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牛の餌、何を基準に変える?pH・酢酸・プロピオン酸・乳量まで見る“配合設計の裏側
2026-09-24 30:12

牛の餌、何を基準に変える?pH・酢酸・プロピオン酸・乳量まで見る“配合設計の裏側

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00:05
今日も皆様、一日お疲れ。 お酒じゃなくてミルクはいかが?
あなたのお耳に少しだけお邪魔します。 牛舎カラー
こちらは、島根県出雲市にある 小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニで、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、落脳の魅力を、落脳家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や、牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まります。
はい、おはようございます。 今日が9月の24日の木曜日でございます。
シルバーウィーク開けて、平日に戻ってきましたけども、まあね、今日明日行ったらまたお休みですか。
今日明日お休みしている方もおられるんでしょう。
でも、楽の子は頑張っていきますので、今日もやらせていただいております。よろしくお願いします。
今日のお天気はですね、最高気温が29度の晴れ、時々曇りという天気になっております。
秋晴れの気持ちいい、過ごしやすい、そんな天気になっておりますよ。
晴れ切って今日も仕事をやっていこうかなと思います。
今日のお仕事はですね、大秘の注文が1台来てるんで、大秘を取りに行って、その代わりにもみがらを取りに行って、
10時ぐらいだったかな、お昼からだったかな、ちょっと忘れました。
結果は確認しないといけないですけど、畜産試験場という近くに試験場がありまして、
そこで牛の体系調査の、体系審査の勉強会みたいなのがあるんで、それにちょっと参加していこうかなと思います。
出雲地区のですね、改良研究会の副会長もやらせていただいておりますんで、行ってきます。
楽しみだなと、久しぶりにラクノバサがみんな集まったりとかするところなんで、楽しみだなと思いつつ、仕事をこなしてやっていこうかなと思っております。
今日の配信はですね、またリスナーさんからの質問にお答えしていこうかなと思いますけども、
牛の餌についてですね、質問が来ておりますよ。
夏の暑さがあって、秋になってくると、また牛の餌の食べる具合も変わってくるんですけども、
牛の餌の配合を変えるときに、気をつけていることはありますか?という質問が来ておりますんで、
03:03
今日はですね、ここ、シルバーウィークアゲの皆さんにですね、ごちごちの、バチバチのですね、牛の話をしていこうかなと思いますんで、
牛が好きな方はですね、テンションを上げて聞いていただけたら嬉しいなと思いますんで、
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、では今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、
昨日ね、公式LINEの方にお知らせしましたけれども、
ラグノーデータバンクというね、川上牧場の過去の配信、800本くらいでしょうかね、
をまとめたサイトを作りまして、そちらの方をですね、またリニューアル、アップデートしましたので、
またね、見ていただけたら嬉しいなと思います。
今までちょっと研修生とかね、ラクノーを目指す人向けのとこと、牛乳に興味を持った人向け、消費者向けの入り口作ってたんですけど、
他にもいろんな入り口を作ってですね、記事が読みやすく、探しやすくなったような、そんな形にしてみましたんで、
ぜひ良ければ、公式LINEの方からですね、見れますし、川上牧場のホームページからも見れますので、
こちらの方を見ていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
では、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますので、牛乳を飲みながらですね、
牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをさせていただきたいなと思います。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをノートの記事として毎日上げておりますので、
ぜひ皆さん、アカウント登録してログインしてね、読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなーとか、もっとより良く知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものをね、準備しておりますので、
ぜひこちら登録してね、読んでいただけたらと思います。
皆さんの応援ご支援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひよろしくお願いします。
昨日あれですね、あのメンバーシップ限定記事、1ヶ月っていうか、まあ月始めまでは無料で読めるようにね、
しておこうかなと思いますので、川上がですね、Googleヘルスというね、腕につけるデバイスをつけたら将棋の事実があったっていう記事が書いてますので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛乳製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売上は、川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の職域活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あと川上牧場公式LINEをやっておりまして、365日こうやって配信してるんですけども、なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、週に1回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになっておりますので、
ぜひ音声配信を聞いている方はですね、概要欄の方からお友達登録していただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
はい、では今日のお知らせでございました。では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していきます。乾杯!
