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おはようございます。3歳1歳の子育てをしながら育休中、愛知県の小さな自宅とオンラインで30代から始める薬膳料理教室を開いている薬膳イストラクターの.です。
このチャンネルは、365日朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳を交えながらサクッとお話をしているチャンネルです。
今日は薬膳の考え方で体の状態を知る方法として大切な、気、血、津液について簡単にお話をしたいと思います。
私たちの体は気、血、津液というものでできていると薬膳では考えるんですね。
初めて聞いたよという方にはちょっと難しそうに聞こえるかもしれないんですけど、なるべく簡単にお話をしていこうと思います。
まず、気って何だと思いますか?
これは目に見えない生きるためのエネルギーのようなもののことです。
なんかよく元気がないねとか言いますよね。
実はこの元気の気っていうのがまさにこの気になってきます。
気っていうのは体を動かしたり温めたり守ったりするっていう働きがあります。
例えば内臓を温めて働かせるっていうのもこの気の働きなんですよ。
他にも食べ物を血とか血に変化させたり、体の中の老廃物を外に出したり動かしたりするっていうのもこの気の仕事になります。
そんなたくさんの働きを持つ気が足りなくなるとどうなると思いますか?
イメージ的にも疲れやすくなったり風邪をひきやすくなったりするんですね。
私も昔高卒で入社した会社がめっちゃブラックで遅いと23時とかまで仕事をしていたこともあるんですけど、
残業代も出なかった会社だったんですけど、というのは関係ないんですけど、
仕事とかって本当にエネルギー使うんですよね。
そうなると気が足りなくなって寝ても寝ても翌日疲れが取れなかったり、そんなことが本当によくありました。
寝ても食欲がなくなったり息切れしやすくなるっていうのもこの気の不足のサインです。
逆にこの気っていうのが滞ってしまうとイライラしたりため息が多くなったりします。
春の時期はイライラしやすいとかありませんか?
春はこの気が滞りやすい季節っていう風に言われていて、それによってイライラしたりしてしまうっていう人も多くなります。
次は血です。血ですね。
血と書いて薬膳では血っていう風に呼ぶんですけど、これはほぼ血液のことだと思って大丈夫なものです。
血っていうのは栄養を体中に運んだり、体に潤いを与えたりしてくれます。
女性は特に月経とか出産で血を失いやすいので、この血が足りてない人が多いです。
この血が足りなくなるとやっぱり目眩がしたり目が疲れやすくなったりします。
爪が割れやすくなったり髪の毛がパサパサしたりするっていうのもこの血の不足のサインかもしれません。
薬膳ってちょっと不思議な概念というか、私は学ぶまで全然知らなかったんですけど、目って血が必要なんですよね。
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どういうことかというと目を使いすぎると血が消耗するっていう風に考えるんですよ。
意外じゃないですか。
だから私も結構血不足してたタイプなんですけど、ずっとデスクワークだったのでずっとパソコンやってきたんですよね。
そりゃ目も使うし血も使うわっていう感じですよね。
女性のデスクワークの方もやっぱり多いと思うので、ぜひ血を増やすことを常に意識することが大切かなと思います。
その血が滞ると痛みとか吹き出物の原因にもなってきてしまいます。
例えば水率がひどくなってしまったりニキビができやすくなったりしてしまいます。
最後に心液です。
これは血液以外の水分のこと。
汗とか涙とか唾液もこの心液に含まれます。
この心液っていうのは体を潤したり関節をスムーズに動かしたりするっていう働きがあります。
薬膳では心液は血の原料になるんですね。
だからこの心液が足りないと血も足りなくなっちゃうんですよね。
逆に血が足りなくなると心液も足りなくなるっていう考えもあります。
これを心血同源っていう風にそういう言葉もあるんですね。
この心液が足りなくなるとどうなると思いますか?
そうですね、イメージ通り体が乾燥してきてしまいます。
冬に唇が荒れやすくなるのも心液が足りなくなっているサインかもしれませんね。
他にも喉が渇きやすくなったり便秘になりやすくなったりもします。
逆に心液が余分にあると滞ってしまってむくみやだるさを感じてくることもあります。
私も梅雨の時期になると心液が停滞して体がだるくなることがよくありますね。
他にも胃もたれがしやすくなったり鼻水とか痰が多くなったりするのもこの心液の停滞サインです。
これら今説明した気血心液、この3つのバランスが崩れると体に不調が現れてきます。
これらの症状は体からのSOSのサインなので
自分の体の声に耳を傾けてどこのバランスが崩れているのかというのをちょっと意識してみてください。
サインとしてはちょっと簡単にお話をすると
いつも疲れていて風邪をひきやすいよという人は気が不足しているかもしれません。
目眩がして爪が割れやすい人は血が不足しているかもしれません。
肌が乾燥して喉が渇きやすい人は心液が足りていないかもしれませんね。
またイライラして肩こりがひどい時はキーとか血が滞っているかもしれないし
むくみやすくて胃がもたれるというのは心液が停滞していることもあります。
こうやって体の声を聞いていくと自分の体調管理がしやすくなるかなと思います。
これを知っているのと知らないのではまた全然違うかなと思うのでぜひ覚えておいてくださいね。
最後に今日お話ししたことをまとめます。
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体には気、血、心液という3つの大切な要素があります。
これらのバランスが崩れると様々な不調が現れてきてしまいます。
その際から自分の体の変化に気づくことで健康管理に役立てることができます。
日々の生活の中で自分の体調の変化を観察する習慣をぜひつけてみてください。
気になる症状が続く場合は専門家に相談するのも大切だと思います。
皆さんも自分の体の声に耳を傾けて健康的な毎日を過ごしてくださいね。
薬膳の考え方を取り入れることでより深く自分の体を理解できるようになるかなと思います。
無理はせず楽しみながら自分の体と向き合ってみてください。
私の教室では知識ゼロからの薬膳ライフ実践サポートという講座をご用意しております。
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それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も一日頑張りましょう。