1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1321》私が勝手に考える、か..
2025-08-25 11:53

《1321》私が勝手に考える、かかりつけ医として選ぶべきポイント14選☝️

1. ワクチン接種に積極的である2. がん検診をしっかり推奨している3. 骨粗しょう症対策を行っている4. 高血圧の患者には自宅で血圧測定を勧める5. 貧血の原因をしっかり調べる6. 糖尿病に対しては薬物療法だけでなく運動や食事の指導も行う7. 脂質異常症も食事療法だけで終わらせない8. 禁煙をしっかり指導する9. 薬を減らしたいときには減薬の可否を丁寧に説明する10. 月経に関する問題は産婦人科受診を適切に勧める11. 夜間頻尿や尿漏れなど泌尿器科的な問題に初期対応してくれる12. 睡眠に関して薬の前にアセスメントする13. 尿検査で異常があった場合は放置せず対応する14. 肝機能異常があればエコー検査を推奨するこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身の独断と偏見で考える「理想のかかりつけ医」の条件について、具体的な14項目を挙げて解説しました。* **背景** 最近、かかりつけ医としてどうあるべきかを考える機会が多く、国や医師会、AIに聞いても明確で実践的な答えが得られなかったため、自身の考えをまとめました。これはあくまで「理想」であり、リスナーからの質問や、特に医療関係者からの反論・意見も歓迎するとしています。* **理想のかかりつけ医 14の条件** 1. **ワクチン接種を積極的に行う**: ワクチン接種に否定的な医療機関は、そもそもかかりつけ医として機能しているとは言えません。 2. **標準的ながん検診をしっかり推奨する**: 自己流の特殊な検診や、根拠の乏しい腫瘍マーカー検査ではなく、科学的根拠のある標準的ながん検診を推奨することが重要です。 3. **骨粗しょう症の対策をしっかり行う**: 骨粗しょう症は整形外科の領域と思われがちですが、内科でも十分対応可能です。近隣施設と連携してでも、検査・治療に積極的に取り組むべきです。 4. **高血圧の患者に自宅血圧測定を必ず指導する**: ガイドラインでも推奨されています。診察室での血圧だけで判断し、白衣高血圧に不要な降圧薬を処方することを避けるためにも不可欠です。 5. **貧血に対して、原因を調べて対応する**: 貧血(特に鉄欠乏性貧血)が見つかった場合、単に鉄剤を処方するだけでなく、「なぜ鉄が欠乏しているのか」という消化管出血などの根本原因を調べることが極めて重要です。 6. **糖尿病に対してバランスの取れた治療を行う**: 薬物療法だけでなく、生活習慣の基本である運動療法や食事療法を含めたトータルな視点で治療を行います。 7. **脂質異常症に必要に応じて適切に薬(スタチン)を使う**: 食事療法だけでは改善が難しい場合、エビデンスが確立されている「スタチン」という種類の薬を第一選択として適切に使用します。 8. **禁煙指導をしっかり行う**: 喫煙に「適量」はありません。患者に対し「少しなら良い」という態度は取らず、禁煙を目指すべきであることを明確に伝え、サポートします。 9. **薬を減らしたいという相談に対し、減薬の可否を丁寧に説明する**: 患者の希望通りに安易に減らすのが良い医師とは限りません。薬の必要性を評価し、減薬のメリット・デメリットを丁寧に説明した上で方針を決めます。 10. **月経に関する問題について、必要に応じて産婦人科と連携する**: 専門外であっても相談に乗り、必要に応じて産婦人科専門医との連携を適切に行います。 11. **泌尿器科的な問題(夜間頻尿など)に適切に対応・連携する**: 高齢者によく見られる症状に対し、初期対応をしつつ、必要であれば泌尿器科へつなぎます。 12. **睡眠の問題に対し、安易に睡眠薬を処方しない**: 不眠の背景にある、うつ病の可能性や加齢による自然な変化などを考慮せず、安易に睡眠薬に頼るべきではありません。 13. **尿検査の検診異常を放置せず、最低でも再検査を行う**: 検診での尿タンパクや尿潜血などの異常を「様子見」で済ませず、必ず再検査を行い、必要に応じて精密検査へ進めます。 14. **肝機能異常を放置せず、原因を精査する**: 特に飲酒習慣がない人の肝機能異常は放置されがちですが、脂肪肝などの可能性があるため、必ずエコー検査や追加の採血で原因を調べます。