06:04
いただきまーす。
うわー、シルバーウィーク明けの仕事きついなって思ってるけど牛乳はうめー。うめーです。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
やる気がねー出ないですよねー。どうにも募金も休みにしてしまえばいいの言って、もう楽なお日替わりは思いますけど。
でもね、牛乳はね、学校給食でまた飲んでもらいたいなと思ってますんで。
牛乳はもうジャブジャブに余ってますからね、皆さんしっかり牛乳飲んでいただいて、仕事、学校の行きたくなささを吹き飛ばしていただけたらと思いますよ。よろしくお願いします。
ではでは、今日も皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうと思います。
各配信アプリ、SNSで来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はスプーンという配信アプリから来ました。スプーンネームお豆腐さんの質問でございます。いつもありがとうございます。
質問です。牛さんの餌の配合を変える時に気をつけていることはありますか?という質問が来ております。
ありがとうございます。
気軽にですね、配合を気をつけていることはありますか?という質問かもしれませんけれども、
今後の配合を変える中でもですね、本当にいろいろなことを考えて餌を変えているわけです。
牛さんの餌を変えると体調も変わりますし、そして乳量、日々の牛乳にも菌質が変わってきますんで、めちゃめちゃ大事なことになってます。
この配合っていうのも配合飼料のことなのか、それとも餌の比率のことなのか、この質問からではわからなかったので、
今日はですね、両方もうらした形で、こういうのが大好きなんで、楽能の中でね、牛の餌のことをお話ししていこうかなと思いますので、
配合飼料を何キロにするとかね、牧草を何キロに入れるとか、そんな単純なことではないということですね。
楽能家の皆さん、全てがこういうことを考えているっていう方はおられないかなと思いますけど、
川上があげるならば、ルーメンのペイハートですね、あとはサク酸、プロピオン酸、ラク酸という主要の既始発生脂肪酸、
あと消化スピード、幹物摂取量、乳量、乳成分、ボディーコンディション、
あとはですね、アミノ酸素性のリジンやメチオンギンというのが主要なアミノ酸になるんですけども、
ここら辺をですね、今日はお話ししていこうかなと思います。
よろしくお願いします。
今日もまとめてきたものを読んでいこうと思いますので。
結論から先に一言で言うと、餌そのものより、餌を飼えた後、牛の中で何が起こるのかを楽能家は見ているということですね。
09:04
今日はここをしっかりとお答えしていこうと思いますので。
まず最初に、牛に餌をやる前にですね、ルーメンの微生物に餌をやるという感覚、こちらをお話ししていこうと思います。
まず一番大事なところからいきます。
牛は草を食べますけど、人間みたいに自分の消化酵素、胃の遺産とかね、あれだけで草を消化しているわけではないんですよ。
牛のお腹の中の第一位という一番大きい胃袋の中にいるですね、ルーメンの中にいる細菌とか原虫、菌類などの微生物が餌を発行してくれます。
そして楽能家は牛に餌を与えていると同時にルーメンの微生物を飼っていると言ってもいいんです。
牛飼いは虫飼いというね、虫ですね、昆虫の虫、虫飼いというそんな格言もあったりしますけども、これぐらい微生物を上手に飼うというのは大事なんですよね。
ルーメンでですね、炭水化物が発行すると主にサクサン、ラクサン、プロピオン酸というこの3つの揮発性脂肪酸、英語で言うとVFAというものが作られます。
そしてVFAは乳牛にとって非常に重要なエネルギー源になっていきます。
なので楽能家にとって餌を飼えるというのはですね、単にメニューを変更することだけではなく、ルーメンという巨大な発行タンクの条件を変更することということになります。
ここをね最初に考えていくというところですね。
まず意識する数字がルーメンのpHです。酸性アルカリ性みたいなの皆さんも小学校の理科とかで習ったかなと思うんですけど、pHですね。
特にですね、澱粉や糖のような発行の早い炭水化物を増やすとVFAの酸性が増えて、増えるということですね、VFAが増えてルーメンのpHが下がりやすくなります。
