今日もまとめてきたものをね、お答えしていこうと思いますので、ちょっと読み上げていこうと思います。
こちら生涯入量ですね、牛の生涯入量、数字を調べてみたらですね、かなり面白いことがわかりました。
今日は最初に結論を言いますけれども、一般的な乳牛の生涯入量は、おおむね3万キロ台が一つの目安です。
一年間でだいたい1万キロか1万千キロかで平均入量ぐらいなので、だいたい3,3,4,3程度で生涯を終えてしまうというような感じですかね。
ところがですね、世界の記録、なんと21万6,891キロ、そして日本記録もなんと21万5,218キロがありました。
日本の牛は世界記録とほとんど同じところまで来ているというところで、この数字だけ聞くとですね、普通の牛の6倍以上?ひぃーってなりますよね。
今日はですね、生涯入量ってどうやって考えるのっていうところと、川上牧場はどれくらいなのかっていうところと、世界と日本の記録がどれくらいすごいのかっていうところをお話しして、
そして最後にですね、乳牛は一年にたくさん絞る牛と、長く絞り続けられる牛、どちらが本当に生産性が高いのか、ここまで考えてみたいかなと思います。
まず質問にありました生涯入量っていうのは何なのかっていうのをお話ししていきます。
生涯入量というのはその牛が最初に子牛を産んで、お乳を出し始めてから牧場を離れるまでに生産した入量の積み上げのものなので、積み上げたものです。
なので牛が5、6歳まで生きたから、5、6年間ずっと牛乳を出していたではありません。
ここが大事です。乳牛は生まれた瞬間から牛乳を出すわけではありません。
子牛として育って、人工受精をして妊娠して、だいたい2歳前後で初めて分娩をします。
そこから初めて作乳が始まり、さらに分娩と分娩の間には、次の出産に備えてお乳を絞らない勧乳期間というものがあります。
こちらは楽能データバンクで勧乳で検索するとね、過去の配信いっぱい出てきますので、そこで調べてみていただけたらと思います。
なので生涯入量イコール寿命×1日の入量では計算できないということです。
5、6歳で引退ならどのくらいになるのか、今回の質問にある5、6歳くらいで引退という数字を前提に考えてみます。
仮に初産が2歳前後なら、実際に作乳牛として働く期間は約3年半です。
ここでものすごく参考になる日本の研究があります。
農研機構の研究で2013年から2015年の牛群検定データを基にしたモデルでは、
北海道の乳牛は平均除籍産児、引退する年齢のお産数ですね。
これが3.453、教養期間は45.4ヶ月、教養期間というのはどれだけ飼ったかということですね。
製乳そのものとは定義が違うため単純比較はできませんが、こちらも3万キロ台ということですね。
なので音声でわかりやすく言うならば世界平均という一つの数字はないけれど、高比乳のラクノー国では生涯3万キロから3万5千キロ前後というデータが多いというところが一番正確かなと思います。
ここからとんでもない牛の話、世界記録の話をしていきます。
ギネス世界記録に認定されている生涯入料の世界記録はカナダのオンタリオ州のホルスタインスマーフという牛がいます。
こちら生涯入料が21万6891キロ、ギネスによるとこのスマーフは1996年生まれで18歳まで生きました。
21万6891キロですよ。
一般的な生涯入料が3万キロ台だとするともう別世界の話ですね。
でもこの牛の凄さは一日にとんでもない量を絞っただけではなく、ギネスの記事で飼い主さんが理由として挙げているのが長寿と遺伝能力です。
さらに妊娠しやすく次の貧乳へつなげられたことも大きかったとされています。
つまり世界記録を作ったのは、購入量だけではなく長く健康に生産し続けられたことということですね。
落納家としてはとてもすごく重要なポイントかなと思います。
日本記録、ここね調べてみましたけども、改めて驚いたんですけども、日本ホルスタイン登録協会が公表している2025年度の全国生涯入料ランキング、
1位は北海道のYKTテッチェアマンダという、テッチェファミリーですね。
有名なファミリーでございます。
という牛で、生涯入料は21万5218キロですね。
検定回数8回、検定日数4080日ということで、世界記録が21万6891キロ、日本記録が21万5218キロということで、
日本でも世界最高レベルの生涯生産をした牛がいたということですね。
ちなみに日本ホルスタイン登録協会は、2009年時点でもこの牛を国内で唯一、生涯入料20万キロを突破した牛と紹介しています。
これ一般の方にはほとんど知られていないかなと思いますので、知っていただけたら嬉しいなと思います。
ではなぜ普通の牛は21万キロまでいかないのかというとね、そんな世界記録の日本に、そんな世界記録の牛がいらない、そんな牛いっぱいやっても、
全部の牛を20万キロまで絞ればいいじゃん、とかね、消費者の方は思うかもしれません。
でもここはね、生き物、落農は生き物と牛という生き物を飼っているということがね、ありまして、
乳房炎になることもありますし、ひずめを痛めて足を痛めることもあります。
妊娠しなくなることもありますし、分娩でトラブルになることもあります。
代謝病とかね、そういうものもあったり、事故もあったりしますね、それはね。
現在の農林水産省も、乳幼牛では疾病や繁殖障害などによる早期の除石を減らし、聴命連鎖性を高めることを重要とした政策課題にしています。
長く使える牛を増やせば育成の導入費や飼料費の低減にもつながるからです。
