00:06
おはようございます。3歳と1歳の子育てをしながら育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳料理教室を開いている薬膳イストラクターの＞です。
このチャンネルは、365日朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳を交えながらサクッとお話をしていくチャンネルです。
今日は、肺の働きについて少し深く掘り下げてお話をしようかなと思います。
ちょっと前から急に冷えてきましたよね。皆さん風邪はひいていませんか?
特にこれからもっともっと寒くなって乾燥してくる季節になるので、肺を元気に保つことが薬膳ではとても大切になってきます。
ちなみに、五行では秋は肺の季節とされます。この秋は肺を養うことが養生のポイントです。
でも引き続き冬も乾燥する季節なので、冬も肺を養うことが養生のポイントとなってきます。
まず肺の一番大きな役割は呼吸になります。
吸った空気から新鮮な酸素を体に取り入れて汚れた空気を体の外に排出することで体の中のエネルギーを交換しているんですね。
そしてこの気を作る役割も肺です。
気っていうのは食べ物とか飲み物から吸収した栄養と、あとは肺が吸い込んだ空気によって作られると考えます。
なので肺が弱るとこのエネルギーである気っていうのが不足してしまうので、症状としては疲れやすくなったり風邪をひきやすくなったりしてしまいます。
例えば喘息とか咳とか空咳とか息切れとかがその際になってきます。
喘息の方は秋冬に発作が起こりやすいとよく言いますよね。
私の長女ももうすぐ4歳になる長女も喘息を持ってるんですけど先生に言われました。
なので喘息の方とか感情とかアレルギーのある方もそういう方は特に気っていうエネルギーである気が必要になってきます。
そのために肺の働きはとっても大切になってきます。
だからこそ肺のバリア機能をしっかりサポートするために薬膳度は季節に合った食材とか生活習慣が大切だとされています。
肺のもう一つの重要な役割は体にこのエネルギーである気を巡らせる役割を持っています。
先発っていう風に専門用語で言うんですけど肺で作ったエネルギーは体の隅々まで送り届けます。
さらに栄養とか水分も巡らせることができるので肌に張りとか潤いを保つことにも実は関係しています。
つまり肺が元気だと肌も元気ということです。
乾燥肌とか肌荒れに悩んでいる人は実は肺のケアが大事だったりします。
育前の考えでは美肌は健康と肺の力次第とも言えるんですね。
肺は体の水分管理も担当しているんです。
中学ではこれを通帳水道という風に言うんですけど
これは水分を体にうまく巡らせて不要な水分は尿とか汗とか呼吸で外に出してくれるという働きをさせています。
この働きがうまくいかないとむくみとか痰が出てきたり
あとは尿量の減少とかそういう症状が現れることがあります。
03:00
秋冬に肺が弱ってしまうとこうした症状が出やすくなってしまうので
乾燥対策だけではなくて水分バランスを整えるということも重要になってきます。
じゃあどんな食材が肺を元気にしてくれるのかというのを
薬前的なポイントでいくつか紹介しますね。
一つ目は色ですね。白い食材を取り入れる。
薬前では肺を養うために白い食材がいいとされています。
このチャンネルでも何回も秋は白い食材という風に言ってるんですけど
例えば大根とかレンコンとか梨、白ゴマ、山芋とか
これらの白い食材は肺を潤して乾燥を防いでくれる食材になってきます。
そして二つ目は少量の辛味のある食材ですね。
五行では肺は辛味と関係があるんですけど
肺は少しの辛味も好みます。
ネギとか生姜などの辛味のある食材は体を温めて肺をサポートしてくれます。
ただし食べすぎると逆に乾燥もねいてしまうというのが
辛味の働きになってしまうのでバランスが大事です。
三つ目は深呼吸とリラックス。
ストレスとか悲しみとかは肺に大きな負担をかけてしまいます。
深呼吸を意識して新鮮な空気をたっぷり体に取り込むことも
大切な肺のケアの一つになります。
肺は呼吸を通じてエネルギーである気を作り出して
全身に気を巡らせる大切なゾーンになります。
美肌とか健康を保つためにも肺のケアは欠かせません。
特に今の季節とかこれからの季節、肺が特に弱りやすいので
しっかりと意識してケアをしていきましょう。
白い食材とか辛味を取り入れながらしっかりと体を守っていきましょう。
この内容が良かったよ、参考になったよという方は
ぜひいいねボタンを押してもらえると励みになります。
それでは今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。