逆にしっかり噛める物理的に有効な繊維があれば半数が増えて唾液が増えます。
草ですよね。
唾液には干渉作用があるのでルーメンの環境を安定させる方向に働きます。
唾液がpHのアルカリ性になっていますので、中和させてアルカリに戻してくれるということですね。
現在のNASEM、NASAM2021という、牛の栄養の2021年のこれだけ栄養があって、これだけ牛さんが栄養要求量がありますよみたいなのが年々更新されていくんですけど、
その2021というのを踏まえた解説では、繊維発酵を維持する上でpH6から6.1付近を保つことが意識されて、pHが6.2を下回ると繊維消化が低下し、5.5以下では大きく損なわれやすいとされています。
12:05
ただここは誤解してほしくありませんが、pH6なら豪酷で5.9なら失敗という話ではないのです。
ルーメンpHは1日の中でも動きます。
食べた後に下がって酸が吸収されたり、搬送して唾液が入ったりして戻っていく。
アキュー性ルーメン足動質も一般にはpH5.2から5.6程度まで下がった状態が繰り返しある程度長く続くこととして扱われていきます。
だから大事なのは最低pHだけではなく、どれくらい低い状態が続くのかということですね。
そして実際の牧場では毎日牛のお腹にセンサーを入れてpHやVFAを全部直接測っているわけではありません。
飼料分析や飼料設計、搬送や採食行動、糞や乳尿や乳成分などから、今ルーメンで何が起こっているんだろうと推測しながら牛に餌を割って与えていくということですね。
ここから少しマニアックな話になるんですけども、作酸、プロピアノ酸、落酸は役割が違うというお話をしていきます。
ついてきてください。よろしくお願いします。
まず作酸です。
生衣室の発酵では相対的に作酸が多くなりやすいです。
作酸は乳腺での乳脂肪合成に重要な機質になります。
なので乳脂肪が下がったときには脂肪を足せばいいじゃん、ではなくて、ちゃんと半数しているか、有効繊維が足りているか、澱粉発酵が早すぎないか、ルーメンpHは下がりすぎていないかというところを見ます。
ただしここも作酸が少ないイコール乳脂肪が低いという1対1の関係ではありません。
低いルーメンペーハーとタカフフォーア脂肪酸などが組み合わさることでルーメン内の脂肪酸代謝経路が変化し乳腺の脂肪合成を抑える脂肪酸が生じる乳脂肪低下の仕組みもあります。
だから乳脂肪だけを見てすぐ答えを決めないようにしていきます。
脂肪酸素性を見るといいですね。
デノモとかミックスとかフォームドとかね。
ここはいずれお話ししていきます。
プロピオン酸です。
続いてプロピオン酸です。
これは非常に重要なんですけども、プロピオン酸は吸収された後、肝臓に行って糖心性によってグルコースを作る主要な原料の1つになります。
そしてそのグルコースはミュート、つまりラクトースを作るために使われます。
なのでエネルギー供給や乳生産を考える上でプロピオン酸の酸性も大切です。
じゃあプロピオン酸を増やしたいから澱粉をどんどん増やせばいいじゃないかとなるかというとそう簡単ではありません。
澱粉を増やして発酵が早くなりすぎれば今度はpHが下がり繊維消化が落ちて再食糧が落ちていきます。
そうするとせっかくエネルギー濃度を高めたのに牛が食べなくなるという状態になります。
15:02
これでは本末転倒ということでこのバランスが大事ということですね。
続いてラク酸です。
ラク酸はルーメン壁で多くが代謝され、β-ヒドロキシラク酸、BHBなどに変換されます。
ルーメン上皮のエネルギー源として使われ脂肪酸合成にも関係していきます。
ここでラクなおかの方ならBHBって血糖質で測るやつじゃないの?と思うかもしれませんがその通りなんですけども、
ただしBHBがあること自体が異常なのではありません。正常なルーメン代謝でも作られていきます。
分泌後のエネルギー不足などで体脂肪動員が大きくなり血中血糖体が高くなるのが血糖質を考える時の問題です。
同じ物質でもどこからどれくらい作られているのかを見る必要があるということですね。
牛乳を調べることでもBHBが調べることができるので。
こういうところがありますよね。
