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本との出会いがちょっとだけ広がる、ミシマ社公式Podcast番組『ミシマ社ラジオ』がLISTENにて配信スタート!
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本との出会いがちょっとだけ広がる、ミシマ社公式Podcast番組『ミシマ社ラジオ』がLISTENにて配信スタート!

株式会社OND(代表取締役社長:近藤淳也)は、2023年4月から運営を開始しているポッドキャストサービス「LISTEN」を活用し、株式会社ミシマ社(代表取締役社長:三島邦弘)が3月12日から配信を開始する"本との出会いがちょっとだけ広がる"ポッドキャスト番組『ミシマ社ラジオ』に、ポッドキャストの配信機能および有料エピソード販売システムの提供を開始します。LISTENは、2023年6月に開始した、AIによる文字起こしやコミュニティ機能を備える、数少ない国産のポッドキャストサービスです。ポッドキャストを音だけでなくテキストを組み合わせて楽しむことができ、音声コンテンツならではのあたたかみや、ユーザー同士の距離の近さを感じられるサービスを提供しています。ミシマ社は、「一冊一冊を読者に届ける」ことを大切に、ジャンルを問わず"おもしろい"本を作っている出版社です。本来、出版社は取次会社を通して本を卸しますが、ミシマ社は書店と直接取引をしながら、フェアやイベントなども開催しています。今回ミシマ社は、LISTENにてポッドキャスト番組『ミシマ社ラジオ』を配信します。ミシマ社が本づくりにおいて意識している、まず「一人ひとりにしっかり届ける」という心がけは、音声コンテンツがもつ「聴いている一人ひとりに響く」という特性と共通しています。 LISTENを利用することで、出版する本の紹介や本づくりの過程の話をテキストと音声を合わせて提供し、細かな感情やニュアンスを乗せて、より広く、多くの人に届けることができます。また、LISTENが2024年1月から開始したポッドキャストの有料エピソード機能を用いて、ミシマ社が主催する著者のトークイベントの様子を当日参加できなかった人々にも販売し、共有します。ミシマ社ラジオ本をあまり読まない人、本好きな人も、思わず本を読みたくなる、そんな時間をお送りします。出版社ミシマ社が運営する、本との出会いがちょっとだけ広がるラジオです。通常エピソード本や著者、本づくりの過程についての話や、出版社や本の周りで起こっている面白い出来事、イベント・イベントアーカイブ配信のお知らせなどをお届けします。ミシマ社に訪れたゲストが登場するエピソードの配信も予定しています。有料エピソードミシマ社が開催する著者のトークイベントの様子を、音声アーカイブとして配信します。著者の言葉が持つ「読みたい」と思わせる力や、音声に乗った想いや感情を共有し、著者自身の魅力をリスナーに伝えます。有料エピソードは、LISTENの『ミシマ社ラジオ』ページから購入することができます。番組概要タイトル:ミシマ社ラジオパーソナリティ:三島邦弘(ミシマ社)、アシスタント藤本(ミシマ社)Podcastページ:https://listen.style/p/mishimasharadio聴取方法:通常エピソードについては、LISTEN、Spotify、Apple Poscastで聴取可能。有料エピソードについてはLISTEN限定配信のため、LISTENの『ミシマ社ラジオ』ページ(https://listen.style/p/mishimasharadio)からのみ購入・聴取可能。 株式会社OND代表 近藤淳也 コメントミシマ社さんとは以前から、ミシマガジンで連載を持たせていただいたり、関連会社の「一冊!取引所」を運営する株式会社一冊に社外取締役として参加するなどのお付き合いをさせていただいています。今回、ONDで立ち上げに力を入れているポッドキャストサービス「LISTEN」を通して、新しい取り組みに挑戦されるミシマ社さんとご一緒できることをとても嬉しく思います。映像を伴わない書籍とポッドキャストはとても相性がいいと以前から考えていました。『ミシマ社ラジオ』を通して、ポッドキャストリスナーの皆さまに新しい本との出会いを提供したり、書籍の読者やミシマ社さんのファンの皆さまに新しい本の楽しみ方を提供できれば嬉しいです。まずは、『ミシマ社ラジオ』をより多くの方に聞いていただけるよう、LISTENとしても尽力していきます。さらに、それをきっかけとして、ポッドキャストと出版社の連携による可能性を広げていきたいと考えています。株式会社ミシマ社代表 三島邦弘 コメント本はおもしろい。0歳から100歳超まで、老若男女を問わず、きっと通じる。そんな根拠のない思いだけで2006年から「一冊入魂」の出版活動を行なってまいりました。このたび、「音」のサービスを通じて、本のおもしろさに触れていただく機会がさらに広がることになり、とてもワクワクしています。個人的には、その機会を近藤淳也さんが開発されたLISTENで得ることができ、喜びもひとしおです。というのも、近藤さんとは同じ歳ではありますが、ミシマ社創業以前より、「おもしろい」を会社で実現することの先達であり憧れの人でもありました。今回初めてそれぞれの会社の得意を生かし、一緒に事業を行う運びとなり、これは面白くならないわけがない、という気持ちでおります。とても楽しみです。 LISTENについてLISTENは、2023年に日本国内で生まれた、AIによる文字起こしやコミュニティ機能を備えたポッドキャストサービスです。ポッドキャストは音声コンテンツという特性上、テキストよりも細かなニュアンスや感情を伝えやすく、聴取に一定時間が必要なことから、熱量の高いリスナーとつながることができるコミュニケーションの良さを持っています。その一方、番組を聴かなければ内容がわからない、実際に聴くには一定の時間を要するなど、新規のリスナーを獲得するのが難しく、リスナーにとっても自分に興味のある番組を的確に探しにくいという課題もあります。LISTENは、2023年6月にAIによるポッドキャスト文字起こしサービスとしてはじまりました。2023年8月にはポッドキャストのホスティング機能を追加し、2024年2月現在では約1300番組が登録しています。ユーザーの要望を受け、各種機能を追加しながらポッドキャストを活性化し、番組を配信するポッドキャスターだけでなく番組を聴くリスナーにとってもポッドキャストの魅力をより高めています。 ミシマ社についてミシマ社は、東京・自由が丘と京都の2拠点で活動する総合出版社です。書店や読者と濃く繋がることを大切に、「一冊入魂」を掲げて本づくりを行なっています。また、大半の出版社は「取次」を介して書店に本を卸していますが、ミシマ社、書店と直接取引を行い、書籍を卸す「直取引」を行なっています。ミシマ社は、従来の出版業界の仕組みだと難しい「一人の読者に本を届ける」ことに試行錯誤しながら挑戦し、書店や読者と近い距離を築きながら、本を出版しています。 関連企業情報■株式会社OND(https://ond-inc.com/)2017年設立。代表取締役社長:近藤淳也。温度感のある豊かな生活を実現するための、インターネットサービスや施設を提供。全国の個性的な物件を紹介する「物件ファン」(https://bukkenfan.jp/)、京都市下京区の複合施設「UNKNOWN KYOTO」(https://unknown.kyoto/)、トレイルランや登山者のためのGPSトラッキングサービス「IBUKI」(https://ibuki.run/)、京都市内のクリプトバー「BAR KRYPTO」(https://krypto.kyoto/)などを運営。 ■株式会社ミシマ社(https://mishimasha.com/)2006年設立。代表取締役社長:三島邦弘。「一冊の力」を信じ、著者がもっている”おもしろさ”を一人でも多くの人に届ける本づくりを行う。月に数冊の本の出版や本の販売をはじめ、本にまつわるイベントやフェアを開催、書き手や編集部による読みものを掲載する「みんなのミシマガジン」(https://www.mishimaga.com/)、「一人へより濃く」届く本づくりを行う「ちいさいミシマ社」(https://mishimasha.com/special/little-mishimasha/)などを運営。 問い合わせ先LISTEN公式サイト:https://listen.style/LISTEN公式Twitter:https://twitter.com/listen_style問い合わせ先メールアドレス:info@ond-inc.comミシマ社公式サイト:http://www.mishimasha.com/ミシマ社公式X:https://twitter.com/mishimashaミシマ社公式Instagram:https://www.instagram.com/mishimasha_books/?hl=ja問い合わせ先メールアドレス:hatena@mishimasha.com

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【初心者向け🔰完全ガイド】#7 ポッドキャストを収益化する方法💰ファンを増やしてランキング入りを目指そう...!
初心者ガイド

【初心者向け🔰完全ガイド】#7 ポッドキャストを収益化する方法💰ファンを増やしてランキング入りを目指そう...!

