ドキュメント
音圧について
音声の音量がエピソードごとに大きく異なると、連続して聴くときに、その都度プレイヤーの音量を調整する必要があります。
LISTENでは、音声ファイルをアップロードするときに、音声全体の聞こえ方を一定の基準へ近づけるラウドネス・ノーマライズ機能を利用できます。
このページでわかること
- 音圧(ラウドネス)とは
- ラウドネスをノーマライズする
- ノーマライズ処理について
- 音声ファイルの情報を確認する
- ノーマライズを使わない方がよい場合
音圧(ラウドネス)とは
音圧は、一般的には音の大きさを表す言葉です。
ポッドキャストなどの音声では、瞬間的な音の大きさだけでなく、音声全体を通して人がどの程度の大きさに感じるかを表す「ラウドネス」という指標が使われます。
ラウドネスの単位には、LUFS(ラウドネス・ユニット・フルスケール)が使われます。数値が0に近いほど大きく、マイナスの数値が小さくなるほど静かな音声になります。
ノーマライズとは、音声全体を解析し、聞こえ方を一定の基準へ近づける処理です。話しているすべての部分を同じ音量にする処理ではなく、エピソード全体の音量感を整える処理です。
ラウドネスをノーマライズする
LISTENでは、次の値を目安として音声を処理します。
- ラウドネス:−15 LUFS
- トゥルーピーク:−1.0 dB
ラウドネスは、音声全体を通して感じる音量の目安です。
トゥルーピークは、音声の中で瞬間的に最も大きくなる部分の目安です。音が大きくなりすぎて、再生時に音割れしやすくなることを防ぐために使用します。
音声の内容や元の録音状態によっては、処理後の数値が目標値と完全には一致しない場合があります。
設定方法
- LISTENへログインし、対象のポッドキャストからエピソードの作成画面または編集画面を開きます。
- 新しい音声ファイルをアップロードします。
- 音声ファイルの下にある「ラウドネス(音圧)をノーマライズする」をオンにします。
- エピソードを保存、公開または公開予約します。

初めて利用するときは、ノーマライズがオンになっています。
選択した状態は、同じアカウント・番組で次にエピソードを作成するときにも引き継がれます。毎回、意図した設定になっているか確認してから保存してください。
ノーマライズは、新しい音声ファイルをアップロードしたときに行われます。すでに登録されている音声に対して、設定のオン・オフだけを変更しても再処理されません。
既存のエピソードをノーマライズし直す場合は、エピソードの編集画面から音声ファイルをアップロードし直してください。
ノーマライズ処理について
音声ファイルのノーマライズ処理は、バックグラウンドで非同期に行われます。
非同期処理とは、音声ファイルのアップロードやエピソードの保存とは別に、LISTENのシステム内で処理を続ける仕組みです。処理が終わるまで、ブラウザでエピソードの作成画面を開いたまま待つ必要はありません。
アップロード直後は、処理前の音声が一時的に再生される場合があります。ノーマライズ処理が完了すると、処理後の音声へ置き換わります。
処理には数分程度かかることがあります。音声ファイルの長さや処理状況によっては、さらに時間がかかる場合があります。
処理後の音声が反映されていない場合は、時間をおいてエピソードページを再読み込みし、音声を確認してください。
ノーマライズ処理は、新しい音声ファイルをアップロードしたときに行われます。すでに登録されている音声に対して、設定のオン・オフだけを変更しても再処理されません。
既存のエピソードをノーマライズし直す場合は、エピソードの編集画面から音声ファイルをアップロードし直してください。
ラウドネスのノーマライズは、音声全体の音量感を整える機能です。環境音や機械音などのノイズを取り除く機能ではありません。
音声ファイルの情報を確認する
処理後の音声情報は、エピソードページのプレイヤー付近にある情報ボタンから確認できます。
主に、次の項目が表示されます。
Integrated Loudness
音声全体を通して感じる音量を表すラウドネス値です。単位はLUFSです。
LISTENでノーマライズを行った場合は、−15 LUFSを目安として調整されます。ただし、音声の内容によっては、処理後の数値が完全には一致しない場合があります。
True Peak
音声の中で瞬間的に最も大きくなる部分を表します。単位はdBです。
LISTENでノーマライズを行った場合は、−1.0 dBを目安として調整されます。
Loudness Range
音声の中にある、静かな部分と大きな部分の差を表します。単位はLUです。
数値が大きいほど、音声内の音量差が大きいことを示します。ラウドネスが適切でも、Loudness Rangeが大きい場合は、静かな部分が聞き取りにくく感じられることがあります。
ノーマライズ前の数値
ノーマライズを行った音声では、処理後の数値に加えて、次のような処理前の数値が表示される場合があります。
- Integrated Loudness(original)
- True Peak(original)
- Loudness Range(original)
処理前と処理後の数値を比較すると、ノーマライズによって音量がどの程度調整されたかを確認できます。
ノーマライズを使わない方がよい場合
音声編集ソフトなどを使用して、すでに適切なラウドネスへ調整している場合は、「ラウドネス(音圧)をノーマライズする」をオフにしてアップロードすることもできます。
すでに音圧を整えた音声へ再度ノーマライズを行うと、意図していた音量や音の強弱が変わる場合があります。
次のような場合は、ノーマライズをオフにすることを検討してください。
- 音声編集ソフトで−15 LUFS前後に調整済みの場合
- 音楽や効果音を含め、音量の強弱を意図的に調整している場合
- 制作会社などで完成音源として仕上げたファイルを使用する場合
音量調整を行っていない録音音声や、エピソードごとの音量差が気になる場合は、ノーマライズをオンにするのがおすすめです。