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2025-08-27 12:25

《1323》腎臓内科・心療内科・緩和ケア 3大やめとけ‼️

元ネタ)

眼科3大やめとけ・喫煙・スマホの長時間使用・格安量販店でのカラコン購入https://x.com/doctorK1991/status/1959602523926679636

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が、自身のラジオで「〇〇科が選ぶ、3大やめておけ」というテーマで語った。これは、ある眼科医のX(旧Twitter)の投稿「眼科3大やめておけ」に便乗した企画で、氏が専門とする「腎臓内科」「心療内科」「緩和ケア」の3つの分野について、患者にやめてほしい習慣や考え方を解説している。### 1. 腎臓内科医が選ぶ「3大やめておけ」1. **健診放置(特に尿検査)** 血尿などの異常を放置すると、隠れたIgA腎症など、将来的に透析が必要になる病気を見逃すリスクがある。医師側も「これくらい大丈夫」と見過ごすことがあるが、必ず専門医に相談してほしい。2. **痛み止めの使いすぎ(特にロキソニン)** 市販もされているロキソニンだが、常用すると腎臓にダメージを与える可能性がある。また、胃潰瘍のリスクも高まるため、必要な時に適切な量を使うことが重要。3. **喫煙** 喫煙は多くの病気のリスクを高めるが、腎臓にも害を及ぼす。腎臓を守るためにも禁煙を推奨する。次点として、肥満も腎臓病のリスクとなるため体重管理も大切。### 2. 心療内科医が選ぶ「3大やめておけ」1. **何でも心のせい・ストレスのせいにしてしまうこと** 不調を感じた際、すぐにストレスが原因だと決めつけるのは危険。身体的な病気(例:睡眠時無呼吸症候群による不眠)が隠れている場合も多い。まずは内科などで身体的な異常がないか確認することが重要。2. **薬を嫌がり、サプリに頼り続けること** 「薬は依存する」という古いイメージから服薬を拒否し、科学的根拠のないサプリに頼るのは、回復を遅らせる原因になる。適切な薬物治療は早期改善に繋がる。また、高額な悪徳ビジネスに繋がる危険性もある。3. **合わない医師・病院に通い続けること** 精神科・心療内科の治療は医師による方針の差が大きい。もし「この先生とは合わない」と感じたら、病院を変える(転院する)ことも検討すべき。### 3. 緩和ケア医が選ぶ「3大やめておけ」1. **遅すぎる緩和ケアの導入** 緩和ケアは「終末期医療」ではない。病気の治療と並行して、早期から痛みや苦痛を和らげるために行うもの。治療の早い段階から導入することで、生活の質を保ちながら治療を続けられる。2. **医療用麻薬(オピオイド)の忌避** 「麻薬は怖い」という誤解から、痛みを我慢してしまうのは避けるべき。医療用麻薬は、がんの痛みをコントロールするための非常に重要な薬。適切に使用すれば中毒になることはなく、痛みを和らげることができる。3. **家族だけで頑張ろうとすること** 緩和ケアの対象は患者本人だけでなく、支える家族も含まれる。介護の負担や精神的な辛さを家族だけで抱え込まず、医師や訪問看護師などの医療チームを積極的に頼ってほしい。