こんにちは、LISTENの山本です。今回は、ポッドキャスト人気番組を目指したい!という方に向けて、ポッドキャストランキングに入るための工夫や、収益を得る方法などについてお届けします。▼声で聴くにはこちらから🎧たくさんの人に聴いてもらおう!まず、ひとりでも多くの人にポッドキャストを聴いてもらい、人気番組になるためには、ポッドキャストを見つけてもらいやすくする必要があります。初心者ガイド第2、3回でもご紹介しましたが、ポッドキャストを配信することができるサービスはたくさんあり、RSS*を登録することで複数のサービスで配信・聴取が可能です。*RSSについてはこちらをご確認ください。基本、RSSの取得や登録は無料で誰でも行うことができますので、いろいろなプラットフォームに配信登録しておくのがおすすめ。より多くの場所で番組を配信し、リスナーに見つけてもらうことにつながります。▲オトナル・朝日新聞社調べ / 出典:https://www.asahi.com/ads/podcast-research04_1.pdfファンをつくろう!再生数の増加やポッドキャスト人気番組への仲間入りのためには、自分の番組を固定で聴いてくれるファンの存在が大切です。SNSを活用するファンづくりの第一歩は、XやInstagramなどのSNSを活用すること。番組更新のお知らせや告知に活用できるほか、番組づくりの裏話や個人的な出来事を共有することで、リスナーとの距離を縮めることができます。お便りにお返事する番組に届いたコメントやお便りには、積極的にお返事をしましょう!好きなポッドキャストの中で自分の名前や送ったお便りを読まれるのって、とても嬉しいんです◎ポッドキャスト番組の中でリスナーと交流することができますし、また聴こう、お便りを送ろうと思ってもらうことにもつながります。ファンネームを決めるラジオやポッドキャスト番組の中には、リスナーネームやファンネームと呼ばれる、その番組のファンであるリスナーの名前(呼び方)を決めているものがあります。例)オードリーのANN:リトルトゥース、ゆとりっ娘たちのたわごと:ソーサーポッドキャスターとリスナーの距離を近く感じることができたり、ファン同士のつながりが強まって交流が生まれたり…なんてことが起こるかもしれません。Discordサーバーをたてるポッドキャスト番組のポッドキャスターとリスナー(ファン)が集まる場所として、Discordが使われています。中には、有料会員の特典としてDiscordを活用している人も…!LISTENも、Discordでユーザーさんからの意見や質問をいただいたり、交流が生まれたりしています。(LISTENのDiscordはこちらから)オフ会を開催する少しずつ聴いてくれる人が増えてきたら、ファンの方と実際に会えるオフ会を開催するのもおすすめ◎ポッドキャストは声でのコミュニケーションのため、どこか配信者と聴いている人との距離が近く、普段顔がみえないからこそ「会ってみたい!」という気持ちを抱えているリスナーも多い傾向があります。最初は、ちゃんと人が集まるのか…と不安な気持ちがあるかもしれませんが、いつも聴いてくれているファンの方々に実際に会うことができる絶好のチャンスですので、勇気を出して一歩踏み出してみましょう!(それでもやっぱりハードルが高い…という方は、たくさんのポッドキャスト番組が集まるイベントに参加してみる、というのも一手です。ポッドキャストにまつわるイベントについては、こちらでご紹介しています)ポッドキャストでランキング上位に入るための工夫いろいろなプラットフォームで配信し、多くの人に聴いてもらうことができるようになったら、ランキング入りもそう遠くはないかもしれません。充実したコンテンツをわかりやすく届けるよりリスナーを増やし、ランキング上位やアワードを狙うためには、話の内容を多くの人にとってわかりやすく伝える必要があります。また、一部の人だけに伝わる話、いわゆる”内輪ノリ”にならないよう注意しましょう。多くの人に聴いてもらうことを目指しているからこそ、今日はじめて聴く人にも伝わるよう、内容や話し方に気を配ることが大切です。適切なカテゴリ選ぶポッドキャスト番組を作成する際、カテゴリを選ぶ必要があります。自分の番組の内容に合った適切なカテゴリを選択することで、番組の内容に興味を持ったリスナーに見つけてもらいやすくなります。また、ポッドキャストのランキングは、SpotifyやApple Podcastなど多くのプラットフォームで総合、カテゴリ、小カテゴリでそれぞれ200位まで表示されます。動画やブログと比べるとポッドキャストはまだまだ母数が少ないため、比較的簡単にランキング入りを目指せます。小カテゴリなどはかなり細分化されていますので、まずはこのランキングに入ることを目指してみるのがおすすめです◎有名ポッドキャスターとコラボ収録を行うポッドキャストのランキングは、フォロワーの数や再生数、それらの伸び率によって決まっているのではないか…と噂されています。そのため、日々の地道な努力に加え、パッと注目を集められるような出来事があるとランクがあがりやすい傾向にあるんです。そのための手段の一つとして、有名ポッドキャスターにゲストとして自分の番組に出演してもらったり、逆に自分が出演して番組を紹介してもらう、というものがあります。これまで自分の番組を知らなかったリスナーさんに番組を知ってフォローしてもらうこと、一気に注目が集まることでランキングの上昇にもつながるんです!ポッドキャストに関するイベントに積極的に参加することが、コラボ収録やゲストを呼ぶきっかけになることもありますよ◎ポッドキャストで収益を得る方法リスナーや再生回数が増えてきたら、ポッドキャストを通して収益を得ることができます。グッズを販売するジャケットやカバーアートを用いたTシャツやステッカーなど、番組のオリジナルグッズを作成・販売することで利益が生まれます。本当に売れるかわからないし不安…という方は、SUZURIというサービスがおすすめ◎デザインをアップロードすることでオリジナルアイテムをつくることができ、1個からの受注販売制なので、在庫を抱える心配がありません。有料エピソードを販売するイベントの様子をアーカイブとして配信する際や、記念回などをエピソード単位で価格設定し販売することができます。ひとつのエピソードだけ試しに販売してみる…といったことができるので、比較的ハードルが低い有料配信方法です。   ▲LISTENでもエピソードの有料販売が可能です◎月額会員を募集するエピソードごとの有料販売では物足りないな…と感じてきたら、月額会員を募集して、会員向けのコンテンツを制作してみるのもいいでしょう。会員だけが聴くことができるエピソードの配信や、会員限定コミュニティなど、より特別感のあるコンテンツを提供することで、ファンとより密な関係を築くことができます。例)Stand.fmのメンバーシップ機能、Apple Podcastのメンバーシップ機能投げ銭をもらうリスナーがポッドキャスターを応援する手段のひとつとして、購入したギフトをポッドキャスターに贈る、などといったいわゆる”投げ銭”があります。配信者側から有料販売していない場合でもリスナーから応援の気持ちを届けることができる機能です。YouTubeにおけるスーパーチャットのような感覚で、音声配信では、Stand.fmのギフトや、Voicyの差し入れなどの機能がこれにあたります。広告収益を得るテレビやYouTubeなどのように、番組の途中に広告を挟み込むことで広告収益を得る、という方法もあります。2024年春の時点では、日本で誰でも簡単にポッドキャストに広告を入れる方法はまだありません。ただ、今後広告収益の機能が発展していく可能性はありますので、気になる方は動向をチェックしてみてくださいね。イベントを開催する番組のオフ会やトークショーなどのイベントを開催し、チケットを販売することも手段のひとつです。加えて、イベントの開催と有料エピソードの販売を組み合わせ、収録しておいたイベントのアーカイブを販売することもできます。LISTENには、イベントの収録や配信をお手伝いする出張収録サービスもあります(詳細はこちら)。こんなことも起こるかも…?YouTubeやSNSであるように、企業から依頼を受けて商品やサービスの宣伝をすることで報酬を得る、なんてことが起こったり、これまで人気のブログが本や映画になったことがあるように、いずれポッドキャストも何らかのメディアに発展していく可能性もあります。ポッドキャストを本業にしている人はまだまだ少ないですが、これまでご紹介してきたような方法で収益を増やすことができるようになってくると、ポッドキャストをお仕事として楽しめる日も遠くないかもしれません…!これからポッドキャストがどのように広がっていくかはまだわかりませんが、まだまだ発展途上にある今のうちに挑戦してみるのもいいでしょう◎自分らしくポッドキャストを楽しもう!ここまで、たくさんのリスナーを獲得し、ポッドキャストを本格的に楽しみたい!という方に向け、ポッドキャストのファンを増やしランキング入りを目指す、収益化する方法についてご紹介してきました。一方で、お仕事とは関係ない場所で自由にのびのび話したい、SNSのような感覚で顔が見える範囲の人たちと交流したい、というポッドキャストの楽しみ方もあり、どちらも素敵です。自分のやりたいことや目的に応じて、いろいろな使い方でポッドキャストを楽しんでいただけたらと思います。「LISTENでポッドキャストをはじめよう!初心者向け🔰完全ガイド」は、今回で一旦終わりです。ポッドキャストに興味はあるけれど、よくわからない、あともう一歩始める勇気が出ない…という方のお手伝いが少しでもできたなら嬉しいです。いつの日か、このガイドが必要ないくらいポッドキャストの輪が広がっていきますように…!このガイドを聴いている皆さまの声をポッドキャストを通してお聴きできる日を楽しみにしています◎▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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【初心者向け🔰完全ガイド】#6ポッドキャストを編集しよう!編集ソフトやノイズフィルターのご紹介・音圧の整え方
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【初心者向け🔰完全ガイド】#6ポッドキャストを編集しよう!編集ソフトやノイズフィルターのご紹介・音圧の整え方

