチのですね、牛の話をしていこうかなと思いますんで、
牛が好きな方はですね、本当にテンションを上げて聞いていただけたら嬉しいなと思いますんで、
今日も10分、15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、では今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、
昨日ね、公式LINEの方にお知らせしましたけれども、ラクノーデータバンクというね、川上牧場の過去の配信、800本くらいでしょうかね、まとめたサイトを作りまして、そちらの方をですね、またリニューアル、アップデートしましたんで、また見ていただけたら嬉しいなと思います。
今までちょっと研修生とかね、ラクノーを目指す人向けのとこと、牛乳に興味を持った人向け、消費者向けの入り口作ってたんですけど、他にもいろんな入り口を作ってですね、記事が読みやすく、探しやすくなったような、そんな形にしてみましたんで、ぜひ良ければ公式LINEの方からですね、見れますし、川上牧場のホームページからも見れますので、こちらの方見ていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
では、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますので、牛乳を飲みながらですね、牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをさせていただきたいなと思います。
川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、ぜひ皆さんアカウント登録してログインしてね、読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものをね、準備しておりますので、ぜひこちら登録してね、読んでいただけたらと思います。
皆さんの応援ご支援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひよろしくお願いします。
昨日あれですね、メンバーシップ限定記事、1ヶ月っていうか月始めまでは無料で読めるようにね、しておこうかなと思いますので、はい。
川上がですね、Googleヘルスというね、腕につけるデバイスをつけたら将棋の事実があったっていう、そんな記事書いてますんで、はい、ぜひ参考にしてみていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛乳製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売り上げは、川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくという、そんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あと川上牧場公式LINEをやっておりまして、365日こうやって配信してるんですけども、なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、週に1回まとめの記事が届くという、そんなお手軽な公式LINEになっておりますので、
ぜひ音声配信を聞いている方はですね、概要欄の方からお友達登録していただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
はい、では今日のお知らせでございました。では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していきます。
これでは本末転倒ということで、このバランスが大事ということですね。
続いてラク酸です。ラク酸はルーメン壁で多くが代謝され、β-ヒドロキシラク酸、BHBなどに変換されます。
ルーメン上皮のエネルギー源として使われ、脂肪酸合成にも関係していきます。
ここでラクなおかの方なら、BHBって血糖質で測るやつじゃないの?と思うかもしれませんが、その通りなんですけども、
ただしBHBがあること自体が異常なのではありません。正常なルーメン代謝でも作られていきます。
分泌後のエネルギー不足などで体脂肪動員が大きくなり、血中ケトン体が高くなるのが、血糖質を考える時の問題です。
同じ物質でも、どこからどれくらい作られているのかを見る必要があるということですね。
牛乳を調べることでもBHBが調べることができるので、こういうところがありますよね。
で、今度はですね、澱粉、例えば餌配合の中に30%入っていましたと言うんですけども、これ30%でも同じ餌ではないというお話をしていきます。
餌の配合を変えるときにかなり意識するのが消化のスピードです。
例えば飼料分析で、澱粉がこれだけ入っていますと出ても、数字だけでは十分ではありません。
どんな穀類なのか、どんな加工をしているのか、粒度はどうなのか、粒の大きさですね。
再冷時なら保存状態や熟成はどうなっているか、発酵がどうなっているかということですね。
