このポッドキャストは、ちょっと世間ずれした理系の2人が、かっこいいオトナを目指すための会議。
日々の生活や仕事に関するライフハックを稟議します。
<登場人物紹介>
月夜野クラゲ:このラジオの物理系担当。大企業で社畜を生業としている理系男。野球が好き。ポジションは内野手。
冷田井トマト:このラジオの化学系担当。アカデミックの道を突き進む理系男。野球が好き。ポジションは外野手。
"The STEM Guys’ Life Board Meeting"
Two slightly offbeat STEM guys get together each week to level up into the kind of adults we actually want to be.
We swap real-life hacks for work and everyday life—and put them up for “board approval.
<person>
Tsukiyono Kurage: Responsible for the physics section of this radio show.
Tsumeitai Tomato: Responsible for the chemistry section of this radio show.
番組の魅力・推薦
良い設計とは啓蒙アンチなのかもしれない~残酷なフールプルーフ~_#042
フールプルーフは、優しさであり残酷さでもある。お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲの専門、エンジニアリングの回です。ぜひお楽しみに!「気をつけてください」という注意喚起には、限界がある。産業用プレス機による指の挟まれ事故は、現在でも年間約50件発生している。マニュアルを読ませる、教育を徹底する——そうした「啓蒙」で解決しようとしてきた歴史があった。でも、エンジニアたちが出した答えは違った。ボタンを2つにして、両手で同時に押さないと機械が動かないようにする。人間に気をつけさせるのではなく、そもそも気をつけなくていい設計にする。これが「フールプルーフ」の考え方です。フールプルーフとは、人間が操作ミスをしても安全が確保されるよう設計すること。現場では「ポカヨケ」とも呼ばれます(かつては「バカヨケ」と言われていたが、人権上の理由で改称されたという歴史もある)。電子レンジのドアが閉まっていないと動かない仕組みも、重力を利用して誤操作を物理的に不可能にした設計も、すべてフールプルーフの発想です。ここで面白い対比があります。「啓蒙」は人間の能力を高めることでミスをなくそうとする。「フールプルーフ」は環境を変えることでミスをなくそうとする。どちらも同じゴールを目指しながら、アプローチは真逆です。そして、フールプルーフには残酷な側面もある。「人間はミスをする」という前提に立つということは、人間への期待を手放すということでもある。SFの世界にはこんな言葉があります。「宇宙はより優れたフールプルーフを作ろうとする。宇宙は常により優れたフールを作ろうとする」——想像を超える「フール」が現れる限り、設計は永遠に追いかけっこを続ける。人間に期待するか、仕組みに頼るか。理系的な問いが、意外と哲学的な場所に着地します。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。
調味料内製化への探求~タバスコから考える付加価値の構造~_#41
「普段使っている調味料、ちゃんと考えたことありますか?」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトさんが、家の調味料を見直してみたという回です。タバスコや鍋のもとなど、スーパーで完成品を買ってしまうところを、自分で作製できると検証もしてくれました。将来はタバスコ業者になっているかもしれません。ぜひお楽しみに!鍋スープの素。パスタソース。タバスコ。ラーメンスープ。ケンタッキー風フライドチキン——これ、全部家で作れます。トマトが最初に「買う意味ないな」と気づいたのは鍋スープでした。裏面を見ると、塩と旨味調味料が主成分。昆布・鶏ガラ・中華系調味料・ごま油の手札を揃えれば、家でブレンドした方が圧倒的に安い。パスタソースも同様で、市販品を買う理由が見当たらない——特にカルボナーラは、生卵と生クリームを使って自分で作れば市販品より格段においしくなる。そして今回のハイライトが「タバスコの内製化」です。タバスコの成分はシンプルで、酢・塩・唐辛子のみ。50mlで500円するのに、酢500mlは数百円。この価格差を見てしまったトマトは、詰め替え用一味唐辛子(100円)をお酢の瓶にぶち込む実験を開始。塩とニンニクも加えてみたが、その日は「なんか違う」と感じた。でも1週間後、冷蔵庫で寝かせたものをもう一度食べたら——完全にタバスコになっていた。抽出時間が足りなかっただけ。しかもお酢の大瓶で作るから、市販の細いボトルと違ってジョボジョボと豪快に使える。パスタにビシャビシャかけたい派のトマトには、これ以上ない仕様です。しかも原価を計算したら、タバスコはスモールビジネスとして普通に成り立つのでは?という話にまで発展。フレーバーを変えれば——ガーリック、わさび、様々なバリエーションが考えられる。将来の選択肢に「タバスコ起業」が加わりました。他にも、ラーメンスープは味噌ラーメンから制覇済み(野菜炒め+味噌+鶏ガラスープ+ごま油で完成)、ハンバーガーのパティも適当なスパイスで再現可能、ケンタッチ(ケンタッキー風)も鶏もも肉を一枚まるごと揚げれば「グリーンは捉えた」レベルには到達できる。結論:混ぜ物に騙されてる。100円と100円のものを合わせて1000円で売る——それが「付加価値」という魔法の言葉の正体です。メーカーで働くと、この構造が透けて見えてくる。次のターゲットは麺つゆと焼肉のタレ。調味料内製化の旅は、まだ続きます。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.This week, Tomato goes through his kitchen and asks a simple question: which of these do I actually need to buy?The list of casualties: hot pot broth packets (just salt and umami seasoning — easily replicated), pasta sauce (entirely redundant if you can chop a tomato), and — the headline discovery — Tabasco.Tabasco is vinegar, salt, and chili pepper. A 50ml bottle costs around ¥500. A 500ml bottle of vinegar costs a fraction of that. Tomato's experiment: pour a bag of dried chili flakes into a bottle of vinegar, add salt and a clove of garlic, shake. Result on day one: close, but not quite right. Result after one week in the fridge: indistinguishable from Tabasco.The variable was time. Steeping for a week allows the flavors to fully extract. And since you're working with a full-size vinegar bottle, you can use it far more generously than the tiny commercial version — which for someone who douses their pasta is a significant quality-of-life upgrade.The business case also checks out: vinegar in bulk, dried chili in bulk, small bottles, flavor variations. Garlic, wasabi, herb editions. The STEM Guys' Tabasco could be a real thing.Also cleared: ramen soup (miso version — stir-fried vegetables, miso, chicken stock, sesame oil), homemade burgers, and a "KentaTch" — a KFC-adjacent fried chicken made with a whole thigh, flour coating, and whatever seasoning is in the fridge.The conclusion: "mixed-ingredient" products exist to charge you for the mixing. Once you see it, you can't unsee it.