で今度はですね、澱粉、例えば餌配合の中に30%入っていましたというんですけども、これ30%でも同じ餌ではないというお話をしていきます。
餌の配合を変える時にかなり意識するのが消化のスピードです。
例えば飼料分析で澱粉がこれだけ入っていますと出ても数字だけでは十分ではありません。
どんな穀類なのか、どんな加工をしているのか、流度はどうなのか、粒の大きさですね。
サイレージなら保存状態や熟成はどうなっているか、発酵がどうなっているかということですね。
これらでルーメン内での分解速度は変わっていきます。
一方繊維にも早く消化されるものと非常にゆっくり消化されるものがあります。
ここで考えるのは分解速度と通過速度の競争です。
餌がルーメンの中で十分消化される前に外へ出てしまうのか、あるいはなかなか消化されずルーメンに長く残って物理的にお腹いっぱいになってしまうのか、
つまり栄養価が高いか低いかだけではなく、いつ栄養になるかまで考えていきます。
ここが半数動物の飼料設計の面白いところです。
炭水化物もご飯を食べるのかパスタを食べるのかで消化のスピードが違うみたいな、
うどんが消化がいいみたいな、ああいう感じで思ってもらったらいいかなと思いますね。
飼料評価でも摂取量、分解速度、通過速度は微生物タンパク質や象徴に届くタンパク質、アミノ酸量の予測にも関係していくということですね。
最終的には結局一番大事なのは牛が食べてくれるかです。
ここまで小難しい話をいっぱいしてきましたけども、現場で一番大切にしている数字の一つは、
甘物摂取量、DMIというものがあります。
水分を除いた、本当に牛が食べた餌の量ですね。
ものすごくきれいな飼料設計を作って、パソコン上では100点でも、牛が食べなければ意味がありません。
例えば24キロの甘物を食べる前提で設計しているのに、実際には21キロしか食べていなかったら、
18:03
エネルギーもタンパク質もアミノ酸も全部予定より少なく入っているわけです。
ここで特に注意するのが、原物量と甘物量を混同しないことです。
水分の多いTMRや副産物、サイレージは同じ10キロでも水分が違えば、牛が摂っている栄養量は違います。
なので、餌の配合を変更した後に、入量が増えたかを見る前に、ちゃんと食べているかを見るようにすることが大事だと思います。
あとは入量だけを見ていると、牛に借金させることがあるという話をしていきます。
ここが重要な話なんですけども、餌を飼えた翌日に入量がバーンと上がって、
うわっ!餌飼えたら入量が上がった!成功した!って思うかもしれませんけど、これはまだそうとは言えません。
なぜなら、牛は自分の体を削ってお乳を出させるからです。
特に貧乳貯金は、甘物摂取だけで牛乳生産に必要なエネルギーをまかないきれず、体脂肪を動員する負のエネルギーバランスが普通に起こります。
だから、入量と一緒に見るのがボディーコンディションですね。
牛が太っているのか、痩せているのかというのがボディーコンディションといいます。
牛の体脂肪は貯金みたいなものです。
入量が出ていても、ボディーコンディションスコアがどんどん落ちているなら、その入量の一部は、餌で稼いだ入量ではなく、牛の貯金を取り崩して出している入量かもしれません。
ここで先ほどのBHPとかが効果的なんですけどね。
あとは、餌を食べているか、先ほどの脂肪酸素性ですね、牛乳のね、そういうのを見ていくのが大事なんですけどね。
あとは、ルーメンの発酵のアモニアの量ですね、BHPとか、そうですね。
はい、続けていきます。
入量とDMIとボディーコンディションスコアはセットで見るのが大事ですね。
はい、というお話でございます。
牛乳はルーメンから届く成績表だというお話をしていきます。
そして毎日確認できる非常にありがたいものがあります。
それが牛乳です。
入量だけではなく、乳脂肪、乳タンパク、乳糖、牛群検定ならさらにいろいろな数字を見ることができます。
例えばね、餌をあげて、なんか、餌を変えて、乳脂肪が落ちた。
じゃあその時はですね、じゃあちゃんと繊維を食べれているか、有効繊維は大丈夫か、半数はちゃんとやっているのか、澱粉はスピードが速くないか、脂肪の量が体から脂肪導入していないか、どういう脂肪酸素性になっているのか、ルーメンの環境はどうなのか。
こういうことがね、牛乳を見ることでわかることができます。