これらでルーメン内での分解速度は変わっていきます。
一方、繊維にも早く消化されるものと非常にゆっくり消化されるものがあります。
ここで考えるのは分解速度と通過速度の競争です。
餌がルーメンの中で十分消化される前に外へ出てしまうのか、あるいはなかなか消化されずルーメンに長く残って物理的にお腹いっぱいになってしまうのか、
つまり栄養価が高いか低いかだけではなく、いつ栄養になるかまで考えていきます。
ここが半数動物の飼料設計の面白いところです。
炭水化物もご飯を食べるのかパスタを食べるのかで消化のスピードが違うみたいな、
うどんが消化がいいみたいな、ああいう感じで思ってもらったらいいかなと思いますね。
飼料評価でも摂取量、分解速度、通過速度は微生物タンパク質や小腸に届くタンパク質、網の産量の予測にも関係していくということですね。
最終的には結局一番大事なのはですね、牛が食べてくれるかです。
ここまで小難しい話をいっぱいしてきましたけども、現場で一番大切にしている数字の一つは、
甘物摂取量、DMIというものがあります。
水分を除いた、本当に牛が食べた餌の量ですね。
ものすごく綺麗な飼料設計を作って、パソコン上では100点でも、牛が食べなければ意味がありません。
例えば24キロの甘物を食べる前提で設計しているのに、実際には21キロしか食べていなかったら、
エネルギーもタンパク質も網の産も全部予定より少なく入っているわけです。
ここで特に注意するのが、原物量と甘物量を混同しないことです。
水分の多いTMRや副産物、サイレージは同じ10キロでも水分が違えば、牛が摂っている栄養量は違います。
なので、餌の配合を変更した後に、入量が増えたかを見る前に、ちゃんと食べているかを見るようにすることが大事だと思います。
あとは、入量だけを見ていると、牛に借金させることがあるという話をしていきます。
ここが重要な話なんですけども、餌を飼えた翌日に、入量がボーンと上がって、
うわ、餌飼えたら入量が上がった、成功したって思うかもしれませんけど、これはまだ相当は言えません。
なぜなら、牛はですね、自分の体を削ってお乳を出させるからです。
特に貧乳貯金は、甘物摂取だけで牛乳生産に必要なエネルギーをまかないきれず、体脂肪を動員する負のエネルギーバランスが普通に起こります。
だから、入量と一緒に見るのがボディーコンディションですね。
牛が太っているのか痩せているのかというのがボディーコンディションといいます。
牛の体脂肪は貯金みたいなものです。
入量が出ていてもボディーコンディションスコアがどんどん落ちているなら、その入量の一部は、
餌で稼いだ入量ではなく、牛の貯金を取り崩して出している入量かもしれません。
はい、ここで先ほどのBHPとかね、効果的なんですけどね。
はい、あとはあの、餌を食べているか、先ほどの脂肪酸素性ですね、牛乳のね、そういうのを見ていくのが大事なんですけどね。
はい、あとはあの、あれですね、あのー、えーと、ルーメンの発酵、アンモニアの量ですね、
BHPとかそうですね、えー、はい、続けていきます。
入量とDMIとボディーコンディションスコアはセットで見るのが大事ですね。
はい、というお話でございます。
牛乳はルーメンから得得成績表だというお話をしていきます。
そして毎日確認できる非常にありがたいものがあります。
それが牛乳です。
入量だけではなく、乳脂肪、乳タンパク、乳糖、牛群検定ならさらにいろいろな数字を見ることができます。
例えばね、餌をあげて、なんか、餌を変えて、乳脂肪が落ちた。
じゃあその時はですね、じゃあ、ちゃんと繊維を食べれているか、有効繊維は大丈夫か、ハンスはちゃんとやっているのか、
澱粉はスピードが速くないか、脂肪の量がこう体から脂肪導入していないか、
えー、どういう脂肪酸素性になっているのか、ルーメンの環境はどうなのか、こういうことがね、牛乳を見ることでわかることができます。
はい、ただしですね、乳脂肪の低下だけで足動質を診断できるわけではなく、
乳脂肪の低下は、えー、足動質の指標として感度が低いとされています。
乳タンパクが変わったからエネルギーは十分か、代謝タンパクはどうか、アミノ酸はどうか、幹物摂取量は落ちていないか、乳頭が動けばエネルギー代謝だけではなく、乳房の状態など、他の要因も考えるということですね。
つまり乳成分を原因ではなく、牛の中で何かが変わったというサインとしてね、見ていくというのが大事かなと思います。
はい、続いてタンパク質のお話をしていきます、まだ続きますよ、終わったと思いました?まだ続きますからね。
はい、タンパク質のCP何%だけでは見なくなったというお話をしていきます。
かなりね、私が意識しているのはですね、まだアミノ酸素性ですね、これね、はい、昔ながらのね、見方ならこの餌はCP18%です、みたいに素タンパク質を見ると思います。
もちろんCPも大切なんですけど、でも牛に必要なのはですね、最終的には吸収できるアミノ酸ですね。
ルーメンで分解されるタンパク質から微生物が微生物タンパクを作る、一方でルーメンを通過するRAUP、いわゆるバイパスタンパクもあります。
それらがですね、照常液、消化されてアミノ酸として吸収されていきます。