論理的に美味しい食べ物①~ホタルイカの沖漬け~_#040
「旨味?」「いえいえ、見た目以上に"理屈"が詰まってます。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲが、どうしても伝えたい食べ物の回です。美味しさを分析してみたら、色々と主張したくなってしまいました。今夜のおつまみにいかがでしょうか。ぜひお楽しみに!春先の富山湾、大潮の干潮の夜——海面が青白く光る。ホタルイカが産卵のために浜に上がってくる瞬間です。発光の仕組みは、ルシフェリンとルシフェラーゼという物質が反応して起きる生物発光で、実はホタル(昆虫)と原理は同じ。使う化学物質の構造こそ違えど、深海のイカと陸の虫が同じ方法で光っているというのは、なんともエモい話です。そのホタルイカを生きたまま醤油・みりん・酒のタレに漬け込んだのが「沖漬け」。なぜこれが美味いのか——クラゲが科学的に分解します。まず浸透圧。醤油の塩分濃度(約16〜17%)はイカの細胞より高い。塩分がイカの細胞内に浸透し、旨味成分を引き出しながら醤油のアミノ酸(グルタミン酸・イノシン酸)が中へ入ってくる。次に自己消化。イカは自ら持つ酵素でタンパク質を分解する力が強い。沖漬けの漬け時間の中で、イカ自身がアミノ酸に変わっていく。そしてこの複数のアミノ酸が合わさると、旨味の相乗効果が生まれる。グルタミン酸とイノシン酸が揃うと、旨味は単独の何倍にも膨らむ——味噌汁にケチャップを少し入れると美味くなる、あの現象と同じ理屈です。さらに食感の複雑さ。外の皮はコリッと、身はプリプリで、内臓はトロッとしている。複数の食感が同時に来ることで、美味しさの解像度がさらに上がる。締めは生食という日本固有の価値観。沖漬けは衛生面から一度冷凍されて出荷されますが、調理は「漬ける」だけで火を通さない。生のギリギリを攻めた食べ方が、旨味の最大値をそのまま届けてくれます。結論:ホタルイカの沖漬けは、浸透圧・自己消化・旨味の相乗効果・食感の複雑さ・生食文化——5方向から論理的に美味しい食品です。全会一致で可決。スーパーでの入手難易度がやや高めなのが唯一の課題ですが、専門コーナーがある大型スーパーで100グラム前後・300円前後で購入可能。今夜の一本に、ぜひ。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.This week, Kurage makes a scientific case for one of Japan's most underappreciated delicacies: okizuke — live firefly squid marinated in soy sauce, mirin, and sake.First, a quick biology lesson. Firefly squid (Watasenia scintillans) glow using the same basic chemistry as fireflies — luciferin reacting with luciferase. Different molecular structures, same principle. A tiny squid and a land insect, glowing by the same mechanism.Now, why does okizuke taste so good? Four reasons.Osmosis: soy sauce's salt concentration (~16–17%) draws the squid's moisture out and pushes amino acids (glutamate, inosinate) deep into the cells.Autolysis: squid contain powerful endogenous enzymes that break down their own proteins into amino acids during the marination period.Umami synergy: glutamate and inosinate together produce an umami effect many times greater than either alone — the same reason a small amount of tomato in miso soup makes it taste richer.Textural complexity: crisp outer skin, firm flesh, silky viscera — all in one bite.The product is commercially frozen before sale for safety, but arrives on your plate as close to raw as food safety allows. That's the fifth reason it's special: Japan's reverence for raw seafood, pushed to its precise limit.Verdict: unanimously approved.
人生1回でいいことにも自戒の念~一泊12万円を正当化する~_#39
「高いもの=良いもの」を超えてから、人生は楽しくなる。お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトさんが、1泊12万の旅行をしてきたというです。この回をバズらせて、12万の少しでも回収することはできるのか。最後はちゃんと反省もします。ぜひお楽しみに!山形・銀山温泉。前日に雪が降り積もり、夜の雪景色は本当に美しかった——それは本当のことです。でも正直に言うと、温泉自体は草津のような強烈な個性はなく、「まあ単純温泉に近い感じかな」というのがトマトの感想。しかも行きのバスで後ろの席の人がうるさく、帰りの昼ごはんを食べた頃にはその人も自分で気づいて声を消し始めるという事態も発生。教訓:バス旅行はしばらくやめよう。では1泊12万円は高いのか。トマトの費用分解はこうです。新幹線で山形まで往復すれば交通費だけで約3万円。銀山温泉の宿は冬のシーズンで1泊5〜6万円が相場。食事つきのプランを考えれば、10万円近くになるのはある意味しょうがない。払いすぎたのは「プレミア分の2万円くらい」だったかもしれない。そして海外旅行と比べれば、12万円はヨーロッパの航空券1枚にもなりえない金額。時間あたりの消費金額の密度が高かっただけで、金額の絶対値がおかしかったわけではない——この視点で整理すると、「まあ一回はいいか」という着地になる。今回の本質的な気づきは、「有名だから行く」という体験の価値です。普段は「自分が好きだから行く」「面白そうだから行く」で旅先を選ぶ。でも今回は珍しく「有名だから行く」をやってみた。世間が有名と言っているものを、自分の目で一度見ておく——それをしないと、その場所を語る資格がない。「行ったことない奴が馬鹿にするのが一番おもろくない」という言葉が、この回を締めくくります。高いものを経験して、その価値を自分の基準で測れるようになる。それが「高いもの=良いもの」を超えた先にある、少し大人の消費観かもしれません。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.Tomato just returned from Ginzan Onsen — a famous hot spring resort in Yamagata — and spent ¥120,000 for one night. This episode is his attempt to justify it.The breakdown: bullet train to Yamagata, round trip, costs about ¥30,000. A room at Ginzan Onsen in winter runs ¥50,000–60,000 before meals. Add everything up and ¥100,000 was arguably unavoidable. The "overpayment" was maybe ¥20,000 in unnecessary premium.The snow scenery was genuinely beautiful — it had snowed the night before, which made for a perfect winter postcard. The hot spring itself? "About average, really." No dramatic sulfur, no extreme acidity. The guy on the bus was loud for most of the trip. Lesson learned: no more long-distance bus travel for a while.The framing that makes it feel okay: compared to a European flight, ¥120,000 barely gets you off the ground. The density of spending was high; the absolute number wasn't unreasonable.The real takeaway: Tomato usually travels to places he's personally drawn to. This time he tried something different — going somewhere because it's famous. Seeing what all the fuss is about, forming your own opinion, and earning the right to talk about it. You can't dismiss something you've never experienced.
