ドキュメント
音圧ノーマライズ・ノイズリダクションフィルター
LISTENのページ上で、音声ファイルの音圧を適度に整えたり、ノイズを除去するフィルターをかけることができます。
ラウドネス(音圧)の自動ノーマライズ機能
音声ファイルをアップロードする際に、適切なラウドネスに自動的にノーマライズする機能です。
ノーマライズは、以下の値を目標に行います。
※ノーマライズの結果がこの値に一致することを保証するものではありません。
- ラウドネス(音圧): -15LUFS
- トゥルーピーク:-1.0dB
(この値は、Spotifyなど、主要な音楽配信サービスで標準とされているラウドネス値に近いものです。そのため、意図しないファイルの変換等が発生しにくくなります。)
ポッドキャストにおける音圧とその編集については、こちらでもお話ししています。
ノイズリダクション機能
音声のノイズを自動で除去する機能です。
※RNN(リカレントニューラルネットワーク)を使用しています。
音声を収録した環境などに合わせて、2つの機能を組み合わせながらご活用ください☺️
設定方法
エピソード作成フォームで音声をアップロードし、音声ファイルの下にある「ラウドネスを自動的にノーマライズする」にチェックすると、自動的に適切な音圧にノーマライズされます。(デフォルト:ON)
また、同様に「ノイズフィルタをかける」にチェックするとノイズフィルタがかかります。(デフォルト:OFF)
この設定は「ユーザー」と「ポッドキャスト」の組み合わせごとに保存されます。
※フィルター処理の選択忘れ、二重選択について
音声フィルタの処理は、基本的に新しいファイルがアップロードされた際にのみ行われます。
新規ファイルがない際は、以下のように文字の色が薄いグレーに変化します。
音声フィルタの処理は非同期で行われます
音声ファイルのフィルタ処理を、ブラウザのアップロード画面を開けたまま長時間待って行う、その処理中にエラーで動作が止まる、といった問題を防ぐため、フィルタの処理は非同期で行われています。
エピソード作成画面では、音声ファイルのアップデートが完了次第ページが更新されます。
フィルタ処理はバックグラウンドで非同期的に行われるため、最大10分ほど時間がかかる場合があります。そのため、アップロード直後は一旦オリジナルのファイルが再生できる状態となり、その後フィルタ処理が終わると音声ファイルが更新され、フィルタ処理後の音声が再生されるようになります。
※処理が終わると、音声ファイルの名前が自動的に「〇〇_normalized」、「〇〇_denoised」などに変わります。
これらのフィルタや処理について、LISTEN NEWSで詳しくお話ししています。