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年金マネーとスタートアップ発展の深い関係
2022-07-14 47:33

年金マネーとスタートアップ発展の深い関係

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00:06
This is 令和スタートアップ。この番組では、令和新時代を切り開く日本のスタートアップの話題を中心に、昭和生まれの朝倉悠介と年齢非公開の森厚子が緩くお話しいたします。
ということで、みなさんこんにちは。イニシャルユーザベースの森です。
こんにちは、朝倉です。
朝倉さん、なんか声がしゃがれていますね。
うん、なんかいい感じにね。今、喉ハメを舐めてまして。
はい。
リスナーの皆様にお聞き苦しい声をお聞かせしまって申し訳ないんですけれども、まあなんとか元気にやってます。
なんで声が枯れちゃったんですか?
なんかね、いろいろちょっとイベントごと続いてまして、ずーっと1週間ぐらいね、いろんなとこ行ったり来たりしていて。
パリピですか?
パリピですね。パリピだね、yeah!パリピ!
え、パリピに見えるか?俺が。
見えない。
まあ、フジロック好きですけどね。
あ、そうなの?パリピですね。
まあ、そうね。それはパリピだね。フジロック好きだし、コーチラとか好きだから、そっかパリピだ。
フジロックとかは年齢層高いですからね。
あ、まあそうですよね。
もう中年の同窓会ですから。もう20年ぐらいしたらね、なんかもう高齢者の個人を忍ぶ会にだんだんなって。
まあ、そんな感じで日々元気よくやってます。
お大事になさってください。
はい。森さんはここ最近なんかニュースがあったそうで。
そうです。お誕生日でした。
おめでとう。
ありがとうございます。
年齢非公開の森さん。
年齢非公開です。
はい。永遠の方。
異年齢非公開のNプラス1歳になりました。
なるほど、Nプラス1歳ですね。
僕もね、来週誕生日なんですよ。
そうですよね。
ね。あの、僕は昭和生まれの朝倉でして。
40だよ、40。やばいよね。
わかりますか。
40だよ。もうほんとやばいよね。
はあ、初老ですよ。
初老だね、うん。いや、そうなんですよ。
あと不悪、まだ不悪じゃないか。
うん。まあ、惑い言いまくってますけど。
ああ、びっくりだよね。ほんと困ったもんだよね、俺。
生きてると、高く生きてるとは思わなかったよな。
いや、そうだし、あとあれじゃないですか。
子供の時に描いていた、その大人の年齢の理想とすごい自分でかけ離れてるなんて。
まあ、わかりますよ。
まあ、けどそれはさ、やっぱり20歳になった時もみんな感じたことじゃないですか。
そうです、そうです。そこから変わってないです。
あれ、変わってねえわみたいな。
たぶん40もそうだし、きっと60とかもそうだと思うし。
90になってもそうでしょうね。
たぶん僕たちが60になる頃ってなんかさ、今の60の人たちってすっげえ元気でめっちゃ遊んでるなって思うけど、たぶんもっと元気だと思うんだよね。
やばいよね。
そうでしょうね。
まあ、あれですね。
自分がもうおじさんというふうに、たとえ僕は思っていなかったとしても、世の中の人から見たら認知されるっていうことを理解して報道しなければいけない。
つまりだって俺もさ、20代の時とか前半の時とか40の人に話しかけんの嫌だったもんね。
03:01
いや、嫌だったんですか。
嫌でしょ。
嫌だったかわかんないけど。
いや、でもすごく年上の人ってイメージでした。
まあ、そうだよね。
嫌とかはないですけど。
いや、僕もだからあれじゃないですか、そういうスタートアップの世界の末席を経過させてもらっていてですね、そういう投資の仕事とかもしてるんですけれども、
例えばそのスタートアップでもね、同年代の人たちとかだったら全然問題ないけど、中には本当に若い企業家の方とかもいて、こっちは全然すごいね、そういう話を聞きたくて前の目で行くんだけど、
向こうからしたら、向こうからは少なくとも話しかけにくいだろうし、めんどくせえおっさんだなと思って、
なんか来た、なんか来たみたいな。
思われてんだろうなということを自覚して慎みながら生きていかなければいけないなというふうに思ってます。
わかりました。では慎み深くこのポッドキャストも収録していきましょう。
そう。いや、なんかほっといても怖い人って思われるからね。なんでなんだろうね。
でもね、それはそうですね。
ね。あるじゃん、そういうの。
朝倉さんちょっと怖かったです、最初。
いや、まあそうだよね。
うん、うんとか言って。
年齢関係なくか。年齢の女性じゃないな。年齢となんかミックスしたらもうなおさら手がつけられないから。
そういうことか。
仕方ないですよね、いいと。
じゃあ慎み深く、あとフレンドリーに行きましょう。
そうですね。40代のゲーマーは慎み深くフレンドリーに。いいのいただきました、森さんに。
はい。キャッチフレーズが決まったところで、今週の気になるニュースを見ていこうと思います。
はい。
今週はですね、景気の良いニュースが2本ありましたので、これを取り上げたいと思います。
はい。
まず7月5日にですね、グロービスキャピタルパートナーズさん、日本の独立系VCのリードしている存在ですよね。
さんがですね、7号ファンドの一時募集を500億円規模にて完了というニュースを公表されています。
同社にとっては過去最大となるファンドで、1社あたり最大100億円近い投資を予定していると。
今回その規模がですね、すごく大きくて、500億円超のファンドって滅多にない。
