その中で、もちろんセクターによって、特にIT系、SaaS系の人たちなんかが象徴的だと思うんですけれども、
割とそういったファイナンス的なリテラシー高い方々もいらっしゃる一方、まだまだセクター的に先輩のスタートアップないし、
起業家っていうのがそんなに多くない領域。研究開発型の事業なんか特にそうかもしれませんね。
そういった方々ってあまり参考にする情報もないから、一旦ちょっとそういった人たちを念頭に資料を作っていこうと、
ガイダンスを作っていこうと、こういった議論が当初ありました。
それを踏まえて、そもそもエクイティとデッドって違うんですよみたいな、めちゃめちゃ当たり前の話。
だけどこれものすごく本質的に重要な話。これも含んでますし、一方で後半に行けばやっぱりすごいIPOに関する非常にテクニカルな話題。
正直言って私もよくわかってないみたいなところもあったりするわけですよ。
そういった点で言うと、知識レベルによって、こんなの大体知ってるよっていう方もいらっしゃると思うんですけど、
とはいえ、何かしら新しい発見ってあると思うんですよね。
僕もドシードのスタートアップやっていたので、気持ちはよくわかるんですけれども、
特に最初の段階でひひ言いながらPMFを図ろうとしているのに、レートの投資家がどうとか、IPO後どうとか言われても、
そんなの知らんよと、今目の前のことで手一杯なんじゃいというのは、本当にその通りだと思うんですけれども、
一方で本当にこれうまくいって会社が成長してきた時に、いつかぶつかる壁であり課題なんですよね。
そういったことをボリューミーと申し上げましたけど、これぐらいコンパクトな内容でざっとそういった課題感があるんだってことを知る、
ある種の地図と言いますか、としてはとても便利なものなんじゃないかなというふうには思いますので、
流しを見てもいいので、ざっと通読していただくのがいいんじゃないかなと私は思います。
そうですね、本当に僕もそう思っていて、特にスタートアップの起業家の方ってマウンティング取りたがるというか、
さっきも言った通りエッジの立った人が多いので、ある意味俺知ってるぜみたいな人たちが結構いるんですよね。
そういう人たちに限って実はよくわかってなかったりするので、僕のおすすめは、
わかってるふりしている人もかけてこそっとこれでやみねんしてもらうっていうのが多分いいんじゃないかなってちょっと思っております。
さらにそこの部分を深掘りしていって、先にこれどうやって活用するかみたいなところを先にガンガン行きたいと思うんですけど、
おっしゃる通り、先ほどの非常にテクニカルなところもいろいろ入ってくるので、
スタートアップのステージや読む人によって重要となるポイントが結構違うんじゃないかなと思うんですよね。
なのでそこについてもちょっともう少し深掘りして皆さんコメントいただければなと思ってるんですが、先に今度は朝倉さんからいただいてもいいですか。
最低限の知識を持った論点についての理解を深めた上で、いろんな方々と対話をしてみる。それが大事なんじゃないかなというふうに思うんですね。
これって冒頭、砂川さんからいろんなこういうファイナンスに関する話って、ある種のポジショントークになりがちだというようなお話がありましたけれども、
ここはまさにそういったことがはまりそうなところで、ある種ここに反映されている内容というのも、今回のガイダンスに関わった方々のある種の成功体験だとか失敗体験だとか、
あるいは考えていったもの、ある種のポジションですよね。これを反映して作られたものです。
複数人の目が通っているものなので、比較的そこは普遍的な内容になっているんじゃないかなというふうには思うんですけれども、
それが完全にその会社に当てはまるかというと、相当も限らないと思います。
なので、まずこういった理論部層をした上で、いろんな会社さんとお話になってみる。
例えば一番端的な話で言うと、主幹事を共同主幹事にする方がいいんじゃないかみたいな、
そういった踏み込んだ言及がありますけど、これも例えば証券会社の方と話をしてみると、いやいやそうじゃないんだと。
販毒できるからこそできることってあるんだよみたいな、そういった反駁ってあると思うんですよ。
それはオープンに受ければいいと思うので、その上で自分たちに一番合ってるやり方って何なのかなっていったことを、
個別会を探っていくのがいいんじゃないかなと思いますね。
ありがとうございます。
そうですね、マッキン勢的に言うか、あるいはコンサルティング的に言うと、
ミーシーでいろんな論点が並んでいるので、それをそれぞれ自分たちが何を重視しているのか、
自分たちの尺度で考えるきっかけにできると、活用するという意味で言うと、いい感じなんじゃないかなと思っております。
ここからもうちょっと具体論にどんどん入っていきたいと思っているんですが、
今日はあえて後ろの方から話をしていって、前の方に進めていこうと思っているんですね。
ガイドランの中の話をですね。
IPO後のことを想定したときに、じゃあIPO前に何をしておいたほうがいいのか、
しておかなければいけないのか。
ここ実は結構大事なポイントだと思っていてですね。