サマリー

このエピソードでは、腎臓内科、心療内科、緩和ケアにおける避けるべき習慣について議論しています。腎臓内科では献身的な放置や痛み止めの過剰使用が問題視されています。また、心療内科では心の問題に対する偏見やサプリメントの過信が指摘されています。腎臓や精神科の治療における落とし穴やカマワキアについて注意すべき点が述べられています。特に医療用麻薬の重要性や家族へのサポートが強調されています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、ちょっと数日前、これいつだったかな、8月の24日ですね、
に、眼科医のDr.K先生が呟いたXの投稿をですね、眼科3大やめとけっていうのに便乗してですね、
これ非常にですね、いろんな科のいろんな先生がやめとけを呟かれて、
えっと、まず元の投稿でいくと眼科3大やめとけっていうので、
喫煙とスマホの長時間使用、格安量販店でのカラーコンタクト、カラコン購入っていうことで、
これがね、3.9万いいねですね、はい、いうことになっておりまして、
ちょっと見てみたんですけど、腎臓内科で呟いている先生とかいらっしゃったんですけれども、
私、腎臓内科と診療内科とカマケアと各々の専門医を持っておりますので、
ちょっと専門医視点でですね、この3つの科に関して、3大やめとけをお話ししようかなというふうに思いました。
腎臓内科の注意点
はい、まず一つ目ですね、まず一つ目は腎臓内科からですけれども、腎臓内科の3大やめとけは、
献身放置、痛めだめ使いすぎ、痛めだめ、まあ特にろきそにんですね、はい、あと喫煙をあげました。
はい、これちょっと一個ずつ詳しく説明しようと思うんですけれども、献身放置に関しては、
これ先日もお話ししましたけれども、あの尿検査、献身でやるじゃないですか、
それをですね、ほったらかしになっている方って意外と多いんですよね。
特に血尿ですけれども、これはね、ぜひとも放置しないでいただきたいという、
これちょっと医療者側、特に医者側の問題もあったりするんですけど、
医者もこれぐらいだったら問題ないよみたいな感じで放置されるパターンもあるんですけれども、
これはですね、放置しないでいただきたいなというふうに思います。
特にですね、腎臓内科医的にはやっぱり隠れたIGA腎症が隠れてるっていうことは、まあまああるんですよね。
今でこそIGA腎症って糖質導入原因の第一位ではなくなりまして、糖尿病性腎症になったんですけれども、
かつてはIGA腎症、正確に言うと慢性腎炎症候群なんですけれども、
その大多数はIGA腎症なんで、がその糖質導入の第一位になっていたりした時代もあったので、
これは未だに病気としてはありますし、しっかり早期に見つけることで糖質に至るのを予防できる病気の代表格ですんで、
これは放置しないでいただきたいなというふうに思いますね。
で、2つ目ですね。2つ目は痛み止め。
特にN生図の中でもロキソリンの使いすぎですね。
これも非常に多いんですね。
これ特に市販で買えるようになったのでっていう部分もあると思うんですけれども、
ロキソリンは、これちょっと詳しく説明するの長くなるのでやめておきますけれども、
腎臓が悪くなるリスクがありますので、
例えば風邪ひいてとかですね、それで時々飲むぐらいだったら全然問題ないですし、
その時には使っていただくのも全然ありなんですけれども、
要は使う量と、あと使う長さ、どれぐらいの期間使うかっていうのによってはですね、
やっぱり腎臓にダメージくることもありますので、
これは必要ない薬はそもそも使わなくていいんですけれども、
っていうのは知っておいていただきたいなというふうに思いますし、
あとはロキソリン単独で、たとえば1,2,3回とか飲み続けると確実に胃開用になりますからね。
N生図開用っていうののリスクも非常に上がりますので、
それも含めて適切に痛み止めを使っていただくっていうのが必要かなというふうに思います。
はい。で、3つ目ですね。3つ目ね、ちょっと何をあげようかなと思ったんですけれども、
えーと、喫煙をあげさせていただきました。
これね、あんまり知られてないというか、一応ガイドラインにもちゃんと書いてあるんですけれども、
禁煙の重要性ってあんまり知られていないなというふうに思いまして、
はい、喫煙、ちょっと色んな、喫煙って別に腎臓だけではないんで、
色んなところであがってましたけれども、
タバコもやっぱり腎臓には害になるので、やめていただくほうがいいかなというふうに思います。
あとですね、ちょっと時点としては肥満もですね、最近やっぱり腎臓の悪くなる原因になったりする、
こういうの肥満関連腎症っていうふうに言ったりするんですけれども、
逆に痩せすぎも痩せすぎで危険なんですけれども、
はい、なので太りすぎ、痩せすぎとかですね、この辺の体重コントロールもね、実は重要なんですけれども、
これはちょっとあの三大には入れられないかなと思って時点とさせていただきました。
心療内科の注意点
はい、続きまして診療内科関連三大やめときですけれども、
この別は全然終わらなくなってきましたので、ちょっとスピードアップしていきたいと思います。
はい、えっと診療内科三大やめときは、一つが全部心のせい、ストレスのせいとしてしまうということですね。
はい、で二つ目は謎にというかサプリに頼り続ける、薬が嫌だからということでサプリに頼り続けるということですね。
で三つ目はですね、これちょっとどういうふうに言うか難しいんですけれども、
ま、医者ガチャには要注意っていう感じですかね、病院ガチャ、医者ガチャには要注意っていう、
はい、だからあのちょっとおかしいなと思ったら病院変わるっていうことも検討してもいいかなというふうに思います。
はい、で順番にちょっと解説すると、一つ目はですね、あのこれも非常によくあるんですけれども、
というかこの間の19番目のカルテもそうでしたけれども、
なんか体の調子がおかしいっていうふうになったときにですね、
すぐにストレスとか心のせいとかっていうことになる方とかっていらっしゃると思うんですけれども、
とか今ネット調べたらですね、あなたは薄病の可能性がありますとか出てくるじゃないですか。