そうですね。
この10年とか見てても1本とか2本くらいじゃないですかね。
SBIさんとかヤフコさんとか、スパークスさんはそんなに大きくない。
そんなに大きくない。
そうか。
だからですね、本当に5本ないくらいなんですけれども。
すごいよね。
今回その規模も話題になったんですが、同時に国内スタートアップ向けに初の出資が明らかになるのが初めての機関投資家がいまして、
GPIFですね。
GPIFですね。
日本語で言うと年金積立金管理運用独立行政法人です。
06:07
これ出資を明らかにするのは初めてで、非常に大きな話題となっておりました。
要は僕たちの年金ですね。
そうです。
国勢年金だとか国民年金の積立金の管理を行っているところで。
それこそだいたい市販機ごとによく出るんだよね。
ニュースなんかで。
そうですね。
最近出た1週間前だとGPIF年金積立金運用で昨年度10兆円余りの黒字、円安など背景に書いてありますけど。
まあまあ規模がどでかいわけですよ。
そうですね。
2022年3月末時点の運用資産が196兆5926億円。
世界最大級の基幹投資家と言われています。
そうですね。
累積収益が107兆円という、クジラって呼ばれてますよね。
ここまでいい投資家っていうのは基本的には世界に見ても珍しい。
世界最大なんじゃなかったっけ。
世界最大ですね。
そうですね。
市販機単位とかそれこそ全億円の赤字とかさ出てるんだけどよく新聞報道とかでありますけども、これこそまさにそれこそPLの最たるものですよね。
そもそも規模でかいんだし、その短い期間で見てどうなのよみたいな。
ガクンガクンって。
超キレイ。
売れるわみたいなところはありますよね。
ある種ソフトバンクグループもあんだけ投資に振っていくと、そういった世界観に近づいてきてるのかなというふうにはお見受けしますけれども、あんまりそこで一騎一駐しても仕方ないということなんでしょう。
という景気良いニュースで、もう1個がですね、7月9日にアメリカの超有名ベンチャーキャピタルセコイヤキャピタルの中国法人、セコイヤキャピタルチャイナがですね、4つのドル建てのファンドのために約90億ド
ル、これ日本円でいくと1兆円兆ぐらいなんですけども、その調達をしているという非常に景気の良い。
ニュースがありました。
すごいですね。
すごいですね。
前回、グローバルなVC投資で、中国とアメリカ落ち込んでるよって言ってたんですけど、そんなの意味介さずって感じのニュースがありました。
ということでですね、今回このようなファンド蘇生の景気の良いニュースがありましたので、これに着目していきたいと思っております。
題して、今回は年金の運用先がVC投資に入ると何がどう変わるのかということをテーマに話していこうと思っております。
さてですね、まずちょっとご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にベースを揃える話をしたいと思っています。
09:08
ジャパンスタートアップっぽくなってきたね。
そうですか。
もうすぐその季節ですから。
もうすぐ8月ですね。
もうすぐですね。
8月になってきましたね。
はい、VC投資を語る上で年金が入る入らないっていう言葉をですね、聞きになる方も多いんじゃないかなというふうに思っておりまして、年金っていうのがファンド設立の際に有無が焦点とされることが多い話題
です。
これそもそも何なのかっていう話なんですけど、その整理のためにまずですね、前回もやったVC投資の国際比較ですね。
アメリカと日本のスタートアップ投資って金額比較すると、2021年だとUSが342.2ビリオンドル。
だいたい45兆円。
で、日本がだいたい7800億円。
すごい死者購入して1兆円ってすると、だいたいその差分が45倍ぐらい。
GDPの差を考慮して、もう若干小さくなるけれども、数十倍の差がありますと。
そうですね。
この差って何なのかっていう話につながってくる話題だと思ってまして、差の要因って複数あるんですけれども、
この差っていうのは、VCが1回あたりに出資できる金額が多いっていう事実につながって、それが蘇生されるファンドの規模の差につながっていくと。
何言ってるのかっていうと、通常VCはスタートアップ投資をするためにお金を集めますよね。
浅倉さんも集めてましたね。
お金の出し手からすると、VCは資金の運用者ということになっていくと。
そのVCが集めたお金、財布はファンドっていうふうに呼ばれてるんですけれども、
そのファンドに対してお金を出す人たちのことをLP、Limited Partnerですね、と言いますと。
このLimited Partnerの属性が日米では全然違うんですよね。
どういうふうに違うかって言いますと、日本は事業法人、普通に投資をプライム市場に上場してるような会社さんが中心である一方、
米国は年金基金がほとんどになっていまして、ここに年金基金が出てくると。
だから冒頭で話したグロービスキャピタルパートナーズさんの7号ファンドにGPIFのお金が入ったっていうのは、
ここが新規制になるところなんですよね。
これまでは事業法人から集めるのが普通だったんでね。
さっき言ったみたいにGPIFさんってお金196兆円も持ってるから、
12:04
持ってるっていうか運用委託されてるだけなんですけど、もともとは私たちのお金ですからね。
そうですね。
そうですよ。
そんだけポッケが大きいから、1回のショットでもでかいわけですよね。
だからVCの財布も大きくなるというのが、この際につながっている一つの要因となります。
ということで、前置きここまで頑張りました。