サマリー

今回のエピソードでは、かかりつけ医を選ぶ際の重要なポイントについて解説されています。特に、ワクチン接種や眼検診、骨粗しょう症の対策、高血圧や貧血、糖尿病の管理に関する具体的なアドバイスが紹介されています。また、かかりつけ医を選ぶ際の14の重要なポイントも取り上げられており、禁煙指導や薬を減らす方法、女性や高齢者の健康問題に対する適切なアプローチが強調されています。

かかりつけ医の重要性
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、最近質問箱リクエストがカンコロイですんで、
ちょっと私のですね、おしゃべりを今日はさせていただきたいと思うんですけれども、
メンバーシップに入っていただいている方は、
先週の土曜日の放送をですね、一昨日の放送で、
ちょっと私が最近モヤモヤしてるよっていう話を聞いていただいたかと思うんですけれども、
その中で、やっぱりね、どうかかりつけ医としてあるべきかみたいなことをですね、
最近考える機会が多いんですよね。
で、もちろんですね、かかりつけ医議論って、
国とか医師会とかですね、あと各会とかですね、
いろんな方がいろんなことを言ってるんですけれども、
なんかね、あんまりまとまったものがなくて、
なおかつですね、これAIにも結構いろいろ聞いてみたんですけれども、
AIに聞くとですね、なんか丁寧に話を聞いてくれるとかですね、
目を見て話をしてくれるとか、説明が丁寧であるとかですね、
いや、それはそうなんだけど、
そういうなんか表面上のことじゃないんだよなと思って、
結局ですね、AIもいろいろ試したんですけれども、
こっちが思うような回答が得られずで、
完全に独断と偏見で考えました。
ただですね、これはあくまで理想ですし、
全部できてないからかかりつけ医として機能しないっていうわけではないのと、
あとは、完全に私の独断と偏見でお話すので、
これ結構ね、専門職医療者が聞いてる方もいらっしゃるんですけど、
いや、これは違うんじゃないとかですね、
あとこれはちょっとどういう意味なのみたいな疑問点とか、
反論でもいいですけれども、とか深掘りしてほしいとかですね、
そういうのがあれば是非、コメント欄とか、
このアフタートークのチャットでもいいですけれど、
入れておいていただけたらなというふうに思います。
はい、なので、完全に私の独断ですので、
その点ご承知を聞いただけたらというふうに思います。
はい、で、昨日の段階ではですね、7個ぐらいかなと思ってたんですけど、
実は上げていったら14個ぐらいあったんで、
健康診断の推奨
ちょっと急ぎ足でやっていきたいと思います。
はい、まず1つ目ですね、まず1つ目はワクチン接種。
はい、これはですね、もうワクチン接種はしないといけません。
ワクチン接種に否定的なところは、そもそもかかりつけ医として機能していないので、
ワクチン接種に積極的に対応するっていうのは、
かかりつけ医としては必須かなというふうに思います。
はい、で、2つ目。
ちょっと1個ずつはポンポンテンポよくいきますんで短めに。
2つ目はですね、これやっぱり眼検診ですね。
眼検診をしっかり推奨してるっていうことは求められるかなというふうに思います。
ただ、これちょっと注意が必要なのが、
いわゆる主要マーカーを測るとかですね、
これ全然眼検診になっていないですからね。
標準的な眼検診を標準的に推奨するっていうのが、
かかりつけ医に求められる機能かなというふうに思うので、
あの、はい、その、医療機関の利益になるようなですね、
なんか特殊な変な眼検診を推奨するところはむしろ行かないほうがいいと思いますので、
はい、っていう感じです。
で、3つ目ですね。
3つ目はですね、あの、骨素症状の対策ですね。
これをですね、しっかり行っているところはね、
いいかかりつけ医だなというふうに思います。