こんにちは、LISTENの山本です。今回は、"もっとこだわって本格的にポッドキャストに取り組みたい"という方に向けたお話第2弾!ポッドキャストの編集のやり方やポイントをお届けします。▼声で聴くにはこちらから🎧目次ポッドキャストの編集に使えるソフト編集方法(縦の編集)ノイズを取る話者の音量バランスを整えるそもそも音圧ってなんだろう?(音圧の整え方)編集方法(横の編集)間を詰める・話の順番を入れ替えるジングル・BGMを追加する(オートメーション)書き出し聴きやすい音声づくりポッドキャストを収録したら、いよいよ編集の段階に入っていきます。編集をする目的は、収録した音声をよりたくさんの人に心地よく聴いてもらうこと。音の大きさや質、テンポを整えることで、「聴きやすい」音をつくることができるんです。ポッドキャストの編集に使えるソフトいざ編集するぞ!となったら、まずは編集ソフトを選ぶ必要があります。無料のものでも十分な機能がついていますので、初心者の方はそちらから挑戦するのもおすすめ◎自分の目的に合わせて、使いやすいものを探してみてくださいね。Audacity(Windows)Garage Band(Mac)Logic Pro ¥30,000(Mac)Adobe Podcast ¥1,180/月、¥11,980/年(共通)※こちらはブラウザで利用する機能です。Adobe Express PremiumプランやCreative Cloudコンプリートプランなどを利用している方は、追加料金なしで有料機能を利用できます。ポッドキャストを編集してみようソフトを選んだら、いよいよ編集作業のはじまりです。最初のうちは、まず声をクリアに、適切な音量で届けることを意識してみましょう!編集作業に慣れてきたら、環境音を合わせて臨場感ある音声にしたい、イベントなどの雰囲気を伝えたい、など、ポッドキャストのコンセプトに合わせて、編集する項目や度合いを変えてみるのも面白いですよ◎ポッドキャストの編集作業は、大きくふたつに分けることができます。ひとつは、音自体を整えて音質を向上させる作業で、もうひとつは、余分な間をカットしたり音楽を加えるなど時間軸に沿って内容を整える作業です。LISTENチームでは、音自体を整えることを「縦の編集」、時間軸に沿って内容を整えることを「横の編集」と呼んでいます。縦の編集ポッドキャストは、さまざまな環境で聴かれます。スピーカーやイヤホン、カーステレオなど、デバイスもいろいろです。さらに、静かな部屋の中だけでなく、通勤中の電車や車、雑踏の中など、必ずしも静かではない場所で聴く方も多くいらっしゃいます。こうしたさまざまな環境の中でも、できるだけ長時間安定して聴ける「聴き取りやすい」音声を作ることで、より多くの人に聴いてもらうことができます。まず、音自体を聴きやすく整える「縦の編集」について説明していきます。(音声全体を時間軸に沿って整える「横の編集」についてはこちらから)※以下、Logid Proの作業画面を添えて解説します。ノイズを取ろう聴きやすい音づくりでとても大切なのは、無駄な音を取り除くこと。実は、環境ノイズ*やハムノイズ*、リップノイズ*など、ひとくちにノイズと言ってもいろいろな種類があるんです。*環境ノイズ‥‥‥車の走行音やエアコンの風などの音*ハムノイズ‥‥‥電子機器から発される「ジジジ…」という音*リップノイズ‥‥‥口から発される「チ」などのクリック音編集ソフトやポッドキャストサービスによっては、ノイズを取り除くためのフィルターが標準で搭載されている場合もありますので、それらを活用するのが最も手軽な方法です(ex. Audacityのノイズフィルターなど)。ただ、狙ったノイズを取り除きたい、精度をあげたい、などと言った場合は、やはりノイズ除去のためのツールの利用がおすすめです。iZotope RX 10 Elements ¥16,500音の響きやリップノイズ、ハムノイズなど、ノイズの種類に合わせたフィルターが含まれていますので、より本格的に編集したい方にぴったりのツールです。(定価は¥16,500ですが、定期的に大幅割引されて販売されていますので、費用を抑えたい方はそのタイミングを狙うと◎)Logic Proでのフィルターのかけ方音声を選択し、「Audio FX」をクリックします。(いくつかのトラックにまとめてフィルターをかけたい場合は、グループ化してからフィルターを追加するのが便利です。グループ化のやり方はこちらからご確認ください)追加したいフィルタを選択します 以下のようにフィルタが表示されていれば完了です。追加されたフィルタの下にある隙間をクリックすると、さらにフィルタを追加することができます。※Logic Proでの音声のグループ化方法ひとつのグループにまとめたい音声をすべて選択(commandを押しながらクリック)し、右クリックでメニューを表示させます。「サミングスタックを作成」を選択し、作成をクリックします。 以下のように、選択した音声が音声が含まれた「Sum◯」(◯はグループの数に応じて変化)というグループが表示されていれば完了です。話者の音量のバランスを揃えようふたり以上の収録の場合、全員の声の大きさを揃えると聴きやすくなります。同じくらいの音量で話したと思っていても、マイクとの距離などにより聴こえ方が異なることも。ひとりずつトラックを分けて収録しておくと、後からそれぞれの音量を整えることができるんです。おすすめのやり方は、「音を限りなく小さくして聴いてみる」こと。聴こえるか聴こえないかくらいの音量まで絞り、全員の声がうっすら聴こえるようにそれぞれのトラックのゲインを変えて大きさを調整すると、全体のバランスを整えることができます。また、環境によっても聴こえ方が変化することがあるので、可能であればいろいろな環境で聴いてみるといいでしょう。音圧ってなんだろう…?実は、同じ音量の音でも、その高さや質によって人間の耳への聴こえ方は異なっています。音の圧力、つまり、人間の耳が感じ取る音の大きさの基準が「音圧」。これを揃えることで、さまざまな環境でも聴きやすい、長時間聴いても疲れにくい音を作ることができます。SpotifyやYouTubeなど、音楽や動画の配信プラットフォームでは標準音圧を設定されており、基準より大幅に音圧が大きい音声や動画がアップロードされると自動で調整されることも。(※Spotify:-14LUFS、YouTube:-16LUFS)ただその場合、一律で音圧が下げられてしまいますので、意図した音質にならないことがあります。音圧の設定もコンテンツの一部である場合はまったく問題ないですが、多くの人にとって聴きやすい音に整えたい場合は、やはり音圧を調整しておくのがおすすめです。▼音圧について詳しくはこちらから🎧(音圧やその編集について説明したLISTEN NEWS)ラウドネスメーター・コンプレッサー音圧の調整のためには、音声全体の音圧を-16〜14LUFSに整えつつ、最大音量(TRUE PEAK)が-1dB*を超えないように圧縮する必要があります。*0dBを超えると、音割れしてしまいます。最大音量(TRUE PEAK)は、すこし余裕をみて-1dB以下にすることが推奨されています。その際に使用するのが、音圧を計測するラウドネスメーターと音声を圧縮するコンプレッサーです。無料で十分に使用できるラウドネスメーターをご紹介しますので、どれを使えばいいかわからない方は参考にしてみてくださいね。Youlean Loudness Meter 2再生位置の音圧(SHORT TERM)、音声全体の音圧(INTEGRATED)、また全体で最も大きい音圧値(TRU PEAK MAX)など、音圧の調整に必要な値をすべて計測することができます。有料版もありますが、基本的な機能は無料版で十分に使うことができますよ!ラウドネスメーターのかけ方音声全体の音圧を整えたい場合、書き出しを行う「Stereo Out」にラウドネスメーターをかけます。「Audio FX」から「Audio Units」、「Youlean」、「Youlean Loudness Meter 2」を選択します。コンプレッサーのかけ方コンプレッサーをかけたいトラック(もしくはグループ)を選択し、「Audio FX」から「Dynamics」、「Compressor」を選択します。音圧を整えようまず、音声全体の音圧を均等に上げる、もしくは下げます。この単純な作業だけでは、音圧の最大値が0LUFSを超えてしまうため、しきい値(THRESHOLD)を設定し、その値より大きな音を圧縮します。この時の圧縮の割合(RATIO)も任意に設定することができます。音がつぶれすぎないよう、音声を聴きながら全体の音圧を-14〜16LUFSに近づけていきます。音声全体を調整する全体の音圧を均等に上げる(下げる)ため、INPUT GAINを調整します。針が-10〜0の間で触れるくらいの大きさが目安です。しきい値(THRESHOLD)、圧縮率(RATIO)を設定します。音声を再生しながらラウドネスメーターを表示し、全体の音圧(INTEGRATED)が-14〜16LUFSになるよう、MAKE UPもしくはOUTPUT GAINを調整します。※こちらの例では、コンプレッサーのかかり具合が-8〜0dB程度になるように、しきい値(THRESHOLD)を-19dB、圧縮率(RATIO)を2.1:1とし、ラウドネスメーター上のラウドネス値が約-15LUFSになるよう、MAKE UPを2.0dBとしています。音量の最大値を設定する全体の音圧を調整しても、音量の最大値が0dBを超えてしまうことがあります。そのため、音声全体の最大値を制限するリミッターをかけましょう。コンプレッサー内のリミッターを使用してもまったく問題ありません◎書き出しの際などに若干変動する恐れがあるため、すこし余裕を持って-1.2LUFSに設定します。※Logic Proでは、上に表示されているものから順に音声へ反映されるため、リミッターをラウドネスメーターより上に追加するよう注意が必要です。横の編集つづいて、音声や動画の編集と聞いて多くの人が思い浮かべる作業である、音声全体を時間軸に沿って聴きやすく整える「横の編集」について説明します。間を詰める・話の順番を入れ替える変な間がある箇所やフィラー*を切り取ったり、話の流れがわかりやすいよう順番を入れ替えたりなど、音声の時間軸や内容を意識しながら、音声全体を整えます。*フィラー‥‥‥「あの」「えー」など、間を埋めるための意味を持たない言葉ジングル・BGMを追加するタイトルコールやコーナーを分けるときなどに音楽や効果音を追加すると、よりポッドキャストを番組らしく整えることができます。ここで注意しなければならないのが、音量のバランス。声の音圧や音量が整っていても、後から追加した音楽だけが極端に大きかったり小さかったりすると、せっかくの音声が台無しになってしまいます。(声や音楽など、トラックごとの音量の調整方法はこちらから)また、オートメーションという機能を活用することで、BGMの大きさを部分ごとに変化させることができます。オートメーション左上の「ミックス」からオートメーションを表示させ、各トラックにある黄色いラインに点を打ち部分ごとの音量を調整します。書き出し縦、横の編集が終わったら、いよいよ書き出しをしてアップロードです。音声も動画などと同じく、書き出しの際にファイル形式を選ぶ必要があります。現在、音声ファイルはMP3形式のものが90%以上を占めていますが、AAC/M4A形式も一部使われています。MP3形式は、携帯音楽プレイヤーや車のオーディオシステムなど、広く普及しているデバイスでの使用に適しています。AAC/M4A形式は、MP3規格が進化したもので、より高音質の音楽再生が可能です。また、音声の書き出しの際はビットレートも選ぶことができます。ビットレートとは、1秒あたりに処理することができるデータ量のこと。つまり、ビットレートが大きければ大きいほどデータ量が増え音質が向上し、小さければ小さいほどデータ量が少なくなり音質が低下します。現在は128kbpsが標準的ですが、モノラル*の場合は64kbpsでも◯ステレオ*かつ高音質にしたいものは192kbpsなどで書き出すのがおすすめです。*モノラル‥‥‥1つのスピーカーで全ての音声を再生できる音声*ステレオ‥‥‥2つ以上のスピーカーで再生する音が分かれており、立体感がある音声書き出し方法すべての音声を選択し、「Bnc」をクリックします。ファイル形式やビットレートなどを選択し、「OK」をクリックすると書き出し(バウンス)が開始されます。(ファイルの大きさによっては数分〜数十分ほど時間がかかることがあります)※これまでの作業で音圧を整えていますので、ノーマライズはオフにしておきましょう。聴きやすいポッドキャストでたくさんの人とつながろう!ここまで、ポッドキャストの編集方法について解説してきました。いきなり専門的な言葉や画面がたくさん出てきて戸惑った方もいらっしゃるかもしれません。まだ少しハードルが高いかも…という方は、編集アプリやポッドキャストサービスに元からついているフィルタ機能などを活用することからはじめてみましょう!LISTENでは、今回解説した「ノイズ」と「音圧」を整えるフィルタが無料で利用できます。できる限り簡単に、手間をかけずにポッドキャストを楽しみたい!という方にもおすすめですので、ぜひご活用くださいね☺️(LISTENのノイズリダクション・音圧ノーマライズフィルターについて詳しくはこちら)次回はいよいよ、初心者向けガイドの最終回!ポッドキャストを楽しむヒントや収益化についてのお話をお届けする予定ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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【初心者向け🔰完全ガイド】#5 ポッドキャストの収録環境を作ろう!防音と吸音の違い・マイクの選び方
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【初心者向け🔰完全ガイド】#5 ポッドキャストの収録環境を作ろう!防音と吸音の違い・マイクの選び方

