「気持ちを伝える、って難しい。」
お聴き頂きありがとうございます。「理系男の人生取締役会」です。
今回はクラゲが、カタログギフトを選んだ時の心の機微を共有したいという回です。そして最後には脱線に脱線を重ねて、悪玉をあぶり出します。ぜひお楽しみに!
結婚式のお返しといえば、カタログギフト。すっかりメジャーな選択肢になっているけれど、冷静に考えると——これ、贈り物として正しいのか?
贈り物の本質は「あなたのために考えた」という気持ちの現れのはずで、個別に選んだプレゼントほど、その熱量は伝わりやすい。その観点からすると、カタログギフトは「考えてない側」の贈り物に他ならない。にもかかわらず「一般的な答え」として堂々と流通している——これはかなり悪魔的な発明ではないか、というのがクラゲの主張です。
ただし、個人的には「好き」。
カタログギフトの妙は、自由と制限が同時にかかってくるところにある。普段Amazonで買う発想にはない選択肢が突然目の前に並び、「今の自分の生活にこれは必要か?」という問いを自然と立てさせる。食器棚を頭の中でレビューしながらタンブラーかグラスか湯飲みかを吟味する時間——これはある種の最適化パズルであり、理系心をくすぐってやまない体験でもある。
クラゲ自身、前回は「サーモンのパック」を選んで後悔。今回は小銭入れを選んで納得——「選ぶには理由が必要」という結論に至りました。
そして本当の悪玉は、カタログギフトを発行しているあの会社です。
送る側と受け取る側の差額を静かに回収し、期限内に交換されなければ丸儲け。迷惑メールを100通打って1通引っかければいいモデルの、逆バージョン——足元を見られた結婚式という特殊な場で、この構造はより鮮やかに機能する。
社会って怖い、をカタログギフトで学んだ回です。
通勤・作業のお供にぜひどうぞ。
🌏 For our international listeners:
Welcome to The STEM Guys' Life Board Meeting.
Catalog gifts — where the recipient picks their own present from a curated booklet — are a staple of Japanese weddings. Convenient? Yes. Thoughtful? Kurage would argue: not really. A truly personal gift says "I thought about you." A catalog gift says "I thought about the category of people like you."
And yet — he loves receiving them.
The appeal is the constraint. Suddenly, a fixed set of options appears, and you find yourself asking questions you'd never ask at Amazon: do I actually need a new glass? Would I use a coin purse? What does my kitchen lack right now? It's part optimization puzzle, part life audit. Deeply satisfying for a certain kind of mind.
Kurage's personal record: previously chose a salmon fillet. This time, upgraded to a coin purse. Progress.
The real villain of the episode, though, is the company behind the catalog — quietly pocketing the difference between face value and cost, and cashing in entirely when recipients forget to redeem before the expiry date. A beautiful, slightly sinister business model hiding in plain sight at every wedding reception.
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