この供給全体を考えるために代謝タンパク、MPというものがあります。
そしてNASAMの2021ではMPの総量だけではなく、必須アミノ酸をバランスする方向へモデルが大きく変化していきますということですね。
ここからアミノ酸のお話をしていきます。特に意識するのが、RAUPの乳牛で大事なのが、リジンとメチオンギンというアミノ酸ですね。
この2つはですね、乳牛飼料で制限になりやすい必須アミノ酸として長く重視されてきました。
最近は飼料条件によっては、必須地陣など他の必須アミノ酸も含めて考える研究も進んでいます。
ただしここでもメチオンギンを入れれば乳タンパクが上がる、みたいな考え方はしていきません。
そもそも牛が食べているのか、エネルギーは足りているのか、ルーメンビ生物が十分に増殖できているか、
代謝タンパクは足りているのか、その上でリジンやメチオンギンなどの必須アミノ酸の供給バランスがどうなっているのか、という順番ですね。
皆さんがわかりやすく例えるならですね、家を建てるのにですね、ネジだけ最高品質、すっげーいいネジ、それだけを使っても家は建ちませんよね。
木材はいりますし、柱もいりますし、人もいますし、全部揃った上で最後に不足している材料は何かを見る。
これがですね、アミノ酸の素性を見るということですね、それに近い感覚かなというところでございます。
はい、ということでここまでを一度まとめていきますと、餌を変更するときに頭の中で大きいこの順番で見ています。
1、牛が餌を食べるか、幹物摂取量、嗜好性、選び食いをしていないかというところですね。
2番目、ルーメンが安定しているか、pHを見たり、半数を見たり、有効繊維を見たり、澱粉を見たり等の発酵速度を見るということです。
3番、どんな発酵になるのか、作酸落酸、プロピアノ酸のバランスはどうなっているかというところを見るんですよね。
続いて4番目、消化と通過の速度は合っているのか、早すぎないか遅すぎないかですね、あとは糞にちゃんと消化できているかっていうのを見るっていうのもありますね。
あとは牛乳にどう現れるかですね、乳量や乳脂肪、乳タンパク、乳糖などね、こういうのを見ていきます。
あとは牛自身が痩せていないか、太っていないかというところですね、ボディー、コンディション、スコア、体重、健康状態を見ていくということです。
最後に栄養の質まで見ていくと、7番目ですね、先ほどの代謝タンパクMPと、そしてリジン、メチオンギンなどの必須アミノ酸、
こんな流れで牛の餌を変更した時に見ているということでございます。
もう一つまだあるんですよ、配合の変更でですね、餌の配合の変更でかなり気をつけるのがですね、急激に変えないことです。
特に素飼料を中心から濃厚飼料を増やしたり、澱粉源を大きく変えたり、発酵速度が大きく変わる、こういう変更は慎重にやるべきです。
理由はですね、牛自身だけではなく、ルーメン微生物とルーメン壁も新しい環境に順応しなければいけないからです。
高穀類飼料、穀類を多給する、いっぱいあげる餌の飼料設計とかにする場合はですね、
ルーメンとかルーメン、あと乳頭、ルーメン乳頭などの適応にも数週間を要することがあり、急な変更は足動質などのリスクを高めるということがあります。
なので、この餌は良さそうだから明日から全部飼いようというのではなくですね、
飼えて、牛を見て、数字を見て、また調整する、この繰り返しをやるということですね。
はい、ということで今日質問いただきました。スプーンネームお豆腐さんの質問にお答えしてきましたけども、
牛さんの餌の配合を変える時に気をつけていることはありますか?というシンプルで短い質問だったんですけども、
ちょっと熱量が入ってしまいまして、質問に答えてきましたけども、
牛の餌はですね、牧草何キロやって、配合飼料何キロやって、だけの世界ではありません。
その餌がですね、どの速度で発酵して、ルーメンペハをどう動かして、サク酸、ラク酸、プロピオン酸をどう作って、微生物がどう育てて、
どれだけ甘物で食べてもらって、どんなアミノ酸を小腸まで届けて、
最終的に乳量、乳成分、牛の体にどう現れるのかというところですね。
そこまで繋がっているということです。
なので、良い餌とは何かと聞かれたら、成分表だけでは答えられません。そう思っています。
良い餌というのは、その牛が食べて、ルーメンが安定して、牛乳を出しながら、牛自身も健康でいられる餌。
それがね、一番じゃないかなと思います。
そして最後に答えを教えてくれるのは、飼料設計ソフトでも分析表でもなく、目の前の牛さんです。
皆さんも牧場を見る機会があったら、何を食べているんだろうだけではなく、
この餌を食べた後、牛の体の中では何が起きているんだろうという、そんな目で見てもらえるとですね、
牛の見方がちょっと変わるかもしれませんということで、
はい、ということで今日の質問にお答えしていきました。
ありがとうございます。
はい、ということでね、ちょっと長くなってしまいましたけども、
牛のね、飼料設計のお話をさせていただきましたよ。
なので、これから夏から秋に向けて涼しくなってきて、
牛の食べる餌の量とかも急激に変わっていくんですよ。