ただしですね、乳脂肪の低下だけで脂道質を診断できるわけではなく、乳脂肪の低下は脂道質の指標として感度が低いとされています。
乳タンパクが変わったからエネルギーは十分か、代謝タンパクはどうか、アミノ酸はどうか、幹物摂取量は落ちていないか、乳糖が動けばエネルギー代謝だけではなく、乳房の状態など他の要因も考えるということですね。
つまり乳成分を原因ではなく、牛の中で何かが変わったというサインとして見ていくというのが大事かなと思います。
21:07
はい、続いてタンパク質のお話をしていきます。まだ続きますよ。終わったと思いました?まだ続きますからね。
タンパク質のCP何%だけでは見なくなったというお話をしていきます。
かなりね、私が意識しているのはですね、まだアミノ酸素性ですね、これね。
昔ながらの見方なら、この餌はCP18%です、みたいに素タンパク質を見ると思います。
もちろんCPも大切なんですけど、でも牛に必要なのはですね、最終的には吸収できるアミノ酸ですね。
ルーメンで分解されるタンパク質から微生物が微生物タンパクを作る。
一方でルーメンを通過するRUP、いわゆるバイパスタンパクもあります。
それらがですね、省庁へ行き、消化されてアミノ酸として吸収されていきます。
この供給全体を考えるために、会社タンパク、MPというものがあります。
そしてNASAMの2021では、MPの総量だけではなく、必須アミノ酸をバランスする方向へモデルが大きく変化していきますということですね。
ここからアミノ酸のお話をしていきます。
特に意識するのが、ラッキーの乳牛で大事なのが、リジンとメチオンギンというアミノ酸ですね。
この2つはですね、乳牛飼料で制限になりやすい必須アミノ酸として長く重視されてきました。
最近は飼料条件によっては、必須知人など他の必須アミノ酸も含めて考える研究も進んでいます。
ただしここでも、メチオンギンを入れれば乳タンパクが上がる、みたいな考え方はしていきません。
そもそも牛が食べているのか、エネルギーは足りているのか、ルーメンビ生物が十分に増殖できているか、タイシャタンパクは足りているのか、
その上でリジンやメチオンギンなどの必須アミノ酸の供給バランスがどうなっているのか、という順番ですね。
皆さんがわかりやすく例えるならですね、家を建てるのにね、ネジだけ最高品質、すっげえいいネジ、それだけを使っても家は建ちませんよね。
木材はいりますし、柱もいりますし、人もいます。
全部揃った上で、最後に不足している材料は何かを見る。
これがですね、アミノ酸素性を見るということですね。
それに近い感覚かな、というところでございます。
はい、ということでここまでを一度まとめていきますと、
餌を変更するときに、頭の中で大きいこの順番で見ています。
1、牛が餌を食べるか、幹物摂取量、嗜好性、選び具をしていないか、というところですね。
2番目、ルーメンが安定しているか、pHを見たり、半数を見たり、有効繊維を見たり、澱粉を見たり、
糖の発酵速度を見るということです。
3番、どんな発酵になるのか、サク酸、ラク酸、プロピアノ酸のバランスはどうなっているかというところを見るんですよね。
続いて4番目、消化と通過の速度は合っているのか、早すぎないか、遅すぎないかですね。
あとは、粉にちゃんと消化できているかというのを見るというのもありますね。
あとは、牛乳にどう現れるかですね。乳量や乳脂肪、乳タンパク、乳糖などね、こういうのを見ていきます。
24:04
あとは、牛自身が痩せていないか、太っていないかというところですね。
ボディー、コンディション、スコア、体重、健康状態を見ていくということです。
最後に、栄養の質まで見ていくと、7番目ですね。
先ほどのタイシャタンパク、MPと、リジン、メチオンギンなどの必須アミノ酸、こんな流れでね、牛の餌を変更したときに見ているということでございます。
もう一つ、まだあるんですよ。
配合の変更でですね、餌の配合の変更で、かなり気をつけるのがですね、急激に変えないことです。
特に、素飼料を中心から濃厚飼料を増やしたり、澱粉源を大きく変えたり、発酵速度が大きく変わる、こういう変更は慎重にやるべきです。
理由はですね、牛自身だけではなく、ルーメン微生物とルーメン壁も新しい環境に順応しなければいけないからです。