こんにちは、LISTENの山本です。今回は、もっとこだわって本格的にポッドキャストに取り組みたい!という方に向けて、まずは収録環境や機材などについてお届けします。▼声で聴くにはこちらから🎧目次収録環境について(吸音材)モニターヘッドホン・モニタースピーカーマイクの選びかたオーディオインターフェイスレコーダーポッドキャストの収録・編集に使用できるソフト下の表は、本文でご紹介する機材の一部をまとめたものです。ご自身に合った機材を選ぶ際にご活用ください☺️ まずは収録環境を整えようポッドキャストに本格的に取り組むために必要なもの….となったら、まずはマイクを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかしわたしたちは、マイクよりも先に収録環境を整えることをおすすめします。なぜなら、声の反響、車や家電の音をどうにかしなければ、いいマイクを持っていても綺麗な音を収録することは難しいからです。そのため、はじめに収録場所の選び方や環境の整え方についてご紹介します。収録場所の選び方まずは、なんといっても静かな環境を選びましょう。近くを通る車の音や、エアコンの風、洗濯乾燥機、食洗機など、日常には意外とノイズとなる音が溢れています。また、気をつけなければならないのはハムノイズ。ハムノイズとは、電子機器から発される「ジジジ…」という小さなノイズのことです。コンセントなどからも発生することがあるので、不安な方は録音テストなどをして確かめてから収録するようにしましょう。「防音」と「吸音」の違い防音「防音」とは、部屋の外の音が室内に入ったり、逆に室内の音が外に漏れ出たりすることを防ぐことを意味します。自宅で収録する際は、窓がペアガラスになっている、壁に断熱材が使用されている部屋を選ぶことで、防音効果を得られます。吸音「吸音」とは、音を吸収することで音の反射を防ぎ、音が室内で反響するのを抑えることを意味します。音の響きを抑えることは、ポッドキャストの音声をクリアにするためにとても重要なポイントです。実は、洋服がたくさん収納されているクローゼットの中は、とても身近な吸音スタジオ。他にも、本棚やソファ、ベッド、カーペットなどの自宅にあるものたちが、吸音材としての役割を果たしてくれます。自宅にあるものでは吸音具合が足りないな…という場合は、吸音材を検討してみましょう。吸音材は、グラスウールやウレタンフォームなど、細かい穴がたくさん空いている素材によって音を取り込み、拡散させることで音を吸収するという仕組みです。ひとりで収録する場合リフレクションフィルタやアンビエントフィルタがおすすめ。数千円から購入することができます。🔗SOUND HOUSEアンビエントルームフィルターページはこちらBOYA(ボーヤ)/BY-RF5P リフレクションフィルター ¥7,980ふたり以上で収録する場合吸音材を壁に貼ったり、衝立型のものを設置する、といった方法がおすすめです。🔗SOUND HOUSE吸音材・防音材ページはこちらAURALEX(オーラレックス)/Studiofoam Wedges 2"24枚 30×30cm 厚さ5cm 吸音材 ¥24,800NiCSo(ナイクソ)/Twofold 180×60cm 2枚 折りたたみ式吸音材 ¥32,670まずは、口とマイクの間で反響している壁や天井に、吸音材を配置します。音が反射するポイントが見つけにくい場合は、壁に鏡などを当て、マイク前に座った自分の位置から、鏡にマイクが映り込む場所に設置してみてくださいね。モニターヘッドホン・モニタースピーカー収録環境を整えたら、音声を確認する際に必要になるモニター用のヘッドホンやスピーカーを手に入れるのがおすすめ。実は、観賞用のヘッドホンやスピーカーを使用すると、もともとの音より綺麗に聴こえてしまうことがあります。一方で、モニター用につくられたヘッドホンやスピーカーは、細かなノイズなども含め、できるだけ忠実に音を聴くことができるように設計されています。そのため、収録した音声に含まれる不要な音に気付くことができるんです。モニターヘッドホンスピーカーより、比較的安価な値段で手に入れることができます。モニター用の機材を試してみたいという方にもぴったりです。CLASSIC PRO(クラシックプロ)/CPH7000 ¥4,980SONY(ソニー)/MDR-7506 ¥12,800モニタースピーカー音声の編集など長時間にわたる作業を行う方や、ヘッドホンが苦手な方には、スピーカーがおすすめ。また、PCでの映画鑑賞や音楽を聴く際など、モニター兼観賞用として使用することもできます(その場合はオーディオインターフェイスが必要になりますので、こちらも合わせてご参照ください)。🔗SOUND HOUSEモニタースピーカーページはこちらYAMAHA(ヤマハ)/HS5 定番スタジオモニター ペア ¥33,120NEUMANN(ノイマン)/KH80 DSP A G パワードモニタースピーカー ¥76,230(ペアで¥152,460)自分に合ったマイクを探すには…?いい音を録音できる、音を正確に聴くことができる環境や機材を整えたら、いよいよマイクです!マイクを選ぶポイントは大きく分けて2つあります。①マイクの種類マイクには、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があります。ダイナミックマイクまず、ダイナミックマイクは電源が不要です。空気の振動(音)をマイクが受け、電気信号に変換する仕組みです。コンデンサーマイクと比べると感度が高くなく、マイクの前かつ近い、特定の範囲の音のみを収録することができます。コンデンサーマイクコンデンサーマイクは、電源の供給を必要とします。空気の振動(音)を受けた電圧の変化を、電気信号をに変換する仕組みです。感度が高く、息遣いなどの繊細な音まで収録することができます。ポッドキャスト初心者の方が初めて購入するマイクには、ダイナミックマイクがおすすめ◎スタジオなどでなく、自宅や職場でパッと収録する機会が多い場合、コンデンサーマイクを使用すると不要なノイズを拾いすぎてしまう可能性があるからです。収録環境や用途に応じて、自分に合ったマイクを選んでみてくださいね。②接続方法(接続端子)マイクの接続方法には、USB接続とXLR接続の2種類があります。USB接続多くの人に馴染みのあるUSB端子で、アナログの音をデジタルに変換できる電気的な回路が入っているため、パソコンに直接接続することができます。ひとりで収録する方、マイク以外にオーディオインターフェイスを準備するのは少し大変…という方におすすめです。XLR接続空気の振動(音)を信号に変え、その微弱な信号をケーブルに流す仕組みで、基本的にアナログのマイクです。2人以上で収録する方、いろんなマイクを付け替えて試したい方は、XLR接続タイプのマイクとオーディオインターフェイスを繋ぎ、さらにそこからパソコンやレコーダーにも繋げる、という使用方法がおすすめです。基本的にはひとりで収録し、まずはできる限りシンプルにはじめたい!という方は、USB接続タイプのダイナミックマイクが手軽です。マイクを選ぼう!🎙️お待たせしました、いよいよマイクのご紹介です。🔗SOUND HOUSEマイクページはこちらApple EarPods ¥2,780以前iPhoneの付属品であったEarPodsには、音量調整部分にマイクがあり、ある程度質のいい音声を録音することができます。オンライン収録など相手の音声を聴きながら収録を行いたい場合は、イヤホンで音を聴きながらマイクに自分の声を録音できて便利です。ATR2100x-USB ¥11,880(ダイナミックマイク・USB)比較的お手頃な価格のマイク。USB接続タイプなので追加機材なしでパソコンに接続することができ、まずはひとりで手軽に録音したい!という方にぴったりです。SHURE SM58 ¥12,500(ダイナミックマイク・XLR)カラオケやライブハウスなどでもよく使用されている、定番のダイナミックマイク。XLR接続タイプなので、録音するためには追加でオーディオインターフェイスやレコーダーが必要です。SHURE MV7 ¥35,640(ダイナミックマイク・USB/XLR)すこし進んで、もっと高音質を目指したい方におすすめのマイク。USBとXLRのどちらにも対応しており、万能さが嬉しい一本です。SHURE SM7B ¥46,500(ダイナミックマイク・XLR)先にご紹介したMV7の兄貴分的存在のマイク。低音域に厚みがあり、あたたかみのある長時間聴いても疲れにくい音を録ることができるため、多くのポッドキャスターに愛されています。オーディオインターフェイスXLR接続タイプのマイクやモニタースピーカーをパソコンに繋いで使用する際は、オーディオインターフェイスが必要です。オーディオインターフェイスとは、マイクや楽器をパソコンに繋ぐための機器。マイクや楽器などのアナログ音声信号を、パソコンで取り扱うことができるデジタルデータに変換したり、パソコン上のデジタルデータをアナログに変換して、音声データを聴くことができるようにするという役割を果たします。オーディオインターフェイスを選ぶポイントは、ズバリ「マイクを何本挿したいか」。ここでは、主にふたりの対談が収録できるタイプのものをご紹介します。🔗SOUND HOUSEオーディオインターフェイスページはこちらエントリーモデル(10,000〜20,000円)STEINBERG(スタインバーグ)/UR22C オーディオインターフェイス 32bit/192kHz ¥19,700(最大マイク接続数:2本)FOCUSRITE(フォーカスライト)/Scarlett 2i2(gen.3) ¥17,800(最大マイク接続数:2本)中堅レベル(30,000〜40,000円)MOTU(モツ)/M2 オーディオインターフェイス ¥33,990(最大マイク接続数:2本)AUDIENT(オーディエント)/iD14mkll オーディオインターフェイス ¥40,072(最大マイク接続数:2本)番外編AUDIENT(オーディエント)/iD44mk2 ¥102,300(最大マイク接続数:4本)これらのオーディオインターフェイスの値段の差は、主にマイクプリアンプ、ADコンバーターの違いによるものです。マイクプリアンプは「マイクで録音した微弱な音声信号を大きくする」ものであり、ADコンバーターは「アナログ(analog)の音声をデジタル(degital)データへ変換する」ものです。これらの質が低いとノイズの発生につながってしまいます…!音声サンプルなどが載っているサイトもありますので、いろいろ聴き比べながら自分に合うものを選んでみてくださいね。レコーダー屋外で収録する際など、マイクとパソコンをつながず単体で録音したい場合はレコーダーがおすすめです。Zoom H1essential ¥11,900(2月28日発売開始)32bit float録音が可能なマイク兼レコーダー(単4電池、ACアダプタまたはUSBモバイルバッテリーで駆動)。大きい音、小さい音用それぞれのプリアンプが搭載されており、その両方を使い分けながら幅広い音を録ることができます。32bit float録音のいいところは、収録時の音量の調整が要らないことです。従来の24bit floatでは収録時に録音可能な音量の幅を意識する必要がありましたが、32bit floatの場合は大抵の音を録音することができるため、ゲイン調整をする必要がありません。また、こちらはステレオのコンデンサーマイクが付いたレコーダーのため、環境音をあえて一緒に録りたい!という方にはぴったりです◎(※マイクを挿すことはできませんのでご注意ください)Zoom H4essential ¥24,900(最大マイク接続数:2本)Zoom H6essential ¥34,900(最大マイク接続数:4本)こちらも、32bit float録音が可能なマイク兼レコーダー(単3電池、ACアダプタまたはUSBモバイルバッテリーで駆動)。Zoom H1essentialと同様本体にコンデンサーマイクがついており、さらにこちらはマイクを挿すこともできます。屋外で環境音を録りたい場合は本体のマイクで、屋内でマイクの周りの音だけを高音質で録りたい場合はダイナミックマイクを挿して、など幅広い場面で使用できる万能なレコーダーです。収録環境やマイクの使用有無などに合わせて、自分に合ったものを探してみてください!ポッドキャストの収録に使えるソフトレコーダーを用いる場合は不要ですが、USB接続マイクやオーディオインターフェイスをパソコンにつないで使用する場合は、音声を録音することができるソフトが必要です。Macの場合Quick Time(無料)Garage Band(トラック分け可・無料)Logic pro ¥30,000(トラック分け可・有料)Windowsの場合Audacity(トラック分け可・無料)ふたり以上で収録する場合は、Garage BandやAudacityのような、音声をトラックごとに分けて記録することができるソフトを使うのがおすすめ。複数人の声の音量をあとからそれぞれ調整することができるので便利です。オンライン収録の場合Zoom(トラック分け可・無料)※無料プランだと最大40分まで。 有料プランは料金ごとに利用できる機能が異なる(詳しくはこちらから)Google Meet(無料)Riverside 15$(約2,000円)/月、180$(約25,000円)/年(トラック分け可・有料)オンラインの場合も対面収録と同様、トラックごとに分けて音声を収録しておきましょう。また、音声データが消えてしまった!というショックを防ぐため、それぞれが自分のパソコンでガレージバンドやオーダシティを用いてローカル録音をしておくのがおすすめです◎自分のペースで機材を集めてポッドキャストを楽しもう!ここまで、収録環境や機材についてたくさんご紹介してきました。ポッドキャストに少しずつ慣れてきたとはいえ、これだけたくさんあると「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。今回ご紹介した主な機材をまとめた表を作成してみましたので、よければご活用ください☺️いちばん大切なのは、無理なく自分のペースで楽しむこと。どんな風にポッドキャストをやりたいかを考えながら、自分に合う機材やソフトを選んでみてくださいね!次回は、より本格的にポッドキャストを楽しむヒント第2弾!音声の編集方法についてのお話をお届けする予定ですので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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【初心者向け🔰完全ガイド】#4 ポッドキャストのリスナーを獲得する方法・交流の輪を広げるヒント
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【初心者向け🔰完全ガイド】#4 ポッドキャストのリスナーを獲得する方法・交流の輪を広げるヒント