逆に、JTC側に必要なたった一つの人材~共存か、同化か、サラダうどんか~_#038
「令和の時代に"宣教師"を復活させる必要がある。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲさんが、JTC側にとって必要な人材を吟味した回です。世間ではダイバーシティとか言っていますが、やっぱりJTCの伝統的な文化を再生産したいと思っているベテランも多いはず。今回は体制側に立って検討してみました。ぜひお楽しみに!きっかけは、2年目の若手社員の長期有給申請。会社のルール上は何も問題ない。でも課長と係長が「承認するけど、どうする?」と囁き合っている——それをポーカーフェイスで聞き流したクラゲが、そこに見たものは「JTC文化の断層」でした。休まないことが美徳。未承認でも予定が入っていれば来ないのが現実。ルールと文化の乖離が、静かに、しかし確実に組織の中で起きている。ではJTC側は何をすべきか。クラゲが提唱するのが**「JTC宣教師」**という役割です。かつての宣教師が先住民に教義を伝えたように、JTC文化を新入社員に布教していく人材が組織には必要だ——という、大きな声では言えない逆張りの主張です。でもここに難しさがある。文化が「暗黙知」として機能している限り、なぜそのルールが存在するのかを誰も説明できない。説明できないものは伝わらない。「排斥」で従わせるとコアな同調者と強硬な離反者の両極端が生まれる。若手は「言っても無駄」と諦め、ベテランは「今の若い子は」とイラつく——この対立は、星の数ほど繰り返されてきた。良い宣教師がやることはシンプルです。文化を言語化して、ロールモデルを見せて、小さなコミットメントを積み重ねる。「なぜ出回しをするのか」「なぜこのプロセスを踏むのか」——背景と気持ちをちゃんと伝えることで、相手の中にJTC文化を見る「目」を育てていく。そして共通の困りごとを一緒に乗り越えることで仲間意識を醸成する。部署間の対立もうまく使えば、チームの結束を生む。共存か、同化か——そして今のJTCの実態は「サラダうどん」です。表面には多様性という名のカラフルなトッピングが乗っているが、下はうどん。構造はJTCのまま。それを認めた上で布教するか、本当にサラダボールを目指すか——どちらにせよ、うやむやのまま進めると何も変わらない。この回、課長の宣教師能力が低いと感じたことがきっかけで生まれました。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.A second-year employee applied for an extended holiday leave. Company policy: perfectly fine. The manager's reaction — overheard by Kurage while pretending to work overtime — was: "I'll approve it, but... should we say something?"This is the gap at the heart of Japan's traditional large companies (JTC): official rules say one thing; cultural expectations say another.Kurage's take: what JTC organizations actually need is a "missionary" — someone skilled at converting new employees to the JTC way of life, not through pressure, but through explanation. Why do decisions get run up the chain? Why do certain meetings exist? The culture is full of unwritten rules that nobody can actually articulate. When you can't explain it, you can't pass it on. When you try to enforce it without explaining it, you get two extremes: converts and rebels.The effective missionary does three things: verbalize the culture, show role models, and accumulate small commitments that gradually bring people into alignment.The current state of JTC culture? "Salad udon." Colorful vegetables on top (diversity, new employees, fresh perspectives) — on a base of udon that hasn't changed at all. Whether that's good or bad depends on whether you call it fusion or compromise.A rare episode that takes the management side of the culture clash — and asks what "good evangelism" actually looks like inside a traditional Japanese corporation.
いまさらWBC~日本人バッターは”角中”を参考にせよ~_#037
「WBCから見えた、日本野球のヒント。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトが、3月に開催されたWBCについて話したいというです。世界とのレベルの差を感じ、次回への対策を検討していきます。次回大会の選考基準はどうするべきか?ぜひお楽しみに!日本が負けた。しかも、わかりやすく負けた。メジャーリーガーと日本のプロ野球選手では、スイングの根本的な発想が違う。アメリカの打者は重心を後ろ足に残してから振る。バレルで捉えられるゾーンを長くする意識がある。一方で日本の打者は、ボールを「前で捉えて運ぶ」イメージが強い——村上も、吉田も、ポイントが前すぎる。これを裏付けるデータが、MLBのスタットキャストにあった。空振りが最も少ない打撃ポイントは重心から30インチ前。最もホームランが出るのは36インチ前。その差はたった6インチ(約15cm)。パワーさえあれば引きつけて打ってもスタンドに届く。大谷のデータを見ると、打撃ポイントは28インチ——誰より手前で打っていた。パワーの絶対値が違うから、引きつけても飛ぶ。では日本はどうすべきか。トマトが提唱するのが「角中理論」です。ホームランは打てなくていい。でも直球に当てられる、引きつけて打てるバッターを国際大会では使うべきではないか。160キロを打てる打率、155キロオーバー打率——そういう指標で選手を選ぶ時代が来てもいいかもしれない。短期決戦において「調子のいいやつを使う」以上に正しい戦略はない、というのが2人の共通見解です。投手については、短期決戦こそ「高出力のやつを惜しまず使う」一択。リリーフ適性とは、全力の球を何球投げられるかという話だから。4年後のWBC、大谷がまた出られるかどうかもわからない。次の世代のスーパースターが、プロ野球から出てきてほしい——そんな願いで締まる、野球好き2人の本気の反省会です。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.Japan lost at the WBC. And this week, Tomato and Kurage dig into why — with data.The core issue: Japanese hitters make contact too far in front of their body. MLB's Statcast shows the sweet spot for fewest strikeouts is 30 inches in front of the batter's center of gravity, while the most home runs come from 36 inches out — just 6 inches (about 15cm) further. The difference? Power. If you have enough of it, you can wait longer and still hit it out of the park. Ohtani's contact point? 28 inches — further back than almost anyone. He's so strong he can afford to wait.Their recommendation for the next WBC: stop selecting hitters by batting average alone. Use a "155km/h+ batting average" — who can actually make contact against elite velocity. And in short tournaments, use your hardest throwers without hesitation.Four years until the next WBC. Let's see what Japan can build by then.
