《1328》NHK 総合診療医ドクターGを見て思った3つのこと
総合診療医ドクターG NEXT(4)「かぜが治らない」 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025082612180配信期限 :9/2(火) 午後10:44 までこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、NHKの番組「総合診療医ドクターGネクスト」を視聴して感じた3つの重要なポイントについて解説しています。第一のポイントは、「風邪が治らない」という患者の訴えに関する注意点です。患者が自ら「風邪です」と申告することは、重大な病気の見逃しにつながる危険性があると指摘します。医師もその言葉に引きずられてしまい、そのまま風邪と診断してしまう可能性があるためです。風邪の診断は、他の重篤な疾患の可能性をすべて否定した上で行われる「除外診断」であり、本来は非常に難しいものです。したがって、患者は「風邪」という病名ではなく、「咳が長く続く」「少し動くと息が切れる」といった具体的な症状を伝えることが、正確な診断のために極めて重要だと強調しています。第二のポイントは、見過ごされがちな「受動喫煙」のリスクです。番組で取り上げられたケースでは、受動喫煙が病気の発症に深く関わっていました。一般的に喫煙のリスクは、本人が吸う「能動喫煙」が注目されがちですが、家族など周囲の人が吸うタバコの煙を吸い込む「受動喫煙」も、同様に健康へ深刻な影響を及ぼします。臨床現場では受動喫煙が原因となっている疾患も少なくありませんが、問診でその事実が明らかにならないこともあります。たけお氏は、タバコは「百害あって一利なし」であり、自身や家族の健康のために禁煙の重要性を訴えています。第三のポイントは、「呼吸機能検査」の重要性です。番組ではこの検査が最終的な診断の決め手となりました。呼吸機能検査は、息を大きく吸って一気に吐き出すことで、肺活量や1秒間に吐き出せる息の量(1秒量)などを測定するものです。簡便でありながら、肺の健康状態に関する多くの情報を得られる非常に価値の高い検査だと述べています。手術前や人間ドックなどで行われることがありますが、もし健診などで異常を指摘された場合は、決して放置せず、必ず医療機関で相談するようにと強く呼びかけています。最後に、今回の番組で取り上げられた疾患は、診断されずに見過ごされているケースや、適切な治療につながっていない患者が非常に多い現状があると触れ、疾患啓発の観点からも有意義な内容だったと締めくくりました。
《1327》第1回日本患者会議に出て思ったこと・考えたこと
第1回日本患者会議 Japan Patients Open Meeting:JPoMhttps://nanbyo.jp/2025/07/25/jpom1stmtg/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、前日にオンラインで参加した「第1回日本患者会議(Japan Patients Open Meeting、略称J-POM)」の感想を述べた。この会議は現地とオンラインのハイブリッド形式で開催され、患者やその家族、医療者、研究者、行政、製薬企業など多様な立場(ステークホルダー)の人が参加し、非常に熱心な議論が交わされた。アーカイブがないため、一医療者として特に印象に残った点を共有したいとした。会議は3つのセッションで構成され、特に最初の2つについて深く考えさせられたという。1つ目のテーマは「いりょう」、具体的には医療の「近転化と集約化」についてであった。「近転化」とは、標準的な医療を日本のどこにいても等しく受けられるようにすること。この問題は、主催団体ががんや難病の患者会という背景もあり、希少疾患や難病、がん医療に焦点が当たっていたが、今後の医師・医療者不足を考えると、僻地医療を含めた日本の医療全体にとって極めて重要な課題だと感じた。特に希少疾患や難病では、診断までに長い時間がかかったり、診断がついても専門的な治療を受けられる施設が身近になかったりする現状がある。この課題の解決策としてオンライン診療の可能性が議論された。話者自身も、診療内科が近くにない患者のためにクリニックを開業した経緯からその可能性を感じているが、現状では手間がかかる割に診療報酬が低いという制度上の壁があり、普及は簡単ではない。医師が専門医にオンラインで相談できるシステムのように、国や行政が主導して仕組みを整え、診療報酬で評価するような後押しが必要不可欠だと痛感した。