こんにちは、LISTENの山本です。今回は、ポッドキャストの面白さが少しずつ分かってきた方に、リスナーやポッドキャスター仲間を増やしてもっともっと楽しんでいただくため、ポッドキャストを通したコミュニケーションについてお届けします。▼声で聴くにはこちらから🎧ポッドキャストで交流してみよう!誰かに聴いてもらったり、コメントをもらういちばんの近道は、知り合いのポッドキャスターから誘ってもらう、家族や友人を誘って一緒にはじめるなど、知り合いがいる状態ではじめること。ただ、ひとりではじめたから知り合いがいない…!という場合もまったく問題ありません◎ポッドキャストでのコミュニケーションが生まれるきっかけをご紹介します。(リスナーを増やしたい!もっとたくさんの人と交流の輪を広げたい!という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。)🎧 他の人のポッドキャストを聴いてみる自分のポッドキャストをたくさんの人に聴いてほしい、コメントやお便りなどの反応がほしいとき、まずは他の人のポッドキャストをたくさん聴くことが大切です。この人の話がもっと聴きたい!一緒にお話ししてみたい!など、交流したい相手を見つけることにもつながります。🌟 フォローやお気に入りで「面白かった!」を届けよう聴いていく中で気になるポッドキャストをみつけたら、まずはフォローしてみましょう。フォローすることで、そのポッドキャストの新着情報にもすぐ気付くことができます。また、面白いエピソードをお気に入り登録するのもおすすめ。自分だけのお気に入りエピソードリストができて、あとからもう一度聴きたいときにも便利です。LISTENなら、ポッドキャスターにフォローやお気に入り(スター)通知が届き、「聴いてるよ!」「面白かった!」の思いを気軽に伝えることができます。また、どのユーザーがフォローやお気に入り登録してくれたかが分かるため、リスナーの姿が見えるところもいいところです。✉️ お便りやコメントで想いを伝えようフォローやお気に入りに慣れてきたら、今度はポッドキャストの感想や聴いて思ったことを、お便りやコメントで伝えてみましょう!お便りいろいろなポッドキャストが番組ごとにお便りを募集しています。お便りは基本的に、送った本人と受け取るポッドキャスターのみが閲覧可能です。Google formなどを活用し、自分のポッドキャストにお便りBOXを設置してみるのもおすすめです。自由なテーマで感想や質問を受け付けるのはもちろん、エピソードの中でお便りのお題を決めてみるのも◎コメントLISTENのエピソードページにはコメント欄があり、ポッドキャストを聴きながら気軽にコメントを送ることができます。こちらはお便りとは異なり、すべてのユーザーが閲覧可能です。コメントにスターをつけたり返信することもできるので、ポッドキャスターからお返事が届いたり、他のリスナーとの交流が生まれることも…!🎙️ 好きなポッドキャストを声で紹介してみようポッドキャストは音声コンテンツなだけあって、声でコミュニケーションをとると距離がグッと縮まる傾向があります。LISTENにはトラックバック機能と呼ばれる、ポッドキャストやエピソードへ言及できる機能があります。自分のポッドキャスト内で面白いエピソードを声で紹介し、概要欄にリンクを貼り付けると、相手へ通知が届きます。いざ聴いてみると、なんと自分の名前が呼ばれたり、ポッドキャストの感想が声にのって届いている…!となれば、びっくりしつつも嬉しい気持ちに。トラックバック機能を使えば、自分の好きな番組に声で感想を届けることができ、さらに通知で気がついた相手から声でお返事が届く!なんてことが起こりうるんです◎🗣️ 誰かと一緒に収録してみようゲストを呼んでコラボ収録をすることも、ポッドキャストを通じたコミュニケーションの輪を広げたり、交流を深めたりするきっかけのひとつです。ポッドキャストが人と会うきっかけになることもゲストを呼ぶ、というと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、そんなに構える必要はありません。まずは、友人や家族など、誰かと一緒にいるときにおしゃべりを収録してみるだけで十分です◎(LISTENのポッドキャスターさんの中には、人と会った記録を残すために声日記をやっている、という方もいらっしゃいます。)ポッドキャストが友人や家族と会う、話してみたい相手に声をかけるなど、誰かとおしゃべりをするきっかけにつながることもあるんです。他のポッドキャスターさんを誘ってみるコメントやトラックバックで交流した相手に、思い切ってコラボのお誘いをしてみるのもおすすめです。DiscordやZoomを使えば、オンラインで気軽にコラボ収録をすることができます。お互いの番組のゲストとして出演し合う、なんていうのも、ポッドキャストを通したコミュニケーションならではの交流です。🚩 イベントに参加してみるもっともっと広く、交流の輪を広げていくためには、イベントに参加するというのもひとつのきっかけ。実は、ポッドキャスト関連のイベントはじわじわと増えてきています。Podcast Weekend @東京・下北沢多様なジャンルで活躍するポッドキャスターが集まるマーケットイベント。年に1度、東京・下北沢にある複合施設BONUS TRACKにて開催されています。PODCAST FREAKS @大阪・難波リスナーもポッドキャスターも、ポッドキャスト・ラヴァーたちが集まり、繋がるイベント。こちらも年に1度、大阪にて開催されています。これらは、ひとつの会場にたくさんの番組が出店し、オリジナルグッズの販売などを行うイベントです。ポッドキャストのお祭りのようなイメージで、会場に行くといろいろなポッドキャスターに会うことができます◎ジャケギキ @東京・原宿ポッドキャスト番組のジャケット(カバーアート)を展示するアートイベント。番組とリスナーの新しい出会いのカタチを普及したい、という想いから、2023年11月に開催されました。このように、ポッドキャストに新たな切り口から注目するイベントも生まれています。ポッドキャスト・ザ・ギャザリング @東京・新宿ポッドキャストが好きな人たちが、ひたすらポッドキャストについて語り合って交流するイベント。「かいだん」「ほっとテック」「Media Nup」「アヨハタの金曜回帰φ瑠」という4つのポッドキャスト番組が合同で開催したものです。居酒屋でこぽん @東京・高円寺「でこぽんFM」というポッドキャスト番組のオフ会。パーソナリティーのあいさん、のんさんが居酒屋の1日店長をされたイベントです。これらのように、特定のポッドキャスト番組によるオフ会が開催されることも◎好きなポッドキャスターに会えるチャンスでもあるので、気になる方は各ポッドキャストやSNSをチェックしてみてくださいね。ポッドキャスト関連のイベントに参加して、いつも聴いているあの人の声を生で聴く、というのは、なんだかとっても不思議な感覚なんです。声に馴染みがあっていろいろなことを聴いて知っているのに、顔だけ知らない、という状態での初対面になるので、会って雰囲気を知ってから、いきなり古い知り合いのような会話がはじまったり….なんてことも!ポッドキャスト関連施設もできています!CRAFT BEER & PODCAST:雑談 @東京・新宿東中野「雑談をデザインする」というコンセプトで2022年8月にオープンした、ポッドキャストスタジオ付きビアバー。日々ポッドキャスト好きな方が集まる場所で、時々公開収録なんかも行われています。美味しいビールを飲みにふらりと立ち寄ったついでに、ポッドキャスト好き仲間と出会えるかもしれません…!交流を通じて、ポッドキャストをもっと楽しもう!ここまでいろいろなコミュニケーションのヒントをご紹介してきましたが、いちばん大切なのは、自分に合った方法で楽しむことです。自分の番組を更新して聴いてくれる人がいる、この人が更新したら聴きたい番組がある、というような仲間ができることは、継続のモチベーションにも繋がります。一歩ずつコミュニケーションの輪を広げ、ポッドキャストをもっともっと楽しみましょう!次回からは、ポッドキャストをより本格的に楽しむためのヒントをお届けします。まずは、収録環境や機材についてご紹介する予定ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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【初心者向け🔰完全ガイド】#3 いちばん簡単なポッドキャストのはじめかた
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【初心者向け🔰完全ガイド】#3 いちばん簡単なポッドキャストのはじめかた