そうですね。もう少し補足をするとですね、
今森さんからご説明がいただいた通り、日本とアメリカですね。
VCの出資者、つまりLPと呼ばれる人たちですけれども、
その人たちの属性っていうのは大きく異なっています。
基本的によく指摘される点ですけれども、日本のLPっていうのは、いわゆる会社ですね。
事業法人が中心です。
2020年のデータなのかな、ベンチャーアクション2021っていうので言うと、
日本のVCのLP構成のうち54%がいわゆる事業法人。
いわゆる金融機関ですね。銀行、信用基金、信用組合みたいなものが27%。
この時点でも80%超えているわけですよ。8割。
その他、保険会社、これはよりどちらかというと運用よりですね。
その次に来ているのがGPなんですよね。
GP4%、つまり何かというと、GPって何かというと、VCを運営する立場の人。
運用者ですね。
グロービスさんのファンドであれば、グロービスさんのチームということになるわけですけれども、
この方々が出しているのが4%っていう。
持ち出し的な感じですね。
持ち出しだよね、完全に。
こういう具合になっています。
ざっくり言ってですね、8割、そういった会社ないし、銀行、金融機関もね、
いろいろお金の出資の意図は様々ではありますが、
どちらかというと事業法人的な黄色の銀行というふうに思っていただければいいんじゃないかなというふうに思っています。
これの意味するところって後でお話ししますね。
それが大体8割だと。
一方でアメリカ、どうなっているかというとですね、
これ2015年のデータらしいんですけれども、
プライベートセクターペンションファンド、私的な年金基金ですね。
これ例えば企業年金の基金なんかもここに含まれると思うんですが、これが13%。
パブリックペンションファンド、公的基金。
これさっきあったGPIF等々が該当する部分だと思いますけど、これが12%。
これ4分の1ですね。
面白くって他にもですね、ファンズオブファンズ。
15:02
これが8%。
これ何かというと、要はVCと同じように
よそから資金を調達してくる金融プレーヤーなんだけど、
投資先が個別の会社とかではなくて、VCを含めたファンドに投資すること。
ファンドに投資してそのリターンを上げて、
そのリターンを自分たちの出資者にお返しするっていう、
ファンドに投資する専門のファンドですね。
なんか私からすると、またがしみたいな感じに見える。
イメージ、またがしとは言わないけれども、
プレーヤーが多くいると、そこをちゃんと目利きして、
なおかつちゃんとソーシングする。
あるのは別に個人、個人はなかなかないかもしれないですけど、
個人でも会社でもね、そういったVCとかに投資したいって言っても、
入れてくれないわけですよ。
だからそうですね、海外の著名VC、先ほどのセコイヤとか、
アンドリーゼンとか、そんなすごいファンドがあるんだったら、
そこに投資をして儲けてもらおうっていう風な発想。
誰もが持ちますけど、普通相手にしてくれないわけですよ。
まずは告知すぎて邪魔だとか、ずっと付き合ってもらえるかどうか
わかんないから、そんなのいちいち相手にしたくないとか、
面倒くさくてコミュニケーションコスト生じたら嫌だとか、
そういうこともあって、相手にしてくれないんだけれども、
そこは付き合いのあるFOF、これはファンドオブファンズのことですけども、
それを通じて出資することができるっていったような、
そういった利点はあるのかなと思います。
これが8%、長くなっちゃうんだけど、
インシュアルスカンパニー、保険会社ですね、これが6%程度。
面白いのがファンデーションですね、これ何たら基金みたいなやつ。
これが15%です。
加えて、これあんまり耳慣れない言葉かもしれませんが、
エンダウメントプランっていうのがあります。
エンダウメントっていうのは何かっていうと、
ごめんなさい、ちなみにこれめちゃめちゃ日本語読みで読んでます。
これ何かっていうと、要は寄附です。
寄附なんだけど、これ一番イメージしやすいのが、
大学への寄附ですね。
現代的なポートフォリオ理論っていうのは、
イエル大学の基金が作ったっていう話、有名ですけれども、
それは大体卒業生だとか、
あるいは何かしら大学に関係している人たちが、
大学にお金を寄附している。
これが実は非常に大きいんですよね、
アメリカの大学の運営において。
基本的に、アメリカの大学、これ日本も同じなんだけど、
日本の大学っていうと、基本的には授業料で
生通していると思うじゃないですか。
あと場合によっては、政府から補助金みたいな話ですけど、
アメリカの大学っていうのは、すごい雑な言い方ですけど、
授業料、これは同じですね。
あと寄附。寄附っていうのも、
その寄附そのまま大学の運営に充ててくださいっていうものと、
18:00
その寄附の一部を基金として割り当てて、
それを運用してくださいと。
その運用益で大学を運営する。
こういう仕組みになっているわけですね。
よく言われることで、
全然正確な数字って忘れてしまったんですけど、
東京大学の学生一人にかかっている、
学費というか授業料、
それは別に個人が払っている授業料だけじゃなくて、
いろんな補助金だとかそういったものをひっくるめて、
一人当たりにかけられているお金っていうものと、
別にハーバードでもスタンフォードでも、
ELでも何でもいいんですけど、
そういったアメリカのトップティアのスクールの
学生の一人当たりに当てられているお金って、
全然違うんですね。
圧倒的にアメリカが大きい。
なんでアメリカに寄附が集まりやすいのか、
特に大学が寄附基金、