ビジネスにおける戦略的”半袖”~自己表現への考え抜かれた工夫とは~_#036
「半袖は、ただの服装ではない。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲが、まだ3月の寒い時期に社服を半袖にした話をお届けします。あまりにも反応が良かったので、収録してしまいました。あなたの周りにも半袖の人、いませんか?ぜひお楽しみに!3月。まだ肌寒い。お昼に食堂へ向かう外の道は、普通に寒い。そんな中、クラゲは職場で誰よりも最速で半袖の作業着に切り替えた。理由は2つ。ちょうど3月末に大きな幹部会議があり、「気合い入ってます」をアピールしたかったこと。そして、ルールの範囲内で主体性と行動力をさりげなく示せる、これ以上ないボケであること。マウンティングにならないキャラ設定は難しい。バイオリンが弾けますとか、お金があるとか、そういう得意技は上を見たらキリがない競争になる。でも「半袖か、そうでないか」で世界を2分して、その先行者ポジションを取るなら——誰も奪えない。着想源は、かつての職場の部長。夏でも冬でも年中半袖で、しかも社内で最も若い部長だった。半袖と優秀さに直接の因果関係はない。でも、そこには「どう見られるかより、どう結果を出すか」という自分軸の意思決定が見え隠れする。氷山の水面下に積み上げたものが、半袖というかたちで表に出ている——クラゲはそう解釈した。結果は上々。幹部会議がオンライン開催だったため当初の目的は果たせなかったものの(これ自体もボケとして成立)、同僚からは「寒いのに頑張ってるね」と好反応。半袖キャラが定着しつつある。懸念点は、体調が持つかどうか——だけ。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.In March — still cold — Kurage became the first person in his 100-person office floor to switch to short sleeves. On purpose.The logic: a major executive meeting was coming up, and a short-sleeved work uniform was his way of saying "I mean business" without saying anything at all. It's also, crucially, an unchallengeable character move. You can't out-compete someone on violin skills or salary. But "the guy who wears short sleeves in March"? That lane is his alone.The inspiration came from a former manager — the youngest department head in the company, and a year-round short-sleeves guy. No direct causation, but Kurage suspects there's something underneath: someone who dresses for their own standards, not the weather's.The executive meeting turned out to be online. His short sleeves went unseen by the people that mattered most. He's framing this as part of the bit.
東京 is POWER!!~S県は実質ビバリーヒルズ~_#035
東京に行くと、ちょっと圧倒されませんか?お聴き頂きありがとうございます。初めまして、「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトさんが、東京の強さを確認し、東京を再認識する回です。やっぱり東京最強!我々もよく東京に行きますが、住むには疲れてしまいますよね。ぜひお楽しみに!
早生まれのメリ・デメあらためて~強者は認識にすらしない~_#034
「誕生日のタイミングが人生に与える影響を考えたことありますか。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の20代さよならラジオ」改め、「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトさんが、早生まれというどうしようもない課題について語りあう回です。我々、3月生まれの2人と5月生まれのダイコンさんの主張が交差します。ぜひお楽しみに!クラゲもトマトも、揃って3月生まれ。つまり2人とも早生まれです。早生まれのデメリットはよく言われる。小さい頃の体格差、統計的に低くなりがちな学力、知らず知らずのうちに植え付けられる「自分は弱い側」という感覚——これらは客観的な事実として語られることが多い。しかし本人たちが一番傷つくのは、「お前3月生まれなんだ、かわいそう」という言葉でも、体格差そのものでもなく、「強者にはその問題が認識すらされていない」という事実かもしれない。今回は社外取締役として、5月生まれのダイコンさんが登場。「5月生まれでよかったと感じたことはありますか?」という問いへのダイコンさんの答えは——「特にない。誕生日なんて聞かないし、誰が早生まれかも把握してない」。これが「強者の意見」です。悪意はゼロ。でも当事者には刺さる。早生まれを気にしていること自体が、もうコンプレックスの証拠なのかもしれない。話はさらに広がります。4月2日生まれが日本で最も多く、4月1日生まれが最も少ない——この事実は、出産のタイミングを意図的に操作している親が一定数いることを示唆しています。ヒノエウマの年だけ出生率が下がるのと同じ構造で、「誕生日の設計」は昔から行われてきた。プロ野球選手は4月・5月生まれに偏っている——これも早生まれ問題の延長です。一方で研究者は早生まれが多いという話もある。飛び級的に早く学習環境に入ることが、ついていけた人間にはプラスに働く可能性がある、という逆の見方も。メリットも忘れずに。30代になるのが1年遅い——つまり「アンダー30割」を人より長く使える。定年が年度制なら1年多く働ける。深刻な問題から始まって、最後は数百円の節約で締まる、いつものスタイルです。解決策としては「学年の区切りを4月2日基準から変える」か「AIの発達で生後何ヶ月かベースで教育を受けられる時代が来る」か——どちらも今すぐには無理だが、10年後20年後には変わっているかもしれない。3月生まれのコンプレックスが解消される未来に、期待します。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.Both Kurage and Tomato were born in March — the last month of the Japanese academic year, which starts in April. In Japan, this makes them "early birthdays" (hayaumare), the youngest in their school year rather than the oldest.The disadvantages are well-documented: smaller body size during childhood, statistically lower academic performance, and a subtle but persistent sense of being on the weaker side. The effect fades as people reach their late twenties, but the psychological imprint can linger.This episode brings in a guest — Daikon-san, born in May — as outside perspective. His take: "I've never really thought about it. I don't ask people's birthdays, so I don't even know who's an early birthday." This is the "dominant view" — not malicious, just utterly unaware that the problem exists. Which, as Kurage points out, might be the most revealing data point of all.A few surprising angles: April 2nd is statistically the most common birthday in Japan, and April 1st the least — strong evidence that some parents actively time pregnancies to avoid the early-birthday disadvantage. Professional baseball players cluster heavily in April and May. Researchers, interestingly, may skew toward early birthdays — being pushed a year ahead of developmental curve, for those who can keep up, might create a hidden advantage.The upside for March birthdays: you stay under 30 for an extra year, which means one more year of "under-30 discounts." It's a thin silver lining — but they'll take it.