2つ目のテーマは「くらし」、すなわち治療と「就労」の両立について。話者は産業医でもあるため、このテーマには特に考えさせられた。病気を抱えながら働くことには今なお高いハードルが存在する。特に、産業医の選任義務がない従業員50人未満の中小企業では、社内に医療専門職がおらず、病気に関する知識が十分でない人事労務担当者が対応せざるを得ないケースが多い。これでは適切なサポートは困難だ。この状況を改善するためには、医療機関側から企業へのアウトリーチ(訪問支援)や、産業保健領域とのより密な連携が必要だと指摘。「両立支援コーディネーター」という仕組みもあるが、まだ十分に機能しているとは言えないのが実情だという。今後、病と共に働く人は確実に増えるため、社会全体で、病気を持つ人が安心して働き続けられる環境をどう構築していくか、真剣に考える時期に来ていると締めくくった。
《1326》緩和ケアは肺がん以外の呼吸器の病気も対象です☝️
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 声明「非がん性呼吸器疾患に対する緩和ケアの重要性について」https://www.jsrcr.jp/news/file/jsrcr_seimei_20250823.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、緩和ケア、特に「非がん性呼吸器疾患」におけるその重要性について、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会が発表した声明文を基に解説しています。**緩和ケアに関する大きな誤解**まず、緩和ケアには「人生の最終段階の医療(終末期医療)である」「がん患者だけが対象である」という大きな誤解があると指摘します。しかし本来の緩和ケアは、病気と診断された早期の段階から、つらい症状や精神的な苦痛を和らげるための支援であり、患者がその人らしく尊厳をもって生活を送れるように支えるものです。**非がん性呼吸器疾患と緩和ケア**近年、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や間質性肺炎といった、がん以外の呼吸器疾患によって、長期にわたり呼吸困難や生活の質の低下に悩む患者が増加しています。これらの疾患は進行すると症状が重くなりますが、緩和ケアの必要性が十分に認識されていない現状があります。**学会が伝えたい3つのこと**声明文では、緩和ケアについて以下の3点を強調しています。1. **どの段階でも受けられる**:病気の進行度に関わらず、症状緩和や生活のサポートを目的としたケアを早期から受けられます。2. **多職種で支える**:医師、看護師、理学療法士、薬剤師、公認心理師、ソーシャルワーカーなどが連携し、患者の生活の質を支える体制が整えられています。3. **患者と家族の希望に寄り添う**:「どのように生きたいか」「どんな暮らしを大切にしたいか」という患者と家族の価値観や希望を尊重する医療です。**解決すべき3つの課題**さらに、非がん性呼吸器疾患の緩和ケアを普及させるために、以下の3つの課題を挙げています。1. **呼吸リハビリテーションの普及**:専門医療機関だけでなく、かかりつけ医などのプライマリーケアの場でも呼吸リハビリテーションを提供できる仕組み作りが必要です。2. **緩和ケアへのアクセス改善**:現在の診療報酬制度は主にがんを対象としていますが、がん以外の疾患でも公平に緩和ケアを受けられるよう、制度を見直す必要があります。3. **オピオイド使用の保険適用拡大**:呼吸困難の緩和に有効な医療用麻薬(オピオイド)を、がん以外の呼吸器疾患にも保険適用で使えるようにすることが求められます。**国民へのメッセージ**最後に、たけお氏は「緩和ケアは最期の手段ではなく、生きる力を支える支援である」という学会のメッセージを伝えます。呼吸器の病気を抱えていても安心して暮らすための支援があるため、一人で悩まずに医療者に相談してほしいと呼びかけています。
《1325》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
