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2024-05-07 10:24

#22-前編 コミュニティが導く企業の成長。急成長産業に挑み続ける連続起業家/株式会社SHINSEKAI Technologies 代表取締役 大社武さん

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ゲスト:株式会社SHINSEKAI Technologies 代表取締役 大社武さん

シンセカイテクノロジーズさんは、コミュニケーション関連サービス群「MURA(ムーラ)」を提供するスタートアップ🚀

2024年3月にプレシリーズAラウンドで2億円の資金調達を実施されました。サイバーエージェント出身で連続起業家の大社さんが、なぜコミュニティマーケティングの領域で起業されたのか、その理由や将来の構想をアレコレ伺いました🎧

▼トピック

<前編-大社さんのキャリアと創業の経緯>

・サイバーエージェント時代にソーシャルゲーム事業で新人賞を獲得し、子会社の取締役へ大抜擢

・マッチングアプリ「タップル」のマーケティング統括として国内1位の達成を牽引

・自身で起業し、ショート動画領域でトップランナーの地位を確立

・「どの山に登るか」。急成長産業への挑戦を続ける理由

・コミュニティ経由での購買体験に見出した可能性

・シンセカイテクノロジーズ設立の背景と想い

<後編-シンセカイテクノロジーズの事業と今後の展望>

・企業のユーザーコミュニティ運営支援を主軸とした事業展開

・SNSとコミュニティの役割の違いと、両者を活用したマーケティング

・SaaSの提供に留まらず、データドリブンにコミュニティ運営のBPO(代行)を行う理由

・コミュニティの可能性に共感し集う、300名以上のコミュニティマネージャー

・コミュニティコマースの可能性と、その先に見据える180兆円の海外ソーシャルコマース市場

・既存産業で成功を牽引してきた優秀な人材が集う熱量高い組織

▼ご出演者様/企業様の各種リンク

HP採用情報資金調達プレスリリース大社さんXシンセカイテクノロジーズ公式X

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Startup Now 資金調達を実施したばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト
パーソナリティのジョブ・テイルズ 稲荷田です。
同じくパーソナリティのアニマル・スピリッツ 中山です。
本日は第22回目の放送となりまして、株式会社SHINSEKAI Technologies 代表取締役 大こそたっけるさんにお越しいただきました。
SHINSEKAI Technologies さんは、コミュニティの力でビジネスを加速させることを目指し
コミュニティ関連サービス群MURAを提供されているスタートアップでして、
2024年3月にプレシリーズAラウンドで2億円の資金調達を実施されました。
大こそさん、よろしくお願いいたします。
お願いします。
今回大こそさんをオファーさせていただいたのは、私稲荷田になりまして、
実はジョブ・テイルズというスタートアップのコミュニケーションパートナーとして経営者の支援だったり
広報PRのアドバイザリーを行っている会社をやっているんですけれども、
そこでSHINSEKAIさんとご一緒させていただいているというところで、
3月に新調達のリリースがあったというタイミングだったので、改めてオファーさせていただきました。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前編では大こそさんの経歴だったり、創業までのプロセス、人生観に迫ってまいります。
後編では事業やファイナンス、組織などについて伺ってまいりますので、ぜひ併せてお聞きいただければと思っております。
それではまず前編から、最初にご経歴なども含めまして、簡単な自己紹介からお願いできますでしょうか。
はい、皆さま初めまして。株式会社SHINSEKAI Technologiesの代表の大こそ武と申します。
2022年の10月にこのSHINSEKAI Technologiesという会社を立ち上げたんですけれども、
私今年齢で言うと36歳なんですが、社会人人生における起業家人生の方が長くなるというような状況でして、
起業家を謳歌しているという感じです。