資本政策逆戻りできないというのはよくスタートアップの世界でも言われることなんですが、
もっと重要なのがですね、IPO後に変な形でIPOをしてしまったがゆえに、
その後ニッチもサッチもいかなくなっちゃった、みたいな事例って結構ですね、
あまたあるわけですよね。
そういったことにならないように、先ほどのキーワード出てましたけど、
持続的な成長を実現するために、じゃあ何を未上場のときにしておかなければいけないのか、
どういうことに注意しておかなければいけないのか、
ちょっと生々しい話を含めて、ぜひもし可能であれば聞きたいなと思っているんですが、
いかがでしょう、朝倉さん。
そうですね。何より大事にすべきことって、
本当に今、砂川さんからおっしゃっていただいたように、
IPO後の継続成長っていうものをどうやって実現するか、
そのためにベストな座組みって何なのかっていうことだと思うんですよね。
それを考えていくと必然的に、じゃあ上場するタイミングってどういったサイズ感がいいのかだとか、
上場するタイミングでどれぐらいの調達を目指していくべきなのか、
それに向けて、じゃあ未上場の段階で自分たちが許容できるバリューエーションだとか、
あるいは希釈率ってどんなものなのか、
あと株主の構成もそうですよね。
例えば世の中、これ何ページにあったかな、
こんな株主いますよっていうようなリストがあったと思いますけれども、
投資家と一口で言っても、いろんな人たちっているわけですよね。
スタートアップの方々が一番分かりやすいところで言うと、
VCだと思いますけれども、例えばクロスオーバーの投資家なんかもいますし、
海外のヘッジファンドなんかもいますし、またはたまた事業会社なんかも、
政策的な意味合いで乗ってくる、こういったことがあるわけですよね。
僕で見ていて感じるのが、
このファイナンスってある種のトレンドみたいなものがあってですね、
何かトレンドセッターがいるんですよ、大体。
特定の成功したとされるファイナンスが起こると、
みんながみんな、これが一番イケてると。
自分たちはこれを目指そうというような方向に走りたがる。
だから昔で一番シンプルな話を言うと、
バリエーションって大きければ大きい方がいいよね、みたいに言ってみるだとか、
シリーズAでやっぱり数十億単位で上達しないと、
なんかちっちゃいみたいに見えるから、
その前はプレシリーズAって言うんです、ポストシードって言うんですとか、
もうラウンドの意味って、故障の意味ってもはや意味がわからなくなってますけれども、
あとはもう海外の投資家を入れるのがとにかくいいんだとか、
何かしら花々しいファイナンスの事例が出ると、
一時が万事、みんなそっちにザーッと流れていくんですよ。
だけども考えてみたら当たり前ですけれども、
バリエーションって別にでかけりゃ偉いっていう話でも全然なくって、
果たしてそれが自分たちの事業の実をほど、これからの成長性において、
無理のない水準なのかどうなのかっていったことを考えなければいけない。
あるいは特定の属性の投資家がいいといったところで、
じゃあ事業会社、ストラティックな人たちがいいって言っても、
じゃあ何でもかんでも事業会社だったら誰でもいいのかって言うと、
そんなこともないと思いますし、じゃあ比率どれぐらい出すのかとか。
あるいは外国人投資家って言っても、
これVCもいればファミリーオフィスもあればヘッジファンドもあれば、
全然違うわけですよね。
オーバーハングが嫌だから、とにかくVCの比率を減らしたい、
流動性の話を減らしたいって言っていて、
行動しておきながらこんなこと言うのはなんですけど、
ドシードとかのエンジェル投資で最初相談来られると、
それ本当に外部の資金取る必要あるの?と、
やめときなよって最初に絶対言うんですよね。
9割方の方にはそういう風に言ってます。
それは別にまだスケールするモデルかどうかわからないし、
エクイティーでファイナンスするってことは、
それだけいろんな方の責任を負うってことなんだから、
それはやめといた方がいいんじゃない?と。
あるいはもう少し待ってから、
粘ってからにした方がいいんじゃないの?っていう風に言って、
大抵それ言うと嫌がられるんですけど、
なんとなればもうエクイティーファイナンスって決めてるから、
金出してくれって言いに来てるのに、
そんなこと言われると大抵みんな嫌がるんですけど、
今日これものすごく大事なことだと思うんですよ。
エクイティーファイナンスしたらした以上、
それは責任を持って成長させていかなければいけない。
なのでスタートアップって急成長する会社のことだっていうような定義が、
誰か言ってますけど、
急成長せざるを得ないっていうのが正しいと思うんですよね。
そういう立場に追い込まれている。
わざわざそんなことにしたいですかっていうことだと思うんですよ。
それが自分たちの事業にフィットしてるかどうかですよね。
例えばVCっていう仕事って、
人様の株式をいただいて、
その分リスクマネーを提供するってことをやってますけど、
じゃあ世の中に第三者割り当てしているVCっていますか?