カタログギフトは愚かだけど好き~真の悪玉はこいつだ~_#033
「気持ちを伝える、って難しい。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲが、カタログギフトを選んだ時の心の機微を共有したいという回です。そして最後には脱線に脱線を重ねて、悪玉をあぶり出します。ぜひお楽しみに!結婚式のお返しといえば、カタログギフト。すっかりメジャーな選択肢になっているけれど、冷静に考えると——これ、贈り物として正しいのか?贈り物の本質は「あなたのために考えた」という気持ちの現れのはずで、個別に選んだプレゼントほど、その熱量は伝わりやすい。その観点からすると、カタログギフトは「考えてない側」の贈り物に他ならない。にもかかわらず「一般的な答え」として堂々と流通している——これはかなり悪魔的な発明ではないか、というのがクラゲの主張です。ただし、個人的には「好き」。カタログギフトの妙は、自由と制限が同時にかかってくるところにある。普段Amazonで買う発想にはない選択肢が突然目の前に並び、「今の自分の生活にこれは必要か?」という問いを自然と立てさせる。食器棚を頭の中でレビューしながらタンブラーかグラスか湯飲みかを吟味する時間——これはある種の最適化パズルであり、理系心をくすぐってやまない体験でもある。クラゲ自身、前回は「サーモンのパック」を選んで後悔。今回は小銭入れを選んで納得——「選ぶには理由が必要」という結論に至りました。そして本当の悪玉は、カタログギフトを発行しているあの会社です。送る側と受け取る側の差額を静かに回収し、期限内に交換されなければ丸儲け。迷惑メールを100通打って1通引っかければいいモデルの、逆バージョン——足元を見られた結婚式という特殊な場で、この構造はより鮮やかに機能する。社会って怖い、をカタログギフトで学んだ回です。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.Catalog gifts — where the recipient picks their own present from a curated booklet — are a staple of Japanese weddings. Convenient? Yes. Thoughtful? Kurage would argue: not really. A truly personal gift says "I thought about you." A catalog gift says "I thought about the category of people like you."And yet — he loves receiving them.The appeal is the constraint. Suddenly, a fixed set of options appears, and you find yourself asking questions you'd never ask at Amazon: do I actually need a new glass? Would I use a coin purse? What does my kitchen lack right now? It's part optimization puzzle, part life audit. Deeply satisfying for a certain kind of mind.Kurage's personal record: previously chose a salmon fillet. This time, upgraded to a coin purse. Progress.The real villain of the episode, though, is the company behind the catalog — quietly pocketing the difference between face value and cost, and cashing in entirely when recipients forget to redeem before the expiry date. A beautiful, slightly sinister business model hiding in plain sight at every wedding reception.
30代になったらやりたい3つのこと~アラサーではなくサー~_#032
人生の節目って、だいたい突然やってきます。お聴き頂きありがとうございます。「理系男の20代さよならラジオ」改め、「理系男の人生取締役会」です。今回は、我々が30歳になり、30歳の実感がどこから湧いて、30代をどう過ごしたいかという回です。自立とは?集団の上に立つとは?種まきに水やりも大切。ぜひお楽しみに!アラサーではなく、サーになりました。30歳を実感する瞬間は、意外と地味なところからやってきます。アンケートで「20代・30代」の欄を選ぶとき、初めて30のところにチェックを入れる——それだけで、「あ、もう大学生には紛れられない」という事実が静かに押し寄せてくる。孔子は「三十にして立つ」と言った。自分の信念を確立し、自立するのが30歳——古くからこの年齢には特別な重みがあった。一方でクラゲは思う、「成人式は20歳じゃなくて30歳でよかったんじゃないか」と。20歳はまだガキだと。30代の10年間、何をすべきか。2人が出した答えは3つです。①信頼の種まきと水やりを続ける20代に蒔いた種が芽吹くのが30代かもしれない。1つの会社の中だけでなく、外でも人との繋がりを丁寧に育てていく。信頼貯金を着実に積み上げることが、この10年の本質的なテーマ。②マネジメントかプロフェッショナルか、方向性を決める30代はキャリアの分岐点。上に上がるか、専門家として深めるか——そしてその二択以外に「ぶら下がり」という選択肢を認める会社が増えてもいいんじゃないか、という議論も。全員がホームランバッターである必要はない。スモールベースボールで確実に貢献できる人材の価値を、もっと社会は評価していい。③新しいコミュニティ・場所を作る新しい友達を作ることへのハードルは、30代になると確実に上がる。でもだからこそ、意識的にそこに踏み込んでいきたい。友達の友達を連れてきてここで喋ってもらうような——人が集まる場所を自分たちで作っていくことが、30代の目標のひとつ。種まきし続けた人間が、30代でどう花を咲かせるか——10年後の答え合わせが楽しみです。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting — formerly The STEM Guys' Farewell to Our Twenties Radio. The name change is official. Both hosts just turned 30.The moment it hits: filling out a survey and checking "30s" for the first time. No longer eligible to be mistaken for a university student. That's when it becomes real.Confucius said: at thirty, I stood firm. An ancient benchmark that still holds — thirty is the age of conviction and self-reliance. Kurage's take: coming-of-age ceremonies should happen at 30, not 20. At 20, you're still a kid.The three things they want to do in their thirties:① Keep planting seeds and watering them — The trust and relationships built in your twenties may start bearing fruit in your thirties. Inside the company and out, tend those connections deliberately. The goal isn't a big move; it's consistent accumulation.② Choose a direction: management or mastery — The thirties are where career paths diverge. There's also a third option — staying put, doing solid work, not climbing — and both hosts think that's an underrated choice. Not everyone needs to be a home-run hitter. Small-ball players keep the machine running.③ Build a new community — Making new friends gets harder after 30. That's exactly why it needs to be intentional. The vision: a place where friends of friends come together, have real conversations, and create something. A room they build themselves.The seeds were planted in their twenties. The thirties are for seeing what grows.