で、これ骨素症状イコールですね、
整形医科と思っておられる方が結構いると思うんですけれども、
あの、実はね、整形医科では、
内科でもですね、骨素症状って全然見るんですよね。
はい、ですし、もちろんね、
院内で検査機器あるかどうかとかっていう問題はあるんですけれども、
その場合には、近くの整形医科と連携して、
その、検査だけ近くの整形医科でやってもらって、
その後の、例えば、奥性の調整とかですね、
そういったところは、内科、かかりつけ医でやるっていうことも全然可能なので、
はい、骨素症状の対策をやっているのはね、
いいかかりつけ医かなというふうに思います。
はい、で、4つ目。
こんな感じでね、すごい具体的な話をしていきますので、
お付き合いいただきたいと思います。
4つ目。4つ目は、高血圧の患者さんに対してですね、
自宅血圧測定を必ずやってもらうっていう、
これはですね、ガイドラインにも示されていますし、
薬飲んで終わりとかですね、あとは、白胃高血圧に無駄に、
薬、高圧薬ですね、血圧の薬を飲ませないっていう点でも非常に重要なので、
これ、例えば、検診以上でですね、血圧で引っかかって、
問題ないよって返すのは論外なんですけれども、
その場合にはですね、まずは、自宅で血圧測定をしてきてもらうっていうのがね、
初めの初期対応としては正しいですよね。
なんですけれども、ここで血圧高いからということで、すぐに高圧薬を出してしまうっていうのは、
ちょっと良くないかなというふうに思います。
もっと言うとですね、これ実は二次性高血圧の検査をちゃんとやるっていうのも必要なんですけれども、
ちょっとそれはね、患者さん側から見えにくいので、
少なくとも自宅で血圧測定をちゃんと指導してくるっていうのは、
良いかかりつけ医なんじゃないかなというふうに思います。
で、5つ目ですね。
5つ目は、これも検診絡みなんですけれども、貧血ですね。
貧血ってヘモノビンが低いことを医学的には貧血というふうに言うんですけれども、
これが検診とかの異常とかですね、普通の医療機関でやる検査で出たときにですね、
ちゃんと原因を調べて対応するっていうことですね。
特に一番多いのは鉄血防製貧血なんですけれども、鉄が足りない貧血なんですけれども、
これの場合もですね、鉄血防製貧血って分かりました。
はい、鉄材出す、鉄材っていう鉄の薬を出しますね、ではなくって、
なぜ鉄血防製貧血が起きているのかっていうのをちゃんと調べないといけないんですよね。
慢性疾患の管理
これがね、結構されていないことがあってですね、
これをやるのは、かかりつけ医として機能しているかどうかのひとつのメリットもあるようになるんじゃないかなというふうに思います。
はい、続きまして6つ目、このペースでいくと全然終わらないことに気がつきました。
6つ目、糖尿病ですね。糖尿病に関しては、これは薬物療法だけではなくて、
運動とか食事とかですね、トータルな治療が必要なので、
これもバランスよく行うっていうことですね。
これはまあいいかなと思いますね、当たり前なんで。
7つ目ですね、脂質上昇がある場合ですね、特にLDL・コレステロールが高い場合ですね、
これに関しては、結構患者さんによっては食事療法で頑張りたいっていう方はいらっしゃるんですけれども、
それだけではよくならないことが大半なんですよね。
なのでこの時には必要に応じてきちんとお薬を使う。
そのお薬もですね、スタチンっていうお薬を必ず使うっていうのが非常に大事なので、
この辺はちょっとお薬の種類は出たお薬が何の種類かって分からないかと思うんですけれども、
ネット調べたらスタチン系かどうかって分かるんで、
それを見ていただくのはいいかなというふうに思います。
あとは、中性脂肪が高い場合にどうするかっていうのは、
これちょっと専門的に難しいんであれなんですけど、
かかりつけ医の選び方
中性脂肪が高いことに関して別のお薬が出てるっていう場合もあるんですけど、
これはあんまりエビデンスレベル高くないので、
個人的には推奨されないと思っております。
8つ目は禁煙指導ですね。
これは言わずもがなですけれども、
タバコを吸っておられる方に関しては、