・日本認知・行動療法学会の感想・かかりつけ医として選ぶべきポイント14選・19番目のカルテの在宅医療…😢・腎臓内科・心療内科・緩和ケア 3大やめとけ!・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が配信する「心身健康ラジオ」の週次振り返り回。2023年のある1週間(第1319回~第1324回)の放送内容を、リスナーからのコメントと共に紹介した。専門的な医療情報から身近な話題まで、多岐にわたるテーマが取り上げられた。### 週の放送テーマとリスナーの反応**1. 学会報告と認知行動療法(第1320回)**「日本認知・行動療法学会」の参加報告。特に身体疾患や慢性疾患を持つ患者の心理に関するセッションに焦点を当て、会場の活気を伝えた。たけお医師は、この分野の将来性に大きな期待を寄せた。リスナーからは「診断名が確定しなくても、症状に対してアプローチし治療を始められるのが認知行動療法の良い点だと学んだ」といったコメントが寄せられた。**2. 良い「かかりつけ医」の見つけ方(第1321回)**たけお医師が考える「かかりつけ医を選ぶべき14のポイント」を解説。一般的な評判だけでなく、「学会参加による休診をきちんと告知しているか(=学び続けている姿勢の表れ)」など、専門家ならではの視点を提供した。AI(人工知能)に尋ねても出てこない、経験に基づいた具体的な内容に、リスナーからは「AIにはない価値ある情報」「ちょうど知りたかった」と大きな反響があった。**3. 医療ドラマのリアリティ考察(第1322回)**ドラマ『19番目のカルテ』第6話の在宅医療シーンを考察。作中では医師だけで看取りを行っていたが、現実の在宅医療は訪問看護師やケアマネジャー、ヘルパーなど多職種チームで患者と家族を支えるのが基本であり、その重要なキーパーソンが描かれていない点を指摘した。この鋭い視点に、医療関係者を含む多くのリスナーから「よくぞ言ってくれた」「リアルな在宅医療を描いてほしい」と共感の声が集まった。**4. 専門医が語る「3大やめとけ」(第1323回)**SNSでの流行を受け、自身の専門分野(腎臓内科・診療内科・緩和ケア)における「3大やめとけ(=陥りがちな誤解や注意点)」を解説。特に緩和ケアが「終末期医療」と誤解されがちな現状に触れ、実際は病気の診断早期から身体的・精神的苦痛を和らげるためのアプローチであり、患者本人だけでなく家族もケアの対象となる重要性を強調した。**5. 最新医療ニュース解説(第1324回)**「電子カルテが普及しない理由」と「機能性ディスペプシア」をテーマに取り上げた。電子カルテ問題では、高齢医師のITへの抵抗感や導入コスト、IT人材不足が障壁となっている現状を解説。透析クリニックなどでは、既存の医療機器システムとの連携も課題だと指摘した。また、胃カメラで異常がないにもかかわらず胃もたれなどが続く機能性ディスペプシアの原因や対処法についても分かりやすく説明した。### まとめこの1週間は、医療の最前線から日々の健康、メディアリテラシーまで、リスナーの知的好奇心を刺激する内容となった。たけお医師は寄せられた多数のコメントに丁寧に返答し、双方向のコミュニケーションを重視する番組の姿勢を示している。
《1324》電子カルテを導入できない理由、胃カメラで異常がないのに胃もたれ⁉️ほか
【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・電子カルテ「導入不可能」54% 驚きのその理由…・カルタヘナ法で自由診療に措置命令!・胃カメラで異常がない胃もたれ…その原因とは?・病院が生き残る方法・・https://note.com/naikaitakeo/n/n750ee177cff9この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、今週の医療ニュースを4本紹介・解説しました。1. **電子カルテ導入「不可能」54%(日本医師会調査)** 紙カルテを使用する診療所の54%が、電子カルテの導入は「不可能」と回答。理由として費用負担や操作の煩雑さを挙げています。これに対し話者は「喝!」と一喝。IT導入補助金などもあり、操作は慣れの問題だと指摘。音声入力など紙より効率的な側面もあるとし、医療の無駄をなくし効率化を進めるためにも、電子化は必須だと強く主張しました。一般病院ですら普及率が66%という現状にも驚きを示し、医療界全体のデジタル化の遅れに警鐘を鳴らしています。2. **がん自由診療に措置命令** 都内のクリニックが、末期がん患者に対し「カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律)」に基づく手続きをせずに遺伝子治療を行い、措置命令を受けました。話者は、このような科学的根拠の乏しい自由診療を、本来の目的とは異なる法律でしか規制できない現状を問題視。