我々そろそろ30だけど、どうしよ?~アイデンティティクライシスを乗り越える~_#031
30歳が見えてきたとき、人は何を思うのか。お聴き頂きありがとうございます。「理系男の20代さよならラジオ」改め、「理系男の人生取締役会」です。今回は、我々が30歳になるにあたり、次の番組名を考えようという回です。始めた当初は、まさかこんなに長く続くとは思っていなく?ぜひお楽しみに!収録日は2月28日。30歳まで、残り2週間。「まさか第31回まで続くとは思っていなかった」——そう振り返りながら、2人はある重大な問題に直面していました。番組名「20代さよならラジオ」の賞味期限が、もう2週間後に切れる。「30代おはよう」「30代こんにちは」はさすがに没。では何がいいのか——この回はその答えを求めて、盛大に迷走します。ポッドキャストの作り方の本を引っ張り出してきて、「番組タイトルはワンフレーズでリスナーに価値を伝えなければならない」という原則を確認。でも我々は何を語っているのか?仕事?日常?ライフハック?——「ハックしようとしてるだけで、ハックはまだできてない」という正直な自己評価が飛び出します。有力候補として浮上したのが「主張を欠く余白」というフレーズ。断言しない、でも何かを語りたい——この番組の空気感を言語化したような言葉として2人の心に引っかかります。しかし結論は出ず、「ちょっと時間作ってもう一回ブレストします」で持ち越し。話はそのまま、企画会議のリアリティショー化の夢へと脱線。テレビ局の放送作家が企画を練る様子をそのまま流したら絶対おもしろい——「若手がぼこぼこにされてるところを見たい」という素直な好奇心を語りながら、それが実はこの番組のスタイルそのものだという気づきも。20代さよならラジオよ、さよなら。30代、こんにちは——番組名を変えるということは、アイデンティティを更新することでもある。次回、新タイトルが決まります。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting — formerly The STEM Guys' Farewell to Our Twenties Radio.This episode is where the name change was decided — sort of.Recording date: February 28th. Thirty years old: two weeks away. The problem: the show's title has an expiration date baked right into it. "Farewell to Our Twenties" stops making sense the moment they turn 30.The brainstorm produces exactly zero clear winners. "Good Morning, Thirties" gets immediately rejected. A podcasting guidebook is consulted: titles should communicate in one phrase who's talking and what value the listener gets. The honest self-assessment: "We're trying to hack our lives — we haven't actually managed it yet."A phrase that sticks: "a margin that lacks assertion" — a description of the show's vibe that neither of them can quite articulate but both recognize as accurate.No conclusion is reached. The decision is postponed to the next session.Along the way: a detour into the idea of broadcasting a TV writers' room live as a podcast. Watching junior staff get their ideas shot down, the whole unfiltered process of making something — both hosts agree they'd listen to that immediately. Which is, without either of them saying it directly, a fairly good description of what this show already is.The name changes next episode. The spirit stays the same.
冬こそ水をがぶ飲み~運動もできて一石二鳥~_#030
水を飲むだけで、ちょっと健康になれるかもしれません。お聴き頂きありがとうございます。初めまして、「理系男の20代さよならラジオ」です。今回は、冷田井トマトさんが最近小説をインプットしているようです。オーディブルって皆さん使ったことあります?ぜひお楽しみに!
30になってもエネルギッシュでありたい~たまには大笑い~_#029
「最近、お腹が痛くなるくらい笑いましたか?」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回は月夜野クラゲが、最近大笑いしたエピソードをお届けします。皆さん、最近笑ってます?ぜひお楽しみに!大人になると、感情が安定してくる。ちょっとやそっとのことでは動じなくなる。耐性がついた、とも言えるし、感情の振れ幅が小さくなった、とも言える。それはそれでいいことだけど、裏を返せば「笑いにくくなった」ということでもある。最後に本気で笑ったのはいつだったか、すぐに思い出せますか?アラサーの2人が、エネルギッシュな感覚を取り戻す話です。クラゲが語るのは、仕事納めの日の深夜に起きた出来事。会社の同世代3人で忘年会をして、マック→カラオケ→解散という流れで、ペーパードライバー期間が長すぎる後輩に車で送ってもらうことに。この後輩、なかなかの人物で、豆腐バーのガトーショコラ味を「うまい」と言って日常的に食べているタイプ。運転もまだ心もとなく、カラオケ屋から10分も離れていないコンビニへの道でまさかの迷子に。ようやくたどり着いたコンビニも「違う方のセブン」で、しかも駐車場でまさかの接触——。しょんぼりした後輩に差し入れた豆腐バーが、開封した瞬間にポロッと落下。深夜1時過ぎ、コンビニの駐車場で3人が揃って固まる。耐えられなかった。1秒くらい大きな声で笑って、「あぶね、外だ!」と口を押さえた。面白い条件が重なったから笑えた——年末の解放感、深夜テンション、積み重なったくだらないアクシデント。どれかひとつでも欠けていたら、ただの出来事で終わっていた。しかも相手は最近知り合った人間。昔からの友達との「あの頃の笑い話」ではなく、新しい関係の中でも本気で笑えた——それが30代になっても「エネルギッシュでありたい」という話につながっていきます。ちなみに彼のレボーグは、この秋で2回目の接触。2回ともクラゲが乗っていたとのこと。3回目が来たら車買い替えです。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.As you get older, your emotions stabilize. You stop reacting to small things. That's usually considered a good quality in an adult — but it also means it gets harder to really laugh.This week, Kurage recounts the night he genuinely lost it: year-end drinks with colleagues, followed by McDonald's and karaoke, capped off with a ride home from a junior colleague whose driving skills are… still developing.The junior in question eats tofu-based chocolate bars unironically. Gets lost trying to navigate a five-minute journey from a karaoke place to a convenience store. Pulls into the wrong 7-Eleven. Scrapes the car on the parking barrier. And then, as a peace offering, opens a tofu bar — which immediately falls apart and drops to the ground.It was past 1 AM. Kurage lasted about one second before breaking.The takeaway: real laughter needs conditions. Year-end relief, late-night energy, compounding absurdity — and someone you've only just gotten to know. That last part might be the most important piece.
