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おはようございます。3歳と1歳の子育てをしながら育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで、30代から始める薬膳教室を開いている薬膳インストラクターの2です。
このチャンネルは、365日、朝から元気な体を作るための物理健康情報を薬膳を交えながら、さくっとお話をしているチャンネルです。
皆さん、今日も元気にお過ごしですか?
今日は、子どもの未熟な肺・脾・腎をどうケアするのかについて、薬膳的な視点からお話をしていきたいと思います。
薬膳の視点では、子どもの身体は未発達な部分が多くて、そのために成長の過程で特に気をつけてあげたいポイントがいくつかあるんですね。
それが、五臓のうち肺・脾・腎と呼ばれるものです。
五臓なので五個臓があるんですけど、五個のうち三つが未熟って、子どもって内臓までは目には見えないんですけど、未熟な部分がやっぱり多いんですよね。
その未熟な臓をどうやって薬膳でケアしていくのかっていうのを今日はお話ししていきます。
なんで今日はこの話をしようと思ったかというと、実は来年の1月と2月でまた市の子育て支援センターで講座をやらせていただくことになっています。
どんな講座にしようかなと思ったときに、今年は風邪にひきにくい体づくりについてお話をしたんですけど、
次回は小さい子どものお母さんが参加者になるので、子どもの発達のところのお話ができたらいいなと思ってこの講座にしました。
そのためにせっかく情報をまとめたので、スタッフでもシェアしたいと思いました。
ちなみに食材それぞれおすすめは今からお話しするんですけど、1回目の講座では黒ゴマと豆乳のにがりで作るプリン、
2回目はさつまいもとリンゴジュースの米粉蒸しパンというのを講座では作って試食をしていこうかなと今考えています。
レシピはまだデータはできていないんですけど、レシピ欲しいよという方はインスタの方で講座が開催した後に無料プレゼントをする予定なので、ぜひインスタをフォローしてお待ちください。
それでは3つのゾーンのうちの1つ目、肺についてですね。
子どもの肺はまだ発達途中で機能が弱いんですよね。
肺っていうのは薬膳的には免疫と結構関わりが深いゾーンになっているので、免疫機能が弱くてやっぱり風邪をひきやすかったり咳が出やすかったりするんですよね。
特に秋とか冬とか乾燥する季節は喉が痛くなっちゃったり、咳が出やすくなったりしますよね。
子どもはやっぱり風邪もよくひきます。
これは薬膳で肺上不足っていうふうに言うんですけど、肺常に不足っていうふうに漢字を書きます。
だから子どもって全息が多いのかなっていうふうにも考えることができるかなと思います。
成長につれてやっぱり肺もどんどん強くなっていくので、その過程でこの全息が治るっていう人がやっぱり大半なんですよね。
本当の全息なのか、それとも小児の時代だけの全息なのかっていうのは、やっぱり今の時点では小児科の先生も判断できないというふうに言ってました。
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薬膳的にはこの肺をどうやって元気にしていくのかというと、乾燥に肺が弱いので潤いを与えてくれる食材を取り入れるのがおすすめです。
肺を潤して強くしてくれる食材としては、かぼちゃ、れんこん、ズッキーニ、みかん、なし、りんご、はちみつ、メープルシロップとかがあります。
これらの食材は肺を潤してくれるので、肺が弱いことによる咳とか風邪とかにも効果的です。
あとは肺の機能を強化するには適度な運動っていうのももちろん大事ですし、乾燥する今の時期とかは過湿もやっぱり大事になってきます。
そして二つ目の像が肥ですね。肥っていうのはだいたい胃腸のことを指すんですけど、食べ物を消化吸収する働きになっている部分になります。
子どもの胃腸は薬膳的にはやっぱり未熟で、これを非常不足って言います。
肥、常に不足っていう感じを書くんですけど。
子どもの体は成長するためにたくさん栄養が必要なので、胃腸っていうのがいつも一生懸命働いている状態ですね。
なので食欲がしっかりある子は元気で成長もしやすいかなっていうふうに思います。
ただやっぱり体が完全に出来上がっていないので、食欲がないというか小さいうちに食が細くてもあんまり心配はいらないよっていうふうに言われていて、
成長するにつれて胃腸も強くなってくるので、ちゃんと食べられるようになる子が多いと思います。