こういうエンダウンメントファンドっていうのを作れるぐらい、
大きな存在感になっているのかっていうのは、
話し出したらキリがないんですけど、
これもしもポッドキャストで聞いている方は、
分かんないかもしれませんが、
僕のボイシー聞いている方はですね、
昔Hラボの小林くんっていうのが出ていて、
その辺り解説しているので、
よかったら聞いてくださいという感じです。
話が長くなりました。
このエンダウンメントプランっていうのが14%。
あとファミリーオフィスですね。
特定の誰かのお金持ち。
孫正義さんの財団とか、
財団というか、個人のお金を扱っているような、
そういったものですね。
そういう7%。
だいたいこういうので74分の3なんですよ。
お聞きいただいてお気づきかと思いますが、
ここまで事業会社の字の字も出てきてないんですよね。
出てきてない。
アザーっていうのが20%あって、
このアザーって一体何なのかっていうのは、
僕分からないんですけども、
間違いなくここに含まれているわけですよ。
この事業会社。
何が一体かっていうと、
ことほど作用に、
なんていうか、
LPの構成っていうのが違って、
端的に申し上げると、
アメリカのLPというのは、
基本的にピュアに、
そういった投資リターンを求めている。
金融職の人たちなんです。
変な話、
僕はスタートアップっていうものの、
社会的な意義っていうものを、
強く信奉しているものの人ですし、
それを後押しするために、
お金を引っ張ってくること重要だと思っています。
当然、僕はそういうお金の運用の仕事をしているので、
ポジショントークだと思っていただいて結構ですけれども、
だけどそれは意味のあることを活動していると思っています。
なんだけど、
そういった意思とか全く関係なく、
分支払っとったら儲かるんやろっていう、
そういうタイプのお金なわけです。
ちょっとまた特徴的なところを言っておくと、
ファンデーションとかファミリーオフィスって、
やっぱり税制の違いがあって、
アメリカみたいに本当にとんでもなく、
バカでかいお金持ちが生まれる世界じゃないと、
こういうのってなかなか生まれません。
日本だとやっぱり創作の問題等々もあって、
正直ここまで大きいお金持ちっていないんですよね。
それは良し悪しあると思いますけど、
それで格差の広がりがとどまっているという言い方もできますけど、
21:00
いずれにせよそういったことですね。
ついでに欧州なんか見てもですね、
どちらかというとこれは日本とアメリカの間ぐらいだと思っています。
いただければいいかなというふうには思います。
なんですけど、こっちに関してもですね、
事業会社ってのはほぼ出てこないですね。
事業法人の投資比率っていうのが、
7%とかなのかな。
少ないですね。
全然少ないんですよ。
で、これ違いとしてはね、
単に違いですよねっていう話に終始するんですが、
さっきのね、銀行だとか信用金庫とかそういったところもある種、
事業会社的っていうふうに申し上げましたけど、
この背景何かというとですね、
一番端的な違いというのは、
日本の事業法人がVCEにご出資する意図が何かっていうと、
ピュアにリターンを上げようと思って投資している人たちって
基本的にはいないわけですよ。
そうではなくて、何かしら投資をすることによって、
スタートアップに関するノウハウ・ナレッジを手に入れたりとか、
ある種、リサーチ的な機能を期待して、
VCEに資金を提供しているんですよね。
で、よく事業法人の方々、
LP出資する方だとか、
CVCですね、の方々、
よくおっしゃる言葉があります。
うちは別に金銭的な経済的なリターンを求めてないんですって。
皆さん口を揃えて言います。
ちょっとこれ批判的なものになってしまうかもしれませんが、
僕はこの発想というのは、
そもそもCVCが、
したる戦略的な目的を満たすという意味においても
ネガティブだというふうに思っていますし、
より本質的には、
日本のスタートアップエコシステムが
発展していくという点において、
そういった金銭的なリターンを求めていない投資家が
大勢を占めているという状況というのは、
極めて問題だというふうに思っています。
なぜならばスタートアップというのは、
あくまで資本主義のルールに則って、
その中で立ち振る舞いながらプレイしていく人たちで、
端的に言うと、そんな金銭的なリターンを求めていません、
みたいな人たちがたくさん入ってくると、
バリエーションだとか根付けって、
めちゃくちゃになったりするわけですよね。
そうなった瞬間、
これ持続的な活動できないんですよ。
だからそこはやっぱり、
ちゃんとどこかのタイミングで、
わかりやすくは上場した以降のタイミングは、
儲かるか儲かんないかという目線で投資をされるわけですから。
だから、そういった政策的な色のついたお金というものが、
どんどん入ってくると、
ますます上場後と上場前の分断というのが、
激しくなってしまうということですね。
上場株の投資を政策目的でやっているところって、
そんなに多くないわけですよ。
むしろ持ち合いというのは、
やっちゃいけませんと言われているわけですよね。
歴史的に減ってきてますから。
24:01
そういうのはむしろやっちゃいけないと言われているわけですよ。
上場の段階において起こっていることっていうのは、
もちろん持ち合いとかとは意味合い違いますよ。
なんですけど、経済合理性に基づかないとまでは申しませんけれども、
そこをファーストプライオリティとしない投資が起こっている。
それが多くなる。
うちは一切金銭的なリターンを求めませんというCVCの方ばかりになってしまう。