多くの怪しげな治療が野放しになっているため、より直接的にこうした医療行為を規制する仕組みが必要ではないかと提言しています。3. **機能性ディスペプシアについて** 胃カメラで異常が見つからないにもかかわらず、胃もたれや痛みを感じる「機能性ディスペプシア」を紹介するニュース。ストレス社会における国民病であり、かつては慢性胃炎などと診断されていました。話者は、この病気の認知度が低いことを指摘。目に見える異常がないと患者が納得しづらく、ドクターショッピングにつながるケースもあるが、心療内科の領域も含め適切な対処法が存在すると解説。患者側も正しい知識を持つことの重要性を訴えました。4. **病院の生き残り競争と共倒れの危機** 患者を奪い合う病院間の過当競争により、共倒れの危機に瀕しているという記事を紹介。今後、医療機関の淘汰が進むことは避けられない中で、この記事が「危機感の薄い患者も共犯者」と指摘している点に言及。話者は、医療を提供する側だけでなく、患者(利用者)側も賢くなり、医療の現状を理解し、適切に医療機関を選ぶリテラシーを高める必要があると強調。医療提供者と患者、双方の努力が不可欠だと締めくくりました。
《1323》腎臓内科・心療内科・緩和ケア 3大やめとけ‼️
元ネタ)眼科3大やめとけ・喫煙・スマホの長時間使用・格安量販店でのカラコン購入https://x.com/doctorK1991/status/1959602523926679636この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身のラジオで「〇〇科が選ぶ、3大やめておけ」というテーマで語った。これは、ある眼科医のX(旧Twitter)の投稿「眼科3大やめておけ」に便乗した企画で、氏が専門とする「腎臓内科」「心療内科」「緩和ケア」の3つの分野について、患者にやめてほしい習慣や考え方を解説している。### 1. 腎臓内科医が選ぶ「3大やめておけ」1. **健診放置(特に尿検査)** 血尿などの異常を放置すると、隠れたIgA腎症など、将来的に透析が必要になる病気を見逃すリスクがある。医師側も「これくらい大丈夫」と見過ごすことがあるが、必ず専門医に相談してほしい。2. **痛み止めの使いすぎ(特にロキソニン)** 市販もされているロキソニンだが、常用すると腎臓にダメージを与える可能性がある。また、胃潰瘍のリスクも高まるため、必要な時に適切な量を使うことが重要。3. **喫煙** 喫煙は多くの病気のリスクを高めるが、腎臓にも害を及ぼす。腎臓を守るためにも禁煙を推奨する。次点として、肥満も腎臓病のリスクとなるため体重管理も大切。### 2. 心療内科医が選ぶ「3大やめておけ」1. **何でも心のせい・ストレスのせいにしてしまうこと** 不調を感じた際、すぐにストレスが原因だと決めつけるのは危険。身体的な病気(例:睡眠時無呼吸症候群による不眠)が隠れている場合も多い。まずは内科などで身体的な異常がないか確認することが重要。2. **薬を嫌がり、サプリに頼り続けること** 「薬は依存する」という古いイメージから服薬を拒否し、科学的根拠のないサプリに頼るのは、回復を遅らせる原因になる。適切な薬物治療は早期改善に繋がる。また、高額な悪徳ビジネスに繋がる危険性もある。3. **合わない医師・病院に通い続けること** 精神科・心療内科の治療は医師による方針の差が大きい。もし「この先生とは合わない」と感じたら、病院を変える(転院する)ことも検討すべき。### 3. 緩和ケア医が選ぶ「3大やめておけ」1. **遅すぎる緩和ケアの導入** 緩和ケアは「終末期医療」ではない。病気の治療と並行して、早期から痛みや苦痛を和らげるために行うもの。治療の早い段階から導入することで、生活の質を保ちながら治療を続けられる。2. **医療用麻薬(オピオイド)の忌避** 「麻薬は怖い」という誤解から、痛みを我慢してしまうのは避けるべき。医療用麻薬は、がんの痛みをコントロールするための非常に重要な薬。適切に使用すれば中毒になることはなく、痛みを和らげることができる。3. **家族だけで頑張ろうとすること** 緩和ケアの対象は患者本人だけでなく、支える家族も含まれる。介護の負担や精神的な辛さを家族だけで抱え込まず、医師や訪問看護師などの医療チームを積極的に頼ってほしい。
《1322》19番目のカルテ第6話に決定的に足りていない◯◯…😭