みたいな話なんですよ。
どれくらいいますか?っていうことだと思うんですよね。
それで一番自分たちが分かっているからこそ、
やる必要のないビジネスだと思ってるからやらない。
だから別にスタートアップだから第三者割り当てするのが、
いいとか無条件にかっこいいみたいな、
それは大間違いよと。
リテラシーレベルゼロの人にまず申し上げたいことで。
レッドとエクイティの違いが分かれば当たり前の話ですけど、
なんでスタートアップに銀行はお金貸さないんだって、
よく批判する方いるんですけど、
それは当たり前で、全くリスク性が違うんだから、
それはレッドとは、初期のスタートアップにおいては
相性悪いってことだと思うんですよ。
だからそこで金融機関を批判するのは、
ものすごくおかど違いだっていうことが分かると思いますし、
あともっと言うと研究者の方なんかは、
家計費とエクイティファイナンスって全然別よとか、
そこのレベルでまず理解していただきたいなと思いますよね。
なるほど。ありがとうございます。
もう聞こうと思ってた順番が今ので全部ひっくり返ってしまったんで、
そのまま乗って話を聞こうかなと思うんですが、
そうすると朝倉さん的にシードの人たちに、
エクイティなんじゃないのっていう場合、
とはいえとはいえ資金が必要だという人たちに対しては、
どんなアドバイスをされるんですか。
本当に立ち上げたばかりの方なのであれば、
もう変な言い方ですけど、いきなり起業しない方がいいんじゃないのって言いますよね。
ああ、なるほどね。
皆さん何かしらね、学生さんとかで、
別に生活費も何もないんですっていう方であれば、
まあそれはいいんじゃないっていうことだと思うんですけれども、
何かもうお勤めでらして、
その中だけど自分こんなアイディア思いついたからやってみたいなっていう方いらしたら、
もうそれは普通止めますね。
なるほど。
この様に思えるかもしれないけど。
で、どっちかっていうとそれはもう自分の会社を続けながら、
ちっちゃくちっちゃく週末でも夜だけでも作ってみて、
こういうところに注意した方がいいよみたいなのってありますか。
そうですね。本当にもともともないことを言うと会社次第なので、
その会社によっても千差万別です。なんですが、ものすごく教科書的なことを申し上げると、
よくアメリカで言うのは一番最初に出資する人誰かっていうと、
家族、親類、あとおバカさんって言いますよね。
で、第2段階がエンジェル投資家って呼ばれる方。
で、そっからいわゆるシード投資家にあたるようなVCの方々が入ってきて、
次もう少し大きいVCの方々が入ってくる。
で、だんだん走行してるうちにちょっと事業会社が入ってくるだとか、
もう少し違った属性の方々が入ってくるっていうのが、
よくある話なのかなというふうには思います。
で、一般論ですよ、あくまで。
そして、ご相談受けるときはですね、
さっきちょっと事業会社っていうようなお話が出ましたから、
それについてお話をすると、あんまり初期の段階で事業会社の方々を入れするっていうのは、
僕は実はあんまり賛成しないですね。
それは大事なんですね。
なぜかというと、やっぱり色が付いちゃうから。
特定の会社と関係性が近くなると、
じゃあその競合に当たるようなところとはお取引ができなくなるんじゃないか、だとか。
あと、やっぱりこの事業会社さんもやっぱりそういったベンチャー投資慣れてるところと慣れてないところってあって、
下手するともう何というか系列扱いみたいなことしてくるところもあるわけですよね。
下請け扱いしてくるところもあるわけですよ。
それがどれだけリテラシーがあるのかどうなのか。
一定程度規模感のある会社さんであれば、スタートアップであれば、
もう少しそこに対して交渉力を持つことができたりだとか、
あるいはもう少しそこは大人の付き合いができるのかなというふうには思うんですけれども、
あまり早い段階で入れてしまうと、
POCやるとか言いつつ、
結局それも完全に下請けになってませんみたいなところってあるっちゃありますよね。
ストラテジックな連携っていうのは非常に効いてきますけれども、