高穀類飼料、穀類を多給する、いっぱいあげる、その飼料設計とかにする場合はですね、ルーメンとかルーメン、あと乳頭、ルーメン乳頭などの適応にも数週間を要することがあり、急な変更は足動質などのリスクを高めるということがあります。
なので、この餌良さそうだから、明日から全部変えよう、というのではなくですね、変えて、牛を見て、数字を見て、また調整する、この繰り返しをね、やるということですね。
はい、ということで、今日質問をいただきました。スプーンネームお豆腐さんの質問にお答えしてきましたけども、牛さんの餌の配合を変える時に気をつけていることはありますか?というね、シンプルで短い質問だったんですけども、ちょっと熱量が入ってしまいまして、質問に答えてきましたけども、牛の餌はですね、牧草何キロやって、配合飼料何キロやって、だけの世界ではありません。
その餌がですね、どの速度で発酵して、ルーメンペーハーをどう動かして、サク酸、ラク酸、プロピオン酸をどう作って、微生物がどう育てて、どれだけ甘物で食べてもらって、どんなアミノ酸を小腸まで届けて、最終的に乳量、乳成分、牛の体にどう現れるのか、というところですね。そこまで繋がっているということです。
はい。なので、良い餌とは何かと聞かれたら、成分表だけでは答えられません。そう思っています。良い餌というのは、その牛が食べて、ルーメンが安定して、牛乳を出しながら、牛自身も健康でいられる餌。それがね、一番じゃないかなと思います。
そして最後に答えを教えてくれるのは、治療設計ソフトでも分析表でもなく、目の前の牛さんです。はい。皆さんも牧場を見る機会があったら、何を食べているんだろうだけではなく、この餌を食べた後、牛の体の中では何が起きているんだろうという、そんな目で見てもらえるとですね、牛の見方がちょっと変わるかもしれません。ということで、はい。ということで、今日の質問にお答えしていきました。ありがとうございます。
はい。ということで、ちょっと長くなってしまいましたけども、牛の治療設計のお話をさせていただきましたよ。はい。なので、これから夏から秋に向けて涼しくなってきて、牛の食べる餌の量とかも急激に変わっていくんですよ。
27:02
その中で、こういう牛の乳成分とか、いろんな数字を見ながらですね、牛を見ながらですね、牛を飼っているというのをね、皆さん知っていただいて、それができた最終形態のものが皆さんのスーパーやコンビニにお届けされている牛乳ですっていうことをね、知ってもらえると、より牛乳が美味しくなるんじゃないかなと思います。はい。ということで、今日はこれで終わっていこうかなと思います。
えー、川上牧場のKindle本落納未経験者のために遺伝改良と治療設計編、こちら発売しております。こちら治療設計編のところでね、作牛乳の治療設計や酵子、乾乳のね、治療設計などなど、そういうのも書いておりますので、ぜひね、今日の配信でもっとよりよく知りたいと思われる方は、Kindleの方でね、読んでいただけたらと思います。
で、このKindleのデータを読み込ませたAI、ファーメイコーAIというね、AIを作りまして、音声配信の概要欄にリンク付けておりますので、ぜひね、触ってみていただけたらと思います。治療設計のね、相談も全然このAIで答えることができますので、ぜひ試してみていただけたらと思います。
あと、川上牧場、アプリを作りまして、黒毛和牛の均衡係数を調べることができるアプリ、和牛交配チェックというね、アプリを作りまして、はい、現在55名の方がね、登録してくださっております。ありがとうございます。どんどんね、皆さんに触って、便利なアプリですので、使っていただけたらと思いますので、ぜひこちらの方もよろしくお願いします。
はい、ということで、じゃあ今日はこれで終わっていこうと思います。えー、連休明けてね、ほんとに大変かもしれませんけれども、お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい、みんな。牛乳飲んでね。バイバーイ。
お気軽にお寄せください。皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。次回の配信もぜひお楽しみに。
30:12

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