でも食が細いからといって、アイスクリームとか冷たいジュース、甘いものとかばっかり食べさせていると、やっぱり胃腸が疲れてしまうので気をつけてあげてください。
もちろん食欲がある子も気をつけてあげてください。
うちの子もね、めっちゃ冬でもアイスが大好きで、アイス食べたいって言うし、基本甘いもの食べたい食べたいって言うから、
ついね、かわいそうというかうるさいというか、あげちゃうより勝ちなんですけどね、ちょっと難しい部分ですよね。
でも子どもの胃腸のことも考えて、やっぱりできるだけ甘さ控えめなおやつを作ったり、工夫でもできるといいですよね。
この胃腸を助ける食材としておすすめの食材は、お芋とか、さつまいもとかじゃがいもとか、
あとはお米、納豆、かぼちゃ、ニンジン、ブロッコリーとか、りんごとかサボとか、鮭とかの魚もですし、味噌も胃腸の働きをよくしてくれます。
胃腸の働きを高める食材っていうのは薬膳的には結構あります。ぜひ活用してみてください。
3つ目はジンです。ジンは西洋医学で言う大体腎臓のことなんですけど、薬膳的には成長とか発育とか免疫力に大きく関わるそうです。
ただし子供のジンっていうのがまだ未熟で、ジンキミジュウっていう風に言われるんですけど、
ジンにエネルギーであるキ、元気のキですね。ジンにキ、まだっていう意味のミに感情で満たすっていう感じですね。
それでジンキミジュウっていう風に書くんですけど、ジンのキがまだ満たされてないという風に捉えられる感じですね。
そのためジンが弱いと疲れやすいとか、すぐ疲れるとか、成長が遅かったり、
夜に野漏らししちゃうとか、トイレの回数が多いとか、そういうのは子供ならではの症状かなと思います。
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ジンを補うためには黒い食材とかジンの補う食材を意識的に取り入れていくっていうのがポイントです。
さつまいもとかヤマイモとか黒豆とか黒ゴマ、あとは野菜だとブロッコリーとかモロヘイヤとか、あとはエビとかカツオとかもジンを補ってくれます。
生活面だと冷えはジンが苦手なので冷やさないようにしてあげましょう。
5つのゾウのうち3つのゾウがまだ未発達ということで、やっぱり感覚的にも子供って不調多いなって思ってたんですけど、
やっぱり薬船的に見ても子供はそういうものなんですよね。
だから正直お漏らしとかしちゃったりするのは、うちの子まだ4歳でまだ結構お漏らしすることがあるんですけど、
これもゾウの未発達のせいなのであんまり怒らずにしてあげたいんですけどね。
でもやっぱりトイレ行く行くって聞いて行かない行かないって言ってるのにお漏らししちゃったりするとやっぱり怒っちゃうこともあるんですけどね。
あとはこの3つのゾウを補う食材というと、結構今紹介したと思うんですけどたくさんあって選びきれないかもしれないです。
なので食材は1つか2つずつ決めて日常的に食べていくって、やっぱりコツコツが大事なので薬剤は少しずつあげていくっていうのもいいんですけど、
生活習慣を気をつけるのがやっぱりまず取り掛かりやすいかなと思います。
肺を強くするには加湿ですね、加湿が大事。
胃腸は冷たいものとか甘いものとか脂っこいものを控えめにしてあげる。
ジュースとかもできればやっぱり冷蔵庫から出したものじゃなくて常温のものとか温かくしたものとかがおすすめです。
我が家は保育園に水筒を持って行くんですけど、水じゃなくてぬるま湯を入れて保育園に持たせて行ったりもしています。
3つ目のジンは冷えが苦手なので、子供なので防寒しすぎてもやっぱり動き回って熱くなって汗かくと逆に冷えてしまうので、
調節はしなきゃいけないんですけど、なるべく冷えないようにお風呂にちゃんと浸かるとかね、そういうところからやっていけたらいいかなと思います。
それでは今日のまとめです。子供は肺と火とジンっていうのがまだ未発達です。
肺を養うにはカボチャ、レンコン、リンゴなどでうるおいを補ってあげましょう。
火を助けるにはヤマエモ、カボチャ、お米で働きをアップしましょう。
3つ目、ジンを補うには黒ゴマ、ブロッコリー、黒ゴマとかで成長と発育をサポートしてあげましょう。
これらの食材とか生活面のポイントを取り入れて子供の健康をコツコツ守っていきましょう。
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それでは今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。