こんにちは、LISTENの山本です。今回は、「とりあえずポッドキャストをはじめたい!」「まず一歩踏み出してみたい!」という方に向けて、ポッドキャストサービスを選ぶときの手がかりやいちばん簡単な始め方についてお届けします。▼声で聴くにはこちらから🎧ポッドキャスト・音声配信の主なサービスとその特徴いざポッドキャストをはじめるぞ!となったら、まずどのサービスを利用するかを選ぶ必要があります。主なポッドキャスト・音声配信プラットフォームの特徴をまとめましたので、どのサービスが自分に合うか、考えてみてくださいね。ポッドキャストサービスSpotify for Podcasters音楽配信サービスとして世界中で利用されているSpotifyが運営するサービスを利用して、ポッドキャストを配信できます。主な特徴事前に収録した音声をアップロードするか、アプリ内で録音して音声ファイルを作成ジングルとして使用できる無料の素材が多数存在する自動文字起こし機能(現在は一部のSpotify限定ポッドキャストでのみ利用可能)LISTEN2023年に始まった、国産のポッドキャスト配信サービスです。主な特徴事前に収録した音声をアップロードするか、ブラウザ上で録音して音声ファイルを作成ラウドネス、ノイズフィルタを使用できるAIによる文字起こし機能(公開範囲も設定可能)音声配信サービスStand.fm音声配信アプリとして知られるStand.fmでも、配信した音声をポッドキャストとしても利用できます。ただ、基本的にはStand.fm内で配信、聴取が完結する仕組みになっていますので、ポッドキャストとして他のサービスにも配信したい場合は、別途設定が必要です。主な特徴事前に収録した音声の配信(最大2時間まで)と、ライブ配信に対応月額制のメンバーシップや、番組単位での有料販売など、収益化のための仕組みが整っているRadiotalk音声ライブ配信のイメージが強いRadiotalkでも、音声データをポッドキャストのように利用することができます。ただ、Stand.fmと同様、多くの機能はRadiotalk内で完結する仕組みになっていますので、他のサービスでも配信したい場合は、別途設定が必要です。主な特徴事前に収録した音声の配信と、ライブ配信に対応(1配信あたり30分まで)コインやギフト、メンバーシップ機能など、収益化のための仕組みが整っているVoicy音声配信プラットフォームであるVoicyは、基本的にVoicy内で完結したサービスです。※音声データをポッドキャストのように、他のサービスに登録して利用することはできません。主な特徴パーソナリティになるには審査が必要月額課金機能や差し入れなど、収益化のための仕組みが整っている以上が主なポッドキャスト・音声配信サービスです。ポッドキャストは配信元だけでなく、さまざまなサービスに登録できることが大きな特徴のひとつ。そのため、配信する自分自身が使いやすい、使いたい機能が備わっているサービスを選ぶのがおすすめです。いちばん簡単なポッドキャストのはじめかた配信するサービスを選んだら、いよいよポッドキャストのはじまりです…!いちばん手軽で簡単なはじめかたは、ブラウザ、もしくはアプリ内で収録してアップロードする方法。LISTENでは、ブラウザ上での録音が可能です。録音中の一時停止や、収録した音声を聴きやすく整える2種類のフィルターをつけることもできます。スマホのマイクを使って、ひとまず収録してみましょう!どんなテーマで配信しよう…?ブラウザ、アプリで収録、配信できるとはいえ、ポッドキャストをはじめるためには「何を話すか」を決める必要があります。ひとりで話すのか、誰かと一緒にやってみるのか、どんな人に聴いてほしいのか、ということを考えるのも、テーマを決めるときの手がかりです。なかなか決められない!という方は、以下のアイデアも参考にしてみてください。好きなことについて語ってみる(本や映画、スポーツについて)日常の出来事や、誰かと会った記録を残す(声日記、交友記録)誰かと一緒に話してみる(雑談、インタビュー)タイトルやカバーアートを決めるポッドキャスト番組をつくるときには、タイトルやカバーアートを登録します。番組タイトルまずは、何といっても番組名を決めなければなりません。いいアイデアが思い浮かばない…!という方は、「〇〇の声日記」のように、番組のテーマや内容をそのままタイトルにしてみたり、ChatGPTにアドバイスを求めてみるのもいいですね。言いやすくて耳に馴染むキャッチーなタイトルや、略称があるものなどが親しみやすくておすすめです。カバーアートポッドキャスト番組をつくるときは、レコードやCDジャケットのようなイメージの、正方形の画像が必要。とはいえあまり深く考えすぎる必要はなく、スマホで撮ったお気に入りの写真や、プレーン画像に番組タイトルを載せただけのものでも十分です。写真やイラストが苦手な方は、絵が得意な友人やAIに依頼してみても◎ただ、最近は「ジャケギキ」と呼ばれる、カバーアートがポッドキャストを聴くきっかけになる、といったケースも増えています。好みの雰囲気が伝わる画像にしておくと、自分と好みが似たリスナーとの出会いにつながるかもしれません。話し方のコツテーマやタイトル、カバーアートも決まり、あとはいよいよ、本当に録音ボタンを押して話すだけ…!そんな皆さまへ、ポッドキャストでの話し方のコツを簡単にご紹介しますね。フィラー「えーっと」「あの」など、意味を持たない間を埋めるための言葉をフィラーといいます。はじめて録音した自分の声を聴いてみると、あまりのフィラーの多さに驚くことも…。完全に無くさなければいけない!というものではないですが、少し意識しておくことで、自分のポッドキャストをより聴きやすくすることができます。(ひとりで話して収録するときは、話す内容のメモや原稿を準備しておくと、かなりスムーズに話せるようになりますよ◎)話す速度や間収録中、うまく言葉が出てこず、聴いている人を退屈させないためにはやく話さなきゃ…!という焦りが生まれることがあります。でもポッドキャストは、リスナーがそれぞれ自分の好みの速度に調節して聴くことができるため、話す速度や間については、あまり気にしなくても大丈夫です◎エピソードの長さエピソードの尺に迷ったときは、毎日更新する声日記は少し短め、月に数回更新するインタビュー番組は少し長めなど、ポッドキャストのテーマや更新頻度に合わせて決めてみるのもおすすめです。隙間時間にサクッと聴きたい方には10〜20分くらい、家事や運転中など手が離せない作業をしながら聴きたい方には長尺の番組が人気です。そのため、聴いてほしい相手を思い浮かべて調整するのもいいですね。これであなたもポッドキャスター!🎙️番組をつくって音声をアップしたら、とうとうポッドキャスターの仲間入りです。「声」を記録するポッドキャストには、声色や口調にのってその人の気持ちが伝わってくる、という特徴があります。楽しそうに話している様子が聴きたい、というリスナーの存在も…!ひとまず難しいことは後回しにして、好きなテーマで自由に楽しく話してみよう!と踏ん切りをつけることも、ときには大切です。何よりもまず、自分が気楽に楽しくつづけられるよう、使いやすいサービスで無理のない番組づくりをすることからはじめてみましょう!次回は、ポッドキャストを通したコミュニケーションについてお届けします。交流を深めていくのに便利なLISTENの機能もご紹介する予定ですので、たのしみに待っていてくださると嬉しいです。▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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【初心者向け🔰完全ガイド】#2 ポッドキャストってなんだろう?
初心者ガイド

【初心者向け🔰完全ガイド】#2 ポッドキャストってなんだろう?

こんにちは、LISTENの山本です。今回は、ポッドキャストを始める前に知っておきたい「そもそもポッドキャストとは何か」ということについてお届けします。▼声で聴くにはこちらから🎧そもそも、ポッドキャストってなんだろう?「Podcast(ポッドキャスト)」は、インターネットを通して音声配信を無料で楽しむことができるサービスです。2000年代前半ごろ、Appleの携帯音楽プレイヤーである「iPod」に、「broadcast(放送)」するものとしてはじまりました。ブログ、SNS、YouTubeなどの流行を受けて一時期下火になっていましたが、2019年ごろから海外で人気が再燃し、現在日本でも徐々にポッドキャストファンが増えてきています。RSSとは?RSSとは、番組タイトル、カバーアート、エピソードやその音声ファイルなど、ポッドキャストに関するすべての情報が詰まったファイルのことです。新しく追加されたエピソードの情報も、随時更新されていきます。ポッドキャストは、このRSSを利用して配信されているため、いろいろなサービスで聴くことができるんです。ラジオとポッドキャストの違い古くから私たちの生活に馴染んでいるラジオも、音声配信のうちの一つです。では、ラジオとポッドキャストの違いって何なのでしょうか。そもそもラジオは、放送局の免許を持つラジオ局が、アンテナからアンテナへ、電波に乗せて配信しているものです。近年は「radiko」のようなアプリを使って、エリアフリー、タイムフリーで聴くことができるようになってきていますが、基本的には配信されているタイミングで同時に受信しながら聴く、という仕組みになっています。一方ポッドキャストは、世界中の誰かが、音声ファイルをインターネットにアップロードし、RSSという仕組みでいろいろなアプリやサービスに配信しているものです。ポッドキャストとしてアップされた音声ファイルは、好きなときに好きな場所で聴くことが可能です。ラジオとポッドキャストの関係をわかりやすくまとめると、動画配信コンテンツでいうところのテレビとYouTubeのような関係ということができるかもしれません。世界中で広がるポッドキャスト誰もが気軽に配信でき、いつでもどこでも楽しめるポッドキャスト。現在では、世界に500万個のポッドキャスト番組が存在し、ポッドキャストリスナーは、2023年に4.6億人、2024年には5.5億人にものぼります。ポッドキャスト先進国であるアメリカには、世界の5分の1にあたる、1億人ものリスナーがいます。その背景には、運転のおともに活用されている、という生活習慣の特徴があるようです。(情報元:https://www.demandsage.com/podcast-statistics/)日本でもじわじわ人気が高まっています…!日本国内でのポッドキャストユーザーは、なんと1680万人!若い世代を中心に、どんどんと人気の輪を広げています。(オトナル・朝日新聞社調べ / 出典:https://www.asahi.com/ads/podcast-research2022_1.pdf )音声配信の波が来ています…!🌊近年国内では、ポッドキャストも含めた、さまざまな音声コンテンツが配信できるアプリやサービスが登場しています。リスナーとリアルタイムに交流しながらライブ配信を行ったり、音声で情報発信をして収益を得たりなど、さまざまな楽しみ方ができる音声コンテンツサービス。誰もが気軽に配信でき、いつでもどこでも聴くことができるポッドキャストもそのうちの一つで、じわじわと人気が高まってきています。次回以降は、ポッドキャストのいちばん簡単なはじめ方や、収録の工夫など、いよいよ「ポッドキャストをはじめる」ことについて、具体的に説明していきます。ポッドキャストをはじめることへのハードルを少しでも下げるお手伝いができたら、と思っています。▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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【初心者向け🔰完全ガイド】#1 LISTENでポッドキャストをはじめよう!
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【初心者向け🔰完全ガイド】#1 LISTENでポッドキャストをはじめよう!