それで病院実診されるっていうのは、ま、それは全然いいんですけれども、
なんですけれども、その前に必ずね、体のことをしっかり見てもらった方がいいよっていうことは非常に多くありますね。
なので、ここら辺精神科に行かれてもですね、やっぱり内科の病気が原因でみたいなこともあったりするんで、
その代表格が例えば眠れない、夜眠れないっていうので、実は睡眠中呼吸があってそれで夜眠れないとかですね、
いうのとかあったら、それは睡眠中呼吸の治療すべきじゃないですか。
そこで睡眠薬出すと、逆に睡眠薬でその睡眠中呼吸が悪くなったりする場合もあるので、
っていう感じなんですね。だから、何でもかんでもストレスとか心のせいにしてはいけないっていうのはね、
雇用題にして言いたいなというふうに思います。
で、二つ目ですね。二つ目は、そのお薬を使わないとかサプリに頼るとかですね、
やっぱり昔のイメージで思っている方がいて、特に一旦使い出すとやめられないとかですね、中毒になるっていうこのステレオタイプはね、
すごい今でもあるんですけれども、これはそんなことないですからというか、
適切にお薬を使った方が早く良くなることは明らかに臨床上そうなんで、
そこを謎に薬使いたくないんですみたいな感じでこじらせるのはね、もったいないなというふうに思いますね。
で、同様にですね、サプリに関しても同じで、
サプリとか食事とかで良くしたいっていう方もいっていらっしゃるんですけれども、
これもですね、全然明確なエビデンスはないですし、
変にそういう悪徳なビジネスの方向に行ってしまうリスクも非常に高いのでやめておいてほうがいいと思いますね。
あと、それに関連すると、こういうのに関連した悪徳ビジネス非常に多いですからね、
腎臓と精神科の落とし穴
これ腎臓関連でもそうなんですけれども、腎臓関連、肝関連、精神科関連、
そこら中に落とし穴みたいなのがあるので、これは注意していただきたいなというふうに思います。
それにも関連する話で、病院とか医者ガチャが一定あり得るので、
病院変わることも検討するっていうことですね。
これも非常に大事かなというふうに思います。
特に精神科領域は治療の差事加減がお医者さんによって非常に様々なんですよね。
これ精神保険していいとか専門医を持っていても、
やっぱり治療の仕方って非常にこんだけバリエーションあるんだっていうのは最近すごい感じてるんですけれども、
腎臓とか肝腕に関してもそうですけれども、ここはある程度標準的な治療で、
こういうバリエーションあり得るよねみたいなのはあるんですけれども、
精神科領域に関してはこういう治療をしてるんだみたいなのは結構あるんですよね。
なのでそれがすごい素晴らしい治療であっていればいいんですけれども、
それが良くなくて治療がうまくいっていないケースとかっていうのも散見するので、
これは病院を変わることも検討してもいいかなというふうに思いました。
カマワキアの注意点
時間がなくなってまいりました。
続いて3つ目ですね。
3つ目、カマワキアの散乱やめときですけれども、
これは1つ目が遅すぎるカマワキア、
2つ目が麻薬、医療用麻薬ですね。
オピオイドの忌避。
3つ目が家族だけで何とか頑張ろうとしてしまうっていうのですね。
これをちょっと見つけたいなというふうに思います。
まず1つ目ですね。
この1つ目が非常に重要なんですけれども、
カマワキアって以前からこの放送を聞いていただいている方はよくお存じだと思うんですけれども、
週末期だけ行われるものではないんですね。
病気の治療と並行して行うのがカマワキアなんで、
カマワキアってもうカマワキアって言われたら人生終わりだとかですね、
そういうふうに思われている方、まだまだいらっしゃると思いますし、
医療者でもそういう昔でいうとこのカマワキアのモデルみたいなのを持っておられる方いらっしゃると思うんですけれども、
これはよくないですからね。
だから病気の治療と並行してある程度準備しながらカマワキアを進めていくっていうのが非常に重要です。
ということですね、これが一つ目。
二つ目はですね、これもいつも話している話ですけれども、
ガンに対する治療、ガンのカマワキアの部分でですね、
特にこの医療用麻薬ですね、オピオイドは非常に重要なお薬なんですよね。
なので、医療用麻薬を使いたくないっていう方、
これは先ほどのちょっと精神のお薬とも関連しますけれども、
そういう方もいっていらっしゃるんですけれども、
ただそれは大きな誤解なんで、
適切に使う分には全然怖いお薬ではないばかりか、
それを使わない方がむしろデメリットになることが多いので、
これはね、ちょっとそういう昔のステレオタイプ的な
医療用麻薬のイメージではないということはね、
ぜひ知っていただきたいなというふうに思いますね。
で、三つ目ですね。
三つ目は家族さんだけで頑張ろうとしてしまうということで、
これね、これも以前もお話している話ですけれども、
家族への対象っていうのは、その患者さんもそうなんですけれども、
実はご家族も対象なんですよね。
だからご家族さんだけで何とかしようというふうに思われる方もね、
中にいらっしゃるかもしれないですけど、
ぜひ医療者を頼っていただきたいなというふうに思います。
特に在宅で過ごす場合はですね、在宅のチームがかなり手厚く支援されますし、
どうしてもご家族さんだけでやっていくのは難しい場合も多々あるんですね。
だからそこは持ち屋持ち屋じゃないですけれども、
医療者を頼っていただいて、
逆にご家族さん側もケアする対象になる場合もあるので、
家族ケア、遺族ケアみたいな感じでですね、
その辺も知っていただきたいなというふうに思いました。
はい、ということで予定通りというか大幅に紹介いたしました。
何かご質問とかありましたらコメント欄、
チャットで入れておいていただけたらと思います。
はい、では最後のシンシンジャンケンいきたいと思います。
いきますよー。
シンシン、ジャンケン、ジャンケン、グッ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはないかいのたけえでした。
興味津々。
12:25

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