それはどちらかというと一定程度事業が確立してきた方がいいんじゃないのっていうのは、
一般論としては思います。
それよりはもうちょっと金融的な人なんですね。
なるほど。
もう一つ加えさせていただくと、
さっきサニーさんからどういうバリューアドがあるのかっていうようなお話がありましたけれども、
これですね、僕事業をやってた立場からするとですね、
みんなVCって、あるいは僕も含めてスタートアップに投資する人って、
何かしらお金だけじゃない付加価値があるんだってことを主張するんです。
それはもう差別感の要素だから。
言わざるを得ないんです。
なんですけど、ぶっちゃけた話をすると、
それ本当に必要って思うところがあって、
ハンズオンとかバリューアップって言ってるものが一体どういうものなのかっていうのは、
ちゃんと議論して理解したほうがいいですね。
ハンズオンって言ってるけど、
それぶっちゃけマイクロマネジメントですよねみたいなやつって、
単に迷惑ですから。
だし、企業家によっては、
いやいや、そんなご指導をいただかなくても俺やるんだからほっとけよっていう人っているわけですよ。
あるならば、むしろサイレントにやって見守ってくださる方の方がいいというケースもあるわけで、
なんか付加的なものがありますよ、ありますよって、
投資家側も言わざるを得ないから言ってますけど、
本当にそれ必要なのかどうなのかっていうのは、
よくよく見極められた方がいい。
もちろんそれがものすごく意味あることもあります。
相性ですね。
もう身も蓋もないところに入ってきましたけども、
どうしよう。
全然タイムマネジメントできてなくて、
他のカバー、ところがカバーできないっていう状態に。
すいません、見失くします。
どうでもないです。
でもね、いっぱい質問をいただいちゃってるので、
逆にね、ガイダンスの話はもうガイダンスに書いてあるんで、
質問に答えていこうかなと思ってるんですが、
ある方からスタートアップの資金調達環境が悪化しているというニュースを最近耳にしましたが、
赤桜さんの感覚として、
今後の出資に慎重な判断が必要になるとお考えでしょうかっていうのと、
ごめんなさい、もう一つ同じようなことを聞かれている方がいらっしゃるんで、
聞きたいんですが、合わせて聞きたいんですが、
ガイダンスの資料は登壇者から見て、
最近のマーケット動向や環境に照らして、
さらに少し補足したくなったみたいな点はありますか。
ちょっと要するに、リアルな今の指標を見てですね、
どういうふうに補足するのかっていうところを含めて、
ちょっとお二人、赤桜さんから先に聞いていいですか。
手短い話をするようにします。
まずこのガイダンスってやっぱりその全体像を示したもので、
フルフルだとこんな感じよと今見えている景色としては、
というものですし、当たり前ですけど、
ファイナンスってその周囲の外部環境によって状況を一変してしまうので、
この議論をしていた去年のこれ年末ですかね、
末ぐらいから今にかけてもまた大きな変化というものはあります。
そこからするとですね、ご質問いただいた、
資金環境悪化してますよねというご指摘に関しては、
これも全くその通りで、当たり前ですけど、
未成長って別に独立した世界では決してないわけですよ。
多くのスタートアップがいつかIPOをするであろうということを期待されて
投資を受けているわけですから、上場のマーケットとものすごく連動する。
じゃあ上場のマーケットの株価がものすごく下がっているのに、
なぜ未成長のスタートアップだけ未だにマルチプル高くなるのか
といったような議論っていうのは、
レートになればなるほどどうしてもその議論って出てきます。
それがある種、投資側のポジショントークの側面ももちろんありますよ。
あるんですけれども、やっぱりレートを見ると、
上場後の環境を見るとそういう話をせざるを得ない。
そういうことはありますし、あともう一つ分かりやすく言うと、
クロスオーバーの投資家っていうのはもう本当に一気になくなりましたね。
特に海外の方々は本当に減りました。
なぜでしょう。
これいろいろ理由あると思いますけれども、