タバコちょっとならいいですよっていうふうに言う方もいらっしゃるんですけれども、
そこはね、やっぱり禁煙をちゃんと目指すべきっていうのを明言すべきかなというふうに思います。
お酒に関してはですね、断酒は必須ではないんですけれども、
禁煙に関しては必ず禁煙した方がいいんで、
その言い方とかやり方問題や考えないといけないですけれども、
でも禁煙を目指すっていうことをちゃんと共有するっていうことは非常に重要かなと思います。
9つ目、
薬を減らしたい時にですね、
この原薬できるかどうかっていうのの可否を丁寧に説明してもらえるっていう、
これはね、いいかかりつけだろうというふうに思います。
これ以前もお話したように、薬に関しては、
今ポリファーマシーっていっていろんなお薬を飲んでるのは非常に問題になってるんですけれども、
ただ減らしていいお薬と減らしてはいけないお薬と、
あと自己調節していいお薬とみたいな感じで、
お薬によってもですね、全然対応法が違うんですよね。
だから、カズさんが薬減らしたいですって言って、
はいはいって言って減らすのがいいお医者さんっていうわけでもないんですよね。
なので、ここはね、丁寧に説明というか、
相談に乗ってくれるっていうのがいいかなというふうに思います。
はい、10個目。
10個目は、これ女性に関してですけれども、
月経に関する問題ですね、もしくは月経に関連した症状ですね、
に関しては、必要に応じて産婦人科との連携をちゃんと図るっていう、
これは非常に重要かなというふうに思います。
もちろん産婦人科的なところまで対応できる先生もいらっしゃるのはいらっしゃるんですけれども、
少なくとも僕は対応できないんで、これは産婦人科への受診を進めたいとかですね、
いうのが必要かなと思います。
これも関連してですね、11個目。
皮尿器科的な問題ですね、具体的には夜間の貧尿とか尿漏れとかですね、
ここら辺も私も初期対応結構するんですけれども、
そこら辺に適切に対応してくれて、
皮尿器科必要に応じてこれも皮尿器科と連携できるっていうのは重要かなというふうに思います。
12個目。
12個目は睡眠に関する問題ですね。
睡眠に関しては、眠れないって言ったときに相手に睡眠薬が出ないっていうのは当然なんですけれども、
うつ病の可能性を考えるとかですね、
あとは、特に高齢者の方で不眠症ではない不眠に対してお薬が出るっていうことは結構あるんですよね。
それはもう普通です。
例えば5時間ぐらいしか眠れないっていうのは普通なんですけれども、
これに対して睡眠薬が出てしまうケースが非常に多くあって、
なので、その睡眠に関してきちんと説明するみたいなことは重要かなというふうに思います。
13個目。
13個目は、こういう腎臓内科医としては必須の項目ですけれども、
尿検査の検診以上ですね、これがあった場合には放置しない。
特に最低でも再検査をするっていうのは非常に大事ですし、
必要に応じてさらなる検査をしていくっていうことは重要です。
14個目、最後ですね。
14個目は健診並びですけれども、肝機能以上ですね、
肝臓の数値が悪いっていうのも、これも結構放置されていることが多くて、
特にお酒を飲まない方の肝機能以上であれば必ずまずエコーをやる、
追加の採血をするっていうのは必須ですんで、
これも放置されているケース非常に多いなと思って、
これはしっかり調べてほしいなというふうに思いました。
健康問題への対応
ということで、怒涛の勢いで14個ご紹介しました。
非常に具体的な話をしたので、これ何のこと?みたいなこと結構あるかもしれないので、
もしご質問とかですね、本当に医療者の方で、
これは違うんじゃね?みたいなことがあれば、
ご指摘いただけたらなというふうに思います。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
しんしんじゃんけん、じゃんけんちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いできていただきありがとうございました。
きょうみしんしん。
11:53

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