別にCVC、CVCってずっとやり玉をあけてしまって恐縮ですけど、
別に何でもいいんですよ。
そういう投資家ばかりになってしまったら、
そもそもスタートアップっていうのは、
一見するとすごく良さそうに見えるんだけれども、
立ち行かなくなりますし、
そんな世界が僕は長続きするわけがないというふうに思っています。
今CVC、直接投資の人たちの文脈でお話をしましたけれども、
VCに出資をする人。
これが事業会社的な、
事業会社が悪いというよりは、
政策職のある、
何かしらリサーチしたいとか、
アライアンスできる先を見つけたいとか、
そういった色のついたお金が集まると、
これはある種の紐付きのお金のわけですよね。
当然リターンを求めていないから、
リターンがすごく出るところよりも、
なんとなく、
LP側としても、
うちとのシナジーが利きそうなところを、
紹介してもらえそうなところに貼ってくださいみたいな、
何かしらの歪みが生じるわけです。
ある種、LPの意向というのが、
GP、
VCと思っていただいていいと思いますけど、
そこの立ち位振る舞いに、
大きく影響してしまいかねない、
構造にあるという点においては、
僕は問題だなというふうに思っています。
なんでこんなことをイケシャシャと申し上げているかというと、
僕自身が昔、
ミクシーという上場企業で、
事業会社として、
LP出資をしていた人間です。
僕のとき、
5社くらい出しました。
その時の意図というのは、
完全にリサーチ目的でした。
だから、
今、
違反しているような、
物言いのことを、
僕自身がかつてやっていましたし、
やっていました。
別にこれね、
だから事業工人は、
一切なんか、
LPどうしたかするなと言っているわけでは、
決してないんですよ。
だけど、
バランスの問題で、
こういった人たちがマジョリティー過ぎるというのは、
これ問題でしょうと。
ひもつきのお金が8割ってことは、
明らかに、
マーケットが歪んでしまう。
これは、
あんまり、
僕はスタートアップのエコシステムの発展という点において、
一見ね、
豪欲さがなくていいみたいに見えるかもしれないけれども、
ものすごくネガティブな影響を及ぼすことだというふうに、
思っていて、
これを根本解決していかなければいけないというふうに思っています。
これ冒頭のニュースと、
つなぎ合わせてお話をすると、
その点において、今回グロービスさんが、
GPIFから資金を調達なさったというのは、
非常に大きな進歩でして、
なんか、
27:00
そうね、
宇宙飛行士でアームストロングって人がいるじゃないですか。
これ、人間にとっては、
一人の人間にとっては小さな一歩だけど、
人類にとっては、
ものすごい大きな一歩だっていう、
言葉ありますけど、
実際、
これすごい大きなファンドだから、
グロービスというVCにとっても小さな一歩では決してないと思いますけれども、
だけどそれぐらい、
マーケット全体に
およぼすことだと思っていまして、
そこはやっぱりね、
グロービスさんやっぱり、
日本の独立系VCの草分けとして、
ずっと20年以上活動をしていらっしゃる方々ですから、
さすがだなと思う次第ですね。
長かったね。
長かった。
朝倉さんの熱が入る領域ですから、
でも、
背景とか、
それが何につながるのかっていうところが分かって、
良かったんじゃないでしょうか。
ということで、
皆さん、
これで、
そのLPの構成だと、
何につながるかっていうのは、
今、
現状として分かったと思うので、
そもそもなんで、
こんな属性の違いが、
日米、
日米をね、
直接比較するのが適切なのかっていう議論も、
もちろんあるんですけれども、
それを言っておいて、
なんでこんな属性の違いが出るんですかね。
そうですね。
おっしゃる通りで、
これ僕自身もよくやってしまうことで、
それは比較が簡単だからなんだけれども、
アメリカって、
ちょっとあまりにも極端に行き過ぎてる国ではあって、
じゃあ他の、
なんだろう、
分かんないけれども、
じゃあイギリスはどうなんだとか、
フランスはどうなんだとか、
ちょっと中国が除外した方がいいですよね。
中国のアメリカは除外した方がいいと思うんですけど、
他の国々ってどうなんだみたいな、
韓国はどうなんだみたいな話ってあると思うんですよね。
そういった国と比べても、
日本ってVC投資の文脈においても、
あるいはスタートアップ、
企業化の速さというところにおいても、
ものすごく送りを取ってるっていうのは、
どの道言えることなんですけれども、
いずれにせよアメリカっていうのは、
極端な成功事例なので、
そもそも比べるのがおこがましいというような点は、
あるかと思います。
ただ、
じゃあなんでそんな差が開いたのかっていったことを、
歴史をひも解いて、
指差し確認するというか、
検討する価値はある、
そんな人たちだと思うんですよね。
明確にあるんですよ。
アメリカでそういったスタートアップが台頭してきた。
その背景にVCが非常に盛り上がってきた。
これはもう明確にタイミングがあるんですね。
イベントが存在する。
イベントがあるんです。
何かというと、
1974年に、
エリサ法という法律が制定されています。
エリサ法。
これは別に、
アメリカ人がエリサ法とか言っているわけじゃないから、
勝手に僕がというか、
日本人が頭文字で読んでいるだけなんだけど、
エリサ法。
これは何のアクロニムかというと、
Employee Retirement Income Security Act。
30:02
従業員退職所得補償法。
そうそう。
というやつなんですね。