オーディブルで小説、けっこういい~アマゾン様様やで~_#028
「最近、小説読んでますか?」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトが、Amazon Music Unlimitedを使い続けていたら、いつの間にかオーディブルが使えるようになっていた話をお届けします。ぜひお楽しみに!サブスクって、気づいたら使いこなせてないもの、ありませんか。トマトはずっとAmazon Music Unlimitedを契約していた。音楽のためだったけど、そんなに聴くわけでもなく、でもやめるタイミングも見つからずダラダラと継続していた——ある日、そのアプリの中にオーディブルが表示されていることに気づくまで。月1冊、本が聴ける。しかも追加料金なし。ビジネス書は構造的に理解しないといけないから、聴くよりも「読む」方が向いている。一方で小説は頭から順番に追っていくものだから、耳で聴くのと相性がいい。というわけで、たまたまオーディブルにあった話題作の小説を通勤中に聴き始めたら、これが意外と良かった——というのが今回の本題です。「買うほどじゃない小説を、耳で消費できる」という新しいインプットの形。ネットフリックスに入っていなくても話題作にたどり着ける抜け道として、なかなか優秀です。そしてトークはそのままAmazonの話へ広がります。Amazonプライムに入っているのに、実は気づいていない特典がある話(PCゲームが毎月もらえる!)、先行していたはずのアレクサが最近進化を止めている話など、Amazon談義が止まらなくなる回です。「Amazonプライムに年間1万円搾取される生活、まだまだ続きそう」——それがオチです。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。
足への解像度が粗い~骨からみる自由度を活かしたい~_#027
「足首から先、ちゃんと使えてますか?」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲが、足への解像度が粗いという話です。母指球しかないことはないはず!ぜひお楽しみに!手の指は1本1本、意識して動かせる。握る、広げる、細かくつまむ——指の関節のひとつひとつを意識できる。ではなぜ、足は「ただ踏む」しかしていないのか。きっかけは、野球のトレーニング動画を漁っていたときの気づき。腕の使い方、体の回転、変化球の握り——コンテンツはいろいろあるが、下半身・足の使い方を扱うものが圧倒的に少ない。そして「そもそも足って、どれだけ動くんだっけ?」という疑問が生まれた。調べてみると、足首から先の骨の数は、手首から先とほぼ同じ。人間の全骨格のうち、手と足だけで約半分を占める。自由度は確実にある。それなのに、我々は足のポテンシャルをほぼ使えていない——日常で意識するのは、せいぜい母指球くらいのもの。工場でロボットアームと向き合う日々の中で、さらにその実感は深まった。工場で使われる汎用ロボットアームは6軸。前後・上下・左右と回転を組み合わせた6つの自由度で、ほぼあらゆる動作を再現できる。一方、人間の手は6軸を軽く超える自由度を持ち、足もポテンシャルとしては同等のはず——なのに実際に使えている軸はほんの数個。この気づきから、クラゲのランニング中の意識が変わった。かかとから着地して、土踏まず、母指球、つま先へと抜けていく一連の流れ。足の裏全体が地面と会話している感覚。「走る」が「ただ進む」から「体を使う」へとアップデートされていく——これはランニングに限らず、歩き方・立ち姿勢・あらゆる基本動作に連鎖する話かもしれない。歩き方は誰にも習っていない。走り方も、気づけば「腕を振れ」「膝を上げろ」くらいしか教わってきていない。足首から先の使い方を磨けば、スポーツのパフォーマンスが上がるだけでなく、姿勢や疲れ方まで変わってくるはず——そんな可能性を2人で話し合います。このタイミングで足に意識が向かなければ、あと30〜40年、足は足のまま終わる。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.You can move each finger individually — grip, pinch, stretch. So why do we treat our feet as nothing more than "things that touch the ground"?Kurage looked it up: the number of bones from the wrist down and from the ankle down are almost identical. Hands and feet together account for roughly half of all the bones in the human body. The potential is there. We're just not using it.Working alongside industrial robot arms — six axes of freedom, capable of nearly any motion — made the contrast even clearer. Human hands easily exceed six axes. Feet should too. And yet, most of us are running on maybe two.Since this realization, Kurage has been paying attention to every step: heel strike, arch, ball of foot, toe-off. The whole foot in conversation with the ground. It turns out that nobody ever actually taught us how to walk or run — and if we're still improvising the most basic human movements, there might be a lot of untapped performance just waiting to be unlocked.
お兄ちゃんに任せなさい~家族構成と性格について~_#026
「人間関係の半分は、兄弟のポジションで決まってる気がする。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はトマトが、兄弟姉妹について話します。兄が思うこと、弟が思うこと、一人っ子が思うこと、考察していきます!ぜひお楽しみに!クラゲもトマトも、揃ってお兄ちゃん。長男は外でも長男ムーブをする。弟タイプは懐に入るのが上手い。一人っ子はちょっと癖が強い——そんな「独断と偏見」から始まるこの回ですが、話を掘り下げると意外と侮れない。たとえば、一番立ち回りが上手いのはお姉ちゃんがいる弟、という仮説。お兄ちゃんがいる妹は気が強くなりがち。妹がいるお兄ちゃんはなんとなくポンコツ感がある——などなど、5つのパターンを独自に分析していきます。さらに面白いのが、職場との相関。クラゲが会社に入って最初に気づいたのが、同期に長男・長女が異常に多いこと。偶然とは思えないレベルの偏り。メーカーの職場には長男文化があるのか、それとも面接で長男資質を無意識に選別しているのか——「長男鑑定士になれるんじゃないか」という話にまで発展します。逆に、弟キャラが集まりやすい職種は何か。コンサル?IT?その答えは2人もよく分かっていませんが、なんとなく一致する感覚はある。そして締めの一言は「三つ子の魂、百まで」。幼少期の家族コミュニティの質が、その後の人間関係のパターンを決定づける——MBTIより先に兄弟ポジションを聞いた方がいいかもしれない、という話です。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.Both Kurage and Tomato are eldest sons. And in this episode, they make a bold claim: birth order shapes personality more than most people realize.Their five-pattern breakdown — eldest son, second son, only child, older sister with younger brother, and more — leads to a surprisingly consistent set of observations. The most socially skilled? Younger brothers with older sisters. The most unpredictable? Only children who are male. The ones who might be unknowingly underestimated? Eldest brothers with younger sisters.Then it gets interesting: Kurage noticed that almost every colleague in his cohort at a major manufacturer was a firstborn. Too many to be coincidence. Is the corporate culture selecting for eldest-child traits without even knowing it?They close with a thought worth sitting with: before you ask someone their MBTI, maybe ask where they fall in their family.