日曜劇場19番目のカルテ第6話 https://www.netflix.com/title/82072592 https://www.tbs.co.jp/19karte_tbs/story/ep6.htmlこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!今回は、ドラマ「19番目のカルテ」第6話の感想をお話しします。この回は、末期の肺がん患者さんが「自宅で最期を迎えたい」と希望し、総合診療科が訪問診療で関わる「在宅医療」がテーマでした。ツッコミどころは非常に多かったですが、まずは良かった点を2つ挙げます。一つ目は、患者さんの「死亡確認」の場面を具体的に描いたことです。一般の方が死亡確認に立ち会う機会は人生で数回あるかないかで、その流れを知らない方がほとんどです。そのため、いざという時に席を外そうとしたり、電話をかけ始めたりしてしまうことがあります。ドラマを通じて、家族も一緒にその時を迎えることの重要性を示した意義は非常に大きいと感じました。二つ目は、患者さんの人生を振り返る「ライフレビュー」を実践していた点です。滝野先生が、大工だった患者さんの趣味や建てた家の話を聞き、皆でお祝いをする場面がありました。これは緩和ケアにおけるスピリチュアルケアの一環であり、人生の最期を穏やかに迎えるために重要なアプローチです。これを描いた点はとても良かったと思います。しかし、それを上回るほどの大きなツッコミどころがありました。最大の問題は、在宅医療のキーパーソンであるはずの「訪問看護師が一人も登場しない」ことです。特に終末期の看取りにおいて、訪問看護師は医師以上に重要な役割を担うことも多く、その存在なしに在宅医療は成り立ちません。訪問薬剤師やケアマネージャーといった他の職種も全く描かれておらず、これは「ありえない」と言っていいほど非現実的で、強い違和感を覚えました。ソーシャルワーカーが自宅に同行する場面がありましたが、それならば訪問看護師も一緒にいるのが自然です。また、総合診療科の立ち位置が曖昧だった点も気になりました。降圧薬や医療用麻薬の調整について、元の内科にお伺いを立てるような描写がありましたが、主治医として関わる以上、総合診療科が主体的に判断し治療すべきです。病状が刻一刻と変わる終末期において、いちいち相談していては対応が遅れてしまいます。総合診療科としての主体性が欠けているように見えました。他にも、呼吸苦の患者さんに対する医療用麻薬(オピオイド)の選択が最適だったかという専門的な疑問もありました。総合診療科に焦点を当てたドラマという都合上、他の職種を省略したのかもしれませんが、在宅医療の現実とはかなり乖離した描写だと感じたのが正直な感想です。
《1321》私が勝手に考える、かかりつけ医として選ぶべきポイント14選☝️
1. ワクチン接種に積極的である2. がん検診をしっかり推奨している3. 骨粗しょう症対策を行っている4. 高血圧の患者には自宅で血圧測定を勧める5. 貧血の原因をしっかり調べる6. 糖尿病に対しては薬物療法だけでなく運動や食事の指導も行う7. 脂質異常症も食事療法だけで終わらせない8. 禁煙をしっかり指導する9. 薬を減らしたいときには減薬の可否を丁寧に説明する10. 月経に関する問題は産婦人科受診を適切に勧める11. 夜間頻尿や尿漏れなど泌尿器科的な問題に初期対応してくれる12. 睡眠に関して薬の前にアセスメントする13. 尿検査で異常があった場合は放置せず対応する14. 肝機能異常があればエコー検査を推奨するこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身の独断と偏見で考える「理想のかかりつけ医」の条件について、具体的な14項目を挙げて解説しました。* **背景** 最近、かかりつけ医としてどうあるべきかを考える機会が多く、国や医師会、AIに聞いても明確で実践的な答えが得られなかったため、自身の考えをまとめました。これはあくまで「理想」であり、リスナーからの質問や、特に医療関係者からの反論・意見も歓迎するとしています。* **理想のかかりつけ医 14の条件** 1. **ワクチン接種を積極的に行う**: ワクチン接種に否定的な医療機関は、そもそもかかりつけ医として機能しているとは言えません。 2. **標準的ながん検診をしっかり推奨する**: 自己流の特殊な検診や、根拠の乏しい腫瘍マーカー検査ではなく、科学的根拠のある標準的ながん検診を推奨することが重要です。 3. **骨粗しょう症の対策をしっかり行う**: 骨粗しょう症は整形外科の領域と思われがちですが、内科でも十分対応可能です。近隣施設と連携してでも、検査・治療に積極的に取り組むべきです。 4. **高血圧の患者に自宅血圧測定を必ず指導する**: ガイドラインでも推奨されています。