これが1974年に制定をされています。
どういう法律なのかというと、
スタートアップは全く関係ないですよ。
関係ないですね。
全く関係ないし、
VCも全く関係ないですよ。
何かというと、
主に私的な年金基金ですね。
企業の年金とかの運用というものを、
ちゃんと従業員の利益にかなうような、
そういうものにしなさいよという、
そういう法律です。
なんとなくイメージは、
日本で言うとスチュワードシップコードに近いものだと
言っていただければいいと思うんですけれども、
企業の私的な年金基金の運用というものが、
ちゃんと資金の拠出者である従業員の経済的な利益に
かなったものでないとダメよという、
そういう法律です。
これが1974年に制定をされました。
細かい話なので、
あんまり具体的に中身が何がやっているのかということは、
あんまり言う必要ないと思うんですけれども、
そこはちょっと省いた上で、
こういう結果何が起こったかというとですね、
いわゆるオルタナティブ資産。
これ何かというと、
VCも含むものですね。
冗長株とか一般的な運用対象ではない資産。
プライベートエクイティとか、
プライベートエクイティの中にVCも入るんですけれども、
いわゆる、
バイアウトファンドとか、
そういったものも含むわけです。
そういったものって、
VCは極端な例かもしれないけど、
めちゃめちゃリスク高いわけですよね。
極度に。
極度にリスクが高いものなんだけれども、
そういったものにも、
この法律の制定以降、
資金が流入しやすくなった。
そういった背景があります。
結果、
1970年代の後半以降ですね、
非常にアメリカで、
まずもってVCが拡充され、
なおかつ、その当時先であるスタートアップが広がっていったという、
そういう経緯があるんですけれども、
アメリカって言うとね、
特にシリコンバレーって、
今、世界のトップのスタートアップの排出地ですから、
ずっと、
世界でナンバーワンだったんだろうと、
僕たちは思ってしまいがちですけど、
実はこのイリサフォー依然って、
実は他のG7の各国と大差なかったんですよ。
そうですよね。
どっちかっていうと、
メインストリームっていう感じではなかったですよね。
実はね、
1970年代以前って、
そんなにアメリカでもベンチャースタートアップっていう世界ではなくて、
もちろんスターフォードとかがね、
もともとレーダーの開発主体だとか、
第二次世界大戦時、
そういったね、
研究をしていた地ではあったんだけれども、
だけどかといって、
ボンボコボンボコスタートアップが生まれたかっていうと、
そんなことないんですよ。
マイナーですよね。
33:01
あんまり他の国と変わらなかった。
なんだけれども、このイリサフォーが制定されて以降、
急速に広まったということですね。
なおかつこの1970年代後半にですね、
同じように、こういった私的な年金・基金の運用に関する、
ある種の、
ガイダンスみたいなものが発表されて、
そこで、
分別のある投資って何なの?みたいな、
そういったところがより明示化されたんですね。
で、それによって、
なんだろうな、
下手したら、今までそういう、
むちゃくちゃVCみたいな、
ボラの激しいものに投資しているということは、
なんだろう、
そんな自分たちのお金を危ないところに晒して、
どうするんだ?って言って、
アメリカ訴訟社会ですから、
場合によっては訴訟されてしまうかもしれない。
そうですね。
そういう、何と言いますか、
法的なリスクを、
ファンドマネジャーは負っていたわけですけれども、
この1979年だったかな、
の、
ガイドラインによって、
こういった分別のある投資っていうのは、
別に個別に見てリスクが高いか、
低いかとかではなくて、
ポートフォリオ全体の中で見て、
ちゃんとバランスがとれているか、
そういったことを加味して、
判断されるものである。
そういったガイダンスが出たんです。
これ何を言っているかというと、
つまり、今までであれば、
そういうリスクの高い、
リスク高いというのは、別に悪いことだけじゃなくて、
リターンも大きいかもしれないんだけど、
そういったものに投資をするということは、
ファンドマネジャーにとって、
訴訟リスクを抱えることだったんだけれども、
そんなことないよっていう、
そういう注釈がついたわけです。
これによって、オルタナノシさんに、
つまりVC等々ですね、
VCもワンノムゼムですけど、
一気にお金が流れ込むようになって、
そうやってVCに流れ込んできたお金が、
スタートアップに流れ込んでいって、
そして、
今、みなさんが知る、
シリコンボレーの、
今が築かれてきた。
これ、
よくね、いろんなところで、
引用される論文があって、
これ、
The Economic Impact of Venture Capital
ごめん、めっちゃ日本語読みで読んでる。
めっちゃ日本語だった。
いいよね、その方が楽だから。
これ、スタンフォードの論文で、
これ、もともと2015年に
最初のバージョンが出たのかな。
最近のやつが、
2021年かなんかに出てます。
これ、何言ってるかっていうと、
要は、VCが
産業に与えるインパクトってどんなものなのっていう。
これ、スタートアップじゃなくて、
VCっていうところがポイント。
結果、
アメリカの上場企業のうち、
過去50年間に
設立された会社。
これを仮に、
その研究対象のスコープとして聞いとると、
そのうちの半分が、
VCからの出資を受けている会社。
時価総額でいうと、
これ4分の3に当たると。
なおかつ、
研究開発費等法と、R&Dに、