休めない社員に伝えたい有給の提案~現代の構造上欠陥~_#025
「有給、取れてますか。取れてたとして、うまく使えてますか。」お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。今回はクラゲが嘆く、サラリーマンはつらいよ回です。有給の楽しい良い面から、取った際の悪い影響まで広く語ります。ぜひお楽しみに!年間休日115日+有給17〜20日。数字だけ見れば、月に1回は有給が取れる計算になる。でも現実は、なんとなく取りにくい、取っても翌週に影響が出る、会議が多くて結局断念——そんな経験、ありませんか。クラゲは昨日ちょうど有給を消化したばかり。理由は「12月の更新に間に合わせるため」という消極的なもの。でも、だからこそ気づいた。有給を取る「理由」は後付けでいい。むしろ平日だからこそできることをやる日として、積極的に設計した方がいいんじゃないか——と。その答えが「行列のできるラーメン屋に、昼に一人で行く」でした。週末では並ぶしかない名店も、平日の昼ならカウンター一席がすっと空いている。待ち時間ゼロで、クオリティだけを享受できる。これが有給の正しい使い方のひとつかもしれない。そして有給をいつ取るか問題も、実は奥が深い。金曜日に取る3連休は「今週4日で終わり!」という高揚感が前半で消費されてしまい、休み明けの月曜日が5日間フルの週として直撃してくる。一方、月曜日に取る3連休なら、3連休を味わった余韻のまま「次は4日間だけ」と少し軽い気持ちで仕事を再開できる。2+1パターン、いわゆる水曜休みは、体力的に一番理にかなっているが、週の真ん中に仕事の空白が生まれるため、会議や引き継ぎへの影響が読みにくいという難しさもある。そして、有給が取りにくい構造的な問題にも踏み込みます。月に複数回の全体会議、資料作成が発生するたびに「この前後は休めない」という空気が生まれる。法律上は権利があるのに、実態として使いにくい——これは個人の意識の問題ではなく、現代の職場設計の「構造上の欠陥」ではないか、というのがクラゲの主張です。有給40年×月1回。その使い方を少しだけ設計するだけで、人生の体感が変わるかもしれない。通勤・作業のお供にぜひどうぞ。🌏 For our international listeners:Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.Japan gives full-time employees roughly 17–20 paid leave days per year on top of 115 public holidays. Mathematically, that's one day off per month. In practice? It rarely works out that way.This week, Kurage just used a paid day off — not for anything special, but to avoid losing it before the December reset. And it led to a surprisingly practical insight: don't wait for a reason to take leave. Instead, design it around things that only work on a weekday.His move: a solo lunch at a ramen shop that has a 45-minute weekend queue. On a Tuesday afternoon? Walked straight in.There's also a serious debate about when to take leave. Friday off means your post-vacation Monday hits a full five-day week. Monday off means you ease back in after only four days. Wednesday is theoretically best for your body — but hardest to plan around.Underneath all of this is a structural problem: too many mandatory all-hands meetings make it practically impossible to take leave without consequences. The right to rest exists on paper. The conditions for it often don't.
目標は”継続”と”リセット”の自己複製~ダイコンさん、現る~_#024
今回はゲストで、ダイコンさんが初登場!お聴き頂きありがとうございます。初めまして、「理系男の20代さよならラジオ」です。今回は、冷田井トマトさんと一緒に25年振り返り回です。初めて対面でのトーク回です。ぜひお楽しみに!
来年の目標を男達は考えた~求ムは右前とコメント也~_#023
来年の目標は「コメントをもらうこと」。お聴き頂きありがとうございます。初めまして、「理系男の20代さよならラジオ」です。今回は、冷田井トマトさんと一緒に25年振り返り回の続きです。初めて対面でのトーク回です。ぜひお楽しみに!
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ペライチ創業者で、OASIS FUND代表パートナーの橋田一秀(@hassy0607)がお届けするポッドキャストです。スタートアップを立ち上げる上での疑問や起業に関するトピックを取り上げ、シード起業家や起業家予備軍に役立つ情報を提供します。 橋田 一秀 OASIS FUND 代表パートナー 1983年東京生まれ。2002年海城高校卒業。2007年東京理科大学卒業。NTTデータ、うるるでの勤務を経て、2014年ペライチを創業し代表取締役に就任。2023年4月全役職を退任。 2022年から2024年までエンジェル投資家として活動。77社投資実行。 2024年4月 スタートアップ関係者が無料で利用できる コミュニティスペース SHIBUYA STARTUP OASIS を開業。 2024年12月 創業者が支えるシードVC OASIS FUNDを設立。
ゴロゴロ起業ラジオ
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News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト
News Connect(ニュースコネクト) ~あなたと経済をつなぐ5分間~ 1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。 ▼MC: 野村高文(のむら・たかふみ)/Podcast Studio Chronicle 代表 Podcastプロデューサー・編集者。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループ、ニューズピックスを経て、2022年にChronicleを設立。制作番組「a scope」「経営中毒」で、JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞を2年連続受賞。その他の制作番組に「News Connect」「みんなのメンタールーム」など。TBS Podcast「東京ビジネスハブ」メインMC。著書に『プロ目線のPodcastのつくり方』、共著に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)、『地域が動く経営戦略』(土屋有氏、藏本龍介氏、矢田明子氏との共著)がある。 X(Twitter)アカウント https://x.com/nmrtkfm 制作番組一覧 https://chronicle-inc.net/ LISTEN番組リンク https://listen.style/p/smbslbmi?qPSHIquZ
桃山商事
コミュニケーション、男性性、恋愛、人間関係、ジェンダー、ケア、孤独、性欲、会社、友情、老い……メンバーがその時々で気になったテーマを1つ設定して、モヤモヤを言語化していくNEOな座談Podcastです。2011〜2016年「二軍ラジオ」(ApplePodcast)、2017〜2024年「恋愛よももやまばなし」(ニコ生→Podcast)を配信していました。清田隆之(文筆業)、森田(会社員)、ワッコ(会社員)、さとう(会社員)の4人でお届けします。
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