つまり20万キロ出す牛を作ることより、まず残したい牛が健康に残れる牛群を作ること、ここが現実の経営では大切ですということですね。
そして年間入料と障害入料は別の指標だということをお話ししていきます。
ここが今日一番面白いところかなと思いますけれども、例えば1年に1万5千キロ絞る牛がいたとします。
でも2、3で除石されたら障害ではそれほど伸びません。
逆に年間1万キロくらいでも6、3、7、3、8、3と健康に分娩を続けられれば障害入料はどんどん積み上がります。
なので乳牛の評価は今年何キロ出したかだけでは足りなく、何回分娩できたか、何年健康だったか、乳房はすごい維持できたかとかね、
足はすごい健康なのか、あとは妊娠をちゃんと繰り返すことができたかとかね、
あと病気が少なかったとか、そういうのを全部合わせて最終的にこの牛は一生でどれだけ生産できたかを見るということですね。
農水省が今、入料偏差だけではなく聴名連鎖性を重視しているのもこの考え方ですということです。
質問にありました。川上牧場の牛は5、6年くらいで引退なら障害入料はということですけれども、
現時代では3万キロから3万5千キロくらいが一つの推定点かなと思います。
ただし本当に知りたいなら推定ではなく、除籍した牛について貯産から最終入期までの検定入料を全部足して川上牧場の平均障害入料と出す必要があります。
平均入料、川上牧場年間とおそ34キロくらいですかね、1日の入料がね。
はい、乳脂肪だったり乳タンパクト、体細胞、繁殖、そういう今の数字も大事です。
でもこの牧場で生まれた牛が一生で何キロの牛乳を残したのかまで追えると、育成比や疾病、更新率、聴名性、遺伝改良、全部が一つの数字につながっていくということでございます。
はい、ということで今日質問いただきましたポポポネーム、かんしんさんの質問にお答えしてきましたけれども、
乳牛の障害挿入量ってどれくらいという質問のお答えは、世界には統一された平均値はありませんが、
欧米や日本のデータを見ると3万キロから3万5千キロ前後が一つの現実的な目安です。
日本の研究でも3万2千キロと出ております。
そして世界最高の記録は21万6891キロ、日本の最高記録は21万5218キロということで、
この記録を見て本当にすごい牛は一瞬だけたくさん乳を出す牛ではないということですね。
健康に食べて、健康に過ごして、妊娠して、分娩して、またそしてお乳を出すと、それを何年も繰り返せる牛です。
世界記録も日本記録も、結局は乳量と長生きが両立した結果です。
だからこれからの楽能で大事なのは、一日何キロ出す牛を作る方だけではなく、一生で何キロ残せる牛を作るかということですね。
もしかすると乳牛の本当の生産性はそこにあるのかもしれません。
ということで、今日の質問にお答えしていきました。
ありがとうございます。
はい、ということで、生涯乳量21万キロ、20万キロを超えす牛が出ているということで、
川上牧場も生涯乳量が多い牛の受精卵を買わせていただいて、つけたりとかですね。
テッチファミリーってあれだったっけ?
あれは名前が出てこない、配信してるとね、シュー牛の名前が出てこないけど、シュー牛でもね、そのテッチから出たシュー牛があって、使ったことがありますね。
はい、それで乳脂肪も高かったな、あの牛。だけどちょっと乳器があんまり良くなかったんで、バランスですね。
あとはそのすごい乳量が出た牛を川上牧場に連れてきたとしても、そこでうまく飼えるかなっていうのはまた別の話ですしね。
はい、川上牧場で長く続けられる牛っていうのを自分でコツコツとね、遺伝改良して作っていかないといけないかなというところで、
はい、先日、今年の夏にちょっと死んでしまった、夏場にねね中傷で死んでしまった牛も、8さん目の牛で、
あの子も1万1千キロずっと続けてたんで、あの子も8万キロとか9万キロぐらいは絞れてるんじゃないかなと思いますね。
はい、そういう牛も時々出てきたりとかします。はい、それぐらいですかね。
はい、ということで、また素朴な疑問と質問がありましたらね、送っていただけたらお答えしていこうと思いますので、よろしくお願いしますというところでございます。
はい、ということで今日はこれで終わっていこうかなと思いますけども、川上牧場のキンドルボーン楽能未経験者のために遺伝改良と主要設計編こちら発売しております。
キンドルのほうで購入できますので、ぜひ読んでみていただけたら、遺伝改良のほうに書いてありますので、ぜひ読んでいただけたらと思います。
で、このデータを読み込ませたAI、キンドルのデータを読み込ませたAI、ファームエコーAIというものを作りまして、音声配信の概要欄にリンクつけておりますので、ぜひ触ってみていただけたらと思います。
AI触ってみたいんだけどどうしたらいいかなとか、AIでどうやって使ったらいいだろうと悩んでいる方はこちらから触っていただくといいかなと思います。
で、あと川上牧場が作った黒毛和牛の均衡係数がわかるアプリ、和牛後輩チェックというアプリを作りました。
こちら登録者が55名を超えまして、どんどん増えておりますので、ぜひまだ触ってないよという方は触ってみていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで今日はこれで終わっていこうと思います。
今日もお休みの方が多いかなと思いますけども、お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。バイバーイ。