この会社が92%を占めている。
そういう研究結果があるんですね。
36:01
この数字は、
よく出されるんですよ。
こないだの経団連の
発表資料とかにも引用されてました。
確かに。
これはよく、スタートアップってそれぐらい
世の中にインパクトを及ぼすんだよ、
っていう例示として
よく出されていて、
僕も話すときによく
変容する数値です。
なんですけれども、
この資料の研究の一番の
ポイントは何かっていうと、
スタートアップが世の中に
どれだけ経済的なインパクトを及ぼすか、
ではなくて、ベンチャーキャピタルが
どれぐらい
世の中に経済的な効果を
与えているか。
この点にあるんですよ。
なので、
なんだけども、日本で
この資料が延用されるときって、そこが
すっ飛ばされて、
スタートアップってすげえんだぜっていう、
それは別にあってんだけど、
間違ってないんだけど、
そういうメッセージを伝えたいためがために
聞い取られてるんです。
なるほど。
結局、いろんな政府の
資料等々でも、
スタートアップ支援
というものを正当化するために
行われて、この資料というものが
延用されていて、一人歩きしていて、
ちょっと一人歩きって言葉は強いかもしれないけど、
結果、
スタートアップにどんどん
お金を流せとか、そういう話って出てきてる
わけですね。
前も森さんとこの会で
話したことあるかもしれませんけど、
オーキャストボイシーで話したことあるかもしれませんが、
僕はやっぱりスタートアップを
支援していく。そこに
一定程度公的な機関
というものが関与するということは、僕は非常に
ポジティブに捉えてます。
そういった大企業の経済団体が
関与するということも、大変
ポジティブに捉えています。
やや悔しい気持ちはありますけど。
本当はスタートアップの存在感が
デカすぎて、あいつら犠牲者って言われるぐらい
存在感がなきゃいけないと思うから、
早くあいつら社会の敵だって
言われるぐらいになればいいと思うんですけど。
だけど、
これね、完全にその時に
エコシステムを
育てるっていう
発想がないんですよね。
スタートアップエコシステム、スタートアップ
エコシステムって、僕も相当言い続けてますし、
いろんなところでいろんな人が
言っていて、相当手垢についた言葉になってしまうけれども、
何言ってるかっていうと、
要は焼き旗農業になっちゃうわけですよ。
はい、わかります。
5カ年計画も素晴らしいんだけど、それをあくまで
何か、個別の
スタートアップを伸ばすっていう話では
なくって、この経営
そのもの、要は民間で勝手に回っていくような
そういうシステムを作れたらいいわけじゃないですか。
わかります。
そこにこそ注力されるべきだという風に思っているんですね。
で、ここからは
僕はもう
ポジショントークという
組織を別に受けて申し上げますけれども、
だけど、
そこの中で確実にVC
というプレイヤーは
大事な機能を果たしていて、
これをどう育てるかということなんですよね。
だから野菜取ろうっていう前に、
ちゃんと土壌の品種改良をしようよ
って話なんですよ。
39:01
なんだけど、今話されていることって
キャベツ作りたいんだったら、キャベツたくさん
植えちまえみたいな、そんな話をしている。
とか、
農地がないんだったら、
そこの森を伐採して、
その灰で火土にして育てればいいっていう
焼き畑農業の話がされていて、
それこそ
皆さん大好きなサステーナブル
サステーナビリティの考えられた
この
試作提案提言に
なってないんじゃないかな
っていうのが
僕の聞く。
なるほど。
長かったね。
長かった。でもあれなんですよ。
VCバックとかどうかで見るって結構
面白くて、
その視点で見ると
日本ってガラリと数字が小さくなるんですよね。
そうですよね。
従来から
日本のスタートアップっていうのは
VCバックって呼ばれているような会社に
投資するので、事業法人と
VCがだいたい1対1ぐらいで
推移してきているから
そうなるっていうのがあるんですけれども、
だからIPOの時も
あれですね、
だいたい全IPOのうちの
半分未満がスタートアップって
呼ばれる企業になっていて、
そこのVCバックとかさらに
それより小さい数
になるという構成で、
そもそも数が少ないっていうのはあるんですけれども、
あれですよね、
そこから考えていっても
相変わらず
もちろん
大きいIPOは
この2、3年で
生まれるようになっているんですけれども、
中央値自体がめちゃくちゃ上がったかっていうと
そうでもまだないので、
そこはたぶん
回っていく仕組みっていうところ
においては
もうちょっと改善できるところは
あるんだろうなっていうふうに
思ってます。
戦略って逆算で考えるじゃないですか、
ある理想的な状況を
作りたいと、そこに至るまでに
自分たちとの差分があって、
それをどうやって埋めていくか
っていう方法論を考えて、
逆算で考えるわけですよね、
そのためにどういった打ち手を取っていくか、
これが戦略の基本的な発想だ
というふうに思うんですけれども、
70年代以前って
アメリカと日本も別に大した違い
なかったわけですよ。
ないし、何だったら
高度経済成長に入っていくのが
日本で。
アメリカも
70年代からエリザフォンの
海底で選択と集中になっていくんで、
規模の拡大から、そこからちょっと
分岐していくのかなという気はしますけど。
もっと言うと別にアメリカとヨーロッパの諸国も
関係なくって、ヨーロッパ諸国は
そこからよりキャッチアップが起こった
ということですよね。
日本は
これそれこそね、
さっき申し上げた