簡単なその経歴というところでお話すると、2011年に新卒でサイバーエージェントという会社に入りました。
そこで当時急成長していたソーシャルゲームという領域の子会社のほうに配属規模を出しまして、
1年間猛烈に働いたら無事新人賞というものをいただくことができ、サイバーエージェントは新人賞を取ったりすると結構抜擢をしてもらいやすいという環境下にあったので、
その翌年にサイバーエージェントグリーの合弁会社、ジョイントベンチャーを立ち上げるという機会をいただき、
株式会社グリフォンという会社の取締役になって様々なソーシャルゲームの開発などをしていました。
ソーシャルゲームというのはやはりデジタルコンテンツというものを中心にマネタイズを設計をするものなんですけれども、
運用というものがすごい重要になります。
その当時のソーシャルゲームの運用というものは、いわゆる IT ビジネスにおける総合格闘技のような究極のスキルなんではないかというふうに当時考えておりまして、
この領域でやってきたことを別のものでも使えるのではないかということで、マッチングアプリのタップルという事業をやっているお会社の方に移動しまして、
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そこでタップルのマーケティング統括などをしていました。
3月に使う予算も大きかったんですけれども、無事ロアウスの改善とかオーガニックの流入の強化というところを踏まえて国内1位というところを成し遂げた後に独立をすると。
2017年の10月に株式会社トリハダという会社を創業して、今では TikTok や YouTube Shorts などショートムービーのフォーマットというのが一つトレンドになっていて、
いかに UGC というものをマーケティングに活用するかというのが一つのホットなトピックなんですけれども、
それを日本において2018年ぐらいから、White Dance Japan が立ち上がった直後ぐらいから僕ら始めていて、
今ではですね、そういったショートムービーを活用したマーケティングのトップランカーという会社に慣れているんですけれども、
上場準備が本格化していくタイミングで私はスピンオフをしまして、新世界テクノロジーというのを作ったという形でございます。
企業家人生を謳歌されているというところで、すごい道を歩まれてきたなという印象をおそらくリスナーの方も覚えていると思うんですけれども、
一貫してすごい強い信念を感じるというか、ゆえに企業が何回も重ねている話なのかなと思うんですけれども、
青木さんが昔から大切にされている考え方だったり、今こうして新世界テクノロジーをやっている理由みたいなところをお聞かせいただけますでしょうか。
一貫して考えていることはやっぱり2つ。1つが急成長産業に張ることはめちゃめちゃ成長するし面白いっていうことが1つ。
2つ目は新しい当たり前みたいな新しいことをしていくっていうのはすごい楽しいなっていう、この2つが一貫しているようにあるように思いますね。
どの山を登るかってよく言われるんですけど、どんなに素晴らしい仲間をバスに乗せても行き先間違えたら絶対迎えられないんで、
自分としてはどの山に登るか、急成長する領域を見つけ出すっていうのをすごい大事にしてきたなと思いますね。
それがやっぱりサイバーエージェント時代の急変化を身をもって体感したからというところなんでしょうか。
そうですね。2011年、社会人人生が始まった年なんですけど、毎年なんたら革命みたいなこと言われてたような気がしてて、
なんかそれこそ動画革命だとか、スマホ革命だとか、ショートムービー革命だみたいな劇的なトレンドがあった。
そんな20代だったんで、市場が成長するとやっぱり当然会社も成長するし、会社が成長すると自分個人もやっぱり成長する。
逆を返せばその成長スピードを一番自分が早くいけば、自分が市場成長させられてるんじゃないかみたいな錯覚みたいなのをサイバーエージェントでは感じてました。
急成長産業らしいものっておっしゃる通り何々革命いっぱいあったと思うんですけど、
それで全部振り回されてると逆に中途半端な人になり得るかなと思ってるんですけど、
この中でおごすさんが本質を捉えるために、嗅覚みたいな大切にされている考え方とかそういったものってあり得ますでしょうか。
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この市場が伸びるか伸びないかみたいなものに関しては、