皆さま、はじめまして、LISTENの山本です。このブログは、「まだポッドキャストをやっていない方々も、みんな気軽に始めてほしい!」「既にポッドキャストをやっている方々に、番組をLISTENに登録してほしい!」という想いからはじまった、初心者向けガイドです。▼声で聴くにはこちらから🎧(音声版では、LISTENの近藤と山本が自己紹介も兼ねつつ、それぞれのポッドキャスト遍歴を辿りながら、その魅力についてお話ししています。)ポッドキャストとは?ポッドキャストは、インターネットを通して音声配信を楽しむサービスです。誰もが自由なテーマで、気軽に配信することができ、好きな時間に好きな場所で聴くことができます。2000年代前半頃にアメリカで生まれ、現在では全世界で5.5億人もの人々に親しまれています。いつでもどこでも、「ながら聴き」で楽しめる!ポッドキャストの人気の理由のひとつは、運転や家事・作業中、またお散歩やスポーツをしながら楽しめるところです。また、誰もが気軽にインターネットで配信できるため、その内容やテーマも多種多様。配信時間や長さの制限もありません。時間や場所を気にせず、好きなテーマを自由に選んで聴くことができるのも、ポッドキャストのいいところです。ポッドキャストの魅力って?知らない人の日常って、面白い…!普段の生活では知り合うことのない人の日常や心の動きを聴くのって、意外と面白いんです。その人の声で語られる毎日をなんとなく頭の中で思い浮かべて楽しくなったり、ちょっとした共通点から交流がはじまったりすることも…!LISTENでは、ポッドキャストが新たな出会いのきっかけになり、人と人が繋がって、声を通したご近所付き合いの輪が広がっています。動画やテキストより、ちょっぴり気軽に始めやすい何かの情報を発信する手段を選ぶとき、Youtubeやブログを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。もちろん、映像やテキストはたくさんの人にとって馴染みある、魅力的な手段です。ただ、作成に時間や手間がかかったり、母数が多いためたくさんの人に届けるにはハードルが高い、というのも事実。話して録音するだけのポッドキャストなら、映像を撮る、文章を考えるよりも、ちょっぴり気軽にはじめやすいんです。文字起こしもあわせて活用したら、よりたくさんの人に見つけてもらうことができます。会話が生まれるきっかけになることもポッドキャストは、少し離れた場所に住んでいる友人と会う、話してみたい相手に声をかけるなど、誰かと会っておしゃべりをするきっかけづくりにもぴったりです。もっとお話を聞いてみたいけど、根掘り葉掘り聴くのはなかなかハードルが高い…なんてときも、「ポッドキャストでインタビューさせてください!」という言葉がとっかかりになるかもしれません。マイクの存在により話に集中することができ、しっかり深く、密度の高いおしゃべりにも繋がります。既にポッドキャストをやっている方へポッドキャストは、聴いている人の姿がみえない…?でも、いざポッドキャストを配信していると、「どんな人が聴いているんだろう」と気になっても、なかなかその姿がみえない、という悩みにぶつかること、ありませんか?LISTENのスター・コメント・フォロー機能を活用すると、ポッドキャスター、リスナーの垣根を超えてコミュニケーションを取ることができます。文字起こしで生まれる、新たなポッドキャストとの出会いLISTENは、”AIの文字起こし機能”から始まったポッドキャストサービスです。ポッドキャストを文字起こしするかどうか、その公開範囲は、LISTENで任意に設定することができます。また、LISTENでは、文字起こしを通した運命の出会いが生まれています。検索エンジンで偶然文字起こしがヒットするなど、ポッドキャストから少し離れた場所で、新たなリスナーに見つけてもらうことができるかも…?ポッドキャストを聴いてくれる人を増やしたい!という方は、文字起こしを公開してみる、というのもおすすめです!ポッドキャストをはじめてみたい方へ日常の出来事を、おしゃべりで記録してみるLISTENユーザーさんの中でじわじわと広がっている、「声日記」の輪。「声日記」とは、日々の出来事や考えたことをノートに書き留めるように、おしゃべりしながら日常を記録するポッドキャストです。「声」で綴られた日記は、そのときの気持ちが声色や口調にのって残ります。ひとりでも、誰とでも、気が向いたときに、スマホ一つでパッと記録できるのも魅力的。交換日記のような感覚で、遠く離れた場所にいる大切な人と声を届け合う、なんてことも、ポッドキャストなら気軽で簡単にできちゃうんです。ポッドキャストをはじめよう、LISTENでもっと楽しもう!わたしたちは、いつでもどこでも、好きなテーマを選んで楽しめることはもちろん、「声をきっかけにコミュニケーションが生まれる」ことがポッドキャストの魅力のひとつだと思っています。次回は、「そもそもポッドキャストってなんだろう」ということについてまとめてみる予定です。ポッドキャストに興味がある方、もっと満喫したい方にとって、このガイドがお役に立ったらとても嬉しいです。▼声で聴く🎧(文字起こしはこちらから)

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LISTENブログ、はじまります
お知らせ

LISTENブログ、はじまります

LISTENの公式ブログ「LISTENブログ」です。すでにLISTENからの公式のお知らせをポッドキャストで配信している「LISTEN NEWS」がありますが、ブログ記事でお伝えしたほうが良い内容や、広くたくさんの方にお読みいただきたい内容を、こちらでお知らせしていけたらと思います。よろしくお願いします。

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LISTEN、ポッドキャストを直接配信できるホスティング機能を開始
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LISTEN、ポッドキャストを直接配信できるホスティング機能を開始

株式会社OND(代表取締役社長:近藤淳也)およびLISTEN PROJECTは、ポッドキャスト向けコミュニティサービス「LISTEN(リッスン)」の機能を拡充、新たにポッドキャストのホスティング機能を8月3日に提供します。LISTENとはLISTENは、OpenAIの自動文字起こしAI「Whisper」を利用し、登録したポッドキャストの音声を自動でテキスト化するサービスです。テキスト化された内容に自動で見出しを付けるチャプター機能や複数人の話者を自動で識別する機能、全体の要約を自動で生成するサマリー機能などに加えて、LISTENのサイト上でポッドキャストを再生できるプレーヤー機能も搭載しており、ポッドキャストを音だけでなくテキストを組み合わせて楽しむことができます。ポッドキャスターやリスナーとのコミュニケーション機能も搭載しており、好きな番組をフォローしたりコメントを残せるほか、気に入ったエピソードにスターを押して評価する機能などが利用できます。また、ゲスト出演した番組にも出演者として登録できるなど、ポッドキャスター同士のつながりも支援しています。ホスティング機能の詳細今回新たに提供するホスティング機能は、ポッドキャストの音声ファイルを直接LISTENにアップロードできる機能です。これまでLISTENは、他のホスティングサービスにアップロードした音声ファイルをLISTENに登録する仕組みでしたが、今回のホスティング機能により、ポッドキャストの開始から配信までをLISTENで完結することができます。エピソードの概要欄はWYSIWYGに対応、太字やリスト、引用、テーブルといった装飾がボタンを押すだけで可能です。また、画像のアップロードやYouTubeの埋め込みにも対応しており、充実したポッドキャストのエピソード紹介が可能です。ホスティング機能を利用して配信したエピソードは、LISTENの詳細なアクセス解析機能も利用できます。音声ファイルのダウンロード数から集計しているため、LISTEN以外のサービスで再生された数もわかるだけでなく、全再生や途中再生、再生完了などの情報も取得できます。ホスティング機能を利用したエピソードは、公開前に他のユーザーへ共有することが可能です。公開前に文字起こしの内容を確認して修正する、ゲスト出演者へ公開前に内容を確認してもらう、という利用方法が可能になります。ホスティング機能は、これまで通りLISTEN以外のホスティングサービスを使っているポッドキャスターも併用できます。LISTENは4月20日にベータリリースを行い、その後6月21日に正式サービスを開始。現在は800を超えるユーザーが利用しており、531のポッドキャストが登録、約5万4,000件(合計再生時間3.8万時間)を超えるエピソードが文字起こしされています。今回提供するホスティング機能でポッドキャスターの利便性を向上するとともに、今後は文字起こしの優先処理やエピソード単位での限定公開、有料配信といった機能が利用できる有料オプションの提供も予定しています。関係企業情報■株式会社OND(https://ond-inc.com/)2017年設立。代表取締役社長:近藤淳也。温度感のある豊かな生活を実現するための、インターネットサービスや施設を提供。全国の個性的な物件を紹介する「物件ファン」(https://bukkenfan.jp/)、京都市下京区の複合施設「UNKNOWN KYOTO」(https://unknown.kyoto/)、トレイルランや登山者のためのGPSトラッキングサービス「IBUKI」(https://ibuki.run/)、京都市内のクリプトバー「BAR KRYPTO」(https://krypto.kyoto/)などを運営。■LISTEN PROJECTLISTENの開発、運営を行うプロジェクト。主なメンバーは、近藤淳也(株式会社OND)、百合佐織(株式会社OND)、桑原佑輔(株式会社OND)、佐々木大輔(Tales & Tokens株式会社)、甲斐祐樹、大戸康隆 (京都大学大学院修士2年 / Openly合同会社)。問合せ先LISTEN公式サイト:https://listen.style/公式Twitter:https://twitter.com/listen_style問合せ先メールアドレス:info@ond-inc.com

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LISTEN、国内最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2023 KYOTO」のセッション内容を文字と音声で配信するサービスを参加者向けに提供
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LISTEN、国内最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2023 KYOTO」のセッション内容を文字と音声で配信するサービスを参加者向けに提供