The Economic Impact of Venture Capital
の言葉をそのまま使うと、
日本っていうのは未だにかつての
70年代のアメリカと同じような状況ですって
明言されている。
42:00
そうですね。
選択と集中への転換が
この
2010年
以降に
ちょろちょろ見られているみたいな感じ
ですから。
うーん、まあそうね。
そうね、選択と集中っていう
言葉を使うのかどうか
ちょっとわかんないですけれども、
いずれにせよそのLP構成っていうのが
日本は70年代
以前のアメリカと確かに変わんないんだよね。
まあ、昔だからアメリカもそうだったんでしょうね。
そうでしょうね。
だから、
解決していかなきゃいけない。
ポイントは、そういう意味でいうと
このGPIFの
出資っていうのはものすごい大きな一歩だという
ふうに思っているんですけれども、
ポイントは何かっていうと、じゃあ
今の企業年金
日本の
企業年金だとか
そういった運用主体が
VCに出資することを
何か法的に止められているのか
っていうとそんなことないわけですよ。
そうです。
何も止めてないじゃないですか。
なんですよね。
であるにも関わらず
投資を抑えてない。つまりエリサ法と
同じことやっても別にダメなんだけど。
だけど、
大切なポイントは何かっていうと、どうやったら
こういう安定的に
お金を流し続ける
大きなプレイヤーのお金を引き出してくるか。
インセンティブ構造の設計ですよね。
この点にこそ。
で、やらないことにはやらないことの
理由があるんですよね。
おそらくそれは、例えば
一つは、これ僕も含めて
申し上げると、日本の
そういったベンチャー投資っていうのが
今まで金融業界のメインプレイヤーではなくて、
で、十分な
ガバナンスだとか
パフォーマンスの体制も整ってなかったっていうことも
ひょっとしたらあるかもしれませんし、
そういったご批判は
甘んじて受け入れて、それを受けた上で
何をどう改善していくかっていう話だと思うんです。
なんですけど、
同時に、やっぱりこれは
特に企業の年金基金だと
分かりやすい話ですけど、
年金担当者の
インセンティブ構造だとか、
これもっと言うと、
日本企業の評価制度だとか、
そういったところに話が行き着くわけですよ。
で、
ある種、ひょっとしたらもうちょっとリターン
出せるかもしれないのに、
企業年金基金が低すぎる
パフォーマンスで設定しちゃってんじゃないの?とか。
逆に
年金基金の担当者だって
一サラリーマンなわけですから、
別に儲けても
何か褒められるわけでもないし、
あんまり危険なことやりたくないよねっていう
極めて
ジャパニーズな話になっちゃってまして。
なんでね、僕思うのは
その
大企業の団体、
経済団体なんかが、そういう
スタートアップにお金を流していきましょうっていう時に、
極めてその戦略的な観点ばっか上げるんですよ。
ですけど、
僕それいらないと思ってて、正直。
なんだけど、そんなことするよりも、
某、
某というか、これ言ったら刺されるかもしれないけど、
45:00
経済団体がね、
政策提言している
内容って見てみると、
政治官に
こういうことしろ、こういうことしろって提言してるんですけど、
たった一つだけ、そんなこと
せずに、もう
自分たちで完結してできることがあるんです。
大企業が。
別に、なんか
内閣府、内閣がこうしろとか、こんなことを
誰かに言って変化しなくても、
そんなこと言わずに、大企業が
自分たちでできることがあるんです。明確に。
ものすごく大きなインパクトを出せることが。
何かというと、
各自分の会社の企業年金の
本当にごくごく一部で
それをVCになっている。
そういうことですよね。
戻った年金に。
そう。ようやく
長い旅路から戻ってきました。
そういうことだと思うんだよね。
ものすごい、
教育はこうあるべしとか、
政府はこうあるべしとか、
すげえ大冗談
から言ってるけど、
じゃあ年金基金の一部でも
VCに投資してやるかって、してないでしょ
って言う。CVCで
投資してまーすって言っても、それはものすごいどうしても
政策職つくとかあるから。
別にそれが悪いって言うわけじゃないですよ。
それだらけなっちゃったら、
それはちょっと健全な発達には繋がりませんよ
っていう風に、僕なんかは思いますよね。
なので、
何だろう、このエイサフォーのポイントって何か
っていうと、スタートアップを
応援しようとか、もっと言うとVCを
盛んにしようとか、そんなことも一切
考えてないわけですよ。
1ミリも考えてない。
年金基金の拠出者である
従業員の利得を
最大化するために、その人たちの利得を
保証するために、ちゃんとした
運用をしなさいっていう風に言って、
もう資本主義を突き詰めていったらこうなってる
わけですよね。
だからね、なるべく
これこそが美しい形だと思ってまして、
周るようにしてほしいですよね。
っていうのが一番思う
ポイントかな。
これはものすごい大きな論点だと、
すげー地味で、
誰もなかなか見向きしないんだけど、
僕は、
別にこれがあったからすべてが解決した
絶対申し上げませんけれども、
ただ、
非常に大きなインパクトのある
ボトルネックだと思っています。
そうですね。
ということで、今回は年金と
VC投資をテーマに話してきました。
皆さんも何か感想があれば、
ぜひコメントを
朝倉さんのVCのコメント欄に
お寄せください。
めっちゃ怒られそうだな。
ということで、今回は以上です。
ごきげんよう。
47:33

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