診察室での血圧だけで判断し、白衣高血圧に不要な降圧薬を処方することを避けるためにも不可欠です。 5. **貧血に対して、原因を調べて対応する**: 貧血(特に鉄欠乏性貧血)が見つかった場合、単に鉄剤を処方するだけでなく、「なぜ鉄が欠乏しているのか」という消化管出血などの根本原因を調べることが極めて重要です。 6. **糖尿病に対してバランスの取れた治療を行う**: 薬物療法だけでなく、生活習慣の基本である運動療法や食事療法を含めたトータルな視点で治療を行います。 7. **脂質異常症に必要に応じて適切に薬(スタチン)を使う**: 食事療法だけでは改善が難しい場合、エビデンスが確立されている「スタチン」という種類の薬を第一選択として適切に使用します。 8. **禁煙指導をしっかり行う**: 喫煙に「適量」はありません。患者に対し「少しなら良い」という態度は取らず、禁煙を目指すべきであることを明確に伝え、サポートします。 9. **薬を減らしたいという相談に対し、減薬の可否を丁寧に説明する**: 患者の希望通りに安易に減らすのが良い医師とは限りません。薬の必要性を評価し、減薬のメリット・デメリットを丁寧に説明した上で方針を決めます。 10. **月経に関する問題について、必要に応じて産婦人科と連携する**: 専門外であっても相談に乗り、必要に応じて産婦人科専門医との連携を適切に行います。 11. **泌尿器科的な問題(夜間頻尿など)に適切に対応・連携する**: 高齢者によく見られる症状に対し、初期対応をしつつ、必要であれば泌尿器科へつなぎます。 12. **睡眠の問題に対し、安易に睡眠薬を処方しない**: 不眠の背景にある、うつ病の可能性や加齢による自然な変化などを考慮せず、安易に睡眠薬に頼るべきではありません。 13. **尿検査の検診異常を放置せず、最低でも再検査を行う**: 検診での尿タンパクや尿潜血などの異常を「様子見」で済ませず、必ず再検査を行い、必要に応じて精密検査へ進めます。 14. **肝機能異常を放置せず、原因を精査する**: 特に飲酒習慣がない人の肝機能異常は放置されがちですが、脂肪肝などの可能性があるため、必ずエコー検査や追加の採血で原因を調べます。
《1320》日本認知・行動療法学会の感想‼️身体疾患・慢性疾患の心理
■日本認知・行動療法学会https://x.com/NaikaiTakeo/status/1959233100246069509この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおです。この放送は、医療に関する皆様からのご質問やリクエストにお答えするラジオです。今回は、先日参加した「第51回日本認知・行動療法学会」の感想をお話しします。この学会は大阪で開催され、私は昼過ぎまで参加しました。公認心理師の資格を持つ医師として、心理系の学会にも関心を持っており、今回は現地でしか得られない学びを求めて足を運びました。まず驚いたのは、会場の凄まじい熱気です。心理業界がこれほど賑わっているのかと感心するほど活気に満ちていました。参加者は1000人を超えている印象で、特に若い先生方が非常に多く、若手の登竜門的な発表も活発に行われていました。以前参加した日本心理学会が基礎心理学系の研究発表が中心だったのに対し、今回の学会はほとんどが臨床家の先生による発表でした。「こういう患者さんにこのような対応をしたら改善した」といった具体的なポスター発表が数多くあり、私自身の臨床にも直結する内容で、非常に楽しめました。特に印象深かったのが、「慢性疾患におけるケース・フォーミュレーション」をテーマにした自主企画シンポジウムです。これは、私が日頃からお世話になっている勉強会「フィサップ」の先生方が企画されたもので、会場は超満員、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。心理職の方は精神科領域での活動が多いイメージがありましたが、身体疾患や慢性疾患というテーマにこれだけ多くの関心が集まっていることに、大きな喜びと刺激を受けました。「ケース・フォーミュレーション」とは、一般の方には聞きなれない言葉かもしれませんが、心療内科でいう「病態仮説」とほぼ同じものです。つまり、ある患者さん(クライエント)が抱える症状が、どのような要因やメカニズムによって引き起こされ、維持されているのかを、多角的に整理して理解するための枠組みのことです。シンポジウムでは、認知行動療法(CBT)的なモデルをどう活用するかが議論されました。