株式会社OND(代表取締役社長:近藤淳也)およびLISTEN PROJECTは、国内最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2023 KYOTO」にイベントパートナーとして協力、ポッドキャスト向けサービス「LISTEN(リッスン)」の機能を利用してセッション内容を文字起こしするサービスを提供します。IVSの参加者は各セッションの内容をテキストと音声で振り返ることができます。IVSは新たな時代を牽引する企業の経営者・経営幹部・投資家が一堂に会する、国内最大級のスタートアップカンファレンスです。2007年秋開催から今年で17年目を迎え、歴史・規模ともに国内最大級のインターネット業界経営者のコミュニティに成長しました。今回LISTENは、LISTENの機能である音声の文字起こし機能を活用し、IVSの参加者向けに各セッションの文字起こしを提供します。今回開催される「IVS2023 KYOTO」は、IVS史上過去最大規模となり、ステージ数は合計17、セッション数は250を超えます。同じ時間帯に行われるセッションも多いため、参加者はすべてのセッションに参加することはできません。LISTENを利用することで、リアルタイムで聴けなかったセッションはもちろん、自分が参加したセッションの振り返りとして、各セッションを文字と音声で後から確認することができます。※1。テキストだけでなく音声でも提供することで細かな感情やニュアンスも把握することができ、さまざまなトップスピーカーから語られる最新の情報を、文字で読みながら、必要に応じて音声でも聴くことで、効率的に情報収集することが可能となります。IVS参加者は、主催者から配布されるアクセスコードを使って、これらの限定コンテンツにアクセスできます。今回提供するサービスは、LISTENでも限定公開機能として搭載する予定です。機能の詳細については改めて発表いたします。※1 書き起こしはセッション終了後順次行われる予定です。セッションによっては、後日文字起こしが公開されるものがあります。また、非公開セッションなど一部のセッションは文字起こしの対象外です。LISTENとはLISTENとは、AIによる文字起こしやコミュニティ機能を備えた、ポッドキャスト向けサービスです。ポッドキャストは音声コンテンツという特性上、テキストよりも細かなニュアンスや感情を伝えやすく、聴取に一定時間が必要なことから、熱量の高いリスナーとつながることができるコミュニケーションの良さを持っています。その一方、番組を聴かなければ内容がわからない、実際に聴くには一定の時間を要するなど、新規のリスナーを獲得するのが難しく、リスナーにとっても自分に興味のある番組を的確に探しにくいという課題もあります。LISTENは、AIによる文字起こしをはじめとした各種機能を通じてポッドキャストを活性化し、番組を配信するポッドキャスターだけでなく番組を聴くリスナーにとってもポッドキャストの魅力がより高まるサービスです。LISTEN(https://listen.style/)【IVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO 開催概要】2007年より開催しているIVS(https://www.ivs.events/2023)は、「次世代の、起爆剤に。」をミッションとして、新たな時代を牽引するインターネット企業の経営者・経営幹部・投資家が一堂に会する、国内最大級のスタートアップカンファレンスです。トークセッションやブース出展をはじめ、これまで数々のスタートアップが熱戦を繰り広げ、過去本戦に登壇してきた企業からは数多くのIPOやM&Aも生まれてきた「IVS LAUNCHPAD」(https://www.ivs.events/ivs2023launchpad)など多種多様なコンテンツを体験できます。開催日 : 2023年6月28日(水)~6月30日(金)会場 : 京都市勧業館「みやこめっせ」/ロームシアター京都 他主催 : IVS KYOTO実行委員会後援 : 日本経済団体連合会(経団連) / 新経済連盟(新経連) / 一般社団法人日本ブロックチェーン協会 / 日本政策金融公庫 / 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST) / 経済産業省(IVS Crypto 2023 KYOTOへの後援)オフィシャルサイト : https://www.ivs.events/ja/2023詳細・お申込み:https://www.ivs.events/crypto関係企業情報■株式会社OND(https://ond-inc.com/)2017年設立。代表取締役社長:近藤淳也。温度感のある豊かな生活を実現するための、インターネットサービスや施設を提供。全国の個性的な物件を紹介する「物件ファン」(https://bukkenfan.jp/)、京都市下京区の複合施設「UNKNOWN KYOTO」(https://unknown.kyoto/)、トレイルランや登山者のためのGPSトラッキングサービス「IBUKI」(https://ibuki.run/)、京都市内のクリプトバー「BAR KRYPTO」(https://krypto.kyoto/)などを運営。■LISTEN PROJECTLISTENの開発、運営を行うプロジェクト。主なメンバーは、近藤淳也(株式会社OND)、百合佐織(株式会社OND)、桑原佑輔(株式会社OND)、佐々木大輔(Tales & Tokens株式会社)、甲斐祐樹、大戸康隆 (京都大学大学院修士2年 / Openly合同会社)。問合せ先LISTEN公式サイト:https://listen.style/公式Twitter:https://twitter.com/listen_style問合せ先メールアドレス:info@ond-inc.com

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AIによる文字起こしやコミュニティ機能を備えたポッドキャスト向けサービス「LISTEN」正式サービスを開始
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AIによる文字起こしやコミュニティ機能を備えたポッドキャスト向けサービス「LISTEN」正式サービスを開始

株式会社OND(代表取締役社長:近藤淳也)およびLISTEN PROJECTは、音声の自動文字起こしやコミュニティ機能を備えたポッドキャスト向けサービス「LISTEN(リッスン)」の正式サービスを6月21日に開始しました。文字起こしなどの基本機能は無料で利用できるほか、今後は限定公開や有料購読機能といった有料オプションの提供を予定しています。LISTEN https://listen.style/インターネットを通じてパソコンやスマートフォンで楽しめるポッドキャストは近年急速に広がっています。オトナルと朝日新聞社の調査 ※1によれは、国内のポッドキャスト利用者が1,680万人で、ポッドキャスト利用者のうち13.5%はポッドキャストの配信経験があるなど、聞くだけでなく自ら番組を配信して楽しむユーザーも急増しています。ポッドキャストは音声コンテンツという特性上、テキストよりも細かなニュアンスや感情を伝えやすく、聴取に一定時間が必要なことから、熱量の高いリスナーとつながることができるコミュニケーションの良さを持っています。その一方、番組を聴かなければ内容がわからない、実際に聴くには一定の時間を要するなど、新規のリスナーを獲得するのが難しく、リスナーにとっても自分に興味のある番組を的確に探しにくいという課題もあります。LISTENは、AIによる文字起こしをはじめとした各種機能を通じてポッドキャストを活性化し、番組を配信するポッドキャスターだけでなく番組を聴くリスナーにとってもポッドキャストの魅力がより高まるサービスです。LISTENの機能AIによる自動文字起こし機能OpenAIの自動文字起こしAI「Whisper」を利用し、登録したポッドキャストの音声を自動でテキスト化します。また、内容に応じて自動で見出しを付けるチャプター機能、複数人の話者を自動で識別する機能、全体の要約を自動で生成するサマリー機能なども利用できます。文字起こしされたテキストが正しくない場合は、該当の箇所を手動で修正することもできます。▼文字起こし、チャプター分け、話者分離、サマリーの例(https://listen.style/p/listennews/41g2oyco)任意の区間でのシェア機能文字起こしされたテキストは任意の場所から再生できるほか、任意の場所をテキスト付きでSNSにシェアするパーマリンク機能を備えています。番組のうち気に入った部分をシェアし、その場所からすぐに再生して番組を聴く、という使い方が可能です。検索機能文字起こしされたポッドキャストの内容をテキストで検索できます。検索はLISTENに登録した番組全体のほか、特定のポッドキャスト番組のみを対象に検索することも可能です。プレーヤー機能LISTENに登録されたポッドキャストを再生するプレーヤー機能も備えており、複数の番組を連続で聴くプレイリスト機能や倍速再生が利用可能なほか、LISTENに利用していないポッドキャスト番組も、URLを登録すれば聴取が可能です。LISTENのWebサイトはPWAに対応しており、サイトのブックマークをスマートフォンやタブレットのホーム画面に保存することで、スマートフォンのアプリ感覚で楽しむことができます。ユーザー機能ユーザー登録すると好きな番組をフォローしたり、コメントを残すことができます。番組を登録すると新着エピソードが公開されたときに通知が届き、気になる番組の更新を逃さずチェックできます。ポッドキャスターは登録した自分の番組に、自分以外のゲストを出演者として登録できます。出演した番組はユーザーごとに一覧で表示されるため、自分以外の番組にゲスト出演した番組なども出演リストとして一覧でまとめることができます。スター機能ポッドキャストのエピソードやコメントに対して、スターを押して評価を示すことが可能です。スターは1つのエピソードやコメントに対して何個でもつけることができ、ポッドキャスターとリスナーが交流を図ることができます。プライバシー機能ポッドキャストは第三者が勝手に登録できないよう本人認証機能を備えており、自分のポッドキャストが第三者に文字起こしされることはありません。また、リスナー以外の人に聴かれるのを好まないポッドキャスター向けに、文字起こししたテキストを検索エンジンにインデックスしない設定も可能です。LISTENについてポッドキャストが文字起こしされることで、知らないポッドキャストをまずはテキストで読み、興味が出たら聴いてみる、といった聴取体験が可能となり、新しいポッドキャストとの出会いが生まれやすくなります。また、コメントやスターといった機能によってリスナーの思いをポッドキャスターに伝えたり、ゲスト出演した番組に出演者として登録されることで、リスナーやポッドキャスター同士、さらには他のポッドキャスト番組のリスナーとのコミュニケーションも図ることができます。LISTENは2013年4月13日にポッドキャスターの招待を開始、20日にベータリリースを行い、その後Discord上でのベータユーザーからのフィードバックを得ながら、機能追加や改善を進めてきました。この間、500名を超えるベータユーザーが登録を行い、約400件のポッドキャストが登録され、4万件(合計再生時間3.2万時間)を超えるエピソードが文字起こしされています。(6月19日時点)今後は文字起こしの優先処理やポッドキャストの限定公開、エピソードの有料配信といった機能が利用できる有料オプションの提供も予定しています。新しいリスナーを開拓したいポッドキャスターや、新しいつながりを発見したいリスナーなど、ポッドキャストに日常的に接しているすべての人にLISTENを体験してもらえるよう、今後も機能拡充を行っていきます。※1: ポッドキャスト国内利用実態調査2022(2023.02) | 株式会社オトナルhttps://otonal.co.jp/podcast-report-in-japan2022 関係企業情報■株式会社OND(https://ond-inc.com/)2017年設立。代表取締役社長:近藤淳也。温度感のある豊かな生活を実現するための、インターネットサービスや施設を提供。全国の個性的な物件を紹介する「物件ファン」(https://bukkenfan.jp/)、京都市下京区の複合施設「UNKNOWN KYOTO」(https://unknown.kyoto/)、トレイルランや登山者のためのGPSトラッキングサービス「IBUKI」(https://ibuki.run/)、京都市内のクリプトバー「BAR KRYPTO」(https://krypto.kyoto/)などを運営。 ■LISTEN PROJECTLISTENの開発、運営を行うプロジェクト。主なメンバーは、近藤淳也(株式会社OND)、百合佐織(株式会社OND)、桑原佑輔(株式会社OND)、佐々木大輔(Tales & Tokens株式会社)、甲斐祐樹、大戸康隆 (京都大学大学院修士2年 / Openly合同会社)。 問合せ先LISTEN公式サイト:https://listen.style/公式Twitter:https://twitter.com/listen_style問合せ先メールアドレス:info@ond-inc.com

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