参入するスタートアップがどれだけ多くなるかっていうところだと思いますし、
かつ大企業大手とかが参入し得ない何かしらのクリティカルなペインみたいなものがある程度のわかりやすい手触りある形で見えるかどうか。
できるだけわかりやすく人に伝えてみて、確かにねって呼ばれるものがあるかどうかっていうのは気にしていたりしますけど、
どれだけ一時情報みたいなものを持てるかっていうことはすごい気にするかもしれませんね。
その結果早期参入でショート動画のところもやられていらっしゃって、
今回でいくとコミュニティであったり、その前身としてはWeb3の業界とも言えるかなと思うんですけど、
そういったところに入られたと思ってるんですけれども、
このコミュニティだったりWeb3だったりそういった領域との出会いだとか、何に惹かれたのかみたいなところっていうのはどんな感じですか。
今、成田さんの話を聞いて、確かに僕の傾向って早すぎる参入っていうのにあるなと思ってて、
一定市場が大きくなってくるっていうタイミングで参入者が増えるっていったときに、
すでにポジショニングを取れている状態を作るっていうのが自分が大事にしていることだったなっていうのを今思い出しました。
完全なる01をやっていくわけなんですけれども、
2018年にそのTikTokっていう領域に我々が日本最初の代理店並びに日本最初のMCN事務所として始めたときも、
周りの人はですね、可愛い女の子が踊るメディアで、これが広告のマーケで何に行かんの?みたいなそんなことが多くありました。
それがですね、コロナのときで一気に形勢逆転をするんですよ。
当時は映像制作の受託などもしてたんですけど、コロナを通して動画は伸びたんですけど、それ以上にやっぱりソーシャルっていうのが滞在時間がめちゃめちゃ伸びたということがあって、
一気にマスアダプションしていくような急成長の流れを見てたんですけど、そのときに感じたことの一つが、テレビ見てる感覚にもはやなってるなと。
だからソーシャルグラフ上で人の情報を受け取ってるだけで、自分自身が誰かと参加したりとか関わったりとかあんまりしてないなっていうときに、
少しだけコロナの自粛期間っていうのもあってちょっと寂しさを感じてて、
ちょっと突然、とあるユーチューバーの釣りのコミュニティに僕、参加することになったんですよ。
Discordの上であって、誰も正直出会ったことないんですけど、毎日すごい釣りに対して情熱を持っている人たちが情報をシェアしているような雑談とか相談とかがすごいされてて、
恐る恐る自分も勇気を出して自己紹介をして、こういう釣りしたいんですとか、こういうのしてますとかって話したら、すごい受け入れてもらったんですよ。
そこからDiscordで釣りの話をするっていうのが、自分の中の日常としてすごい楽しくなっていって、
結果としてその人たちにオススメされた釣り具とかルアーとか、めっちゃ買っちゃうっていうコミュニティ系でお買い物する体験っていうのを当時していました。
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このデジタルの中で友達ができる体験っていうのが、自分としてはすごい新しい従来のソーシャルメディアとかSNSマーケティングとかにおいてはない体験っていうところから、コミュニティってなんかやっぱりあるなというか、
実際僕自身がすごいスムーズにお買い物してたんで、ECとかでなんかこう自分でAmazonを調べて買うときってめちゃくちゃ比較するし、カード入れて3日待って、
あるじゃないですか。
ありますね。
コミュニティの人に勧められたやつ、僕2秒でポチってて、
確かにありますね。
これってなんか新しいマーケティングにありそうだなみたいなことを感じてて、
そういったところからですね、もともとデジタルコンテンツを販売する、いわゆるゲームのプロデューサーやったんですけど、
デジタルにおける購入購買体験っていうところに強い興味関心を持ってて、
そしてこの今やってるテーマとかを考えていきました。
ありがとうございます。
そうしましたらちょうど今、お子さんの授業の話に入ろうかなというタイミングですので、
前編はここまでとさせていただきまして、
後半はそんなお子さんが仕掛けられてらっしゃる授業、コミュニティのところですかね、
もらったり今後の展望なんかも伺ってまいりたいと思っております。
まずは前編ありがとうございました。
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