私自身、研修医などに病態仮説の立て方を教える際、完全に自由に考えさせるのは難しいため、CBTモデルやBPS(生物・心理・社会)モデルなどをヒントとして提示することがあります。しかし、これらはあくまで物事を理解するための一つの「切り口」に過ぎません。例えば、リハビリテーションの領域ではICF(国際生活機能分類)というモデルが使われます。同じ一人の患者さんでも、どのモデルで見るかによって解釈は変わります。多職種で連携する際には、それぞれが用いるモデルは違っても、「その人を全人的に理解しよう」という根本的な目的を共有することが重要だと改めて感じました。また、指定討論の先生がおっしゃっていた「診断とケース・フォーミュレーションは違う」という言葉は、まさにその通りだと共感しました。患者さんの中には、診断名や画像所見に強くこだわる方が少なくありません。しかし、特に慢性的な痛みなどでは、診断名が治療方針を大きく左右しないことも多いのです。大切なのは、診断名に固執することではなく、「なぜこの症状が起きているのか」という病態仮説を専門家と患者さんが共有し、それに基づいて治療の枠組みに乗っていただくことです。このプロセスを丁寧に踏むことの重要性を再認識しました。学会を通じて多くの学びと刺激を得ることができ、非常に有意義な時間となりました。
《1319》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
・19番目のカルテ第4話 糖尿病(心身症)・Google口コミはみるな!・専門家同士で診ないほうが良い理由・ #19番目のカルテ BPSモデル…😱・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康 #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!話者:内科医たけお皆さんおはようございます。内科医たけおです。この番組は、医療に関する様々な情報やリスナーからの質問にお答えする健康ラジオです。今回は、先週1週間(第1313回〜第1318回)の放送を振り返り、いただいたコメントにお答えしていきます。まず、先週金曜日の放送では、リスナーの皆さんに「宿題」として選んでいただいた過去の放送回について振り返りました。アドリアーナ(新しい痛み止め)の回や、健康ハートの日の回など、様々な放送が選ばれており、大変嬉しく思います。今週は、ドラマ「19番目のカルテ」の感想回を2回放送しました。1つ目(第1314回)では、糖尿病と心身症の関係について、「糖尿病患者は皆、心身症の要素を持つのか?」というご質問をいただきました。これに対し、病気への心身の関わりには個人差があり、グラデーションのようなものだと解説しました。また、ドラマ内の「検診なんて受けなければよかった」というセリフは、アンチ検診のような誤解を招きかねず、不適切だと感じました。2つ目(第1317回)では、生物-心理-社会モデルの描かれ方について話しました。ドラマでは「頭痛がないから身体的な問題ではなく、心理的か社会的な問題だ」と短絡的に判断する場面がありましたが、これは非常に危険な考え方です。リスナーの方からも「違和感があった」というコメントをいただき、その感覚は間違っていなかったと思います。その他、病院やクリニックの「Google口コミは見てはいけない」というテーマ(第1315回)で放送しました。医療の質は専門的で評価が難しく、口コミは接遇など表面的な評価になりがちです。また、医療は飲食店とは違い、患者さんは心身に不調を抱えて来院するため、そもそも評価の前提が異なります。口コミを鵜呑みにするのは危険です。「専門家同士で診ない方が良い3つの理由」(第1316回)という回では、複数の専門医にかかることの問題点を解説しました。それぞれの専門家が見解を述べると、患者さんはかえって混乱してしまうことがあります。専門家の意見を聞きつつも、全体をマネジメントしてくれる総合的な視点を持つ医師の存在が重要です。最後に、木曜日の医療ニュース(第1318回)では、セルフメディケーション税制や中高生の市販薬乱用、リチウムの認知症抑制効果などを取り上げました。特に、人間ドックで安易に腫瘍マーカーを測定することの危険性は、改めて強調しておきたいと思います。今週もたくさんのコメントをありがとうございました。皆さんには心身ポイントを進呈します。それでは、今週も心身じゃんけんで締めくくりたいと思います。「心身じゃんけん、じゃんけん、パ!」今日も幸せな一日になりますように。お相手は内科医のたけおでした。